JPH04146890A - 原油処理貯蔵船におけるフレキシブルライザ - Google Patents
原油処理貯蔵船におけるフレキシブルライザInfo
- Publication number
- JPH04146890A JPH04146890A JP27182790A JP27182790A JPH04146890A JP H04146890 A JPH04146890 A JP H04146890A JP 27182790 A JP27182790 A JP 27182790A JP 27182790 A JP27182790 A JP 27182790A JP H04146890 A JPH04146890 A JP H04146890A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible riser
- crude oil
- oil processing
- connecting pipe
- turret
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、原油処理貯蔵船におけるフレキシブルライ
ザ、特に、損傷を受けにくいフレキシブルライザに関す
るものである。
ザ、特に、損傷を受けにくいフレキシブルライザに関す
るものである。
第2図および第3図に示すように、海底1下数千mの海
底油田からウェル2を通って自噴あるいは人工的に採油
された、水分、ガスを含んだ原油は、海底面からフレキ
シブルライザ8を通って原油処理貯蔵船4上に設置した
原油処理設備(図示せず)に送られる。この原油処理設
備で水分、ガスが除去された原油は、原油処理貯蔵船4
のタンク(図示せず)に貯蔵される。
底油田からウェル2を通って自噴あるいは人工的に採油
された、水分、ガスを含んだ原油は、海底面からフレキ
シブルライザ8を通って原油処理貯蔵船4上に設置した
原油処理設備(図示せず)に送られる。この原油処理設
備で水分、ガスが除去された原油は、原油処理貯蔵船4
のタンク(図示せず)に貯蔵される。
フレキシブルライザ3は、1000から5000ps
iの高圧に耐えられるように設計されている。フレキシ
ブルライザ8の上部は、原油処理貯蔵船4のターレット
5の中央部に形成されたムーンプール5A内に挿入され
ている。フレキシブルライザ8の上端は、ターレット5
に固定された切離し装置6を介して上記原油処理設備に
接続されている。切離し装置6は、原油の暴噴や台風の
襲来時等の緊急事態が発生したときに、原油処理貯蔵船
4を安全な海域に一時的に非難させるために、フレキシ
ブルライザ8をターレット5から切り離す機能を有して
いる。切離し装置6とフレキシブルライザ3とは、フレ
キシブルライザ3に曲げモーメントが作用したときにフ
レキシブルライザ3が破損するのを防止するために、ベ
ントステイフナ−7を介して相互に接続されている。
iの高圧に耐えられるように設計されている。フレキシ
ブルライザ8の上部は、原油処理貯蔵船4のターレット
5の中央部に形成されたムーンプール5A内に挿入され
ている。フレキシブルライザ8の上端は、ターレット5
に固定された切離し装置6を介して上記原油処理設備に
接続されている。切離し装置6は、原油の暴噴や台風の
襲来時等の緊急事態が発生したときに、原油処理貯蔵船
4を安全な海域に一時的に非難させるために、フレキシ
ブルライザ8をターレット5から切り離す機能を有して
いる。切離し装置6とフレキシブルライザ3とは、フレ
キシブルライザ3に曲げモーメントが作用したときにフ
レキシブルライザ3が破損するのを防止するために、ベ
ントステイフナ−7を介して相互に接続されている。
原油処理貯蔵船4が風、潮流によって動揺したり、フレ
キシブルライザ8が潮流によって流されると、フレキシ
ブルライザ3は、ターレット5のムーンブール5Aの壁
面に接触し、これによって、フレキシブルライザ3およ
びムーンブール5Aの壁面が損傷を受ける。
キシブルライザ8が潮流によって流されると、フレキシ
ブルライザ3は、ターレット5のムーンブール5Aの壁
面に接触し、これによって、フレキシブルライザ3およ
びムーンブール5Aの壁面が損傷を受ける。
上述したように、−本のフレキシブルライザ3がターレ
ット5のムーンブール5A内に挿入されているときには
、たとえ、原油処理貯蔵船4が風、潮流によって動揺し
たり、フレキシブルライザ3が潮流によって流されても
、ムーンブール5Aの内径が大きいので、フレキシブル
ライザ8がムーンブール5Aの壁面に接触して、フレキ
シブルライザ3およびムーンブール5Aの壁面が損傷す
る虞れはないが、複数本のフレキシブルライザ3を、第
4図に示すように、ムーンブール5Aの周囲に設けた貫
通孔5B内に挿入する場合に、次のような問題が生じる
。即ち、貫通孔5Bの内径はムーンブール5Aの内径に
比べて小さいので、原油処理貯蔵船4等の動揺によって
フレキシブルライザ3が貫通孔5Bの壁面に接触しやす
い。
ット5のムーンブール5A内に挿入されているときには
、たとえ、原油処理貯蔵船4が風、潮流によって動揺し
たり、フレキシブルライザ3が潮流によって流されても
、ムーンブール5Aの内径が大きいので、フレキシブル
ライザ8がムーンブール5Aの壁面に接触して、フレキ
シブルライザ3およびムーンブール5Aの壁面が損傷す
る虞れはないが、複数本のフレキシブルライザ3を、第
4図に示すように、ムーンブール5Aの周囲に設けた貫
通孔5B内に挿入する場合に、次のような問題が生じる
。即ち、貫通孔5Bの内径はムーンブール5Aの内径に
比べて小さいので、原油処理貯蔵船4等の動揺によって
フレキシブルライザ3が貫通孔5Bの壁面に接触しやす
い。
従って、この発明の目的は、原油処理貯蔵船4の動揺等
によって損傷を受けにくい、原油処理貯蔵船におけるフ
レキシブルライザを提供することにある。
によって損傷を受けにくい、原油処理貯蔵船におけるフ
レキシブルライザを提供することにある。
この発明は、海底油田からの原油を海上の原油処理貯蔵
船まで輸送するための、上部が前記原油処理貯蔵船のタ
ーレットに形成された貫通孔内に挿入されるフレキシブ
ルライザであって、前記フレキシブルライザの上端には
、ベントステイフナ−を介して連結パイプが接続され、
前記連結パイプには、前記フレキシブルライザに浮力を
付与するためのブイと、前記フレキシブルライザおよび
前記ターレットが損傷するのを防止するためのカラーが
固定されており、前記ブイおよび前記カラーの外径は、
前記貫通孔の内径より小さいことに特徴を有するもので
ある。
船まで輸送するための、上部が前記原油処理貯蔵船のタ
ーレットに形成された貫通孔内に挿入されるフレキシブ
ルライザであって、前記フレキシブルライザの上端には
、ベントステイフナ−を介して連結パイプが接続され、
前記連結パイプには、前記フレキシブルライザに浮力を
付与するためのブイと、前記フレキシブルライザおよび
前記ターレットが損傷するのを防止するためのカラーが
固定されており、前記ブイおよび前記カラーの外径は、
前記貫通孔の内径より小さいことに特徴を有するもので
ある。
次に、この発明の、原油処理貯蔵船におけるフレキシブ
ルライザの一実施態様を、図面を参照しながら説明する
。
ルライザの一実施態様を、図面を参照しながら説明する
。
第1図は、この発明の、原油処理貯蔵船におけるフレキ
シブルライザの一実施態様を示す部分断面図である。
シブルライザの一実施態様を示す部分断面図である。
第1図に示すように、この発明の、原油処理貯蔵船にお
けるフレキシブルライザ8は、その上端部に従来と同様
のベントステイフナ−9を介して鋼製連結パイプ10が
接続され、連結パイプ10には、ターレット5のムーン
ブール(図示せず)の周囲に複数個形成された貫通孔5
Bの内径より小さい外径を有するブイ11およびカラー
12が固定されているものである。連結パイプ10の上
端は、ターレット5に固定された、従来と同様の切離し
装置6に接続されている。
けるフレキシブルライザ8は、その上端部に従来と同様
のベントステイフナ−9を介して鋼製連結パイプ10が
接続され、連結パイプ10には、ターレット5のムーン
ブール(図示せず)の周囲に複数個形成された貫通孔5
Bの内径より小さい外径を有するブイ11およびカラー
12が固定されているものである。連結パイプ10の上
端は、ターレット5に固定された、従来と同様の切離し
装置6に接続されている。
ブイ11の外径は、貫通孔5Bの内径より若干小さい。
従って、ブイ11は、貫通孔5B内を自在に上下動する
。ブイ11は、浮力効果が高いポリウレタン等によって
作られている。ブイ11は、フレキシブルライザ8の切
離し後、フレキシブルライザ8の上端が海面下数十mの
位置で浮遊するような浮力を有している。
。ブイ11は、浮力効果が高いポリウレタン等によって
作られている。ブイ11は、フレキシブルライザ8の切
離し後、フレキシブルライザ8の上端が海面下数十mの
位置で浮遊するような浮力を有している。
カラー12は、連結バイブ10の下端に固定されている
。カラー12の外径は、ブイ11と同様に貫通孔5Bの
内径より若干小さい。従って、カラー12は、貫通孔5
B内を自在に上下動する。カラー12は、円板状の鋼板
の周囲に、貫通孔5Bの壁面との接触による影響を少な
くするためにゴム皮膜を形成したものからなっている。
。カラー12の外径は、ブイ11と同様に貫通孔5Bの
内径より若干小さい。従って、カラー12は、貫通孔5
B内を自在に上下動する。カラー12は、円板状の鋼板
の周囲に、貫通孔5Bの壁面との接触による影響を少な
くするためにゴム皮膜を形成したものからなっている。
カラー12は、連結バイブ10に複数個固定しても良い
。
。
このように構成されている、この発明の、原油処理貯蔵
船におけるフレキシブルライザによれば、原油処理貯蔵
船4が風、潮流によって動揺したり、フレキシブルライ
ザ8が潮流によって流されても、連結パイプ10に取り
付けられたカラー12の作用によって、フレキシブルラ
イザ8が貫通孔5Bの壁面に直接、接触しない。これに
よって、フレキシブルライザ8および貫通孔5Bは損傷
を受けない。
船におけるフレキシブルライザによれば、原油処理貯蔵
船4が風、潮流によって動揺したり、フレキシブルライ
ザ8が潮流によって流されても、連結パイプ10に取り
付けられたカラー12の作用によって、フレキシブルラ
イザ8が貫通孔5Bの壁面に直接、接触しない。これに
よって、フレキシブルライザ8および貫通孔5Bは損傷
を受けない。
切+11し装置6によってフレキシブルライザ8をター
レット5から切り離した後、フレキシブルライザ8は、
ブイ11による浮力によって海底までは沈まない。従っ
て、作業を再開するときのフレキシブルライザ8の切離
し装置6への接続作業が容易に行える。
レット5から切り離した後、フレキシブルライザ8は、
ブイ11による浮力によって海底までは沈まない。従っ
て、作業を再開するときのフレキシブルライザ8の切離
し装置6への接続作業が容易に行える。
以上説明したように、この発明によれば、カラーの作用
によって、原油処理貯蔵船の動揺等によりフレキシブル
ライザは損傷を受けに((、しかも、ブイの作用によっ
て、フレキシブルライザの切離し装置への接続作業が容
易に行えるといった有用、効果が得られる。
によって、原油処理貯蔵船の動揺等によりフレキシブル
ライザは損傷を受けに((、しかも、ブイの作用によっ
て、フレキシブルライザの切離し装置への接続作業が容
易に行えるといった有用、効果が得られる。
\
第1図は、この発明の、原油処理貯蔵船におけるフレキ
シブルライザの一実施態様を示す部分断面図、第2図は
、原油を海底油田から原油処理貯蔵船に輸送している状
態を示す正面図、第8図は一本のフレキシブルライザを
ターレットに挿入した状態を示す断面図、第4図は、複
数本のフレキシブルライザをターレットに挿入した状態
を示す断面図である。図面において、 1−・−海底、 2−・−ウェル、 3.8−・−フレキシブルライザ、 4−原油処理貯蔵船、 5−・・ターレット、 6−切離し装置、 7.9−ベントステイフナ− 10−・一連結バイブ。 −一一
シブルライザの一実施態様を示す部分断面図、第2図は
、原油を海底油田から原油処理貯蔵船に輸送している状
態を示す正面図、第8図は一本のフレキシブルライザを
ターレットに挿入した状態を示す断面図、第4図は、複
数本のフレキシブルライザをターレットに挿入した状態
を示す断面図である。図面において、 1−・−海底、 2−・−ウェル、 3.8−・−フレキシブルライザ、 4−原油処理貯蔵船、 5−・・ターレット、 6−切離し装置、 7.9−ベントステイフナ− 10−・一連結バイブ。 −一一
Claims (1)
- (1)海底油田からの原油を海上の原油処理貯蔵船まで
輸送するための、上部が前記原油処理貯蔵船のターレツ
トに形成された貫通孔内に挿入されるフレキシブルライ
ザであって、前記フレキシブルライザの上端には、ベン
トスティフナーを介して連結パイプが接続され、前記連
結パイプには、前記フレキシブルライザに浮力を付与す
るためのブイと、前記フレキシブルライザおよび前記タ
ーレツトが損傷するのを防止するためのカラーが固定さ
れており、前記ブイおよび前記カラーの外径は、前記貫
通孔の内径より小さいことを特徴とする、原油処理貯蔵
船におけるフレキシブルライザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27182790A JPH04146890A (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 原油処理貯蔵船におけるフレキシブルライザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27182790A JPH04146890A (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 原油処理貯蔵船におけるフレキシブルライザ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04146890A true JPH04146890A (ja) | 1992-05-20 |
Family
ID=17505411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27182790A Pending JPH04146890A (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 原油処理貯蔵船におけるフレキシブルライザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04146890A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002537171A (ja) * | 1999-02-16 | 2002-11-05 | デル プール,ハンス ファン | 浮遊式海洋構造物 |
-
1990
- 1990-10-09 JP JP27182790A patent/JPH04146890A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002537171A (ja) * | 1999-02-16 | 2002-11-05 | デル プール,ハンス ファン | 浮遊式海洋構造物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4907912A (en) | Submersible production storage barge and method for transporting and installing a jack-up rig in a body of water | |
US4768984A (en) | Buoy having minimal motion characteristics | |
JPS63315796A (ja) | モジュール形海面近傍設備 | |
JPS59209579A (ja) | 浮きモジユ−ル状装置とその構成方法 | |
US11258105B2 (en) | Subsurface marine battery pack | |
JP2992935B2 (ja) | 船型浮遊式石油生産システム | |
US3435410A (en) | Shallow water seismic prospecting cable | |
US3163147A (en) | Floating drilling platform | |
US3396544A (en) | Storage tank fixed on the ocean bottom and method of installation | |
JPH04146890A (ja) | 原油処理貯蔵船におけるフレキシブルライザ | |
US3974657A (en) | Modular offshore structure system | |
US6899049B2 (en) | Apparatus and method of constructing offshore platforms | |
RU2014243C1 (ru) | Способ промысловой комплексной подводной разработки морских месторождений | |
GB2231843A (en) | Platform recovery and re-use unit | |
KR20160027317A (ko) | 부유식 해양 구조물 | |
KR100537772B1 (ko) | 스틸 부이를 이용한 관로 설치방법 | |
US3605416A (en) | Offshore platform with sacrificial plug means | |
GB2165875A (en) | Freeing an offshore structure from the sea bed | |
JPS61294016A (ja) | 重力式水中構造物の再浮揚装置および再浮揚方法 | |
KR101526365B1 (ko) | 선박 및 선박의 배치 방법 | |
JPH06219372A (ja) | 浮沈自在な浮体の係留方法 | |
KR20040027306A (ko) | 침몰선박 위치확인장치 | |
KR20160004519U (ko) | 해양구조물 | |
GB2156283A (en) | Offshore structure for deepsea production | |
US3411303A (en) | Offshore platform with internal flowline |