JPH0417941Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案はフイルム特有の嫌な匂いを無くした
フイルムパツケージに関するものである。

（従来の技術及び解決しようとする課題） フイルムを購入し、その容器の蓋を開けた時、
フイルム特有の嫌な匂いがすることがよくある。

叉、撮影が終わつて、カメラの後蓋を開けた時
にも特有の嫌な匂いがすることがある。

このフイルム特有の嫌な匂いは、フイルムを取
り扱う者にとつて、特にカメラ愛好家にとつて解
消して欲しい大きな課題であつた。

この考案はこのような要望に応えて提案された
もので、簡単な方法でこのフイルム特有の匂いを
消すことができるフイルムパツケージを提供する
ことを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段） この考案は、フイルムパツケージの表面若しく
はその内側面に香料を付着、塗着若しくは接着す
ることにより前記目的を達成するものである。

（実施例） 以下、この考案を図示する一実施例によつて説
明する。

第２図はフイルムパツケージ１を示したもの
で、当該フイルムパツケージ１の表面に香料２が
付着、塗着若しくは接着されてる。

香料２はフイルムパツケージ１の表面にスプレ
ー等によつて吹き付けることにより付着するか、
若しくは刷毛等によつて塗り付けることにより塗
着するか、更にはシート状にしたものを接着材に
よつて接着することにより張り付けられている。

香料しとては、例えばオレンジやリンゴ等とい
つた果物類のものが考えられるが、必ずしもこれ
に限られるものではい。

尚、香料２をフイルムパツケージ１のフイルム
引き出し口のフエルト３に付着若しくは塗着して
もよい。

叉、フエルト３に香料２を含んだものを使用す
るか、更には香料２を含んだシートをフイルム引
き出し口の中に押し込んでもよい。

第１図はフイルムパツケージ１の容器を示した
もので、当該容器４の底の内側若しくは蓋５の内
側に香料２が付着、塗着若しくは接着されてい
る。

（考案の効果） この考案は以上の構成からなるので、以下の効
果を有する。

フイルムパツケージの表面若しくはその容器の
内側に香料が付着、接着若しくは接着されている
為、フイルムパツケージの容器の蓋を開けた際、
若しくはカメラの後蓋を開けたとき、あのフイル
ム特有の嫌な匂いがしない。

然も、香料を使用すれば心地良い香を楽しむこ
とができる。

更に、その手段も、フイルムパツケージの表面
若しくはその容器の内側に香料を付着、塗着若し
くは接着すると言う極めて簡単な方法な為、実用
性は極めて高いものであると言える。

【図面の簡単な説明】

第１図はフイルムパツケージの容器の斜視図、
第２図はフイルムパツケージの斜視図である。 １……フイルムパツケージ、２……香料、３…
…フエルト、４……容器、５……蓋。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. フイルムパツケージの表面若しくは内側面に香
   料を付着、塗着若しくは接着してなることを特徴
   とするフイルムパツケージ。