[go: up one dir, main page]

JPH04129054U - 車両用空調吹出装置の風向変更装置 - Google Patents

車両用空調吹出装置の風向変更装置

Info

Publication number
JPH04129054U
JPH04129054U JP1590391U JP1590391U JPH04129054U JP H04129054 U JPH04129054 U JP H04129054U JP 1590391 U JP1590391 U JP 1590391U JP 1590391 U JP1590391 U JP 1590391U JP H04129054 U JPH04129054 U JP H04129054U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
vehicle air
wind direction
louver
air conditioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1590391U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2522748Y2 (ja
Inventor
秀彦 長田
Original Assignee
日本プラスト株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本プラスト株式会社 filed Critical 日本プラスト株式会社
Priority to JP1590391U priority Critical patent/JP2522748Y2/ja
Publication of JPH04129054U publication Critical patent/JPH04129054U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2522748Y2 publication Critical patent/JP2522748Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用空調吹出装置の中央羽根軸を弾性的に
保持し、クリックストップによって羽根を所望の傾斜に
保持する。 【構成】 車両用空調吹出装置のハウジング11の一つ
の枠の内側中央にエラストマよりなるスペーサを15を
嵌設し、このスペーサ15の軸孔15aにルーバ12の
中央羽根12aの軸端12bを弾性的に軸支させ、上記
スペーサ15の軸心を中心とする同一円弧上に連設した
半球状凹所15bに上記中央羽根12aの端面に突設さ
れた突片12cの半球状先端部を選択的に嵌合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両用空調吹出装置の風向変更装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は例えば実公昭53−51556号公報に示された従来の空調吹出装置の 風向変更装置の要部を示す分解斜視図である。図において、1はルーバの中央羽 根、2はこれを回動させるためのつまみ、3はつまみ2を受入れるためのハウジ ングの凹所で、放射状のローレット4が形成されている。つまみ2にも放射状の ローレット5が形成されている。従ってつまみ2を回動させることによりルーバ の中央羽根1が回動するが、その際ローレット4,5の摩擦によりブレーキがか けられ、ルーバの回動角度が保持される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記空調吹出装置の風向変更装置は、ローレット加工を長方形フレームである ハウジングの内側に施すことは射出成形においては型抜き上困難であり、充分な 制動力が働かなければ強い風力によって調節羽根の傾斜が元に戻るという問題が あった。
【0004】 本考案は、これらの問題点に鑑みてなされたもので、中央羽根軸を弾性的に保 持し、クリックストップによって羽根を所望の傾斜に保持する風向変更装置を提 供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における車両用空調吹出装置の風向変更装 置は、ノブ等により連動回動する風向調節用ルーバを設けた車両用空調吹出装置 において、そのハウジングの一つの枠の内側中央にエラストマよりなるスペーサ を嵌設し、このスペーサの軸孔に上記ルーバの中央羽根の軸端を弾性的に軸支さ せ、上記スペーサの軸心を中心とする同一円弧上に連設した半球状凹所に上記中 央羽根の端面に突設された突片の半球状先端部を選択的に嵌合させる構成にして ある。
【0006】
【作用】
ノブを回動させると、エラストマよりなる軸孔に弾性的に軸支されている回動 軸はフィーリング良く回動するが、突片の半球状先端部と、連設した半球状凹所 との嵌合によってクリックストップが確実になされ、風圧によって羽根の傾斜角 度が自然に戻ることはない。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図について説明する。
【0008】 図1ないし図6は本考案の実施例を示すものである。図において、12はほぼ 長方形の枠体からなるハウジング11内に配設されたルーバで、ルーバの各羽根 は連動リンク14により連結し、上下を軸支され、中央羽根12aに固定した操 作用ノブ13を操作することにより連動回動する。
【0009】 図3は要部の拡大斜視図で、図4は図1のB−B線断面図である。図において 15はエラストマよりなるスペーサで、ハウジング11の枠内側中央部に嵌設さ れている。この嵌設は、スペーサ外側のボス15cとハウジング11のボス孔1 1aとの嵌合により行われる。スペーサ15の軸孔15aにはルーバの中央羽根 12aの軸端12bが弾性的に軸支され、スペーサ15の軸孔15aを中心とす る同一円弧上に連設した半球面状凹所15bに、中央羽根12aの端面に突設さ れた突片12cの半球面状の先端を選択的に嵌合させるように構成されている。 これによりノブ13を操作し、ルーバ12を所望の角度に設定する際にクリック 感が得られ、なおかつ一度設定したルーバ12の回動角度が風圧で変ることはな い。
【0010】 上記実施例は縦ルーバに施したが、横羽根ルーバに施してもよい。スペーサの 嵌設はボスとボス孔との嵌合により容易に行われる。
【0011】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、ハウジングの一つの枠の内側中央にエラス トマよりなるスペーサを嵌設し、このスペーサの軸孔にルーバの中央羽根の軸端 を弾性的に軸支させ、上記スペーサの軸心を中心とする同一円弧上に連設した半 球状凹所に上記中央羽根の端面に突設された突片の半球状先端部を選択的に嵌合 させるように構成したので、中央羽根の軸を弾性的に保持し、なめらかな回動が 得られ、クリックストップによって羽根を所望の傾斜に保持できる効果があり、 更に本考案によればスペーサはハウジングと別体なので成形が容易であり、一枚 のスペーサで、軸孔と制御用の半球面状凹所とを兼ねることができるから経済的 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による車両用空気吹出装置の
全体斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の要部を分解した拡大斜視図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】本考案によるスペーサの拡大平面図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】従来公知の比較例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
11 ハウジング 12 ルーバ 12a 中央羽根 12b 軸端 13 ノブ 15 スペーサ 15a 軸孔 15b 半球状凹所

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノブ等により連動回動する風向調節用ル
    ーバを設けた車両用空調吹出装置において、そのハウジ
    ングの一つの枠の内側中央にエラストマよりなるスペー
    サを嵌設し、このスペーサの軸孔に上記ルーバの中央羽
    根の軸端を弾性的に軸支させ、上記スペーサの軸心を中
    心とする同一円弧上に連設した半球状凹所に上記中央羽
    根の端面に突設された突片の半球状先端部を選択的に嵌
    合させるように構成したことを特徴とする車両用空調吹
    出装置の風向変更装置。
JP1590391U 1991-02-27 1991-02-27 車両用空調吹出装置の風向変更装置 Expired - Lifetime JP2522748Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1590391U JP2522748Y2 (ja) 1991-02-27 1991-02-27 車両用空調吹出装置の風向変更装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1590391U JP2522748Y2 (ja) 1991-02-27 1991-02-27 車両用空調吹出装置の風向変更装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04129054U true JPH04129054U (ja) 1992-11-25
JP2522748Y2 JP2522748Y2 (ja) 1997-01-16

Family

ID=31903022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1590391U Expired - Lifetime JP2522748Y2 (ja) 1991-02-27 1991-02-27 車両用空調吹出装置の風向変更装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2522748Y2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012058580A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Seiko Epson Corp プロジェクター
CN102402109A (zh) * 2010-09-10 2012-04-04 精工爱普生株式会社 投影机
JP2012193916A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Fujitsu General Ltd 風向変更装置及びそれを備えた空気調和機
CN110877515A (zh) * 2019-12-05 2020-03-13 重庆长安汽车股份有限公司 一种汽车出风口结构

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101848708B1 (ko) * 2016-12-20 2018-04-16 유진레이델 주식회사 수직윙 돌기 적용 고감성 에어벤트

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012058580A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Seiko Epson Corp プロジェクター
CN102402109A (zh) * 2010-09-10 2012-04-04 精工爱普生株式会社 投影机
JP2012193916A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Fujitsu General Ltd 風向変更装置及びそれを備えた空気調和機
CN110877515A (zh) * 2019-12-05 2020-03-13 重庆长安汽车股份有限公司 一种汽车出风口结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2522748Y2 (ja) 1997-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04129054U (ja) 車両用空調吹出装置の風向変更装置
JPS62130345U (ja)
JP2533450Y2 (ja) 空調機
JPH02115712U (ja)
JPH0740919Y2 (ja) 車輌用ベンチレータ
JPH10119563A (ja) ベンチレータ
CN109373447A (zh) 空调的送风组件以及空调室内机
JPS58191317A (ja) ボ−ルジヨイント
JPS6110117Y2 (ja)
JPH0624252Y2 (ja) レジスタ
JP3746404B2 (ja) 空気調和機の風向変更装置
JP3038843U (ja) 空気調和機の風向き変更装置
JPH0741612Y2 (ja) ダンパー開閉装置
JPH09287808A (ja) 空気調和機の風向調節装置
JPS5829806Y2 (ja) 風向変更装置
JPH09220927A (ja) 車両用風向調整装置
JPH0737085Y2 (ja) ベンチレーター用リンク
JPH05296556A (ja) 風向変更装置
JPS5942251Y2 (ja) スイングル−バ取付装置
JP2591957Y2 (ja) 風量調整装置
JP2001124399A (ja) 空気調和機の風向変更装置
JP3942050B2 (ja) 車輌用風向調整装置
JPH0533880Y2 (ja)
JPS6350476Y2 (ja)
JPS6190611U (ja)