JPH0413413A - 熱間連続圧延機における通板時の板厚制御方法 - Google Patents
熱間連続圧延機における通板時の板厚制御方法Info
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- JPH0413413A JPH0413413A JP2117149A JP11714990A JPH0413413A JP H0413413 A JPH0413413 A JP H0413413A JP 2117149 A JP2117149 A JP 2117149A JP 11714990 A JP11714990 A JP 11714990A JP H0413413 A JPH0413413 A JP H0413413A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/16—Control of thickness, width, diameter or other transverse dimensions
-
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2261/00—Product parameters
- B21B2261/02—Transverse dimensions
- B21B2261/04—Thickness, gauge
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、複数のスタンドを有する熱間連続圧延機に被
圧延材を通板する際、該圧延材の板厚を制御する熱間連
続圧延機における通板時の板厚制御方法の改良に関する
。
圧延材を通板する際、該圧延材の板厚を制御する熱間連
続圧延機における通板時の板厚制御方法の改良に関する
。
熱間連続圧延機、例えは熱間連続仕上圧延機の通板時に
おいて、ホットストリップの先端から目標通りの厚みを
得るなめには、予め各スタンドの圧下位置くロール間隙
)を適正な位置に設定(セットアツプ)する必要がある
。 従来、各スタンドの圧下位置設定は、過去の圧延データ
からの類推、作業者の経験等がら行われていたが、最近
では圧延理論式(圧延荷重式、変形抵抗式、ゲージメー
タ式、被圧延材温度式等)を駆使して計X機により行わ
れることが多くなってきている。この計算機による各ス
タンドの圧下設定は、計算機に放射温度計等により検出
される圧延機入口側の被圧延材の表面温度データを入力
し、このデータを計算機に予め設定された理論式に基づ
いて処理を行い圧下設定値を算出し、この圧下設定値に
基づいて各スタンドの圧下位置設定を行うというもので
ある。 しかしながら、理論計算により各スタンドの圧下設定を
行ったとしても、実際にそれらが最適値となっていると
は言い雛く、良好な板厚がコイルの先端から得られると
は限らなかった。それは、セットアツプ計算に用いる理
論式自体に精度上の問題が存在するため、及び、計算の
入力条件として必要な、放射温度計等により検出される
仕上圧延機入側の被圧延材の表面温度に検出誤差が存在
するためである。このうち、前者の理論式については、
圧延実績データの集積により改善され得るか、後者の仕
上圧延機入側の被圧延材表面温度に関しては、高精度に
測定することは現状では困難である。即ち、表面温度測
定は、被圧延材の表面性状、あるいは水乗り等の測定環
境の問題により、測定値と実際値が食い違うことが多々
あるだけでなく、セットアツプ計算に必要であるのは板
厚方向の平均温度であり、これは実測表面温度から推定
する以外に方法がなく、板厚サイズ等により誤差を生じ
る可能性がある。 以上の点から、良好な板厚をホットストリップの先端か
ら得るためには、通板中に各スタンドの圧下位置を適正
な値に修正する必要がある。この対策としては、ゲージ
メータAGC(Automat+cG auge C
ontro l )を通板時から採用することが考えら
れるが、フィードバック制御であるため制御の応答性が
問題になること、ゲージメータ式で必要な実ロール開度
か圧延によるロールの熱膨張及び摩耗等で変化するなめ
正確な板厚か算出されないこと等により、コイルの先端
から良好な板厚を得ることは困難である。 又、この修正制御として、特開昭59−144510で
は、スタンド間に厚み計を設置して、検出した被圧延材
の板厚偏差に基づいて圧下蓋又は、圧延荷重を修正制御
する方法を提案している。しかしながら、被圧延材の温
度偏差は圧延時の荷重変動に大きな影響を及ぼすにもか
かわらず、精度良く予測する方法を考慮しておらず、前
述の通り被圧延材の温度測定として種々の問題点のある
放射温度計等による表面温度測定によって行っているた
め、良好な板厚を得ることは困難であった。 又、その他の方法として、前段スタンドの圧延荷重のみ
を、あるいはスタンド開厚み計による板厚と当該厚み計
の上流側の圧延荷重の両者を検出して変形抵抗偏差を算
出し、この変形抵抗偏差が後段スタンドにおいても同一
、あるいは変形抵抗偏差の変化率が各スタンドで同一と
仮定して、これらの値に基づいて後段スタンドの圧下位
置を短時間内に修正する方法(特公昭51−2061、
特開昭63−220915)が提案されている。 しかしながら、変形抵抗は、被圧延材温度、圧下率、圧
延速度、化学成分等の複雑な関数であり、前段スタンド
で検出した変形抵抗から後段スタンドの変形抵抗を予測
することは困難である。 一方、発明者等は、上記の問題点を解決するものとして
、既に、特開昭60−247408において、検出した
圧延荷重偏差及び圧下位置偏差から次スタンドでの被圧
延材温度偏差及び入側板厚偏差を予測して、被圧延材が
噛み込まれる前に圧下修正を行う方法を開示している。 この方法によれば、圧下スクリューの回転及び油圧シリ
ンダの動きから検出した圧下位置が、実際のロール開度
(上下ワークロール間の間隙)と一致する場合には、コ
イルの先端から目標の板厚を得ることができるという利
点を有する。
おいて、ホットストリップの先端から目標通りの厚みを
得るなめには、予め各スタンドの圧下位置くロール間隙
)を適正な位置に設定(セットアツプ)する必要がある
。 従来、各スタンドの圧下位置設定は、過去の圧延データ
からの類推、作業者の経験等がら行われていたが、最近
では圧延理論式(圧延荷重式、変形抵抗式、ゲージメー
タ式、被圧延材温度式等)を駆使して計X機により行わ
れることが多くなってきている。この計算機による各ス
タンドの圧下設定は、計算機に放射温度計等により検出
される圧延機入口側の被圧延材の表面温度データを入力
し、このデータを計算機に予め設定された理論式に基づ
いて処理を行い圧下設定値を算出し、この圧下設定値に
基づいて各スタンドの圧下位置設定を行うというもので
ある。 しかしながら、理論計算により各スタンドの圧下設定を
行ったとしても、実際にそれらが最適値となっていると
は言い雛く、良好な板厚がコイルの先端から得られると
は限らなかった。それは、セットアツプ計算に用いる理
論式自体に精度上の問題が存在するため、及び、計算の
入力条件として必要な、放射温度計等により検出される
仕上圧延機入側の被圧延材の表面温度に検出誤差が存在
するためである。このうち、前者の理論式については、
圧延実績データの集積により改善され得るか、後者の仕
上圧延機入側の被圧延材表面温度に関しては、高精度に
測定することは現状では困難である。即ち、表面温度測
定は、被圧延材の表面性状、あるいは水乗り等の測定環
境の問題により、測定値と実際値が食い違うことが多々
あるだけでなく、セットアツプ計算に必要であるのは板
厚方向の平均温度であり、これは実測表面温度から推定
する以外に方法がなく、板厚サイズ等により誤差を生じ
る可能性がある。 以上の点から、良好な板厚をホットストリップの先端か
ら得るためには、通板中に各スタンドの圧下位置を適正
な値に修正する必要がある。この対策としては、ゲージ
メータAGC(Automat+cG auge C
ontro l )を通板時から採用することが考えら
れるが、フィードバック制御であるため制御の応答性が
問題になること、ゲージメータ式で必要な実ロール開度
か圧延によるロールの熱膨張及び摩耗等で変化するなめ
正確な板厚か算出されないこと等により、コイルの先端
から良好な板厚を得ることは困難である。 又、この修正制御として、特開昭59−144510で
は、スタンド間に厚み計を設置して、検出した被圧延材
の板厚偏差に基づいて圧下蓋又は、圧延荷重を修正制御
する方法を提案している。しかしながら、被圧延材の温
度偏差は圧延時の荷重変動に大きな影響を及ぼすにもか
かわらず、精度良く予測する方法を考慮しておらず、前
述の通り被圧延材の温度測定として種々の問題点のある
放射温度計等による表面温度測定によって行っているた
め、良好な板厚を得ることは困難であった。 又、その他の方法として、前段スタンドの圧延荷重のみ
を、あるいはスタンド開厚み計による板厚と当該厚み計
の上流側の圧延荷重の両者を検出して変形抵抗偏差を算
出し、この変形抵抗偏差が後段スタンドにおいても同一
、あるいは変形抵抗偏差の変化率が各スタンドで同一と
仮定して、これらの値に基づいて後段スタンドの圧下位
置を短時間内に修正する方法(特公昭51−2061、
特開昭63−220915)が提案されている。 しかしながら、変形抵抗は、被圧延材温度、圧下率、圧
延速度、化学成分等の複雑な関数であり、前段スタンド
で検出した変形抵抗から後段スタンドの変形抵抗を予測
することは困難である。 一方、発明者等は、上記の問題点を解決するものとして
、既に、特開昭60−247408において、検出した
圧延荷重偏差及び圧下位置偏差から次スタンドでの被圧
延材温度偏差及び入側板厚偏差を予測して、被圧延材が
噛み込まれる前に圧下修正を行う方法を開示している。 この方法によれば、圧下スクリューの回転及び油圧シリ
ンダの動きから検出した圧下位置が、実際のロール開度
(上下ワークロール間の間隙)と一致する場合には、コ
イルの先端から目標の板厚を得ることができるという利
点を有する。
【発明が達成しようとする課題】
しかしながら、スタンド間に配置した温度計で予測され
た被圧延材表面温度から該圧延材温度を求める方法では
、前述の通り測定環境、板厚サイズ、計算式誤差等によ
り誤差を生じる可能性がある。 又、特開昭60−247408の方法では、圧延時の荷
重変動に大きな影響を及ぼす被圧延材温度は、圧延ロー
ルの圧下位置偏差と圧延荷重偏差の測定値から算出して
いるが、この計算式には誤差が含まれている。又、圧延
本数が増えるに連れてロールの熱膨張及び摩耗が発生し
検出圧下位置がロール開度と一致しなくなると、正しい
圧下位置偏差や圧延荷重偏差を検出することができない
。 これらのため、この方法による被圧延材温度算出は不正
確になってしまう。 それで、これらのように従来、被圧延材温度を正確に得
ることができなかったため、板厚制御が不安定になると
いう問題点があった。 本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたも
ので、荷重変動への影響の大きい被圧延材の温度偏差を
測定環境や板厚サイズ、圧延ロールの熱膨張や摩耗等の
影響を受けることなく正確に求めて、精度良く安定な圧
下修正を行うことができ、ホットストリップの先端から
目標の板厚を確実に得ることができる熱間連続圧延機に
おける通板時の板厚制御方法を提供することを目的とす
る。
た被圧延材表面温度から該圧延材温度を求める方法では
、前述の通り測定環境、板厚サイズ、計算式誤差等によ
り誤差を生じる可能性がある。 又、特開昭60−247408の方法では、圧延時の荷
重変動に大きな影響を及ぼす被圧延材温度は、圧延ロー
ルの圧下位置偏差と圧延荷重偏差の測定値から算出して
いるが、この計算式には誤差が含まれている。又、圧延
本数が増えるに連れてロールの熱膨張及び摩耗が発生し
検出圧下位置がロール開度と一致しなくなると、正しい
圧下位置偏差や圧延荷重偏差を検出することができない
。 これらのため、この方法による被圧延材温度算出は不正
確になってしまう。 それで、これらのように従来、被圧延材温度を正確に得
ることができなかったため、板厚制御が不安定になると
いう問題点があった。 本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたも
ので、荷重変動への影響の大きい被圧延材の温度偏差を
測定環境や板厚サイズ、圧延ロールの熱膨張や摩耗等の
影響を受けることなく正確に求めて、精度良く安定な圧
下修正を行うことができ、ホットストリップの先端から
目標の板厚を確実に得ることができる熱間連続圧延機に
おける通板時の板厚制御方法を提供することを目的とす
る。
本発明は、複数のスタンドを有する熱間連続圧延機に被
圧延材を通板する際、該圧延材の板厚を制御する熱間連
続圧延機における通板時の板厚制御方法において、スタ
ンド間に少なくとも2台の厚み計、及び少なくとも1台
の温度計を設け、被圧延材の先端が所定のスタンドを通
過した時点で、当該スタンドの圧延荷重、及び該圧延材
の板厚を検出し、前記圧延荷重、及び板厚により後行ス
タンドの仮圧延温度偏差を予測し、先端か当該温度計を
通過した時点で被圧延材表面温度を検出し、前記仮圧延
温度偏差と被圧延材表面温度から被圧延材先端か未だ噛
み込まれていない後行スタンドでの被圧延材の圧延温度
偏差を予測し、この圧延温度偏差予測値及び板厚偏差検
出値より後行スタンドの圧下位置を修正することにより
、前記課題を達成したものである。
圧延材を通板する際、該圧延材の板厚を制御する熱間連
続圧延機における通板時の板厚制御方法において、スタ
ンド間に少なくとも2台の厚み計、及び少なくとも1台
の温度計を設け、被圧延材の先端が所定のスタンドを通
過した時点で、当該スタンドの圧延荷重、及び該圧延材
の板厚を検出し、前記圧延荷重、及び板厚により後行ス
タンドの仮圧延温度偏差を予測し、先端か当該温度計を
通過した時点で被圧延材表面温度を検出し、前記仮圧延
温度偏差と被圧延材表面温度から被圧延材先端か未だ噛
み込まれていない後行スタンドでの被圧延材の圧延温度
偏差を予測し、この圧延温度偏差予測値及び板厚偏差検
出値より後行スタンドの圧下位置を修正することにより
、前記課題を達成したものである。
本発明は、熱間速続圧延における板厚変動の主たる原因
が温度偏差と入側板厚偏差であることに着目してなされ
たものである。そして−板厚偏差を検出するために、ス
タンド間に少なくとも2台の厚み計を設け、又温度偏差
をより正確に確認するために、スタンド間に少なくとも
1台の温度計を設け、この温度測定値による表面温度偏
差と、圧延荷重偏差と圧下位置偏差から認識した温度偏
差とを併用して被圧延材の温度偏差を求めている。 このようにして、正しい被圧延材温度偏差を求めること
により、安定した板厚制御を行うことができる。
が温度偏差と入側板厚偏差であることに着目してなされ
たものである。そして−板厚偏差を検出するために、ス
タンド間に少なくとも2台の厚み計を設け、又温度偏差
をより正確に確認するために、スタンド間に少なくとも
1台の温度計を設け、この温度測定値による表面温度偏
差と、圧延荷重偏差と圧下位置偏差から認識した温度偏
差とを併用して被圧延材の温度偏差を求めている。 このようにして、正しい被圧延材温度偏差を求めること
により、安定した板厚制御を行うことができる。
以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
第2図は、本実施例が適用される熱間連続圧延機であり
、圧延スタンドの段数が1f段で構成されている。 被圧延材8は第2図において左方から送り出されるか、
被圧延材先端8Aは厚み計9のやや右方の位置にある。 各圧延スタンドはワークロール10とバックアップロー
ル12によって構成され、該圧延スタンドにおいての圧
延荷重偏差ΔPはロードセル14によって検出され、圧
下位置偏差ΔSは圧下位置制御装置16によって検出さ
れ、この圧下位置制御装置16は計算機22から入力さ
れる圧下位置修正量ΔS′によって指令される位置に圧
延スタンドの圧下位置を修正する。計算機22にはロー
ドセル14により検出される圧延荷重偏差ΔPと圧下位
置制御装置16によって検出される圧下位置偏差ΔSと
厚み計9A、9Bによって検出されるそれぞれの板厚Δ
h i−I、Δhiと温度計17によって検出される被
圧延材温度算出ΔT]が計算機22に入力さ力1、計算
機22は、この入力されたデータに基づいて第1図のフ
ローチャートに示されるような処理を内部で行い、この
処理結果に基づいて各圧延スタンドに対して圧下位置修
正量ΔS°°を出力する。 計′X機22の内部で行われる処理は第1図のフローチ
ャートに示される通りである。 以下、実施例の作用を説明する。 第2図において、左方から送り込まれる被圧延材8の先
#A8Aは第1−1スタンド、第1スタンド、厚み計9
の位置を順に通過していく、これらの圧延スタンドを通
過する時点でそれぞれの圧延スタンドに配置されたロー
ドセル14と圧下位置制御装置16により圧延荷重偏差
ΔP i−1、ΔP圧下位置信差ΔS i−1、ΔS1
が検出される。又、この間、厚み計9A、9B、温度計
17の配置されている各位置を被圧延材先端8Aが通過
する各時点で、それぞれ厚み偏差測定値Δhi−1、Δ
hi、被圧延材表面温度偏差ΔT1か検出される。これ
ら検出及び測定の処理は第1図のフローチャートにおい
ては40.42.44の各ステップに相当する。 前記圧延荷重偏差ΔPiと厚み偏差予測値Δhi−1、
ΔEliとから次式により、被圧延材先端8Aが第1ス
タンドのロール10に噛み込まれた時点での被圧延材8
の仮圧延温度閑差ΔT′Iを計算する。 ΔT′i=(ΔP (a P/aH)i xAh 1−( (21P / a h ) ; xΔtli)/
(aP/c)T)i −(1)ココテ
、(aP/aH)i、(c)P/ah)i、(c)P/
aT)iは第1スタンドの圧延荷重Pに及ぼす入側板厚
H1、出側板厚h1、圧延温度Tjの影響係数である。 続いて、この第1スタンドにおける被圧延材8の板圧延
温度偏差ΔT′1により、被圧延材先端8Aが第1+1
スタンドに噛み込まれた時点での被圧延材8の板圧延温
度偏差ΔT ′i+1を次式で求める。 ΔT′i+l= (c)T;、+/aTi )XΔT
′・・・・・・・・・ (2) ここで、< a T ;++ / c) T i )は
第1+1スタンド圧延温度偏差T illに及ぼす第1
スタンド圧延温度偏差T1の影響係数である。 更に、被圧延材先端8Aか第1スタンド、第+1スタン
ド間に配置された温度計17を通過した時点で、この温
度計17により検出を行った該被圧延材表面温度偏差Δ
T i 、illから次式により第i+1スタンドでの
該被圧延材の板圧延温度偏差ΔTI+ 、や1を求める
。 ΔT ” ill −(cl T ill / b T
i 、ill )×ΔT j 、 ill ・・
・・・・・・・(3)こコテ、(a T r−+ /
a T i 、 i−+ ) ハ、第i+1スタンドの
被圧延材圧延温度に及ぼす第1、1+1スタンド間の被
圧延材表面温度の影響係数である。 続いて、本実施例では、圧下位置修正値を計算するため
に用いる被圧延材圧延温度偏差ΔT、や1を求めるにあ
たり、前記被圧延材の板圧延温度偏差ΔT′iや1(第
1スタンドの圧延荷重偏差ΔPi等から算出したもの)
と被圧延材の板圧延温度偏差ΔT ” ill (温度
計17の被圧延材表面温度測定値から算出したもの)を
それぞれ加味して求める。 これは、前述の通り圧延スタンドの圧延荷重から算出す
る被圧延材の温度偏差には計算式等の誤差があり、又、
前述の通り放射温度計等により検出される被圧延材の表
面温度測定値には検出誤差が存在するので、これらの誤
差を相殺するためである。この被圧延材圧延温度偏差Δ
T inは、測定環境及び板厚等に依存する予め定めら
れた係数をα(測定環境が悪いほど又板厚か厚いほどこ
のαは大きくなる)とし、次式によって求めることがで
きる。 Δ T、會1 : α i◆1 × Δ T ′ i
◆1十(1−αi+I ) ×ΔT゛1や10≦αiや
1≦1 ・・・・・・・・・(4)この第1+1スタ
ンドでの被圧延材圧延温度偏差ΔT illから、更に
、次式により第1+2スタンドでの被圧延材圧延温度偏
差ΔT i−2を求める。 ΔT、+2= < ;a T;、z/a Tiヤ+)
XΔTiやビ・・ (5)こコテ、(a T i−2/
C) T ill ) ハ第1 + 2 スタッドの
被圧延材圧延温度に及ぼす第i+1スタンドの被圧延材
圧延温度の影響係数である。 このようにして被圧延材光#A8Aか第1+1スタンド
及び第 1+2スタンドに噛み込まれたときのそれぞれ
の被圧延材の圧延温度偏差ΔT ill、ΔT1ヤ2を
予測計算することかできるが、この予測計算を行う処理
は第1図のフローチャートにおいての各スタンド温度偏
差計算ステップ48に相当する。 続いて、計算機22は、厚み偏差測定値Δhiと被圧延
材8の圧延温度偏差へT=や富とΔT illと次の2
つの式により第1+1スタンドと第1+2スタンドにお
けるそれぞれの圧下位置修正量ΔS゛。 iや1、ΔS′°1や2を求める。 ΔS ” ill =(G ill / M ill
)X ((a P / a H) ill X A h
;”、 (a P / ;3 T ) ill X
ΔT r++ 1ΔS ++ 、や2 = (G
iや2 / M ;や2)x (a P / c)
T ) r−2XΔT illここで、Gはゲイン定
数であり、Mはミル剛性定数である。 このようにして計算機22は第1+1スタンドと第1+
2スタンドにおけるそれぞれの圧下位置修正量Δ3 +
+ 、+、、Δ3 ++ 、2を算出することかできる
が、この算出処理は、第1図のフローチャートにおける
各スタンド圧下位置修正量計算ステップ50に相当する
。 最終的に、計算機22は、第1+1スタンドと第1+2
スタンドの圧下位置を修正することによる板厚制御を行
うなめに、これらのスタンドにおけるそれぞれの圧板位
置修正量ΔSI+ 、+、、ΔS IIi+2をそれぞ
れ該当するスタンドに配置された圧下位置制御装置16
に出力する。そして、これらスタンドに配置された圧下
位置制御装置16は、被圧延材光@8Aか噛み込まれる
よりも前にこの圧下位置修正量ΔS ++をもとにして
圧延ロールの圧下位置の修正を行い、正しい板厚を得る
ことかできるように制御を行う。 本実施例では前記の通り少なくとも1台の厚み計及び少
なくとも1台の温度計を配置し、このようにして、第
1+1スタンドと第 1+2スタンドの圧下位置修正を
行うことにより、ホットストリップの先端から目標通り
の板厚を得ることかできるが、これにより、測定環境や
板厚サイズによる影響を抑えて正確な被圧延材温度偏差
を測定することかでき、圧延本数が進むにつれてロール
の熱膨張及び摩耗が発生し、検出圧下位置がロール開度
と一致しなくなる場合においても正しい板厚制御を行う
ことができる。 なお、下記第1表に、7スタンド熱間連続圧延機におい
て、第5スタンドと第6スタンド間に厚み計と温度計を
配置し、目標最終出側板厚2.311及び5.0mm
(幅i 200+sn)のホットストリップに対して、
本発明法と厚み計により検出される板厚偏差だけに基づ
いて制御を行った比較法と無制御の従来法をそれぞれ実
施したときの先端板厚精度(最終出側板厚偏差の標準偏
差)を示す。 但し、本発明法の(4)式のαの値は目標板厚2.3i
I厚で0゜4とし、目標板厚5.0iI厚で0.6とし
た。 第 1 表 第1表から明らかなように、本発明法よれば、ホ・yト
ストリップの先端から良好な板厚を得ることかできると
いう優れた結果か得られた。 なお、上記実施例では、第1−1スタンドと第スタンド
間と第1スタンドと第1+1スタンド間にそれぞれ厚み
計9A、9Bを配置し、板厚偏差Δh1−1、Δhiの
検出を行ったか、このΔh i−1とΔhiは第 i−
1スタンドの圧下位置S i−Iと第スタンドの圧下位
置S1を検出し、ゲージメータ式より求めることもでき
る。このとき当然ながら厚み計は必要としない。
、圧延スタンドの段数が1f段で構成されている。 被圧延材8は第2図において左方から送り出されるか、
被圧延材先端8Aは厚み計9のやや右方の位置にある。 各圧延スタンドはワークロール10とバックアップロー
ル12によって構成され、該圧延スタンドにおいての圧
延荷重偏差ΔPはロードセル14によって検出され、圧
下位置偏差ΔSは圧下位置制御装置16によって検出さ
れ、この圧下位置制御装置16は計算機22から入力さ
れる圧下位置修正量ΔS′によって指令される位置に圧
延スタンドの圧下位置を修正する。計算機22にはロー
ドセル14により検出される圧延荷重偏差ΔPと圧下位
置制御装置16によって検出される圧下位置偏差ΔSと
厚み計9A、9Bによって検出されるそれぞれの板厚Δ
h i−I、Δhiと温度計17によって検出される被
圧延材温度算出ΔT]が計算機22に入力さ力1、計算
機22は、この入力されたデータに基づいて第1図のフ
ローチャートに示されるような処理を内部で行い、この
処理結果に基づいて各圧延スタンドに対して圧下位置修
正量ΔS°°を出力する。 計′X機22の内部で行われる処理は第1図のフローチ
ャートに示される通りである。 以下、実施例の作用を説明する。 第2図において、左方から送り込まれる被圧延材8の先
#A8Aは第1−1スタンド、第1スタンド、厚み計9
の位置を順に通過していく、これらの圧延スタンドを通
過する時点でそれぞれの圧延スタンドに配置されたロー
ドセル14と圧下位置制御装置16により圧延荷重偏差
ΔP i−1、ΔP圧下位置信差ΔS i−1、ΔS1
が検出される。又、この間、厚み計9A、9B、温度計
17の配置されている各位置を被圧延材先端8Aが通過
する各時点で、それぞれ厚み偏差測定値Δhi−1、Δ
hi、被圧延材表面温度偏差ΔT1か検出される。これ
ら検出及び測定の処理は第1図のフローチャートにおい
ては40.42.44の各ステップに相当する。 前記圧延荷重偏差ΔPiと厚み偏差予測値Δhi−1、
ΔEliとから次式により、被圧延材先端8Aが第1ス
タンドのロール10に噛み込まれた時点での被圧延材8
の仮圧延温度閑差ΔT′Iを計算する。 ΔT′i=(ΔP (a P/aH)i xAh 1−( (21P / a h ) ; xΔtli)/
(aP/c)T)i −(1)ココテ
、(aP/aH)i、(c)P/ah)i、(c)P/
aT)iは第1スタンドの圧延荷重Pに及ぼす入側板厚
H1、出側板厚h1、圧延温度Tjの影響係数である。 続いて、この第1スタンドにおける被圧延材8の板圧延
温度偏差ΔT′1により、被圧延材先端8Aが第1+1
スタンドに噛み込まれた時点での被圧延材8の板圧延温
度偏差ΔT ′i+1を次式で求める。 ΔT′i+l= (c)T;、+/aTi )XΔT
′・・・・・・・・・ (2) ここで、< a T ;++ / c) T i )は
第1+1スタンド圧延温度偏差T illに及ぼす第1
スタンド圧延温度偏差T1の影響係数である。 更に、被圧延材先端8Aか第1スタンド、第+1スタン
ド間に配置された温度計17を通過した時点で、この温
度計17により検出を行った該被圧延材表面温度偏差Δ
T i 、illから次式により第i+1スタンドでの
該被圧延材の板圧延温度偏差ΔTI+ 、や1を求める
。 ΔT ” ill −(cl T ill / b T
i 、ill )×ΔT j 、 ill ・・
・・・・・・・(3)こコテ、(a T r−+ /
a T i 、 i−+ ) ハ、第i+1スタンドの
被圧延材圧延温度に及ぼす第1、1+1スタンド間の被
圧延材表面温度の影響係数である。 続いて、本実施例では、圧下位置修正値を計算するため
に用いる被圧延材圧延温度偏差ΔT、や1を求めるにあ
たり、前記被圧延材の板圧延温度偏差ΔT′iや1(第
1スタンドの圧延荷重偏差ΔPi等から算出したもの)
と被圧延材の板圧延温度偏差ΔT ” ill (温度
計17の被圧延材表面温度測定値から算出したもの)を
それぞれ加味して求める。 これは、前述の通り圧延スタンドの圧延荷重から算出す
る被圧延材の温度偏差には計算式等の誤差があり、又、
前述の通り放射温度計等により検出される被圧延材の表
面温度測定値には検出誤差が存在するので、これらの誤
差を相殺するためである。この被圧延材圧延温度偏差Δ
T inは、測定環境及び板厚等に依存する予め定めら
れた係数をα(測定環境が悪いほど又板厚か厚いほどこ
のαは大きくなる)とし、次式によって求めることがで
きる。 Δ T、會1 : α i◆1 × Δ T ′ i
◆1十(1−αi+I ) ×ΔT゛1や10≦αiや
1≦1 ・・・・・・・・・(4)この第1+1スタ
ンドでの被圧延材圧延温度偏差ΔT illから、更に
、次式により第1+2スタンドでの被圧延材圧延温度偏
差ΔT i−2を求める。 ΔT、+2= < ;a T;、z/a Tiヤ+)
XΔTiやビ・・ (5)こコテ、(a T i−2/
C) T ill ) ハ第1 + 2 スタッドの
被圧延材圧延温度に及ぼす第i+1スタンドの被圧延材
圧延温度の影響係数である。 このようにして被圧延材光#A8Aか第1+1スタンド
及び第 1+2スタンドに噛み込まれたときのそれぞれ
の被圧延材の圧延温度偏差ΔT ill、ΔT1ヤ2を
予測計算することかできるが、この予測計算を行う処理
は第1図のフローチャートにおいての各スタンド温度偏
差計算ステップ48に相当する。 続いて、計算機22は、厚み偏差測定値Δhiと被圧延
材8の圧延温度偏差へT=や富とΔT illと次の2
つの式により第1+1スタンドと第1+2スタンドにお
けるそれぞれの圧下位置修正量ΔS゛。 iや1、ΔS′°1や2を求める。 ΔS ” ill =(G ill / M ill
)X ((a P / a H) ill X A h
;”、 (a P / ;3 T ) ill X
ΔT r++ 1ΔS ++ 、や2 = (G
iや2 / M ;や2)x (a P / c)
T ) r−2XΔT illここで、Gはゲイン定
数であり、Mはミル剛性定数である。 このようにして計算機22は第1+1スタンドと第1+
2スタンドにおけるそれぞれの圧下位置修正量Δ3 +
+ 、+、、Δ3 ++ 、2を算出することかできる
が、この算出処理は、第1図のフローチャートにおける
各スタンド圧下位置修正量計算ステップ50に相当する
。 最終的に、計算機22は、第1+1スタンドと第1+2
スタンドの圧下位置を修正することによる板厚制御を行
うなめに、これらのスタンドにおけるそれぞれの圧板位
置修正量ΔSI+ 、+、、ΔS IIi+2をそれぞ
れ該当するスタンドに配置された圧下位置制御装置16
に出力する。そして、これらスタンドに配置された圧下
位置制御装置16は、被圧延材光@8Aか噛み込まれる
よりも前にこの圧下位置修正量ΔS ++をもとにして
圧延ロールの圧下位置の修正を行い、正しい板厚を得る
ことかできるように制御を行う。 本実施例では前記の通り少なくとも1台の厚み計及び少
なくとも1台の温度計を配置し、このようにして、第
1+1スタンドと第 1+2スタンドの圧下位置修正を
行うことにより、ホットストリップの先端から目標通り
の板厚を得ることかできるが、これにより、測定環境や
板厚サイズによる影響を抑えて正確な被圧延材温度偏差
を測定することかでき、圧延本数が進むにつれてロール
の熱膨張及び摩耗が発生し、検出圧下位置がロール開度
と一致しなくなる場合においても正しい板厚制御を行う
ことができる。 なお、下記第1表に、7スタンド熱間連続圧延機におい
て、第5スタンドと第6スタンド間に厚み計と温度計を
配置し、目標最終出側板厚2.311及び5.0mm
(幅i 200+sn)のホットストリップに対して、
本発明法と厚み計により検出される板厚偏差だけに基づ
いて制御を行った比較法と無制御の従来法をそれぞれ実
施したときの先端板厚精度(最終出側板厚偏差の標準偏
差)を示す。 但し、本発明法の(4)式のαの値は目標板厚2.3i
I厚で0゜4とし、目標板厚5.0iI厚で0.6とし
た。 第 1 表 第1表から明らかなように、本発明法よれば、ホ・yト
ストリップの先端から良好な板厚を得ることかできると
いう優れた結果か得られた。 なお、上記実施例では、第1−1スタンドと第スタンド
間と第1スタンドと第1+1スタンド間にそれぞれ厚み
計9A、9Bを配置し、板厚偏差Δh1−1、Δhiの
検出を行ったか、このΔh i−1とΔhiは第 i−
1スタンドの圧下位置S i−Iと第スタンドの圧下位
置S1を検出し、ゲージメータ式より求めることもでき
る。このとき当然ながら厚み計は必要としない。
以上説明した通り、本発明によれば、測定環境や板厚サ
イズや計算式誤差、圧延ロールの熱膨張や摩耗等による
影響を抑えて正確な被圧延材温度偏差を測定することか
できる。従って、圧延ロールの圧下修正を確実に安定し
て行うことができ、通板時においてホットストリップの
先端から目標通りの板厚を得ることができるという優れ
た効果を得ることができる。
イズや計算式誤差、圧延ロールの熱膨張や摩耗等による
影響を抑えて正確な被圧延材温度偏差を測定することか
できる。従って、圧延ロールの圧下修正を確実に安定し
て行うことができ、通板時においてホットストリップの
先端から目標通りの板厚を得ることができるという優れ
た効果を得ることができる。
第1図は、本発明に係る熱間連続圧延機における通板時
の板厚制御方法の実施例の制御フローを示す流ノ’L図
、 第2図は、本発明が適用された、熱間連続圧延機の板厚
制御方法の構成を示すブロック線図である。 22・・・計算機−ΔP・・・圧延荷重備差、ΔS・・
・圧下位置偏差、 ΔS°゛・・・圧下位置修正量、Δ
T1・・・被圧延材表面温度偏差測定値、Δh i−1
、Δhi・・・厚み偏差測定値。
の板厚制御方法の実施例の制御フローを示す流ノ’L図
、 第2図は、本発明が適用された、熱間連続圧延機の板厚
制御方法の構成を示すブロック線図である。 22・・・計算機−ΔP・・・圧延荷重備差、ΔS・・
・圧下位置偏差、 ΔS°゛・・・圧下位置修正量、Δ
T1・・・被圧延材表面温度偏差測定値、Δh i−1
、Δhi・・・厚み偏差測定値。
Claims (1)
- (1)複数のスタンドを有する熱間連続圧延機に被圧延
材を通板する際、該圧延材の板厚を制御する熱間連続圧
延機における通板時の板厚制御方法において、 スタンド間に少なくとも2台の厚み計、及び少なくとも
1台の温度計を設け、 被圧延材の先端が所定のスタンドを通過した時点で、当
該スタンドの圧延荷重、及び該圧延材の板厚を検出し、 前記圧延荷重、及び板厚により後行スタンドの仮圧延温
度偏差を予測し、 先端が当該温度計を通過した時点で被圧延材表面温度を
検出し、 前記仮圧延温度偏差と被圧延材表面温度から被圧延材先
端が未だ噛み込まれていない後行スタンドでの被圧延材
の圧延温度偏差を予測し、 この圧延温度偏差予測値及び板厚偏差検出値より後行ス
タンドの圧下位置を修正することを特徴とする熱間連続
圧延機における通板時の板厚制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2117149A JPH0413413A (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 熱間連続圧延機における通板時の板厚制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2117149A JPH0413413A (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 熱間連続圧延機における通板時の板厚制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0413413A true JPH0413413A (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=14704677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2117149A Pending JPH0413413A (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 熱間連続圧延機における通板時の板厚制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0413413A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04313415A (ja) * | 1991-04-11 | 1992-11-05 | Nippon Steel Corp | 仕上圧延機の頭部板厚制御方法 |
GB2347482A (en) * | 1999-03-01 | 2000-09-06 | Ford Motor Co | Throttle |
CN103128107A (zh) * | 2013-03-14 | 2013-06-05 | 北京科技大学 | 一种热连轧粗轧短行程曲线参数的在线计算方法 |
JP2021181095A (ja) * | 2020-05-18 | 2021-11-25 | Jfeスチール株式会社 | 圧延荷重予測方法、圧延方法、熱延鋼板の製造方法、及び圧延荷重予測モデルの生成方法 |
-
1990
- 1990-05-07 JP JP2117149A patent/JPH0413413A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04313415A (ja) * | 1991-04-11 | 1992-11-05 | Nippon Steel Corp | 仕上圧延機の頭部板厚制御方法 |
GB2347482A (en) * | 1999-03-01 | 2000-09-06 | Ford Motor Co | Throttle |
US6158417A (en) * | 1999-03-01 | 2000-12-12 | Visteon Global Technologies, Inc. | Throttle body accomodation of either an idle air control valve or a motorized throttle control |
GB2347482B (en) * | 1999-03-01 | 2003-08-06 | Ford Motor Co | A Two Part Throttle Valve with By-Pass Passage |
CN103128107A (zh) * | 2013-03-14 | 2013-06-05 | 北京科技大学 | 一种热连轧粗轧短行程曲线参数的在线计算方法 |
JP2021181095A (ja) * | 2020-05-18 | 2021-11-25 | Jfeスチール株式会社 | 圧延荷重予測方法、圧延方法、熱延鋼板の製造方法、及び圧延荷重予測モデルの生成方法 |
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