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JPH0414491A - 平版印刷物の光沢加工方法 - Google Patents

平版印刷物の光沢加工方法

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JPH0414491A
JPH0414491A JP11692590A JP11692590A JPH0414491A JP H0414491 A JPH0414491 A JP H0414491A JP 11692590 A JP11692590 A JP 11692590A JP 11692590 A JP11692590 A JP 11692590A JP H0414491 A JPH0414491 A JP H0414491A
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JP
Japan
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acrylate
meth
alkyd resin
ultraviolet curable
resin composition
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JP11692590A
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Kuniyoshi Oshima
大島 邦良
Asao Matsuyama
松山 朝夫
Masahide Kobayashi
正秀 小林
Jun Takahashi
潤 高橋
Hisazumi Yamazaki
山崎 尚純
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、平版印刷物の光沢加工方法に関し、更に詳し
くは、平版印刷物の表面に、光沢、セロファン粘着テー
プ接着性と、折り曲げ性、糊付は適性、耐摩擦性等の二
次加工性に優れたクリヤー塗膜を形成する方法に関する
[従来の技術] 油性の艶ニス中に含まれる有機溶剤の排出による作業環
境汚染対策あるいは作業効率を上げるために、紫外線硬
化型の艶ニスへの切り替えが行われている。
紫外線硬化型艶ニスは、紫外線硬化型インキから成る下
地印刷層に塗装する場合、下地インキと同じ組成にする
ことができ、印刷層との接着性を心配することなく、さ
らに光沢、印刷物の二次加工性のバランス調整が容易と
なる利点がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、下地インキを紫外線硬化型インキに限定
することは、対象とする艶ニス仕上げ用の印刷物の範囲
が限定されることになり、好ましくない。下地インキを
油性インキにすれば、対象範囲が広がる反面、クリヤー
塗料の配合・調製方法が重要になる。紫外線硬化型イン
キ用のクリヤー塗料の配合のままでは、接着性が不十分
である。
一方、接着性をよくすると光沢が低下する、或いは、耐
摩擦性が不十分となるなどの問題点が発生する。また、
光沢、接着性及び折り曲げ性をよくすると、耐摩擦性が
不十分となる問題点が発生する。クリヤー塗料の配合に
シリコーン系などの添加剤を使用すれば、糊付は適性が
悪化するという問題点が発生する。要するに、クリヤー
塗工、仕上げ加工の重要な要求品質を全て満足させるこ
とは、非常に困難であり、紫外線硬化型クリヤー塗料を
開発する上で大きな問題となっていた。
本発明が解決しようとする課題は、平版印刷物の表面に
、光沢、セロファン粘着テープ接着性と、折り曲げ性、
糊付は適正、耐摩擦性等の二次加工性に優れたクリヤー
塗膜を形成する方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記課題を解決するために、鋭意研究し
た結果、従来の紫外線硬化型樹脂組成物にアルキッド樹
脂を含有させることにより光沢、接着性と、二次加工性
に優れたクリヤー塗膜を形成できることを見い出し、本
発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、上記課題を解決するために、平版印刷
物上に、アルキッド樹脂を含有する紫外線硬化型樹脂組
成物を塗装、硬化させて成る平版印刷物の光沢加工方法
を提供する。
本発明で使用するアルキッド樹脂は、多価アルコール、
二塩基酸および油脂を周知の方法で反応させることによ
り得られるものである。その固形分酸価は、通常30以
下が適当である。
アルキッド樹脂の原料となる多価アルコールとしては、
例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトール、エチレングリコール、プロピレングリ
コール等が挙げられる。
アルキッド樹脂の原料となる二塩基酸としては、例えば
、(無水)フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、(
無水)トリメリット酸、アジピン酸、(無水)マレイン
酸、フマル酸等が挙げられる。
アルキッド樹脂の原料となる油脂としては、アマニ油、
サフラワー油、桐油、脱水ヒマシ油、大豆油、綿実油、
米ぬか油及びそれらの脂肪酸が挙げられる。これらの使
用割合を油長で示すと、通常50〜90%、好ましくは
60〜80%である。
油長が90%を越える場合には、耐摩擦性を低下させ、
50%未満の場合には、接着性及び光沢を低下させる傾
向にあるので、好ましくはない。
本発明で使用するアルキッド樹脂の分子量は、4000
以上、好ましくは4000〜20000である。分子量
が4000未満の場合には、耐摩擦性と耐擦傷性の低下
をもたらす傾向にあるので、好ましくない。
本発明で使用する紫外線硬化型樹脂1組成物中のアルキ
ッド樹脂の使用量は、通常2〜50重貢%、好ましくは
5〜40重量%である。アルキッド樹脂の使用量が50
重量%越えると、紫外線硬化性を著しく悪くなり、印刷
時に裏付きの原因となる傾向にあるので、好ましくない
。アルキッド樹脂の使用量が2%未満である場合、下地
が油性インキの場合、光沢、下地への接着性および二次
加工性のバランス調整が困難となる傾向にあるので、好
ましくない。
本発明で使用する紫外線硬化型樹脂組成物は、上記アル
キッド樹脂以外に、ラジカル重合性モノマー及び光重合
開始剤を含有し、更に、必要に応じて、ラジカル重合性
オソゴマーを含有していても良い。
本発明で使用するラジカル重合性モノマー、オリゴマー
及び光重合開始剤は、従来公知の紫外線硬化型のインキ
又は塗料に使用されている材料が特に制限なく使用でき
る。
ラジカル重合性モノマーの内、1官能性モノマーとして
は、例えば、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリ
ル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メ
タ)アクリレート、カプロラクトン変性テトラヒドロフ
ルフリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ
)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレ
ート、インボルニル(メタ)アクリレート、ベンジル(
メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、
フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシジ
エチレングリコール(メタ)アクリレート、フェノキシ
テトラエチレングリコール(メタ)アクリレート、ノニ
ルフェノキシエチル(メタ)アクリレート、ノニルフエ
ニキシテトラエチレングリコール(メタ)アクリレート
、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート
、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート
、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、フトキシトリ
エチレングリコール(メタ)アクリレート、2−エチル
ヘキシルポリエチレングリコール(メタ)アクリレート
、ノニルフェニルポリプロピレングリコール(メタ)ア
クリレート、メトキシジプロピレングリコール(メタ)
アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、N−
ビニルピロリドン、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、グリセロール(メタ)アクリレート、ポリエチレン
グリフール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリ
コール(メタ)アクリレート、エピクロルヒドリン変性
ブチル(メタ)アクリレート、エピクロルヒドリン変性
フェノキン(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド
変性フタル酸(メタ)アクリレート、エチレンオキサイ
ド変性コハク酸(メタ)アクリレート、カプロラクトン
変性2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、N、
  N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
N、  N−ジエチルアミンエチル(メタ)アクリレー
ト、エチレンオキサイド変性リン酸(メタ)アクリレー
ト等が挙げられる。
又、2官能性モノマーとしては、例えば、1゜3−ブチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、1.4−ブチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチル
グリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサン
ゲリコールジ(メタ)アクリレート、エチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリフールジ
(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ
)アクリレート、エチレンオキサイド変性ネオペンチル
グリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレンオキサ
イド変性ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、エチレ
ンオ牛すイド変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレ
ート、エピクロルヒドリン変性ビスフェノールAジ(メ
タ)アクリレート、エチレン吹キサイド変性ビスフェノ
ールSジ(メタ)アクリレート、アリルジ(メタ)アク
リレート、ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチル
グリコールジアクリレート、カプロラクトン変性ヒドロ
キシピバリン酸エステルネオペンチルグリコールジアク
リレート、ネオペンチルグリコール変性トリメチロール
ブロバンジ(メタ)アクリレート、ステアリル酸変性ペ
ンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ジシクロ
ペンテニルアクリレート、エチレンオキサイド変性ジシ
クロペンテニル(メタ)アクリレート、ジアクリル化イ
ンシアヌレート等が挙げられる。
又、3官能性モノマーとしては、例えば、トリメチロー
ルプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールトリ (メタ)アクリレート、エチレンオキサイ
ド変性トリメチロールプロパントリ (メタ)アクリレ
ート、プロピレンオキサイド変性トリメチロールプロパ
ントリ (メタ)アクリレート、エピクロルヒドリン変
性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、
エピクロルヒドリン変性グリセロールトリ(メタ)アク
リレート、トリス(アクロキシエチル)インシアヌレー
ト、トリス(メタアクリレートエチル)イソシアヌレー
ト等が挙げられる。
更に、多官能アクリレートとしては、例えば、ジトリメ
チロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタ
エリスリトールモノヒドロキシペンタ(メタ)アクリレ
ート、アルキル変性ジペンタエリスリトールペンタアク
リレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アク
リレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトール
ヘキサ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
オリゴマーとしては、例えば、ビスフェノールA型、ノ
ボラック型、多価アルコール型、多塩基酸型、ポリブタ
ジェン型のエボ牛ジアクリレート、ポリエステル型、ポ
リエーテル型のウレタンアクリレート等が挙げられる。
また、必要に応じてα、β−不飽和ジカルボン酸を用い
た不飽和ポリエステル又はジアリルテレフタレートのオ
リゴマーなどを本発明で使用する紫外線硬化型樹脂組成
物に添加することもできる。
本発明で使用する紫外線硬化型樹脂組成物中のラジカル
重合性モノマー及びオリゴマーの使用量は、通常、各々
40〜85重量%及び0〜20重量%の範囲が好ましい
光重合開始剤としては、例えば、ベンジル、ベンゾフェ
ノン、ミヒラーズケトン、2−クロロチオキサントン、
2,4−ジエチルチオキサントン等の水素引き抜きタイ
プ;ベンゾインエチルエーテル、ジェトキシアセトフェ
ノン、ベンジルメチルケタール、ヒドロキシシクロへキ
シルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチルフェ
ニルケトン等の光開裂タイプが挙げられ、これら光重合
開始剤は、いずれも単独で、あるいは複数のものを組み
合わせて使用することもできる。
本発明で使用する紫外線硬化型樹脂組成物中の光重合開
始剤の使用量は、通常、5〜20重量%の範囲が好まし
い。
また、光重合開始剤に光増感剤の併用も可能である。光
増感剤としては、例えば、n−ブチルアミン、n−ジブ
チルアミン、トリエチルアミン、トリエチレンテトラミ
ン等が挙げられる。
本発明で使用する紫外線硬化型樹脂組成物に、保存時に
於けるゲル化を防止するために、重合禁止剤を併用する
こともできる。併用できる重合禁止剤としては、例えば
、p−ベンゾキノン、ハイドロキノン、ハイドロキノン
モノメチルエーテル、p−tert−ブチルカテコール
、モノーtert−ブチルハイドロキノン、α−ナフト
オール及びピロガロール等が挙げられる。
本発明で使用する紫外線硬化型樹脂組成物に、更に、印
刷インキあるいは塗料に添加される添加助剤を使用する
こともできる。併用できる添加助剤としては、例えば、
シリコーンの如き消泡剤;レベリング改良剤;ポリオキ
シエチレングリコールアルキルエーテル、アルキルベン
ジルアンモニウムクロライドの如き界面活性剤;オイゲ
ノール、メチルエチルケトオキシムの如き皮張り防止剤
;ナフテン酸コバルト、オクチル酸コバルト、ナフレン
酸マンガン、アスコルビン酸、p−)ルエンスルホン酸
ソーダ、第3級アミン化合物、トリフェニルフォスヒン
の如き乾燥調整剤;2,2−ジヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノンの如き紫外線吸収剤:白色ワセリン、
パラフィンワックス、ミクロクリスタリンワックス、ポ
リエチレンワックス、フッ素系化合物の如き皮膜強化剤
等が挙げられる。
本発明で使用する紫外線硬化型樹脂組成物の塗工方法は
、ロールコータ法、グラビアコーター法、ブランケット
コータ法のいずれの場合でもよい。
また、塗工を容易にするため、必要に応じて、溶剤を使
用することもできる。溶剤としては、インキ、塗料に使
用されている周知の溶剤が特に制限なく使用できる。例
えば、n−へキサン、n−へブタン、酢酸エチル、酢酸
ブチル、トルエン、キンレン、等が挙げられる。
平版印刷に使用するインキは、紫外線硬化型インキ、油
性インキの場合でもよく、またそれらの併用のいずれの
場合も使用できる。
また、本発明で使用する紫外線硬化型樹脂組成物の平版
印刷物への塗工時期は、インキの状態に関係なく塗工す
ることが可能である。すなわち、紫外線硬化型インキの
紫外線照射前、或いは、酸化重合型の油性インキが印刷
機から離れる前でインキが硬化していない状態で、本発
明の紫外線硬化型樹脂組成物を塗工する方式(以下、A
方式とする。);インキが硬化して時間が経過したもの
に、本発明の紫外線硬化型樹脂組成物を塗工する方式(
以下、B方式とする。)の何れでも良い。
本発明で使用する紫外線硬化型樹脂組成物の平版印刷物
への塗工量は、固形分にして1平方メートル当り2〜l
og、好ましくは3〜8gの範囲である。塗工量が2g
未満では、空気中の酸素の影響を受は易く紫外線硬化が
不十分となり裏付きの原因となる傾向にあり、好ましく
ない。塗工置が10gを超える場合、硬化表面のレベリ
ングが悪く、表面加工剤としての機能を発揮できない傾
向にあるので、好ましくない。
[実施例コ 以下に本発明を実施例によって説明する。なお、例中の
「部」は、「重量部」を示す。
製造例1 温度計、攪拌機、水分分離器及びガス導入管を備えた2
リツトルの4つロフラスコに、アマニ油904部、イソ
フタル酸332部及びグリセリン127部を仕込み、窒
素ガスを吹き込みながら、系内を2時間かけて250 
’Cに昇温し、250℃で8時間エステル化反応を行い
、油長70%、酸価7、分子量11000のアルキッド
樹脂(1)を得た。
このアルキッド樹脂(1)を用いて、下記の組成から成
る紫外線硬化型樹脂組成物(A)を得た。
(1)フェニルカルピトールアクリレート 19部(2
)ウレタンアクリレート        5部(3)ネ
オペンチルグリフールジアクリレート41部 (4)トリメチロールプロパントリアクリレート12部 (5)ベンゾフェノン          4部(6)
 ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン4部 (7)アルキッド樹脂( 1 )         1
5部製造例2 温度計、攪拌機、水分分離器及びガス導入管を備えた2
リツトルの4つロフラスコに、アマニ油843部 無水
フタル酸240部及びグリセリン102部を仕込み、窒
素ガスを吹き込みながら、系内を2時間かけて2506
Cに昇温し、250°Cで8時間エステル化反応を行い
、油長75%、酸価7、分子jl13000のアルキッ
ド樹脂(2)を得た。
このアルキッド樹脂(2)を用いて、下記の組成から成
る紫外線硬化型樹脂組成物(B)を得た。
(1)フェニルカルピトールアクリレート 19部(2
)ウレタンアクリレート        5部(3)ス
テアリン酸変性ペンタエリスリトールジアクリレート 
           12部(4)トリメチロールプ
ロパントリアクリレート12部 (5)ベンゾフェノン          4部(6)
  ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン4部 (7)アルキッド樹脂( 2 )         1
5部製造例3 温度計、攪拌機、水分分離器及びガス導入管を備えた2
リツトルの4つロフラスコに、大豆油819部、イソフ
タル酸272部及びトリメチロールプロパン142. 
7部を仕込み、窒素ガスを吹き込みながら、系内を2時
間かけて250℃に昇温し、250℃で8時間エステル
化反応を行い、油長70%、酸価4、分子量12000
のアルキッド樹脂(3)を得た。
このアルキッド樹脂(3)を用いて、下記の組成から成
る紫外線硬化型樹脂組成物(C)を得た。
(1) フェニルカルピトールアクリレート 19部(
2)ウレタンアクリレート   ゛    5部(3)
ポリエチレングリコールジアクリレート41部 (4))’Jメfoールプロパントリアクリレート12
部 (5)ベンゾフェノン          4部(6)
  ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン4部 (7)アルキッド樹脂(3)         15部
製造例4 製造例1で得たアルキッド樹脂(1)を用いて、下記の
組成から成る紫外線硬化型樹脂組成物(D)を得た。
(1) 2−エチルヘキシルポリエチレングリフ−ルア
クリレート            25部(2)ウレ
タンアクリレート        7部(3)ネオペン
チルグリコールジアクリレート40部 (4))!,Iメチロールプロパントリアクリレートl
O部 (5)ベンゾフェノン          4部(6)
  ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン4部 〈7)アルキッド樹脂(1)         lo部
部製何例 5造例1で得たアルキッド樹脂(1)を用いて、下記の
組成から成る紫外線硬化型樹脂組成物(E)を得た。
(1)フェニルカルピトールアクリレート 30部(2
)ウレタンアクリレート        5部(3)ネ
オペンチルグリコールジアクリレート37部 (4)トリメチロールプロパントリアクリレート12部 (5)ベンゾフェノン          4部(6)
 ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン4部 (7)アルキッド樹脂(1)        8部比較
製造例1 製造例1で得た紫外線硬化型樹脂組成物(A)からアル
キッド樹脂(1)を除いた組成物を紫外線硬化型樹脂組
成物(F)とした。
比較製造例2 製造例4で得た紫外線硬化型樹脂組成物(D)からアル
キッド樹脂(1)を除いた組成物を紫外線硬化型樹脂組
成物(G)とした。
実施例及び比較例 ■明製作所製[RIテスター」を用いてCRC紙に「カ
ルトンキャップス プロセス紅」 (大日本インキ化学
工業■製油性インキ)又は[ダイキュアーユニーOLプ
ロセス紅」 (大日本インキ化学工業■製紫外線硬化型
インキ)を展色した。A方式では展色後直ちに、B方式
では展色後、20℃・65%RH条件下で 24時間後
に、それぞtLl”ハ:/Fブルー 7 y −J  
(P A M A RCO社製150メシュ アニロッ
クス格子型)を用いて、各製造例または各比較製造例で
得た紫外線硬化型樹脂組成物を塗工し、紫外線照射(紫
外線照射条件:空冷式120W/cm水銀灯1灯、コン
ベア・スピード20m/分)することによって、実施例
及び比較例の各塗工物を得た。
(塗工物の評価方法と評価基準) 各塗工物の光沢、セロファン粘着テープ接着性および二
次加工性を評価し、その結果を第1表に示した。
(光沢) 光沢は、紫外線硬化型樹脂組成物を塗工硬化後、20°
C・65%RHなる条件で24時間放置した後、60度
/60度反射鏡面光沢を測定したものである。
(セロファン粘着テープ接着性) セロファン粘着テープ接着性は、ニチバン■製「セロテ
ープN[1405Jをテスト面に貼り、指の爪を押し付
けながら10回往復し、その一端を強く引き上げた時、
「セロテープ」にインキが付着する程度により、インキ
との接着性を下記の3段階に評価した。
優秀:下地の紙が全面付着。
良 :紙とインキと艶ニスの1部付着。
不良:インキが全く付着せず、艶ニスのみ「セロテープ
」に付着する。
(折り曲げ性) 2次加工性の折り曲げ性は、塗工物を180度折り曲げ
、その折り曲げ部の艶ニスの亀裂の状態により、次の3
段階に評価した。
優秀:亀裂無し。
良 ニ一部分、亀裂あり。
不良:全面に亀裂あり。
(糊付は適性) 糊付は適性は、2枚の塗工物の1枚の塗工面(艶ニス面
)に「ライフボンドAV650J  (日栄化学■製糊
)を幅5mm、長さ50mm、厚さ1IIII11に塗
布し、素早く、糊面ともう1枚の塗工物の裏面とを貼合
わせたものを5枚作製した。これを、20°C・65%
RHなる条件で24時間放置した後、その5枚の試験体
の接着している数により、次の3段階に評価した。
優秀=5枚。
良 =3〜4枚。
不良二〇〜2枚。
(耐摩擦性) 耐摩擦性は、大栄科学器製作所製[学振型摩擦堅牢度試
験機J 500g荷重下で試験行い、傷付きが生ずる回
数により、次の3段階に評価した。
優秀二800回以上。
良 =300〜800回。
不良2300回以下。
[発明の効果] 本発明の光沢加工方法によれば、平版印刷物上に、紫外
線硬化型樹脂組成物を用いて、光沢、セロファン粘着テ
ープ接着性と、折り曲げ性、糊付は適性及び耐摩擦性の
二次加工性にも優れた性能を有する塗膜を形成すること
ができる。
代理人 弁理士 高 橋  勝 利

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平版印刷物上に、アルキッド樹脂を含有する紫外線
    硬化型樹脂組成物を塗装、硬化させて成る平版印刷物の
    光沢加工方法。 2、紫外線硬化型樹脂組成物が、ラジカル重合性モノマ
    ー、光重合開始剤及びアルキッド樹脂を含有する請求項
    1記載の平版印刷物の光沢加工方法。 3、紫外線硬化型樹脂組成物が、ラジカル重合性モノマ
    ー、オリゴマー、光重合開始剤及びアルキッド樹脂を含
    有する請求項1記載の平版印刷物の光沢加工方法。
JP2116925A 1990-05-08 1990-05-08 平版印刷物の光沢加工方法 Expired - Fee Related JP3003161B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105754460A (zh) * 2016-02-29 2016-07-13 广东工业大学 一种可uv固化醇酸树脂面漆

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105754460A (zh) * 2016-02-29 2016-07-13 广东工业大学 一种可uv固化醇酸树脂面漆

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