JPH04124520A - ガスタービン燃焼器 - Google Patents
ガスタービン燃焼器Info
- Publication number
- JPH04124520A JPH04124520A JP24235990A JP24235990A JPH04124520A JP H04124520 A JPH04124520 A JP H04124520A JP 24235990 A JP24235990 A JP 24235990A JP 24235990 A JP24235990 A JP 24235990A JP H04124520 A JPH04124520 A JP H04124520A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- air
- flow rate
- inner cylinder
- control valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はガスタービン燃焼器における燃空比制御構造に
関する。
関する。
内筒に供給する空気流量を制御する燃焼器の一例が特開
昭63−217141号公報に開示されており、その概
略図を第5図に示した。燃料ノズル104からの燃料と
、空気孔116からの空気を予混合室114内で混合し
て予混合気を形成し、燃焼室115内で燃焼する構造で
あり、燃料流量変化時にも燃空比をほぼ一定に保つため
に空気孔116には流量制御弁106を設けている。従
って、燃料ノズル104への燃料供給量が少ない部分負
荷時には可燃予混合気形成に必要な空気流量も減少する
ので、流量制御弁106を絞って空気孔116の通路面
積を減少している。この構造では内筒空気孔全面積が定
格負荷時に最大となり、燃料ノズル104からの燃料供
給を開始する低負荷時に最/J1となる。窒素酸化物(
No:c)の排出濃度を低減するために燃料ノズル10
3からの燃料流量割合を小さくし、燃料ノズル104か
らの燃料流量割合を大きくした場合には内筒空気孔全面
積に対する空気孔116の面積割合が大きくなり、低負
荷時に空気孔116の通路面積を減少すると、内筒空気
孔全面積の変化も大きくなり、内筒への空気流入速度は
大きくなる。
昭63−217141号公報に開示されており、その概
略図を第5図に示した。燃料ノズル104からの燃料と
、空気孔116からの空気を予混合室114内で混合し
て予混合気を形成し、燃焼室115内で燃焼する構造で
あり、燃料流量変化時にも燃空比をほぼ一定に保つため
に空気孔116には流量制御弁106を設けている。従
って、燃料ノズル104への燃料供給量が少ない部分負
荷時には可燃予混合気形成に必要な空気流量も減少する
ので、流量制御弁106を絞って空気孔116の通路面
積を減少している。この構造では内筒空気孔全面積が定
格負荷時に最大となり、燃料ノズル104からの燃料供
給を開始する低負荷時に最/J1となる。窒素酸化物(
No:c)の排出濃度を低減するために燃料ノズル10
3からの燃料流量割合を小さくし、燃料ノズル104か
らの燃料流量割合を大きくした場合には内筒空気孔全面
積に対する空気孔116の面積割合が大きくなり、低負
荷時に空気孔116の通路面積を減少すると、内筒空気
孔全面積の変化も大きくなり、内筒への空気流入速度は
大きくなる。
上記従来技術はガスタービン低負荷時の燃焼器圧力損失
が大きくなる点について考慮がなされておらず、低負荷
時の全体熱効率が大幅に低下するという問題があった。
が大きくなる点について考慮がなされておらず、低負荷
時の全体熱効率が大幅に低下するという問題があった。
本発明の目的はNOx排出濃度を低減し、低負荷時の圧
力損失を軽減したガスタービン燃焼器を提供することに
ある。
力損失を軽減したガスタービン燃焼器を提供することに
ある。
上記目的を達成するために、本発明は燃料との予混合気
の形成用空気の流量制御弁を設け、かつ。
の形成用空気の流量制御弁を設け、かつ。
燃料を供給する複数の燃料ノズルを複数組に分けて各々
に燃料供給系を設け、負荷に応じて、燃料を供給する供
給系数、燃料流量と予混合気形成用空気流量とを制御で
きるようにした。
に燃料供給系を設け、負荷に応じて、燃料を供給する供
給系数、燃料流量と予混合気形成用空気流量とを制御で
きるようにした。
複数の燃料供給系に設けた燃料流量制御弁は負荷に応じ
た全体燃料流量を供給しつつ、燃料を供給する系統と燃
料を供給しない系統の選択、各系統毎の燃料流量を制御
する。予混合室入口の空気流量制御弁は予混合室へ供給
する空気流量を制御する。それによって、高負荷時は負
荷に対応した燃料流量をすべての燃料ノズルを用いて流
し、燃料と空気の流量比率を所定値に保つことができる
。
た全体燃料流量を供給しつつ、燃料を供給する系統と燃
料を供給しない系統の選択、各系統毎の燃料流量を制御
する。予混合室入口の空気流量制御弁は予混合室へ供給
する空気流量を制御する。それによって、高負荷時は負
荷に対応した燃料流量をすべての燃料ノズルを用いて流
し、燃料と空気の流量比率を所定値に保つことができる
。
低負荷時は負荷に対応した燃料流量を一部の燃料ノズル
を用いて流すので、全体流量は少ないが。
を用いて流すので、全体流量は少ないが。
燃料ノズル−本当りの燃料流量は減少割合が小さい、予
混合器に供給する空気、は燃料を供給していない部分に
も流すので、低負荷時に、燃料を供給している部分の燃
料と空気の流量比率を所定値に保つために流す空気流量
は高負荷時の空気流量と比べて減少割合が小さくなる。
混合器に供給する空気、は燃料を供給していない部分に
も流すので、低負荷時に、燃料を供給している部分の燃
料と空気の流量比率を所定値に保つために流す空気流量
は高負荷時の空気流量と比べて減少割合が小さくなる。
空気流量制御弁を内筒後流、又は、尾筒に設けた場合に
は、内筒全体へ供給する空気の一部分を負荷に応じてバ
イパスして流し、燃焼ガスと混合してタービンへ流すこ
とにより、予混合器へ供給する空気流量を制御している
。燃料は上記と同じ制御であり、低負荷時に、燃料を供
給している部分の燃料と空気の流量比率を所定値に保つ
ためにバイパスとして流す必要のある空気流量は全体空
気流量に対して少ない割合となる。
は、内筒全体へ供給する空気の一部分を負荷に応じてバ
イパスして流し、燃焼ガスと混合してタービンへ流すこ
とにより、予混合器へ供給する空気流量を制御している
。燃料は上記と同じ制御であり、低負荷時に、燃料を供
給している部分の燃料と空気の流量比率を所定値に保つ
ためにバイパスとして流す必要のある空気流量は全体空
気流量に対して少ない割合となる。
空気流量制御弁を外筒と燃焼器部外部低圧部との連結部
に設けた場合には、内筒全体へ供給する空気の一部分を
バイパスして燃焼器部外へ放出することにより、予混合
器へ供給する空気流量を制御している。燃料は上記と同
じ制御であり、低負荷時に、燃料を供給している部分の
燃料と空気の流量比率を所定値に保つために流量制御弁
を通って放出する必要のある空気流量は全体空気流量に
対して少ない割合となる。
に設けた場合には、内筒全体へ供給する空気の一部分を
バイパスして燃焼器部外へ放出することにより、予混合
器へ供給する空気流量を制御している。燃料は上記と同
じ制御であり、低負荷時に、燃料を供給している部分の
燃料と空気の流量比率を所定値に保つために流量制御弁
を通って放出する必要のある空気流量は全体空気流量に
対して少ない割合となる。
以下1本発明の一実施例を第1図、第2図により説明す
る。入口に吸込空気流量制御が可能な案内翼をもつ圧縮
機で圧縮された空気は外筒102と内筒101とによっ
て形成される通路120を矢印201の方向に流れる。
る。入口に吸込空気流量制御が可能な案内翼をもつ圧縮
機で圧縮された空気は外筒102と内筒101とによっ
て形成される通路120を矢印201の方向に流れる。
内筒lotには図示しない冷却空気孔の他にパイロット
バーナ用の空気孔108.メインバーナ用の空気孔10
7゜109.110,122を設け、空気孔107゜1
22は流量制御弁106をもつ空気孔116を介して通
路120と連通している。
バーナ用の空気孔108.メインバーナ用の空気孔10
7゜109.110,122を設け、空気孔107゜1
22は流量制御弁106をもつ空気孔116を介して通
路120と連通している。
内情の中心にはパイロットバーナ用の燃料を供給する燃
料ノズル103を設け、その外周には予混合燃焼用のメ
インバーナ104と105をそれぞれ三個ずつ設けてお
り、燃料ノズル103への燃料供給系111.燃料ノズ
ル104への燃料供給系112.燃料ノズル105への
燃料供給系11、Tには、それぞれ、図示しない燃料制
御弁を設けている。
料ノズル103を設け、その外周には予混合燃焼用のメ
インバーナ104と105をそれぞれ三個ずつ設けてお
り、燃料ノズル103への燃料供給系111.燃料ノズ
ル104への燃料供給系112.燃料ノズル105への
燃料供給系11、Tには、それぞれ、図示しない燃料制
御弁を設けている。
燃料ノズル103から内筒101の内部へ供給された燃
料は空気孔108から旋回して流入した空気と混合しな
がら燃焼室115内で燃焼する。
料は空気孔108から旋回して流入した空気と混合しな
がら燃焼室115内で燃焼する。
一方、燃料ノズル104から予混合室114の内部へ供
給された燃料は空気孔109から旋回して流入した空気
と流量制御弁106をもつ空気孔116を経由して空気
孔107から流入した空気と混合して燃焼可能な予混合
気となり、1M焼室115内で燃焼する。燃料ノズル1
05から予混合室119の内部へ供給された燃料は空気
孔110から旋回して流入した空気と流量制御弁106
をもつ空気孔116を経由して空気孔122から流入し
た空気と混合して燃焼可能な予混合気となり。
給された燃料は空気孔109から旋回して流入した空気
と流量制御弁106をもつ空気孔116を経由して空気
孔107から流入した空気と混合して燃焼可能な予混合
気となり、1M焼室115内で燃焼する。燃料ノズル1
05から予混合室119の内部へ供給された燃料は空気
孔110から旋回して流入した空気と流量制御弁106
をもつ空気孔116を経由して空気孔122から流入し
た空気と混合して燃焼可能な予混合気となり。
燃焼室115内で燃焼する。
この燃焼器の出力毎の燃料配分を第3図に示し、空気配
分を第4図に示した。出力0%以下の起動着火から自立
運転および定格回転数運転まではパイロットバーナの燃
料ノズル103から燃料を供給し、燃焼室115内で燃
焼する。燃料ノズル104.105からは燃料を供給し
ない、出力O%から8%までも同様であり、燃料ノズル
103のみから燃料を供給しており、第3図ではPで示
している6次に出力a%とb%の範囲ではパイロットバ
ーナの燃料ノズル103から供給すると同時に、メイン
バーナの燃料ノズル104からも供給しており、燃料ノ
ズル104の燃料流量をM−1で示している。8力b%
以上ではすべての燃料ノズルから供給しており、燃料ノ
ズル105からの燃料流量をM−2で示している。空気
配分は第4図に示すように、パイロットバーナに供給す
る空気孔108からの流量をPで示し、メインバーナに
供給する空気孔107,109からの空気流量をM−1
で示し、他のメインバーナに供給する空気孔110,1
22からの空気流量をM−2で示し、内筒壁面冷却空気
流量をCで示した。出力a%以下ではパイロットバーナ
が安定高効率燃焼するように出力増加とともに空気流量
制御弁106を閉の方向に操作して空気孔116の面積
を減少し、内情全体空気孔面積も減少することにより。
分を第4図に示した。出力0%以下の起動着火から自立
運転および定格回転数運転まではパイロットバーナの燃
料ノズル103から燃料を供給し、燃焼室115内で燃
焼する。燃料ノズル104.105からは燃料を供給し
ない、出力O%から8%までも同様であり、燃料ノズル
103のみから燃料を供給しており、第3図ではPで示
している6次に出力a%とb%の範囲ではパイロットバ
ーナの燃料ノズル103から供給すると同時に、メイン
バーナの燃料ノズル104からも供給しており、燃料ノ
ズル104の燃料流量をM−1で示している。8力b%
以上ではすべての燃料ノズルから供給しており、燃料ノ
ズル105からの燃料流量をM−2で示している。空気
配分は第4図に示すように、パイロットバーナに供給す
る空気孔108からの流量をPで示し、メインバーナに
供給する空気孔107,109からの空気流量をM−1
で示し、他のメインバーナに供給する空気孔110,1
22からの空気流量をM−2で示し、内筒壁面冷却空気
流量をCで示した。出力a%以下ではパイロットバーナ
が安定高効率燃焼するように出力増加とともに空気流量
制御弁106を閉の方向に操作して空気孔116の面積
を減少し、内情全体空気孔面積も減少することにより。
相対的にPの割合を多くし、Mの割合を少なくして、出
力a%で、メインバーナの一部であるM−1が予混合燃
焼可能な燃空比となり、かつ、パイロットバーナも安定
燃焼可能な燃空比を保つように空気流量と燃料流量を制
御する。なお、予混合器119内は空気のみが流れてお
り、燃料は流れていない。出力b%以上ではメインバー
ナM−2でも予混合燃焼が可能となるように燃料ノズル
105にも燃料を流すとともに、メインバーナすべてが
予混合燃焼可能な燃空比となるように空気流量制御弁1
06を操作する。
力a%で、メインバーナの一部であるM−1が予混合燃
焼可能な燃空比となり、かつ、パイロットバーナも安定
燃焼可能な燃空比を保つように空気流量と燃料流量を制
御する。なお、予混合器119内は空気のみが流れてお
り、燃料は流れていない。出力b%以上ではメインバー
ナM−2でも予混合燃焼が可能となるように燃料ノズル
105にも燃料を流すとともに、メインバーナすべてが
予混合燃焼可能な燃空比となるように空気流量制御弁1
06を操作する。
本実施例によれば、出力a%以上の出力範囲でNOx排
出濃度の低い予混合低温燃焼を主体とした運転が可能で
あり、特に、8力b%以上ではパイロットバーナの燃料
流量割合を少なくシ、残りの燃料を、はぼ、一定の予混
合低温燃焼が可能なためにNOx排出濃度の変化が少な
い、また、予混合燃焼用メインバーナの燃料供給系を低
出力時に少なくしたことにより、予混合燃焼するために
必要な空気流量変化割合が小さくなり、低出力時の燃焼
器圧力損失が少なくなり、熱効率低下を少なくできた。
出濃度の低い予混合低温燃焼を主体とした運転が可能で
あり、特に、8力b%以上ではパイロットバーナの燃料
流量割合を少なくシ、残りの燃料を、はぼ、一定の予混
合低温燃焼が可能なためにNOx排出濃度の変化が少な
い、また、予混合燃焼用メインバーナの燃料供給系を低
出力時に少なくしたことにより、予混合燃焼するために
必要な空気流量変化割合が小さくなり、低出力時の燃焼
器圧力損失が少なくなり、熱効率低下を少なくできた。
なお1本発明はガス燃料および液体燃料に対して有効で
ある。
ある。
第6図に空気流量制御弁121を尾筒116に設けた一
例を示した。第6図の■−■断面を第7図に示した。低
負荷時の燃焼に関与しない空気は燃焼反応が完了する内
筒101の下流部から尾筒116の出口までの間で空気
孔120からバイパスして燃焼ガスと混合し、尾筒11
6出口のタービンへは第1図の構造と同量の燃焼ガスを
供給する。この燃焼器の出力毎の燃料配分を第8図に示
し、空気配分を第9図に示した。出力a%以下では燃料
ノズル103からのみ燃料を供給し、第8図ではPで示
している0次に出力a%とb%の範囲ではパイロットバ
ーナの燃料ノズル103から供給すると同時に、メイン
バーナの燃料ノズル104からも供給しており、燃料ノ
ズル104からの燃料流量をM−1で示している。出力
b%以上ではすべての燃料ノズルから供給しており、燃
料ノズル105からの燃料流量をM−2で示している。
例を示した。第6図の■−■断面を第7図に示した。低
負荷時の燃焼に関与しない空気は燃焼反応が完了する内
筒101の下流部から尾筒116の出口までの間で空気
孔120からバイパスして燃焼ガスと混合し、尾筒11
6出口のタービンへは第1図の構造と同量の燃焼ガスを
供給する。この燃焼器の出力毎の燃料配分を第8図に示
し、空気配分を第9図に示した。出力a%以下では燃料
ノズル103からのみ燃料を供給し、第8図ではPで示
している0次に出力a%とb%の範囲ではパイロットバ
ーナの燃料ノズル103から供給すると同時に、メイン
バーナの燃料ノズル104からも供給しており、燃料ノ
ズル104からの燃料流量をM−1で示している。出力
b%以上ではすべての燃料ノズルから供給しており、燃
料ノズル105からの燃料流量をM−2で示している。
空気配分は、第9r!!Iに示すように、パイロットバ
ーナに供給する空気孔108からの流量をPで示し、メ
インバーナに供給する空気孔107゜109からの空気
流量をM−1で示し、他のメインバーナに供給する空気
孔110,122からの空気流量をM−2で示し、内筒
壁面冷却空気流量をCで示し、空気孔120からのバイ
パス空気流量をBで示している。出力a%以下では空気
流量制御弁121を閉の位置として空気孔120からの
バイパス空気は零とする。出力a%になると、メインバ
ーナの一部であるM−1が予混合燃焼可能であり、かつ
、パイロットバーナも安定燃焼可能な燃空比を保つよう
に空気流量と燃料流量を制御する。なお、予混合器11
9内は空気のみが流れており、燃料は流れていない。出
力b%以上ではメインバーナM−2でも予混合燃焼が可
能となるように燃料ノズル105にも燃料を流し、メイ
ンバーナすべてが予混合低温燃焼可能な燃空比となるよ
うに空気流量制御弁121を操作する。
ーナに供給する空気孔108からの流量をPで示し、メ
インバーナに供給する空気孔107゜109からの空気
流量をM−1で示し、他のメインバーナに供給する空気
孔110,122からの空気流量をM−2で示し、内筒
壁面冷却空気流量をCで示し、空気孔120からのバイ
パス空気流量をBで示している。出力a%以下では空気
流量制御弁121を閉の位置として空気孔120からの
バイパス空気は零とする。出力a%になると、メインバ
ーナの一部であるM−1が予混合燃焼可能であり、かつ
、パイロットバーナも安定燃焼可能な燃空比を保つよう
に空気流量と燃料流量を制御する。なお、予混合器11
9内は空気のみが流れており、燃料は流れていない。出
力b%以上ではメインバーナM−2でも予混合燃焼が可
能となるように燃料ノズル105にも燃料を流し、メイ
ンバーナすべてが予混合低温燃焼可能な燃空比となるよ
うに空気流量制御弁121を操作する。
本実施例によれば、出力a%以上の出力範囲でNOx排
出濃度の低い予混合低温燃焼を主体とした運転が可能で
あり、特に、出力b%以上ではパイロットバーナの燃料
流量割合を少なくシ、残りの燃料をほぼ一定の予混合低
温燃焼が可能なために、N Ox排出濃度の変化が少な
い。また、予混合燃焼用メインバーナの燃料供給系を低
出力時に少なくしたことにより、予混合燃焼するために
必要な空気流量の変化割合が小さくなり、低出力時の燃
焼器圧力損失の減少が小さくなり、内筒上流部の壁面温
度上昇を防ぐことができた。なお2本発明はガス燃料お
よび液体燃料に対しても有効である。
出濃度の低い予混合低温燃焼を主体とした運転が可能で
あり、特に、出力b%以上ではパイロットバーナの燃料
流量割合を少なくシ、残りの燃料をほぼ一定の予混合低
温燃焼が可能なために、N Ox排出濃度の変化が少な
い。また、予混合燃焼用メインバーナの燃料供給系を低
出力時に少なくしたことにより、予混合燃焼するために
必要な空気流量の変化割合が小さくなり、低出力時の燃
焼器圧力損失の減少が小さくなり、内筒上流部の壁面温
度上昇を防ぐことができた。なお2本発明はガス燃料お
よび液体燃料に対しても有効である。
本発明によれば、低負荷から高負荷にわたって、空気流
量変化割合を少なくして予混合低温燃焼を主としたNO
x排出濃度の低い運転を、実現することができるので、
低負荷時の燃焼器圧力損失の上昇を少なくシ、熱効率の
低下を少なくすることができる。
量変化割合を少なくして予混合低温燃焼を主としたNO
x排出濃度の低い運転を、実現することができるので、
低負荷時の燃焼器圧力損失の上昇を少なくシ、熱効率の
低下を少なくすることができる。
また、燃焼に不要な空気をバイパスする場合には、低負
荷から高負荷にわたって、空気流量変化割合を少なくし
て予混合低温燃焼を主としたNOx排出濃度の低い運転
を実現することができるので。
荷から高負荷にわたって、空気流量変化割合を少なくし
て予混合低温燃焼を主としたNOx排出濃度の低い運転
を実現することができるので。
低負荷時の燃焼器圧力損失の減少を小さくし、内筒上流
部の壁面温度上昇を少なくすることができる。
部の壁面温度上昇を少なくすることができる。
第1図は本発明の一実施例の連焼器部の断面図、第2図
は第1図の■−■線断面図、第3図は本発明の詳細な説
明図、第4図は本発明の詳細な説明図、第5図は従来例
の燃焼器部断面図、第6図は本発明の第二の実施例の燃
焼器部断面図、第7図は第6図の■−■線断面図、第8
図は本発明の変形例の燃料配分の説明図、第9図は本発
明の変形例の空気配分説明図である。 101・・・内筒、102・・・外筒、103・・・燃
料ノズル、104・・・燃料ノズル、105・・・燃料
ノズル、106・・・空気流量制御弁、114・・・予
混合器、116・・・尾筒、119・・・予混合室、1
21・・・空気流量制御弁。 第 図 第 図 第 図 第 図 第6図 一8図 需9図
は第1図の■−■線断面図、第3図は本発明の詳細な説
明図、第4図は本発明の詳細な説明図、第5図は従来例
の燃焼器部断面図、第6図は本発明の第二の実施例の燃
焼器部断面図、第7図は第6図の■−■線断面図、第8
図は本発明の変形例の燃料配分の説明図、第9図は本発
明の変形例の空気配分説明図である。 101・・・内筒、102・・・外筒、103・・・燃
料ノズル、104・・・燃料ノズル、105・・・燃料
ノズル、106・・・空気流量制御弁、114・・・予
混合器、116・・・尾筒、119・・・予混合室、1
21・・・空気流量制御弁。 第 図 第 図 第 図 第 図 第6図 一8図 需9図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、圧縮機からの高圧空気と、別系統から供給される燃
料をその内部空間で混合、燃焼する内筒と、前記内筒の
内部へ燃料を供給する燃料ノズルと、前記内筒で生成し
た燃焼ガスを下流のタービンへ導く尾筒と、これらを収
納する外筒より成るガスタービン燃焼器において、 前記燃料との予混合気を形成するための空気の流量制御
弁を内筒流路入口に設け、かつ、空気との予混合気を形
成するための燃料を供給する燃料ノズルを複数組に分け
、各々の組に対して燃料流量制御機構をもつ供給系を設
け、前記燃料ノズルへの燃料供給、供給停止および燃空
比制御を可能にしたことを特徴とするガスタービン燃焼
器。 2、請求項1において、前記空気の流量制御弁を前記内
筒の後流又は前記尾筒に設けたガスタービン燃焼器。 3、請求項1において、前記空気流量制御弁を外筒と燃
焼器部外部低圧部との連結部に設けたガスタービン燃焼
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24235990A JPH04124520A (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | ガスタービン燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24235990A JPH04124520A (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | ガスタービン燃焼器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04124520A true JPH04124520A (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=17088016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24235990A Pending JPH04124520A (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | ガスタービン燃焼器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04124520A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5349812A (en) * | 1992-01-29 | 1994-09-27 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine combustor and gas turbine generating apparatus |
JPH0842851A (ja) * | 1994-07-29 | 1996-02-16 | Natl Aerospace Lab | 空気配分制御ガスタービン燃焼器 |
US5836164A (en) * | 1995-01-30 | 1998-11-17 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine combustor |
US6783297B2 (en) | 2001-01-25 | 2004-08-31 | Kurashiki Kako Co., Ltd. | Shift lever bush |
US20080017108A1 (en) * | 2006-06-30 | 2008-01-24 | Czerniak Michael R | Gas combustion apparatus |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59202324A (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-16 | Hitachi Ltd | ガスタ−ビン低NOx燃焼器 |
JPH0443220A (ja) * | 1990-06-07 | 1992-02-13 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | ガスタービンの燃焼器 |
-
1990
- 1990-09-14 JP JP24235990A patent/JPH04124520A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59202324A (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-16 | Hitachi Ltd | ガスタ−ビン低NOx燃焼器 |
JPH0443220A (ja) * | 1990-06-07 | 1992-02-13 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | ガスタービンの燃焼器 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5349812A (en) * | 1992-01-29 | 1994-09-27 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine combustor and gas turbine generating apparatus |
JPH0842851A (ja) * | 1994-07-29 | 1996-02-16 | Natl Aerospace Lab | 空気配分制御ガスタービン燃焼器 |
US5836164A (en) * | 1995-01-30 | 1998-11-17 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine combustor |
US6783297B2 (en) | 2001-01-25 | 2004-08-31 | Kurashiki Kako Co., Ltd. | Shift lever bush |
US20080017108A1 (en) * | 2006-06-30 | 2008-01-24 | Czerniak Michael R | Gas combustion apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR0157140B1 (ko) | 가스터빈 연소장치 및 그 연소제어방법 | |
JP2644745B2 (ja) | ガスタービン用燃焼器 | |
AU608083B2 (en) | Combustor for gas turbine | |
US5615555A (en) | Dual fuel injector with purge and premix | |
US4380895A (en) | Combustion chamber for a gas turbine engine having a variable rate diffuser upstream of air inlet means | |
JP3335713B2 (ja) | ガスタービン燃焼器 | |
US5121597A (en) | Gas turbine combustor and methodd of operating the same | |
EP0680554B1 (en) | Turbine engine control system | |
JP3180138B2 (ja) | 予混合ガスノズル | |
US5311742A (en) | Gas turbine combustor with nozzle pressure ratio control | |
US4671069A (en) | Combustor for gas turbine | |
JPH05196232A (ja) | 耐逆火性燃料ステージング式予混合燃焼器 | |
US4446692A (en) | Fluidic control of airflow in combustion chambers | |
JP2004184072A (ja) | ガスタービンエンジンの燃焼器エミッションを減少させる方法及び装置 | |
WO2007104599A1 (en) | Burner, in particular for a gas turbine combustor, and method of operating a burner | |
US6327860B1 (en) | Fuel injector for low emissions premixing gas turbine combustor | |
GB2161914A (en) | Combustion equipment for a gas turbine engine | |
Leonard et al. | Development of an aeroderivative gas turbine dry low emissions combustion system | |
JPH04124520A (ja) | ガスタービン燃焼器 | |
WO1998025084A1 (en) | DIFFUSION AND PREMIX PILOT BURNER FOR LOW NOx COMBUSTOR | |
JPH0115775B2 (ja) | ||
JPH1089689A (ja) | ガスタービン燃焼器 | |
JPH04131619A (ja) | ガスタービン燃焼器 | |
JPH0443726Y2 (ja) | ||
JPH0139016B2 (ja) |