JPH04122213A - 収納部を有するスプーン

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）インスタントコーヒーを作るときなどに使用するスプー
ンの改良に関する。

（従来技術）インスタントコーヒーを作るのに必要な砂糖やコーヒー
、ミルク、スプーンなどが各々別個にお盆の上に揃えら
れ、各自が好みに合わせて砂糖やミルクの包体を破って
中味を取り出しスプーンで掻き回して調合していた。

（発明が解決しようとする課題）コーヒーを飲むことが習慣化し、１日に５回も６回も飲
む人も多く、また来客の都度上述のように各々別個にな
っている品を全部取り揃えたり持ち運ぶのは手数を要し
、不便であるという問題点があった。

（課題を解決するための手段）この発明では上述の問題点を解決するためインスタント
コーヒーを作るのに必要な調味料などの食品を、スプー
ンに設けた中空部に収納してひとまとめの集合体とする
ものである。

（作用）第１図および第２図に示すスプーンは柄に１室の中空部
を設けたもので必要に応じ密封材を破るか剥し開口部を
下向きにして中の砂糖かミルクなどをコーヒー茶碗の中
に落として、そのスプーンで掻き回せばよい。

３室に仕切られた収納部を有するスプーンは例えば、砂
糖が不用の場合はコーヒーとミルクの収納部だけ密封材
を破って開口部を下向きにすれば必要な品だけを出すこ
とかできるものでこのような合成樹脂製のスプーンは使
用後槽てればよい。

第４図に示したのは業務用に使用するもので主として金
属製であり、収納部は蓋で閉口してあり使用するときは
蓋をまわして　蓋と収納部の側面に各々設けた穴を合致
させて下向きにすれば中味を取り出すことができる。

（実施例）以下　本発明を図面を参照して説明する。

第１図および第２図に示す本発明のスプーン１は主とし
て合成樹脂から製作され柄２を円筒状にして中空部を設
け、砂糖３など食品の収納部６としたもので、収納部６
の開口部周縁につば７を設け、アルミ箔１紙などの密封
材８を接着しである。

収納部６は第３図に示すように３室くらいに仕切って各
々に砂糖３やミルク４、コーヒー５などを収納してもよ
い。

第４図は収納部６を着脱式の蓋９により閉口するように
したもので主として金属製であり、収納部６と蓋９の側
面に各々穴１０．１１が設けてあり、１２は柔軟材から
なるパツキンである。

（効果）本発明は上述のとおり構成したので以下に記載する効果
を奏するインスタントコーヒーを作るときに幾種類もの物品を収
納場所から出し、取り揃えて持ち運ぶ面倒が緩和される
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明スプーンの平面図、第２図は柄の縦断面
図、第３図は３室の収納部を有する柄の横断面図、第４
図は収納部に着脱式の蓋を設けた状態を示す要部断面図
である。６・・・収納部　　　８・・・密封材９・・・蓋

【特許請求の範囲】