JPH04120066A - 10−(2’−ヒドロキシ−3’−ポリオキサアルキル)−1,4,7−トリスカルボキシメチル−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン - Google Patents
10−(2’−ヒドロキシ−3’−ポリオキサアルキル)−1,4,7−トリスカルボキシメチル−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカンInfo
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- JPH04120066A JPH04120066A JP2413422A JP41342290A JPH04120066A JP H04120066 A JPH04120066 A JP H04120066A JP 2413422 A JP2413422 A JP 2413422A JP 41342290 A JP41342290 A JP 41342290A JP H04120066 A JPH04120066 A JP H04120066A
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- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D257/00—Heterocyclic compounds containing rings having four nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
- C07D257/02—Heterocyclic compounds containing rings having four nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[0001]
本発明は、診断医学において造影剤として有用な金属キ
レート配位子に関する[0002]
レート配位子に関する[0002]
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】金属
キレート配位子は、診断医学において造影剤として有用
である。X線像形成、放射性核種像形成、超音波像形成
および磁気共鳴像形成ば、キレート配位子に結合した金
属原子を用いることにより増強することができる。たと
えば、キレ99m 111 67 14
0 169 68 90−ト配位子は、
Tc、 In、 Ga、 La、 Yb
、 Ga、 Y、Re、 Smまたは他の放
射活性金属イオンとのキレート錯体として調製すれば放
射性薬物となり得る。キレート配位子が、ランタニド、
タンタル、ビスマス、またはヨウ素よりも分子量の大き
な他の元素の安定な同位元素と錯体を形成する場合は、
生成する錯体はX線を充分に吸収し、X線造影剤として
機能する。 幾つかの場合には、X線像形成に有用な薬剤は超音波放
射線を充分に吸収、反射大きな散乱し、超音波剤として
も用いることができる。キレート配位子が、対称+3 r )と錯体を形成すると、得られる錯体はスピン緩和
触媒として有用であり、コレハ磁気共鳴像形成(NMR
像形成としても知られている)において造影剤として用
いられる。またキレート配位子カミ非対称的な電子基底
状態を有する常磁性金属原子(たとえば、ジスプロシウ
ム(III) ホルニウム(III)およびエルビウ
ム(I I I) )と錯体を形成すると、得られる金
属錯体は磁気共鳴像形成また磁気共鳴インビボ分光測光
におけるケミカルシフト剤として有用である[0003
] キレート化剤において望ましい物理特性は、金属キレー
トを用いる診断目的また治療目的に応じて異なる。あら
ゆる使用目的に共通する望ましい物理特性は、金属イオ
ンがキレート化剤に対して高い親和性を有すること、お
よび合成が容易であることである。金属キレートをNM
R像形成または一般目的のX線像形成のための造影媒体
として使用することが望ましい場合は、水中の溶解度が
高いことおよび調製した薬剤の粘度および浸透度がヒト
血液にできるだけ近いことが望ましい物理特性である。 [0004] ヒト血液の浸透度は、0.30smol/kg水である
。高浸透度は、注射した造影媒体に対する患者の有害な
反応を引き起こすことがよく知られており、これに対し
て最新のX線剤の浸透度が一層低いのは、それらが非イ
オン性の分子である(すなわち、正味0の全電荷を有す
る)ためである「シエハデイ(S hehadi、 W
H) [コントラスト・ミーディア・アトバース・リ
アクションズ:オカーランス・リオ力−ランス・アンド
・ディストリビューション・パターンズ(Contra
st media adverse react
ions:occurrence、reoccerre
nce and distributionpat
terns) J 、Rdiol、 1982.143
.1〜17、Bettman、MA ; [アンギオ
グラフィック・コントラスト・エージェンツ;コンベン
ショナル・アンド・ニュー°ミーディア°コンベアード
(Angiographic contrast
agents;conventional and
new media compared
) J 、 Am、J、Roetgen、 19
82、 139787〜794、B ettman、
M AおよびMorris、 TW ;リースント・ア
ドバンスイズ°イン°1ントラスト°エージエンツ(R
ecent advances in cont
rast agents) Rdiol、 Cl1
n、 NorthAm、 1986.24.347〜3
57]。 ガドリニウムを用いた従来の有用なNMR剤は正味で負
の全電荷を有しており、TPA)’ (DTPAはジエ
チレントリアミン五酢酸を意味する)は、N−メチルグ
ルカミン塩として水中で0.5Mで使用すべく調製され
る。この溶液の浸透度は1.6〜2.00smol/
k g水である。本発明の好ましい新規ガドリニウム錯
体は非イオン性である(すなわち、塩ではない)。これ
ら非イオン性のガドリニウム錯体を水中で領5Mで調製
すると、この溶液の浸透度は領3〜0.605m。 17kg水である。錯体は、一般に、−膜組織への分布
および排泄(通常、腎経路による)以外は人体との相互
作用に対して不活性でなければならない。これら性質は
またNMR像形成に重要であるが、加えて、NMR像形
成に対する薬剤の有効性は、金属キレートの水プロトン
の緩和時間に対する作用能力が増加するように化学構造
を変えることによって増大させることができる。 [0005] 放射性薬物像形成においては投与量が比較的少ないため
、調製薬物の物理的性質をヒト血液の性質に一致させる
ことは比較的重要でなくなる。この場合には、生物学的
特異性が一層重要となる。特に、金属としての99m
T C1および胆汁酸脂肪酸、アミノ酸、ペプチド、タ
ンパク質、またはインビボでレセプターに結合すること
が知られている多くの化学物質の1種などの生物学的に
活性な物質で官能化したキレート配位子を用いることが
できる。NMR造影媒体ばまた、生物学的特異性を利用
することもできる。 [0006] 、 90 188 153 放射性薬物療法において、金属イオンは、たと疋ば Y
、 Re、 Smなどの当該技術分野で知られ
たものから選択することができる。この目的のためにキ
レート配位子は一般にモノクローナル抗体などの疾患特
異的物質に共有結合している。 [0007]
キレート配位子は、診断医学において造影剤として有用
である。X線像形成、放射性核種像形成、超音波像形成
および磁気共鳴像形成ば、キレート配位子に結合した金
属原子を用いることにより増強することができる。たと
えば、キレ99m 111 67 14
0 169 68 90−ト配位子は、
Tc、 In、 Ga、 La、 Yb
、 Ga、 Y、Re、 Smまたは他の放
射活性金属イオンとのキレート錯体として調製すれば放
射性薬物となり得る。キレート配位子が、ランタニド、
タンタル、ビスマス、またはヨウ素よりも分子量の大き
な他の元素の安定な同位元素と錯体を形成する場合は、
生成する錯体はX線を充分に吸収し、X線造影剤として
機能する。 幾つかの場合には、X線像形成に有用な薬剤は超音波放
射線を充分に吸収、反射大きな散乱し、超音波剤として
も用いることができる。キレート配位子が、対称+3 r )と錯体を形成すると、得られる錯体はスピン緩和
触媒として有用であり、コレハ磁気共鳴像形成(NMR
像形成としても知られている)において造影剤として用
いられる。またキレート配位子カミ非対称的な電子基底
状態を有する常磁性金属原子(たとえば、ジスプロシウ
ム(III) ホルニウム(III)およびエルビウ
ム(I I I) )と錯体を形成すると、得られる金
属錯体は磁気共鳴像形成また磁気共鳴インビボ分光測光
におけるケミカルシフト剤として有用である[0003
] キレート化剤において望ましい物理特性は、金属キレー
トを用いる診断目的また治療目的に応じて異なる。あら
ゆる使用目的に共通する望ましい物理特性は、金属イオ
ンがキレート化剤に対して高い親和性を有すること、お
よび合成が容易であることである。金属キレートをNM
R像形成または一般目的のX線像形成のための造影媒体
として使用することが望ましい場合は、水中の溶解度が
高いことおよび調製した薬剤の粘度および浸透度がヒト
血液にできるだけ近いことが望ましい物理特性である。 [0004] ヒト血液の浸透度は、0.30smol/kg水である
。高浸透度は、注射した造影媒体に対する患者の有害な
反応を引き起こすことがよく知られており、これに対し
て最新のX線剤の浸透度が一層低いのは、それらが非イ
オン性の分子である(すなわち、正味0の全電荷を有す
る)ためである「シエハデイ(S hehadi、 W
H) [コントラスト・ミーディア・アトバース・リ
アクションズ:オカーランス・リオ力−ランス・アンド
・ディストリビューション・パターンズ(Contra
st media adverse react
ions:occurrence、reoccerre
nce and distributionpat
terns) J 、Rdiol、 1982.143
.1〜17、Bettman、MA ; [アンギオ
グラフィック・コントラスト・エージェンツ;コンベン
ショナル・アンド・ニュー°ミーディア°コンベアード
(Angiographic contrast
agents;conventional and
new media compared
) J 、 Am、J、Roetgen、 19
82、 139787〜794、B ettman、
M AおよびMorris、 TW ;リースント・ア
ドバンスイズ°イン°1ントラスト°エージエンツ(R
ecent advances in cont
rast agents) Rdiol、 Cl1
n、 NorthAm、 1986.24.347〜3
57]。 ガドリニウムを用いた従来の有用なNMR剤は正味で負
の全電荷を有しており、TPA)’ (DTPAはジエ
チレントリアミン五酢酸を意味する)は、N−メチルグ
ルカミン塩として水中で0.5Mで使用すべく調製され
る。この溶液の浸透度は1.6〜2.00smol/
k g水である。本発明の好ましい新規ガドリニウム錯
体は非イオン性である(すなわち、塩ではない)。これ
ら非イオン性のガドリニウム錯体を水中で領5Mで調製
すると、この溶液の浸透度は領3〜0.605m。 17kg水である。錯体は、一般に、−膜組織への分布
および排泄(通常、腎経路による)以外は人体との相互
作用に対して不活性でなければならない。これら性質は
またNMR像形成に重要であるが、加えて、NMR像形
成に対する薬剤の有効性は、金属キレートの水プロトン
の緩和時間に対する作用能力が増加するように化学構造
を変えることによって増大させることができる。 [0005] 放射性薬物像形成においては投与量が比較的少ないため
、調製薬物の物理的性質をヒト血液の性質に一致させる
ことは比較的重要でなくなる。この場合には、生物学的
特異性が一層重要となる。特に、金属としての99m
T C1および胆汁酸脂肪酸、アミノ酸、ペプチド、タ
ンパク質、またはインビボでレセプターに結合すること
が知られている多くの化学物質の1種などの生物学的に
活性な物質で官能化したキレート配位子を用いることが
できる。NMR造影媒体ばまた、生物学的特異性を利用
することもできる。 [0006] 、 90 188 153 放射性薬物療法において、金属イオンは、たと疋ば Y
、 Re、 Smなどの当該技術分野で知られ
たものから選択することができる。この目的のためにキ
レート配位子は一般にモノクローナル抗体などの疾患特
異的物質に共有結合している。 [0007]
本発明の目的は、新規な金属キレート配位子を提供する
ことにある。 本発明の他の目的は、非イオン性の新規な金属キレート
錯体を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、ヨウ素よりも重い金属(た
とえば、Ba、Ta、Pb、Bi、ランタニドなど)と
錯体を形成したときに及線造影剤として有効な金属キレ
ート配位子を提供することにある。 本発明の別の目的は、ガンマ線を放出する放射性核種(
たとえば、99m T Cまたは111■nなど)と錯
体を形成したときに像形成放射性薬物として有効な金属
キレート配位子を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、ベータ線またはアルファ線
を放出する放射性核種90 153 188
212 。 (たとえば、 Y、 Sm、 Re、 B
lなど)と錯体を形成したときに治療用放射性薬物とし
て有効な金属キレート配位子を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、水溶液中の金属キレート錯
体の浸透度が低い金属キレート配位子を提供することに
ある。 本発明のさらに他の目的は、金属キレート錯体の急性毒
性が低い金属キレート配位子を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、常磁性の金属原子と錯体を
形成したときに、磁気共鳴像形成における緩和触媒とし
て有効な金属キレート配位子を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、タンパク質や他の生物学的
に活性な分子と共有結合する能力を有し、そのため金属
キレート錯体に生物学的特異性を付与し得る2官能性の
金属キレート配位子を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、熱力学的に安定であり、動
力学的に不活性であり、所望の場合は電気的に中性であ
る2官能性の金属キレート配位子を提供することにある
。 [0008] 本発明の金属キレート配位子は、式:
ことにある。 本発明の他の目的は、非イオン性の新規な金属キレート
錯体を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、ヨウ素よりも重い金属(た
とえば、Ba、Ta、Pb、Bi、ランタニドなど)と
錯体を形成したときに及線造影剤として有効な金属キレ
ート配位子を提供することにある。 本発明の別の目的は、ガンマ線を放出する放射性核種(
たとえば、99m T Cまたは111■nなど)と錯
体を形成したときに像形成放射性薬物として有効な金属
キレート配位子を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、ベータ線またはアルファ線
を放出する放射性核種90 153 188
212 。 (たとえば、 Y、 Sm、 Re、 B
lなど)と錯体を形成したときに治療用放射性薬物とし
て有効な金属キレート配位子を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、水溶液中の金属キレート錯
体の浸透度が低い金属キレート配位子を提供することに
ある。 本発明のさらに他の目的は、金属キレート錯体の急性毒
性が低い金属キレート配位子を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、常磁性の金属原子と錯体を
形成したときに、磁気共鳴像形成における緩和触媒とし
て有効な金属キレート配位子を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、タンパク質や他の生物学的
に活性な分子と共有結合する能力を有し、そのため金属
キレート錯体に生物学的特異性を付与し得る2官能性の
金属キレート配位子を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、熱力学的に安定であり、動
力学的に不活性であり、所望の場合は電気的に中性であ
る2官能性の金属キレート配位子を提供することにある
。 [0008] 本発明の金属キレート配位子は、式:
【化6】
で示される化合物である。式中、nは2〜5の整数であ
り、pは0または1であり、rは1〜5の整数であり、
SはOまたは1〜5の整数であり、tは2〜5の整数で
ある。好ましいのは、n = 2または3;r=1.2
または3 : t=2または3:s=0.1または2
; p=oまたは1の場合である。最も好ましいのは、
n = 2、r=1、t=2、s=1およびp=1の場
合である。R1は水素原子またはアルキル基である。 [0009] 本明細書において「アルキル基」とは、直鎖または分枝
鎖基の両方を意味する。炭素数1〜5の基が好ましく、
メチル基が最も好ましい。 [0010] 本発明の式1で示される化合物およびその塩は、常磁性
の金属原子と錯体を形成し、磁気共鳴像形成のための緩
和増強剤として用いることができる。これらの薬剤は、
補乳動物宿主(たとえば、ヒト)に注射したときに種々
の濃度で種々の組織に分布していき、磁気共鳴像形成機
からの無線周波数エネルギーの吸収により励起された(
組織中の)プロトンの緩和を触媒する。このような励起
プロトンの緩和速度の促進により、宿主を磁気共鳴像形
成機でスキャニングしたときにコントラストの異なる像
が得られる。磁気共鳴像形成機は、種々の時間(一般に
薬剤投与前および後)における像を記録するために用い
られ、組織中に薬剤が存在することにより得られた像の
違いは診断に用いられる。プロトン磁気共鳴像形成にお
いて、ガドリニウム(III) および八面体マンガ
ン(III) クロム(III) および鉄(II
I)(これらはすべて対称電子配置を有する常磁性金属
原子である)などの常磁性金属原子が、本発明の式1で
示される配位子と錯体を形成する金属として好ましい。 中でも、ガドリニウム(III)が最も好ましい。とい
うのは、該金属が最も高い常磁性、低い毒性を有し、配
位結合した水が高い不安定性を有するからである。 [0011] 本発明の一式1で示される金属キレート配位子はランタ
ニド(元素番号58〜71)と錯体を形成することがで
き、磁気共鳴像形成または磁気共鳴インビボ分光分析計
においてケミカルシフト剤として用いることができる。 本発明の式1で示される金属キレート配位子の用途とし
ては上記のものが好ましいが、診断技術分野の当業者に
は、本発明の配位子を適当な金属と錯体形成させ、X線
像形成、放射性核種像形成、および超音波像形成におい
て用いることもできることが理解されるであろう。 [0012] 像形戊様旦杖々用途 本発明の配位子を像形成用に用いるためには、まず適当
な金属と錯体形成させることが必要である。この錯体形
成は、当該技術分野で公知の方法により行うことができ
る。たとえば、金属を酸化物またはハロゲン化物の形態
で水に加え、等モル量の式1で示される配位子で処理す
る。配位子は水溶液または懸濁液として添加することが
できる。pHを中性に維持するために、 (必要なら)
希釈した酸または塩基を加えることができる。金属およ
びキレート化剤の種類およびそれらの濃度に応じて、1
00℃もの高温で4時間までの時間加熱することが必要
とされる場合もある。 [0013] 本発明の配位子の薬理学的に許容し得る塩もまた、像形
成剤として有用である0そのような塩は、上記金属錯体
が溶液にあるときに該金属錯体を中性にするために塩基
(たとえば、アルカリ金属水酸化物、メグルミン(me
glum i ne)またはアルギニンなと)を用いる
ことにより調製することができる。幾つかの金属錯体は
前以て電荷を除いてあり、対イオンとしてカチオンを必
要としない。そのような中性の錯体は、浸透度の低さに
より生理学的耐性の大きな溶液が得られるため、電荷を
有する錯体に比べて静脈内投与用X線およびNMR像形
成剤として好ましい。 [0014] 金属錯体の滅菌水溶液を、0.003〜1.0モルの濃
度にて哺乳動物(たとえば、ヒトなど)経口、髄腔内、
とりわけ静脈内投与することができる。たとえば磁気共
鳴像形成を用いてイヌの脳内病巣を視覚化するため、式
1で示される配位子のガドリニウム錯体を、動物体重1
kg当たり錯体0.05〜0.5ミリモルの投与量、好
ましくは領1〜0.25ミリモル/kgの投与量にて静
脈内投与することができる。腎臓の視覚化のためには、
0.05〜0.25ミリモル/kgの投与量が好ましい
。心臓の視覚化のためには、0.25〜1.0ミリモル
/kgの投与量が好ましい。調製物のpHは、約6.0
〜8.0、好ましくは約6.5〜7゜5の範囲である。 生理学的に許容し得る緩衝液(たとえば、トリス(ヒド
ロキシメチル)アミノメタンなど)および他の生理学的
に許容し得る添加物(たとえばパラベンなどの安定化剤
など)を加えることもできる。 [0015] 本発明の式1で示される化合物は、下記「化7」で示さ
れる反応式により調製することができる。
り、pは0または1であり、rは1〜5の整数であり、
SはOまたは1〜5の整数であり、tは2〜5の整数で
ある。好ましいのは、n = 2または3;r=1.2
または3 : t=2または3:s=0.1または2
; p=oまたは1の場合である。最も好ましいのは、
n = 2、r=1、t=2、s=1およびp=1の場
合である。R1は水素原子またはアルキル基である。 [0009] 本明細書において「アルキル基」とは、直鎖または分枝
鎖基の両方を意味する。炭素数1〜5の基が好ましく、
メチル基が最も好ましい。 [0010] 本発明の式1で示される化合物およびその塩は、常磁性
の金属原子と錯体を形成し、磁気共鳴像形成のための緩
和増強剤として用いることができる。これらの薬剤は、
補乳動物宿主(たとえば、ヒト)に注射したときに種々
の濃度で種々の組織に分布していき、磁気共鳴像形成機
からの無線周波数エネルギーの吸収により励起された(
組織中の)プロトンの緩和を触媒する。このような励起
プロトンの緩和速度の促進により、宿主を磁気共鳴像形
成機でスキャニングしたときにコントラストの異なる像
が得られる。磁気共鳴像形成機は、種々の時間(一般に
薬剤投与前および後)における像を記録するために用い
られ、組織中に薬剤が存在することにより得られた像の
違いは診断に用いられる。プロトン磁気共鳴像形成にお
いて、ガドリニウム(III) および八面体マンガ
ン(III) クロム(III) および鉄(II
I)(これらはすべて対称電子配置を有する常磁性金属
原子である)などの常磁性金属原子が、本発明の式1で
示される配位子と錯体を形成する金属として好ましい。 中でも、ガドリニウム(III)が最も好ましい。とい
うのは、該金属が最も高い常磁性、低い毒性を有し、配
位結合した水が高い不安定性を有するからである。 [0011] 本発明の一式1で示される金属キレート配位子はランタ
ニド(元素番号58〜71)と錯体を形成することがで
き、磁気共鳴像形成または磁気共鳴インビボ分光分析計
においてケミカルシフト剤として用いることができる。 本発明の式1で示される金属キレート配位子の用途とし
ては上記のものが好ましいが、診断技術分野の当業者に
は、本発明の配位子を適当な金属と錯体形成させ、X線
像形成、放射性核種像形成、および超音波像形成におい
て用いることもできることが理解されるであろう。 [0012] 像形戊様旦杖々用途 本発明の配位子を像形成用に用いるためには、まず適当
な金属と錯体形成させることが必要である。この錯体形
成は、当該技術分野で公知の方法により行うことができ
る。たとえば、金属を酸化物またはハロゲン化物の形態
で水に加え、等モル量の式1で示される配位子で処理す
る。配位子は水溶液または懸濁液として添加することが
できる。pHを中性に維持するために、 (必要なら)
希釈した酸または塩基を加えることができる。金属およ
びキレート化剤の種類およびそれらの濃度に応じて、1
00℃もの高温で4時間までの時間加熱することが必要
とされる場合もある。 [0013] 本発明の配位子の薬理学的に許容し得る塩もまた、像形
成剤として有用である0そのような塩は、上記金属錯体
が溶液にあるときに該金属錯体を中性にするために塩基
(たとえば、アルカリ金属水酸化物、メグルミン(me
glum i ne)またはアルギニンなと)を用いる
ことにより調製することができる。幾つかの金属錯体は
前以て電荷を除いてあり、対イオンとしてカチオンを必
要としない。そのような中性の錯体は、浸透度の低さに
より生理学的耐性の大きな溶液が得られるため、電荷を
有する錯体に比べて静脈内投与用X線およびNMR像形
成剤として好ましい。 [0014] 金属錯体の滅菌水溶液を、0.003〜1.0モルの濃
度にて哺乳動物(たとえば、ヒトなど)経口、髄腔内、
とりわけ静脈内投与することができる。たとえば磁気共
鳴像形成を用いてイヌの脳内病巣を視覚化するため、式
1で示される配位子のガドリニウム錯体を、動物体重1
kg当たり錯体0.05〜0.5ミリモルの投与量、好
ましくは領1〜0.25ミリモル/kgの投与量にて静
脈内投与することができる。腎臓の視覚化のためには、
0.05〜0.25ミリモル/kgの投与量が好ましい
。心臓の視覚化のためには、0.25〜1.0ミリモル
/kgの投与量が好ましい。調製物のpHは、約6.0
〜8.0、好ましくは約6.5〜7゜5の範囲である。 生理学的に許容し得る緩衝液(たとえば、トリス(ヒド
ロキシメチル)アミノメタンなど)および他の生理学的
に許容し得る添加物(たとえばパラベンなどの安定化剤
など)を加えることもできる。 [0015] 本発明の式1で示される化合物は、下記「化7」で示さ
れる反応式により調製することができる。
【化7】
される化合物を製造することができる。
[0016]
つぎに、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが
、本発明はこれらに限 れるものではない。 実旋例上 a)1.2−エポキシ−4,7,10−)リオキサドデ
カン:NaH(4,45g、油中(7)60%懸濁液、
0.111−[E−ル)を乾燥ヘンタン(10ml)で
濯いで油を除いた。このNaHをN2下で乾燥THF(
100ml)中に懸濁し、これに新たに蒸留したエトキ
シエトキシエタノール(12,45g、0.0928モ
ル)を加えた。得られた懸濁液を周囲温度にて2時間撹
拌した。エピクロルヒドリン(25,40m1.0.3
25モル)を滴下し、撹拌を一夜続けた。この反応液を
4時間加熱還流し、ついで冷却し、濾過して沈殿した塩
を除いた。濾液をMgSO3で乾燥し、濾過し、蒸発し
て油状残渣を得な。蒸留(沸点85〜90℃、1mmH
g)により生成物を透明な油状物(14,07g80%
収率)として単離した。 [0017] b)1,4.7−トリス(カルボキシメチル)−10−
(2’−ヒドロキシ−4′7’、10’−)リオキサド
デシル) −1,4,7,10−テトラアザシクロドデ
カン:水(200ml)中の1.4.7−トリス(カル
ボキシメチル)−1,4,7,10−テトラアザシクロ
ドデカン(13,84g、0.040モル、2.5%水
を補正)の溶液を、5M−KOHを用いてpH10,5
に調節した。これに1,2−エポキシ−4,7,10−
トリオキサドデカン(8,37g、0.44モル)を加
えた。得られた濁った溶液を周囲温度にて撹拌し、とき
おりKOHを加えてpHを10〜10.5に維持した。 [0018] 4日後、この反応混合物をAGI−X8アニオン交換樹
脂(ギ酸形)の10x10.5cmカラムに適用した。 このカラムをHO(8L)で11m1/分の流速にて溶
出した。ついで、このカラムを0.5M−HC○2H(
3L)で溶出し、■)中に溶解し、前以て調製したポリ
−4−ビニルピリジンノ4.5 cmX40せ、残渣を
真空下、周囲温度にて18時間乾燥させた。1,4.7
−トリス(カルボキシメチル)−10−(2’−ヒドロ
キシ−4′,7′,10’−トリオキサドデシ元素分析
値(CHNo ・0.75H20として):計算値(
%):C50,21、H8,34、N10.19実測値
(%):C50,26、H8,51、N10.53H2
0(KFで溶解して2.45) [0019] 実施用A 1.4.7−トリス(カルボキシメチル)−10−(2
’−ヒドロキシ−4’、7’10′−トリオキザドデシ
ル)−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカナト
ガドリニウム: 1.4.7−トリス(カルボキシメチル)−10−(2
’−ヒドロキシ−4′,7′, 10’−)リオキサド
デシル) −1,4,7,10−テトラアザシクロドデ
カン(13,4g、0.0244モル、2.45%H○
を補正)をH20(250ml)中に溶解してpH3,
4の溶液を得た。Gd203(4,67g、0.013
1モル)を加え、得られた懸濁液を80°Cにて18時
間撹拌した。得られた濁った溶液を周囲温度に冷却し、
0.2ミクロン膜で濾過した。この溶液を濃NH4OH
を用いてpH9,4に調節し、Chelex 100
(アンモニウム形)の1010X20カラムに適用した
。このカラムをH20(2,5L)で溶出した。溶出液
を集め、蒸発させて白色のガラス状固体を得た。 [00203 このキレートをプレパラティブ逆相HPLCでさらに精
製した。キレートを含有するフラクションを集め、蒸発
させて白色固体を得た。 この固体を95%熱EtOHから2回結晶化させた。母
液を蒸発させて第二の収分を得、残渣を上記と同様にし
て結晶化させた。上記2つの収分を集め、58C1高真
空下にて一夜乾燥させて1,4.7−トリス(カルボキ
シメチル)−10−(2’−ヒドロキシ−4′,7′,
10’−)リオキサドデシル)−1,4,7,10−テ
トラアザシクロドデカナトガドリニウム(7,13g、
2・26%H20を補正)を得た。 元素分析値(CHNOGd−0,89H20として):
計算値(%):C39,08、H6,10、H7,93
実測値(%) :C39,11、 H6,33 N7.96
、本発明はこれらに限 れるものではない。 実旋例上 a)1.2−エポキシ−4,7,10−)リオキサドデ
カン:NaH(4,45g、油中(7)60%懸濁液、
0.111−[E−ル)を乾燥ヘンタン(10ml)で
濯いで油を除いた。このNaHをN2下で乾燥THF(
100ml)中に懸濁し、これに新たに蒸留したエトキ
シエトキシエタノール(12,45g、0.0928モ
ル)を加えた。得られた懸濁液を周囲温度にて2時間撹
拌した。エピクロルヒドリン(25,40m1.0.3
25モル)を滴下し、撹拌を一夜続けた。この反応液を
4時間加熱還流し、ついで冷却し、濾過して沈殿した塩
を除いた。濾液をMgSO3で乾燥し、濾過し、蒸発し
て油状残渣を得な。蒸留(沸点85〜90℃、1mmH
g)により生成物を透明な油状物(14,07g80%
収率)として単離した。 [0017] b)1,4.7−トリス(カルボキシメチル)−10−
(2’−ヒドロキシ−4′7’、10’−)リオキサド
デシル) −1,4,7,10−テトラアザシクロドデ
カン:水(200ml)中の1.4.7−トリス(カル
ボキシメチル)−1,4,7,10−テトラアザシクロ
ドデカン(13,84g、0.040モル、2.5%水
を補正)の溶液を、5M−KOHを用いてpH10,5
に調節した。これに1,2−エポキシ−4,7,10−
トリオキサドデカン(8,37g、0.44モル)を加
えた。得られた濁った溶液を周囲温度にて撹拌し、とき
おりKOHを加えてpHを10〜10.5に維持した。 [0018] 4日後、この反応混合物をAGI−X8アニオン交換樹
脂(ギ酸形)の10x10.5cmカラムに適用した。 このカラムをHO(8L)で11m1/分の流速にて溶
出した。ついで、このカラムを0.5M−HC○2H(
3L)で溶出し、■)中に溶解し、前以て調製したポリ
−4−ビニルピリジンノ4.5 cmX40せ、残渣を
真空下、周囲温度にて18時間乾燥させた。1,4.7
−トリス(カルボキシメチル)−10−(2’−ヒドロ
キシ−4′,7′,10’−トリオキサドデシ元素分析
値(CHNo ・0.75H20として):計算値(
%):C50,21、H8,34、N10.19実測値
(%):C50,26、H8,51、N10.53H2
0(KFで溶解して2.45) [0019] 実施用A 1.4.7−トリス(カルボキシメチル)−10−(2
’−ヒドロキシ−4’、7’10′−トリオキザドデシ
ル)−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカナト
ガドリニウム: 1.4.7−トリス(カルボキシメチル)−10−(2
’−ヒドロキシ−4′,7′, 10’−)リオキサド
デシル) −1,4,7,10−テトラアザシクロドデ
カン(13,4g、0.0244モル、2.45%H○
を補正)をH20(250ml)中に溶解してpH3,
4の溶液を得た。Gd203(4,67g、0.013
1モル)を加え、得られた懸濁液を80°Cにて18時
間撹拌した。得られた濁った溶液を周囲温度に冷却し、
0.2ミクロン膜で濾過した。この溶液を濃NH4OH
を用いてpH9,4に調節し、Chelex 100
(アンモニウム形)の1010X20カラムに適用した
。このカラムをH20(2,5L)で溶出した。溶出液
を集め、蒸発させて白色のガラス状固体を得た。 [00203 このキレートをプレパラティブ逆相HPLCでさらに精
製した。キレートを含有するフラクションを集め、蒸発
させて白色固体を得た。 この固体を95%熱EtOHから2回結晶化させた。母
液を蒸発させて第二の収分を得、残渣を上記と同様にし
て結晶化させた。上記2つの収分を集め、58C1高真
空下にて一夜乾燥させて1,4.7−トリス(カルボキ
シメチル)−10−(2’−ヒドロキシ−4′,7′,
10’−)リオキサドデシル)−1,4,7,10−テ
トラアザシクロドデカナトガドリニウム(7,13g、
2・26%H20を補正)を得た。 元素分析値(CHNOGd−0,89H20として):
計算値(%):C39,08、H6,10、H7,93
実測値(%) :C39,11、 H6,33 N7.96
Claims (14)
- 【請求項1】式: 【化1】 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、nは2〜5の整数、rは1〜5の整数、tは2
〜5の整数、sは0または1〜5の整数、pは0または
1、R_1は水素原子またはアルキル基である)で示さ
れる化合物。 - 【請求項2】式1においてnが2または3である請求項
1に記載の化合物。 - 【請求項3】式1においてrが1、2または3である請
求項1に記載の化合物。 - 【請求項4】式1においてtが2または3である請求項
1に記載の化合物。 - 【請求項5】式1においてsが1、2または3である請
求項1に記載の化合物。 - 【請求項6】式1においてpが0または1である請求項
1に記載の化合物。 - 【請求項7】式1においてnが2であり、rが1であり
、tが2であり、sが1であり、pが1である請求項1
に記載の化合物。 - 【請求項8】1,4,7−トリス(カルボキシメチル)
−10−(2′−ヒドロキシ−4′,7′,10′−ト
リオキサドデシル)−1,4,7,10−テトラアザシ
クロドデカンである請求項1に記載の化合物。 - 【請求項9】金属原子と式: 【化2】 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、nは2〜5の整数、rは1〜5の整数、tは2
〜5の整数、sは0または1〜5の整数、pは0または
1、R_1は水素原子またはアルキル基である)で示さ
れる金属キレート配位子との錯体または錯体の塩。 - 【請求項10】金属原子がガドリニウム(III)である
請求項9に記載の錯体。 - 【請求項11】1,4,7−トリス(カルボキシメチル
)−10−(2′−ヒドロキシ−4′,7′,10′−
トリオキサドデシル)−1,4,7,10−テトラアザ
シクロドデカナートガドリニウムである請求項9に記載
の錯体。 - 【請求項12】強塩基および水の存在下、式:【化3】 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) で示される化合物を式: 【化4】 ▲数式、化学式、表等があります▼(3) で示される化合物と反応させることを特徴とする、式:
【化5】 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、nは2〜5の整数、rは1〜5の整数、tは2
〜5の整数、sは0または1〜5の整数、pは0または
1、R_1は水素原子またはアルキル基である)で示さ
れる化合物の製造方法。 - 【請求項13】生成した配位子を水中で金属酸化物と反
応させて対応する金属錯体を生成させる、請求項12に
記載の方法。 - 【請求項14】金属酸化物がGd_2O_3である請求
項13に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US45489089A | 1989-12-22 | 1989-12-22 | |
US454890 | 1989-12-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04120066A true JPH04120066A (ja) | 1992-04-21 |
Family
ID=23806486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2413422A Withdrawn JPH04120066A (ja) | 1989-12-22 | 1990-12-21 | 10−(2’−ヒドロキシ−3’−ポリオキサアルキル)−1,4,7−トリスカルボキシメチル−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン |
Country Status (9)
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---|---|
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JP (1) | JPH04120066A (ja) |
AU (1) | AU6709390A (ja) |
CA (1) | CA2031587A1 (ja) |
HU (1) | HUT59114A (ja) |
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NZ (1) | NZ236267A (ja) |
PT (1) | PT96336A (ja) |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007511503A (ja) * | 2003-11-17 | 2007-05-10 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 医療画像化技術用の造影剤及びその使用 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU625529B2 (en) * | 1989-12-22 | 1992-07-16 | E.R. Squibb & Sons, Inc. | 10-(2'-hydroxy-3'-alkoxy-1,4,7-triscarboxymethyl-1,4,7,10- tetraazacyclododecanes |
DE4035760A1 (de) * | 1990-11-08 | 1992-05-14 | Schering Ag | Mono-n-substituierte 1,4,7,10-tetraazacyclododecan-derivate, verfahren zu ihrer herstellung und diese enthaltende pharmazeutische mittel |
DE4140779A1 (de) * | 1991-12-06 | 1993-06-09 | Schering Ag Berlin Und Bergkamen, 1000 Berlin, De | Verfahren zur herstellung von mono-n-substituierten tetraazamakrocyclen |
DE4237943C2 (de) * | 1992-11-06 | 1997-10-23 | Schering Ag | Verfahren zur Herstellung von Metallkomplexen der N-beta-Hydroxyalkyl-tri-N-carboxyalkyl-1,4,7,10-tetraazacyclododecan- und N-beta-Hydroxyalkyl-tri-N-carboxyalkyl-1,4,8,11-tetraazacyclotetradecan-Derivate |
DE4218744C2 (de) * | 1992-06-04 | 1997-11-06 | Schering Ag | Verfahren zur Herstellung von N-ß-Hxdroxyalkyl-tri-N-carboxylalkyl-1,4,7,10-tetraazacyclododecan- und N-ß-Hydroxyalkyl-tri-N-carboxyalkyl-1,4,8,11-tetraazacyclotetradecan-Derivaten und deren Metallkomplexe |
DE4317588C2 (de) * | 1993-05-24 | 1998-04-16 | Schering Ag | Fluorhaltige makrocyclische Metallkomplexe, Verfahren zu ihrer Herstellung, sowie ihre Verwendung |
DE4318369C1 (de) * | 1993-05-28 | 1995-02-09 | Schering Ag | Verwendung von makrocyclischen Metallkomplexen als Temperatursonden |
AU7384394A (en) * | 1993-06-30 | 1995-01-24 | Akzo Nobel N.V. | Chelating compounds |
EP2608785B1 (en) * | 2010-08-26 | 2016-08-17 | Kunyuan Cui | Lipomacrocycles and uses thereof |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP0232751B1 (en) * | 1986-01-23 | 1991-09-11 | E.R. Squibb & Sons, Inc. | 1-substituted-4,7,10-triscarboxymethyl-1,4,7,10-tetraazacyclododecane and analogs |
US4885363A (en) * | 1987-04-24 | 1989-12-05 | E. R. Squibb & Sons, Inc. | 1-substituted-1,4,7-triscarboxymethyl-1,4,7,10-tetraazacyclododecane and analogs |
DE3625417C2 (de) * | 1986-07-28 | 1998-10-08 | Schering Ag | Tetraazacyclododecan-Derivate |
FR2614020B1 (fr) * | 1987-04-14 | 1989-07-28 | Guerbet Sa | Nouveaux ligands cycliques azotes, complexes metalliques formes par ces ligands, compositions de diagnostic contenant ces complexes et procede de preparation des ligands. |
JP2833766B2 (ja) * | 1987-07-16 | 1998-12-09 | ニユコメド・アクシエセルカペト | アミノポリカルボン酸およびその誘導体 |
GB8801646D0 (en) * | 1988-01-26 | 1988-02-24 | Nycomed As | Chemical compounds |
-
1990
- 1990-11-29 NZ NZ236267A patent/NZ236267A/en unknown
- 1990-11-29 AU AU67093/90A patent/AU6709390A/en not_active Abandoned
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- 1990-11-30 IE IE431890A patent/IE904318A1/en unknown
- 1990-12-05 CA CA002031587A patent/CA2031587A1/en not_active Abandoned
- 1990-12-07 ZA ZA909855A patent/ZA909855B/xx unknown
- 1990-12-17 EP EP90313791A patent/EP0434346A1/en not_active Withdrawn
- 1990-12-21 JP JP2413422A patent/JPH04120066A/ja not_active Withdrawn
- 1990-12-21 PT PT96336A patent/PT96336A/pt not_active Application Discontinuation
- 1990-12-21 HU HU908436A patent/HUT59114A/hu unknown
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007511503A (ja) * | 2003-11-17 | 2007-05-10 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 医療画像化技術用の造影剤及びその使用 |
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AU6709390A (en) | 1991-06-27 |
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PT96336A (pt) | 1991-09-30 |
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ZA909855B (en) | 1991-10-30 |
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---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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