JPH0418301Y2 - - Google Patents
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- JPH0418301Y2 JPH0418301Y2 JP1987150704U JP15070487U JPH0418301Y2 JP H0418301 Y2 JPH0418301 Y2 JP H0418301Y2 JP 1987150704 U JP1987150704 U JP 1987150704U JP 15070487 U JP15070487 U JP 15070487U JP H0418301 Y2 JPH0418301 Y2 JP H0418301Y2
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は液晶表示装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
近年、液晶表示パネルを用いた液晶表示装置と
して液晶テレビジヨン受像機が開発され、実用化
されつつある。そして、上記液晶表示パネルは、
自ら発光しない為、その裏面側に反射板を設ける
ことにより外部光を利用して表示を行なうことに
したり、また外部光利用によつては充分な外部光
の入射が得られない暗所では良好なコントラスト
の画像を得にくい為、上記液晶表示パネルの裏面
側に例えばエレクトロルミネセンス照光パネル等
の光源を設け、この光源を発光点灯させて上記液
晶表示パネルの裏面側から照光することによつて
暗所であつても良好なコントラストで画像を表示
することができるようにしたものが知られてい
る。この種、従来の液晶テレビジヨン受像機は、
一般に第7図ないし第9図に示すように構成され
ている。第7図は携帯用小型テレビジヨン受像機
の外観を示しており、第8図及び第9図はその断
面を示している。第7図ないし第9図において、
図中1aは表側ケース、1bは裏側ケースであ
り、表側ケース1aの前面にはガラス板(または
透明プラスチツク板)3が嵌着された表示窓2
と、チヤンネル表示部4及びスピーカ放音部5が
設けられている。なお、第7図において6は電源
スイツチを兼ねるボリユーム調節ダイヤル、7は
チユーニングダイヤル、8はVHF−UHF切換ス
イツチ、9はアンテナである。また、第8図及び
第9図において、10は上記ケース1a,1b内
にケース前面と平行に設けられた回路基板、11
は回路基板10の裏面に取り付けられたLSIであ
り、この回路基板10は裏面ケース1b内に設け
られた支持足12,12にビス止め等の手段によ
つて固定されている。そして、テレビジヨン画像
表示用液晶デイスプレイは、上記回路基板10の
前面側に、上記表示窓2と対向させて配置されて
いる。このテレビジヨン画像表示用液晶デイスプ
レイは、ツイストネマテイツク型のドツトマトリ
クス液晶表示パネル13と、この液晶表示パネル
13の裏面側に、設けられた照光体例えば液晶表
示パネル13の表示面積全域にわたつて設けられ
たエレクトロルミネセンス照光パネル(以下EL
照光パネルと略称する)14とからなつている。
15は上記回路基板10の前面に接着またはビス
止め等の手段によつて固定されたデイスプレイ支
持枠であり、この支持枠15は周囲に立上がり壁
15aを有する平板状のものとされ、上記EL照
光パネル14は、この支持枠15の平板部15b
に両面接着テープ等によつて接着固定されてい
る。また、上記液晶表示パネル13は、上記支持
枠15の平板部15bに貫通させて回路基板10
と液晶表示パネル13の端子配列部との間に挟持
させたインタコネクタ16,16によつて裏面側
から支持されると共に、上記支持枠15の立上が
り壁15aにビス止めしたパネル押え17,17
によつて両側縁部を前面側から押えることで固定
されている。 上記EL照光パネル14は、電場をかけるとケ
イ光を発するケイ光物質を利用したもので、透明
な全面電極とこれと対向する前面電極との間に上
記ケイ光物質を含む誘電体の層をはさんでコンデ
ンサを形成し、両電極間に交流電圧をかけること
によつてケイ光物質を発光させるようにしたもの
である。上記ケイ光物質としては、硫化亜鉛、硫
セレン化亜鉛、硫セレン化亜鉛カドミウム等があ
り、このケイ光物質の選択により任意の色光を得
ることができる。このEL照光パネル14の端子
14a,14aは、第9図に示すように回路基板
10の側縁を迂回させて回路基板10裏面の端子
電極(図示せず)に接触され、必要に応じてハン
ダ18により固着されている。なお、27は表示
窓2を囲む遮光フードで、必要に応じて取り付け
られる。 上記のように液晶表示パネルを照光する照光体
を備えた従来の液晶テレビジヨン受像機において
は、照光体を固定的に設け、テレビ受信状態にお
いては周囲の光量に関係無く常に点灯するように
している。しかし、この種の液晶テレビジヨン受
像機は、ポータブル用であり、電源として電池を
用いているので、上記のように周囲の光量に関係
無く照光体を常に点灯するようにしたのでは、電
池寿命が非常に短くなると共に照光体自体の寿命
も短くなるという問題があつた。このような問題
を解決するため電源スイツチとは別に照光体をオ
ン/オフするスイツチを設け、明るい所では照光
体をオフする方法が考えられる。しかし、この方
法では照光体をオフした場合、光源自体が液晶表
示パネルの光路中に存在するため、液晶表示パネ
ルの光反射効率が低下し、明るい場所であつても
充分なコントラストが得られないという問題があ
る。 〔考案の目的〕 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は明るい場所、暗い場所いずれでも充分な
コントラストで画像を表示することができ、しか
も電池および液晶表示パネルを照光する照光体の
寿命を向上し得るとともに、携帯性の良好な液晶
表示装置を提供することである。 〔考案の要点〕 本考案は、自然光を利用して画像を表示する液
晶表示パネルを備えた液晶表示装置において、上
記液晶表示パネルの裏面側の、前記自然光が前記
液晶表示パネルの表面側に出射するまでの光路上
に、上記液晶表示装置の本体からの電源によつて
上記液晶表示パネルを裏面側から照光する照光体
を着脱自在に設け、自然光または上記照光体の照
光によつて観察を可能としたものである。 〔考案の実施例〕 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。なお、上記第7図ないし第9図に示した従来
の液晶テレビジヨン受像機と同一部材については
同一符号を付して詳細な説明は省略する。 第1図は本考案による携帯用小型テレビジヨン
受像機の外観を示し、第2図はその断面を示して
いる。また、第3図はEL照光パネルの断面図を
示している。第1図において、61はケース1
a,1bの上面に設けられた照光パネル挿入口、
62はこの照光パネル挿入口61を覆う蓋であ
る。EL照光パネル14は、上記照光パネル挿入
口61からケース1a,1b内に挿入された液晶
表示パネル13の裏面側にセツトされ、また、必
要に応じて外部に抜出されるようになつており、
EL照光パネル14を液晶表示パネル13の裏側
にセツトして、EL照光パネル14で液晶表示パ
ネル13を照光したり、または、EL照光パネル
14を外部に抜出し、従来技術で説明したごとく
自然光を利用して液晶表示パネル13に画像を表
示させるようになつている。上記EL照光パネル
14は、第3図に示すように表面を周縁部を残し
て凹入させた平板状のハウジング71の凹入部内
にその全面にわたつてEL発光層72を設けたも
のであり、ハウジング71の裏面には全反射板7
3が設けられる。EL発光層72は、電場をかけ
るとケイ光を発するケイ光物質を含む誘電体層7
2aを透明な表面側全面電極板74aと金属から
なる裏面側全面電極板74bとによつて挟持して
コンデンサを形成した構造となつており、電極板
74a,74b間に交流電圧を印加するとケイ光
物質が発光する。そして、EL照光パネル14の
ケース挿入側前面には、1対の端子75a,75
bが設けられており、一方の端子75aは表面側
全面電極板74aと図示しないリードを介して接
続され、他方の端子75bは裏面側全面電極板7
4bとリード76を介して接続される。また、第
2図及び第3図において、77a,77bはEL
照光パネル14の端子75a,75bにそれぞれ
接触するパネル接片であり、その基端部が回路基
板10の裏面に形成した照光パネル接続端子(図
示せず)にハンダ78によつて取り付けられると
共に、回路基板10の縁部を迂回するように折曲
されて上記端子75a,75bに表面側から弾接
するようになつている。そして、照光パネル挿入
口を覆う蓋62を外して照光パネル挿入口61か
らケース1a,1b内に挿入されるEL照光パネ
ル14は、デイスプレイ支持枠15の平板部15
b面を滑りながら定位置に押し込まれるようにな
つており、定位置すなわち液晶表示パネル13の
裏面に正対する位置に押し込まれたEL照光パネ
ル14の挿入端側は、バネ接片77a,77bを
外方に弾性変形させてその内側に進入することに
よつてバネ接片77a,77bによりデイスプレ
イ支持枠15の平板部15bに弾性保持され、ま
た、EL照光パネル14の外端部は照光パネル挿
入口61に第2図に示すように保持されるように
なつている。すなわち、バネ接片77a,77b
は、EL照光パネル14の端子75a,75bと
回路基板10の照光パネル駆動回路との接続とし
てだけでなく、EL照光パネル14の挿入端部を
固定する部材をも兼ねている。上記のように構成
することによつて、EL照光パネル14の着脱が
可能となり、また、例えば他の発光色のEL照光
パネルと交換することができる。 しかして、上記EL照光パネル14の駆動制御
は、第4図に示す制御回路によつて行なわれる。
すなわち、第4図において、31は信号ライン
で、図示しないがテレビ本体回路における同期信
号分離回路で映像信号中から分離された垂直同期
信号V・SYNCが与えられる。そして、上記信号
ライン31に与えられる垂直同期信号V・SYNC
はR−Sフリツプフロツプ32のセツト端子Sに
入力されると共に、リトリガブルマルチバイブレ
ータ33のトリガ端子Tに入力される。このマル
チバイブレータ33は出力時間幅が垂直同期信号
V・SYNCの周期より充分長く設定されるもの
で、その側出力は、所定時間幅のタイミング信
号φhと共にアンド回路34へ入力される。この
アンド回路34の出力は上記フリツプフロツプ3
2にリセツト信号として送られる。そして、この
フリツプフロツプ32のQ側出力がスイツチング
素子35にオン・オフ制御信号として送られる。
上記スイツチング素子35は、電池電圧を昇圧し
てなる例えば100Vの直流電源36とEL駆動回路
37との間に設けられ、EL駆動回路37への電
源の供給をオン・オフ制御する。このEL駆動回
路37は、直流電源36が供給された場合にクロ
ツクパルスに同期してEL照光パネル14を交流
駆動するもので、その詳細については後述する。 上記第4図において、テレビ本体回路がチユー
ニング操作によつてテレビ電波に同調すると、テ
レビ本体回路より信号ライン31に垂直同期信号
V・SYNCが与えられ、フリツプフロツプ32が
セツトされてその出力が“1”となる。これによ
りスイツチング素子35がオン状態となり、直流
電源36がEL駆動回路37に供給される。この
EL駆動回路37は、直流電源36が与えられる
と、クロツクパルスに同期してEL照光パネル1
4を交流駆動し、発光させる。このEL照光パネ
ル14の発光によつてテレビ画面が単色カラーで
表示される。また一方、上記信号ライン31に与
えられた垂直同期信号V・SYNCは、リトリガブ
ルマルチバイブレータ33に入力され、このマル
チバイブレータ33をトリガする。このマルチバ
イブレータ33は、上記したようにその出力時間
幅が垂直同期信号V・SYNCの同期より充分に長
く設定されているので、垂直同期信号V・SYNC
が正常に与えられている間はトリガ状態に保持さ
れる。このマルチバイブレータ33は、トリガ状
態に保持されている間、その側出力が“0”と
なつており、アンド回路34のゲートを閉じる。
従つて、アンド回路34にタイミング信号φhが
与えられてもアンド回路34の出力は“0”に保
持され、フリツプフロツプ32のリセツトは行な
われない。この結果、垂直同期信号V・SYNCが
正常に与えられている間は、EL照光パネル14
が発光駆動される。 しかして、上記のようにEL照光パネル14が
発光駆動されている状態において、他のテレビ電
波を受信するためにチユーニング操作を行ない、
その間垂直同期信号V・SYNCが信号ライン31
に与えられなくなると、マルチバイブレータ33
が安定状態に戻り、その側出力が“1”となつ
てアンド回路34に入力される。このためアンド
回路34にタイミング信号φhが与えられるとア
ンド回路34の出力が“1”となり、フリツプフ
ロツプ32がリセツトされる。これによりフリツ
プフロツプ32の出力が“0”となつてスイツチ
ング端子35をオフし、EL駆動回路37と直流
電源36との間を遮断する。このためEL駆動回
路37は、EL照光パネル14に対する駆動動作
を停止する。 そして、他のテレビ電波に対するチユーニング
操作を終了すると、再び垂直同期信号V・SYNC
が信号ライン31に入力されるようになり、この
結果、上記したようにEL駆動回路37によるEL
照光パネル14の駆動が開始される。すなわち、
テレビ電波を受信している間はEL照光パネル1
4を駆動し、他チヤンネルのチユーニング時など
テレビ電波を正常に受信していない状態のときに
はEL照光パネル14の駆動を停止して電力消費
を低滅している。 次に上記EL駆動回路37の詳細を第5図によ
り説明する。同図において41,42は電源端子
で、一方の端子41には直流電源よりスイツチン
グ素子35を介して100Vの正電圧が供給され、
他方の端子42は接地される。上記端子41,4
2間にはブリツジ接続されたPチヤンネル型トラ
ンジスタ43,44及びNチヤンネル型トランジ
スタ45,46が設けられる。すなわち、端子4
1はトランジスタ43,44のエミツタに接続さ
れ、そのコレクタはそれぞれトランジスタ45,
46のコレクタ・エミツタ間を介して端子42に
接続される。そして、共通接続されたトランジス
タ43,45のコレクタとトランジスタ44,4
6のコレクタとの間に上記EL照光パネル14が
接続される。また、上記端子41は抵抗47,4
8を介してNチヤンネル型トランジスタ49のコ
レクタ接続されると共に、抵抗50,51を介し
てNチヤンネル型トランジスタ52のコレクタに
接続される。上記トランジスタ49,52のエミ
ツタは、それぞれ抵抗53,54を介して端子4
2に接続される。そして、トランジスタ45,4
9のベースには例えば400HzのクロツクパルスφA
が入力され、トランジスタ46,52のベースに
は上記クロツクパルスφAインバータ55を介し
て入力される。また、上記抵抗47,48の接続
点をトランジスタ44のベースに接続され、抵抗
50,51の接続点はトランジスタ43のベース
に接続される。 上記のように構成されたEL駆動回路37は、
クロツクパルスφAがハイレベル(“1”)の時は
トランジスタ45,49がオン、トランジスタ4
6,52がオフとなる。上記トランジスタ49が
オンするとそのコレクタ電流によつて抵抗47に
電圧降下を生じ、トランジスタ44のベースに順
方向バイアスを与えてトランジスタ44をオンさ
せる。また一方、上記トランジスタ52がオフし
ている場合トランジスタ43のベースには、
100Vの電源電圧が抵抗50を介してそのまま与
えられる。従つてトランジスタ43は、ベース・
エミツタ間が同電位となつてオフする。このよう
にクロツクパルスφAがハイレベルの時はトラン
ジスタ45,44がオン、トランジスタ46,4
3がオフとなり、EL照光パネル14はトランジ
スタ44の接続側が+100V、他方側が端子42
を介して接地レベルとなる。 また、クロツクパルスφAがローレベル(“0”)
の時は、トランジスタ45,49がオフし、トラ
ンジスタ46,52がオンする。この結果、上記
の場合とは逆に、抵抗50に電圧降下を生じ、ト
ランジスタ43に順方向バイアスを与える。ま
た、トランジスタ44は、100Vの電源電圧が抵
抗47を介してそのまま与えられるので、オフ状
態となる。従つて、EL照光パネル14は、トラ
ンジスタ43の接続側が+100V、他方側が接地
レベルとなる。このようにしてクロツクパルス
φAのハイレベルとローレベルに同期してEL照光
パネル14への供給電圧の極性が反転し、EL照
光パネル14を交流駆動する。この実施例のよう
に携帯型小型テレビジヨン受像機を構成すれば、
従来技術として示したように例えば液晶表示パネ
ルの裏面側に反射板を設ける等して自然光を利用
して画像を表示したり、またエレクトロルミネセ
ンス等の照光体の装着により暗い場所で前記液晶
表示パネルを照明して画像を表示でき、しかも自
然光を利用する際に液晶表示パネルの裏面側から
EL照光パネルを取除けるので充分なコントラス
トで画像を表示できる。 上記実施例において、EL照光パネル14を着
色照光パネルとすることで単色カラー表示を行な
い得るのであるが、上記液晶表示パネル13の表
面側偏光板23をカラー偏光板とするか、あるい
は第6図に示すように上記液晶表示パネル13の
表面にカラーフイルタ28を設ければ、EL照光
パネル14が白色照光パネルであつても単色カラ
ー表示を行なうことができるし、上記カラー偏光
板またはカラーフイルタ28あるいはこの両方に
よる光着色とEL照光パネル14の発光色とを合
成させた色の単色カラー表示を行なうことも可能
となる。下記の表はEL照光パネル14の発光色
とカラー偏光板及びカラーフイルタ28による光
着色との合成によつて得られる画面色のいくつか
の例を示したものである。
して液晶テレビジヨン受像機が開発され、実用化
されつつある。そして、上記液晶表示パネルは、
自ら発光しない為、その裏面側に反射板を設ける
ことにより外部光を利用して表示を行なうことに
したり、また外部光利用によつては充分な外部光
の入射が得られない暗所では良好なコントラスト
の画像を得にくい為、上記液晶表示パネルの裏面
側に例えばエレクトロルミネセンス照光パネル等
の光源を設け、この光源を発光点灯させて上記液
晶表示パネルの裏面側から照光することによつて
暗所であつても良好なコントラストで画像を表示
することができるようにしたものが知られてい
る。この種、従来の液晶テレビジヨン受像機は、
一般に第7図ないし第9図に示すように構成され
ている。第7図は携帯用小型テレビジヨン受像機
の外観を示しており、第8図及び第9図はその断
面を示している。第7図ないし第9図において、
図中1aは表側ケース、1bは裏側ケースであ
り、表側ケース1aの前面にはガラス板(または
透明プラスチツク板)3が嵌着された表示窓2
と、チヤンネル表示部4及びスピーカ放音部5が
設けられている。なお、第7図において6は電源
スイツチを兼ねるボリユーム調節ダイヤル、7は
チユーニングダイヤル、8はVHF−UHF切換ス
イツチ、9はアンテナである。また、第8図及び
第9図において、10は上記ケース1a,1b内
にケース前面と平行に設けられた回路基板、11
は回路基板10の裏面に取り付けられたLSIであ
り、この回路基板10は裏面ケース1b内に設け
られた支持足12,12にビス止め等の手段によ
つて固定されている。そして、テレビジヨン画像
表示用液晶デイスプレイは、上記回路基板10の
前面側に、上記表示窓2と対向させて配置されて
いる。このテレビジヨン画像表示用液晶デイスプ
レイは、ツイストネマテイツク型のドツトマトリ
クス液晶表示パネル13と、この液晶表示パネル
13の裏面側に、設けられた照光体例えば液晶表
示パネル13の表示面積全域にわたつて設けられ
たエレクトロルミネセンス照光パネル(以下EL
照光パネルと略称する)14とからなつている。
15は上記回路基板10の前面に接着またはビス
止め等の手段によつて固定されたデイスプレイ支
持枠であり、この支持枠15は周囲に立上がり壁
15aを有する平板状のものとされ、上記EL照
光パネル14は、この支持枠15の平板部15b
に両面接着テープ等によつて接着固定されてい
る。また、上記液晶表示パネル13は、上記支持
枠15の平板部15bに貫通させて回路基板10
と液晶表示パネル13の端子配列部との間に挟持
させたインタコネクタ16,16によつて裏面側
から支持されると共に、上記支持枠15の立上が
り壁15aにビス止めしたパネル押え17,17
によつて両側縁部を前面側から押えることで固定
されている。 上記EL照光パネル14は、電場をかけるとケ
イ光を発するケイ光物質を利用したもので、透明
な全面電極とこれと対向する前面電極との間に上
記ケイ光物質を含む誘電体の層をはさんでコンデ
ンサを形成し、両電極間に交流電圧をかけること
によつてケイ光物質を発光させるようにしたもの
である。上記ケイ光物質としては、硫化亜鉛、硫
セレン化亜鉛、硫セレン化亜鉛カドミウム等があ
り、このケイ光物質の選択により任意の色光を得
ることができる。このEL照光パネル14の端子
14a,14aは、第9図に示すように回路基板
10の側縁を迂回させて回路基板10裏面の端子
電極(図示せず)に接触され、必要に応じてハン
ダ18により固着されている。なお、27は表示
窓2を囲む遮光フードで、必要に応じて取り付け
られる。 上記のように液晶表示パネルを照光する照光体
を備えた従来の液晶テレビジヨン受像機において
は、照光体を固定的に設け、テレビ受信状態にお
いては周囲の光量に関係無く常に点灯するように
している。しかし、この種の液晶テレビジヨン受
像機は、ポータブル用であり、電源として電池を
用いているので、上記のように周囲の光量に関係
無く照光体を常に点灯するようにしたのでは、電
池寿命が非常に短くなると共に照光体自体の寿命
も短くなるという問題があつた。このような問題
を解決するため電源スイツチとは別に照光体をオ
ン/オフするスイツチを設け、明るい所では照光
体をオフする方法が考えられる。しかし、この方
法では照光体をオフした場合、光源自体が液晶表
示パネルの光路中に存在するため、液晶表示パネ
ルの光反射効率が低下し、明るい場所であつても
充分なコントラストが得られないという問題があ
る。 〔考案の目的〕 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は明るい場所、暗い場所いずれでも充分な
コントラストで画像を表示することができ、しか
も電池および液晶表示パネルを照光する照光体の
寿命を向上し得るとともに、携帯性の良好な液晶
表示装置を提供することである。 〔考案の要点〕 本考案は、自然光を利用して画像を表示する液
晶表示パネルを備えた液晶表示装置において、上
記液晶表示パネルの裏面側の、前記自然光が前記
液晶表示パネルの表面側に出射するまでの光路上
に、上記液晶表示装置の本体からの電源によつて
上記液晶表示パネルを裏面側から照光する照光体
を着脱自在に設け、自然光または上記照光体の照
光によつて観察を可能としたものである。 〔考案の実施例〕 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。なお、上記第7図ないし第9図に示した従来
の液晶テレビジヨン受像機と同一部材については
同一符号を付して詳細な説明は省略する。 第1図は本考案による携帯用小型テレビジヨン
受像機の外観を示し、第2図はその断面を示して
いる。また、第3図はEL照光パネルの断面図を
示している。第1図において、61はケース1
a,1bの上面に設けられた照光パネル挿入口、
62はこの照光パネル挿入口61を覆う蓋であ
る。EL照光パネル14は、上記照光パネル挿入
口61からケース1a,1b内に挿入された液晶
表示パネル13の裏面側にセツトされ、また、必
要に応じて外部に抜出されるようになつており、
EL照光パネル14を液晶表示パネル13の裏側
にセツトして、EL照光パネル14で液晶表示パ
ネル13を照光したり、または、EL照光パネル
14を外部に抜出し、従来技術で説明したごとく
自然光を利用して液晶表示パネル13に画像を表
示させるようになつている。上記EL照光パネル
14は、第3図に示すように表面を周縁部を残し
て凹入させた平板状のハウジング71の凹入部内
にその全面にわたつてEL発光層72を設けたも
のであり、ハウジング71の裏面には全反射板7
3が設けられる。EL発光層72は、電場をかけ
るとケイ光を発するケイ光物質を含む誘電体層7
2aを透明な表面側全面電極板74aと金属から
なる裏面側全面電極板74bとによつて挟持して
コンデンサを形成した構造となつており、電極板
74a,74b間に交流電圧を印加するとケイ光
物質が発光する。そして、EL照光パネル14の
ケース挿入側前面には、1対の端子75a,75
bが設けられており、一方の端子75aは表面側
全面電極板74aと図示しないリードを介して接
続され、他方の端子75bは裏面側全面電極板7
4bとリード76を介して接続される。また、第
2図及び第3図において、77a,77bはEL
照光パネル14の端子75a,75bにそれぞれ
接触するパネル接片であり、その基端部が回路基
板10の裏面に形成した照光パネル接続端子(図
示せず)にハンダ78によつて取り付けられると
共に、回路基板10の縁部を迂回するように折曲
されて上記端子75a,75bに表面側から弾接
するようになつている。そして、照光パネル挿入
口を覆う蓋62を外して照光パネル挿入口61か
らケース1a,1b内に挿入されるEL照光パネ
ル14は、デイスプレイ支持枠15の平板部15
b面を滑りながら定位置に押し込まれるようにな
つており、定位置すなわち液晶表示パネル13の
裏面に正対する位置に押し込まれたEL照光パネ
ル14の挿入端側は、バネ接片77a,77bを
外方に弾性変形させてその内側に進入することに
よつてバネ接片77a,77bによりデイスプレ
イ支持枠15の平板部15bに弾性保持され、ま
た、EL照光パネル14の外端部は照光パネル挿
入口61に第2図に示すように保持されるように
なつている。すなわち、バネ接片77a,77b
は、EL照光パネル14の端子75a,75bと
回路基板10の照光パネル駆動回路との接続とし
てだけでなく、EL照光パネル14の挿入端部を
固定する部材をも兼ねている。上記のように構成
することによつて、EL照光パネル14の着脱が
可能となり、また、例えば他の発光色のEL照光
パネルと交換することができる。 しかして、上記EL照光パネル14の駆動制御
は、第4図に示す制御回路によつて行なわれる。
すなわち、第4図において、31は信号ライン
で、図示しないがテレビ本体回路における同期信
号分離回路で映像信号中から分離された垂直同期
信号V・SYNCが与えられる。そして、上記信号
ライン31に与えられる垂直同期信号V・SYNC
はR−Sフリツプフロツプ32のセツト端子Sに
入力されると共に、リトリガブルマルチバイブレ
ータ33のトリガ端子Tに入力される。このマル
チバイブレータ33は出力時間幅が垂直同期信号
V・SYNCの周期より充分長く設定されるもの
で、その側出力は、所定時間幅のタイミング信
号φhと共にアンド回路34へ入力される。この
アンド回路34の出力は上記フリツプフロツプ3
2にリセツト信号として送られる。そして、この
フリツプフロツプ32のQ側出力がスイツチング
素子35にオン・オフ制御信号として送られる。
上記スイツチング素子35は、電池電圧を昇圧し
てなる例えば100Vの直流電源36とEL駆動回路
37との間に設けられ、EL駆動回路37への電
源の供給をオン・オフ制御する。このEL駆動回
路37は、直流電源36が供給された場合にクロ
ツクパルスに同期してEL照光パネル14を交流
駆動するもので、その詳細については後述する。 上記第4図において、テレビ本体回路がチユー
ニング操作によつてテレビ電波に同調すると、テ
レビ本体回路より信号ライン31に垂直同期信号
V・SYNCが与えられ、フリツプフロツプ32が
セツトされてその出力が“1”となる。これによ
りスイツチング素子35がオン状態となり、直流
電源36がEL駆動回路37に供給される。この
EL駆動回路37は、直流電源36が与えられる
と、クロツクパルスに同期してEL照光パネル1
4を交流駆動し、発光させる。このEL照光パネ
ル14の発光によつてテレビ画面が単色カラーで
表示される。また一方、上記信号ライン31に与
えられた垂直同期信号V・SYNCは、リトリガブ
ルマルチバイブレータ33に入力され、このマル
チバイブレータ33をトリガする。このマルチバ
イブレータ33は、上記したようにその出力時間
幅が垂直同期信号V・SYNCの同期より充分に長
く設定されているので、垂直同期信号V・SYNC
が正常に与えられている間はトリガ状態に保持さ
れる。このマルチバイブレータ33は、トリガ状
態に保持されている間、その側出力が“0”と
なつており、アンド回路34のゲートを閉じる。
従つて、アンド回路34にタイミング信号φhが
与えられてもアンド回路34の出力は“0”に保
持され、フリツプフロツプ32のリセツトは行な
われない。この結果、垂直同期信号V・SYNCが
正常に与えられている間は、EL照光パネル14
が発光駆動される。 しかして、上記のようにEL照光パネル14が
発光駆動されている状態において、他のテレビ電
波を受信するためにチユーニング操作を行ない、
その間垂直同期信号V・SYNCが信号ライン31
に与えられなくなると、マルチバイブレータ33
が安定状態に戻り、その側出力が“1”となつ
てアンド回路34に入力される。このためアンド
回路34にタイミング信号φhが与えられるとア
ンド回路34の出力が“1”となり、フリツプフ
ロツプ32がリセツトされる。これによりフリツ
プフロツプ32の出力が“0”となつてスイツチ
ング端子35をオフし、EL駆動回路37と直流
電源36との間を遮断する。このためEL駆動回
路37は、EL照光パネル14に対する駆動動作
を停止する。 そして、他のテレビ電波に対するチユーニング
操作を終了すると、再び垂直同期信号V・SYNC
が信号ライン31に入力されるようになり、この
結果、上記したようにEL駆動回路37によるEL
照光パネル14の駆動が開始される。すなわち、
テレビ電波を受信している間はEL照光パネル1
4を駆動し、他チヤンネルのチユーニング時など
テレビ電波を正常に受信していない状態のときに
はEL照光パネル14の駆動を停止して電力消費
を低滅している。 次に上記EL駆動回路37の詳細を第5図によ
り説明する。同図において41,42は電源端子
で、一方の端子41には直流電源よりスイツチン
グ素子35を介して100Vの正電圧が供給され、
他方の端子42は接地される。上記端子41,4
2間にはブリツジ接続されたPチヤンネル型トラ
ンジスタ43,44及びNチヤンネル型トランジ
スタ45,46が設けられる。すなわち、端子4
1はトランジスタ43,44のエミツタに接続さ
れ、そのコレクタはそれぞれトランジスタ45,
46のコレクタ・エミツタ間を介して端子42に
接続される。そして、共通接続されたトランジス
タ43,45のコレクタとトランジスタ44,4
6のコレクタとの間に上記EL照光パネル14が
接続される。また、上記端子41は抵抗47,4
8を介してNチヤンネル型トランジスタ49のコ
レクタ接続されると共に、抵抗50,51を介し
てNチヤンネル型トランジスタ52のコレクタに
接続される。上記トランジスタ49,52のエミ
ツタは、それぞれ抵抗53,54を介して端子4
2に接続される。そして、トランジスタ45,4
9のベースには例えば400HzのクロツクパルスφA
が入力され、トランジスタ46,52のベースに
は上記クロツクパルスφAインバータ55を介し
て入力される。また、上記抵抗47,48の接続
点をトランジスタ44のベースに接続され、抵抗
50,51の接続点はトランジスタ43のベース
に接続される。 上記のように構成されたEL駆動回路37は、
クロツクパルスφAがハイレベル(“1”)の時は
トランジスタ45,49がオン、トランジスタ4
6,52がオフとなる。上記トランジスタ49が
オンするとそのコレクタ電流によつて抵抗47に
電圧降下を生じ、トランジスタ44のベースに順
方向バイアスを与えてトランジスタ44をオンさ
せる。また一方、上記トランジスタ52がオフし
ている場合トランジスタ43のベースには、
100Vの電源電圧が抵抗50を介してそのまま与
えられる。従つてトランジスタ43は、ベース・
エミツタ間が同電位となつてオフする。このよう
にクロツクパルスφAがハイレベルの時はトラン
ジスタ45,44がオン、トランジスタ46,4
3がオフとなり、EL照光パネル14はトランジ
スタ44の接続側が+100V、他方側が端子42
を介して接地レベルとなる。 また、クロツクパルスφAがローレベル(“0”)
の時は、トランジスタ45,49がオフし、トラ
ンジスタ46,52がオンする。この結果、上記
の場合とは逆に、抵抗50に電圧降下を生じ、ト
ランジスタ43に順方向バイアスを与える。ま
た、トランジスタ44は、100Vの電源電圧が抵
抗47を介してそのまま与えられるので、オフ状
態となる。従つて、EL照光パネル14は、トラ
ンジスタ43の接続側が+100V、他方側が接地
レベルとなる。このようにしてクロツクパルス
φAのハイレベルとローレベルに同期してEL照光
パネル14への供給電圧の極性が反転し、EL照
光パネル14を交流駆動する。この実施例のよう
に携帯型小型テレビジヨン受像機を構成すれば、
従来技術として示したように例えば液晶表示パネ
ルの裏面側に反射板を設ける等して自然光を利用
して画像を表示したり、またエレクトロルミネセ
ンス等の照光体の装着により暗い場所で前記液晶
表示パネルを照明して画像を表示でき、しかも自
然光を利用する際に液晶表示パネルの裏面側から
EL照光パネルを取除けるので充分なコントラス
トで画像を表示できる。 上記実施例において、EL照光パネル14を着
色照光パネルとすることで単色カラー表示を行な
い得るのであるが、上記液晶表示パネル13の表
面側偏光板23をカラー偏光板とするか、あるい
は第6図に示すように上記液晶表示パネル13の
表面にカラーフイルタ28を設ければ、EL照光
パネル14が白色照光パネルであつても単色カラ
ー表示を行なうことができるし、上記カラー偏光
板またはカラーフイルタ28あるいはこの両方に
よる光着色とEL照光パネル14の発光色とを合
成させた色の単色カラー表示を行なうことも可能
となる。下記の表はEL照光パネル14の発光色
とカラー偏光板及びカラーフイルタ28による光
着色との合成によつて得られる画面色のいくつか
の例を示したものである。
【表】
以上詳記したように本考案によれば、自然光を
利用して画像を表示する液晶表示パネルを備えた
液晶表示装置において、上記液晶表示パネルの裏
面側の上記自然光の光路を遮る位置に、上記液晶
表示装置の本体からの電源によつて上記液晶表示
パネルを裏面側から照光する照光体を着脱自在に
設けたので、照光体の装着により暗い場所であつ
ても充分なコントラストで画像を表示することが
できる。 また、周囲が明るく特に液晶表示パネルの照明
を必要としない所では、照光体を装着せずにテレ
ビ受信等を行なうことにより、消費電力を減少し
て電池寿命を向上し得、しかも照光体の使用効率
を向上してその寿命を向上し得るものである。 更にこの場合、照光体が液晶表示パネルの裏面
側の、自然光が前記液晶表示パネルに入射してか
ら前記液晶表示パネルの表面側に出射するまでの
光路上に存在しなくなるので、消灯時の照光体に
よる自然光の無用な減衰が避けられるので充分な
コントラストを得ることができる。 なお、照光体の電源としては液晶表示装置本体
の電源を用いるため、照光体自身は小型軽量化が
図れるので取り付けやすくなるとともに、液晶表
示装置本体に装着しても外観や携帯性を著しく損
うことはない。
利用して画像を表示する液晶表示パネルを備えた
液晶表示装置において、上記液晶表示パネルの裏
面側の上記自然光の光路を遮る位置に、上記液晶
表示装置の本体からの電源によつて上記液晶表示
パネルを裏面側から照光する照光体を着脱自在に
設けたので、照光体の装着により暗い場所であつ
ても充分なコントラストで画像を表示することが
できる。 また、周囲が明るく特に液晶表示パネルの照明
を必要としない所では、照光体を装着せずにテレ
ビ受信等を行なうことにより、消費電力を減少し
て電池寿命を向上し得、しかも照光体の使用効率
を向上してその寿命を向上し得るものである。 更にこの場合、照光体が液晶表示パネルの裏面
側の、自然光が前記液晶表示パネルに入射してか
ら前記液晶表示パネルの表面側に出射するまでの
光路上に存在しなくなるので、消灯時の照光体に
よる自然光の無用な減衰が避けられるので充分な
コントラストを得ることができる。 なお、照光体の電源としては液晶表示装置本体
の電源を用いるため、照光体自身は小型軽量化が
図れるので取り付けやすくなるとともに、液晶表
示装置本体に装着しても外観や携帯性を著しく損
うことはない。
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は外観斜視図、第2図は縦断側面
図、第3図はEL照光パネルの断面図、第4図は
EL照光パネルの駆動制御部を示す回路構成図、
第5図は第4図におけるEL駆動部の詳細を示す
回路構成図、第6図は本考案の他の実施例を示す
液晶表示パネルの断面図、第7図は従来の液晶テ
レビジヨン受像機を示す外観斜視図、第8図及び
第9図はその横断底面図及び側面図である。 1a,1b……ケース、2……表示窓、13…
…液晶表示パネル、14……エレクトロルミネセ
ンス照光パネル、31……信号ライン、32……
フリツプフロツプ、33……リトリガブルマルチ
バイブレータ、35……スイツチング素子、37
……EL駆動回路、61……照光パネル挿入口。
もので、第1図は外観斜視図、第2図は縦断側面
図、第3図はEL照光パネルの断面図、第4図は
EL照光パネルの駆動制御部を示す回路構成図、
第5図は第4図におけるEL駆動部の詳細を示す
回路構成図、第6図は本考案の他の実施例を示す
液晶表示パネルの断面図、第7図は従来の液晶テ
レビジヨン受像機を示す外観斜視図、第8図及び
第9図はその横断底面図及び側面図である。 1a,1b……ケース、2……表示窓、13…
…液晶表示パネル、14……エレクトロルミネセ
ンス照光パネル、31……信号ライン、32……
フリツプフロツプ、33……リトリガブルマルチ
バイブレータ、35……スイツチング素子、37
……EL駆動回路、61……照光パネル挿入口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 自然光を利用して画像を表示する液晶表示パネ
ルを備えた液晶表示装置において、 上記液晶表示パネルの裏面側の、自然光が前記
液晶表示パネルに入射してから前記液晶表示パネ
ルの表面側に出射するまでの光路上に、上記液晶
表示装置の本体からの電源によつて上記液晶表示
パネルを裏面側から照光する照光体を着脱自在に
設け、 自然光または上記照光体の照光によつて観察を
可能とした液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987150704U JPH0418301Y2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987150704U JPH0418301Y2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6368271U JPS6368271U (ja) | 1988-05-09 |
JPH0418301Y2 true JPH0418301Y2 (ja) | 1992-04-23 |
Family
ID=31067084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987150704U Expired JPH0418301Y2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0418301Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3515355B2 (ja) * | 1998-02-10 | 2004-04-05 | 三洋電機株式会社 | 液晶表示装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4916826A (ja) * | 1972-06-09 | 1974-02-14 | ||
JPS50135921A (ja) * | 1974-02-05 | 1975-10-28 | ||
JPS52113123A (en) * | 1976-02-10 | 1977-09-22 | Texas Instruments Deutschland | Switching device for automatically switching television set |
JPS5330237U (ja) * | 1976-08-21 | 1978-03-15 | ||
JPS5714573B2 (ja) * | 1977-09-27 | 1982-03-25 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51107187U (ja) * | 1975-02-21 | 1976-08-27 | ||
JPS6036935Y2 (ja) * | 1980-05-30 | 1985-11-01 | 株式会社東芝 | 携帯用テレビジヨン受像機 |
JPS6036936Y2 (ja) * | 1980-06-30 | 1985-11-01 | 株式会社東芝 | テレビジヨン受像機 |
-
1987
- 1987-10-01 JP JP1987150704U patent/JPH0418301Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4916826A (ja) * | 1972-06-09 | 1974-02-14 | ||
JPS50135921A (ja) * | 1974-02-05 | 1975-10-28 | ||
JPS52113123A (en) * | 1976-02-10 | 1977-09-22 | Texas Instruments Deutschland | Switching device for automatically switching television set |
JPS5330237U (ja) * | 1976-08-21 | 1978-03-15 | ||
JPS5714573B2 (ja) * | 1977-09-27 | 1982-03-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6368271U (ja) | 1988-05-09 |
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