JPH04148114A - 加熱調理装置 - Google Patents
加熱調理装置Info
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- JPH04148114A JPH04148114A JP26976590A JP26976590A JPH04148114A JP H04148114 A JPH04148114 A JP H04148114A JP 26976590 A JP26976590 A JP 26976590A JP 26976590 A JP26976590 A JP 26976590A JP H04148114 A JPH04148114 A JP H04148114A
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- odor
- food
- heating
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は食品を加熱調理する加熱調理装置に係り、特に
、調理時に発生する煙や臭いを除くための脱煙脱臭装置
を備えた加熱調理装置に関するものである。
、調理時に発生する煙や臭いを除くための脱煙脱臭装置
を備えた加熱調理装置に関するものである。
従来の技術
従来加熱室内に収納された食品を加熱して自動的に調理
を行なう加熱調理装置が数多く実用化され、特に高周波
加熱による食品の自動暖め調理だけでなく電熱ヒーター
やガスヒータによるローストチキン等のオーブン調理や
、焼魚等のグリル調理まで自動調理が可能になり、大変
便利になっている。
を行なう加熱調理装置が数多く実用化され、特に高周波
加熱による食品の自動暖め調理だけでなく電熱ヒーター
やガスヒータによるローストチキン等のオーブン調理や
、焼魚等のグリル調理まで自動調理が可能になり、大変
便利になっている。
しかし、調理時に発生する臭いや煙はそのままキッチン
空間に放出されてしまうので、快適なキッチン空間の実
現にとっては問題であった。
空間に放出されてしまうので、快適なキッチン空間の実
現にとっては問題であった。
そこで、加熱により食品から生じる臭いや煙を400〜
500°Cの温度で酸化し、無臭の二酸化炭素と水に変
える酸化触媒を備えた加熱調理装置が、例えば特開昭6
0−96839、特開昭61−223431、特開昭6
4−41724、特開平1−219429、特開平1−
219422、特開平1−222114各号公報等で発
表されている。
500°Cの温度で酸化し、無臭の二酸化炭素と水に変
える酸化触媒を備えた加熱調理装置が、例えば特開昭6
0−96839、特開昭61−223431、特開昭6
4−41724、特開平1−219429、特開平1−
219422、特開平1−222114各号公報等で発
表されている。
発明が解決しようとする課題
上述従来技術は、脱煙脱臭に最適な動作条件で使用する
配慮がなされておらず、脱煙脱臭効果が不十分であると
いう問題があった。
配慮がなされておらず、脱煙脱臭効果が不十分であると
いう問題があった。
本発明は脱煙脱臭効果の大きい脱煙脱臭装置の構成及び
制御条件を得ることを目的としており、それにより効率
のよい脱煙脱臭装置付きの加熱調理装置を提供するもの
である。
制御条件を得ることを目的としており、それにより効率
のよい脱煙脱臭装置付きの加熱調理装置を提供するもの
である。
課題を解決するための手段
上述の目的を達成するために、食品を収納する加熱室と
、その食品を高周波加熱するための第1の熱エネルギー
発生手段と、その食品をオーブン調理またはグリル調理
するためのガスまたは電気ヒーターからなる第2の熱エ
ネルギー発生手段と5加熱室内の雰囲気温度を検知する
雰囲気温度検知用センサーと1食品の加熱調理時の仕上
りを検出する検出手段と、食品の調理時に発生する煙や
臭い等を検出するための気体センサーと、発生した煙や
臭いを除去するための脱煙脱臭装置として動作温度保持
用の補助ヒーターを表面に有し、酸化触媒を担持した金
属酸化物と、加熱室内空気を強制吸引するためのファン
と、これらを含む風路と。
、その食品を高周波加熱するための第1の熱エネルギー
発生手段と、その食品をオーブン調理またはグリル調理
するためのガスまたは電気ヒーターからなる第2の熱エ
ネルギー発生手段と5加熱室内の雰囲気温度を検知する
雰囲気温度検知用センサーと1食品の加熱調理時の仕上
りを検出する検出手段と、食品の調理時に発生する煙や
臭い等を検出するための気体センサーと、発生した煙や
臭いを除去するための脱煙脱臭装置として動作温度保持
用の補助ヒーターを表面に有し、酸化触媒を担持した金
属酸化物と、加熱室内空気を強制吸引するためのファン
と、これらを含む風路と。
この風路の始端及び終端に設けた風路変更用ダンパーと
から構成した装置と、第1、第2の熱エネルギー発生手
段及び脱煙脱臭装置を制御する制御手段とを備え、気体
センサーの出力信号により脱煙脱臭装置の風路の始端に
設けた風路変更用ダンパーの開閉及び補助ヒーターへの
給電開始、給電停止を行なうようにし、さらに気体セン
サーの出力信号により脱煙脱臭装置の風路の始端に設け
た風路変更用ダンパーの開閉及び補助ヒーターへの給電
開始、給電停止を行なうと共に、雰囲気温度検知用セン
サーの出力信号により脱煙脱臭装置の補助ヒーターへの
入力電力を制御し、補助ヒーターの動作温度を変更する
ようにしたものである。
から構成した装置と、第1、第2の熱エネルギー発生手
段及び脱煙脱臭装置を制御する制御手段とを備え、気体
センサーの出力信号により脱煙脱臭装置の風路の始端に
設けた風路変更用ダンパーの開閉及び補助ヒーターへの
給電開始、給電停止を行なうようにし、さらに気体セン
サーの出力信号により脱煙脱臭装置の風路の始端に設け
た風路変更用ダンパーの開閉及び補助ヒーターへの給電
開始、給電停止を行なうと共に、雰囲気温度検知用セン
サーの出力信号により脱煙脱臭装置の補助ヒーターへの
入力電力を制御し、補助ヒーターの動作温度を変更する
ようにしたものである。
作用
本発明において、加熱室内に収納された被加熱物を第1
または第2の熱エネルギー発生手段により加熱し、調理
の進行に伴い油煙や臭いが発生した場合には、排気風路
の一部に設けた気体センサーが油煙や臭いを検出し、出
力信号を出す。この気体センサーの出力信号により、脱
煙脱臭装置の風路の始端に設けた風路変更用ダンパーが
動作すると共に、酸化触媒を担持した金属酸化物を加熱
する補助ヒーターへの給電を開始し、加熱室内空気を強
制吸引するためのファンが動作開始し、脱煙脱臭装置の
動作が開始し、食品から発生した煙や臭いが効率的に脱
煙脱臭される。なお、加熱調理が進行しても煙や臭いが
発生しない場合には、気体センサーの出力信号の変化が
小さいため、排気風路が脱煙脱臭装置側へ変更になるこ
とはなく。
または第2の熱エネルギー発生手段により加熱し、調理
の進行に伴い油煙や臭いが発生した場合には、排気風路
の一部に設けた気体センサーが油煙や臭いを検出し、出
力信号を出す。この気体センサーの出力信号により、脱
煙脱臭装置の風路の始端に設けた風路変更用ダンパーが
動作すると共に、酸化触媒を担持した金属酸化物を加熱
する補助ヒーターへの給電を開始し、加熱室内空気を強
制吸引するためのファンが動作開始し、脱煙脱臭装置の
動作が開始し、食品から発生した煙や臭いが効率的に脱
煙脱臭される。なお、加熱調理が進行しても煙や臭いが
発生しない場合には、気体センサーの出力信号の変化が
小さいため、排気風路が脱煙脱臭装置側へ変更になるこ
とはなく。
通常の排気が行なわれる。それによって、食品からの油
煙や悪臭のある場合にのみ脱煙脱臭装置を動作させれば
よいため、効率的でしかも無駄のない脱煙脱臭装置を提
供することができる。
煙や悪臭のある場合にのみ脱煙脱臭装置を動作させれば
よいため、効率的でしかも無駄のない脱煙脱臭装置を提
供することができる。
さらにまた、加熱室内の雰囲気温度を検知する雰囲気温
度検知用センサーの信号により動作中の脱煙脱臭装置の
補助ヒーターへの入力電力を制御するため、加熱室雰囲
気温度が低い時点では大きな入力電力を補助ヒーターへ
供給し、加熱室雰囲気温度が高い場合には補助ヒーター
への入力電力を減少させ、常に脱煙脱臭効果が最良とな
るような触媒動作温度を実現できる。
度検知用センサーの信号により動作中の脱煙脱臭装置の
補助ヒーターへの入力電力を制御するため、加熱室雰囲
気温度が低い時点では大きな入力電力を補助ヒーターへ
供給し、加熱室雰囲気温度が高い場合には補助ヒーター
への入力電力を減少させ、常に脱煙脱臭効果が最良とな
るような触媒動作温度を実現できる。
実施例
以下本発明の一実施例を第1図、第2図、第3図及び第
4図により説明する・ 第1図は本発明加熱調理装置の一実施例の構成及び制御
システムを説明するものである。この第1図において、
1は加熱室、2及び5は被加熱物の食品で、ターンテー
ブル3に載置され、ターンテーブル回転用モーター4に
よって回転されて均一加熱が行なわれるようになってい
る。6は焼魚等のグリル調理用の棚板である。7a、7
a’7b、7b’は加熱室内の雰囲気温度を上昇させる
と共に食品を加熱するための第2の熱エネルギー発生手
段7としての電気ヒーターである。8は食品2を連続ま
たは断続して高周波加熱するための第1の熱エネルギー
発生手段の高周波発振器である。この高周波発振器から
発振された高周波電波は励振口9から加熱室内へ励振さ
れ、食品2を加熱する。10は食品2を透光孔11を介
して照明するための光源、12は加熱室1の天井に設け
た開口部13から食品2もしくは5の仕上りを検出する
仕上り検出手段を構成する放射赤外線検出器、14は加
熱室内雰囲気温度を計測するための雰囲気温度検知セン
サーたとえばサーミスター、15は食品2.5から発生
する煙や臭い等を検出するための気体センサー、16は
加熱室2の天井壁に設けた加熱室内空気の排出口、17
はこの排出口16から排気を加熱室外へ排出するための
外部排出口、18は酸化触媒を担持した金属酸化物の発
泡体からなる脱煙脱臭装W(以下ユニットという)19
の動作温度保持用の補助ヒーター、20aはこの脱煙脱
臭ユニット19へ加熱室内空気を強制吸引するためのフ
ァン、21及び22は脱煙脱臭ユニットの風路20の始
端及び終端に設けた風路変更用ダンパー、23.24は
脱煙脱臭後の空気を加熱調理装置外へ排出するための外
部排出口、及び加熱室内部へ再流入させるための内部流
入口、25は高周波発振器8を空冷し、光源10の透光
孔1】から加熱室1内へ空気を流入させるための送風フ
ァンである。
4図により説明する・ 第1図は本発明加熱調理装置の一実施例の構成及び制御
システムを説明するものである。この第1図において、
1は加熱室、2及び5は被加熱物の食品で、ターンテー
ブル3に載置され、ターンテーブル回転用モーター4に
よって回転されて均一加熱が行なわれるようになってい
る。6は焼魚等のグリル調理用の棚板である。7a、7
a’7b、7b’は加熱室内の雰囲気温度を上昇させる
と共に食品を加熱するための第2の熱エネルギー発生手
段7としての電気ヒーターである。8は食品2を連続ま
たは断続して高周波加熱するための第1の熱エネルギー
発生手段の高周波発振器である。この高周波発振器から
発振された高周波電波は励振口9から加熱室内へ励振さ
れ、食品2を加熱する。10は食品2を透光孔11を介
して照明するための光源、12は加熱室1の天井に設け
た開口部13から食品2もしくは5の仕上りを検出する
仕上り検出手段を構成する放射赤外線検出器、14は加
熱室内雰囲気温度を計測するための雰囲気温度検知セン
サーたとえばサーミスター、15は食品2.5から発生
する煙や臭い等を検出するための気体センサー、16は
加熱室2の天井壁に設けた加熱室内空気の排出口、17
はこの排出口16から排気を加熱室外へ排出するための
外部排出口、18は酸化触媒を担持した金属酸化物の発
泡体からなる脱煙脱臭装W(以下ユニットという)19
の動作温度保持用の補助ヒーター、20aはこの脱煙脱
臭ユニット19へ加熱室内空気を強制吸引するためのフ
ァン、21及び22は脱煙脱臭ユニットの風路20の始
端及び終端に設けた風路変更用ダンパー、23.24は
脱煙脱臭後の空気を加熱調理装置外へ排出するための外
部排出口、及び加熱室内部へ再流入させるための内部流
入口、25は高周波発振器8を空冷し、光源10の透光
孔1】から加熱室1内へ空気を流入させるための送風フ
ァンである。
つぎに制御システムについて、第1図、第2図、第3図
及び第4図により説明する。
及び第4図により説明する。
まず、第1の熱エネルギー発生手段8である高周波発振
器により高周波加熱調理を行なう場合について説明する
。食品2を加熱室l内のターンテーブル3に載置し、加
熱調理装置の入力スイッチ36により調理を開始すると
、入力スイッチ36からの信号を受けたマイクロコンピ
ュータ31(以下マイコンという)の指令により制御手
段が作動し、照明用光源10が点灯し、ターンテーブル
回転用モーター4を回転させ、高周波発振器8を動作さ
せ、食品2を高周波加熱する。高周波発振器8の動作開
始と同時に送風ファン25が動作し、高周波発振器8を
冷却した後照明光源10の透光孔11から加熱室1内に
入り、加熱室内に発生した食品からの加熱生成物(油煙
、臭い等)を加熱室内排気孔16から排出し、排気風路
の一部に設置しである気体センサー15(例えば、可燃
性ガス検出用半導体ガスセンサー)を経由して、外部排
出口17から加熱調理装置外へ排出される。この時、排
気空気に煙も臭いもなければ、気体センサー15の気体
検出回路27の信号はマルチプレクサ−29によりAD
変換器30に伝達され、ディジタル信号がマイコンに伝
えられ、予め定められた基準値vOをROM34から読
み出して比較し、その変化率が予め定められた変化率よ
り小さく、煙も臭いもまだ発生していないと判断した場
合には、制御手段32に信号を送り、脱煙脱臭ユニット
19の風路20の始端に設けた風路変更用ダンパー21
を閉止したまま(21aの位If)で脱煙脱臭装置19
を動作させない。この脱煙脱臭ユニット19の詳細構成
を第2図に示す。第2図において、ダンパー21が21
aの状態であり、加熱室内からの排気空気は外部排出口
17を通して排出される。ついで、加熱調理が進行し、
食品2から臭いが発生し始めると、気体センサー15の
気体検品回路27の信号41が増加し、加熱時間t1で
気体センサー出力v1となり、マイコン31が臭い発生
と判断すると、制御手段32に信号を送り、ダンパー2
1を21bの位置に開放し、ダンパー22を22bの位
置に移動制御すると共に、補助ヒーター18に通電開始
し、強制吸引用ファン20を動作させ、脱煙脱臭ユニッ
ト19を動作させ、煙や臭いのないきれいな空気を加熱
調理装置外へ排出する。
器により高周波加熱調理を行なう場合について説明する
。食品2を加熱室l内のターンテーブル3に載置し、加
熱調理装置の入力スイッチ36により調理を開始すると
、入力スイッチ36からの信号を受けたマイクロコンピ
ュータ31(以下マイコンという)の指令により制御手
段が作動し、照明用光源10が点灯し、ターンテーブル
回転用モーター4を回転させ、高周波発振器8を動作さ
せ、食品2を高周波加熱する。高周波発振器8の動作開
始と同時に送風ファン25が動作し、高周波発振器8を
冷却した後照明光源10の透光孔11から加熱室1内に
入り、加熱室内に発生した食品からの加熱生成物(油煙
、臭い等)を加熱室内排気孔16から排出し、排気風路
の一部に設置しである気体センサー15(例えば、可燃
性ガス検出用半導体ガスセンサー)を経由して、外部排
出口17から加熱調理装置外へ排出される。この時、排
気空気に煙も臭いもなければ、気体センサー15の気体
検出回路27の信号はマルチプレクサ−29によりAD
変換器30に伝達され、ディジタル信号がマイコンに伝
えられ、予め定められた基準値vOをROM34から読
み出して比較し、その変化率が予め定められた変化率よ
り小さく、煙も臭いもまだ発生していないと判断した場
合には、制御手段32に信号を送り、脱煙脱臭ユニット
19の風路20の始端に設けた風路変更用ダンパー21
を閉止したまま(21aの位If)で脱煙脱臭装置19
を動作させない。この脱煙脱臭ユニット19の詳細構成
を第2図に示す。第2図において、ダンパー21が21
aの状態であり、加熱室内からの排気空気は外部排出口
17を通して排出される。ついで、加熱調理が進行し、
食品2から臭いが発生し始めると、気体センサー15の
気体検品回路27の信号41が増加し、加熱時間t1で
気体センサー出力v1となり、マイコン31が臭い発生
と判断すると、制御手段32に信号を送り、ダンパー2
1を21bの位置に開放し、ダンパー22を22bの位
置に移動制御すると共に、補助ヒーター18に通電開始
し、強制吸引用ファン20を動作させ、脱煙脱臭ユニッ
ト19を動作させ、煙や臭いのないきれいな空気を加熱
調理装置外へ排出する。
ついで、食品2の仕上り状態は、仕上り検出手段(放射
赤外線検出器)12が検出する食品2からの赤外線に基
づいて食品表面温度検出回路28により温度信号として
、マルチプレクサ−29を介してAD変換された後マイ
コン31に送られる。マイコン31は食品の仕上り温度
として予め定められている温度をROM34より読み出
して比較し、仕上り温度に達していれば調理完了指令を
制御手段32に送り、制御手段32は高周波発振器8.
送風用ファン25、ターンテーブル回転用モーター4を
停止させる(加熱時間t2時点)。しかし、脱煙脱臭ユ
ニット19は気体検出回路27の信号41が脱煙脱臭ユ
ニット19の停止可能な値v2に低下していないため、
引き続き脱煙脱臭動作を継続する。加熱時間t3後に気
体検出回路27の信号41が停止可能な値v2に低下し
た時、マイコン31は加熱室1内雰囲気が清浄になった
と判断し、制御手段32に指令を出し、補助ヒーター1
8、強制吸引用ファン20への給電を停止し、ダンパー
21を21bから21aの状態へ変更することにより、
一連の制御が完了する。
赤外線検出器)12が検出する食品2からの赤外線に基
づいて食品表面温度検出回路28により温度信号として
、マルチプレクサ−29を介してAD変換された後マイ
コン31に送られる。マイコン31は食品の仕上り温度
として予め定められている温度をROM34より読み出
して比較し、仕上り温度に達していれば調理完了指令を
制御手段32に送り、制御手段32は高周波発振器8.
送風用ファン25、ターンテーブル回転用モーター4を
停止させる(加熱時間t2時点)。しかし、脱煙脱臭ユ
ニット19は気体検出回路27の信号41が脱煙脱臭ユ
ニット19の停止可能な値v2に低下していないため、
引き続き脱煙脱臭動作を継続する。加熱時間t3後に気
体検出回路27の信号41が停止可能な値v2に低下し
た時、マイコン31は加熱室1内雰囲気が清浄になった
と判断し、制御手段32に指令を出し、補助ヒーター1
8、強制吸引用ファン20への給電を停止し、ダンパー
21を21bから21aの状態へ変更することにより、
一連の制御が完了する。
つぎに、焼魚調理等のグリル調理を行なう場合について
説明する。
説明する。
まず、魚5をグリル調理時の載置台である棚板6の上に
置き、入力スイッチ36を操作し、調理を開始する。マ
イコン31は入力スイッチ36からの信号を受け、グリ
ル調理のために電気ヒーター7a、7bからなる第2の
熱エネルギー発生手段7を動作開始させる。加熱時間t
1が経過し、魚5から臭いが発生し、気体センサー15
がそれを検出し、気体検出回路27の信号41が増加し
、Vlに達し、前述の場合と同様マイコン31が臭い検
出と判定すると、制御手段32に信号を送り、ダンパー
21を21bの位置に開放し、ダンパー22を22aの
位置に移動し、強制吸引用ファン20aを動作させ、脱
煙脱臭ユニット19を動作開始させ、煙や臭いのないき
れいな空気を加熱室内部へ再流入させるための内部流入
口24を経由して加熱室内へ戻す。この時、加熱室1内
の雰囲気温度検知用センサー14の温度検知回路26の
信号44が温度T1未満の値である時には、マイコン3
1は補助ヒーター出力を最も大きいWlとなるように制
御手段32に指令を出す、これにより、補助ヒーター1
8は最高温度で動作し、脱煙脱臭ユニット19を最高能
力に高める。なお、グリル調理時は脱煙脱臭後の空気を
加熱室内に戻し、加熱室温度の低下つまり加熱能力の低
下を防ぐ。ついで、雰囲気温度検知用センサー14の温
度検知回路26の信号44が温度T1以上になった時(
加熱時間t4)には、マイコン31は補助ヒーター出力
をWlからWlに下げる指令を制御手段32に出す。同
様に、加熱室内雰囲気温度がT2、T3に順次達した時
点(加熱時間t5、t6)で、補助ヒーター出力は順次
W2→W3→W4へと低下するように制御する。すなわ
ち、脱煙脱臭ユニット19へ強制吸入する加熱室内空気
の温度が高温化するにつれて、補助ヒーター18の出力
を順次低下させることにより、脱煙脱臭触媒が最も効率
よく動作するシステムの実現が可能となった。
置き、入力スイッチ36を操作し、調理を開始する。マ
イコン31は入力スイッチ36からの信号を受け、グリ
ル調理のために電気ヒーター7a、7bからなる第2の
熱エネルギー発生手段7を動作開始させる。加熱時間t
1が経過し、魚5から臭いが発生し、気体センサー15
がそれを検出し、気体検出回路27の信号41が増加し
、Vlに達し、前述の場合と同様マイコン31が臭い検
出と判定すると、制御手段32に信号を送り、ダンパー
21を21bの位置に開放し、ダンパー22を22aの
位置に移動し、強制吸引用ファン20aを動作させ、脱
煙脱臭ユニット19を動作開始させ、煙や臭いのないき
れいな空気を加熱室内部へ再流入させるための内部流入
口24を経由して加熱室内へ戻す。この時、加熱室1内
の雰囲気温度検知用センサー14の温度検知回路26の
信号44が温度T1未満の値である時には、マイコン3
1は補助ヒーター出力を最も大きいWlとなるように制
御手段32に指令を出す、これにより、補助ヒーター1
8は最高温度で動作し、脱煙脱臭ユニット19を最高能
力に高める。なお、グリル調理時は脱煙脱臭後の空気を
加熱室内に戻し、加熱室温度の低下つまり加熱能力の低
下を防ぐ。ついで、雰囲気温度検知用センサー14の温
度検知回路26の信号44が温度T1以上になった時(
加熱時間t4)には、マイコン31は補助ヒーター出力
をWlからWlに下げる指令を制御手段32に出す。同
様に、加熱室内雰囲気温度がT2、T3に順次達した時
点(加熱時間t5、t6)で、補助ヒーター出力は順次
W2→W3→W4へと低下するように制御する。すなわ
ち、脱煙脱臭ユニット19へ強制吸入する加熱室内空気
の温度が高温化するにつれて、補助ヒーター18の出力
を順次低下させることにより、脱煙脱臭触媒が最も効率
よく動作するシステムの実現が可能となった。
なお、本実施例では、食品の仕上り検出手段として放射
赤外線検出器を用いたが、他の検知手段例えば加熱室内
の湿度変化、あるいは発生ガスの濃度変化等を検知する
場合でも同様の結果が得られることはいうまでもない。
赤外線検出器を用いたが、他の検知手段例えば加熱室内
の湿度変化、あるいは発生ガスの濃度変化等を検知する
場合でも同様の結果が得られることはいうまでもない。
発明の効果
以上本発明によれば、加熱調理装置から排出される煙や
臭いを、脱煙脱臭ユニットにより最適条件下で効率よく
除去できるので、快適なキッチンの実現に寄与できる。
臭いを、脱煙脱臭ユニットにより最適条件下で効率よく
除去できるので、快適なキッチンの実現に寄与できる。
第1図は本発明の一実施例の構成及び制御システムの説
明図、第2図は同脱煙脱臭装置の構成図、第3図は同気
体センサー出力特性とファン及び補助ヒーターの動作の
説明図、そして第4図は同雰囲気温度特性と補助ヒータ
ー出力特性の説明図である。 1・・・加熱室、7・・・第2の熱エネルギー発生手段
、8・・・第1の熱エネルギー発生手段、12・・・仕
上り検出手段、14・・・雰囲気温度検知用センサー、
15・・・気体センサー、18・・・補助ヒーター、1
9・・・脱煙脱臭装置、20・・・風路、21.22・
・・風路変更用ダンパー出願人 株式会社日立ホームテ
ック 第2図
明図、第2図は同脱煙脱臭装置の構成図、第3図は同気
体センサー出力特性とファン及び補助ヒーターの動作の
説明図、そして第4図は同雰囲気温度特性と補助ヒータ
ー出力特性の説明図である。 1・・・加熱室、7・・・第2の熱エネルギー発生手段
、8・・・第1の熱エネルギー発生手段、12・・・仕
上り検出手段、14・・・雰囲気温度検知用センサー、
15・・・気体センサー、18・・・補助ヒーター、1
9・・・脱煙脱臭装置、20・・・風路、21.22・
・・風路変更用ダンパー出願人 株式会社日立ホームテ
ック 第2図
Claims (1)
- 食品を収納する加熱室(1)と、前記食品を高周波加熱
するための第1の熱エネルギー発生手段(8)と、前記
食品をオーブン調理またはグリル調理するためのガスま
たは電気ヒータからなる第2の熱エネルギー発生手段(
7)と、前記加熱室内の雰囲気温度を検知する雰囲気温
度検知用センサー(14)と、前記食品の加熱調理時の
仕上りを検出する仕上り検出手段(12)と、前記食品
の加熱調理時に発生する煙や臭い等を検出するための気
体センサー(15)と、発生した煙や臭い等を除去する
ための脱煙脱臭装置(19)と、前記第1、第2の熱エ
ネルギー発生手段(8、7)及び前記脱煙脱臭装置(1
9)を制御する制御手段(32)とを備え、前記脱煙脱
臭装置(19)は、動作温度保持用の補助ヒーター(1
8)を表面に有する酸化触媒を担持した金属酸化物と、
加熱室内空気を強制吸引するためのファン(20a)と
、これらを含む風路(20)と、この風路(20)の始
端及び終端に設けた風路変更用ダンパー(21)、(2
2)とで構成し、前記制御手段(32)が前記気体セン
サー(15)の出力信号により前記脱煙脱臭装置(19
)の風路(20)の始端に設けた風路変更用ダンパー(
21)の位置と前記補助ヒーター(18)への給電を制
御するとともに前記雰囲気温度検知用センサー(14)
の出力信号により前記脱煙脱臭装置(19)の補助ヒー
ター(18)への入力電力を制御して前記補助ヒーター
(18)の動作温度を変更することを特徴とする加熱調
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26976590A JPH04148114A (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 加熱調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26976590A JPH04148114A (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 加熱調理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04148114A true JPH04148114A (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=17476837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26976590A Pending JPH04148114A (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 加熱調理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04148114A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5500508A (en) * | 1992-11-16 | 1996-03-19 | Bosch-Siemens Hausgeraete Gmbh | Oven, particularly with an apparatus for pyroltic self cleaning |
US10244778B2 (en) | 2015-11-05 | 2019-04-02 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Method for monitoring cooking in an oven appliance |
-
1990
- 1990-10-08 JP JP26976590A patent/JPH04148114A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5500508A (en) * | 1992-11-16 | 1996-03-19 | Bosch-Siemens Hausgeraete Gmbh | Oven, particularly with an apparatus for pyroltic self cleaning |
US10244778B2 (en) | 2015-11-05 | 2019-04-02 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Method for monitoring cooking in an oven appliance |
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