JPH04118678U - Ic試験装置の論理比較装置 - Google Patents
Ic試験装置の論理比較装置Info
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- JPH04118678U JPH04118678U JP2152391U JP2152391U JPH04118678U JP H04118678 U JPH04118678 U JP H04118678U JP 2152391 U JP2152391 U JP 2152391U JP 2152391 U JP2152391 U JP 2152391U JP H04118678 U JPH04118678 U JP H04118678U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1テストサイクル中に出力が変化するIC素
子に対する試験時間を短縮する。 【構成】 被試験IC素子の1つのピンの出力がレベル
比較器12,13でそれぞれ基準高レベル、基準低レベ
ルと比較され、これら両比較出力はブロック31,32
の両者にそれぞれ供給される。ブロック31,32はそ
れぞれ図に示していないが同一構成であり、レベル比較
器12,13の各出力をストローブでタイミングコンパ
レータに取込まれ、その出力はそれぞれ1テストサイク
ルを周期とする期待値と比較される。ブロック31,3
2の各ストローブST1,ST2は各テストサイクルご
とに発生するタイミングが異なるものである。
子に対する試験時間を短縮する。 【構成】 被試験IC素子の1つのピンの出力がレベル
比較器12,13でそれぞれ基準高レベル、基準低レベ
ルと比較され、これら両比較出力はブロック31,32
の両者にそれぞれ供給される。ブロック31,32はそ
れぞれ図に示していないが同一構成であり、レベル比較
器12,13の各出力をストローブでタイミングコンパ
レータに取込まれ、その出力はそれぞれ1テストサイク
ルを周期とする期待値と比較される。ブロック31,3
2の各ストローブST1,ST2は各テストサイクルご
とに発生するタイミングが異なるものである。
Description
【0001】
この考案はIC試験装置において被試験IC素子の出力を適当に設定可能なタ
イミングのストローブで取込み、その取込んだ出力と期待値とを論理比較して、
被試験IC素子が良品か不良品かの判定を行う論理比較装置に関する。
【0002】
図3に従来の論理比較装置を示す。入力端子11に被試験IC素子の1つのピ
ンからの出力が供給され、レベル比較器12,13でそれぞれ基準高レベルVH
、基準低レベルVLと比較され、レベル比較器12は入力が基準高レベルVHよ
り低い場合に高レベルを出力し、基準高レベルVHより高い場合は低レベルを出
力し、レベル比較器13は入力が基準高レベルVLより高い場合に高レベルを出
力し、基準低レベルVLより低い場合は低レベルを出力する。
【0003】
これらレベル比較器12,13の各出力はそれぞれタイミングコンパレータ1
4,15にストローブSTにより取込まれ、つまりサンプルホールドされる。タ
イミングコンパレータ14の出力は論理比較回路16,17へ供給されると共に
、インバータ18を通じてオア回路19へ供給される。タイミングコンパレータ
15の出力は論理比較回路21,22へ供給されると共に、インバータ23を通
じてオア回路19及び論理比較回路24へ供給される。オア回路19の出力は論
理比較回路25へ供給される。論理比較回路16,17,21,22,24,2
5はそれぞれアンド回路で構成された場合である。
【0004】
論理比較回路16,17,24,25に高レベル期待値EHが入力され、論理
比較回路21,22に高レベル期待値の反転信号*EHが入力され、論理比較回
路21,22,24,25に低レベル期待値ELが入力され、論理比較回路16
,17に低レベル期待値の反転信号*ELが入力される。論理比較回路16,2
1の出力はオア回路26へ供給されると共にオア回路27へ供給される。論理比
較回路17,22,24の出力がオア回路28へ供給される。論理比較回路25
の出力はオア回路27,29へ供給される。
【0005】
期待値が高レベルの時に入力がVH以下であると論理比較回路16,17の各
出力が“1”となり、期待値が低レベルの時に、入力がVL以上であると論理比
較回路21,22の各出力が“1”となる。期待値が高インピーダンス、つまり
、期待値が高レベルであると同時に低レベルである時に、入力がVH以上及びV
L以下であると論理比較回路25の出力が“1”となり、入力がVL以下である
と論理比較回路24の出力が“1”となる。以上の状態以外は論理比較回路16
,17,21,22,24,25の各出力は“0”である。
【0006】
従ってオア回路27から期待値と不一致が生じると前の被試験IC素子が不良
であることを示す不良信号FMFが出力される。被試験IC素子の出力は高レベ
ル、低レベル、高インピーダンスの3つの状態の何れかであるが、オア回路28
の出力は、不良が生じた時に、期待値以外の2つの状態のどちらで不良となった
かを示す信号FMCである。ストローブSTを各テストサイクルの適当なタイミ
ングで発生して被試験IC素子が正常に動作するかを試験していた。
【0007】
正常な動作において被試験IC素子の1つのピンの出力が1テストサイクルの
途中で変化するものがある。このような場合、期待値の変化はテストサイクルご
とにしか行うことができないから、従来においては、テストサイクル中の正常時
の変化点の前方部と、後方部とについて、各別に試験を行っていた。つまり従来
においては2回テストパターンを走らせて2回試験を行う必要があり、それだけ
試験時間が長くかかった。
【0008】
この考案によれば被試験IC素子の1つのピンからの出力を従来と同様にタイ
ミングコンパレータに各テストサイクルごとにストローブで取込み、期待値と論
理比較回路で比較すると共に、上記被試験IC素子の同一のピンの出力を、各テ
ストサイクルごとに上記ストローブとは異なるタイミングのストローブで他のタ
イミングコンパレータに取込み、その出力を他の期待値と他の論理比較回路で比
較するようにされる。
【0009】
図1にこの考案の実施例を示し、図3と対応する部分に同一符号を付けて示す
。図3に示した部分のうち、タイミングコンパレータ14,15の入力側からオ
ア回路26〜29の出力側までをブロック31で示し、ストローブや期待値、出
力の各信号に同一符号に番号1を加えて付けてある。この実施例においてはブロ
ック31と同様の構成をもつブロック32が設けられ、レベル比較器12,13
の各出力がブロック32へも供給される。ブロック32内のタイミングコンパレ
ータの供給するストローブST2はストローブST1と同様に各テストサイクル
ごとに出力されるが、タイミングがストローブST1とずらされている。ブロッ
ク32にも高レベル期待値EH2、その反転信号*EH2,低レベル期待値EL
2、その反転信号*EL2が入力されて図3と同様の動作を行う。
【0010】
ブロック31,32からの各不良か否かを示す出力FMF1,FMF2はセレ
クタ33のA,B入力へ供給され、ブロック31,32からの不良時の不良状態
を示す出力FMC1,FMC2はそれぞれセレクタ34のA,B入力へそれぞれ
供給される。セレクタ34の出力とブロック32の出力FMF2とがそれぞれセ
レクタ35のA,B入力へ供給される。セレクタ33,34は同一の制御信号S
C1で制御され、セレクタ35は制御信号SC2で制御される。セレクタ33〜
35はそれぞれ制御信号が“0”でA入力を、制御信号が“1”でB入力を出力
する。またブロック31,32の各レベル不良を示す出力TFL1,TFL2高
インピーダンス不良を示す出力TFZ1,TFZ2がオア回路36へ供給されて
いる。
【0011】
この構成によればテストサイクルの途中で正常に出力が変化すべきタイミング
の前後でストローブST1,ST2をそれぞれ発生させ、かつこの正常に出力が
変化すべきタイミングの前方及び後方における各期待値EH1,EL1,EH2
,EL2を各テストサイクル周期で発生されることにより、1回の試験で1テス
トサイクル中に変化ある出力についての試験を行うことができる。この場合、セ
レクタ33てFMF1を、セレクタ35でFMF2をそれぞれ選択することによ
りこれらを必要に応じて各別にフェイルメモリに記憶することができる。オア回
路36の出力に1回でも“1”が生じればその被試験IC素子は不良と判定でき
る。
【0012】
なおブロック32についてはモード選択信号MODを“0”として不動作状態
、信号MODを“1”として動作状態にすることができ、この信号MODは例え
ば図3における論理比較回路16,17,21,22,24,25に入力すれば
よい。セレクタ33,34,35に対しそれぞれA入力を選択出力させればFM
F1,FMC1を出力でき、信号MODを“1”とし、セレクタ33,34に対
しそれぞれB入力を選択出力させ、セレクタ35に対しA入力を選択出力させれ
ばFMF2,FMC2を出力させることができる。
【0013】
なお従来において、被試験IC素子の1ピン当りに、1テストサイクルで3ビ
ットのパターンデータを使用し、これをデコードして駆動波形及び期待値を作っ
ていたが、図1の場合、同様に各テストサイクルで3ビットのパターンデータA
,B,Cに対し、モード選択信号MODが“0”,“1”に応じて図2A,Bに
示すような論理値表を満すデコーダを用いればよい。これらにおいてELi (i
=1,2)が“1”EHi が“0”で期待値は低レベルを、ELi が“0”でE
Hi が“1”で期待値は高レベルを、ELi ,EHi が共に“0”で必ず良状態
を、ELi ,EHi が共に“1”で期待値は高インピーダンス状態をそれぞれ示
す。なお図3では図2AのEL1,EH2を使用していた。
【0014】
以上述べたようにこの考案によればタイミングコンパレータ、論理比較回路を
2組設けて、異なるストローブで動作させることにより、1テストサイクル中に
出力が変化する被試験IC素子についても1テストサイクルごとの期待値を用い
て1回の試験でテストを終了することができ、従来よりも試験時間を半分にする
ことができる。
【図1】この考案の実施例を示すブロック図。
【図2】パターンデータと期待値との関係例を示す図。
【図3】従来の論理比較装置を示すブロック図。
Claims (1)
- 【請求項1】 テストサイクルごとに発生する第1スト
ローブで被試験IC素子の出力が取込まれる第1タイミ
ングコンパレータと、その第1タイミングコンパレータ
の出力と第1期待値とを比較する第1論理比較回路と、
上記テストサイクルごとに発生し、上記第1ストローブ
と位相が異なる第2ストローブで上記被試験IC素子の
出力が取込まれる第2タイミングコンパレータと、その
第2タイミングコンパレータの出力と第2期待値とを比
較する第2論理比較回路とを具備するIC試験装置の論
理比較装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2152391U JPH04118678U (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | Ic試験装置の論理比較装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2152391U JPH04118678U (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | Ic試験装置の論理比較装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118678U true JPH04118678U (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=31907269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2152391U Pending JPH04118678U (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | Ic試験装置の論理比較装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04118678U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01138477A (ja) * | 1987-11-24 | 1989-05-31 | Advantest Corp | 回路試験装置 |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP2152391U patent/JPH04118678U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01138477A (ja) * | 1987-11-24 | 1989-05-31 | Advantest Corp | 回路試験装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970930 |