JPH04156252A - 回転電機の冷却装置 - Google Patents
回転電機の冷却装置Info
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- JPH04156252A JPH04156252A JP27647490A JP27647490A JPH04156252A JP H04156252 A JPH04156252 A JP H04156252A JP 27647490 A JP27647490 A JP 27647490A JP 27647490 A JP27647490 A JP 27647490A JP H04156252 A JPH04156252 A JP H04156252A
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Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は回転電機を通風して冷却する回転電機の冷却装
置に関する。
置に関する。
(従来の技術)
回転電機としてかご形誘導電動機がよく用いられる。一
般にかご形回転子を用いた誘導電動機は、直流電動機に
比べて整流子、ブラシといりた保守上の制約となるもの
がなく、構造が簡単でがつ堅牢であることから、一般産
業用機械の駆動源として広く用いられている。
般にかご形回転子を用いた誘導電動機は、直流電動機に
比べて整流子、ブラシといりた保守上の制約となるもの
がなく、構造が簡単でがつ堅牢であることから、一般産
業用機械の駆動源として広く用いられている。
特に、電鉄車両業界においては車両駆動用主電動機とし
て直流電動機がその主流を占めている。
て直流電動機がその主流を占めている。
ところが、最近のパワーエレクトロニクスの発達により
車両搭載可能な交流可変速電源(車両用VVVFインバ
ータバータ主回路電源)が開発されたことにより、上述
のかご形層導電機を駆動用主電動機として用いる駆動シ
ステムが、保守点検の容易さ並びに電力回生効率に優れ
て省エネルギー効果が高いことから注目されている。
車両搭載可能な交流可変速電源(車両用VVVFインバ
ータバータ主回路電源)が開発されたことにより、上述
のかご形層導電機を駆動用主電動機として用いる駆動シ
ステムが、保守点検の容易さ並びに電力回生効率に優れ
て省エネルギー効果が高いことから注目されている。
従来の誘導電動機の一例を第9図を用いて説明する。第
9図は回転軸中心線を含む断面で切断した縦断面図であ
る。この誘導電機では、固定子コイル3に3相電流を流
して回転磁界を作ると、回転子鉄心8に埋め込まれたロ
ーターバー9に電流が流れ、回転子鉄心8.この回転子
鉄心8を押さえる回転子鉄心押さえ1B、ローターバー
9、および、このエンドにつくエンドリングlOと回転
軸7より構成される回転子が回転を開始するが、この際
ローターバー9および回転子鉄心8には銅損および鉄損
により熱が発生する。
9図は回転軸中心線を含む断面で切断した縦断面図であ
る。この誘導電機では、固定子コイル3に3相電流を流
して回転磁界を作ると、回転子鉄心8に埋め込まれたロ
ーターバー9に電流が流れ、回転子鉄心8.この回転子
鉄心8を押さえる回転子鉄心押さえ1B、ローターバー
9、および、このエンドにつくエンドリングlOと回転
軸7より構成される回転子が回転を開始するが、この際
ローターバー9および回転子鉄心8には銅損および鉄損
により熱が発生する。
そこで、この発生する熱によるローターバー9及び回転
子鉄心8の温度上昇を押さえるため、回転子鉄心8に鉄
心スラストダクト1】を設け、この中にファン4によっ
て冷却風を吸引通風することにより、ローターバー9お
よび回転子8に発生する熱を放熱させて冷却を行う構成
になっている。
子鉄心8の温度上昇を押さえるため、回転子鉄心8に鉄
心スラストダクト1】を設け、この中にファン4によっ
て冷却風を吸引通風することにより、ローターバー9お
よび回転子8に発生する熱を放熱させて冷却を行う構成
になっている。
[10図は、この誘導電動機の冷却風通路を示す。回転
軸7方向の一端に設けられたファン4により他端に設け
られた風取入口5から冷却風を取入れ、回転子鉄心8の
スラストダクト11及び回転子鉄心8、固定子鉄心2と
のギャップを通り、ファン4近傍に設けられた風排出口
12を通り誘導電動機の外部へ排出して冷却を行う。
軸7方向の一端に設けられたファン4により他端に設け
られた風取入口5から冷却風を取入れ、回転子鉄心8の
スラストダクト11及び回転子鉄心8、固定子鉄心2と
のギャップを通り、ファン4近傍に設けられた風排出口
12を通り誘導電動機の外部へ排出して冷却を行う。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、このような構造であると、ローターバー
9の銅損による発熱は回転子鉄心8よりも多く、その回
転軸方向の温度勾配は第11図に示すようになっている
。第11図(b)に示されるように、ローターバー9の
位置により温度勾配の生ずる理由は、第11図(a)に
示す回転子鉄心8内部の鉄心スラストダクト11の冷却
風取入口5の温度が低く、回転子鉄心8を十分に冷却す
ることが可能である。ところが、冷却風が鉄心スラスト
ダクト11内を流れていく過程で回転子に発生する熱を
吸収し、風排出口12側では冷却風の温度もかなり上昇
するため、風排出口12側では回転子鉄心8を十分に冷
却することができなくなることによるものである。
9の銅損による発熱は回転子鉄心8よりも多く、その回
転軸方向の温度勾配は第11図に示すようになっている
。第11図(b)に示されるように、ローターバー9の
位置により温度勾配の生ずる理由は、第11図(a)に
示す回転子鉄心8内部の鉄心スラストダクト11の冷却
風取入口5の温度が低く、回転子鉄心8を十分に冷却す
ることが可能である。ところが、冷却風が鉄心スラスト
ダクト11内を流れていく過程で回転子に発生する熱を
吸収し、風排出口12側では冷却風の温度もかなり上昇
するため、風排出口12側では回転子鉄心8を十分に冷
却することができなくなることによるものである。
従って、ローターバー9には第11図(b)に示すよう
な温度勾配を生じ、場合によっては温度上昇許容値を越
えてしまう虞れがある。また、従来の回転子の構造にお
いては、回転子鉄心押さえIBおよびローターバー9の
エンドリング10との関係により回転子鉄心8内部の鉄
心スラストダクト11の位置を、さらにローターバー9
側に近付けることが困難であるため、温度の高い冷却R
排出口12側のローターバー9を十分に冷却することが
できないという欠点があった。また、回転子鉄心8内部
の鉄心スラストダクト11の通風量を多くするため、回
転子鉄心8内部の鉄心スラストダクト11の数または断
面積を大きくすると、回転子鉄心8の磁気回路断面積が
小さくなり、性能上の問題が生じてくる。
な温度勾配を生じ、場合によっては温度上昇許容値を越
えてしまう虞れがある。また、従来の回転子の構造にお
いては、回転子鉄心押さえIBおよびローターバー9の
エンドリング10との関係により回転子鉄心8内部の鉄
心スラストダクト11の位置を、さらにローターバー9
側に近付けることが困難であるため、温度の高い冷却R
排出口12側のローターバー9を十分に冷却することが
できないという欠点があった。また、回転子鉄心8内部
の鉄心スラストダクト11の通風量を多くするため、回
転子鉄心8内部の鉄心スラストダクト11の数または断
面積を大きくすると、回転子鉄心8の磁気回路断面積が
小さくなり、性能上の問題が生じてくる。
本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、その目
的とするところは、回転子鉄心の磁気回路断面積を減少
させることなく、冷却風排出口側のローターバー温度を
下げ、回転子及び固定子を略均−に冷却することができ
るようにした回転電機の冷却装置を提供することにある
。
的とするところは、回転子鉄心の磁気回路断面積を減少
させることなく、冷却風排出口側のローターバー温度を
下げ、回転子及び固定子を略均−に冷却することができ
るようにした回転電機の冷却装置を提供することにある
。
[発明の構成]
(:111題を解決するための手段)
本発明は上記目的を達成するため、円筒状フレーム内側
に固着された固定子鉄心と、回転軸に固着された回転子
鉄心を、前記固定子鉄心の内周側にギャップを存して前
記フレーム両端部に配設された軸受はブラケットにより
回転可能に支持された回転子を有し、前記固定子鉄心と
前記回転子鉄心に回転軸方向に設けられた通風路および
前記ギャップに冷却風を通すことにより前記フレームの
内部材の冷却を行う回転電機の冷却装置において、前記
固定子鉄心とこれを囲んでなる前記フレームにこれらの
半径方向に前記ギャップと前記フレームの外部とを導通
する通風路を設けたものである。
に固着された固定子鉄心と、回転軸に固着された回転子
鉄心を、前記固定子鉄心の内周側にギャップを存して前
記フレーム両端部に配設された軸受はブラケットにより
回転可能に支持された回転子を有し、前記固定子鉄心と
前記回転子鉄心に回転軸方向に設けられた通風路および
前記ギャップに冷却風を通すことにより前記フレームの
内部材の冷却を行う回転電機の冷却装置において、前記
固定子鉄心とこれを囲んでなる前記フレームにこれらの
半径方向に前記ギャップと前記フレームの外部とを導通
する通風路を設けたものである。
また前記回転軸にその軸方向に沿って通風路を設けたも
のである。
のである。
(作 用)
上記構成により、固定子鉄心およびこれを囲むフレーム
にこれらの半径方向にギャップに導通するよう設けられ
た通風路を通して外気が導入されてくるので、ローター
バーの冷却効果が向上する。
にこれらの半径方向にギャップに導通するよう設けられ
た通風路を通して外気が導入されてくるので、ローター
バーの冷却効果が向上する。
さらに、この通風路の配置をローターバーの温度分布を
考慮して行うことによりローターバーの軸方向の温度が
ほぼ均一となるよう冷却することができる。
考慮して行うことによりローターバーの軸方向の温度が
ほぼ均一となるよう冷却することができる。
また、回転軸にその軸方向に沿って通風路を設け、風取
入口より取り入れた冷却風を通風することにより回転子
鉄心の冷却が促進され、これにより、ローターバーも冷
却される。この冷却によりローターバーの回転軸方向の
温度分布も均一に近づいてゆく。
入口より取り入れた冷却風を通風することにより回転子
鉄心の冷却が促進され、これにより、ローターバーも冷
却される。この冷却によりローターバーの回転軸方向の
温度分布も均一に近づいてゆく。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。m1
図は本発明の第1実施例を示す断面図で、回転軸中心線
を含む断面で切断した縦断面図であり、第2図は第1図
の■−■断面図である。
図は本発明の第1実施例を示す断面図で、回転軸中心線
を含む断面で切断した縦断面図であり、第2図は第1図
の■−■断面図である。
第1図、第2図において、1は円筒状フレームで、この
両端開口部に配設されたブラケット20の中心には軸受
21が設けられ、この軸受21に回転軸7が回転自由に
支持される。2は例えば珪素鋼板が多数積層された固定
子鉄心であり、その外周とフレーム1の内周が取り合い
、両端に設けられた固定子鉄心押さえ15によってフレ
ーム1に固着されている。固定子鉄心2の珪素鋼板は、
所定の厚みごとに間隙片I3が半径方向に設けられ、こ
の間隙片13に対応するフレーム1に風取入口6が設け
られ、第2図に示すように半径方向にラジアルダクト1
4を形成する。
両端開口部に配設されたブラケット20の中心には軸受
21が設けられ、この軸受21に回転軸7が回転自由に
支持される。2は例えば珪素鋼板が多数積層された固定
子鉄心であり、その外周とフレーム1の内周が取り合い
、両端に設けられた固定子鉄心押さえ15によってフレ
ーム1に固着されている。固定子鉄心2の珪素鋼板は、
所定の厚みごとに間隙片I3が半径方向に設けられ、こ
の間隙片13に対応するフレーム1に風取入口6が設け
られ、第2図に示すように半径方向にラジアルダクト1
4を形成する。
本実施例の場合、第1図に示すように3つの断面にラジ
アルダクト14が設けられている。3は固定子鉄心2の
スロットに設けられた固定子コイル、4はフレーム1の
一方の端面側に設けられ外気を吸引する吸引ファン、5
はフレーム1の他方端近傍に設けられた風取入口、7は
回転軸、8は回転子鉄心、9は回転子鉄心8のスロット
に設けられたローターバー、10はこのローターバー9
の両端を結合してかご形を形成するエンドリング、11
は回転子鉄心8に開口して設けられたスラストダクト、
12はファン4の吸引した排気をフレーム1の外に排出
する風排出口、16は回転子鉄心8の両端を押さえ付は
回転軸7に固定する回転子鉄心押さえである。
アルダクト14が設けられている。3は固定子鉄心2の
スロットに設けられた固定子コイル、4はフレーム1の
一方の端面側に設けられ外気を吸引する吸引ファン、5
はフレーム1の他方端近傍に設けられた風取入口、7は
回転軸、8は回転子鉄心、9は回転子鉄心8のスロット
に設けられたローターバー、10はこのローターバー9
の両端を結合してかご形を形成するエンドリング、11
は回転子鉄心8に開口して設けられたスラストダクト、
12はファン4の吸引した排気をフレーム1の外に排出
する風排出口、16は回転子鉄心8の両端を押さえ付は
回転軸7に固定する回転子鉄心押さえである。
次に、以上のように構成された回転電機の冷却装置の動
作について説明する。
作について説明する。
第3図は本実施例の冷却通風路を示す。風取入口5はフ
ァン4が設けられたフレーム1の端部と反対側の端部(
以後反ファン側端部という)のフレーム1の円周上に複
数個設けられ、この風取入口5より流入した冷却風は、
固定子鉄心2と回転子鉄心8とのギャップ22およびス
ラストダクト11を経てファン4に吸引されてファン側
端部のフレーム円周上に設けられた風排出口12より排
出される。また、風取入口6はラジアルダクト14が形
成される各断面上のフレーム1の円周上に複数個設けら
れており、この風取入口6より流入した冷却風はラジア
ルダクト14を経てギャップ22に入り、ファン4で吸
引されて風排出口12より排出される。
ァン4が設けられたフレーム1の端部と反対側の端部(
以後反ファン側端部という)のフレーム1の円周上に複
数個設けられ、この風取入口5より流入した冷却風は、
固定子鉄心2と回転子鉄心8とのギャップ22およびス
ラストダクト11を経てファン4に吸引されてファン側
端部のフレーム円周上に設けられた風排出口12より排
出される。また、風取入口6はラジアルダクト14が形
成される各断面上のフレーム1の円周上に複数個設けら
れており、この風取入口6より流入した冷却風はラジア
ルダクト14を経てギャップ22に入り、ファン4で吸
引されて風排出口12より排出される。
ラジアルダクト】4は第3図に示すように9.ローター
バー9の軸方向に分布(本実施例では3箇所)している
ので、ローターバー9は軸方向にわたり、はぼ同じ温度
になるようの冷却されることになるので、軸方向の温度
分布はほぼ均一となる。
バー9の軸方向に分布(本実施例では3箇所)している
ので、ローターバー9は軸方向にわたり、はぼ同じ温度
になるようの冷却されることになるので、軸方向の温度
分布はほぼ均一となる。
第4図では本実施例の冷却効果を示す図で、(a)はロ
ーターバー9の位置を示す配置図、(b)はローターバ
ー9の軸方向の温度を示す図である。第4図(b)の横
軸はローターバー9の長さを示し、縦軸に温度を示す。
ーターバー9の位置を示す配置図、(b)はローターバ
ー9の軸方向の温度を示す図である。第4図(b)の横
軸はローターバー9の長さを示し、縦軸に温度を示す。
前述した従来の誘導電動機の場合、冷却風出口側の温度
が高いのに対し、本実施例の場合、全長にわたりほぼ均
一な温度分布となっている。
が高いのに対し、本実施例の場合、全長にわたりほぼ均
一な温度分布となっている。
次に、第2実施例を説明する。
第5図は第2実施例の断面図で回転軸中心線を含む断面
を表す縦断面図である。j@6図は第5図のVl−Vl
断面図であり、m7図は185図の■−■断面図である
。これらの図において第1図と同一数字は同一部品を表
す。本実施例は第6図に示すように回転軸に軸方向に沿
って回転軸スラストダクトI7を90゛ ピッチで4本
設け、ファン側の回転子鉄心押さえ16と回転子鉄心8
との間に第1O図に示すように半径方向にラジアルダク
ト間隔片18を各回転軸スラストダクト17上に4本づ
つ設はラジアルダクト19を形成したものである。第7
図は本実施例の冷却風通路を示す。本実施例による冷却
風通路では、冷却風取入口5から取入れられた冷却風は
2系統に分かれ、1系統は回転子鉄心8のラジアルダク
トll及び回転子鉄心8と回転子鉄心2とのギャップ2
2を通り、ファン4により誘導電動機の外部へ排出され
るもので、従来と同一の冷却風通路であり、他の1系統
は本実施例特有のもので、回転軸7に設けられた回転子
スラストダクト17及び回転子鉄心8と回転子鉄心押さ
え16との間に設けたラジアルダクト19を通り、ファ
ン4により誘導電動機の外部へ排出される冷却風通路で
ある。
を表す縦断面図である。j@6図は第5図のVl−Vl
断面図であり、m7図は185図の■−■断面図である
。これらの図において第1図と同一数字は同一部品を表
す。本実施例は第6図に示すように回転軸に軸方向に沿
って回転軸スラストダクトI7を90゛ ピッチで4本
設け、ファン側の回転子鉄心押さえ16と回転子鉄心8
との間に第1O図に示すように半径方向にラジアルダク
ト間隔片18を各回転軸スラストダクト17上に4本づ
つ設はラジアルダクト19を形成したものである。第7
図は本実施例の冷却風通路を示す。本実施例による冷却
風通路では、冷却風取入口5から取入れられた冷却風は
2系統に分かれ、1系統は回転子鉄心8のラジアルダク
トll及び回転子鉄心8と回転子鉄心2とのギャップ2
2を通り、ファン4により誘導電動機の外部へ排出され
るもので、従来と同一の冷却風通路であり、他の1系統
は本実施例特有のもので、回転軸7に設けられた回転子
スラストダクト17及び回転子鉄心8と回転子鉄心押さ
え16との間に設けたラジアルダクト19を通り、ファ
ン4により誘導電動機の外部へ排出される冷却風通路で
ある。
本実施例も第4図(b)に示すような効果を奏し、従来
冷却しにくく温度上昇について問題のあった風排出口側
のローターバー9が充分冷却できるばかりでなく、回転
子鉄心8固定子コイル3、固定子鉄心2等も充分に冷却
することが可能となる。
冷却しにくく温度上昇について問題のあった風排出口側
のローターバー9が充分冷却できるばかりでなく、回転
子鉄心8固定子コイル3、固定子鉄心2等も充分に冷却
することが可能となる。
L発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明は、固定子鉄心
に設けた間隙とこの間隙に対応するフレームの開孔より
なるラジアルダクトを設けて通風路を形成しローターバ
ーを冷却すること、また、回転軸にその軸方向に通風路
を設けて回転子鉄心、ローターバーを冷却することによ
りローターバーをほぼ均一な温度となるよう冷却するこ
とができる回転電機の冷却装置を提供できる。
に設けた間隙とこの間隙に対応するフレームの開孔より
なるラジアルダクトを設けて通風路を形成しローターバ
ーを冷却すること、また、回転軸にその軸方向に通風路
を設けて回転子鉄心、ローターバーを冷却することによ
りローターバーをほぼ均一な温度となるよう冷却するこ
とができる回転電機の冷却装置を提供できる。
第1図は本発明の第1実施例を示す縦断面図、第2図は
第1図の■−■断面図、第3図は第1実施例の通風路説
明図、第4図は第1実施例によるローターバーの冷却効
果を示す図、第5図は第2実施例の縦断面図、第6図は
第5図の■−■断面図、第7図は第5図の■−■断面図
、第8図は第2実施例の通風路説明図、第9図は従来例
を示す縦断面図、第10図は従来例の冷却通風状況を示
す図、第11図は従来例の風取入口によって冷却された
ローターバーの長さ方向の温度分布を示す因である。 ユ・・・フレーム、 2・・・固定子鉄心3・・・固定
子コイル、 4・・・ファン、5.6・・・風取入口、
7・・・回転軸、8・・・回転子鉄心、 9・・・ロ
ーターバー10・・・エンドリング、11・・・スラス
トダクト、12・・・風排田口、 13・・・間隔片、
1、4 、 l 9・・・ラジアルダクト、 15・・
・固定子コイルえ、1B・・・回転子鉄心押え、17・
・・回転軸スラストダクト18・・・ラジアルダクト間
隔片、 20・・・ブラケット、21・・・軸受け、2
2ギヤツプ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第 3 図 第4図 第6図 第7図 第8図 第9図
第1図の■−■断面図、第3図は第1実施例の通風路説
明図、第4図は第1実施例によるローターバーの冷却効
果を示す図、第5図は第2実施例の縦断面図、第6図は
第5図の■−■断面図、第7図は第5図の■−■断面図
、第8図は第2実施例の通風路説明図、第9図は従来例
を示す縦断面図、第10図は従来例の冷却通風状況を示
す図、第11図は従来例の風取入口によって冷却された
ローターバーの長さ方向の温度分布を示す因である。 ユ・・・フレーム、 2・・・固定子鉄心3・・・固定
子コイル、 4・・・ファン、5.6・・・風取入口、
7・・・回転軸、8・・・回転子鉄心、 9・・・ロ
ーターバー10・・・エンドリング、11・・・スラス
トダクト、12・・・風排田口、 13・・・間隔片、
1、4 、 l 9・・・ラジアルダクト、 15・・
・固定子コイルえ、1B・・・回転子鉄心押え、17・
・・回転軸スラストダクト18・・・ラジアルダクト間
隔片、 20・・・ブラケット、21・・・軸受け、2
2ギヤツプ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第 3 図 第4図 第6図 第7図 第8図 第9図
Claims (2)
- (1)円筒状フレーム内側に固着された固定子鉄心と、
回転軸に固着された回転子鉄心を、前記固定子鉄心の内
周側にギャップを存して前記フレーム両端部に配設され
た軸受けブラケットにより回転可能に支持された回転子
を有し、前記固定子鉄心と前記回転子鉄心に回転軸方向
に設けられた通風路および前記ギャップに冷却風を通す
ことにより前記フレームの内部材の冷却を行う回転電機
の冷却装置において、 前記固定子鉄心とこれを囲んでなる前記フレームにこれ
らの半径方向に前記ギャップと前記フレームの外部とを
導通する通風路を設けたことを特徴とする回転電機の冷
却装置。 - (2)円筒状フレーム内側に固着された固定子鉄心と、
回転軸に固着された回転子鉄心を、前記固定子鉄心の内
周側にギャップを存して前記フレーム両端部に配設され
た軸受けブラケットにより回転可能に支持された回転子
を有し、前記固定子鉄心と前記回転子鉄心に回転軸方向
に設けられた通風路および前記ギャップに冷却風を通す
ことにより前記フレームの内部材の冷却を行う回転電機
の冷却装置において、 前記回転軸にその軸方向に沿って通風路を設けたことを
特徴とする回転電機の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27647490A JPH04156252A (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | 回転電機の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP27647490A JPH04156252A (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | 回転電機の冷却装置 |
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JPH04156252A true JPH04156252A (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=17569956
Family Applications (1)
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JP27647490A Pending JPH04156252A (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | 回転電機の冷却装置 |
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JP (1) | JPH04156252A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012034503A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Sinfonia Technology Co Ltd | かご形回転子および電動機 |
CN103501068A (zh) * | 2013-09-22 | 2014-01-08 | 陕西航空电气有限责任公司 | 一种蒸发循环制冷中频感应电动机 |
CN104218735A (zh) * | 2014-08-14 | 2014-12-17 | 佛山市威灵洗涤电机制造有限公司 | 串激电机 |
EP2916433A1 (de) * | 2014-03-06 | 2015-09-09 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektrische Maschine mit durch Kühlgas gekühltem Rotor |
-
1990
- 1990-10-17 JP JP27647490A patent/JPH04156252A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103501068B (zh) * | 2013-09-22 | 2016-02-24 | 陕西航空电气有限责任公司 | 一种蒸发循环制冷中频感应电动机 |
EP2916433A1 (de) * | 2014-03-06 | 2015-09-09 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektrische Maschine mit durch Kühlgas gekühltem Rotor |
WO2015132116A2 (de) | 2014-03-06 | 2015-09-11 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektrische maschine mit durch kühlgas gekühltem rotor |
WO2015132116A3 (de) * | 2014-03-06 | 2015-12-10 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektrische maschine mit durch kühlgas gekühltem rotor |
CN106068597A (zh) * | 2014-03-06 | 2016-11-02 | 西门子公司 | 具有通过冷却气体冷却的转子的电机 |
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RU2650180C2 (ru) * | 2014-03-06 | 2018-04-11 | Сименс Акциенгезелльшафт | Электрическая машина, имеющая ротор, охлаждаемый охлаждающим газом |
CN104218735A (zh) * | 2014-08-14 | 2014-12-17 | 佛山市威灵洗涤电机制造有限公司 | 串激电机 |
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