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JPH04122214A - タイルカーペット - Google Patents

タイルカーペット

Info

Publication number
JPH04122214A
JPH04122214A JP2243000A JP24300090A JPH04122214A JP H04122214 A JPH04122214 A JP H04122214A JP 2243000 A JP2243000 A JP 2243000A JP 24300090 A JP24300090 A JP 24300090A JP H04122214 A JPH04122214 A JP H04122214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intermediate layer
carpet
tile carpet
fabric
polyester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2243000A
Other languages
English (en)
Inventor
Inahiko Takasu
高須 稲彦
Koji Muro
室 浩二
Shigenori Sakai
坂井 重憲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamoto Sangyo KK
Original Assignee
Yamamoto Sangyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamamoto Sangyo KK filed Critical Yamamoto Sangyo KK
Priority to JP2243000A priority Critical patent/JPH04122214A/ja
Publication of JPH04122214A publication Critical patent/JPH04122214A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carpets (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、タイルカーペットの改良に関するものであり
、詳細には、オフィスや一般家庭のフロアに敷設される
内装用タイルカーペットの遮音性、クツション性、なら
びに、施工性の改良手段に関するものである。
[従来の技術〕 内装用タイルカーペット(6)は、第4図に示すように
、基布(2)にパイル(1)を植設することによって形
成されたパイル布帛からなる表面材(5)の裏面を、ポ
リ塩化ビニル等の合成樹脂、ゴム、瀝青質等からなる裏
面材(バッキング材)(3)で被覆することによって製
作されている。
また、場合によっては、タイルカーペット(6)の寸法
安定性を向上させるため、上記裏面材(3)中にガラス
繊維やポリエステル樹脂等からなる不織布やネット(4
)を埋入させている。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図に示す従来のタイルカーペット(6)は、表面材
(5)の裏面を合成樹脂、ゴム、瀝青質等からなる高密
度の裏面材(3)で被覆した積層構造を具えているため
、重量が太き(、取扱い、運搬、施工作業性に問題があ
る。更に、上記裏面材(3)を使用した場合、合成樹脂
、ゴム、瀝青質の中に気泡が介在していないか、介在し
ていても気泡の混入度合が非常に低いため、軽量衝撃音
に対する遮音性能が充分な効果をもたらさないという問
題も指摘されている。また、現在、最も普及しているポ
リ塩化ビニル樹脂を裏面材(3)として使用したタイル
カーペット(6)は、ピッチ(ビチューメン)を裏面材
(3)として使用した場合に問題となる表面材であるパ
イル布帛へのピッチの滲み出しがない反面−火災時に煙
や有害ガスが発生するという欠点を内在させている。
〔課題を解決するための手段」 上記課題の解決手段として本発明は、 (1)カーペットからなる表面材と、上記表面材の裏面
を被覆するポリウレタン系弾性発泡体からなる中間層と
、上記中間層の裏面を被覆する布帛、紙、樹脂フィルム
、または瀝青質からなる裏面材との積層構造を有し、上
記表面材、中間層、裏面材を直接又は接着により一体化
したことを特徴とするタイルカーペット、および、 (2)上記中間層中に、ガラス、ポリエステル等の布帛
、あるいは、ネットを埋入敷設したことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のタイルカーペットを提供する
ものである。
〔作用] カーペットからなる表面材と、布帛、紙、樹脂フィルム
、または瀝青質からなる裏面材とを、ポリウレタン系弾
性発泡体から居る中間層を介して直接又は接着により一
体構造化し、上記中間層を形成するポリウレタン系弾性
発泡体を遮音材として機能させることによって、タイル
カーペットのクツション性と遮音性能、特に軽量衝撃音
に対する遮音性能が向上する。また、上記のようにタイ
ルカーペットの中間層としてポリウレタン系弾性発泡体
を使用することによって、タイルカーペットの重量が大
幅に軽減され、運搬や施工が容易になる。更に、中間層
たる上記ポリウレタン系弾性発泡体中にガラス、ポリエ
ステル等の布帛、あるいは、ネットを埋入敷設すること
によって、中間層の寸法安定性が向上する。
〔実施例] 第1図は、本発明に係るタイルカーペントの基本構造を
説明する縦断面図である。同図において表面材(5)は
、タイルカーペット(10)として使用可能なものであ
れば、パイル(1)の形成手段、ならびに、その形成材
料を自由に選択することができる。即ち、パイル(1ン
の形成手段としては、ニードルバンチ、不織布、電着、
ボンデツド、タフテッド、ウィルトン、あるいは、織成
等が挙げられ、パイル(1)の形成素材としては、ポリ
エステル、ポリアミド、ポリアクリロニトリル等の合成
繊維、あるいは、レーヨン等の化学繊維のフィラメント
、あるいは、ステープル、および、ウール、木綿等の天
然繊維のステーブル等が挙げられる。パイル(1)の形
状に関しても特別の制限は認められず、フラット、ルー
プ、カット、ハイ・ローループ、ハイカット・ロールー
プ等から最終製品の用途に応じて選択する。
表面材(5)がタフテッド・カーペットである場合、基
布(2)の形成材料は特に限定されないが、経済性と最
終製品たるタイルカーペラ) (10)の寸法安定性を
考慮して、ポリエステル繊維を主成分とするスパンボン
ド不織布を使用することが好ましい。上記ポリエステル
繊維を主成分とするスパンボンド不織布中に適量のガラ
ス繊維を配合すると、タフテッドカーペット(10)の
寸法安定性は一層向上する。
中間層(7)は、発泡後の密度が0.18以下、更に好
ましくは、0.1以下のポリウレタン系弾性発泡体から
形成されている。このポリウレタン系弾性発泡体の組成
、および、発泡手段としては、例えば、特公昭59−4
3592号公報(特許第1265258号)に記載され
たウレタン組成物と発泡工程を利用することができる。
上記特公昭59−43592号公報においては、反応性
ウレタン形成剤の混合物を層状に形成し、予め加熱した
表面材(5)に上記層状に形成された反応性ウレタン形
成剤の混合物を一体化し、この後、上記反応性ウレタン
形成剤の混合物を加熱し、熟成、および、化学的な発泡
工程を経ることによって表面材(5)の裏面に多孔質の
ウレタン膨張層からなる中間層(7)を形成している。
どのような発泡手段を採用する場合にも、ポリウレタン
系弾性発泡体からなる中間層(7)が、カーペットから
なる表面材(5)と、布帛、紙、樹脂フィルム、または
、瀝青質からなる裏面材(8)との間に、一体構造をな
して保持されていることが必要である。接着一体化する
場合に裏面材(8)の上面と対向する上記中間層(7)
の下面に、実公昭60−38714号公報、実開昭62
−136873号公報、或いは、本発明の第3図に例示
するように図示しない発泡装置へのポリウレタン系弾性
発泡体の付着を防止するため離形材としてアクリル酸エ
ステル系樹脂フィルム(11)を接合配置することも可
能である。
裏面材(8)の形成材料としては、紙、布帛、ニードル
バンチ・カーペット、テープファブリック、繊維ウェブ
とテープファプリツタの接合構造物、樹脂フィルム、あ
るいは、瀝青質が挙げられる。最終製品たるタイルカー
ペット(10)の寸法安定性を向上させるためには、裏
面材(8)として、ポリエステル繊維を主成分とする布
帛、あるいは、ポリエステル繊維を配合した不織布、ま
たは、紙を使用することが好ましい。
また、ポリウレタン系弾性発泡体からなる中間層(7)
の裏面材(8)への含浸をコントロールするため、裏面
材(8)が布帛である場合には、ポリウレタン系弾性発
泡体と接する布帛の表面にプレコーティングを施したり
、第1図に参照番号(9)で表示するように布帛の中に
編織物を挿入することが好ましい。この編織物(9)の
材質は特に限定されないが、タイルカーペット(10)
の寸法安定性を向上させる見地からポリエステル繊維か
らなる編織布が賞月される。裏面材(8)として起毛面
(8A)を有する布帛を使用する場合には、第1図およ
び第2図に示すように、上記起毛面(8A)を中間層(
7)の形成材料たるポリウレタン系弾性発泡体の反対側
に配設する。この起毛面(8A)は、タイルカーペット
(10)を、図示しないフロア上に固定、あるいは、接
着する際に、固定・接着媒体、例えば布ファスナと係合
し、位置決め固定機能を発揮する。起毛面(8A)を形
成する布帛の毛羽は、30乃至200g/rrfの範囲
で出来る限り均一に分布配設させることが好ましい。こ
のように、ポリウレタン系弾性発泡体(7)の下面を裏
面材(8)で被覆し、両者を直接又は接着により一体化
することによって、タイルカーペラ) (10)に腰と
張りが与えられ、寸法安定性と作業性が向上する。
中間11(7)を形成するポリウレタン系弾性発泡体は
、第1図に示すように単独で表面材(5)と裏面材(8
)の間に配設してもよいが、寸法安定性を向上させるた
めに、第2図、および第3図に参照番号(12)で表示
するように中間層(7)内に40g/r+(程度のガラ
ス繊維やポリエステル繊維のネット(12) 、あるい
は、ポリエステル樹脂の布帛(12A )を単独、ある
いは、重ね合わせ状態で挿入することも可能である。
本発明において、表面材(5)、中間層(7)・裏面材
(8)を直接に一体化する方法としては、1工程内で特
別の接着材を用いることなく、裏面材(8)の内側にポ
リウレタン系弾性発泡体の原液を塗布しつつ、表面材(
5)を重ね合わせ、同時に一体化する方法で、ポリウレ
タン系弾性発泡体の原液が発泡しつつ中間層(7)を形
成し、同時に表面材(5)と裏面材(8)に含浸し、表
面材(5)、中間層(7)、裏面材(8)を固定−体化
する方法であり、接着により一体化する方法としては、
表面材(5)と中間層(7)とを上記の工程で生産し、
出来上がった半製品の裏面に紙等の裏面材を接着固定す
る方法か、又はボ1.1塩化ビニール等の合成樹脂瀝青
質等の裏面材を塗布する方法である。
:発明の効果〕 大発明に係るタイルカーペットは、カーペットからなる
表面材と布帛、紙、樹脂フィルムまたは、瀝青質からな
る裏面材との間に、ポリウレタン系弾性発泡体からなる
中間層を介在させることによって、軽量化が促進され、
運搬や施工が容易になり、また、クツション性や軽量衝
撃音に対する遮音性が大幅に向上する。即ち、本発明の
カーペットと従来のカーペットの建物の遮音性能基準に
よる床衝撃音レベルを比較すると次の通りであった。
本発明によるタイルカーベントは、重量1.0〜2.5
kg7rrrで、軽量衝撃音は極めて静寂なレベルであ
るL40以上の性能特級をクリヤしたのに対し、tll
+Pvcタイルカーペットは、重量4.5〜6 kg/
rr?で、軽量衝撃音は、日常騒音レベルでL55近辺
の2級であった。また、上記中間層中にガラス、ポリエ
ステル等の布帛、あるいは、ネットを挿入することによ
ってタイルカーペットの寸法安定性が向上し 施工時の
作業性が一層改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の具体例を示すタイルカーペ
ットの縦断面図、第4図は従来のタイルカーペットの縦
断面図である。 (1)−−−バイル糸、   (2) 、−基布、(5
) −m=表面材、    (7) −中間層、(8)
 −裏面材、 (10)・−タイルカーペット、 (12) −ガラス繊維やポリエステル繊維のネン(1
2A)−ポリエステル樹脂の布帛。 ト、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カーペットからなる表面材と、 上記表面材の裏面を被覆するポリウレタン系弾性発泡体
    からなる中間層と、 上記中間層の裏面を被覆する布帛、紙、樹脂フィルム、
    または、瀝青質からなる裏面材との積層構造を有し、 上記表面材、中間層、裏面材を直接又は接着により一体
    化したことを特徴とするタイルカーペット。
  2. (2)上記中間層中に、ガラス、ポリエステル等の布帛
    、あるいは、ネットを埋入敷設したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のタイルカーペット。
JP2243000A 1990-09-12 1990-09-12 タイルカーペット Pending JPH04122214A (ja)

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JP2243000A JPH04122214A (ja) 1990-09-12 1990-09-12 タイルカーペット

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JP2243000A JPH04122214A (ja) 1990-09-12 1990-09-12 タイルカーペット

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JPH04122214A true JPH04122214A (ja) 1992-04-22

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JP2243000A Pending JPH04122214A (ja) 1990-09-12 1990-09-12 タイルカーペット

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07236561A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Toho Rayon Co Ltd ホットカーペットカバー
JP2006518616A (ja) * 2003-01-30 2006-08-17 タック ファスト システムズ ソシエテ アノニム カーペットタイル、設備、およびカーペットタイルの製造および取り付ける方法
WO2016110547A1 (en) * 2015-01-09 2016-07-14 Dsm Ip Assets B.V. A method to manufacture a textile product, a use thereof and a device for applying the method

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