[go: up one dir, main page]

JPH04134907U - モールド部品のロツク爪とそのモールド型 - Google Patents

モールド部品のロツク爪とそのモールド型

Info

Publication number
JPH04134907U
JPH04134907U JP4299591U JP4299591U JPH04134907U JP H04134907 U JPH04134907 U JP H04134907U JP 4299591 U JP4299591 U JP 4299591U JP 4299591 U JP4299591 U JP 4299591U JP H04134907 U JPH04134907 U JP H04134907U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
hole
molded part
lock pawl
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4299591U
Other languages
English (en)
Inventor
和宏 佐藤
Original Assignee
富士通株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
Priority to JP4299591U priority Critical patent/JPH04134907U/ja
Publication of JPH04134907U publication Critical patent/JPH04134907U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体部品の開口に着脱自在に取付けられるモ
ールド部品において、接合縁部に取外しと反対向きに突
出し、外側に係り部を備え縁部に係りロックするモール
ド部品のロック爪と、そのモールド型に関し、ロック爪
に損傷を与えることなく、且つ 取外し棒にて容易に取
外し出来るロック爪を提供することを目的とする。 【構成】 本体部品1の開口2に着脱自在又は開閉自在
に取付けられるモールド部品3において、接合縁部に取
外しと反対向きに突出し、外側に係り部41を備え縁部に
係りロックするロック爪4であって、係合ロックしたロ
ック爪4をロック解除するために、ロック爪4を押し込
ます取外し棒9を差し込むための本体部品1側に凹部21
を備え、ロック爪4の係り部41の直上に取外し棒9の先
端が押し当たる当て穴5を有し、当て穴5がロック爪4
の先端に通じる縦四角穴6にて形成させるように構成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、本体部品の開口に着脱自在に取付けられるモールド部品において、 接合縁部に取外しと反対向きに突出し、外側に係り部を備え縁部に係りロックす るモールド部品のロック爪と、そのモールド型に関する。
【0002】 ロック爪を有するモールド部品においては、ロックが確実に行われ、且つその 解除が容易に出来ること、更に、操作時に損傷しないことが要望される。
【0003】
【従来の技術】
図3に従来の一例のモールド部品のロック爪を示し、(a) は開放状態、(b) は ロック状態断面図、(c) はロック解除の場合の断面図である。
【0004】 図3の(a) に示すように、本体部品15の開口25を覆う蓋状のモールド部品35は 着脱自在に取付けられ、開口25の縁に係合させてロックするロック爪45を有して おり、本体部品15の対応位置には凹部26により一段と下がって係合ロックする縁 が設けられている。
【0005】 このモールド部品35を開口25に当てがい押し込むと、図3の(b) のように、開 口25の縁にロック爪45が押し当り、その係り部46のテーパ面によりロック爪45が 湾曲させられ押し込まれ、縁を過ぎると係り部46が弾性により元の位置に戻り、 縁の裏面に係合して、ロック爪45が抜けないようになり、モールド部品35がロッ クされる。
【0006】 このロック解除は、図3の(c) のように、本体部品15の凹部26から取外し棒9 を差し入れ、その先端をロック爪45に押し当てて、図示の状態までロック爪45を 解除方向に変位させてロックを解除し、同時に図示矢印Aの向きに押し上げるよ うに取外し棒9を操作して、モールド部品35を取外すことが出来る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、 モールド部品35の取外しは、ロック爪45に取外し棒9を押し当て、更に、図 示矢印Aの方向にこじらせるが、この時、取外し棒9の先端が滑り、作業性が良 くない。 更に、この先端の滑りにより、ロック爪45の表面に擦り傷がつき易い。 等の問題点があった。
【0008】 本考案は、かかる問題点に鑑みて、ロック爪に損傷を与えることなく、且つ 取外し棒にて容易に取外し出来るロック爪を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、図1及び図2に示す如く、 [1] 本体部品1の開口2に着脱自在又は開閉自在に取付けられるモールド部品3 において、接合縁部に取外しと反対向きに突出し、外側に係り部41を備え縁部に 係りロックするロック爪4であって、係合ロックしたロック爪4をロック解除す るために、ロック爪4を押し込ます取外し棒9を差し込むための本体部品1側に 凹部21を備え、ロック爪4の係り部41の直上に取外し棒9の先端が押し当たる当 て穴5を有し、当て穴5がロック爪4の先端に通じる縦四角穴6にて形成させる 、本考案のモールド部品のロック爪により達成される。 [2] 又、モールド部品3の平らな上面をパーティングラインとして上部をコアキ ャビティ7、下側をコア8とし、パーティングラインから垂下してキャビティ7 に突設した突出コマ71により、ロック爪4の外側、係り部41より上側のフラット 面と係り面を形成させ、コア8の底側からロック爪4内に垂直に立設させた縦穴 コマ81により、縦四角穴6を形成させ、突出コマ71と縦穴コマ81との互いの先部 を所定に重ねて当接させ、前記ロック爪4の当て穴5を形成させる、本考案の上 記ロック爪用のモールド型により適えられる。
【0010】
【作用】
即ち、取外し棒9の先端をロック爪4に設けた当て穴5に差込み押し当てるの で、滑ることなく、意のままに押力が加えられるので、容易に取外しが出来、且 つ擦り傷等の損傷を与えることも無くなる。
【0011】 即ち、取外し棒9に押力を加えた時に先端が滑らないように、凹部又は凸部を 当り部分に設ける必要があるが、これを形成させる金型を複雑なスライドコア方 式を用いずに型構造を実現することが肝要である。
【0012】 そこで、本考案ではロック爪4に当て穴5を設け、これに差込み押し当てるの で、滑ることなく、意のままに押力が加えられるので、容易に取外しが出来、且 つ擦り傷等の損傷を与えることも無くなる。
【0013】 尚、この当て穴5を形成する金型は、図2に断面図に示すように、上型のキャ ビティ7には突出コマ71を垂下突設し、下型のコア8にはロック爪4の位置に縦 穴コマ81を垂直に立設させ、互いの先端を所定に重ねて当接させることにより、 その当接部がモールド時に当て穴5を形成するようにしており、金型の再分割等 複雑化せずに簡単に適えている。
【0014】 かくして、ロック爪に損傷を与えることなく、且つ 取外し棒にて容易に取外 し出来るロック爪を提供することが可能となる。
【0015】
【実施例】
以下図面に示す実施例によって本考案を具体的に説明する。全図を通し同一符 号は同一対象物を示す。図1に本考案の一実施例を示し、(a) はモールドケース の斜視図、(b) は開放状態、(c) はロック状態断面図、(d) はロック解除の場合 の断面図、図2は本考案のロック爪用のモールド型の拡大側断面図である。
【0016】 本実施例は小形通信機器の筐体の調節用着脱カバーに適用したものである。 この筐体の外観は、図1の(a) に示すように、30×20×厚4cmの本体部品1で 、上ケース11と下ケース12とが嵌合して外形を成しており、更に、上ケース11の 一部に開口2が設けられ、これを覆う蓋状のモールド部品3を着脱自在に取付け て、内部特定部品の調節用に供しており、全てABS樹脂モールド成型である。
【0017】 このモールド部品3の開放状態を図1の(b) に示す。モールド部品3の縁に図 示下向きにロック爪4が突設してあり、係り部41の直上に当て穴5が内部の縦四 角穴6に通じて形成してある。又、上ケース11の開口2のロック爪4に対応する 縁部分は、凹部21により一段下げられている。
【0018】 このモールド部品3を開口2に当てがい押し込めば、ロック爪4の先のテーパ 面が縁に押し当り、ロック爪4を湾曲後退させながら押し下げられ、縁を過ぎる と弾性で復元し、図1の(c) のように、係り部41が縁の裏面に係合して、抜けな いようにモールド部品3をロックしてしまう。
【0019】 再度モールド部品3を取外すのは、図1の(d) に示すように、取外し棒9を開 口2の凹部21に差込み、ロック爪4の当て穴5に先端を押し当て、同時に図示矢 印Aの向きにこじ上げることにより、ロック爪4が湾曲し係り部41が縁から外れ 、その状態で図示上方向に取り出される。
【0020】 このモールド部品3のロック爪4部分を形成するモールド型は、図2に示す如 くで、モールド部品3の平らな上面をパーティングラインとして上部をキャビテ ィ7、下側をコア8とし、そのキャビティ7にパーティングラインから垂下して 突出コマ71を突設固着させており、これにより、ロック爪4の外側、係り部41よ り上側のフラット面と係り面を形成させる。
【0021】 又、コア8には、その底側からロック爪4内に垂直に縦穴コマ81を立設固着さ せており、ロック爪4の内部に縦四角穴6を形成させる。 更にモールド型をセット時には、突出コマ71と縦穴コマ81との互いの先部を所 定に重ねて当接させ、前記ロック爪4の当て穴5を形成させるようにしている。
【0022】 かくして、モールド後には、キャビティ7とコア8とを垂直に引き離すのみで 、モールド部品3を難なく取り出すことが出来る。
【0023】
【考案の効果】
以上の如く、本考案のモールド部品のロック爪により、損傷を与えることなく 、且つ取外し棒にて容易に取外し出来るロック爪が得られと共に、そのモールド 型においても、スライドコア方式を用いず何ら複雑にすることなく、且つ取扱も 従来のものと変わらず、経済性を有するものであり、その実用的効果は大である 。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例 (a) モールドケースの斜視図 (b) 開放状態 (c) ロック状態断面図 (d) ロック解除の場合
の断面図
【図2】 本考案のロック爪用のモールド型の拡大側断
面図
【図3】 従来の一例のモールド部品のロック爪 (a) 開放状態 (b) ロック状態断面図 (c) ロック解除
の場合の断面図
【符号の説明】
1,15 本体部品 2,25 開口 3,35
モールド部品 4,45 ロック爪 5 当て穴 6
縦四角穴 7 キャビティ 8 コア 9
取外し棒 11 上ケース 12 下ケース 2
1,26凹部 41,46 係り部 71 突出コマ 81
縦穴コマ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部品(1) の開口(2) に着脱自在又は
    開閉自在に取付けられるモールド部品(3) において、接
    合縁部に取外しと反対向きに突出し、外側に係り部(41)
    を備え縁部に係りロックするロック爪(4) であって、係
    合ロックした該ロック爪(4) をロック解除するために、
    該ロック爪(4) を押し込ます取外し棒(9) を差し込むた
    めの該本体部品(1) 側に凹部(21)を備え、該ロック爪
    (4) の係り部(41)の直上に該取外し棒(9) の先端が押し
    当たる当て穴(5) を有し、該当て穴(5) がロック爪(4)
    の先端に通じる縦四角穴(6) にて形成させることを特徴
    とするモールド部品のロック爪。
  2. 【請求項2】 モールド部品(3) の平らな上面をパーテ
    ィングラインとして上部をキャビティ(7) 、下側をコア
    (8) とし、パーティングラインから垂下して該キャビテ
    ィ(7) に突設した突出コマ(71)により、ロック爪(4) の
    外側、係り部(41)より上側面のフラット面と係り面を形
    成させ、該コア(8) の底側からロック爪(4) 内に垂直に
    立設させた縦穴コマ(81)により、縦四角穴(6) を形成さ
    せ、該突出コマ(71)と該縦穴コマ(81)との互いの先部を
    所定に重ねて当接させ、前記ロック爪(4) の当て穴(5)
    を形成させることを特徴とする、請求項1記載のモール
    ド部品のロック爪用のモールド型。
JP4299591U 1991-06-10 1991-06-10 モールド部品のロツク爪とそのモールド型 Withdrawn JPH04134907U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4299591U JPH04134907U (ja) 1991-06-10 1991-06-10 モールド部品のロツク爪とそのモールド型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4299591U JPH04134907U (ja) 1991-06-10 1991-06-10 モールド部品のロツク爪とそのモールド型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04134907U true JPH04134907U (ja) 1992-12-15

Family

ID=31923398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4299591U Withdrawn JPH04134907U (ja) 1991-06-10 1991-06-10 モールド部品のロツク爪とそのモールド型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04134907U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0517211U (ja) * 1991-08-19 1993-03-05 大和化成工業株式会社 ロツク装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0517211U (ja) * 1991-08-19 1993-03-05 大和化成工業株式会社 ロツク装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04134907U (ja) モールド部品のロツク爪とそのモールド型
JP2518113B2 (ja) クリップ付成形品の製造方法
JPH0754116Y2 (ja) 合成樹脂製容器の蓋ロック装置
JPS6341645U (ja)
JPS6024171Y2 (ja) 止め具
JPH0449936Y2 (ja)
JPS625581U (ja)
JPS5829879Y2 (ja) 筒状カツトアウトスイツチにおける密閉栓の取付構造
JPH0651450U (ja) かばん錠
JPH0521551Y2 (ja)
JPH0378751U (ja)
JPH0621143U (ja) ヒューズボックスカバー
JPS5826098Y2 (ja) コンクリ−トブロツク用型枠
JPS6345933Y2 (ja)
JPH0615844Y2 (ja) ヒンジ付きキャップ
JPH0352681Y2 (ja)
JPH0137455Y2 (ja)
JPH0446661Y2 (ja)
JPH05525Y2 (ja)
JP2963054B2 (ja) 手 摺
JPH0444105Y2 (ja)
JPH0446663Y2 (ja)
JPH0726427Y2 (ja) マンホール用鉄蓋の施錠具
JPH062562Y2 (ja) 化粧用コンパクト容器
JPH0231048Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950907