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JPH04119942A - ライトグリーンの色調を呈する結晶化ガラス - Google Patents

ライトグリーンの色調を呈する結晶化ガラス

Info

Publication number
JPH04119942A
JPH04119942A JP24184590A JP24184590A JPH04119942A JP H04119942 A JPH04119942 A JP H04119942A JP 24184590 A JP24184590 A JP 24184590A JP 24184590 A JP24184590 A JP 24184590A JP H04119942 A JPH04119942 A JP H04119942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystallized glass
light green
color tone
gahnite
green color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24184590A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Hashibe
吉夫 橋部
Masayuki Ninomiya
二宮 正幸
Takehiro Shibuya
武宏 渋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority to JP24184590A priority Critical patent/JPH04119942A/ja
Publication of JPH04119942A publication Critical patent/JPH04119942A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C10/00Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
    • C03C10/0054Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing PbO, SnO2, B2O3

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、建築材料として好適なライトグリーンの色調
を呈する結晶化ガラスに関するものである。
[従来の技術] 従来より、結晶化ガラスはその優れた特性を生かして、
大理石等天然石の代わりに建物の外装材や内装材に好ん
で用いられているが、近年の建物の多様化に伴い建築材
料も多様化が要求されている。その多様化の一つの方向
として色調の多様化があり、結晶化ガラスの場合、着色
酸化物をガラス原料に添加して種々の色調に着色する方
法が開発され、例えば本出願人の発明になる特公昭60
−49145号には、上記着色酸化物を用いて着色した
結晶化ガラスが記載されている。
[発明が解決しようとする問題点] 一般に建築材料として好まれる色調の一つにグリーン系
があり、そのなかでも近年特に市場ニーズの高まってい
る色調としてライトグリーンがある。
しかしながら従来の結晶化ガラスにおいて、このような
色調を得ることは非常に困難であり、上記特公昭60−
49145号においても濃いグリーン(ダークグリーン
)の色調しか得られず、その二一ズに応えていないのが
実状である。また上記持分の結晶化ガラスは、建材とし
て要求される化学耐久性や機械的強度が不十分であると
いう問題を有している。
本発明の目的は、ライトグリーンの色調を呈し、優れた
化学耐久性や機械的強度を有する結晶化ガラスを提供す
ることである。
[問題点を解決するための手段] 本発明者等は上記問題点を解決するために種々の研究を
重ねた結果、主結晶としてガーナイト(ZnO・Al2
O3)を析出する結晶化ガラスに着色酸化物として旧O
を適当置台をさせることにより、ライトグリーンの色調
が得られることを見い出し、本発明として提案するもの
である。
即ち本発明のライトグリーンの色調を呈する結晶化ガラ
スは重量%でStO□40〜60%、Al2O314〜
25%、ZnO+Mg04〜15%、(ただしZnO/
MgO≧1 ) 、ZrO2+T+02 2〜12%(
ただしZr09/TlO2≧1)、82O32〜15%
、Na2O0,5〜15%、K2O0,5〜8%、Li
2O0〜5%、CaOO〜4%、BaO0〜4 %、A
s2O30〜1 %、Sb2O30〜1 %、NiOO
,005〜2.8%からなり、主結晶としてガーナイト
を析出することを特徴とする。
[作用] 本発明は、旧イオンを固溶しうるガーナイトを主結晶と
して析出する。Niイオンはガラスマトリックス相中で
カッ色を呈する為、結晶化前の原ガラスはカッ色を呈す
るが、これを結晶化熱処理してガーナイトを主結晶とし
て析出させると、Niイオンの多くがガーナイトに固溶
されるために、結晶化ガラスはライトグリーンの色調を
呈する。
また異種結晶、例えばフォルステライト(2Mgo・S
NiO゜)は結晶化ガラスに白色の色調を与え、この白
色がガーナイトに固溶されたNlイオンの色調より強い
ために、フォルステライトが結晶化ガラス中に少しでも
析出すると色調がぼやけたり、あるいはかき消されて白
色になってしまうおそれがある。それゆえ結晶化ガラス
がライトグリーンの色調を?するためには、ガーナイト
以外の異種結晶を析出させないことが必要である。
本発明のライトグリーンの色調を呈する結晶化ガラスの
主結晶であるガーナイトは高い機械的強度を有する。ま
たガーナイトは構成成分に5IO3を含まないために、
相対的にガラスマトリックス相中に5IO3が多量含有
される。このため得られる結晶化ガラスは機械的強度及
び化学耐久性に優れている。
次に本発明のライトグリーンの色調を呈する結晶化ガラ
スの組成範囲を完配のように限定した理由を示す。
5IO3は化学耐久性を高める成分であり、その含有量
は40〜60%である。SIO□が40%より少ないと
耐候性が著しく悪くなり、60%より多いとガラス溶融
が困難になる。
Al2O3はガーナイトの構成成分であり、その含を量
は14〜25%である。Al2O3が14%より少ない
と結晶化しにくくなり、25%より多いとガラスの溶融
性が悪くなる。
ZnOとMgOは合量で4〜15%含有する。MgOと
ZnOの合量が4%より少ないと結晶化しにくくなり、
15%より多いと結晶化物の表面光沢がなくなる。また
ZnOとMgOはその割合がZnO/MgO≧1となる
ように含有する。これはガーナイトの構成成分であるZ
nOをMgOより多量含有させることでガーナイトを主
結晶として析出させるためである。
それゆえZnO/MgO< 1となればフォルステライ
トが主結晶として析出し、結晶化ガラスの機械的強度や
化学耐久性が不十分となり、またライトグリーンの色調
を早さない。なおMgOは分相防止のために少量含有す
ることが好ましい。
ZrO2とTlO2は核成形剤として合量で2〜12%
含をする。Zr09とTlO2の合量が2%より少ない
と核形成が不十分であり、12%より多いと失透が著し
くなる。またZrO3とTlO2はその割合がZrO3
/T1o2≧1となるように含有する。これはZrO2
が主にROAl。03(Rはアルカリ土類金属)系の結
晶を析出させる働きをし、本発明の主結晶であるガーナ
イ) (ZnO,Al2O3)を析出させるのに好適で
あることによる。TlO3はフォルステライト等の結晶
を析出させる曇きをするためにZr09/TlO2< 
1となれば、これら好ましくない結晶が主結晶として析
出する。
なおTjO□は失透と分相の防止のために少量含有する
ことが好ましい。
B2O3の含有量は2〜15%である。B2O3が2%
より少ないとガラスの溶融性が悪くなり、15%より多
いと結晶化を阻害する。
Na2Oの含有量は0.5〜15%である。Na2Oが
0.5%より少ないとガラスの溶融性が劣り、15%よ
り多いと耐候性が悪くなる。
L2Oの含有量は0.5〜8%である。L2Oが0.5
%より少ないとガラスの溶融性が劣り、8%より多いと
結晶化しにくくなる。
Li2Oは溶融性を高めるために0〜5%含有する。
CaOとBaOの含有量はそれぞれ0〜4%である。
CaO及びBaOがそれぞれ4%より多いと結晶化しに
くくなる。
As2O3とSb2O3は清澄剤としてそれぞれ0〜1
%含有する。
NIOは結晶化ガラスにライトグリーンの色調を与える
着色酸化物であり、その含有量は0.005〜2.8%
である。NiOが0.005%より少ないと結晶化ガラ
スに十分なライトグリーンの色調を与えることができず
、2.8%より多いと失透が著しくなる。
[実施例コ 以下、実施例に基づき本発明の詳細な説明する。
次表は本発明の実施例(試料Nα1〜5)及び比較例(
試料Nα6.7)を示している。
以  下  余  白 表のNα1〜7の試料は次のようにして調装した。
表中の各組成になるようにガラス原料を調合し、白金坩
堝を使用して1500°Cで12〜16時間溶融した後
、溶融ガラスをカーボン台上に流し出し、ローラーを用
いて板状に成形した。次にこの板状物を!2O°C/h
の昇温速度で700℃まで加熱し、1時間保持すること
で核酸形を行い、さらに12O°C/hの昇温速度で9
50〜NiO50°Cまで加熱し、1時間保持すること
によって試料を得た。このようにして得られた各試料の
主結晶は、X線回折の結果、実施例である試料Nα1〜
5はガーナイト、比較例である試料N(16,7はフォ
ルステライトであった。
表から明らかなように、試料Nα1〜5の実施例はすべ
てライトグリーンの色調を呈したのに対して、試料N(
L 6の比較例のそれはベージュであり、試料Nα7の
それはダークグリーンであった。また試料Nα1〜5の
実施例は耐酸性0.15〜Q 、39mg / Cm2
、耐アルカリ性2.00〜2.75mg / cm” 
、曲げ強度NiO50〜12O0kg / 0m2の値
を示した。これに対して試料Nα6及び7の比較例はそ
れぞれ耐酸性り月4.30 mg/cm214.00m
g /cm2、耐アルカリ性が4゜30 mg / 0
m2.4.l0mg/ Cm2  曲げ強度がともに7
00 kg / 0m2であった。
これらの事実は本発明が、NNiOを含有し、しかもガ
ーナイトを主結晶とするためにライトグリーンの色調を
呈し、化学耐久性、機械的強度について優れた特性を有
し、建材として適しているものであることを示している
なお、表中の耐酸性、耐アルカリ性は、それぞれ90°
C11%のH2SO4、NaOHの溶液中に25X25
X51の試料(鏡面研磨品)を24時間浸漬した後の重
量減により評価した。曲げ強度はNiONiOX70X
8の大きさの試料で、三点荷重法により測定した。
[効果コ 以上説明したように、本発明のライトグリーンの色調を
呈する結晶化ガラスは近年の色調の多様化の要請にかな
うものであり、しかも機械的強度や化学耐久性に優れ、
建材として好適なものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%でSiO_2 40〜60%、Al_2O
    _3 14〜25%、ZnO+MgO 4〜15%(た
    だしZnO/MgO≧1)、ZrO_2+TiO_2 
    2〜12%(ただしZrO_2/TiO_2≧1)、B
    _2O_3 2〜15%、Na_2O 0.5〜15%
    、K_2O 0.5〜8%、Li_2O 0〜5%、C
    aO 0〜4%、BaO 0〜4%、As_2O3 0
    〜1%、Sb_2O_3 0〜1%、NiO 0.00
    5〜2.8%からなり、主結晶としてガーナイトを析出
    することを特徴とするライトグリーンの色調を呈する結
    晶化ガラス。
JP24184590A 1990-09-11 1990-09-11 ライトグリーンの色調を呈する結晶化ガラス Pending JPH04119942A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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