JPH04147798A - 粉末成形プレスにおける成形品のクラック除去方法および装置 - Google Patents
粉末成形プレスにおける成形品のクラック除去方法および装置Info
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- B30—PRESSES
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
のクランク除去方法および装置に関する。
すようなものがある。すなわち、上パンチ100と、同
心的に配置される複数の下パンチ101,102,10
3とによって、金型104内の粉末を上下に加圧して第
18図に示すような段付きの成形品105を成形してい
る。
部106,107の境い目にクラック108が発生する
ことが大きななやみであった。
終了後成形品105を抜出す際に、上バンチ100によ
る加圧力が抜けたときに各下パンチ101,102,1
03の歪量が解放され、この歪量が各下パンチ101,
102,103によって異なることが大きな要因となっ
ていた。すなわち、加圧時の成形圧力によって各下パン
チ101.102,103には圧縮歪が生じる。この歪
量は下パンチ101,102,103の長さに比例する
ために第17図に示すように最も長い第3下パンチ10
3の歪量a、が最も大きく、以下第2.第1下パンチ1
02,101の歪量a N* a lの順に小さくなる
。そして、成形品105を抜出す際に上パンチ100を
上昇した時点で成形品105に対する圧が抜け、各下パ
ンチ101゜102.103が歪量aI+ a !i
83の分だけ伸びる。この伸び量は第3下パンチ1
03が大きいために、成形品105を第3下パンチ10
3だけで部分的に押圧して押出すことになり、第2下バ
ンチ102との境目にクラックが発生してしまう。
量を同じにするために、各下パンチ101,102.1
03を支持するホルダ部101A、102A、103A
の剛性を変えて、歪量の少ない部分を弱く、また多い部
分を強くして、抜出し時の各下バンチ101,102゜
103の相対的な位置合わせをしていた。しかし、その
都度、各下パンチ101,102,103や各下パンチ
のホルダ部101A、102A。
限度があり、最も苦労の多いところである。
れたもので、その目的とするところは、各下バンチの加
圧による歪量の差を抜出し時に吸収してクラックを除去
する粉末成形プレスにおける成形品のクラック除去方法
および装置を提供することにある。
チと、互いに同心的に組付けられる複数の下パンチとに
よって、金型内の粉末を上下に加圧して成形品を成形し
、その後上パンチを成形品から離して金型内から成形品
を抜出す粉末成形プレスにおける成形品のクランク除去
方法において、加圧行程における各下パンチの圧縮歪量
の差を予じめ求めておき、加圧終了後成形品に加えられ
た加圧力が解放される際に、前記子じめ求めた歪量の差
に応じて各下パンチを上下動させて成形品に当接する各
下パンチ端面の相対位置を一定に保つことを特徴とする
。
じる歪量に応じて下パンチを上下移動量を修正すること
が効果的である。
は、前記各下バンチを駆動する油圧シリンダと、 前記各下パンチの圧縮歪量の差を予じめ入力しておく記
憶手段と、 前記圧縮歪量の差を制御目標値として、加圧終了後成形
品に加えられた加圧力が解放された際に前記各油圧シリ
ンダを駆動制御する駆動制御手段と、を備えて成ること
を特徴とする。
去方法は、各下パンチの歪量の差に応じて、加圧力解放
の際に各下パンチを上下動させて各下パンチの相対位置
を一定に保ち成形品のクランク発生を防止する。
各下パンチの歪量の差を無くすように、駆動制御手段に
よって油圧シリンダが制御される(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。まず
、第1図(e)に示すような2段階に絞った成形品Wを
成形する場合を例にとって説明する。
な円柱状の製品で、大径側から小径側に向って第1.第
2.第3段部W、、W、、W、を有している。
に、上パンチ4と、下バンチ10とによって金型として
のダイ1内に充填された粉末3を圧縮することにより行
なわれるが、この実施例では上パンチ4の下動と共にダ
イ1も下動させるウィズトロアル方式により行なわれる
。そして、下パンチ10は同心的に嵌合される第1.第
2.第3下パンチ11,12.13に分割構成されてい
る。第1下パンチ11は最も外側に位置し、上パンチ4
との間で成形品Wの第1段部W、を圧縮成形する。
成形品Wの第2段部W、を圧縮成形する。
第3段部W、を圧縮成形するようになっている。
法にして2程度圧縮するので、説明を簡略化するために
、成形品Wの寸法関係を、第1段部WIから第3段部W
3までの全高さを3hとし、第2段部W2から第3段部
W3までの高さを2hとし、第3段部W、の高さをhと
すると、圧縮すべき粉末の充填深さは、第1図(a)に
示すように、第3パンチ13を基準にしてダイ上面IA
までの深さを6hとし、第1下バンチ11までの深さを
4hとし、第2下バンチ12までの深さを2hにそれぞ
れ設定しておく、そして第1開缶)に示すように、上パ
ンチ4を下降させダイ上面IAに達した時点または少し
ダイ1内に入って加圧が開始された時点から、第3下パ
ンチ13を固定した状態で上バンチ4を3hだけ下降さ
せ、第1下パンチ11を2hだけ下降させ、第2下パン
チ12とIhだけ下降させる。ダイ1は上パンチ4によ
る一次上加圧が終了した時点から上パンチ4と共に下降
させるようになっている。
2下パンチ11.12の速度比を、最終的な各段部W+
、Wx、Wsの圧縮量の比率と同一の比率に設定しであ
る。
ンチ4を上昇させると共にダイ1を下陳さ廿て第1.第
2.第3下パンチ11,12.13によって成形品Wを
ダイlから押し出す。
2.13に生じた歪量δ1.δ8.δ、の差を予じめ求
めておき、歪量の差に応じて各下パンチ11.12.1
3を上下動させて成形品Wの各第1.第2.第3段部W
、、W、、W、に当接する各下パンチ11,12.13
の端面の相対位置を一定に保つようになっている。この
図示例では第3下パンチ13は固定とし、この第3下パ
ンチ13の歪量に合わせて第1.第2下パンチ11゜1
2を上下動させている。すなわち、第1.第2゜第3下
パンチ11,12.13の各歪量をそれぞれδ1.δ2
.δ、とし、δ、〈δ、〈δ、とすると第2下バンチ1
2は、第3下パンチI3との歪量の差(δ、−δt)だ
け上動させ、第1下バンチ11は第3下パンチ13との
歪量の差(δ、−δI)分だけ上昇させて、上バンチ4
による圧が抜けた際に第1.第2.第3パンチ11,1
2.13がすべて、加圧完了位置から第3下パンチ13
の歪量δ3と同一量だけ上方に移動する。したがって、
各第1.第2.第3下パンチ11,12.13の相対位
置を一定に保ちながら各成形品Wの各段部W+、Wt、
Wsが押上げられ、各段部W、、W、。
を示すもので、この例はダイ1を固定した両正方式の場
合である。成形品W′としては、上記実施例と異なり第
1段部W−′と第2段部W2′ のみの2段の円柱状成
形品で、第1.第2下パンチ11′。
、′とδ、′との差(δ8−δl)を予じめ求めておい
て、加圧終了後に成形品Wに加えられた圧力が解放され
る際に、第1下パンチ11を6.−61だけ上動させて
各第1.第2下パンチ11.12端面の相対位置関係を
一定にしている。
スの具体的な装置構成を示している。
ダイlと、このダイ孔2内に充填される原料粉末3を加
圧するための上バンチ4および下パンチ10を備えてい
る。上パンチ4は上部ラム5に取付けられ、上部ラム5
の上下動によって上パンチ4をダイ孔2内に挿入して粉
末3を加圧する。
される第1下パンチ11と、第2下バンチ12と、第3
下パンチ13とから構成されており、第1下パンチ11
は第1パンチアダプタ21を介して可動の第1パンチ・
プレート31に固定されている。一方、第2下バンチ1
2は第2パンチアダプタ22を介して可動の第2パンチ
プレート32に固定されている。
して第2パンチプレート32に固定され、第3バンチ1
3は第3パンチアダプタ23を介してプレス本体7に固
定される固定プレート33に固定されている。
結するロッド8が第1.第2パンチプレート31.32
および固定プレート33にブツシュ9を介して挿し通さ
れ、各プレー)31,32゜33が互いに平行状態で相
対的に往復移動するようになっている。第1.第2パン
チ11.12は第1.第2油圧シリンダ40.50によ
り作動されるもので、第1.第2油圧シリンダ40.5
0はそれぞれ直列に配置され、第1.第2パンチプレー
ト31.32に第1.第2下バンチ11゜12と同軸的
に作動連結されている。
2パンチプレート320間に配置され、第2油圧シリン
ダ50は固定プレート33と第2パンチプレート32の
間に配置され各油圧シリンダ40.50は柱60.60
を介して連結されている。
貫通孔44.54を有するドーナツ形状で、ダイIに近
い前段の第1油圧シリンダ40の貫通孔44を通じて後
段の第2パンチプレート32に第2バンチ12が固定さ
れている。この実施例では第2パンチアダプタ22を貫
通孔44に液密状態にて往復動自在に挿入されている。
リンダチューブ41内に挿入されるピストン42とを有
し、ピストンロッド43が第1パンチプレート31に連
結されている。
ストン52とから成り、ピストンロッド53の一端が第
2パンチプレート32に連結されている。
て固定プレート33に固定されるが、第3パンチアダプ
タ23は第2油圧シリンダ50の貫通孔54に液密状態
にて往復動自在に挿入されると共に、第2パンチアダプ
タ22の貫通孔221内にも摺動自在に挿入されている
。さらに、第3パンチアダプタ23内部にも貫通孔23
1が設けられ、この貫通孔231にコアロッド6および
コアロッドホルダ6Aが挿入されている。
工程を示すもので、第11図は充填工程を示しており、
上部ラム5が上昇して上バンチ4はグイ孔2上方にあり
、ダイプレート30は引き下げヨーク34、下部ラム3
5により充填位置にある。さらに、第1下パンチ11、
第2下バンチ12は第1.第2油圧シリンダ40.50
により充填位置にある。
、第1.第2下パンチ11.12も規定位置で加圧が完
了した位置である。
30および第1.第2下パンチ11゜12が下降して成
形品を抜き出した抜き出し完了位置である。
され、プレス本体側のカムあるいは油圧シリンダによっ
て決まっている。また、ダイプレート30についても引
下げヨーク34を駆動する下部ラム35によって駆動さ
れ、プレス本体側のカムあるいは油圧シリンダ等によっ
て制御される。
って機械各部に歪を生ずるが、たとえば第1下パンチ1
1は第1パンチプレート31と固定プレート33間の動
きを第1リニアスケール701で、また第2下パンチ1
2は第2下パンチプレート32と固定プレート33間の
動きを第2リニアスケール702で位置を測定している
ため、歪があっても一定の数値となるようにサーボコン
トローラ74により自動的に調整され、各部1゜第2パ
ンチプレート31.32と固定プレート33相対位置は
一定に制御される。
.13の位置を相対的に見れば全く問題はないが構造上
できない、そこで、センサの働かない部分、たとえば第
4図では、第1下パンチ11と第1パンチアダプタ21
.第2下パンチ12と第2パンチアダプタ22.さらに
第3下バンチ13と第3パンチアダプタ23の歪量をほ
ぼ同じ量にする必要があるが、パンチおよびアダプタの
長さは第3.第2.第1下バンチ13,12゜11およ
び第3.第2.第1パンチアダプタ23゜22.21の
順で長いため、歪量も第3.第2゜第1下パンチ13,
12.11の順に小さくなる。
21.第2下パンチ12と第2パンチアダプタ22.第
3下パンチ13と第3パンチアダプタ23の各歪量を計
算し、その歪量の差を演算して記憶しておく。
21の歪量を0.5[m]、第2下パンチ12と第2パ
ンチアダプタ22の歪量を0.8[m]第3下バンチ】
3と第3パンチアダプタ23の歪量を1[閣]とすれば
、第3下パンチ13は固定で動かないから、加圧力を抜
くときに、第1下パンチ11は1−0.5 =0.5
[閣J、第2下パンチ12は1 0.8 =0.2 [
m]持ち上げればよい。
が、第1下パンチ11を固定とし、第2下パンチ12を
0.8−0.5 =0.3 [am] 、第3下パンチ
13を1−0.5 =0.5 [m]の値だけ下降させ
るようにしてもよい。
れる油圧シリンダ等にて駆動される。
した位置計測手段としての第1.第2リニアスケール7
01,702と、コンピュータ71と、サーボコントロ
ーラ74と、油圧サーボ弁72の組み合わせによりで行
なう、もっとも、油圧サーボ弁に限るものではなく、ア
ナログ式の比例制御弁、デジタル弁等の各種バルブを用
いることができる。
プレー)31.32の目標位置が入力されており、実際
の位置を位置検出手段により検出してフィードバックし
、制御目標値と検出値とを比較して、駆動制御手段とし
てのサーボコントローラ74を介して油圧サーボ弁72
を操作し、第1、第2油圧シリンダ40.50を駆動制
御する。
給される。
、第1.第2下パンチIf、12と第3下バンチ13と
の歪量の差分を加圧完了位置に加えた位置である。
の歪量が大きいかわかるので、その量を調整するように
すればよい、このように、各下パンチ11,12.13
の歪量の差分の入力値を修正するだけでクランクを除去
することができ、各部の調整が極めて簡単にできる。こ
の点、従来では各下パンチおよびパンチアダプタ等をい
ちいち分解し、剛性を変えるべくパンチアダプタ等を削
って組付け、試し打ちをしてクランクが発生するかどう
か確認し、クランクが発生すると再度各部を分解して再
調整をしなければならず、膨大な労力を要していた。こ
のような調整作業が、この発明では、入力設定値を変え
るだけで済み、調整作業が飛躍的に簡単になった。
大きく、ダイ1と成形品W′間のフリクションが大きい
場合について説明する。このようにフリクションが大き
いと、成形品W′の抜出し時に第1下パンチ11にかか
る力が加圧時と同程度の力となる。したがって、歪量を
第1.第2.第3下バンチ11,12.13とも同じに
したとしても、ダイlが下がるときに第1下パンチ11
のみが圧縮を受けて歪み、第2.第3下パンチ12.1
3のみで突上げたことになり、第3図(b)に示すよう
にクラックが生しるおそれがある。
,12.13の各歪量の割合を2:1:1とすれば、加
圧終了後加圧力が抜けたときに、第2.第3下パンチ1
2.13は成形品W′との間に隙間が生しる。そして、
抜出時に第1下パンチ11が縮んだときに第2.第3下
パンチ1213で成形品W′を突上げることなく抜出し
を行なうことができる。このように第1下パンチ11を
第2.第3下パンチ12.13の2倍のたわみ量をとる
ことは機械式の粉末成形プレスの場合は困難であり、油
圧式のものが好適である。
.第3下パンチ12.13との差分だけ突き上げるよう
にすればよい。
より駆動制御するようにして各下パンチおよびパンチア
ダプタのたわみの影響を排除しているが、第15図に示
すように油圧シリンダ40′50’を各パンチプレート
31’、32’の両側に取付ける構成のものについても
同様に適用できる。この場合にも第1.第2パンチプレ
ー)31’、32’の変位量を第1.第2リニアスケー
ル701゜702によって計測し、第14図に示したよ
うに同様のフィードバック制御を行なう、すなわち、第
1パンチプレート31′上の第1パンチアダプタ21′
と第1下パンチ11′、および第2パンチアダプタ22
′と第2下パンチ12′の各歪量の差分を予じめコンピ
ュータに入力しておいて、加圧後その圧力解放時に歪量
の差を吸収するように第1.第2油圧シリンダ40’、
50’を駆動制御するものである。
制御する、いわゆる油圧プレスを例にとって説明したが
、油圧プレスに限るものではなく、たとえば第17図に
示した従来のメカプレスにおいて、各パンチプレートに
加えられる圧力をメカストッパ110’、111’で受
け、第1.第2.第3下パンチ101,102,103
および各パンチアダプタl0IA、102A、103A
のたわみ量を油圧シリンダにて制御するようにしてもよ
い。
アダプタ21.22.23の歪量の総和の差を制御対象
としているが、要するにダイ孔2内の各第1.第2.第
3下バンチ11,12゜13を先端位置に影響する部材
の歪量の総和を制御対象とするものである。
ているが、第16図に示すように凹状の段部を有する成
形品についても同様にして成形することができる。
る成形品の抜き出しを例にとって説明したが、加圧方法
としてはこれに限るものではなく、たとえば日本粉末工
業会規格の「粉末冶金プレス用語LJPMA 4−1
987の第31〜35頁に記載される各種加圧方法、そ
の他種々の加圧方法によって加圧された成形品の抜き出
しに適用することができることはもちろんである。
後成形品に加えられた圧力が解放される際に、予しめ求
めた各下パンチの歪量の差に応じて各下バンチを上下動
させて各下パンチの相対位置を一定に保つようにしたの
で、抜出し時における成形品のクランク発生を確実に防
止することができる。
歪量の差の入力設定値を変えるだけで済むので、従来の
ように各下バンチやアダプタ部等を分解して調整すると
いった膨大な労力が不要となり、作業性を飛躍的に向上
させることができる。
る成形品のクラック除去方法をウィズトロアル方式に適
用した場合の加圧行程を示すもので、同図(a)は充填
時の要部断面図、同図0))は加圧開始点の要部断面図
、同図(C)は加圧完了時の要部断面図、同図(d)は
抜き出し状態の要部縦断面図、同図(e)は成形品の一
例を示す縦断面図、同図(f)は各下パンチの歪状態を
誇張して示す拡大断面図、第2図(a)乃至(ゆは本発
明を両押しタイプに適用した加圧行程を示す要部縦断面
図、第2図(e)は各下パンチの歪状態を誇張して示す
拡大断面図、第3図(a)乃至(C)は本発明をフリク
ションの大きい成形品の抜き出しに適用した場合の成形
品抜出し行程を示す要部縦断面図、第4図は第1図の加
圧制御がなされる粉末成形プレスのツールセットを示す
縦断面図、第5図は第4図のV−V線断面図、第6図は
第4図のVl−Vl線断面図、第7図は第4図の■−■
線断面図、第8図は第4図の■−■線断面図、第9図は
第4図のIX−IX線断面図、第1O図は第4図のX−
X線断面図、第11図乃至第13図は第4図のグイセッ
トの加圧行程を示しており、第11図は充填時、第12
図は加圧完了時、第13図は抜き取り時の縦断面図、第
14図は第4図の各パンチの制御ブロック図、第15図
は本発明の他の実施例の係る粉末成形プレスのツールセ
ントを示し、同図(a)は縦断面図、同図(b)は固定
プレート部における横断面図、第16図は凹状の段付き
成形品を示す縦断面図、第17図は従来の粉末成形プレ
スの縦断面図、第18図は従来の成形方法によるクラッ
ク発生状態を示す拡大断面図である。 符 号 の 説 明 1・・・ダイ 2・・・ダイ孔3・・・粉
末 4・・・上パンチ5・・・上部ラム
6・・・コアロンド10・・・下パンチ
11・・・第1下パンチ12・・・第2下パンチ
13・・・第3下パンチ35・・・下部ラム 31.32・・・第1.第2パンチプレート33・・・
固定プレート 30・・・ダイプレート40、50
・・・第1.第2油圧シリンダ71・・・コンピュータ 74・・・サーボコントローラ(駆動制御手段)701
、702・・・第1.第2リニアスケール(計測手段
)(d) 第 図 (e) 第 図 第 17図 第18図
Claims (2)
- (1)上パンチと、互いに同心的に組付けられる複数の
下パンチとによって、金型内の粉末を上下に加圧して成
形品を成形し、その後上パンチを成形品から離して金型
内から成形品を抜出す粉末成形プレスにおける成形品の
クラック除去方法において、 加圧行程における各下パンチの圧縮歪量の差を予じめ求
めておき、加圧終了後成形品に加えられた加圧力が解放
される際に、前記予じめ求めた歪量の差に応じて各下パ
ンチを上下動させて成形品に当接する各下パンチ端面の
相対位置を一定に保つことを特徴とする粉末成形プレス
における成形品のクラック除去方法。 - (2)成形品抜出しの際の摩擦抵抗により下パンチに生
じる歪量に応じて下パンチを上下移動量を修正する請求
項1に記載の粉末成形プレスにおける成形品のクラック
除去方法。(3)上パンチと、互いに同心的に組付けら
れる複数の下パンチとによって、金型内の粉末を上下に
加圧して成形品を成形し、その後上パンチを成形品から
離して金型内から成形品を抜出す粉末成形プレスにおけ
る成形品のクラック除去装置において、 前記各下パンチを駆動する油圧シリンダと、前記各下パ
ンチの圧縮歪量の差を予じめ入力しておく記憶手段と、 前記圧縮歪量の差を制御目標値として、加圧終了後成形
品に加えられた加圧力が解放された際に前記各油圧シリ
ンダを駆動制御する駆動制御手段と、を備えてなること
を特徴とする粉末成形プレスにおける成形品のクラック
除去装置。
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