JPH04124490U - 機能付き時計用文字板 - Google Patents
機能付き時計用文字板Info
- Publication number
- JPH04124490U JPH04124490U JP3649091U JP3649091U JPH04124490U JP H04124490 U JPH04124490 U JP H04124490U JP 3649091 U JP3649091 U JP 3649091U JP 3649091 U JP3649091 U JP 3649091U JP H04124490 U JPH04124490 U JP H04124490U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- function
- hand
- watch
- dial
- depth
- Prior art date
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- Pending
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 34
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 16
- 230000009189 diving Effects 0.000 description 3
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、機能針を使用しない通常使用状
態、あるいは店頭に展示されている状態において、少な
くとも機能を表現している文字を読み取れるようにする
ことにある。 【構成】 指針表示式の機能付き時計において、機能に
関する文字の文字板への印刷は機能針が機能していない
時の停止位置を避けて印刷されている。 【効果】 機能針を使用しない状態において、機能に関
する文字を読み取ることができる文字板ができるように
なった。
態、あるいは店頭に展示されている状態において、少な
くとも機能を表現している文字を読み取れるようにする
ことにある。 【構成】 指針表示式の機能付き時計において、機能に
関する文字の文字板への印刷は機能針が機能していない
時の停止位置を避けて印刷されている。 【効果】 機能針を使用しない状態において、機能に関
する文字を読み取ることができる文字板ができるように
なった。
Description
【0001】
本考案は、指針を利用して水深、気圧、高度等の物理量の測定機能、あるいは
タイマー、ストップウオッチ等の時刻計時機能等を表示する指針表示式の機能付
き時計用文字板に関するものである。
【0002】
近年時計用マイクロコンピュータの発展と共に、指針を使って機能表示をする
時計が増えて来ている。図4は、時計用マイクロコンピュータを利用して水深を
測定する機能の付いた従来の指針表示式の機能付き時計の平面図で、水深測定機
能を有するダイバーズウオッチの例を示している。
【0003】
10は水深測定が可能な機能付き時計、9は水深測定機能付き時計10の胴、
9aはセンサカバーであり、センサカバー9aの下面の胴9には図示されていな
いが圧力センサが配置され、該圧力センサによって水圧を検出し、水深を測定で
きるように構成されている。7は1分単位の目盛が刻まれたレジスタリングで、
レジスタリング7は胴9にはめ込まれ、潜水時間の計測として利用される。21
は文字板で、文字板21には商標”CITIZEN”、ISOのダイバーズウオ
ッチの規格に合格したことを表す”DIVERS”及び何mまでの水中浸せきに
耐えられるように設計されているかを示す”200m”等の機能に関する文字2
1aや分目盛21bが印刷されている。8は文字板21外周部に配設された見返
しリングであり、見返しリング8には時刻モードを表す為の文字”EX”8a、
深度アラームセットモードを表す為の文字”AL”8b、水深計測モードおよび
水深を表示する為の数字”0”8c、水深を表示するための数字”3”〜”80
”8dが印刷されている。
【0004】
2は第1の機能針で、水深計測モード以外のモード及び水深計測モードで水圧
が検知されていない時は水深を表示する為の数字”0”の位置8cに停止してい
る。そして水深計測モードで水圧が検知されると、第1の機能針2は水深を示す
深度針として移動を開始し、第1の機能針2が指した見返しリング8上の”3”
〜”80”の数字8dと目盛8eを使って水深値を示せるように構成されており
、例えば図4では水深21mを示している。3は第2の機能針で、第2の機能針
3は潜水していない時の時計のモード表示針と潜水中の最大水深を示す最大深度
針とに兼用して使用される。図4の例では最大深度針として使用されている状態
を示しており、最大深度が54mであることを示している。4は時針、5は分針
、6は秒針であり、図示の如く中5針の指針表示式の機能付き時計10となって
いる。
【0005】
11、12、13は押しボタン、14はリューズで、押しボタン11、12、
13、リューズ14により修正用の外部操作部材が構成されている。押しボタン
13は時刻モード、深度アラームセットモード、水深計測モードに切換指定する
為の機能モード切換ボタンであり、該押しボタン13の操作により前記第2の機
能針3が動作し、文字板21外周部に配設された見返しリング8に印刷された時
刻モードを表す”EX”8a、深度アラームセットモードを表す”AL”8b、
水深計測モードを表す”0”8cのいずれかの印刷位置に移動し、第2の機能針
3により現在のモードが切換指示される。
【0006】
押しボタン11、12は各モードにおける機能操作を行う外部操作部材であり
、時刻モード状態、すなわち第2の機能針3が”EX”8aの印刷位置の時に、
押しボタン11を操作すると、前回潜水した時の最大深度の値を第2の機能針3
によって指示され(最大深度のメモ呼び出しが行われ)、押しボタン12を操作
することにより後述する深度アラームのモニター音が報知される。又、深度アラ
ームセットモード状態、すなわち第2の機能針3が”AL”8bの印刷位置の時
に、押しボタン11、12の操作をすると、第1の機能針2が正転及び逆転し、
深度アラームセット値を第1の機能針2によって設定できるようになっている。
なお、深度アラームとは、水深計測モード状態で計測した水深が設定した深度ア
ラームセット値以上になった時に報知するようにしたものである。
【0007】
一般に、指針表示式の時計は、カタログを作るにあたりデザインのバランスか
ら各指針の指す時刻を10時9分35秒に設定する場合がほとんどである。又、
水深、気圧、高度等の物理量の測定機能、あるいはタイマー、ストップウオッチ
等の時刻計時機能等を指針を使って表示する時計では、その機能を紹介する意味
でも、その動作状態が示せるようにデザイン上のバランスの良い位置に機能針が
設置される。その結果、機能に関する文字21aは残された文字板21上の空間
のバランスの良いところにという制約のみを考慮して配置され、こうして時計全
体のデザインが決定し、時計のカタログに掲載されることになる。この状態を示
したものが図4で、時刻10時9分35秒、水深21m、最大水深54mの状態
を示しており、”CITIZEN”、”DIVERS”及び”200m”等の機
能に関する文字21aは12時位置に印刷されている。
【0008】
ここで図4の時計が実際に店頭に置かれる時の状態について考えてみる。図3
は、図4の時計が実際に店頭に置かれた時の平面図である。店頭に並べておく時
には、電池の消耗や、水深計測モードにしても水深を計測している状態に出来な
いこと、あるいは時計用マイクロコンピュータのソフトの関係で時刻モードにオ
ートリターンがかかってしまう等の問題から、時刻モード状態、すなわち機能針
が機能していない時の機能針の停止位置である第2の機能針3が”EX”の印刷
位置8a、第1の機能針2が”0”の印刷位置8cに移動している。図4と図3
を比較すれば明らかなように、図4に示すようにカタログ上でのデザインのバラ
ンスから決定した機能に関する文字21aの配置では、カタログ上では商標”C
ITIZEN”、ISOのダイバーズウオッチの規格に合格したことを表す”D
IVERS”及び何mまでの水中浸せきに耐えられるように設計されているかを
示す”200m”等の機能に関する文字21aがはっきりと読み取れるのに対し
、実際に店頭に置かれた時の図3の状態においては、第1の機能針2及び第2の
機能針3の下に機能に関する文字21aが隠れてしまい、文字板21に印刷した
機能に関する文字21aが読み取れなくなるという欠点があった。
【0009】
本考案の目的は、機能針を使用しない通常使用状態、あるいは店頭に展示され
ている状態において、少なくとも機能を表現している文字を読み取れるようにす
ることにある。
【0010】
前記目的を達成するための要旨は、水深、気圧、高度等の物理量の測定機能、
あるいはタイマー、ストップウオッチ等の時刻計時機能等を機能針を利用して表
示する指針表示式の機能付き時計において、少なくとも前記機能に関する文字の
該時計の文字板への印刷は前記機能針が機能していない時の機能針の停止位置を
避けて印刷されていることを特徴とする。
【0011】
本考案における指針表示式の機能付き時計は、機能針の停止位置を避けて機能
に関する文字を印刷することにより、機能針を使用しない通常使用状態、あるい
は店頭に展示されている状態において容易に機能を表現している文字を読み取れ
るようにしている。
【0012】
以下図面により本考案の一実施例を詳細に説明する。図1は本考案の一実施例
を示す指針表示式の機能付き時計の平面図で、該時計が実際に店頭に置かれた時
の状態を示しており、図2は図1の時計をカタログに掲載したときの平面図を示
している。なお、図3、図4と同一要素には同一番号を付して説明は省略する。
【0013】
1は文字板、1aは図3、図4と同様に商標”CITIZEN”、ISOのダ
イバーズウオッチの規格に合格したことを表す”DIVERS”及び何mまでの
水中浸せきに耐えられるように設計されているかを示す”200m”等の機能に
関する文字である。文字板1以外の要素は図3、図4と同じであり、こうして水
深測定機能付き時計10が構成されている。
【0014】
本考案の実施例では、時刻モード状態、すなわち第2の機能針3が”EX”の
印刷位置8aにあり、且つ第1の機能針2が”0”の印刷位置8cにある時、す
なわち機能針を使用しない通常使用状態、あるいは店頭に展示されている状態に
おいて、少なくとも機能に関する文字板1上の文字1aが読み取れ、且つ時計の
カタログに掲載される状態においても機能に関する文字1aが読み取れるように
、機能に関する文字1aをデザインのバランスも考慮して文字板1の6時位置に
印刷している。
【0015】
本実施例では、文字板1の6時位置に機能に関する文字1aを印刷した例を示
したが、もちろん6時位置にこだわる必要はなく、機能針を使用しない通常使用
状態、あるいは店頭に展示されている状態において、少なくとも機能に関する文
字1aが読み取れる文字板1上の任意の位置に印刷しても良いことは明らかであ
る。さらに本実施例では、水深を表示するための機能針を有するダイバーズウオ
ッチの例を説明してきたが、もちろん気圧、高度等の物理量の測定機能、あるい
はタイマー、ストップウオッチ等の時刻計時機能等を表示する指針表示式に応用
しても良いことは明らかである。
【0016】
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、指針を利用して水深、気圧、
高度等の物理量の測定機能、あるいはタイマー、ストップウオッチ等の時刻計時
機能等を表示する指針表示式の時計において、機能針を使用しない通常使用状態
、あるいは店頭に展示されている状態においても機能を表現している文字を読み
取ることができる文字板を提供することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す指針表示式の機能付き
時計の平面図で、時計が実際に店頭に置かれた時の平面
図を示す。
時計の平面図で、時計が実際に店頭に置かれた時の平面
図を示す。
【図2】本考案の一実施例を示す指針表示式の機能付き
時計の平面図である。
時計の平面図である。
【図3】従来例の指針表示式の機能付き時計の平面図
で、図4の時計が実際に店頭に置かれた時の平面図を示
す。
で、図4の時計が実際に店頭に置かれた時の平面図を示
す。
【図4】従来例の指針表示式の機能付き時計の平面図で
ある。
ある。
1 文字板
2 第1の機能針
3 第2の機能針
4 時針
5 分針
6 秒針
1a 印刷文字
10 機能付き時計
Claims (1)
- 【請求項1】水深、気圧、高度等の物理量の測定機能、
あるいはタイマー、ストップウオッチ等の時刻計時機能
等を機能針を利用して表示する指針表示式の機能付き時
計において、少なくとも前記機能に関する文字の該時計
の文字板への印刷は前記機能針が機能していない時の機
能針の停止位置を避けて印刷されていることを特徴とす
る指針表示式の機能付き時計用文字板
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3649091U JPH04124490U (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 機能付き時計用文字板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3649091U JPH04124490U (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 機能付き時計用文字板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04124490U true JPH04124490U (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=31918426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3649091U Pending JPH04124490U (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 機能付き時計用文字板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04124490U (ja) |
-
1991
- 1991-04-23 JP JP3649091U patent/JPH04124490U/ja active Pending
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