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JPH0412047A - 陶板の連続製造装置 - Google Patents

陶板の連続製造装置

Info

Publication number
JPH0412047A
JPH0412047A JP11152990A JP11152990A JPH0412047A JP H0412047 A JPH0412047 A JP H0412047A JP 11152990 A JP11152990 A JP 11152990A JP 11152990 A JP11152990 A JP 11152990A JP H0412047 A JPH0412047 A JP H0412047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
machine
decorative surface
glaze
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11152990A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Takahashi
隆一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IG Technical Research Inc filed Critical IG Technical Research Inc
Priority to JP11152990A priority Critical patent/JPH0412047A/ja
Publication of JPH0412047A publication Critical patent/JPH0412047A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は粘土を主成分とする原料を連続的に押し出し、
その後、乾燥、切断、焼成して胸板を製造する装置にお
いて、焼成後の陶板の化粧面を研磨し、その後、施釉工
程、釉薬硬化工程を経ることより、化粧面の凹凸を完全
になくした陶板の連続製造装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種陶板を製造する装置としては、押出機によ
り所定形状に成形し、その後、乾燥、切断、施釉、焼成
する方法によって製造していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この種装置により製造した陶板は釉薬に
より意匠性は向上したものの、乾燥、焼成時に押出時に
比べて体積が10%程度収縮するため、特に板体内部に
連続状の中空部を有する中空板を製造した場合、変形が
化粧面まで達し、化粧面が波状、凹凸状になり釉薬を施
してもこの変形は防止できず、意匠性を大幅に低下させ
るものであった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、焼成工程後に
、焼成されて焼き締まった焼成板の化粧面を研磨機によ
り磨き上げることにより、陶板の化粧面を平坦化し、そ
の後に施釉、釉薬硬化工程を形成することにより、化粧
面が平坦な陶板を製造することのできる陶板の連続製造
装置を提供するものである。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明に係る陶板の連続製造装置
の一実施例について詳細に説明する。第1図は上記装置
の代表的な一例を示す説明図である。図において、1は
粘土で数種の原料と必要に応じて添加するシャモット等
を混練機(図示せず)を介して混合したものであり、ベ
ルトコンベア2を介して真空押出成形機、あるいは゛真
空土練押出成形機の1種からなる押出成形機3に供給さ
れるものである。押出成形機3は第3図(a)に示すよ
うに、口金4、中子5を介して例えば第2図(a)〜(
j)に示すような形状で連続して粘土1を押し出し、中
空部aを有する形状の連続成形帯(以下、単に成形帯と
いう)Aを成形するものである。なお、粘土1は天然物
であり、各産地により成分が異なるものであり、これら
の特徴、弱点を相互に相殺させて所定の混合粘土を得る
。その粘土1の一例としては陶石、長石、カオリナイト
、ハロイサイト、メタハロイサイト、末節粘土、蛙目粘
土、信楽粘土などを打ち砕き、水を加えて練り上げたも
のである。また、この粘土1は必要によりマグネットに
よって除鉄されることもある。さらに、口金4は粘土1
の押し出し力によって変形するものでなく、かつ、中子
5を装着したものである。さらに説明すると中子5は、
成形帯Aの形状を第2図(a)〜(j)のように各種形
状とする場合、押出成形機3内において抵抗となり、成
形帯Aの密度分布のムラを除去し、乾燥、焼成時のワレ
、変形を防止するのに役立つものである。また中子5は
第3図(b)、(C)に示すように、成形帯Aに中空部
aを形成するための格子5aを複数有すると共に、中空
部aにエア、熱風、冷風、乾燥風、蒸気を強制的に送給
、あるいは排出するために格子5aをパイプ状とし、か
つ、エア等を外部より吸、排気するためのポンプ7と、
吸、排気管6に接続している。これは、押出成形機3に
よって成形された成形帯Aの中空部aにエア、熱風、冷
風、乾燥風を強制的に送給、あるいは排出することによ
って中空部aのエアサイクルを強制的に行い、成形帯A
内部の乾燥時間を大幅に短縮するのに有効なものである
8は駆動用搬送機でフリーローラ、駆動ローラ、ベルト
、メツシュベルト等の1種以上から構成されるものであ
り、押出成形機3から押し出された成形帯Aのスピード
と同じ速さに同調させた駆動をかけたものである。度は
乾燥機で、駆動用搬送機8の一部、あるいは図示しない
が全部を包囲し、赤外線ヒータ、遠赤外線ヒータ、マイ
クロ波、加熱機、後述する焼成炉■の廃熱などの一種以
上を用い、その熱源9aによって成形帯Aを上記中空部
aのエアサイクルとの相乗効果によって短時間で乾燥す
るのに有効なものであり、粘土1の水分を例えば18〜
20%のものを0〜5%位までに低減し、保形性を強化
するのと、その後の切断、焼成可能な性状にするための
ものである。なお、乾燥機主は赤外線ヒータ、マイクロ
波のみ、あるいは交互に、もしくは前段と後段のゾーン
に分けて配設し、雰囲気を200〜500°C位に生地
がクラックや変形を生じないようなある加熱曲線に対応
して加熱するものである。10は走行力フタで、乾燥さ
れた成形IAを定尺に回転刃(ダイヤモンドソー)、レ
ーザー、水圧(ウォータージェット)、放電加工により
切断し、定尺の乾燥板Bとするものである。
もちろん、走行カッタ10は成形帯Aの速度に同調して
切断するものである。工1は移送機で、走行カッタ10
で定尺に切断された乾燥板Bを駆動用搬送機8より速い
速度で焼成炉片まで搬送するものであり、成形帯Aと乾
燥板Bとの衝突を防止するものである。肥は焼成炉でロ
ーラハースキルン、トンネル型焼成炉の1種からなり、
その構成は入口12aから出口12bに亘って、常温−
高温(1300°C位)−常温というように、山状の温
度分布となり、予熱領域13、焼成領域14、冷却領域
15の順に一応区分して構成し、予熱領域13の温度は
30〜700°C1焼成領域14は300〜1300°
C1冷却領域15は600〜30°C位までとしたもの
である。勿論、粘土lの種類、組成によっては各領域間
の温度設定が異なるものであり、かつ、各領域間の温度
も明確に区分するものではなく連続焼成の中での一応の
区分である。
さらに焼成炉旦について詳細に説明すると、焼成炉■は
可燃ガス、例えばLPGガスを燃焼させて乾燥板Bを焼
成するものであり、そのためのバーナ(図示せず)の配
列は前記各領域に対応して設けるものである。また、焼
成炉■内の乾燥板Bの搬送手段としてはメツシュベルト
、金属ローラ、セラミックローラ、アルミナローラ等を
使用するが、特に焼成領域14の範囲は1300°C位
まで温度が上昇するので、例えば第4図に示すように金
属主軸16.17間にアルミナローラ18を載置して熱
が駆動源に伝達しないようにして搬送するものである。
なお、焼成炉12の焼成領域14は耐火レンガ等で炉を
形成し、その中を直線的に連続して通過させるものであ
り、各機器、領域間には排気ダンパー(図示せず)を配
設しておくものである。19は搬送兼ストックヤードで
、焼成炉用の出口12bから出てきた30°C位に温度
が低下した焼成板Cを、次工程の研磨機204こ送給す
るためのものであると共に、焼成板Cがまだ熱い場合に
は冷却し、次工程の研磨機料での研磨中に潤滑液により
急冷されて割れるのを阻止するためのものである。銭は
研磨機であり、焼成炉■により焼成されて焼き締まった
焼成板Cの化粧面αを固定兼搬送機21上において先端
にダイヤモンド研磨ホイル22aを装着した前後、左右
、上下と立体的に移動可能なポリッシングマシン22に
より研磨し、化粧面αを平坦化して研磨板りとするもの
である。なお、研磨機筺では、焼成板Cを停止させて研
磨したり、搬送中に研磨することが可能であり、焼成板
Cを停止させて加工する場合は、搬送兼ストックヤード
19より送出される焼成板Cと研磨中の焼成板Cとが衝
突しないように、ある程度の時間差、所謂成形帯Aのス
ピードと研磨機銭における研磨加工時間を考慮して搬送
兼ストックヤード19のスピード、ストック時間を調整
するものである。23は搬送機で、研磨機料で化粧面α
を平坦に研磨され、研磨時に散布された潤滑液(水等)
が全て取りさられた状態の研磨板りを、次工程の施釉部
24に送出するためのものである。24は施釉部であり
、研磨機筺により化粧面αが平坦に研磨された研磨板り
の化粧面αに釉薬を塗布するものであり、スプレーガン
、フLI−コータ等の一種よりなる施釉機24aにより
一定厚さで塗布するものである。25は硬化部であり、
施釉部24により研磨板りの化粧面αに塗布された釉薬
をガラス状に硬化させるものであり、ガス、電気、石油
等、あるいは赤外線ヒータ、遠赤外線ヒータ、マイクロ
波加熱機、前記した乾燥機冴−1焼成炉販の廃熱などの
一種以上を用い、前記焼成領域14の最高加熱温度より
も低い温度、例えば950〜1100°C位の温度で焼
成し硬化させるものである。
26は搬送機であり、陶板Eを図示しない梱包工程など
の次工程に送るためのものである。
次に動作について説明する。そこで、粘土1の素材とし
て珪砂排泥、数種の融点降下剤、繊維鉱物を準備する。
なお、その重量%ば珪砂排泥65%、融点降下剤(釜戸
長石、セリサイト系鉱物等)25%、ワラストナイト1
0%であり、この主原料100重量%に対し、水20重
量%、解膠剤としてピロリン酸ソーダ0.3重量%を混
入し、これを、土練機(MP−100型宮崎鉄工社製)
で混練したものである。
また、押出成形機3は押し出し能力50kg/c4の押
出圧力を持つものを使用した。ポンプ7は58Pで排気
するように設定し、乾燥機度としてはマイクロ波加熱機
、遠赤外線加熱機を用い、35kca l 、h相当の
発熱量により成形帯Aの水分を対流による表面蒸発と吸
、排気管6から30°C位の温風排気による内部拡散と
によって水分を0〜5%位までに約20〜40分間で減
水して、変形なく乾燥させるものである。次に乾燥され
た成形帯Aは走行カッタ10によって3mに切断され、
乾燥板Bとなって移送機11によって連続的に焼成炉片
に送給される。
この焼成炉用はローラハースキルン構造に形成されてお
り、このローラに対し乾燥板Bを入口1.2aから出口
12bまで順次送給すると共に搬送し、予熱→焼成→徐
冷して焼成板Cとして送出する。次に搬送兼ストックヤ
ード19により焼成板Cを研磨機20に送給し、搬送兼
ストックヤード19から次の焼成板Cが送られて来る間
に化粧面αをポリッシングマシン22により研磨し、化
粧面αが平坦な研磨板りとして送出する。次に搬送機2
3により搬送された研磨板りは、施釉部24により釉薬
が化粧面αに塗布され、次工程の硬化部25により化粧
面αの釉薬を硬化しで陶板Eとして搬送機26によって
図示しないが梱包工程などの次工程に搬送されるもので
ある。
[発明の効果] 上述したように、本発明に係る陶板の連続製造装置によ
れば、■主体となる部分を焼成し焼き上げた後の焼成板
の化粧面を研磨して平坦にし、その後に釉薬の塗布、硬
化工程を形成したため、化粧面が平坦で、釉薬により意
匠性の向上した陶板を製造できる。■研磨機の形成によ
り乾燥、焼成による陶板の収縮による化粧面の変形を最
終段階で廃除するため、途中工程の歩留まりが上がり、
最終的な歩留まりも向上する。■意匠性が飛躍的に向上
した陶板を、生産性、歩留まり良く、従来の装置に簡単
に組み込んで製造することができる。
等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る陶板の連続製造装置の代表的な一
例を示す説明図、第2図(a)〜l)は連続成形帯の一
例を示す説明図、第3図(a)〜(C)は口金を示す説
明図、第4図は焼成炉の一例を示す説明図である。 1・・・粘土、3・・・押出成形機、4・・・口金、5
・・・中子、7・・・ポンプ、9・・・乾燥機、10・
・・走行カッタ、12・・・焼成炉、19・・・搬送兼
ストックヤード、20・・・研磨機、21・・・固定兼
搬送機、22・・・ポリッシングマシン、24・・・施
釉部、25・・・硬化部。 第 ? 図 (久) (d+ 第 図 第 ? 図 t4+ I:e+ロロロ ロ゛ニロニニニ へ clt+ 第 図 (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粘土を主材とした原料を連続して押し出す押出成
    形機と、該押出成形機から送出される連続成形帯をその
    状態のままで搬送する駆動用搬送機と、該搬送機の一部
    または全部を包囲し、上記連続成形帯を押し出された状
    態で搬送している最中に乾燥する乾燥機と、該乾燥機に
    よって乾燥された連続成形帯を定尺にカットする走行カ
    ッタと、該走行カッタで定尺に切断された乾燥板を前記
    駆動用搬送機より速い速度で移送する移送機と、該移送
    機から送出される乾燥板を連続的に予熱−焼成−徐冷を
    行う焼成炉と、該焼成炉から送出された焼成板の化粧面
    を研磨する研磨機と、該研磨機により化粧面を平坦にさ
    れた研磨板の化粧面に釉薬を塗布する施釉部と、該施釉
    部により塗布された釉薬を硬化させる硬化部とからなる
    ことを特徴とする陶板の連続製造装置。
JP11152990A 1990-04-25 1990-04-25 陶板の連続製造装置 Pending JPH0412047A (ja)

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