JPH04127830U - エンジン及び圧縮機の排熱回収構造 - Google Patents
エンジン及び圧縮機の排熱回収構造Info
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- JPH04127830U JPH04127830U JP1991043382U JP4338291U JPH04127830U JP H04127830 U JPH04127830 U JP H04127830U JP 1991043382 U JP1991043382 U JP 1991043382U JP 4338291 U JP4338291 U JP 4338291U JP H04127830 U JPH04127830 U JP H04127830U
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮機およびその駆動源のエンジンから発生
する油,水の熱エネルギを有効に回収利用する。 【構成】 圧縮機の戻油と熱交換する油水熱交換機と、
エンジンから生ずる高温の油,水,排気ガスと熱交換す
る油水熱交換装置を設ける。 【効果】 高温の油,水の熱エネルギを利用して温水を
発生させ、各種の熱源に利用する。
する油,水の熱エネルギを有効に回収利用する。 【構成】 圧縮機の戻油と熱交換する油水熱交換機と、
エンジンから生ずる高温の油,水,排気ガスと熱交換す
る油水熱交換装置を設ける。 【効果】 高温の油,水の熱エネルギを利用して温水を
発生させ、各種の熱源に利用する。
Description
【0001】
本考案は、圧縮機の戻油と圧縮機を駆動するエンジンの油,水,排気ガス等の
熱エネルギを有効に回収利用するエンジン及び圧縮機の排熱回収構造に関する。
【0002】
図2に従来のコンプレッサの全体構成図を示す。エンジン2によりカップリン
グ3を介して駆動される圧縮機1にはエアクリーナ,容量レギュレータ,吸気管
をへて空気が導入される。導入された空気は圧縮機1で圧縮されて所定圧の圧縮
空気となり、送気管4によりレシーバタンク5に送られる。圧縮空気内に混在す
る潤滑油の温度は80℃乃至90℃の高温に加熱される。レシーバタンク5内の
圧縮空気はオイルセパレータ6でオイルを分離し、ストップバルブ9を有する送
気管12を経て所定の使用場所に送られる。前記オイルセパレータ6により分離
除去された高温のオイルはレシーバタンク内の油溜り7に貯油される。高温のオ
イルは戻油管10を通り、油冷却機8により冷却されて圧縮機1に戻入され、圧
縮時の潤滑油として循環還流される。また、駆動源のエンジン2の回転により発
生する高温の油,水,排気ガスはそれぞれエンジンに装着されたラジエータ,マ
フラ(図略)等の冷却機能部,排出機能部で処理されるが、熱エネルギは大気中
にそのまま放出される。
【0003】
従来の技術では、レシーバタンク5内の高温の油溜り7のオイルは圧縮機1に
循環還流され、途中で油冷却機8で冷却される。そのため、圧縮機1で圧縮の際
に発生する高温のオイルに含まれる熱エネルギは油冷却機8により冷却水に吸収
されそのまま放出される。また、駆動源のエンジン2の排気ガスの熱エネルギは
大気中に放出され、コンプレッサ室等の室内が高温化され排気ガス等の有害物で
室内は汚染される恐れがある。また、エンジンのオイルはエンジン内で循環しな
がら熱エネルギを放出する。更に、エンジンの冷却水はラジエタで冷却される。
以上のようにいずれの熱エネルギも回収されないまま放出される。
【0004】
本考案は、以上の問題点を解決すると共に、前記事情に鑑みて創案されたもの
で、圧縮機の高温の戻油の熱エネルギを油水熱交換機で回収すると共に、エンジ
ンの油,水,排気ガス等の熱エネルギを熱交換装置で回収し、それぞれ温水とし
て有効利用し、環境改善を伴った設備効率の良いエンジン及び排熱回収構造を提
供することを目的とする。
【0005】
本考案は、以上の目的を達成するために、圧縮機からの高温の戻油と冷却水と
の熱交換を行う油水熱交換機と、前記圧縮機を駆動するエンジンから生ずる油,
水,排気ガスと前記冷却水と熱交換を行う熱交換装置とを併設してなるエンジン
及び圧縮機の排熱回収構造を構成するものである。
【0006】
エンジンを始動し圧縮機が空気(フリエア)を圧縮機に吸入し、圧縮空気とな
る。レシーバタンク内のオイルセパレータを通る際に圧縮空気内の高温のオイル
は分離除去される。高温のオイルはレシーバタンク内に貯油される。このオイル
をレシーバタンクと圧縮機の間に配設された油水熱交換機により冷却して圧縮機
に戻油して循環還流する。また、高温のオイルより熱交換された冷却水は油水熱
交換機により温水となり回収される。一方、エンジンを潤滑する高温の潤滑油を
とり出し、油水熱交換装置により潤滑油の熱エネルギを温水として回収し、低温
になった潤滑油はエンジンに循環還流する。エンジンの冷却水の戻り湯は水水熱
交換装置の冷却側入口に連結され、エンジンからの戻り温水の熱エネルギは回収
される。また、排気ガスは水ガス熱交換装置により温水として回収される。以上
のように、圧縮機運転に伴う圧縮機およびエンジンより発生する熱エネルギを油
水熱交換機および熱交換装置により温水として回収し、暖房,ボイラまたは冷房
用に有効活用することが出来る。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。図1に示すように、レシー
バタンク5内のオイルは戻油管10を介して油水熱交換機11側に送られる。一
方、エンジン2のエンジンオイルは送油管25を介して油水熱交換装置13に送
られる。また、エンジン2の冷却水は送湯管28を介して水水熱交換装置14に
送られる。更に、エンジン2の排気ガスは排気管29から水ガス熱交換装置15
に送られる。
【0008】
油水熱交換機11には、冷却水源16に連結する送水管17が連結され、送水
管17で供給された水は油水熱交換機11に連結する送水管18により温水集約
部19に送られる。また、戻油管10は油水熱交換機11を通り圧縮機1に連通
する戻油管20に連結される。
【0009】
油水熱交換装置13の送油管25は装置内を通り送油管24によりエンジン2
内に戻入される。また、水水熱交換装置14に連結する送湯管28は装置内を通
り送水管27に連結する。送水管27はエンジン2に戻入される。排気管29か
ら水ガス熱交換装置15内に入った排気ガスはマフラ21で消音され排気される
。冷却水源16に連結する送水管17には送水管30が連結する。送水管30は
油水熱交換装置13を通り送水管31に連結する。送水管31は水水熱交換装置
14を通り送水管32に連結する。また、送水管32は水ガス熱交換装置15を
通り送水管33に連結し、送水管33は温水集約部19に連結する送水管18に
連結する。
【0010】
油水熱交換装置11に連結する戻油管20内には温調装置22が介設される。
温調装置22は、油水熱交換装置11を通過した戻油の温度を検出し、戻油が所
定温度より高い場合には該戻油を水冷却機8側に送り、所定温度に冷却して戻油
管23を介して戻油管20内に戻すと共に、戻油が所定温度に冷却されている場
合には水冷却機8を通さず、直接戻油管20により圧縮機1内に戻入するように
構成されるものである。
【0011】
次に、本実施例の作用について説明する。図1において、エンジン2が始動し
、カップリング3を介して圧縮機1が回転し所定の圧縮空気がレシーバタンク5
に送られる。レシーバタンク5内の油溜り7の80℃乃至90℃の高温のオイル
は油水熱交換機11により、冷却水源16から送水管17を介して送られてきた
水と熱交換し、該水を温水として送水管18側に送る。一方、熱交換して冷却さ
れたオイルは戻油管20を介し圧縮機1に還流される。熱交換された温水は温水
集約部19に送られる。
【0012】
一方、エンジン2のクランク軸および他の機能部を潤滑するオイルは加熱され
、送油管25から油水熱交換装置13内に入り、油水熱交換装置13で送水管3
0から送られる水と熱交換して冷却され、送油管24からエンジン2側に戻油さ
れる。油水熱交換装置13により加温された水は送水管31側に送られる。エン
ジン2内で高温になった冷却水は送湯管28を介して水水熱交換装置14に送ら
れ送水管31の温水と熱交換して冷却され、エンジン2側に戻される。また、熱
交換して更に高温になった水は送水管32を介して水ガス熱交換装置15側に送
られる。次に、エンジン2からの高温の排気ガスは排気管29を通して水ガス熱
交換装置15に送られ、送水管32の湯水と熱交換し低温の排気ガスとなりマフ
ラ21から放出される。高温の排気ガスと熱交換した温水は送水管33から送水
管18を介し温水集約部19に送られる。
【0013】
以上のように、油水熱交換機11,油水熱交換装置13,水水熱交換装置14
,水ガス熱交換装置15等と熱交換して回収された温水は高温になり、温水集約
部19に集約される。集約された温水は、暖房用,ボイラ用、更に熱交換して冷
却用の温源として有効に利用される。本実施例において、油水熱交換装置13,
水水熱交換装置14および水ガス熱交換装置15を送水管30,31,32,3
3で連結したが、それぞれの装置で熱交換した温水を直接送水管18側に送るよ
うにしてもよい。また、油水熱交換機11の戻油管20の管内に温調装置を設け
たが、油水熱交換機11で十分に熱交換される場合には配置する必要はない。
【0014】
本考案によれば、次のような効果を上げることが出来る。
(1)レシーバタンクと圧縮機の間に油水熱交換機を配設することにより、従来
放出していた熱エネルギと圧縮機を駆動するエンジンの油,冷却水,排気ガスの
高温の熱エネルギとをそれぞれ油水熱交換装置,水水熱交換装置,水ガス熱交換
装置を配設して熱交換して熱エネルギを回収し、温水として、暖房,ボイラ,冷
房等各種熱源に有効利用出来る。
(2)消費燃料エネルギの約72%を温水として回収でき、省エネルギ化に貢献
する。
【図1】本考案の一実施例の全体構成図である。
【図2】従来の圧縮機系路の全体構成図である。
1 圧縮機
2 エンジン
3 カップリング
4 送気管
5 レシーバタンク
6 オイルセパレータ
7 油溜り
8 水冷却機
9 ストップバルブ
10 戻油管
11 油水熱交換機
12 送油管
13 油水熱交換装置
14 水水熱交換装置
15 水ガス熱交換装置
16 冷却水源
17 送水管
18 送水管
19 温水集約部
20 戻油管
21 マフラ
22 温調装置
23 戻水管
24 送油管
25 送油管
27 送水管
28 送湯管
29 排気管
30 送水管
31 送水管
32 送水管
33 送水管
Claims (1)
- 【請求項1】 圧縮機からの高温の戻油と冷却水との熱
交換を行う油水熱交換機と、前記圧縮機を駆動するエン
ジンから生ずる高温の油,水,排気ガスと前記冷却水と
の熱交換を行う熱交換装置とを併設することを特徴とす
るエンジン及び圧縮機の排熱回収構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991043382U JPH04127830U (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | エンジン及び圧縮機の排熱回収構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991043382U JPH04127830U (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | エンジン及び圧縮機の排熱回収構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04127830U true JPH04127830U (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=31923723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991043382U Pending JPH04127830U (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | エンジン及び圧縮機の排熱回収構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04127830U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54145166A (en) * | 1978-04-10 | 1979-11-13 | Hitachi Ltd | Measuring apparatus of suction air flow rates |
JPS628428A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-16 | Hitachi Ltd | 蛍光ランプ用口金ピンのカシメ方法 |
JPS6437570A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-08 | Minolta Camera Kk | Developing device |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP1991043382U patent/JPH04127830U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54145166A (en) * | 1978-04-10 | 1979-11-13 | Hitachi Ltd | Measuring apparatus of suction air flow rates |
JPS628428A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-16 | Hitachi Ltd | 蛍光ランプ用口金ピンのカシメ方法 |
JPS6437570A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-08 | Minolta Camera Kk | Developing device |
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