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JPH04128275A - N―ベンジルアミド類およびこれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤 - Google Patents

N―ベンジルアミド類およびこれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤

Info

Publication number
JPH04128275A
JPH04128275A JP24925490A JP24925490A JPH04128275A JP H04128275 A JPH04128275 A JP H04128275A JP 24925490 A JP24925490 A JP 24925490A JP 24925490 A JP24925490 A JP 24925490A JP H04128275 A JPH04128275 A JP H04128275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
carbon atoms
compound
formula
atom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24925490A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Hosokawa
明美 細川
Yumiko Miura
三浦 由美子
Toshihiko Tanaka
敏彦 田中
Toshiki Fukuchi
俊樹 福地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP24925490A priority Critical patent/JPH04128275A/ja
Publication of JPH04128275A publication Critical patent/JPH04128275A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、N−ベンジルアミド類およびこれを有効成分
とする殺虫、殺ダニ剤に関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする課題1近年
、殺虫剤および殺ダニ剤の長年の使用により、害虫に抵
抗性が生じ、従来の殺虫剤および殺ダニ剤による防除が
困雌となっている。例えば、代表的殺虫剤である有機リ
ン剤やカーバメイト剤に対しては、広く抵抗性害虫の発
生が問題となっており、また合成ピレスロイド系殺虫剤
に対しても、抵抗性の発達が報告されている。
一方、従来より各種のカルボキサミド類が報告され、例
えば西独特許2332733号公報には精神治療安定剤
としてのチアゾールカルボキサミド類が、欧州特許27
9239号公報には抗真菌作用、殺線虫作用を有するチ
アゾールカルボキサミド類が、また西独特許23203
87号公報には抗動脈硬化剤としてのカルボキサミド類
が各々記載されているが、殺虫、殺ダニ活性についての
報告は知られていない。このような状況のもと、新規な
殺虫、殺ダニ剤の開発が望まれている。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、このような状況に対処すべく鋭意研究を
行った結果、優れた殺虫、殺ダニ活性を有する新規なN
−ベンジルアミド類を見い出し、本発明を完成するに至
った。
すなわち、本発明の要旨は、下記一般式(I)[上記式
中、Aはイオウ原子または酸素原子を示す。R1は水素
原子、メチル基、エチル基またはトリフルオロメチル基
を示し、R2は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、
フェニル基、炭素数1〜3のアルコキシ基、ハロゲン原
子、メルカプト基、炭素数1〜3のアルキルチオ基、炭
素数2〜4のアルコキシカルボニル基、アミノ基、炭素
数1〜3のアルキルアミノ基、または炭素数1〜3のア
シルアミノ基を示す。
R3は炭素数1〜5のアルキル基、炭素数2〜5のアル
ケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基または一針◎−
R4 (式中R4は、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、
炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキ
シ基、トリフルオロメチル基、シアン基、炭素数1〜3
のアルキルチオ基、炭素数1〜3のアルキルスルフィニ
ル基、炭素数1〜3のアルキルスルホニル基、ニトロ基
、またはハロゲン原子を表わす)を示す]で表わされる
N−ベンジルアミド類およびこれを有効成分とする殺虫
、殺ダニ剤に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
上記一般式(I)において、Aはイオウ原子、酸素原子
を示す。
R1は水素原子、メチル基、エチル基、またはトリフル
オロメチル基を示す。
R2は水素原子;メチル基、エチル基、n−プロピル、
イソプロピル基等の炭素数1〜3の直鎖もしくは分岐鎖
アルキル基;フェニル基:メトキシ基、エトキシ基、n
−プロポキシ基、インプロポキシ基等の炭素数1〜3の
直鎖もしくは分岐鎖アルコキシ基;塩素原子、臭素原子
のハロゲン原子;メルカプト基;メチルチオ基、エチル
チオ基、n−プロピルチオ基、イソプロピルチオ基等の
炭素数1〜3の直鎖もしくは分岐鎖アルキルチオ基;メ
トキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロ
ポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基等の
炭素数2〜4の直鎖もしくは分岐鎖アルコキシカルボニ
ル基;アミノ基;メチルアミノ基、エチルアミノ基、n
 −プロピルアミノ基、イソプロピルアミノ基等の炭素
数1〜3の直鎖もしくは分岐鎖アルキルアミノ基;また
はホルミルアミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニル
アミノ基等の炭素数1〜3のアシルアミノ基を示す。
R3はメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基、n−ブチル基、イソブチル基、5ec−ブチル
基、t−ブチル基等の炭素数1〜5の直鎖もしくは分岐
鎖アルキル基;アリル基、メタリル基、2−ブテニル基
等の炭素数2〜5の直鎖もしくは分岐鎖アルケニル基;
メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、インプロ
ポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、5ee−
ブトキシ基、t−ブトキシ基等の炭素数1〜5の直鎖も
しくは分岐鎖アルコキシ基;または 一〇@−R4 (式中R4は、水素原子;メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル
基、5ec−ブチル基、t−ブチル基等の炭素数1〜5
の直鎖もしくは分岐鎖アルキル基;アリル基、メタリル
基、2−ブテニル基等の炭素数2〜5の直鎖もしくは分
岐鎖アルケニル基;メトキシ基、エトキシ基、n−プロ
ポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、インブ
トキシ基、5ee−ブトキシ基、t−ブトキシ基等の炭
素数1〜5の直鎖もしくは分岐鎖アルコキシ基;トルフ
ルオロメチル基;シアノ基;メチルチオ基、エチルチオ
基、n−プロピルチオ基、イソプロピルチオ基等の炭素
数1〜3の直鎖もしくは分岐鎖アルキルチオ基;メチル
スルフィニル基、エチルスルフィニル基、n−プロピル
スルフィニル基、イソプロピルスルフェニル基等の炭素
数1〜3の直鎖もしくは分岐鎖アルキルスルフィニル基
;メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、n−プロ
ピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基等の炭素
数1〜3の直鎖もしくは分岐鎖アルキルスルホニル基;
ニトロ基;または塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子
を表わす)を示し、好ましくは、炭素数1〜5のアルキ
ル基または −0−@−R4(式中R4は、アルキル基;トリフルオ
ロメチル基;シアノ基;炭素数1〜3のアルキルチオ基
を表す)を示す。
次に、本発明化合物の製法について説明する。
上記一般式(I)で表わされる本発明化合物は、下記反
応式(i ) (ii )又は(iii )に従って製
造することができる。
(上記反応式中、R1,R2、R3およびAは前記一般
式(I)で定義したとおりであり、2は塩素原子、臭素
原子、ヒドロキシル基、メトキシ基、エトキシ基または
プロポキシ基を示す。) 上記一般式(II)において、2が塩素原子または臭素
原子を示す場合には、一般式(II)で表わされる化合
物と一般式(III )で表わされる化合物を、水;ベ
ンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;塩
化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタ
ン等のハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;アセトン
、メチルエチルケトン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸
エチル等のエステル類またはN、N−ジメチルホルムア
ミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、
スルホラン、アセトニトリル等の極性溶媒中、好ましく
は一20〜60°C1更に好ましくは0〜20°Cの温
度範囲で、塩基の存在下に反応させることにより、一般
式(I)で表わされる化合物を得ることができる。使用
される塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウ
ム等の無機塩基およびピリジン、トリエチルアミン等の
有機塩基が挙げられる。
また、上記一般式(II)において、2がヒドロキシル
基、メトキシ基、エトキシ基またはプロポキシ基を示す
場合には、一般式(II)で表わされる化合物と一般式
(III)で表わされる化合物を、無溶媒またはN、N
−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメ
チルスルホキシド、スルホラン等の高沸点溶媒中、好ま
しくは150〜250’C1更に好ましくは200〜2
50°Cの温度範囲で反応させることにより、一般式(
I)で表わされる化合物を得ることができ・る。
なお、上記一般式(II)及び(III )で表わされ
る化合物は公知の方法で容易に得られる。
(上記反応式中、A、およびR3は前記一般式(I)で
定義した通りである。R1は前記一般式(I)で定義し
たうち、メチル基またはエチル基を、R2は前記一般式
(I)で定義したうち、アルキル基、フェニル基、アル
コキシカルボニル基、アミノ基、アルキルアミノ基また
はアシルアミノ基を示す。
Bは塩素原子、臭素原子などのハロゲン原子またはアセ
チル基を示す。) 上記一般式(V)において、Bがハロゲン原子を示す場
合には、一般式(IV)で表わされる化合物と塩化スル
フリル、塩素、臭素、N−クロロスクシンイミド、N−
ブロモスクシンイミド等のハロゲン化剤をベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類
等の溶媒中、好ましくは一10〜30°Cの温度範囲で
反応させることにより、−最大(V)で表わされる化合
物を得ることができる。
上記−最大(V)において、Bがアセチル基を示す場合
には、−最大(IV)で表わされる化合物と四酢酸鉛を
、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類
;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等のエーテル類等の溶媒中、好ましくは一10〜30°
Cの温度範囲で反応させることにより、−最大(V)で
表わされる化合物を得ることができる。
更に一般式(V)で表わされる化合物と、−最大1)ま
たは(■)で表わされる化合物をベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ギ酸、
酢酸等極性溶媒中で、好ましくは0〜100°Cで反応
させることにより一般式(I)で表わされる化合物を得
ることができる。
なお、−最大(IV)で表わされる化合物は公知の方法
で容易に得られる。
(lb) (上記反応式中、R1、およびR3は前記−最大(I)
で定義した通りである。
Aは前記−最大(I)で定義したうちイオウ原子を、R
6は炭素数1〜5のアルキル基を、Xは塩素、臭素等ハ
ロゲン原子を示す。) 前記(2)で得られた一般式(V)で表わされる化合物
と、−最大(■)で表わされる化合物を、メタノール、
エタノール等のアルコール類;ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル溶媒中、好ま
しくは0〜100°Cの温度範囲で反応させることによ
り、−最大(Ia)で表わされる化合物が得られる。
更にこの化合物を、−最大(IX)で表わされる化合物
と、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン等のエーテル溶媒中、好ましくは一10〜30°Cの
温度範囲で反応させることにより、−最大(Ib)で表
わされる化合物が得られる。
なお、−最大(■)で表わされる化合物は公知の方法で
容易に得られる。
かくして得られる本発明化合物を、殺虫、殺ダニ剤とし
て使用する場合には、単独で用いてもよいが、通常は一
般の農薬と同様に補助剤を用いて水和剤、粉剤、乳剤等
の形態に製造し、そのまま、あるいは希釈して使用する
。補助剤としては、一般の農薬の製剤に通常使用される
ものが用いられる。例えば、カオリン、ベントナイト、
タルク、珪藻土、ホワイトカーボン、デンプン等の固体
担体;水アルコール類(メタノール、エタノール、プロ
パツール、ブタノール、エチレングリコール等)、ケト
ン類(アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ン等)、エーテル類(ジエチルエーテル、ジオキサン、
セロソルブ類等)、脂肪族炭化水素類(ケロシン、灯油
等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、ソルベントナフサ、メチルナフタレン等)、ハロゲ
ン化炭化水素(ジクロロエタン、トリクロロベンゼン、
四塩化炭素等)、酸アミド類(ジメチルホルムアミド等
)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル、脂肪酸グリ
セリンエステル類等)、ニトリル類(アセトニトリル等
)等の溶媒;非イオン系界面活性剤(ポリオキシエチレ
ンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノラウレイト等)、カチオン系界面活性剤(アル
キルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、アルキル
ピリジニウムクロリド等)、アニオン系界面活性剤(ア
ルキルベンゼンスルポン酸塩、リグニンスルホン酸塩、
高級アルコール硫酸塩等)、両性系界面活性剤(アルキ
ルジメチルベタイン、ドデシルアミノエチルグリシン等
)等の界面活性剤等が挙げられる。これらの固体担体、
溶媒、界面活性剤は、それぞれ必要に応じて1種または
2種以上の混合物として使用される。
製剤中の本発明化合物の含有量は、特に限定されるもの
ではないが、通常、水和剤では好ましくは1〜90重量
%、更に好ましくは10〜80重量%、粉剤では好まし
くは0.5〜20重量%、更に好ましくは1〜10重量
%、乳剤では好ましくは1〜90重量%、更に好ましく
は10〜50重量%の有効成分を含有する製剤として使
用される。
本発明化合物を殺虫、殺ダニ剤として使用する場合、通
常、活性成分が好ましくは1〜11000pp、更に好
ましくは5〜500ppmの濃度範囲で使用する。
また、本発明化合物は、所望によっては他の殺虫剤、殺
ダニ剤、農園芸用殺菌剤、植物成長調節剤等と混用また
は併用することも可能である。
[作用1 一般式(I)で表わされる本発明化合物は、例えば下記
に示す半翅目、鱗翅目、鞘翅目、直翅目、双翅目等の昆
虫およびダニに対し、著しい防除活性を有するが、勿論
これらのみに限定されるものではない。
1 半翅目; セジロウンカ、トビイロウンカ、ヒメト
ビイロウンカ等のウンカ類 ツマグロヨコバイ、オオヨコバイ等 のヨコバイ類 モモアカアブラムシ等のアブラムシ 類 鱗翅目; 3 鞘翅目; 4 双翅目: ダニ目; コナガ、ハスモンヨトウ、ニカメイ チュウ、コブノメイガ等 アズキゾウムシ等 イエバエ、才・ツタイシマ力、アカイ エカ等 ナミハダニ、ニセナミハダニ、ミカ ンハダニ等のハダニ類 オウシマダニ、カズキダニ等のマダ ニ類 ミナ、ミツメダニ等のツメダニ類 [実施例] 次に本発明化合物の製造例、製剤例および試験例によっ
て、本発明を更に具体的に説明するが、本発明はその要
旨を越えない限り、以下の例に限定されるものではない
実施例I N−(4−t−ブチルベンジル)−4−メチル−5−チ
アゾールカルボキサミドの製造 t−ブチルベンジルアミン0.50gおよびトリエチル
アミン0.7gをトルエン10m1に漕力化、水浴にて
冷却し、攪拌下に4−メチル−5−チアゾールカルボン
酸クロリド0.48gを滴下した。
滴下終了後、室温で1時間攪拌を続けた後注水した。有
機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶媒を減圧下に留去し、残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチルlヘキサン=2
/1)にて精製し、表−1記載の化合物(No、1 )
0.60gを得た。
本化合物のNMRスペクトルは、以下の通りである。
”H−NMR(6,CDCl5):  1.32(9H
,s)、  2.73(3H,s)。
4.58 (2H,s)、  6.06 (IH。
m)、  7.30 (2H,d)、  7.44(2
H,d)、  8.74 (IH,s)同様にして、表
、1記載の化合物No、2.6.19.20゜22、2
6.27を合成した。
実施例2 N−C4−(4−)リフルオロメチルフェノキシ)ベン
ジル)−4−メチル−5−オキサゾールカルボキサミド
の製造 N−(4−(4−)リフルオロメチルフェノキシ)ベン
ジル)−アセト酢酸アミド11.7gをジエチルエーテ
ル120m1に溶かし、水浴にて冷却し、攪拌下に塩化
スルフリル7.09gを滴下し、室温で12時間攪拌を
続けた後注水した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下に留去し
、N−(4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ベ
ンジル)−2−クロロ−アセト酢酸アミド12、Ogを
得た。この内、1.16gとギ酸アンモニウム2.0g
をギ酸7mlに溶かし、10時間加熱還流した。
ギ酸を減圧留去し、炭酸カリウム水溶液で中和した後、
酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチル!ヘキサ
ン=1/1)で精製し、表、1記載の化合物(No、2
4 )0.23gを得た。
本化合物のNMRスペクトルは、以下の通りである。
”HNMR(a、 CDCl3 ) : 2.56 (
3H,s)、  4.64 (2H。
d)、  6.62 (IH,m)  6.97−7.
74 (9H,m)、  7.80 (LH。
m) 同様にして、表−1記載の化合物No、3〜5,7〜1
6゜21.23.34を製造した。
実施例3 N−(4−(4−)リフルオロメチルフェノキシ)ベン
ジル)−2,4−ジメチル−5−オキサゾールカルボキ
サミドの製造 N−(4−(4−)リフルオロメチルフェノキシ)ベン
ジル)−アセト酢酸アミド1.05gをベンゼン5ml
に溶かし、四酢酸鉛1.33gを加え、1.5時間撹拌
した。反応系に酢酸エチルを加え不溶物を濾別し、水、
続いて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、濃縮した。得られた残留物を酢酸6mlに溶かし、
酢酸アンモニウム1.0gを加え、40分間加熱還流し
た。酢酸を減圧留去し、酢酸エチルで抽出し、重曹水、
水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後
、濃縮した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=2/
3)で精製し、表−1記載の化合物・(No、25 )
0.54gを得た。
本化合物のNMRスペクトルは、以下の通りである。
’HNMR(6,CDCl3 ) :  2.46 (
3H,s)、  2.50 (3H。
s)、  4.63 (2H,d)  6.53(IH
,s)、  7.00−7.75 (8H。
m) 実施例4 N−(4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ベン
ジル)−2−メルカプト−4−メチル−5−チアゾール
カルボキサミドおよびN−(4−(4−トリフルオロメ
チルフェノキシ)ベンジル)−2−メチルチオ−4−メ
チル−5−チアゾールカルボキサミドの製法N−(4−
(4−)リフルオロメチルフェノキシ)ベンジル)−2
−クロロ酢酸アミド1.54gをエタノール10m1に
溶かしたものに、アンモニウムジチオカーバメート0.
48gを加えて、2時間加熱還流した。これを水に注い
だ後、エーテルにて抽出し、水洗し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒:酢酸エチルlヘキサン=1/
2)で精製し、表−1記載の化合物(No、17 ) 
0.54gを得た。更に、この化合物0.42gをTH
F3mlに溶かし、撹拌下にヨウ化メチル0.5mlを
滴下し、−晩撹拌した。溶媒を減圧留去した後、残留物
を酢酸エチルに溶かし、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、濃縮した。残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチルlヘキ
サン=173)で精製し、表−1記載の化合物(No、
18 )0.23gを得た。
これらの化合物のNMRスペクトルは、以下の通りであ
る。
化合物No、17 1HNMR(6,CDCl3 ) : 2.51 (3
H,s)、 4.50 (2H,d)。
6.90−7.76 (9H,m) 化合物No、18 1HNMR(6,CDC13): 2.51(3H,s
)、 2.53(3H,s)。
4.53 (2H,d)、  6.07 (IH,s)
7.00−7.74 (8H,m) 表−1 表−1中、 Meはメチル基、 Etはエチル基、 phはフェ ニル基を表わす。
次に本発明化合物の製剤例を示す。なお、以下に[部J
、E%Jとあるのは、それぞれ、[重量部」、[重量%
[を意味する。
製剤例1 水和剤 表−1の本発明化合物No、320部、カープレックス
#80(塩野義製薬社、商標名)20部、クニライト2
01 (クニミネ工業社、商標名)55部、高級アルコ
ール硫酸エステル系界面活性剤ツルポール8070 (
東邦化学社、商標名)5部を配合し、均一に混合粉砕し
て、有効成分20%を含有する水和剤を得た。
製剤例2 粉剤 表−1の本発明化合物No、32部、クレー(日本タル
ク社) 92.8部、ホワイトカーボン5部、イソプロ
ピルアシッドホスフェート0.2部を配合し、均一に混
合粉砕して、有効成分2%を含有する粉剤を得た。
製剤例3 乳剤 表−1の本発明化合物No、320部を、カワカゾール
(川崎化成社、商標名)32.5部およびメチルホルム
アミド32.5部からなる混合溶媒に溶解させ、これに
ポリオキシエチレン系界面活性剤ツルポール3005 
X (束邦化学社、商標名)15部を加えて、有効成分
20%を含有する乳剤を得た。
製剤例470アブル剤 表−1の本発明化合物No、330部、エチレングリコ
ール8部、ツルポールAC3032(東邦化学社、商標
名)5部、キサンタンガム0.1部を水56.9部によ
く混合分散させた。次にこのスラリー状混合物を、ダイ
ノミル(シンマルエンターブライゼス社)で湿式粉砕し
て、有効成分30%を含有するフロアブル剤を得た。
次に本発明化合物の試験例を示す。なお、以下に示す表
2〜5の化合物No、は前記表−1の化合物No、に対
応する。
試験例1 コナガの幼虫に対する効果 製剤例1の処方に従って製剤された本発明化合物を、展
着剤ツルポール3005 X(東邦化学社、商標名)2
00 ppを含む水で希釈し、有効成分濃度が500 
ppmになるように調製した。この薬液中に、キャベツ
切葉(5cmX5cm)を1分間浸漬した。薬液を風乾
した後、プラスチックカップ(径7cm)に入れ、これ
にコナガの3令幼虫を5頭放虫し、25部1°Cの恒温
室内に放置した。(2反復)。
処理4日後に幼虫の生死を調査し、 下式により殺虫 率を算出した。結果を表−2に示す。
表−2 試験例2 トビイロウンカの幼虫に対する効果製剤例1
の処方に従って製剤された本発明化合物を、展着剤ツル
ポール3005 X (東邦化学柱、商標名)200 
ppmを含む水で希釈し、有効成分濃度が500 pp
mになるように調製した。直径2.5 cm、高さ18
cmのガラス円筒にトビイロウンカの幼虫5頭と稲苗を
入れ、メツシュを貼ったキャップをかぶせ、上部から上
記薬液0.5 mlを散布し、25±1°Cの恒温室内
に放置した。(2反復)。
処理5日後に円筒内の幼虫の生死を調査し、下式により
殺虫率を算出した。結果を表−3に示す。
表−3 試験例3 アズキゾウムシの成虫に対する効果製剤例1
の処方に従って製剤された本発明化合物を、展着剤ツル
ポール3005 X (東邦化学柱、商標名)200 
ppmを含む水で希釈し、有効成分濃度が500 pp
mになるように調製した。直径2.5cm、高さ18c
mのガラス円筒にアズキゾウムシの成虫5頭とアズキ豆
2個を入れ、メツシュを貼ったキャップをかぶせ、上部
から上記薬液0.5 mlを散布し、25±1°Cの恒
温室内に放置した。(2反復ン 処理5日後に円筒内の成虫の生死を調査し、より殺虫率
を算出した。結果を表−4に示す。
下式に 表−4 試験例4 ナミハダニの幼虫と卵に対する効果製剤例1
の処方に従って製剤された本発明化合物を、展着剤ツル
ポール3005 X (東邦化学柱、商標名)200 
ppmを含む水で希釈し有効成分濃度が500 ppm
になるように調製した。インゲンの初生葉にナミハダニ
雌成虫を10頭接種して、24時間室内に放置し、産卵
させた。このナミハダニ雌成虫および卵を保持した葉を
、上記薬液中に5秒間浸漬した後、25±1’Cの恒温
室内に放置した(2反復)。
処理5日後に成虫の生死を調査し、下式により殺虫率を
算出した。
また同時に、卵の郷化状態と婬化幼虫の生死を調査した
。卵に対する効果は、○(生存史学0%)、×(生存史
学20%以上)の3段階のグレードで判断した。結果を
表−5に示す。
表−5 [本発明の効果] 以上の試験例からも明らかなように、本発明化合物は、
殺虫および殺ダニ剤として有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・( I
    ) [上記式中、Aはイオウ原子または酸素原子を示す。R
    ^1は水素原子、メチル基、エチル基またはトリフルオ
    ロメチル基を示し、R^2は水素原子、炭素数1〜3の
    アルキル基、フェニル基、炭素数1〜3のアルコキシ基
    、ハロゲン原子、メルカプト基、炭素数1〜3のアルキ
    ルチオ基、炭素数2〜4のアルコキシカルボニル基、ア
    ミノ基、炭素数1〜3のアルキルアミノ基、または炭素
    数1〜3のアシルアミノ基を示す。R^3は炭素数1〜
    5の直鎖もしくは分岐鎖アルキル基、炭素数2〜5のア
    ルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基または▲数式
    、化学式、表等があります▼ (式中、R^4は水素原子、炭素数1〜5のアルキル基
    、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のトリフ
    ルオロメチル基、シアノ基、炭素数1〜3のアルキルチ
    オ基、炭素数1〜3のアルキルスルフィニル基、炭素数
    1〜3のアルキルスルホニル基、ニトロ基、またはハロ
    ゲン原子を表わす)を示す]で表わされるN−ベンジル
    アミド類。
  2. (2)請求項(1)記載のN−ベンジルアミド類を有効
    成分とする殺虫、殺ダニ剤。
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