JPH04163268A - マニュアル・電気二系統ブレーキシステム - Google Patents
マニュアル・電気二系統ブレーキシステムInfo
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- JPH04163268A JPH04163268A JP2290046A JP29004690A JPH04163268A JP H04163268 A JPH04163268 A JP H04163268A JP 2290046 A JP2290046 A JP 2290046A JP 29004690 A JP29004690 A JP 29004690A JP H04163268 A JPH04163268 A JP H04163268A
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Landscapes
- Regulating Braking Force (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、自動車の車輪のブレーキをマスタシリンダと
電気制御液圧源とによって選択的に作動させるマニュア
ル・電気二系統ブレーキシステムに関するものてあり、
特にそのブレーキシステムの構成を単純化する技術に関
するものである。
電気制御液圧源とによって選択的に作動させるマニュア
ル・電気二系統ブレーキシステムに関するものてあり、
特にそのブレーキシステムの構成を単純化する技術に関
するものである。
従来の技術
マニュアル・電気二系統ブレーキシステムの一例が、本
出願人か出願人である特開昭63−20256号公報に
一実施例として記載されている。
出願人か出願人である特開昭63−20256号公報に
一実施例として記載されている。
これは、(a)ブレーキペダル等のブレーキ操作部材の
操作に応じてマスタシリンダ圧を発生させるマスタシリ
ンダと、(b)車輪の回転を抑制するブレーキを作動さ
せるホイールシリンダと、(C)それらマスタシリンダ
とホイールシリンダとを互いに接続する主液通路に接続
される制御圧室を備え、ブレーキ操作部材の操作力また
は操作ストロ−つてあるブレーキ操作量に対応して予め
定められている高さの電気制御圧を制御圧室に電気制御
によって発生させる電気制御液圧源と、(d)主液通路
の制御王室との接続部より上流側の部分に接続され、ブ
レーキ作用時にマスタシリンダから排出されるブレーキ
液を一時的に収容し、ブレーキ解除時にマスタシリンダ
へ戻す液吸収器と、(e)主液通路の制御圧室との接続
部に接続され、マスタシリンダ圧と電気制御圧とをそれ
ぞれ互いに逆向きにパイロット圧として受けて作動する
制御ピストンを備え、電気制御液圧源が正常な高さの電
気制御圧を生じさせる状態ては電気制御圧をホイールシ
リンダに伝達する状態にあるが、電気制御液圧源が正常
な高さの電気制御圧を生じさせない状態ではマスタシリ
ンダ圧をホイールシリンダに伝達する状態となるパイロ
ット式切換装置と、(f+主液通路と液吸収器とを互い
に接続する副液通路に接続され、電気制御液圧源か正常
な高さの電気制御圧を生じさせる状態では開き、正常な
高さの電気制御圧を生じさせない状態では閉じる電磁開
閉弁とを含むブレーキシステムである。
操作に応じてマスタシリンダ圧を発生させるマスタシリ
ンダと、(b)車輪の回転を抑制するブレーキを作動さ
せるホイールシリンダと、(C)それらマスタシリンダ
とホイールシリンダとを互いに接続する主液通路に接続
される制御圧室を備え、ブレーキ操作部材の操作力また
は操作ストロ−つてあるブレーキ操作量に対応して予め
定められている高さの電気制御圧を制御圧室に電気制御
によって発生させる電気制御液圧源と、(d)主液通路
の制御王室との接続部より上流側の部分に接続され、ブ
レーキ作用時にマスタシリンダから排出されるブレーキ
液を一時的に収容し、ブレーキ解除時にマスタシリンダ
へ戻す液吸収器と、(e)主液通路の制御圧室との接続
部に接続され、マスタシリンダ圧と電気制御圧とをそれ
ぞれ互いに逆向きにパイロット圧として受けて作動する
制御ピストンを備え、電気制御液圧源が正常な高さの電
気制御圧を生じさせる状態ては電気制御圧をホイールシ
リンダに伝達する状態にあるが、電気制御液圧源が正常
な高さの電気制御圧を生じさせない状態ではマスタシリ
ンダ圧をホイールシリンダに伝達する状態となるパイロ
ット式切換装置と、(f+主液通路と液吸収器とを互い
に接続する副液通路に接続され、電気制御液圧源か正常
な高さの電気制御圧を生じさせる状態では開き、正常な
高さの電気制御圧を生じさせない状態では閉じる電磁開
閉弁とを含むブレーキシステムである。
発明が解決しようとする課題
このブレーキシステムを用いれば、ブレーキの効きを電
気的に制御し得、かつ、電気制御系の故障時にも自動車
を支障なく制動し得るのであるが、このブレーキシステ
ムを製作するには、マスタシリンダのみによってホイー
ルシリンダにブレーキ圧を発生させるマニュアルブレー
キシステムに対して、電気制御液圧源、パイロット式切
換装置。
気的に制御し得、かつ、電気制御系の故障時にも自動車
を支障なく制動し得るのであるが、このブレーキシステ
ムを製作するには、マスタシリンダのみによってホイー
ルシリンダにブレーキ圧を発生させるマニュアルブレー
キシステムに対して、電気制御液圧源、パイロット式切
換装置。
液吸収器および電磁開閉弁を付加しなければならない。
そのため、ブレーキシステムの構成が複雑となり、装置
コストか大きく上昇してしまうという問題や、電気制御
系の故障を電気的に検出する必要があり、作動の信頼性
がやや低下してしまうという問題があった。
コストか大きく上昇してしまうという問題や、電気制御
系の故障を電気的に検出する必要があり、作動の信頼性
がやや低下してしまうという問題があった。
本発明はこれらの問題を解決することを課題として為さ
れたものである。
れたものである。
課題を解決するための手段
そして、本発明の要旨は、前記マニュアル・電気二系統
ブレーキシステムを、(a)前記マスタシリンダ、ホイ
ールシリンダおよび液吸収器と、(b)それらマスタシ
リンダとホイールシリンダとを互いに接続する主液通路
に接続される制御圧室を備え、その制御圧室に電気制御
によって液圧を発生させる電気制御液圧源と、(C)主
液通路の液吸収器との接続部に接続され、マスタシリン
ダに発生するマスタシリンダ圧と電気制御液圧源に発生
する電気制御圧とをそれぞれ互いに逆向きにパイロット
圧として受けて作動する制御ピストンを備え、電気制御
液圧源が正常な高さの電気制御圧を生じさせる状態では
、マスタシリンダを液吸収器に接続するとともにマスタ
シリンダ圧をホイールシリンダに伝達しない状態にあり
、電気制御液圧源が正常な高さの電気制御圧を生じさせ
ない状態では、マスタシリンダを液吸収器から遮断する
とともにマスタシリンダ圧をホイールシリンダに伝達す
る状態となるパイロット式流通制御装置とを含むものと
し、かつ、電気制御液圧源を、それの電気制御系が異常
であってもマスタシリンダ圧が主液通路およびパイロッ
ト式流通制御装置を経てホイールシリンダに伝達される
ことを可能とするものとしたことにある。
ブレーキシステムを、(a)前記マスタシリンダ、ホイ
ールシリンダおよび液吸収器と、(b)それらマスタシ
リンダとホイールシリンダとを互いに接続する主液通路
に接続される制御圧室を備え、その制御圧室に電気制御
によって液圧を発生させる電気制御液圧源と、(C)主
液通路の液吸収器との接続部に接続され、マスタシリン
ダに発生するマスタシリンダ圧と電気制御液圧源に発生
する電気制御圧とをそれぞれ互いに逆向きにパイロット
圧として受けて作動する制御ピストンを備え、電気制御
液圧源が正常な高さの電気制御圧を生じさせる状態では
、マスタシリンダを液吸収器に接続するとともにマスタ
シリンダ圧をホイールシリンダに伝達しない状態にあり
、電気制御液圧源が正常な高さの電気制御圧を生じさせ
ない状態では、マスタシリンダを液吸収器から遮断する
とともにマスタシリンダ圧をホイールシリンダに伝達す
る状態となるパイロット式流通制御装置とを含むものと
し、かつ、電気制御液圧源を、それの電気制御系が異常
であってもマスタシリンダ圧が主液通路およびパイロッ
ト式流通制御装置を経てホイールシリンダに伝達される
ことを可能とするものとしたことにある。
なお、電気制御液圧源は例えば、ブレーキ操作時にブレ
ーキ操作量とブレーキ圧との対応関係を電気制御する形
式とすることかできる。前記公報に一実施例として記載
されているプレーキッステム(以下、単に従来装置とい
う)のように、ブレーキ操作量に対応して予め定められ
ている大きさの減速度を車体に生じさせる高さのブレー
キ圧を電気制御によって発生させる形式かそれの一例で
あり、また、車輪に過大なスリップか生じないようにブ
レーキ圧を電気制御するアンチロック制御を行う形式も
それの一例である。
ーキ操作量とブレーキ圧との対応関係を電気制御する形
式とすることかできる。前記公報に一実施例として記載
されているプレーキッステム(以下、単に従来装置とい
う)のように、ブレーキ操作量に対応して予め定められ
ている大きさの減速度を車体に生じさせる高さのブレー
キ圧を電気制御によって発生させる形式かそれの一例で
あり、また、車輪に過大なスリップか生じないようにブ
レーキ圧を電気制御するアンチロック制御を行う形式も
それの一例である。
以上例示した形式はいずれも、自動車を制動するために
用いられるブレーキ圧を電気制御するものであったが、
その他の目的のためにブレーキ圧を電気制御する形式と
することもてきる。例えは、ブレーキ操作が行なわれて
いない車両発進時に車輪に過大なスリップが生じないよ
うにブレーキ圧を電気制御する加速スリップ制御を行う
形式としたり、車両の旋回状態を制御するためにブレー
キ圧を電気制御する形式とすることができるのである。
用いられるブレーキ圧を電気制御するものであったが、
その他の目的のためにブレーキ圧を電気制御する形式と
することもてきる。例えは、ブレーキ操作が行なわれて
いない車両発進時に車輪に過大なスリップが生じないよ
うにブレーキ圧を電気制御する加速スリップ制御を行う
形式としたり、車両の旋回状態を制御するためにブレー
キ圧を電気制御する形式とすることができるのである。
作用
本発明に係るマニュアル・電気二系統ブレーキシステム
においては、パイロット式流通制御装置により、電気制
御液圧源の作動状態の良否に応じて、マスタシリンダ圧
と電気制御圧とのうちホイールシリンダに伝達されるも
のの液圧選択と、マスタシリンダと液吸収器との連通・
遮断との双方か行なわれる。前記従来装置におけるパイ
ロット式切換装置の機能と電磁開閉弁の機能とかパイロ
ット式流通制御装置−つによって実現されるのである。
においては、パイロット式流通制御装置により、電気制
御液圧源の作動状態の良否に応じて、マスタシリンダ圧
と電気制御圧とのうちホイールシリンダに伝達されるも
のの液圧選択と、マスタシリンダと液吸収器との連通・
遮断との双方か行なわれる。前記従来装置におけるパイ
ロット式切換装置の機能と電磁開閉弁の機能とかパイロ
ット式流通制御装置−つによって実現されるのである。
また、その従来装置においでは、マスタシリンダと液吸
収器との連通・遮断か電磁開閉弁により電気的に行なわ
れるようになっていたが、本発明装置においては、その
連通・遮断がパイロット式流通制御装置により機械的に
行なわれる。
収器との連通・遮断か電磁開閉弁により電気的に行なわ
れるようになっていたが、本発明装置においては、その
連通・遮断がパイロット式流通制御装置により機械的に
行なわれる。
発明の効果
そのため、本発明に従えば、マニュアル・電気二系統ブ
レーキシステムの構成が従来装置におけるより単純化さ
れて、装置コストが削減されるとともに、電気制御部品
の数か削減されて、ブレーキシステムの作動信頼性か向
上するという効果か得られる。
レーキシステムの構成が従来装置におけるより単純化さ
れて、装置コストが削減されるとともに、電気制御部品
の数か削減されて、ブレーキシステムの作動信頼性か向
上するという効果か得られる。
実施例
以下、本発明のいくつかの実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図において10はマスタシリンダであり、このマス
タシリンダIOにブレーキ操作部材としてのブレーキペ
ダル12か連結されている。マスタシリンダ10は2個
の加圧ピストンを直列に備えたタンデム型であり、ブレ
ーキペダル12の踏込みに応じて2つの独立した加圧室
にほぼ同じ高さのマスタシリンダ圧を発生させる。一方
の加圧室に発生したマスタシリンダ圧は主液通路14゜
16および18により左右前輪の各ディスクブレーキ(
これが本発明におけるブレーキの一態様である)のホイ
ールシリンダ20に伝達され、他方の加圧室に発生した
マスタシリンダ圧は主液通路24.26および28によ
り左右後輪の各ディスクブレーキのホイールシリンダ3
0に伝達される。
タシリンダIOにブレーキ操作部材としてのブレーキペ
ダル12か連結されている。マスタシリンダ10は2個
の加圧ピストンを直列に備えたタンデム型であり、ブレ
ーキペダル12の踏込みに応じて2つの独立した加圧室
にほぼ同じ高さのマスタシリンダ圧を発生させる。一方
の加圧室に発生したマスタシリンダ圧は主液通路14゜
16および18により左右前輪の各ディスクブレーキ(
これが本発明におけるブレーキの一態様である)のホイ
ールシリンダ20に伝達され、他方の加圧室に発生した
マスタシリンダ圧は主液通路24.26および28によ
り左右後輪の各ディスクブレーキのホイールシリンダ3
0に伝達される。
符号32はディスクブレーキのキャリパ、34はディス
クロータである。なお、前輪ブレーキ系統と後輪ブレー
キ系統とは構成か共通であるため、以下、前輪ブレーキ
系統を代表的に説明する。
クロータである。なお、前輪ブレーキ系統と後輪ブレー
キ系統とは構成か共通であるため、以下、前輪ブレーキ
系統を代表的に説明する。
主液通路14および16の間にはパイロット式流通制御
装置(以下、単に流通制御装置という)40が接続され
ている。流通制御装置40はハウジング内にスプール4
2(これが本発明における制御ピストンの一態様である
)が液密かつ摺動可能に嵌合されたものである。スプー
ル42の後。
装置(以下、単に流通制御装置という)40が接続され
ている。流通制御装置40はハウジング内にスプール4
2(これが本発明における制御ピストンの一態様である
)が液密かつ摺動可能に嵌合されたものである。スプー
ル42の後。
前(図において上、下)にはそれぞれ液室44゜46が
形成されており、液室44は主液通路14を経てマスタ
シリンダ10、液室46は主液通路16および18を経
てホイールシリンダ20に接続されている。スプール4
2の外周面には円環溝50が形成され、この円環溝50
に、液室44に連通した連通路52が開口させられてい
る。スプール42は常にはスプリング54の小さな弾性
力によって図示の原位置に保たれており、円環溝50に
より制御ポート56を液室44に連通させているが、液
室46内の液圧か液室44内の液圧より高くなれば前進
(図において下方に移動)し、スプール42のランド5
8により制御ポート56を液室44から遮断する。すな
わち、流通制御装置40は、制御ポート56と円環溝5
0との遮断をランド58とスプール42か嵌合されるシ
リンダボアとの間の金属間シールにより行なうものなの
である。
形成されており、液室44は主液通路14を経てマスタ
シリンダ10、液室46は主液通路16および18を経
てホイールシリンダ20に接続されている。スプール4
2の外周面には円環溝50が形成され、この円環溝50
に、液室44に連通した連通路52が開口させられてい
る。スプール42は常にはスプリング54の小さな弾性
力によって図示の原位置に保たれており、円環溝50に
より制御ポート56を液室44に連通させているが、液
室46内の液圧か液室44内の液圧より高くなれば前進
(図において下方に移動)し、スプール42のランド5
8により制御ポート56を液室44から遮断する。すな
わち、流通制御装置40は、制御ポート56と円環溝5
0との遮断をランド58とスプール42か嵌合されるシ
リンダボアとの間の金属間シールにより行なうものなの
である。
上記制御ポート56には液吸収器60か接続されている
。液吸収器60は、ハウジング内に液密かつ摺動可能に
嵌合されたピストン64かスプリング66によって前進
方向に付勢されたスプリング式であり、液圧に比例した
量のブレーキ液を吸収するものである。また、前記主液
通路16および18の間には常開の電磁開閉弁70か接
続されている。
。液吸収器60は、ハウジング内に液密かつ摺動可能に
嵌合されたピストン64かスプリング66によって前進
方向に付勢されたスプリング式であり、液圧に比例した
量のブレーキ液を吸収するものである。また、前記主液
通路16および18の間には常開の電磁開閉弁70か接
続されている。
主液通路18には電気制御液圧源80か接続されている
。電気制御液圧源80はハウジング内に、電動モータ8
2によって前進・後退させられる加圧ピストン84か液
密かつ摺動可能に嵌合された電動モータ式である。加圧
ピストン84の前方には加圧室86(これが本発明にお
ける制御王室の一態様である)が形成されており、その
加圧室86が上記主液通路18に接続されている。加圧
ピストン84の後端面にはボールねじ88が係合させら
れている。ボールねじ88は図示しない固定部材により
軸線回りに回転不能かつ軸線方向に移動可能に保持され
ている。このボールねじ88はナツト90に螺合されて
いる。ナツト90は図示しない固定部材により軸線回り
に回転可能かつ軸線方向に移動不能に保持されている。
。電気制御液圧源80はハウジング内に、電動モータ8
2によって前進・後退させられる加圧ピストン84か液
密かつ摺動可能に嵌合された電動モータ式である。加圧
ピストン84の前方には加圧室86(これが本発明にお
ける制御王室の一態様である)が形成されており、その
加圧室86が上記主液通路18に接続されている。加圧
ピストン84の後端面にはボールねじ88が係合させら
れている。ボールねじ88は図示しない固定部材により
軸線回りに回転不能かつ軸線方向に移動可能に保持され
ている。このボールねじ88はナツト90に螺合されて
いる。ナツト90は図示しない固定部材により軸線回り
に回転可能かつ軸線方向に移動不能に保持されている。
ナツト90の外周面には大径ギヤ92が形成され、この
大径ギヤ92に小径ギヤ94か噛み合わされている。
大径ギヤ92に小径ギヤ94か噛み合わされている。
小径ギヤ94はクラッチ98を介して前記電動モータ8
2の回転軸に連結されている。クラッチ98は、電動モ
ータ82側の回転は小径ギヤ94に伝達するが、小径ギ
ヤ94側の回転は電動モータ82に伝達しないワンウェ
イ式である。
2の回転軸に連結されている。クラッチ98は、電動モ
ータ82側の回転は小径ギヤ94に伝達するが、小径ギ
ヤ94側の回転は電動モータ82に伝達しないワンウェ
イ式である。
以上のように構成された電気制御液圧源80においては
、電動モータ82を正方向に回転させれば、それに伴っ
て小径ギヤ94.大径ギヤ92゜ナツト90およびボー
ルねじ88も正方向に回転させられるため、ボールねじ
88か加圧ピストン84と一体的に前進(図において右
方へ移動)し、これにより加圧室86の容積か減少して
電気制御圧が上昇する。これに対して、電動モータ82
を逆方向に回転させれば、それに伴ってボールねし88
等も逆方向に回転させられるため、ボールねじ88が加
圧ピストン84と一体的に後退し、これにより加圧室8
6の容積が増加して電気制御圧か低下する。また、電動
モータ82か停止状態にある場合には、クラッチ98に
よって電気制御圧は一定に保持される。
、電動モータ82を正方向に回転させれば、それに伴っ
て小径ギヤ94.大径ギヤ92゜ナツト90およびボー
ルねじ88も正方向に回転させられるため、ボールねじ
88か加圧ピストン84と一体的に前進(図において右
方へ移動)し、これにより加圧室86の容積か減少して
電気制御圧が上昇する。これに対して、電動モータ82
を逆方向に回転させれば、それに伴ってボールねし88
等も逆方向に回転させられるため、ボールねじ88が加
圧ピストン84と一体的に後退し、これにより加圧室8
6の容積が増加して電気制御圧か低下する。また、電動
モータ82か停止状態にある場合には、クラッチ98に
よって電気制御圧は一定に保持される。
前記ブレーキペダル12に加えられる踏力は踏力センサ
130によって検出され、各車輪の車輪速度は各車輪速
度センサ132によって検出される。それらセンサ13
0,132からの出力信号は電子制御ユニット(以下、
単にECUで表す。
130によって検出され、各車輪の車輪速度は各車輪速
度センサ132によって検出される。それらセンサ13
0,132からの出力信号は電子制御ユニット(以下、
単にECUで表す。
図においても同じ)140に供給され、ECUI40は
それら出力信号に基づいて前記電磁開閉弁70および電
動モータ82を制御する。ECUI40は図示しないC
PU、ROMおよびRAMがバスにより互いに接続され
たコンピュータを主体とするものである。そして、その
ROMのプログラムメモリには、前記ディスクブレーキ
のブレーキ摩擦材の摩擦係数の大小や路面の傾斜や積載
荷重の大小等とは無関係に、常に踏力に見合った大きさ
の減速度を車体に生じさせる制動効果制御とでも称すべ
き制御を行う制御プログラムと、車両制動時に各車輪に
過大なスリップが生じることを防止するアンチロック制
御を行なう制御プログラムを始め、各種制御プログラム
が格納されている。
それら出力信号に基づいて前記電磁開閉弁70および電
動モータ82を制御する。ECUI40は図示しないC
PU、ROMおよびRAMがバスにより互いに接続され
たコンピュータを主体とするものである。そして、その
ROMのプログラムメモリには、前記ディスクブレーキ
のブレーキ摩擦材の摩擦係数の大小や路面の傾斜や積載
荷重の大小等とは無関係に、常に踏力に見合った大きさ
の減速度を車体に生じさせる制動効果制御とでも称すべ
き制御を行う制御プログラムと、車両制動時に各車輪に
過大なスリップが生じることを防止するアンチロック制
御を行なう制御プログラムを始め、各種制御プログラム
が格納されている。
また、ROMには、踏力Fと減速度Gとの対応関係を規
定するF−Gマツプも格納されている。
定するF−Gマツプも格納されている。
次に作動を説明する。
ブレーキペダル12か踏み込まれていない状態では、流
通側(卸装置40.液吸収器60.電磁開閉弁70およ
び電気制御液圧源80は図示の原状態にある。このとき
加圧室86にもホイールシリンダ20.30にも液圧か
生じていない。
通側(卸装置40.液吸収器60.電磁開閉弁70およ
び電気制御液圧源80は図示の原状態にある。このとき
加圧室86にもホイールシリンダ20.30にも液圧か
生じていない。
この状態からブレーキペダル12が踏み込まれれば、E
CU I 40は踏力センサ130から踏力を読み込み
、前記F−Gマツプを用いてその踏力に対応する減速度
を目標減速度に決定するとともに、各車輪速度センサ1
32の出力信号に基づいて車体に実際に生じている実減
速度を算出する。
CU I 40は踏力センサ130から踏力を読み込み
、前記F−Gマツプを用いてその踏力に対応する減速度
を目標減速度に決定するとともに、各車輪速度センサ1
32の出力信号に基づいて車体に実際に生じている実減
速度を算出する。
さらに、ECU140は、それら実減速度と目標減速度
とに基づいて電動モータ82の制御量を前輪ブレーキ系
統と後輪ブレーキ系統とについてそれぞれ算出した後、
各制御量て各電動モータ82を制御する。本ブレーキシ
ステムにおいては、電気制御液圧源80か正常に作動す
る状態では、アンチロック制御か行われている状態を除
き、加圧室86に発生する電気制御圧の方かマスタシリ
ンダ10に発生するマスタシリンダ圧より必す高くなる
ように設定されている。したがって、現在電気制御液圧
源80は正常に作動する状態にあると仮定すれば、ブレ
ーキペダル12か踏み込まれれば、流通制御装置40は
、液室46内の液圧の方が液室44内の液圧より高いか
ら、依然としてスプール42か図示の原位置に保たれて
、マスタシリンダ10を液吸収器60に連通させ、かつ
、マスタシリンダ圧をホイールシリンダ20.30に伝
達しない状態、すなわち、ホイールシリンダ圧が電気制
御液圧源80によって制御される状態にある。したがっ
て、今回は、各電気制御液圧源80の電気制御圧と等し
い高さの液圧か各ホイールシリンダ20.30に発生さ
せられ、踏力に見合った大きさの減速度で自動車が制動
される。
とに基づいて電動モータ82の制御量を前輪ブレーキ系
統と後輪ブレーキ系統とについてそれぞれ算出した後、
各制御量て各電動モータ82を制御する。本ブレーキシ
ステムにおいては、電気制御液圧源80か正常に作動す
る状態では、アンチロック制御か行われている状態を除
き、加圧室86に発生する電気制御圧の方かマスタシリ
ンダ10に発生するマスタシリンダ圧より必す高くなる
ように設定されている。したがって、現在電気制御液圧
源80は正常に作動する状態にあると仮定すれば、ブレ
ーキペダル12か踏み込まれれば、流通制御装置40は
、液室46内の液圧の方が液室44内の液圧より高いか
ら、依然としてスプール42か図示の原位置に保たれて
、マスタシリンダ10を液吸収器60に連通させ、かつ
、マスタシリンダ圧をホイールシリンダ20.30に伝
達しない状態、すなわち、ホイールシリンダ圧が電気制
御液圧源80によって制御される状態にある。したがっ
て、今回は、各電気制御液圧源80の電気制御圧と等し
い高さの液圧か各ホイールシリンダ20.30に発生さ
せられ、踏力に見合った大きさの減速度で自動車が制動
される。
現在、マスタシリンダ10は流通制御装置40により液
吸収器60に連通させられているから、ブレーキペダル
12の踏込みか強められるのに伴ってマスタシリンダ1
0から排出されるブレーキ液は液吸収器60内に吸収さ
れ、また、その踏込みが弱められるのに伴って液吸収器
60内のブレーキ液がマスタシリンダ10に戻される。
吸収器60に連通させられているから、ブレーキペダル
12の踏込みか強められるのに伴ってマスタシリンダ1
0から排出されるブレーキ液は液吸収器60内に吸収さ
れ、また、その踏込みが弱められるのに伴って液吸収器
60内のブレーキ液がマスタシリンダ10に戻される。
したかって、ホイールシリンダ圧か電気制御される場合
であっても踏力に応じて適当な踏込みストロークが得ら
れ、ブレーキ操作フィーリングが向上する。
であっても踏力に応じて適当な踏込みストロークが得ら
れ、ブレーキ操作フィーリングが向上する。
ホイールシリンダ圧か実際には電気制御液圧源80によ
って制御されているにもかかわらず、あたかもマスタシ
リンダ10によって制御されているかのようなフィーリ
ングでブレーキ操作を行い得るのである。なお、液吸収
器60のブレーキ吸収特性すなわち踏力と踏込みストロ
ークとの対応関係は例えば、液吸収器60のスプリング
66の初期長さまたははね定数を変更することによって
変更することができる。
って制御されているにもかかわらず、あたかもマスタシ
リンダ10によって制御されているかのようなフィーリ
ングでブレーキ操作を行い得るのである。なお、液吸収
器60のブレーキ吸収特性すなわち踏力と踏込みストロ
ークとの対応関係は例えば、液吸収器60のスプリング
66の初期長さまたははね定数を変更することによって
変更することができる。
ECU l 40はまた、ブレーキ操作中、各車輪速度
センサ132の出力信号に基づいて、現在ブレーキペダ
ル12に加えられている踏力か路面の摩擦係数との関係
において過大であるために前輪および後輪にそれぞれロ
ック傾向か生じたか否かを定期的に判定する。ロック傾
向か生じたと判定した場合には、前輪ブレーキ系統およ
び後輪ブレーキ系統のうちロック傾向が生じたと判定し
た車輪が属するものに対しては、前記制動効果制御を中
断してアンチロック制御を開始する。
センサ132の出力信号に基づいて、現在ブレーキペダ
ル12に加えられている踏力か路面の摩擦係数との関係
において過大であるために前輪および後輪にそれぞれロ
ック傾向か生じたか否かを定期的に判定する。ロック傾
向か生じたと判定した場合には、前輪ブレーキ系統およ
び後輪ブレーキ系統のうちロック傾向が生じたと判定し
た車輪が属するものに対しては、前記制動効果制御を中
断してアンチロック制御を開始する。
車輪にロック傾向が生じたと判定した場合には、ECU
140は、アンチロック制御に先立って、ロック傾向が
生じたと判定された車輪を含むブレーキ系統に属する電
磁開閉弁70を閉じさせ、これにより、ホイールシリン
ダ20.30および電気制御液圧源80と流通制御装置
40およびマスタシリンダ10とか互いに遮断される。
140は、アンチロック制御に先立って、ロック傾向が
生じたと判定された車輪を含むブレーキ系統に属する電
磁開閉弁70を閉じさせ、これにより、ホイールシリン
ダ20.30および電気制御液圧源80と流通制御装置
40およびマスタシリンダ10とか互いに遮断される。
その後、ECU 140は、ロック傾向が生じたと判定
した車輪のスリップ率を適正範囲に保つ高さの液圧かホ
イールシリンダ20.30に発生するように、電気制御
液圧源80の電動モータ82を制御する。
した車輪のスリップ率を適正範囲に保つ高さの液圧かホ
イールシリンダ20.30に発生するように、電気制御
液圧源80の電動モータ82を制御する。
アンチロック制御中には、電気制御圧かマスタシリンダ
圧より低い高さに減圧されることかあるが、電磁開閉弁
70によりホイールシリンダ20,30は流通制御装置
40から遮断されるため、流通制御装置40のスプール
42か予定に反して図示の原位置から前進することはな
く、依然として、ホイールシリンダ圧が電気制御液圧源
80によって制御される状態に保たれる。そして、EC
UI40は、もはやアンチロック制御を行う必要かない
と判定すれば、そのアンチロック制御を終了させ、電磁
開閉弁70を開かせた後、制動効果制御を再開する。
圧より低い高さに減圧されることかあるが、電磁開閉弁
70によりホイールシリンダ20,30は流通制御装置
40から遮断されるため、流通制御装置40のスプール
42か予定に反して図示の原位置から前進することはな
く、依然として、ホイールシリンダ圧が電気制御液圧源
80によって制御される状態に保たれる。そして、EC
UI40は、もはやアンチロック制御を行う必要かない
と判定すれば、そのアンチロック制御を終了させ、電磁
開閉弁70を開かせた後、制動効果制御を再開する。
以上、電気制御液圧源80か正常に作動する場合につい
て説明したが、電気制御液圧源80が正常な高さの電気
制御圧を生じさせない状態にある場合について説明する
。
て説明したが、電気制御液圧源80が正常な高さの電気
制御圧を生じさせない状態にある場合について説明する
。
この場合には、ブレーキペダル12が踏み込まれてマス
タシリンダ圧か上昇しても電気制御圧は上昇しない(今
回は電気制御圧が全く発生しないと仮定する)ため、流
通制御装置40は、液室44内の液圧がスプリング54
の弾性力および液室46内の液圧(今回は0)に打ち勝
つ高さに高められると、スプール42が図示の原位置か
ら前進し、これにより、マスタシリンダ10は液吸収器
60から遮断される。そのため、今回は、マスタシリン
ダ10内のブレーキ液はホイールシリンダ20.30の
みに排出され、液吸収器60には排出されず、その結果
、踏込みストロークが踏力との関係において異常に長(
なることか防止され、良好なブレーキ操作フィーリング
か確保される。
タシリンダ圧か上昇しても電気制御圧は上昇しない(今
回は電気制御圧が全く発生しないと仮定する)ため、流
通制御装置40は、液室44内の液圧がスプリング54
の弾性力および液室46内の液圧(今回は0)に打ち勝
つ高さに高められると、スプール42が図示の原位置か
ら前進し、これにより、マスタシリンダ10は液吸収器
60から遮断される。そのため、今回は、マスタシリン
ダ10内のブレーキ液はホイールシリンダ20.30の
みに排出され、液吸収器60には排出されず、その結果
、踏込みストロークが踏力との関係において異常に長(
なることか防止され、良好なブレーキ操作フィーリング
か確保される。
また、電気制御液圧源80の加圧ピストン84は、それ
の電気制御系(例えば、電動モータ82゜その電動モー
タ82に電気信号を供給する手段等)の故障時でも、加
圧室86の容積を増加させる後退かクラッチ98により
阻止されるため、加圧室86は昇圧可能な状態にある。
の電気制御系(例えば、電動モータ82゜その電動モー
タ82に電気信号を供給する手段等)の故障時でも、加
圧室86の容積を増加させる後退かクラッチ98により
阻止されるため、加圧室86は昇圧可能な状態にある。
したかって、この状態では流通制御装置40のスプール
42は移動可能な単なる隔壁として機能し得ることにな
り、マスタシリンダ圧とほぼ等しい高さの液圧が液室4
6.加圧室86およびホイールシリンダ20.30内に
発生する。そのため、電気制御液圧源80の故障時でも
自動車を支障なく制動し得る。
42は移動可能な単なる隔壁として機能し得ることにな
り、マスタシリンダ圧とほぼ等しい高さの液圧が液室4
6.加圧室86およびホイールシリンダ20.30内に
発生する。そのため、電気制御液圧源80の故障時でも
自動車を支障なく制動し得る。
流通制御装置の別の態様を第2図および第3図にそれぞ
れ示す。
れ示す。
第2図に示す流通制御装置160は有底円筒状のハウジ
ング162を備えている。このハウジング162の内周
面はシリンダボア164とされていて、それに制御ピス
トン166が液密かつ摺動可能に嵌合されている。ハウ
ジング162の開口端にはプラグ170が螺合によって
液密に固定されている。符号172は0リング、174
はバックアップリングである。ハウジング162に制御
ピストン166が嵌合されることにより制御ピストン1
66の後方(図において上方)に液室180、前方(図
において下方)に液室182がそれそれ形成されている
。液室180はポート186を経て前記マスタシリンダ
10、液室182はポー)188を経て前記電気制御液
圧源80とホイールシリンダ20.30とに連通させら
れている。
ング162を備えている。このハウジング162の内周
面はシリンダボア164とされていて、それに制御ピス
トン166が液密かつ摺動可能に嵌合されている。ハウ
ジング162の開口端にはプラグ170が螺合によって
液密に固定されている。符号172は0リング、174
はバックアップリングである。ハウジング162に制御
ピストン166が嵌合されることにより制御ピストン1
66の後方(図において上方)に液室180、前方(図
において下方)に液室182がそれそれ形成されている
。液室180はポート186を経て前記マスタシリンダ
10、液室182はポー)188を経て前記電気制御液
圧源80とホイールシリンダ20.30とに連通させら
れている。
制御ピストン166は常にはスプリング190の小さな
弾性力によって図示の原位置に保たれている。
弾性力によって図示の原位置に保たれている。
制御ピストン166の外周面には円環溝192が形成さ
れ、その円環溝192の前後にカップシール194,1
96が取り付けられている。カップシール194.19
6はそれぞれ、円環溝192側から液室180,182
側へ向かうブレーキ液の流れを阻止するものである。な
お、制御ピストン166にはさらに、液室180.18
2から円環溝192へ向かうブレーキ液の流れを阻止す
るカップシール198,200も取り付けられている。
れ、その円環溝192の前後にカップシール194,1
96が取り付けられている。カップシール194.19
6はそれぞれ、円環溝192側から液室180,182
側へ向かうブレーキ液の流れを阻止するものである。な
お、制御ピストン166にはさらに、液室180.18
2から円環溝192へ向かうブレーキ液の流れを阻止す
るカップシール198,200も取り付けられている。
また、円環溝192は連通路202によって常時液室1
80に連通させられている。
80に連通させられている。
前記ハウジング162には、前記液吸収器60に接続さ
れる制御ポート204も形成されている。
れる制御ポート204も形成されている。
制御ポート204は制御ピストン166が図示の原位置
にある状態で、シリンダボア164の、カップシール1
94と196との間の部分に開口させられている。つま
り、この状態では制御ポート204は円環溝192およ
び連通路202により液室180に連通させられている
のである。
にある状態で、シリンダボア164の、カップシール1
94と196との間の部分に開口させられている。つま
り、この状態では制御ポート204は円環溝192およ
び連通路202により液室180に連通させられている
のである。
したかって、電気制御液圧源80が正常に作動する状態
では、液室182内の液圧すなわち電気制御圧か液室1
80内の液圧すなわちマスタシリンダ圧より高いため、
制御ピストン166は図示の原位置にあって、マスタシ
リンダ10が液吸収器60に接続されるとともに、マス
タシリンダ圧かホイールシリンダ20.30に伝達され
ない状態にある。
では、液室182内の液圧すなわち電気制御圧か液室1
80内の液圧すなわちマスタシリンダ圧より高いため、
制御ピストン166は図示の原位置にあって、マスタシ
リンダ10が液吸収器60に接続されるとともに、マス
タシリンダ圧かホイールシリンダ20.30に伝達され
ない状態にある。
それに対して、電気制御液圧源80が故障した場合には
、液室180内の液圧すなわちマスタシリンダ圧が液室
182内の液圧すなわち電気制御圧(今回も0であると
仮定する)より一定量以上高められると、制御ピストン
166は前進(図において下方への移動)を開始し、制
御ピストン166か原位置から一定距離以上前進して、
制御ポート204がカップシール196に対してそれの
後退側(図において上側)に外れると、液室180側か
ら制御ポート204側へのブレーキ液の流れかカップシ
ール196によって阻止され、これにより、液室180
すなわちマスタシリンダ10が液吸収器60から遮断さ
れる。また、この状態では、制御ピストン166の移動
が許容されるため、マスタシリンダ圧か制御ピストン1
66を介して液室182すなわちホイールシリンダ20
゜30に伝達され、その結果、マスタシリンダ圧とほぼ
等しい高さの液圧かホイールシリンダ20゜30に発生
することになる。
、液室180内の液圧すなわちマスタシリンダ圧が液室
182内の液圧すなわち電気制御圧(今回も0であると
仮定する)より一定量以上高められると、制御ピストン
166は前進(図において下方への移動)を開始し、制
御ピストン166か原位置から一定距離以上前進して、
制御ポート204がカップシール196に対してそれの
後退側(図において上側)に外れると、液室180側か
ら制御ポート204側へのブレーキ液の流れかカップシ
ール196によって阻止され、これにより、液室180
すなわちマスタシリンダ10が液吸収器60から遮断さ
れる。また、この状態では、制御ピストン166の移動
が許容されるため、マスタシリンダ圧か制御ピストン1
66を介して液室182すなわちホイールシリンダ20
゜30に伝達され、その結果、マスタシリンダ圧とほぼ
等しい高さの液圧かホイールシリンダ20゜30に発生
することになる。
第3図に示す流通制御装置220も有底円筒状のハウジ
ング222を備えていて、それの開口端もプラグ224
によって液密に閉塞されている。
ング222を備えていて、それの開口端もプラグ224
によって液密に閉塞されている。
このプラグ224にも0リング226およびバックアッ
プリング228か取り付けられている。/)ウジング2
22には段付き状のシリンダボア230か形成されてお
り、それに段付き状の制御ピストン232か液密かつ摺
動可能に嵌合されている。
プリング228か取り付けられている。/)ウジング2
22には段付き状のシリンダボア230か形成されてお
り、それに段付き状の制御ピストン232か液密かつ摺
動可能に嵌合されている。
ハウジング222内の空間は制御ピストン232により
3つに仕切られており、制御ピストン232の後方の空
間(図において上側の空間)、前方の空間(図において
下側の空間)および制御ピストン232の段付き部とシ
リンダボア230の段付き部との間の円環状の空間はそ
れぞれ、液室240.242および244とされている
。液室240はポート246を経てマスタシリンダ10
゜液室242は制御ポート248を経て液吸収器60、
液室244はポート250を経て電気制御液圧源80お
よびホイールシリンダ20.30に接続されている。液
室240と242とは連通路251によって常時互いに
連通させられている。なお、制御ピストン232にはカ
ップシール252゜254.256および258か取り
付けられている。また、制御ピストン232は常にはス
プリング260の小さな弾性力によって図示の原位置に
保たれている。
3つに仕切られており、制御ピストン232の後方の空
間(図において上側の空間)、前方の空間(図において
下側の空間)および制御ピストン232の段付き部とシ
リンダボア230の段付き部との間の円環状の空間はそ
れぞれ、液室240.242および244とされている
。液室240はポート246を経てマスタシリンダ10
゜液室242は制御ポート248を経て液吸収器60、
液室244はポート250を経て電気制御液圧源80お
よびホイールシリンダ20.30に接続されている。液
室240と242とは連通路251によって常時互いに
連通させられている。なお、制御ピストン232にはカ
ップシール252゜254.256および258か取り
付けられている。また、制御ピストン232は常にはス
プリング260の小さな弾性力によって図示の原位置に
保たれている。
液室242内には制御ポート248を開閉するための開
閉弁262が設けられている。開閉弁262は、シリン
ダボア230の底面に形成され、かつ、制御ポート24
8か開口する弁座264を備えている。開閉弁262は
さらに、その弁座264に着座して制御ポー1〜248
を遮断するゴム製の弁子266と、その弁子266を弁
座264の面に直角な方向すなわち制御ピストン232
の軸線方向に平行な方向に摺動可能に保持する保持部材
270とを備えている。なお、前記スプリング260は
、その保持部材270と制御ビス1〜ン232のスプリ
ングリテーナ272との間に配設されている。保持部材
270と弁子266との間には常時弁子266を弁座2
64側に付勢するスプリング274か配設されている。
閉弁262が設けられている。開閉弁262は、シリン
ダボア230の底面に形成され、かつ、制御ポート24
8か開口する弁座264を備えている。開閉弁262は
さらに、その弁座264に着座して制御ポー1〜248
を遮断するゴム製の弁子266と、その弁子266を弁
座264の面に直角な方向すなわち制御ピストン232
の軸線方向に平行な方向に摺動可能に保持する保持部材
270とを備えている。なお、前記スプリング260は
、その保持部材270と制御ビス1〜ン232のスプリ
ングリテーナ272との間に配設されている。保持部材
270と弁子266との間には常時弁子266を弁座2
64側に付勢するスプリング274か配設されている。
そして、弁子266は常には開弁部材278によって弁
座264から離間させられている。
座264から離間させられている。
したがって、ブレーキペダル12が踏み込まれた場合に
は、電気制御液圧源80か正常に作動する状態にあれば
、液室244内の液圧すなわち電気制御圧の方が液室2
40および液室242内の液圧すなわちマスタシリンダ
圧より高いため、制御ピストン232に後退力(図にお
いて上向きの力)が付与されることとなり、依然として
制御ピストン232は原位置に保たれる。そのため、弁
子266も原位置に保たれ、マスタシリンダ10はポー
ト246.液室240.連通路251.液室242およ
び制御ポー1−248を経て液吸収器60に連通させら
れる。
は、電気制御液圧源80か正常に作動する状態にあれば
、液室244内の液圧すなわち電気制御圧の方が液室2
40および液室242内の液圧すなわちマスタシリンダ
圧より高いため、制御ピストン232に後退力(図にお
いて上向きの力)が付与されることとなり、依然として
制御ピストン232は原位置に保たれる。そのため、弁
子266も原位置に保たれ、マスタシリンダ10はポー
ト246.液室240.連通路251.液室242およ
び制御ポー1−248を経て液吸収器60に連通させら
れる。
それに対して、電気制御液圧源80か故障した場合には
、液室240および液室242内の液圧の方か液室24
4内の液圧(今回もOであると仮定する)より高くなる
ため、制御ピストン232はスプリング260を圧縮し
つつ前進(図において下方に移動)する。その際、弁子
266はスプリング274によって制御ピストン232
と一体的に前進し、やがて弁座264に着座する。これ
により、制御ポート248か遮断され、マスタシリンダ
10は液吸収器60から遮断される。また、制御ピスト
ン232の移動か可能となるため、マスタシリンダ圧か
液室240.制御ピストン232および液室244を経
てホイールシリンダ20゜30に伝達され、その結果、
マスタシリンダ圧にほぼ等しい高さの液圧がホイールシ
リンダ20゜30に発生することになる。
、液室240および液室242内の液圧の方か液室24
4内の液圧(今回もOであると仮定する)より高くなる
ため、制御ピストン232はスプリング260を圧縮し
つつ前進(図において下方に移動)する。その際、弁子
266はスプリング274によって制御ピストン232
と一体的に前進し、やがて弁座264に着座する。これ
により、制御ポート248か遮断され、マスタシリンダ
10は液吸収器60から遮断される。また、制御ピスト
ン232の移動か可能となるため、マスタシリンダ圧か
液室240.制御ピストン232および液室244を経
てホイールシリンダ20゜30に伝達され、その結果、
マスタシリンダ圧にほぼ等しい高さの液圧がホイールシ
リンダ20゜30に発生することになる。
以上説明した実施例においては、運転者か車体に生じさ
せることを希望する大きさの減速度かブレーキペダル1
2に加えられる踏力の大きさから読み取られるようにな
っていたが、例えばマスタシリンダ圧の高さから読み取
ってもよい。
せることを希望する大きさの減速度かブレーキペダル1
2に加えられる踏力の大きさから読み取られるようにな
っていたが、例えばマスタシリンダ圧の高さから読み取
ってもよい。
また、それら実施例においては、車輪速度センサ132
を用いて車体の実減速度が検出されるようになっていた
が、減速度センサを設けてそれから実減速度を読み込ん
でもよい。
を用いて車体の実減速度が検出されるようになっていた
が、減速度センサを設けてそれから実減速度を読み込ん
でもよい。
また、それら実施例においては、4つの車輪のブレーキ
系統が前輪ブレーキ系統と後輪ブレーキ系統との2つに
分割されていて、左右前輪および左右後輪についてはそ
れぞれ共通の液圧制御か行われるようになっていたが、
例えば、左前輪ブレーキ系統、右前輪ブレーキ系統およ
び後輪ブレーキ系統の3つに分割して、それぞれに電気
制御液圧源を設けてもよく、左前輪ブレーキ系統、右前
輪ブレーキ系統、左後輪ブレーキ系統および右後輪ブレ
ーキ系統の4つに分割して、それぞれに電気制御液圧源
を設けてもよい。
系統が前輪ブレーキ系統と後輪ブレーキ系統との2つに
分割されていて、左右前輪および左右後輪についてはそ
れぞれ共通の液圧制御か行われるようになっていたが、
例えば、左前輪ブレーキ系統、右前輪ブレーキ系統およ
び後輪ブレーキ系統の3つに分割して、それぞれに電気
制御液圧源を設けてもよく、左前輪ブレーキ系統、右前
輪ブレーキ系統、左後輪ブレーキ系統および右後輪ブレ
ーキ系統の4つに分割して、それぞれに電気制御液圧源
を設けてもよい。
また、それら実施例においては、電気制御液圧源80が
、電動モータ82の回転に基づく加圧ピストン86の作
動によって電気制御圧を発生させる形式とされていたが
、例えば、圧電素子の変位に基づく加圧ピストン86の
作動によって電気制御圧を発生させる形式としたり、ポ
ンプによってアキュムレータに発生させられたアキュム
レータ圧を電磁比例制御弁により適当な高さに制御する
ことによって電気制御圧を発生させる形式としてもよい
。後者の形式の一例が本出願人が出願人である特開平1
−278874号公報に記載されている。なお、圧電素
子を用いる形式をとる場合には、特別の手段を設けなく
ても、圧電素子の電気制御系が故障しても主液通路16
および18が昇圧可能であるのが普通であるが、電磁比
例制御弁を用いる形式をとる場合には、それの電気制御
系が故障すると主液通路I6および18が電磁比例制御
弁を経てリザーバに連通させられて主液通路16および
18が昇圧不能となる場合かある。そのため、この形式
をとる場合には、電気制御系の正常時には主液通路16
および18と電磁比例制御弁とを互いに接続し、故障時
には遮断するカット弁が必要である。
、電動モータ82の回転に基づく加圧ピストン86の作
動によって電気制御圧を発生させる形式とされていたが
、例えば、圧電素子の変位に基づく加圧ピストン86の
作動によって電気制御圧を発生させる形式としたり、ポ
ンプによってアキュムレータに発生させられたアキュム
レータ圧を電磁比例制御弁により適当な高さに制御する
ことによって電気制御圧を発生させる形式としてもよい
。後者の形式の一例が本出願人が出願人である特開平1
−278874号公報に記載されている。なお、圧電素
子を用いる形式をとる場合には、特別の手段を設けなく
ても、圧電素子の電気制御系が故障しても主液通路16
および18が昇圧可能であるのが普通であるが、電磁比
例制御弁を用いる形式をとる場合には、それの電気制御
系が故障すると主液通路I6および18が電磁比例制御
弁を経てリザーバに連通させられて主液通路16および
18が昇圧不能となる場合かある。そのため、この形式
をとる場合には、電気制御系の正常時には主液通路16
および18と電磁比例制御弁とを互いに接続し、故障時
には遮断するカット弁が必要である。
以上、本発明のいくつかの実施例を図面に基づいて詳細
に説明したが、これらの他にも当業者の知識に基づいて
種々の変形、改良を施した態様て本発明を実施すること
ができる。
に説明したが、これらの他にも当業者の知識に基づいて
種々の変形、改良を施した態様て本発明を実施すること
ができる。
第1図は本発明の一実施例であるマニュアル・電気一系
統ブレーキシステムの系統図およびパイロット式流通制
御装置の正面断面図である。第2図はパイロット式流通
制御装置の別の態様を示す正面断面図である。第3図は
パイロット式流通制御装置のさらに別の態様を示す正面
断面図である。 10、マスタシリンダ 20.30:ホイールシリンダ 40、 ’160. 220 :パイロット式流通制御
装置 60:液吸収器 80:電気制御液圧源 出願人 1〜ヨタ自動車株式会社
統ブレーキシステムの系統図およびパイロット式流通制
御装置の正面断面図である。第2図はパイロット式流通
制御装置の別の態様を示す正面断面図である。第3図は
パイロット式流通制御装置のさらに別の態様を示す正面
断面図である。 10、マスタシリンダ 20.30:ホイールシリンダ 40、 ’160. 220 :パイロット式流通制御
装置 60:液吸収器 80:電気制御液圧源 出願人 1〜ヨタ自動車株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ブレーキ操作部材の操作に応じて液圧を発生させるマス
タシリンダと、 車輪の回転を抑制するブレーキを作動させるホイールシ
リンダと、 それらマスタシリンダとホイールシリンダとを互いに接
続する主液通路に接続される制御圧室を備え、その制御
圧室に電気制御によって液圧を発生させる電気制御液圧
源と、 前記主液通路の前記制御圧室との接続部より上流側の部
分に接続され、ブレーキ作用時に前記マスタシリンダか
ら排出されるブレーキ液を一時的に収容し、ブレーキ解
除時にマスタシリンダへ戻す液吸収器と、 前記主液通路の前記液吸収器との接続部に接続され、前
記マスタシリンダに発生するマスタシリンダ圧と前記電
気制御液圧源に発生する電気制御圧とをそれぞれ互いに
逆向きにパイロット圧として受けて作動する制御ピスト
ンを備え、電気制御液圧源が正常な高さの電気制御圧を
生じさせる状態では、マスタシリンダを液吸収台に接続
するとともにマスタシリンダ圧を前記ホイールシリンダ
に伝達しない状態にあり、電気制御液圧源が正常な高さ
の電気制御圧を生じさせない状態では、マスタシリンダ
を液吸収器から遮断するとともにマスタシリンダ圧をホ
イールシリンダに伝達する状態となるパイロット式流通
制御装置とを含み、かつ、前記電気制御液圧源が、それ
の電気制御系が異常であっても前記マスタシリンダ圧が
前記主液通路およびパイロット式流通制御装置を経て前
記ホイールシリンダに伝達されることを可能とするもの
であることを特徴とするマニュアル・電気二系統ブレー
キシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2290046A JP2762738B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | マニュアル・電気二系統ブレーキシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2290046A JP2762738B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | マニュアル・電気二系統ブレーキシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04163268A true JPH04163268A (ja) | 1992-06-08 |
JP2762738B2 JP2762738B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=17751087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2290046A Expired - Fee Related JP2762738B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | マニュアル・電気二系統ブレーキシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2762738B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6604795B2 (en) | 2000-12-28 | 2003-08-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Braking system including high-pressure source between master cylinder and brake cylinder |
US6899403B2 (en) | 2001-07-24 | 2005-05-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Braking system having pressure control cylinder whose piston is displaceable by controlled drive source |
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CN102686457A (zh) * | 2009-12-23 | 2012-09-19 | 罗伯特·博世有限公司 | 车辆液压制动系统 |
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CN113500986A (zh) * | 2021-07-30 | 2021-10-15 | 中汽创智科技有限公司 | 一种线控制动系统及其控制方法 |
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-
1990
- 1990-10-26 JP JP2290046A patent/JP2762738B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US8827380B2 (en) | 2009-12-23 | 2014-09-09 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulic vehicle braking system |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2762738B2 (ja) | 1998-06-04 |
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