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JPH04129791U - 剥離性を有するチユーインガム - Google Patents

剥離性を有するチユーインガム

Info

Publication number
JPH04129791U
JPH04129791U JP6930291U JP6930291U JPH04129791U JP H04129791 U JPH04129791 U JP H04129791U JP 6930291 U JP6930291 U JP 6930291U JP 6930291 U JP6930291 U JP 6930291U JP H04129791 U JPH04129791 U JP H04129791U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chewing gum
gum
chewing
blocking agent
surrounding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6930291U
Other languages
English (en)
Inventor
安彦 酒井
晋一 後藤
智子 嶋藤
Original Assignee
明治チユーインガム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 明治チユーインガム株式会社 filed Critical 明治チユーインガム株式会社
Priority to JP6930291U priority Critical patent/JPH04129791U/ja
Publication of JPH04129791U publication Critical patent/JPH04129791U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】内部に配置したチューインガムとそれを包被す
るチューインガムを別々に分離できる構造にすることに
より,消費者に色々な味と形状を楽しむことができる製
品を提供する。 【構成】中核となるチューインガム(a)と,それを包
被するチューインガム(b)を有し,その間に粘着防止
剤(c)を介在させた構造を特徴とし,かく構造を単数
回もしくは複数回反復する構成とすることにより,外部
に位置するガムを,内部に配置したガムから剥離できる
ガムとした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,チューインガムに関するものであり,詳しくは,チューインガムと チューインガムの組み合わせに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,チューインガム,または他の菓子においても,内部に中核となる菓子を 配置し,その外部に中核となった菓子を包被せしめるように配置した構造の菓子 は考案され製品化されてきた。たとえば,飴菓子においては金太郎飴があげられ る。チューインガムについても,同様な構造のものは従来から見られている。
【0003】 しかし,従来の技術においては,内部に配置したチューインガムとそれを包被 するチューインガムとは強固に接着されていて,製品としては,チューインガム の切断面をあらわして,そこに現れる模様の面白さを特徴とする製品が見られる のみである。これは,チューインガムの性質の1つである粘着性が,それぞれの チューインガムを接着してしまうためであり,内部に配置したチューインガムと それを包被するチューインガムとを再び別々に分離することは構造上不可能であ り,またそのような発想も従来にはなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術においては,チューインガムの切断面をあらわして,そこに現れる 模様の面白さを特徴とする製品のみであり,他の機能を付加させた製品はいまま で見られていない。本考案は従来の技術では具現不可能である以下の課題を解決 しようとした。 (1)従来,内部に配置したチューインガムとそれを包被するチューインガム とを食するときに,それらは強固に接着されているため,1度に食すること しか方法はなかった。本考案では,これらを食するときに別々に楽しむこと ができる機能を付与することを解決しようとした。 (2)2種類以上の色々な味,色をもつチューインガムを1個の製品にまとめ それを食するときに1度またはそれぞれ別々に楽しむ選択性を消費者に与え ることが可能な製品とする。 (3)内部に配置したチューインガムとそれを包被するチューインガムとを別 々に分離せしめる時に果物の皮を剥く感覚を持たせる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
中核となるチューインガム(a)を包被するチューインガム(b)を有し,そ の間に粘着防止剤(c)を介在させた構造を単数回もしくは複数回反復した構造 とすることにより上記課題の解決をした。ここで,チューインガム(a)はチュ ーインガム(b)と同じチューインガムであっても,もしくは色,味,種類(板 ,フーセン)の異なるガムでもよい。また,チューインガムの間に介在させた粘 着防止剤は,チューインガム同士が粘着性により完全に接着されることを防止す る目的であり,チューインガムの粘着防止剤として一般的に使用されている糖類 ,糖アルコール類,澱粉類,シュガーエステル等の粉体,例えばマンニット等が あげられるが,他にも,糖類,糖アルコール類,澱粉類,シュガーエステル等の 粉体とヤシ油などの油脂類を混合した粘稠物や,油脂類であっても良い。
【0006】
【作用】
中核となるチューインガム(a)と,かくチューインガムを包被するチューイ ンガム(b)の間に粘着防止剤(c)を介在させた構造にすることにより,チュ ーインガム(a)とチューインガム(b)がお互いの粘着性により接着しあうこ とがない。従って,これを食するときにその剥離性によりそれぞれのガムを別々 に分けて取ることができ,楽しむことができる機能を有する。
【0007】 さらに,図4におけるように中核となるチューインガム(d)と,かくチュー インガムを包被するチューインガム(e)の間にチューインガムの粘着防止剤( h)を介在させた構造をもつチューインガムを中核とし,このチューインガムを 包被するチューインガム(f)を設け,その間に粘着防止剤(h)を介在させた 構造を複数回繰り返すことにより多層包被構造のチューインガムとすることがで きるが,この場合も,それぞれのチューインガム(d),(e),(f),(g )は各々接着されていないため,剥離性を有しこれを食するときにそれぞれのガ ムを別々に分けて取ることができ,楽しむことができる機能を有する。
【0008】
【実施例】
以下,図により実施例をあげて本考案を説明する。
【0009】
【実施例1】 図1は,本考案の1実施例である。チューインガム(a),チューインガム( b)は通常の方法で得られたチューインガムで,各々,色と味が異なる。図1に ある本考案のチューインガムの製造方法を説明すると,通常の方法で得られたチ ューインガムを図2の装置において円筒形の開口部(x)より,チューインガム (b)が押し出され,それと同軸の円筒形開口部(y)よりチューインガムの粘 着防止剤(c)が押し出され,さらに同軸の円形間口部(z)より,チューイン ガム(a)が押し出されることにより図3のロープ状チューインガムにする。か くチューインガムロープを切断し,球型に成型することにより,図1のチューイ ンガムを得ることができる。チューインガムの粘着防止剤(c)はマンニットを 使用した。
【0010】
【実施例2】 図4は多層のチューインガムを包被する構造とした例である。チューインガム (d),チューインガム(e),チューインガム(f),チューインガム(g) の4種のチューインガムを用い,間に,澱粉2部,ヤシ油1の割合で混合した粘 着防止剤を介在させた。
【0011】
【実施例3】 図5は,図1と同様の構造をもつ本考案のチューインガムを,球形ではなく, 果物のバナナ型に成型した例である。成型する時に皮の部分にすじをつけておけ ば図6に示すように,あたかも本物のバナナのように皮をむいて食することがで きる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように,本考案は,チューインガムとチューインガムの組み合わ せでありながら,それを食する時に,いくつかのチューインガム片に分けながら 楽しむことができる構造であるため,従来チューインガムとチューインガムの組 み合わせにおいては,チューインガムどうしを接着して1つの製品とするもので あるという通念とは根本的に発想を異にするものであり,その結果として,以下 の効果がある。 (1)本考案のチューインガムを消費者が食する時,1つのチューインガムの 内側から別のチューインガムが出てくる感じをあたえ,従来にはない楽 しみを消費者に与える製品とすることができる。 (2)図5に示したように,従来にはない,あたかも本物の果物のように皮を むいて食するチューインガムを消費者に与えることができる。 (3)消費者は,本考案のチューインガムを個々のチューインガムに分離して 食することも,分離せずにまとめて味わうことも可能であり,消費者各 々の選択の幅のある製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す断面図である。
【図2】本考案のガムの製造装置の断面図である。
【図3】図2で示した本考案のガムの製造装置で作られ
たガムロープの断面図を示す。
【図4】本考案の1実施例を示す断面図である。
【図5】バナナ型に成型した実施例を示す1部断面図で
ある。
【図6】バナナ型のガムの外皮部分を剥いたところを示
す図である。
【符号の説明】
a チューインガム b チューインガム c 粘着防止剤 d チューインガム e チューインガム f チューインガム g チューインガム h 粘着防止剤 x 開口部 y 開口部 z 開口部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中核となるチューインガム(a)と,それ
    を包被するチューインガム(b)を有し,その間に粘着
    防止剤(c)を介在させた構造を単数回もしくは複数回
    反復した構造を持ってなる,剥離性を有するチューイン
    ガム。
  2. 【請求項2】粘着防止剤が,糖類,糖アルコール類,澱
    粉類,シュガーエステル,タルク等の粉体である請求項
    1記載の剥離性を有するチューインガム。
  3. 【請求項3】粘着防止剤が,糖類,糖アルコール類,澱
    粉類,シュガーエステル等の粉体と油脂類を混合した粘
    稠物である請求項1記載の剥離性を有するチューインガ
    ム。
  4. 【請求項4】粘着防止剤が,油脂類である請求項1記載
    の剥離性を有するチューインガム。
JP6930291U 1991-05-21 1991-05-21 剥離性を有するチユーインガム Pending JPH04129791U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6930291U JPH04129791U (ja) 1991-05-21 1991-05-21 剥離性を有するチユーインガム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6930291U JPH04129791U (ja) 1991-05-21 1991-05-21 剥離性を有するチユーインガム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04129791U true JPH04129791U (ja) 1992-11-27

Family

ID=31930384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6930291U Pending JPH04129791U (ja) 1991-05-21 1991-05-21 剥離性を有するチユーインガム

Country Status (1)

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JP (1) JPH04129791U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008528009A (ja) * 2005-01-28 2008-07-31 ガムリンク エー/エス チューインガム小片及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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