JPH0416683Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0416683Y2 JPH0416683Y2 JP20368486U JP20368486U JPH0416683Y2 JP H0416683 Y2 JPH0416683 Y2 JP H0416683Y2 JP 20368486 U JP20368486 U JP 20368486U JP 20368486 U JP20368486 U JP 20368486U JP H0416683 Y2 JPH0416683 Y2 JP H0416683Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- approximately
- wall thickness
- frame
- model registration
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Description
（産業上の利用分野）
本考案は衛生マスクに関する。
（従来技術）
マスクはガーゼマスクが一般的であるが、これ
のみでは抗菌、防臭作用が不充分である。 これを補うべく活性炭を介在させて工夫したも
のが市販されているが、使用感があつたり呼吸が
困難であつたり、或は声の通りが悪いなどの問題
がある。 （考案が解決しようとする問題点） 上記問題点を解決するべく本出願人は先に実願
昭60−160668号を提案したが、本願考案は更にこ
れを改良し減菌作用も呈する優れた衛生マスクを
市販に共せんとするものである。 （問題点を解決するための手段） 第１図は全体斜視図、第２図は分解図である。
１は前後面１ａ，１ｂをガーゼ布で長方形の袋体
に縫成したマスク本体であつて、両側縁部には紐
通し孔２ａ，２ｂが形成されると共に、開口部と
なる上縁部には次述する収蔵物を収納後その突出
防止を図るためのハジツクテープ３ａ，３ｂが取
付けてある。 ４はタバコの煙りや塵り、埃り、或は花粉など
の0.5ミクロンぐらいまでを捕捉できる肉厚を凡
そ２mm〜３mm程度とした不織布繊維からなる微集
塵フイルター、５はスパンポンドで内部に活性炭
素繊維ｋの一定量をフエルト状体（肉厚が２〜３
mm程度）に封入した吸着パツクであつて、該吸着
パツク５の上縁部及び両側縁部には着用時の顔形
に合つた形状保持を容易ならしめるための軟質金
属線６，６′が取付けられてなり、このさい該吸
着パツク５上縁部と上記微集塵フイルター４の上
縁部は部分的に接着されてなる。 ７はポリウレタンフオームからなる当枠であつ
て肉厚ｔが凡そ５mm、内部枠は縦長が凡そ６
cm、横長Ｗが９cm程度となされて鼻頭部と下唇付
近までが入る寸法となされている。 ８は径が凡そ30μφの超極細銅繊維ｐの多数が
散在する肉厚が凡そ0.1mm程度のクロスラツプウ
エブの減菌シートであつて、上記当枠７の内部枠
の寸法と同等若しくは少し大きく形成され、且つ
該減菌シート全面には多数の通気用細孔９が設け
てあり、また該減菌シート８は上記微集塵フイル
ター４と吸着パツク５との間に微集塵フイルター
４を上方に持上げるようにして挟み込んである。
なお、１０，１０Ｆ耳掛け紐である。 （作用） 上記構成で微集塵フイルター４を前面側で当枠
７が後面側（顔面側）となるようにしてマスク本
体１の開放された上方から袋内へ収納し、開放上
面はマジツクテープ３ａ，３ｂで仮止めするので
ある。 しかして、使用にさいしてはマスク本体１の後
面側が顔面部と接触するようにして取付けるので
あり、このさい当枠７の上部は鼻頭付近に下部は
下唇付近に当接するようにされる。また耳掛け紐
１０，１０を耳に掛けた状態でマスク本体の表面
側から吸着パツク上方箇所の軟質金属バー６を鼻
頭付近の高さに合わせるようになすのほか、左右
側縁の軟質金属バー６′は頬側へ向けて曲げるよ
うになすのであり、これによりマクス自体が色々
な顔型の人にもピツタリと密着し、マスク周辺部
からの不純物の侵入を良く防止できるようにする
のである。 本考案に於いて微集塵レフイルター４と吸着パ
ツク５との間に減菌シート８を介在させることは
先に提案のものに対し、減菌作用が図られるよう
にするのであり、即ち本考案に如く減菌シート８
を使用したものでは、サルモネラ菌、縁のう菌、
枯草菌、黄色ブドウ球菌大腸菌などにたいし優れ
た殺菌作用を呈し、これら菌を鼻や口などを通し
て身体内に取込んだり、また外部へ放散させたり
することのないものとなる。これを具体的に減菌
シート８を使用したものと使用しないものを対比
試験すると次の通りであつた。
のみでは抗菌、防臭作用が不充分である。 これを補うべく活性炭を介在させて工夫したも
のが市販されているが、使用感があつたり呼吸が
困難であつたり、或は声の通りが悪いなどの問題
がある。 （考案が解決しようとする問題点） 上記問題点を解決するべく本出願人は先に実願
昭60−160668号を提案したが、本願考案は更にこ
れを改良し減菌作用も呈する優れた衛生マスクを
市販に共せんとするものである。 （問題点を解決するための手段） 第１図は全体斜視図、第２図は分解図である。
１は前後面１ａ，１ｂをガーゼ布で長方形の袋体
に縫成したマスク本体であつて、両側縁部には紐
通し孔２ａ，２ｂが形成されると共に、開口部と
なる上縁部には次述する収蔵物を収納後その突出
防止を図るためのハジツクテープ３ａ，３ｂが取
付けてある。 ４はタバコの煙りや塵り、埃り、或は花粉など
の0.5ミクロンぐらいまでを捕捉できる肉厚を凡
そ２mm〜３mm程度とした不織布繊維からなる微集
塵フイルター、５はスパンポンドで内部に活性炭
素繊維ｋの一定量をフエルト状体（肉厚が２〜３
mm程度）に封入した吸着パツクであつて、該吸着
パツク５の上縁部及び両側縁部には着用時の顔形
に合つた形状保持を容易ならしめるための軟質金
属線６，６′が取付けられてなり、このさい該吸
着パツク５上縁部と上記微集塵フイルター４の上
縁部は部分的に接着されてなる。 ７はポリウレタンフオームからなる当枠であつ
て肉厚ｔが凡そ５mm、内部枠は縦長が凡そ６
cm、横長Ｗが９cm程度となされて鼻頭部と下唇付
近までが入る寸法となされている。 ８は径が凡そ30μφの超極細銅繊維ｐの多数が
散在する肉厚が凡そ0.1mm程度のクロスラツプウ
エブの減菌シートであつて、上記当枠７の内部枠
の寸法と同等若しくは少し大きく形成され、且つ
該減菌シート全面には多数の通気用細孔９が設け
てあり、また該減菌シート８は上記微集塵フイル
ター４と吸着パツク５との間に微集塵フイルター
４を上方に持上げるようにして挟み込んである。
なお、１０，１０Ｆ耳掛け紐である。 （作用） 上記構成で微集塵フイルター４を前面側で当枠
７が後面側（顔面側）となるようにしてマスク本
体１の開放された上方から袋内へ収納し、開放上
面はマジツクテープ３ａ，３ｂで仮止めするので
ある。 しかして、使用にさいしてはマスク本体１の後
面側が顔面部と接触するようにして取付けるので
あり、このさい当枠７の上部は鼻頭付近に下部は
下唇付近に当接するようにされる。また耳掛け紐
１０，１０を耳に掛けた状態でマスク本体の表面
側から吸着パツク上方箇所の軟質金属バー６を鼻
頭付近の高さに合わせるようになすのほか、左右
側縁の軟質金属バー６′は頬側へ向けて曲げるよ
うになすのであり、これによりマクス自体が色々
な顔型の人にもピツタリと密着し、マスク周辺部
からの不純物の侵入を良く防止できるようにする
のである。 本考案に於いて微集塵レフイルター４と吸着パ
ツク５との間に減菌シート８を介在させることは
先に提案のものに対し、減菌作用が図られるよう
にするのであり、即ち本考案に如く減菌シート８
を使用したものでは、サルモネラ菌、縁のう菌、
枯草菌、黄色ブドウ球菌大腸菌などにたいし優れ
た殺菌作用を呈し、これら菌を鼻や口などを通し
て身体内に取込んだり、また外部へ放散させたり
することのないものとなる。これを具体的に減菌
シート８を使用したものと使用しないものを対比
試験すると次の通りであつた。
【表】
（考案の効果）
本考案において吸着パツクの活性炭素繊維は従
来の粉状粒状活性炭と比較し、有機溶剤や悪臭等
の吸着速度が約100倍と優れるのであり、塵埃や
各種菌で汚染された空気はマスク本体前面からガ
ーゼ、微集塵フイルター、殺菌シート、活性炭素
繊維、ガーゼなどと連接される各層を通過するの
であり、このさい特に花粉（２ミクロン）は勿論
0.5ミクロンまでの塵りや埃りなどが効果的に捕
集され且つ外気からの各種菌類も減菌されるのほ
か、咳などで体内から吐出される各種菌類も減菌
されて外気に放散せしめないと言う優れた効果を
奏するのであり非常に衛生的である。 なお、殺菌シートや活性炭素繊維は随時取換え
て使用しても良いが、適宜洗濯して使用するよう
になしても良い。 本考案品の使用で顔面側の当枠７は吸着体が直
接に鼻や口元などに接触することなく、常時一定
の間隔が保たれるようになることから呼吸が楽で
あり、また軟質金属体の使用で顔形に合つたマス
ク保持が行われることから、使用感がなく、声の
通りも良く、顎と口とに何ら運動拘束を生じさせ
ないで使い良い製品となるのである。
来の粉状粒状活性炭と比較し、有機溶剤や悪臭等
の吸着速度が約100倍と優れるのであり、塵埃や
各種菌で汚染された空気はマスク本体前面からガ
ーゼ、微集塵フイルター、殺菌シート、活性炭素
繊維、ガーゼなどと連接される各層を通過するの
であり、このさい特に花粉（２ミクロン）は勿論
0.5ミクロンまでの塵りや埃りなどが効果的に捕
集され且つ外気からの各種菌類も減菌されるのほ
か、咳などで体内から吐出される各種菌類も減菌
されて外気に放散せしめないと言う優れた効果を
奏するのであり非常に衛生的である。 なお、殺菌シートや活性炭素繊維は随時取換え
て使用しても良いが、適宜洗濯して使用するよう
になしても良い。 本考案品の使用で顔面側の当枠７は吸着体が直
接に鼻や口元などに接触することなく、常時一定
の間隔が保たれるようになることから呼吸が楽で
あり、また軟質金属体の使用で顔形に合つたマス
ク保持が行われることから、使用感がなく、声の
通りも良く、顎と口とに何ら運動拘束を生じさせ
ないで使い良い製品となるのである。
第１図は全体斜視図、第２図は分解図である。
１……マスク本体、４……微集塵フイルター、
５……吸着パツク、６，６′……軟質金属線、７
……当枠、８……減菌シート、９……９……細
孔。
５……吸着パツク、６，６′……軟質金属線、７
……当枠、８……減菌シート、９……９……細
孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前後面をガーゼ布で上方が開放された長方形
の袋体に縫成し、袋内に肉厚が凡そ２mm〜３mm
程度で不織布繊維からなる微集塵フイルター
と、極細銅繊維の多数が散在する肉厚が凡そ
0.1mm程度のフロスラツプウエブに多数の細孔
を穿設した殺菌シートと、肉厚が凡そ２mm〜５
mm程度で活性炭素繊維からなる吸着パツクと、
厚さが凡そ５mm程度で縦横寸法が凡そ５cm〜９
cmとなした窓枠を形成した当枠とを、上記順序
にセツトすると共に当枠が顔面側へ位置するよ
うにして収納し、適宜取替えながら使用するこ
とを特徴とした衛生マスク。 (2) 長方形状に形成した吸着パツクの上辺部及び
左右両側辺部に軟質金属バーが取付けてあるこ
とを特徴とした実用新案登録請求の範囲第１項
記載の衛生マスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20368486U JPH0416683Y2 (ja) | 1986-12-31 | 1986-12-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20368486U JPH0416683Y2 (ja) | 1986-12-31 | 1986-12-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63109159U JPS63109159U (ja) | 1988-07-13 |
| JPH0416683Y2 true JPH0416683Y2 (ja) | 1992-04-14 |
Family
ID=31169246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20368486U Expired JPH0416683Y2 (ja) | 1986-12-31 | 1986-12-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0416683Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011049077A1 (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | コデラカプロン株式会社 | マスクフィルター及びその製造方法、マスクフィルター用ポケット並びにマスク |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002126110A (ja) * | 2000-10-25 | 2002-05-08 | Shigematsu Works Co Ltd | 防じんマスク用フィルタ |
-
1986
- 1986-12-31 JP JP20368486U patent/JPH0416683Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011049077A1 (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | コデラカプロン株式会社 | マスクフィルター及びその製造方法、マスクフィルター用ポケット並びにマスク |
| JP2011083549A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Kodera Coplon Kk | マスクフィルター及びその製造方法、マスクフィルター用ポケット並びにマスク |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63109159U (ja) | 1988-07-13 |
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