JPH0412111A - エンジンのブリーザ室構造 - Google Patents
エンジンのブリーザ室構造Info
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- JPH0412111A JPH0412111A JP11292090A JP11292090A JPH0412111A JP H0412111 A JPH0412111 A JP H0412111A JP 11292090 A JP11292090 A JP 11292090A JP 11292090 A JP11292090 A JP 11292090A JP H0412111 A JPH0412111 A JP H0412111A
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- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 99
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 12
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 11
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 6
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/02—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
- F01N3/021—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
- F01N3/023—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles
- F01N3/027—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles using electric or magnetic heating means
- F01N3/028—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles using electric or magnetic heating means using microwaves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M13/00—Crankcase ventilating or breathing
- F01M13/04—Crankcase ventilating or breathing having means for purifying air before leaving crankcase, e.g. removing oil
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はエンジンのブリーザ室構造に係り、特にブロ
ーバイガス中に含有するオイルを効果的に分離するとと
もに、部品点数を低減して構成の簡素化を図り得るエン
ジンのブリーザ室構造に関する。
ーバイガス中に含有するオイルを効果的に分離するとと
もに、部品点数を低減して構成の簡素化を図り得るエン
ジンのブリーザ室構造に関する。
エンジンにおいては、燃焼室からピストンとシリンダ壁
の隙間を通過してクランクケース内のクランク室に漏洩
するブローバイガスが発生する。
の隙間を通過してクランクケース内のクランク室に漏洩
するブローバイガスが発生する。
この主成分に未燃焼ガスで多量のHCを含有するので、
再度燃焼室に導いて再燃焼させる必要がある。このため
に、ブローバイガス還流装置があり、一般に用いられて
いる方法としては、エンジンの吸気系の負圧によって吸
気中にブローバイガスを還流して再び燃焼室へ導き燃焼
させている。
再度燃焼室に導いて再燃焼させる必要がある。このため
に、ブローバイガス還流装置があり、一般に用いられて
いる方法としては、エンジンの吸気系の負圧によって吸
気中にブローバイガスを還流して再び燃焼室へ導き燃焼
させている。
ところで、吸気系へ還流させる場合に、ブローバイガス
中に潤滑油等のオイルが含有してしまうので、ブローバ
イガス中に含有したオイルを分離させて除去する必要が
あり、このために、ブローバイガスのブリーザ装置を設
けている。
中に潤滑油等のオイルが含有してしまうので、ブローバ
イガス中に含有したオイルを分離させて除去する必要が
あり、このために、ブローバイガスのブリーザ装置を設
けている。
ブローバイガスのブリーザ装置としては、例えば、実開
昭51−179215号公報に開示されている。この公
報に記載のものは、オイルパン内の上方にケースを設け
てブリーザ室としてのオイルセパレータ室を形成したも
のである。
昭51−179215号公報に開示されている。この公
報に記載のものは、オイルパン内の上方にケースを設け
てブリーザ室としてのオイルセパレータ室を形成したも
のである。
ところが、上述した公報のブリーザ装置においては、シ
リンダブロック側で発生したブローバイガスがバッフル
プレートのガス孔からガス入口を経てオイルセパレータ
室に至るが、ブローバイガス中に含有するオイルがオイ
ルセパレータ室でのみ分離される構造なので、オイルの
分離を充分に果し得ないという不都合があった。
リンダブロック側で発生したブローバイガスがバッフル
プレートのガス孔からガス入口を経てオイルセパレータ
室に至るが、ブローバイガス中に含有するオイルがオイ
ルセパレータ室でのみ分離される構造なので、オイルの
分離を充分に果し得ないという不都合があった。
また、オイルセパレータがケースやオイルの戻しバイブ
等の多数の部品が必要になるとともに溶接箇所が増加し
、構成が複雑になるという不都合があった。
等の多数の部品が必要になるとともに溶接箇所が増加し
、構成が複雑になるという不都合があった。
そこでこの発明の目的は、上述の不都合を除去すべく、
オイルパン内においてブローバイガス中に含有したオイ
ルの分離をボリウム室とブリーザ室とで2段階に行わせ
てブローバイガス中に含有したオイルを効果的に分離さ
せるとともに、部品点数を低減して構造の簡素化を図り
得るエンジンのブリーザ室構造を実現するにある。
オイルパン内においてブローバイガス中に含有したオイ
ルの分離をボリウム室とブリーザ室とで2段階に行わせ
てブローバイガス中に含有したオイルを効果的に分離さ
せるとともに、部品点数を低減して構造の簡素化を図り
得るエンジンのブリーザ室構造を実現するにある。
この目的を達成するためにこの発明は、エンジンに発生
するブローバイガスとこのブローバイガス中に含有した
オイルとを分離させるエンジンのブリーザ室構造におい
て、傾斜して搭載される前記エンジンのシリンダブロッ
ク下部に設けるオイルパンの上側部をシリンダブロック
よりも側方に突設し、前記オイルパン内の上方から前記
オイルパン内の潤滑油の油面に達してクランク室を仕切
るオイル飛散防止用体を設けて前記オイルパンの上側部
と前記オイル飛散防止用体とによってボリウム室を形成
し、前記潤滑油の油面よりも上方の前記オイル飛散防止
用体には前記クランク室と前記ボリウム室とを連通ずる
ガス流通孔を形成するとともにこのガス流通孔上方にお
いてブリーザ室ガス流入孔を形成し、前記潤滑油の油面
よりも上方に配置した区画体と前記オイル飛散防止用体
とによって前記ボリウム室に隣接して形成されるフリー
ザ室を前記ブリーザ室ガス流入孔に連通させて設けたこ
とを特徴とする。
するブローバイガスとこのブローバイガス中に含有した
オイルとを分離させるエンジンのブリーザ室構造におい
て、傾斜して搭載される前記エンジンのシリンダブロッ
ク下部に設けるオイルパンの上側部をシリンダブロック
よりも側方に突設し、前記オイルパン内の上方から前記
オイルパン内の潤滑油の油面に達してクランク室を仕切
るオイル飛散防止用体を設けて前記オイルパンの上側部
と前記オイル飛散防止用体とによってボリウム室を形成
し、前記潤滑油の油面よりも上方の前記オイル飛散防止
用体には前記クランク室と前記ボリウム室とを連通ずる
ガス流通孔を形成するとともにこのガス流通孔上方にお
いてブリーザ室ガス流入孔を形成し、前記潤滑油の油面
よりも上方に配置した区画体と前記オイル飛散防止用体
とによって前記ボリウム室に隣接して形成されるフリー
ザ室を前記ブリーザ室ガス流入孔に連通させて設けたこ
とを特徴とする。
この発明の構成によれば、クランク室からのブローバイ
ガスはガス流通孔からボリウム室に流入し、このボリウ
ム室でブローバイガス中に含有したオイルが一旦分離さ
れ、次いで、このブローバイガスはブリーザ室ガス流入
口を経てブリーザ室に至り、このブリーザ室でブローバ
イガス中に含有しているオイルがさらに分離され、そし
て、ブローバイガスは吸気側に供給される。従って、ブ
ローバイガス中に含有したオイルがボリウム室とブリー
ザ室とで2段階に分離されるので、オイルの分離が効果
的に行われる。また、オイルパン内にはオイル飛散防止
用体と区画体とを設けるだけなので、構成の簡素化を図
ることができる。
ガスはガス流通孔からボリウム室に流入し、このボリウ
ム室でブローバイガス中に含有したオイルが一旦分離さ
れ、次いで、このブローバイガスはブリーザ室ガス流入
口を経てブリーザ室に至り、このブリーザ室でブローバ
イガス中に含有しているオイルがさらに分離され、そし
て、ブローバイガスは吸気側に供給される。従って、ブ
ローバイガス中に含有したオイルがボリウム室とブリー
ザ室とで2段階に分離されるので、オイルの分離が効果
的に行われる。また、オイルパン内にはオイル飛散防止
用体と区画体とを設けるだけなので、構成の簡素化を図
ることができる。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的
に説明する。
に説明する。
第1〜9図は、この発明の実施例を示すものである。図
において、2は車両のエンジン、4はシリンダブロック
、6はクランクケース、8はクランク室、10はシリン
ダヘッド、12はクランク軸、14はピストン、16は
オイルパンである。
において、2は車両のエンジン、4はシリンダブロック
、6はクランクケース、8はクランク室、10はシリン
ダヘッド、12はクランク軸、14はピストン、16は
オイルパンである。
前記エンジン2は、搭載角度が大きく車体(図示せず)
に載置されるものである。
に載置されるものである。
前記オイルパン16は、アルミニウム材からなり、ダイ
カストによって製造され、上側部161と下側部16−
2とからなる。
カストによって製造され、上側部161と下側部16−
2とからなる。
このオイルパン16の上側部16−1は、シリンダブロ
ック4よりも側方、つまり車両の前方(第1図の白抜き
の矢印で示す)に突設されている。
ック4よりも側方、つまり車両の前方(第1図の白抜き
の矢印で示す)に突設されている。
このシリンダブロック4の下端面4aには、オイルパン
16のフランジ部18が接して固設される。
16のフランジ部18が接して固設される。
オイルパン16内においては、第2図に示す如く、オイ
ルパン16の上壁20から、つまり上方から潤滑油オイ
ルの油面Fに達してクランク室8を仕切るオイル飛散防
止用体であるオイル飛散防止用リブ22を垂下して設け
る。オイル飛散防止用リブ22の下端面22aは、オイ
ルの油面Fに没入している(第1.7図参照)。
ルパン16の上壁20から、つまり上方から潤滑油オイ
ルの油面Fに達してクランク室8を仕切るオイル飛散防
止用体であるオイル飛散防止用リブ22を垂下して設け
る。オイル飛散防止用リブ22の下端面22aは、オイ
ルの油面Fに没入している(第1.7図参照)。
このオイル飛散防止用リブ22とオイルパン16の上側
部16−1とにより、所定の空間の容積を有するボリウ
ム室24が車両の前方側に形成される。
部16−1とにより、所定の空間の容積を有するボリウ
ム室24が車両の前方側に形成される。
このボリウム室24の下方は、オイルパン16の潤滑油
の油面下で開放されている。
の油面下で開放されている。
このオイル飛散防止用リブ22の下端面22aの略中央
部位には、クランク室8とボリウム室24とを連通し且
つオイルの油面Fよりも上方に開口するガス流通孔26
が切欠かれて形成される。
部位には、クランク室8とボリウム室24とを連通し且
つオイルの油面Fよりも上方に開口するガス流通孔26
が切欠かれて形成される。
また、オイル飛散防止用リブ22には、オイルの油面F
よりも上方においてブリーザ室ガス流入孔28が形成さ
れる。
よりも上方においてブリーザ室ガス流入孔28が形成さ
れる。
また、オイルパン16内において、オイルの油面Fと略
平行に位置して区画体30が上側部161に固定して設
けられる。
平行に位置して区画体30が上側部161に固定して設
けられる。
この区画体30とオイル飛散防止用リブ22と上側部1
6−1とカバ一体32とによって、オイルパン16内に
は、ボリウム室24の空間よりも大なる空間の容積を有
するブリーザ室34がボリウム室24に隣接して形成さ
れる。
6−1とカバ一体32とによって、オイルパン16内に
は、ボリウム室24の空間よりも大なる空間の容積を有
するブリーザ室34がボリウム室24に隣接して形成さ
れる。
このブリーザ室32には、前記ブリーザ室ガス流入孔2
8が連通されている。
8が連通されている。
また、このブリーザ室32を形成する上側部16−1の
一部には、吸気側にブローパイガスを供給させるブリー
ザ室ガス流出孔36が形成されている。
一部には、吸気側にブローパイガスを供給させるブリー
ザ室ガス流出孔36が形成されている。
次に、この実施例の作用を説明する。
エンジン2を稼動することにより、クランク室8内に発
生したブローバイガスは、ガス流通孔26を通過してボ
リウム室24に流入する。
生したブローバイガスは、ガス流通孔26を通過してボ
リウム室24に流入する。
このとき、クランク軸12の回転等によってクランク室
8側でオイルが飛散した場合に、このオイルは、オイル
飛散防止用リブ22によってボリウム室24側への飛散
が阻止される。
8側でオイルが飛散した場合に、このオイルは、オイル
飛散防止用リブ22によってボリウム室24側への飛散
が阻止される。
このボリウム室24内においては、クランク室8からの
ブローバイガス中に含有したオイルが分離され、この分
離したオイルが、ボリウム室24の下方が開放している
ことにより、オイルパン16の下部に流下する。
ブローバイガス中に含有したオイルが分離され、この分
離したオイルが、ボリウム室24の下方が開放している
ことにより、オイルパン16の下部に流下する。
次いで、このボリウム室24のブローバイガスは、ブリ
ーザ室ガス流入孔28を経てブリーザ室34に流入する
。
ーザ室ガス流入孔28を経てブリーザ室34に流入する
。
このブリーザ室34においては、ボリウム室24からの
ブローパイガス中にオイルがまだ含有していた場合に、
ブローバイガス中に含有したオイルがこのブリーザ室3
4で確実に分離される。
ブローパイガス中にオイルがまだ含有していた場合に、
ブローバイガス中に含有したオイルがこのブリーザ室3
4で確実に分離される。
そして、オイルが分離されたブローバイガスは、ブリー
ザ室ガス流出孔36から吸気側に供給される。
ザ室ガス流出孔36から吸気側に供給される。
この結果、ブローバイガス中に含有したオイルはボリウ
ム室24とブリーザ室34とによって2段階に効果的に
分離されるので、吸気側へ供給されるブローバイガス中
にオイルが含有することがない。
ム室24とブリーザ室34とによって2段階に効果的に
分離されるので、吸気側へ供給されるブローバイガス中
にオイルが含有することがない。
また、クランク室8内に飛散したオイルが、オイル飛散
防止用リブ22によって阻止されるので、ボリウム室2
4やブリーザ室34に悪影響を与えることがない。
防止用リブ22によって阻止されるので、ボリウム室2
4やブリーザ室34に悪影響を与えることがない。
更に、クランク室8内におけるオイルのはね上がりのな
いオイルパン16の前方、つまり車両の前方側をボリウ
ム室24に形成し、ブローバイガスをこのボリウム室2
4からブリーザ室34に取入れているので、ブローバイ
ガス中に含有したオイルの分離が容易となり、オイルの
分離状態が良好となる。
いオイルパン16の前方、つまり車両の前方側をボリウ
ム室24に形成し、ブローバイガスをこのボリウム室2
4からブリーザ室34に取入れているので、ブローバイ
ガス中に含有したオイルの分離が容易となり、オイルの
分離状態が良好となる。
更に、この実施例におけるブリーザ室構造は、オイル飛
散防止用リブ22と区画体30とによって構成すること
ができるので、部品点数を低減し構成の簡素化を図るこ
とができる。
散防止用リブ22と区画体30とによって構成すること
ができるので、部品点数を低減し構成の簡素化を図るこ
とができる。
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、
傾斜して搭載されるエンジンのシリンダブロック下部に
設けるオイルパンの上側部をシリンダブロックよりも側
方に突設し、オイルパン内の上方からオイルパン内の潤
滑油の油面に達してクランク室を仕切るオイル飛散防止
用体を設けてオイルパンの上側部とオイル飛散防止用体
とによってボリウム室を形成し、潤滑油の油面よりも上
方のオイル飛散防止用体にはクランク室とボリウム室と
を連通ずるガス流通孔を形成するとともにガス流通孔上
方においてブリーザ室ガス流入孔を形成し、潤滑油の油
面よりも上方に配置した区画体とオイル飛散防止用体と
によってボリウム室に隣接して形成されるブリーザ室を
ブリーザ室ガス流入孔に連通させて設けたことにより、
オイルパン内においてブローバイガス中に含有したオイ
ルの分離をボリウム室とブリーザ室とに2段階に行わせ
、ブローバイガス中に含有したオイルを効果的に分離さ
せるとともに、部品点数を低減して構成の簡素化を図り
得る。
傾斜して搭載されるエンジンのシリンダブロック下部に
設けるオイルパンの上側部をシリンダブロックよりも側
方に突設し、オイルパン内の上方からオイルパン内の潤
滑油の油面に達してクランク室を仕切るオイル飛散防止
用体を設けてオイルパンの上側部とオイル飛散防止用体
とによってボリウム室を形成し、潤滑油の油面よりも上
方のオイル飛散防止用体にはクランク室とボリウム室と
を連通ずるガス流通孔を形成するとともにガス流通孔上
方においてブリーザ室ガス流入孔を形成し、潤滑油の油
面よりも上方に配置した区画体とオイル飛散防止用体と
によってボリウム室に隣接して形成されるブリーザ室を
ブリーザ室ガス流入孔に連通させて設けたことにより、
オイルパン内においてブローバイガス中に含有したオイ
ルの分離をボリウム室とブリーザ室とに2段階に行わせ
、ブローバイガス中に含有したオイルを効果的に分離さ
せるとともに、部品点数を低減して構成の簡素化を図り
得る。
第1〜9図はこの発明の実施例を示し、第1図はブリー
ザ室構造を有するエンジンの断面図、第2図はブリーザ
室構造の概略図、第3図はオイルパンの側面図、第4図
は第3図における矢印■によるオイルパンの左斜面図、
第5図は第3図における矢印Vによるオイルパンの右斜
面図、第6図は第3図における矢印■によるオイルパン
の底面図、第7図は第5図の■−■線によるオイルパン
の断面図、第8図は内燃機関の側面図、第9図は第8図
におけるIX−IX線による内燃機関の断面図である。 図において、2はエンジン、4はシリンダブロック、8
はクランク軸、10はシリンダヘッド、16はオイルパ
ン、22はオイル飛散防止用リフ、24はボリウム室、
26はガス流通孔、28はブリーザ室ガス流入孔、30
は区画体、そして34はブリーザ室である。 図面のTh 第1図 ノO 第3図 第2図 6−z 第 図 手続補正書動式) I、事件の表示 特願平2−112920号 2、発明の名称 エンジンのブリーザ室構造 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 静岡県浜名郡可美村高塚300番地名称(2
08)鉛末自動車工業 株式会社 4、代 理 人 〒101 置 03−292−4
411 (代表)住 所 東京都千代田区神田小川
町2丁目8番地正式図面を提出する。
ザ室構造を有するエンジンの断面図、第2図はブリーザ
室構造の概略図、第3図はオイルパンの側面図、第4図
は第3図における矢印■によるオイルパンの左斜面図、
第5図は第3図における矢印Vによるオイルパンの右斜
面図、第6図は第3図における矢印■によるオイルパン
の底面図、第7図は第5図の■−■線によるオイルパン
の断面図、第8図は内燃機関の側面図、第9図は第8図
におけるIX−IX線による内燃機関の断面図である。 図において、2はエンジン、4はシリンダブロック、8
はクランク軸、10はシリンダヘッド、16はオイルパ
ン、22はオイル飛散防止用リフ、24はボリウム室、
26はガス流通孔、28はブリーザ室ガス流入孔、30
は区画体、そして34はブリーザ室である。 図面のTh 第1図 ノO 第3図 第2図 6−z 第 図 手続補正書動式) I、事件の表示 特願平2−112920号 2、発明の名称 エンジンのブリーザ室構造 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 静岡県浜名郡可美村高塚300番地名称(2
08)鉛末自動車工業 株式会社 4、代 理 人 〒101 置 03−292−4
411 (代表)住 所 東京都千代田区神田小川
町2丁目8番地正式図面を提出する。
Claims (1)
- 1、エンジンに発生するブローバイガスとこのブローバ
イガス中に含有したオイルとを分離させるエンジンのブ
リーザ室構造において、傾斜して搭載される前記エンジ
ンのシリンダブロック下部に設けるオイルパンの上側部
をシリンダブロックよりも側方に突設し、前記オイルパ
ン内の上方から前記オイルパン内の潤滑油の油面に達し
てクランク室を仕切るオイル飛散防止用体を設けて前記
オイルパンの上側部と前記オイル飛散防止用体とによっ
てボリウム室を形成し、前記潤滑油の油面よりも上方の
前記オイル飛散防止用体には前記クランク室と前記ボリ
ウム室とを連通するガス流通孔を形成するとともにこの
ガス流通孔上方においてブリーザ室ガス流入孔を形成し
、前記潤滑油の油面よりも上方に配置した区画体と前記
オイル飛散防止用体とによって前記ボリウム室に隣接し
て形成されるブリーザ室を前記ブリーザ室ガス流入孔に
連通させて設けたことを特徴とするエンジンのブリーザ
室構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2112920A JP3013389B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | エンジンのブリーザ室構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2112920A JP3013389B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | エンジンのブリーザ室構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0412111A true JPH0412111A (ja) | 1992-01-16 |
JP3013389B2 JP3013389B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=14598794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2112920A Expired - Fee Related JP3013389B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | エンジンのブリーザ室構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013389B2 (ja) |
Cited By (2)
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JP2015165098A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-17 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関のブローバイガス処理装置 |
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