JPH04116779A - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
- Publication number
- JPH04116779A JPH04116779A JP2235687A JP23568790A JPH04116779A JP H04116779 A JPH04116779 A JP H04116779A JP 2235687 A JP2235687 A JP 2235687A JP 23568790 A JP23568790 A JP 23568790A JP H04116779 A JPH04116779 A JP H04116779A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- pixel
- output
- input
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T1/00—General purpose image data processing
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/20—Image preprocessing
- G06V10/36—Applying a local operator, i.e. means to operate on image points situated in the vicinity of a given point; Non-linear local filtering operations, e.g. median filtering
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば画像認識あるいは音声認識システム等
に設けられるデータ処理装置に関するものである。
に設けられるデータ処理装置に関するものである。
例えば画像データのような大量のデジタルデータの処理
システムを設計する場合、市販されている信号処理専用
のICを使用するか、管理しうるメモリ空間の比較的大
きなCPUを使用することが一般的である。ここに、C
PUを使用する際には、処理形態は通常のCPUの命令
サイクルに依存することとなり、処理の高速化は望めな
い。また、専用ICにおいては、データ転送等の画像処
理の前提となるコマンドは用意されていても、ノイズ除
去、フィルタリング等の実際的画像処理がサポートされ
ていないか、あるいは極一部のフィルタリングがサポー
トされているのみである。
システムを設計する場合、市販されている信号処理専用
のICを使用するか、管理しうるメモリ空間の比較的大
きなCPUを使用することが一般的である。ここに、C
PUを使用する際には、処理形態は通常のCPUの命令
サイクルに依存することとなり、処理の高速化は望めな
い。また、専用ICにおいては、データ転送等の画像処
理の前提となるコマンドは用意されていても、ノイズ除
去、フィルタリング等の実際的画像処理がサポートされ
ていないか、あるいは極一部のフィルタリングがサポー
トされているのみである。
したがって従来、汎用高性能の画像処理システムを設計
する際には、設計者臼らが多くのハードウェアやICを
設計する必要があり、開発期間の短縮、開発予算の削減
の障害となっていた。
する際には、設計者臼らが多くのハードウェアやICを
設計する必要があり、開発期間の短縮、開発予算の削減
の障害となっていた。
本発明は、このような従来の問題点を解消すべく創案さ
れたものであり、設計者の開発負担を大幅に削減しつつ
、汎用、高性能の大量デジタルデータデータ処理装置を
提供することを目的とする。
れたものであり、設計者の開発負担を大幅に削減しつつ
、汎用、高性能の大量デジタルデータデータ処理装置を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段〕
本発明に係るデータ処理装置は、デジタルデータ処理の
本質である特徴抽出に主眼を置き、数値演算とともに状
態演算を実行しう演算部を備え、さらに逐次処理に不可
欠な逐次処理部を有するモジュールとして構成され、画
像処理等の実際的デジタルデータ処理に単独で対応でき
、またデータ容量に応して遅延メモリ容量を設定する必
要のある逐次処理部への入力を外部から取込みうること
とし、汎用性を確保している。
本質である特徴抽出に主眼を置き、数値演算とともに状
態演算を実行しう演算部を備え、さらに逐次処理に不可
欠な逐次処理部を有するモジュールとして構成され、画
像処理等の実際的デジタルデータ処理に単独で対応でき
、またデータ容量に応して遅延メモリ容量を設定する必
要のある逐次処理部への入力を外部から取込みうること
とし、汎用性を確保している。
〔実施例]
以下図示実施例により本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るデータ処理装置を示す
。このデータ処理装置は例えば、図示しないビデオカメ
ラから入力された文字を認識するシステムに設けられ、
イメージ情報演算部110および第1の情報圧縮系12
0を有する演算部100と、帰還制御部200と、4つ
の第2の情報圧縮系300.370.380.390と
を備える。後に詳述するように、演算部100は所定の
数値演算を行い、帰還制御部200はいわゆる逐次型処
理を行い、情報圧縮系300.370.380.390
は被処理データの特徴量を抽出する。
。このデータ処理装置は例えば、図示しないビデオカメ
ラから入力された文字を認識するシステムに設けられ、
イメージ情報演算部110および第1の情報圧縮系12
0を有する演算部100と、帰還制御部200と、4つ
の第2の情報圧縮系300.370.380.390と
を備える。後に詳述するように、演算部100は所定の
数値演算を行い、帰還制御部200はいわゆる逐次型処
理を行い、情報圧縮系300.370.380.390
は被処理データの特徴量を抽出する。
演算部100において、イメージ情報演算部110は所
定の数値演算を行うための回路であり、9つのフリップ
フロップa −iと乗算部111と論理演算部112と
数式処理部113とを有する。
定の数値演算を行うための回路であり、9つのフリップ
フロップa −iと乗算部111と論理演算部112と
数式処理部113とを有する。
第1の情報圧縮系120は特徴量抽出のために状態演算
を行うための回路であり、特徴情報抽出部121を有す
る。外部の図示しないメモリ等から送られてきたデータ
はフリッププロップa −iを介して乗算部111に入
力され、所定の係数(例えば重み係数等)を乗じて出力
される。この出力データは論理演算部112に入力され
、AND、OR,EXOR等の論理演算を施される。こ
の論理演算結果は数式処理部113あるいは特徴情報抽
出部121に入力される。数式処理部113は後述する
ように、入力データに対して加算(+)、減算(−)お
よび除算を行うとともに、最大値(MAχ)、最小値(
MIN)および絶対値(ABS)を求めることができる
。特徴情報抽出部121は後述するように、近傍境界情
報、近傍連結数および近傍特徴量等の演算を行う。
を行うための回路であり、特徴情報抽出部121を有す
る。外部の図示しないメモリ等から送られてきたデータ
はフリッププロップa −iを介して乗算部111に入
力され、所定の係数(例えば重み係数等)を乗じて出力
される。この出力データは論理演算部112に入力され
、AND、OR,EXOR等の論理演算を施される。こ
の論理演算結果は数式処理部113あるいは特徴情報抽
出部121に入力される。数式処理部113は後述する
ように、入力データに対して加算(+)、減算(−)お
よび除算を行うとともに、最大値(MAχ)、最小値(
MIN)および絶対値(ABS)を求めることができる
。特徴情報抽出部121は後述するように、近傍境界情
報、近傍連結数および近傍特徴量等の演算を行う。
帰還制御部200は、逐次処理部210とラベルカウン
タ290とを有し、演算部100および第2の情報圧縮
系300.370.380.390に接続される。演算
部100が入力された画素データをその時点で演算、比
較、判断する並列型処理を行うのに対し、逐次処理部2
10は後述するうように、いったん処理を行った後にそ
の後の状況、例えば他のデータとの相関等に基づいてデ
ータを書き直す逐次型処理を行う。この逐次型処理は、
細線化あるいはラヘリング等において必要である。ラベ
ルカウンタ290は、逐次処理部21Oのラヘリングに
おいて用いられるラベル(数値)を出力する回路である
。
タ290とを有し、演算部100および第2の情報圧縮
系300.370.380.390に接続される。演算
部100が入力された画素データをその時点で演算、比
較、判断する並列型処理を行うのに対し、逐次処理部2
10は後述するうように、いったん処理を行った後にそ
の後の状況、例えば他のデータとの相関等に基づいてデ
ータを書き直す逐次型処理を行う。この逐次型処理は、
細線化あるいはラヘリング等において必要である。ラベ
ルカウンタ290は、逐次処理部21Oのラヘリングに
おいて用いられるラベル(数値)を出力する回路である
。
第2の情報圧縮系300.370.380.390は、
積算あるいは比較等の処理によって被処理データの特徴
量を求めるものである。これらは同し構成を有しており
、図中、情報圧縮系300のみについて構成が示されて
いる。情報圧縮系300は、アドレスカウンタ301.
XYカウンタ302、独立変数設定回路303、特徴量
設定回路304、抽出条件設定回路305および特徴デ
ータ処理部310を有する。
積算あるいは比較等の処理によって被処理データの特徴
量を求めるものである。これらは同し構成を有しており
、図中、情報圧縮系300のみについて構成が示されて
いる。情報圧縮系300は、アドレスカウンタ301.
XYカウンタ302、独立変数設定回路303、特徴量
設定回路304、抽出条件設定回路305および特徴デ
ータ処理部310を有する。
特徴データ処理部310は、入力データに対して、加算
(+)および減算(=)を行うとともに、最大値(MA
X)および最小値(MIN)を求めることができる。独
立変数設定回路303、特徴量設定回路304および抽
出条件設定回路305は、特徴データ処理部310にお
ける処理の条件を設定するための回路である。独立変数
設定回路303は、「どんな条件に該当した時に抽出す
るかj、例えば「全画素について」等の入力データの抽
出条件を設定する。特徴量設定回路304は、r抽出す
べきデータは何であるか」、例えば1画素数」等の特徴
量の条件を設定する。抽出条件設定回路305は、rど
んなデータに対して抽出するか」、例えば「ラベリング
された画素毎にJ等の抽出条件を設定する。例えばこれ
らの条件を組み合わせると、特徴データ処理部310は
r全画素について、画素数を、ラベリングされた画素毎
に」加算することとなり、特定のラベリングを施された
画像の面積が求められる。
(+)および減算(=)を行うとともに、最大値(MA
X)および最小値(MIN)を求めることができる。独
立変数設定回路303、特徴量設定回路304および抽
出条件設定回路305は、特徴データ処理部310にお
ける処理の条件を設定するための回路である。独立変数
設定回路303は、「どんな条件に該当した時に抽出す
るかj、例えば「全画素について」等の入力データの抽
出条件を設定する。特徴量設定回路304は、r抽出す
べきデータは何であるか」、例えば1画素数」等の特徴
量の条件を設定する。抽出条件設定回路305は、rど
んなデータに対して抽出するか」、例えば「ラベリング
された画素毎にJ等の抽出条件を設定する。例えばこれ
らの条件を組み合わせると、特徴データ処理部310は
r全画素について、画素数を、ラベリングされた画素毎
に」加算することとなり、特定のラベリングを施された
画像の面積が求められる。
アドレスカウンタ301は、第2の情報圧縮系300.
370.380.390のメモリである圧縮データレジ
スタCDRのアドレスを指定するものであり、これによ
り特徴データ処理部310の処理データはこのメモリの
所定のアドレスに格納される。XYカウンタ302は、
1画面に対する水平走査の間、その時のX座標およびX
座標を出力するものである。
370.380.390のメモリである圧縮データレジ
スタCDRのアドレスを指定するものであり、これによ
り特徴データ処理部310の処理データはこのメモリの
所定のアドレスに格納される。XYカウンタ302は、
1画面に対する水平走査の間、その時のX座標およびX
座標を出力するものである。
演算部100、帰還制御部200、情報圧縮系300.
370.380.390は、後述するレジスタ410に
格納された指令信号に従って動作し、所定の処理結果を
出力する。これら各部の出力データは、セレクタ420
によって選択され、本装置の外部に出力される。
370.380.390は、後述するレジスタ410に
格納された指令信号に従って動作し、所定の処理結果を
出力する。これら各部の出力データは、セレクタ420
によって選択され、本装置の外部に出力される。
次に、レジスタ410について説明する。
アドレスレジスタPIPADRは、ホストコンピュータ
がデータレジスタP I PDRにリード、またはライ
トアクセスするための内部アドレスを与えるレジスタで
あり、データレジスタPIPDRへのライト専用である
。このアドレスレジスタPIPADRO値は、データレ
ジスタPIPDRに対するリードおよびライト動作によ
り、この動作毎に1ずつインクリメントされる。
がデータレジスタP I PDRにリード、またはライ
トアクセスするための内部アドレスを与えるレジスタで
あり、データレジスタPIPDRへのライト専用である
。このアドレスレジスタPIPADRO値は、データレ
ジスタPIPDRに対するリードおよびライト動作によ
り、この動作毎に1ずつインクリメントされる。
データレジスタPIFDRは、種々の動作を演算部10
0に指令するために必要なデータを格納するためのレジ
スタである。ここに格納されたデータに従って、例えば
画像の端点が求められ、あるいは論理演算が実行される
。各種の処理のため、所定のデータが、乗算レジスタM
R1定数レジスタC3TR、パターンレジスタPR,コ
ンパレートレジスタCPRおよびコントロールコードレ
ジスタCORに格納される。
0に指令するために必要なデータを格納するためのレジ
スタである。ここに格納されたデータに従って、例えば
画像の端点が求められ、あるいは論理演算が実行される
。各種の処理のため、所定のデータが、乗算レジスタM
R1定数レジスタC3TR、パターンレジスタPR,コ
ンパレートレジスタCPRおよびコントロールコードレ
ジスタCORに格納される。
乗算レジスタMRには、乗算部111における乗算に用
いられる係数が格納される。定数レジスタC3TRには
、数式処理部113における加減算に用いられる定数が
格納される。パターンレジスタPRには、特徴情報抽出
部121においてパターンマツチング処理をする際に用
いられる3×3テンプレートデータが格納される。コン
パレートレジスタCPRには、特徴情報抽出部121に
おいて入力画素データを2値化する際に用いられる特定
輝度値が格納される。コントロールコードレジスタCO
Rには、本装置のデータ処理形態、すなわち2値化の方
法を定めるパラメータが格納される。
いられる係数が格納される。定数レジスタC3TRには
、数式処理部113における加減算に用いられる定数が
格納される。パターンレジスタPRには、特徴情報抽出
部121においてパターンマツチング処理をする際に用
いられる3×3テンプレートデータが格納される。コン
パレートレジスタCPRには、特徴情報抽出部121に
おいて入力画素データを2値化する際に用いられる特定
輝度値が格納される。コントロールコードレジスタCO
Rには、本装置のデータ処理形態、すなわち2値化の方
法を定めるパラメータが格納される。
コントロールレジスタFEDCOROおヨヒFEDCO
RIは、逐次処理部210におけるラベリング処理およ
び細線化処理のために必要なデータを格納するレジスタ
である。コントロールレジスタFEDCOROには、ラ
ベリング処理を選択した時の処理対象濃度値が格納され
る。また、このコントロールレジスタFEDCOROに
は、逐次処理部210のデータ処理形態、すなわち8連
結ノラヘリング、4連結のラベリングおよび細線化のい
ずれを行うのかを示すデータが格納される。
RIは、逐次処理部210におけるラベリング処理およ
び細線化処理のために必要なデータを格納するレジスタ
である。コントロールレジスタFEDCOROには、ラ
ベリング処理を選択した時の処理対象濃度値が格納され
る。また、このコントロールレジスタFEDCOROに
は、逐次処理部210のデータ処理形態、すなわち8連
結ノラヘリング、4連結のラベリングおよび細線化のい
ずれを行うのかを示すデータが格納される。
コントロールレジスタFEDCOR1には、ラベリング
処理を選択した時のラベル付は開始ラベル値が格納され
る。
処理を選択した時のラベル付は開始ラベル値が格納され
る。
アドレスレジスタPECADRは、ホストコンピュータ
がデータレジスタPECDRにリード、またはライトア
クセスするための内部アドレスを与よるレジスタである
。このアドレスレジスタPECADRO値は、データレ
ジスタPECDRに対するリードおよびライト動作によ
り、この動作毎に1ずつインクリメントされる。
がデータレジスタPECDRにリード、またはライトア
クセスするための内部アドレスを与よるレジスタである
。このアドレスレジスタPECADRO値は、データレ
ジスタPECDRに対するリードおよびライト動作によ
り、この動作毎に1ずつインクリメントされる。
データレジスタPECDRは、レジスタXCNTおよび
YCNTと、コントロールコードレジスタCORと、圧
縮データレジスタCDRとを有する。レジスタXCNT
およびYCNTには、XYカウンタ302において発生
せしめられるX座標およびY座標の初期値が格納される
。圧縮データレジスタCDHには、情報圧縮系300.
370.380.390において抽出されか特徴量が格
納される。コントロールコードレジスタCORには、4
つの情報圧縮系300.370.380.390におけ
るデータ処理形態を定めるためのコントロールコードが
格納される。
YCNTと、コントロールコードレジスタCORと、圧
縮データレジスタCDRとを有する。レジスタXCNT
およびYCNTには、XYカウンタ302において発生
せしめられるX座標およびY座標の初期値が格納される
。圧縮データレジスタCDHには、情報圧縮系300.
370.380.390において抽出されか特徴量が格
納される。コントロールコードレジスタCORには、4
つの情報圧縮系300.370.380.390におけ
るデータ処理形態を定めるためのコントロールコードが
格納される。
このデータ処理形態とはデータの流れと各ブロックの機
能をいい、このコントロールコードにより、例えば、特
徴情報抽出部121から出力されるデータを情報圧縮系
のどこに入力するかが決定される。このデータ処理形態
の一例として、例えば、特徴情報抽出部121から出力
されるデータを軽演算部(図示せず)に入力することに
より、ラベル毎にオイラー数の各要素T、F、D、Eが
求められる。
能をいい、このコントロールコードにより、例えば、特
徴情報抽出部121から出力されるデータを情報圧縮系
のどこに入力するかが決定される。このデータ処理形態
の一例として、例えば、特徴情報抽出部121から出力
されるデータを軽演算部(図示せず)に入力することに
より、ラベル毎にオイラー数の各要素T、F、D、Eが
求められる。
次に、本装置に対する入出力信号について説明する。
フリーフラグ信号F(ローアサート)は本装置の動作モ
ードをホストモードとローカルモードとの間において切
り換えるための信号である。フリーフラグ信号Fがハイ
レベルの時、ホストモードとなり、図示しないホストコ
ンピュータは本装置のレジスタ410にアクセスするこ
とが可能となる。すなわちホストコンピュータから種々
の指令データがレジスタ410に格納されることとなる
。
ードをホストモードとローカルモードとの間において切
り換えるための信号である。フリーフラグ信号Fがハイ
レベルの時、ホストモードとなり、図示しないホストコ
ンピュータは本装置のレジスタ410にアクセスするこ
とが可能となる。すなわちホストコンピュータから種々
の指令データがレジスタ410に格納されることとなる
。
なおこの時、本装置は実質的に動作しない。一方、フリ
ーフラグ信号Fがローレベルの時、ローカルモードとな
り、本装置はレジスタ410に格納された指令データに
従って動作する。
ーフラグ信号Fがローレベルの時、ローカルモードとな
り、本装置はレジスタ410に格納された指令データに
従って動作する。
レジスタセレクト信号R3は、レジスタ410のうち、
アドレスレジスタP I PADR,PECADRとデ
ータレジスタPIPDR,PEDDRとの選択を行う信
号である。レジスタセレクト信号RSがローレベルの時
、アドレスレジスタが選択され、またレジスタセレクト
信号R5がハイレベルの時、データレジスタが選択され
る。
アドレスレジスタP I PADR,PECADRとデ
ータレジスタPIPDR,PEDDRとの選択を行う信
号である。レジスタセレクト信号RSがローレベルの時
、アドレスレジスタが選択され、またレジスタセレクト
信号R5がハイレベルの時、データレジスタが選択され
る。
データストローブ信号DS(ローアサート)は、ホスト
コンピュータが本装置に対してリード動作を実行してい
る時データの要求信号となり、ホストコンピュータが本
装置に対してライト動作を実行している時ホストコンピ
ュータ側のデータバスにバリッドデータが出力されてい
ることを示す信号となる。
コンピュータが本装置に対してリード動作を実行してい
る時データの要求信号となり、ホストコンピュータが本
装置に対してライト動作を実行している時ホストコンピ
ュータ側のデータバスにバリッドデータが出力されてい
ることを示す信号となる。
ライト信号W(ローアサート)は、ホストコンピュータ
および本装置間のデータ転送の方向を制御するための入
力信号である。ライト信号Wがハイレベルの時、本装置
側からホストコンピュータ側へデータが転送され、ライ
ト信号Wがローレベルの時、ホストコンピュータ側から
本装置側へデータが転送される。
および本装置間のデータ転送の方向を制御するための入
力信号である。ライト信号Wがハイレベルの時、本装置
側からホストコンピュータ側へデータが転送され、ライ
ト信号Wがローレベルの時、ホストコンピュータ側から
本装置側へデータが転送される。
リセット信号RESET (ローアサート)は本装置内
部の状態をクリアするための信号であり、ローレベルの
時、本装置内部がクリアされる。なおデータレジスタP
ECDR内の圧縮データレジスタCDRは、リセット信
号RESETがローレベルであってもクリアされない。
部の状態をクリアするための信号であり、ローレベルの
時、本装置内部がクリアされる。なおデータレジスタP
ECDR内の圧縮データレジスタCDRは、リセット信
号RESETがローレベルであってもクリアされない。
したがって、ホストコンピュータからレジスタ410に
指令データを書き込む場合、まず、フリーフラグ信号F
がハイレベルに定められてホストモードとなり、次いで
リセット信号RESETがローレベルにされて本装置内
部のデータがクリアされる。そして、レジスタセレクト
信号R3に従ってアドレスレジスタP IPADRXP
ECADRとデータレジスタP I PDRXPEDD
Rの一方が選択される。その後、ライト信号Wがローレ
ベルとなってホストコンピュータ側から本装置側へデー
タが転送される。
指令データを書き込む場合、まず、フリーフラグ信号F
がハイレベルに定められてホストモードとなり、次いで
リセット信号RESETがローレベルにされて本装置内
部のデータがクリアされる。そして、レジスタセレクト
信号R3に従ってアドレスレジスタP IPADRXP
ECADRとデータレジスタP I PDRXPEDD
Rの一方が選択される。その後、ライト信号Wがローレ
ベルとなってホストコンピュータ側から本装置側へデー
タが転送される。
ローカルリセット信号RESI(ローアサート)は、画
像入力データパス信号GDOO−GDO7、GDlo−
GD17、GD20〜GD27として入力されるデータ
をランチする初段のフリップフロップc、f、jをクリ
アするための信号で、ローレベルの時、クリアを行う。
像入力データパス信号GDOO−GDO7、GDlo−
GD17、GD20〜GD27として入力されるデータ
をランチする初段のフリップフロップc、f、jをクリ
アするための信号で、ローレベルの時、クリアを行う。
モード信号MODEは、画像入力データハス信号CD0
0〜GDO7、GDIO〜GD17、CD20〜GD2
7として有効なデータが入力されている期間をハイレベ
ル信号で示す期間信号である。
0〜GDO7、GDIO〜GD17、CD20〜GD2
7として有効なデータが入力されている期間をハイレベ
ル信号で示す期間信号である。
モード出力信号MODEOUTは、画像出力データパス
信号300−307として有効なデータが出力されてい
る期間をハイレベル出力で示す期間信号である。
信号300−307として有効なデータが出力されてい
る期間をハイレベル出力で示す期間信号である。
画像入力データパス信号GDOO〜GDO7、CD10
〜GD17、CD20〜GD21は、本装置に画像デー
タを入力するためのハス信号である。画像入力データパ
ス信号GDOO〜GDO7、CD10〜GD17、CD
20〜CD27を介して入力されたデータは、フリップ
フロップa −iにおいて時系列にラッチされ、3×3
コンボリユーシヨンの領域における画像データとして乗
算部111に入力される。
〜GD17、CD20〜GD21は、本装置に画像デー
タを入力するためのハス信号である。画像入力データパ
ス信号GDOO〜GDO7、CD10〜GD17、CD
20〜CD27を介して入力されたデータは、フリップ
フロップa −iにおいて時系列にラッチされ、3×3
コンボリユーシヨンの領域における画像データとして乗
算部111に入力される。
画像入力データパス信号DIO−DI7は、細線化およ
びラベリング等の逐次型処理を行う時に必要なフィード
バックデータ入力のためのハス信号であり、遅延回路4
30において、1水平走査線から6画素分引いた分だけ
遅延されて逐次処理部210に入力される。
びラベリング等の逐次型処理を行う時に必要なフィード
バックデータ入力のためのハス信号であり、遅延回路4
30において、1水平走査線から6画素分引いた分だけ
遅延されて逐次処理部210に入力される。
画像出力データバス信号500〜307は、出力ハス信
号であり、クロック信号CKの立上りに同期して出力さ
れる。
号であり、クロック信号CKの立上りに同期して出力さ
れる。
クロック信号CKは、本装置内においてパイプライン処
理をするための基準信号である。クロック信号のクロッ
ク周波数により、本装置の処理速度は変化する。画像デ
ータの入出力はこのクロック信号の立上りに同期して行
われる。
理をするための基準信号である。クロック信号のクロッ
ク周波数により、本装置の処理速度は変化する。画像デ
ータの入出力はこのクロック信号の立上りに同期して行
われる。
第2図は本装置へのデータ入力および本装置からのデー
タ出力のタイミングを示す図である。
タ出力のタイミングを示す図である。
クロック信号CKは一定の周波数で出力されており、立
上りR3に同期してフリーフラグ信号Fがローレベルと
なってローカルモードが設定される。このクロック信号
CKの次のクロック信号の立上りR2から一定時間T1
だけ前の時点において、モード信号MODEが立上がっ
てハイレベル信号となり、このハイレベル信号が出力さ
れている期間、画像入力データパス信号GDOO〜GD
07、CD10〜GD17、CD20〜CD27は有効
なデータとみなされる。モード信号MODEは、その後
、クロック信号の立上りR3から一定時間T2経過後に
立下る。
上りR3に同期してフリーフラグ信号Fがローレベルと
なってローカルモードが設定される。このクロック信号
CKの次のクロック信号の立上りR2から一定時間T1
だけ前の時点において、モード信号MODEが立上がっ
てハイレベル信号となり、このハイレベル信号が出力さ
れている期間、画像入力データパス信号GDOO〜GD
07、CD10〜GD17、CD20〜CD27は有効
なデータとみなされる。モード信号MODEは、その後
、クロック信号の立上りR3から一定時間T2経過後に
立下る。
クロック信号CKの立上りR1の後、クロック信号CK
が16個出力された時、クロック信号の立上りR4から
一定時間T3経過後にモード出力信号MODEOUTが
ハイレベル信号となる。これにより画像出力データバス
信号SOO〜SO7が有効なデータとみなされることと
なる。モード出力信号MODEOUTは、モード信号M
ODEが立下る直前のクロック信号CKの立上りR3か
ら数えて16個のクロック信号CKが出力された時、ク
ロック信号の立上りR7から一定時間T4経過後にロー
レベル信号となる。この結果、画像出力データバス信号
300〜307は無効なデータとみなされることとなる
。
が16個出力された時、クロック信号の立上りR4から
一定時間T3経過後にモード出力信号MODEOUTが
ハイレベル信号となる。これにより画像出力データバス
信号SOO〜SO7が有効なデータとみなされることと
なる。モード出力信号MODEOUTは、モード信号M
ODEが立下る直前のクロック信号CKの立上りR3か
ら数えて16個のクロック信号CKが出力された時、ク
ロック信号の立上りR7から一定時間T4経過後にロー
レベル信号となる。この結果、画像出力データバス信号
300〜307は無効なデータとみなされることとなる
。
その後、フリーフラグ信号Fがハイレベルとなり、ロー
カルモードからホストモードへ切り換えられる。
カルモードからホストモードへ切り換えられる。
再び第1図を参照すると、オーバーフローフラグ信号O
Fは、イメージ情報演算部110の演算結果にオーバー
フローが生じたことをハイレベル出力によって示すフラ
グ信号である。
Fは、イメージ情報演算部110の演算結果にオーバー
フローが生じたことをハイレベル出力によって示すフラ
グ信号である。
符号フラグ信号N03IGは、イメージ情報演算部11
0の演算結果にアンダーフローが生じたことをハイレベ
ル出力によって示すフラグ信号である。
0の演算結果にアンダーフローが生じたことをハイレベ
ル出力によって示すフラグ信号である。
ラベルカウンタオーバーフローフラグ信号LBLOFは
、ラベルカウンタ290のカウント値がオーバーフロー
したことをハイレベル出力によって示す信号である。
、ラベルカウンタ290のカウント値がオーバーフロー
したことをハイレベル出力によって示す信号である。
第3図は、各フラグ信号OF、N03IGおよびLBL
OFと画像出力データバス信号Soo〜307との関係
を示す図である。
OFと画像出力データバス信号Soo〜307との関係
を示す図である。
符号フラグ信号N03IGおよびオーバーフローフラグ
信号OFは、通常ローレベルの信号であり、イメージ情
報演算部110の演算結果にアンダーフローあるいはオ
ーバーフローが生じるとハイレベルの信号となるが、こ
の立上りは、クロック信号CKの立上りR6からそれぞ
れ一定時間T5、T6だけ経過するまでに行われる。そ
して、この符号フラグ信号N03IGおよびオーバーフ
ローフラグ信号OFは、次のクロック信号CKの立上り
R7から一定時間T ? 、T aだけ経過するまでに
立下る。ラベルカウンタオーバーフローフラグ信号LB
LOFは、通常ローレベルの信号であり、ラベルカウン
タ290のカウント値がオーバーフローした時にハイレ
ベル信号となるが、この立上りは、クロック信号CKの
立上りR6から一定時間T、たけ経過するまでに行われ
る。
信号OFは、通常ローレベルの信号であり、イメージ情
報演算部110の演算結果にアンダーフローあるいはオ
ーバーフローが生じるとハイレベルの信号となるが、こ
の立上りは、クロック信号CKの立上りR6からそれぞ
れ一定時間T5、T6だけ経過するまでに行われる。そ
して、この符号フラグ信号N03IGおよびオーバーフ
ローフラグ信号OFは、次のクロック信号CKの立上り
R7から一定時間T ? 、T aだけ経過するまでに
立下る。ラベルカウンタオーバーフローフラグ信号LB
LOFは、通常ローレベルの信号であり、ラベルカウン
タ290のカウント値がオーバーフローした時にハイレ
ベル信号となるが、この立上りは、クロック信号CKの
立上りR6から一定時間T、たけ経過するまでに行われ
る。
Xカウンタセット信号XLOAD (ローアサート)は
、本装置内部のXカウンタ302にロード信号を与える
ための信号である。すなわち、Xカウンタセット信号X
LOADがローレベルの時、クロック信号CKの立上り
に同期して、データレジスタPECDR内のXCNTに
格納されている値が初期値としてXカウンタ302にセ
・7トされる。またXカウンタセット信号XLOADが
ハイレベルの時、クロック信号CKの立上りに同期して
、Xカウンタの値がインクリメントされ、画像入力デー
タバス信号GDOO〜GDO7、GDIO〜GD17、
CD20〜CD27として人力されたデータの座標系が
管理される。
、本装置内部のXカウンタ302にロード信号を与える
ための信号である。すなわち、Xカウンタセット信号X
LOADがローレベルの時、クロック信号CKの立上り
に同期して、データレジスタPECDR内のXCNTに
格納されている値が初期値としてXカウンタ302にセ
・7トされる。またXカウンタセット信号XLOADが
ハイレベルの時、クロック信号CKの立上りに同期して
、Xカウンタの値がインクリメントされ、画像入力デー
タバス信号GDOO〜GDO7、GDIO〜GD17、
CD20〜CD27として人力されたデータの座標系が
管理される。
Yカウンタセント信号YLOAD (ローアサート)は
、本装置内部のXカウンタ302にロード信号を与える
ための信号である。すなわち、Yカウンタセント信号Y
L OA Dがローレベルの時、クロック信号CKの
立上りに同期して、データレジスタPECDR内のYC
NTに格納されている値が初期値としてXカウンタ30
2にセットされる。Yカウンタセット信号YLOADが
ノ\イレベルの時、Xカウンタセット信号XLOADの
立下りの後の最初のクロック信号CKの立上りに同期し
て、その値がインクリメントされ、画像入力データバス
信号GDOO−GDO7、CDl0〜GD17、CD2
0〜GD27として入力されたデータの座標系が管理さ
れる。
、本装置内部のXカウンタ302にロード信号を与える
ための信号である。すなわち、Yカウンタセント信号Y
L OA Dがローレベルの時、クロック信号CKの
立上りに同期して、データレジスタPECDR内のYC
NTに格納されている値が初期値としてXカウンタ30
2にセットされる。Yカウンタセット信号YLOADが
ノ\イレベルの時、Xカウンタセット信号XLOADの
立下りの後の最初のクロック信号CKの立上りに同期し
て、その値がインクリメントされ、画像入力データバス
信号GDOO−GDO7、CDl0〜GD17、CD2
0〜GD27として入力されたデータの座標系が管理さ
れる。
双方向データバス信号DBOO〜DB15は、ホストコ
ンピュータと本装置間のデータ転送を行うためのバス信
号である。
ンピュータと本装置間のデータ転送を行うためのバス信
号である。
モード出力信号MODEOUT、オーバーフローフラグ
信号OF、符号フラグ信号N03IGおよびラベルカウ
ンタオーバーフローフラグ信号LBLOFは、遅延回路
440を介して本装置から出力される。
信号OF、符号フラグ信号N03IGおよびラベルカウ
ンタオーバーフローフラグ信号LBLOFは、遅延回路
440を介して本装置から出力される。
第4図は数式処理部113の構成を示し、数式処理部1
13はセレクタ114と統合部115を有している。乗
算部111および論理演算部112による処理の後、セ
レクタ114に入力されたデータは、セレクタ114に
おいて、目的に応じて選択され、統合部115の所定の
端子に入力される。セレクタ114の出力端子の数は、
その入力端子の数と同じ、またはそれよりも多く、セレ
クタ114は入力端子から入力されたデータを任意の出
力端子に導き、あるいは任意の複数の出力端子に分配す
る。統合部115は次に述べるように、セレクタ114
から入力されたデータに対して、加減算あるいはその他
の演算を施しつつ統合する。
13はセレクタ114と統合部115を有している。乗
算部111および論理演算部112による処理の後、セ
レクタ114に入力されたデータは、セレクタ114に
おいて、目的に応じて選択され、統合部115の所定の
端子に入力される。セレクタ114の出力端子の数は、
その入力端子の数と同じ、またはそれよりも多く、セレ
クタ114は入力端子から入力されたデータを任意の出
力端子に導き、あるいは任意の複数の出力端子に分配す
る。統合部115は次に述べるように、セレクタ114
から入力されたデータに対して、加減算あるいはその他
の演算を施しつつ統合する。
第5図は統合部115の構成を示す。この図に示される
ように、統合部115は7段階のバイブライン構成を有
している。図中、○印はDフリップフロップを示し、デ
ータはいったん各段のDフリップフロップに保持された
後、同期信号に基づいて次段に渡される。
ように、統合部115は7段階のバイブライン構成を有
している。図中、○印はDフリップフロップを示し、デ
ータはいったん各段のDフリップフロップに保持された
後、同期信号に基づいて次段に渡される。
第1段、第2段、第4段および第6段では、加算または
減算を行い、あるいは最大値または最小値を求めること
ができる。第3段および第5段では、絶対値をとること
ができ、または入力データをそのまま出力させることも
できる。第7段では、絶対値をとることができ、または
入力データをそのまま出力させることができるが、さら
に、入力データに対してビットシフトを施して(1/2
″)の演算をし、または入力データに対して最大値をr
255J、最小値を「0」に固定することができる。
減算を行い、あるいは最大値または最小値を求めること
ができる。第3段および第5段では、絶対値をとること
ができ、または入力データをそのまま出力させることも
できる。第7段では、絶対値をとることができ、または
入力データをそのまま出力させることができるが、さら
に、入力データに対してビットシフトを施して(1/2
″)の演算をし、または入力データに対して最大値をr
255J、最小値を「0」に固定することができる。
次に第6図および第7図を用いて統合部115に対する
入力データについて説明する。第6図は3×3コンボリ
ユーシヨンを示し、各画素データには符号a−1が付さ
れている。第7図は統合部115の入力データの割り振
りを示し、グループA、B、C,Dはそれぞれ第5図の
A、B、C1Dに対応する。グループAを例にとると、
入力端子A1には、画素データa、一定値(CON)お
よび「O」の何れかが選択的に入力可能である。
入力データについて説明する。第6図は3×3コンボリ
ユーシヨンを示し、各画素データには符号a−1が付さ
れている。第7図は統合部115の入力データの割り振
りを示し、グループA、B、C,Dはそれぞれ第5図の
A、B、C1Dに対応する。グループAを例にとると、
入力端子A1には、画素データa、一定値(CON)お
よび「O」の何れかが選択的に入力可能である。
同様に、入力端子A2には、画素データb、画素データ
fおよび「0」の何れかが選択的に入力可能である。ま
た入力端子A3には、画素データC1画素データeおよ
び「0」の何れかが選択的に入力可能である。
fおよび「0」の何れかが選択的に入力可能である。ま
た入力端子A3には、画素データC1画素データeおよ
び「0」の何れかが選択的に入力可能である。
このように入力データを割り振り、また選択可能に設定
したのは、統合部115の汎用性をできるだけ高めるた
めであり、画像処理における複雑な演算のひとつである
ソベールオペレータを実行できるように考慮されている
。すなわち、ソヘールオペレータの項数は12であるの
で、入力データの数は12系統に定められている。また
統合において、1段階で大幅にパラメータ数の絞り込み
を行うと演算が複雑になるので、4段階の操作により絞
り込みを行うこととし、12系統の入力は4グループA
〜Dに分けられている。
したのは、統合部115の汎用性をできるだけ高めるた
めであり、画像処理における複雑な演算のひとつである
ソベールオペレータを実行できるように考慮されている
。すなわち、ソヘールオペレータの項数は12であるの
で、入力データの数は12系統に定められている。また
統合において、1段階で大幅にパラメータ数の絞り込み
を行うと演算が複雑になるので、4段階の操作により絞
り込みを行うこととし、12系統の入力は4グループA
〜Dに分けられている。
第8図は、ソヘールオペレータを実施する時における統
合部115の各段での処理内容を示すものである。ソベ
ールオペレータは、 a+b+c−g−h−i l + l a+d+g−c
−f−i l ・・−(1)によって表される。ただし
す、d、f、hについては、乗算部111において予め
「2」を乗じられているものとする。さて第8図におい
て、第1段および第2段では、加算が行われ、これによ
り(a+b十c)、(g+h+i) 、(a十d+g)
、(c+f+i)がそれぞれ演算される。第3段では
何も実行されない。
合部115の各段での処理内容を示すものである。ソベ
ールオペレータは、 a+b+c−g−h−i l + l a+d+g−c
−f−i l ・・−(1)によって表される。ただし
す、d、f、hについては、乗算部111において予め
「2」を乗じられているものとする。さて第8図におい
て、第1段および第2段では、加算が行われ、これによ
り(a+b十c)、(g+h+i) 、(a十d+g)
、(c+f+i)がそれぞれ演算される。第3段では
何も実行されない。
第4段では、減算が行われ、また第5段では絶対値がと
られる。この結果、1a+b+c−g−h−i lとa
+d+g−c−f−i lがそれぞれ求められる。第6
段では加算が行われ、以上により(1)式が実行された
こととなる。なお第7段では何も実行されない。
られる。この結果、1a+b+c−g−h−i lとa
+d+g−c−f−i lがそれぞれ求められる。第6
段では加算が行われ、以上により(1)式が実行された
こととなる。なお第7段では何も実行されない。
第9図は特徴情報抽出部121の構成を示す。
特徴情報抽出部121は、コンパレータ部122と遅延
部123と論理部124とセレクタ125とを順次接続
して構成される。
部123と論理部124とセレクタ125とを順次接続
して構成される。
コンパレータ部122には、数式処理部113のセレク
タ114(第4図)の前段における8bitデータが分
岐して入力される。コンパレータ部122はコンパレー
トレジスタ126に接続され、このコンパレートレジス
タ126には8bitデータを2値化するための闇値が
登録されている。すなわちコンパレータ部122は、入
力された8bitデータを闇値と比較し、Ib1tデー
タを出力する。この出力データは遅延部123に入力さ
れる。
タ114(第4図)の前段における8bitデータが分
岐して入力される。コンパレータ部122はコンパレー
トレジスタ126に接続され、このコンパレートレジス
タ126には8bitデータを2値化するための闇値が
登録されている。すなわちコンパレータ部122は、入
力された8bitデータを闇値と比較し、Ib1tデー
タを出力する。この出力データは遅延部123に入力さ
れる。
遅延部123では、イメージ情報演算部110の出力お
よび逐次処理部210の出力と、特徴情報抽出部121
の出力とを同期させるため、コンパレータ部122から
転送されてきたデータを遅延させて出力する。この遅延
量は、遅延部123に接続されたステータスレジスタ1
27に登録すれている。
よび逐次処理部210の出力と、特徴情報抽出部121
の出力とを同期させるため、コンパレータ部122から
転送されてきたデータを遅延させて出力する。この遅延
量は、遅延部123に接続されたステータスレジスタ1
27に登録すれている。
遅延部123からの出力データは、論理部124に入力
され、後述する種々の処理を施される。
され、後述する種々の処理を施される。
論理部124にはパターンマツチングレジスタ128が
接続され、−成度を求める際の比較対象となる3×3の
テンフッートデータが登録されている。
接続され、−成度を求める際の比較対象となる3×3の
テンフッートデータが登録されている。
論理部124は、対象画素判定を行い、また近傍境界情
報、近傍連結数および近傍特徴量を算出する。対象画素
判定は、入力された画素データが処理対象か否かの判定
であり、「対象画素である」という判定と、「対象画素
ではない」という判定を行う。近傍境界情報とは、2値
パターンデータの4近傍または8近傍における値「oj
を持つデータの個数をいう。近傍連結数とは、2値パタ
ーンデータの4近傍または8近傍における値「1」を持
つデータを対象とした連結数をいう。
報、近傍連結数および近傍特徴量を算出する。対象画素
判定は、入力された画素データが処理対象か否かの判定
であり、「対象画素である」という判定と、「対象画素
ではない」という判定を行う。近傍境界情報とは、2値
パターンデータの4近傍または8近傍における値「oj
を持つデータの個数をいう。近傍連結数とは、2値パタ
ーンデータの4近傍または8近傍における値「1」を持
つデータを対象とした連結数をいう。
近傍特徴量とは、2値パターンデータに対する、近傍パ
ターン情報、オイラー数の各要素の個数、および−成度
をいう。近傍パターン情報とは、4近傍または8近傍の
画素の状態をデータとしたものである。オイラー数の要
素とは、周知のようにT、F、DおよびEをいう。−成
度とは、2値パターンデータをパターンマツチングレジ
スタ128に登録されたテンプレートデータと比較する
ものであり、相互に対応する画素どうしを比較して値が
異なる画素の数が求められる。
ターン情報、オイラー数の各要素の個数、および−成度
をいう。近傍パターン情報とは、4近傍または8近傍の
画素の状態をデータとしたものである。オイラー数の要
素とは、周知のようにT、F、DおよびEをいう。−成
度とは、2値パターンデータをパターンマツチングレジ
スタ128に登録されたテンプレートデータと比較する
ものであり、相互に対応する画素どうしを比較して値が
異なる画素の数が求められる。
セレクタ125から出力されたデータは、Dフリップフ
ロップ129に転送され、いったんここに保持されてか
ら出力される。すなわちこのDフリップフロップ129
により、特徴情報抽出部121からの出力データの確実
な同期が保証されている。
ロップ129に転送され、いったんここに保持されてか
ら出力される。すなわちこのDフリップフロップ129
により、特徴情報抽出部121からの出力データの確実
な同期が保証されている。
第10図は逐次処理部210の構成を示すものである。
逐次処理部210は、論理部211と遅延部212とフ
リップフロップ213.214.215とコンパレータ
216とを有する。逐次処理部210の出力側にはセレ
クタ220が設けられており、イメージ情報演算部11
0と逐次処理部210の一方の出力を第2の情報圧縮系
300.370.380.390(第1図)に導くよう
に構成されている。
リップフロップ213.214.215とコンパレータ
216とを有する。逐次処理部210の出力側にはセレ
クタ220が設けられており、イメージ情報演算部11
0と逐次処理部210の一方の出力を第2の情報圧縮系
300.370.380.390(第1図)に導くよう
に構成されている。
論理部211には、特徴情報抽出部121から近傍情報
、すなわち8近傍画素中の各画素が中央画素と同一か否
かを示す信号が、入力される。論理部211の出力は遅
延部212、フリップフロップ215およびセレクタ2
20に導かれる。遅延部212は、入力された画素デー
タを、1水平走査線から6画素分引いた分だけ遅延させ
て出力する。この遅延部212はフリップフロップ21
3に接続され、このフリップフロップ213はフリップ
フロップ214に接続される。遅延部212とフリップ
フロップ213.214.215の出カバ、コンパレー
タ216に導かれる。コンパレータ216の出力は論理
部211にに導かれる。
、すなわち8近傍画素中の各画素が中央画素と同一か否
かを示す信号が、入力される。論理部211の出力は遅
延部212、フリップフロップ215およびセレクタ2
20に導かれる。遅延部212は、入力された画素デー
タを、1水平走査線から6画素分引いた分だけ遅延させ
て出力する。この遅延部212はフリップフロップ21
3に接続され、このフリップフロップ213はフリップ
フロップ214に接続される。遅延部212とフリップ
フロップ213.214.215の出カバ、コンパレー
タ216に導かれる。コンパレータ216の出力は論理
部211にに導かれる。
各フリップフロップ213.214.215はラッチと
して作用し、したがって遅延部212、および各フリッ
プフロップ213.214.215から出力される画素
データは、同時にコンパレータ216に入力される。
して作用し、したがって遅延部212、および各フリッ
プフロップ213.214.215から出力される画素
データは、同時にコンパレータ216に入力される。
逐次処理部210において処理される画素データは、第
11図に示すように3×3コンボリユーシヨンの画素デ
ータであるが、これらの画素データの一部は既に逐次処
理部210において処理されたものである。すなわち、
画素データは水平走査線に沿ってFP4、FP3、FP
2・・・FP5、POlPI・・・P6、P7、P8・
・・の順に本装置に入力されるが、論理部211には、
遅延部212およびフリップフロップ213.214.
215の作用により、既に処理された画素データFP4
、FP3、FP2、FP5が入力され、またイメージ情
報演算部110からはまだ処理されていない画素データ
PO,PI、P6、P7、P8が入力される。
11図に示すように3×3コンボリユーシヨンの画素デ
ータであるが、これらの画素データの一部は既に逐次処
理部210において処理されたものである。すなわち、
画素データは水平走査線に沿ってFP4、FP3、FP
2・・・FP5、POlPI・・・P6、P7、P8・
・・の順に本装置に入力されるが、論理部211には、
遅延部212およびフリップフロップ213.214.
215の作用により、既に処理された画素データFP4
、FP3、FP2、FP5が入力され、またイメージ情
報演算部110からはまだ処理されていない画素データ
PO,PI、P6、P7、P8が入力される。
逐次処理部210はこのように、いったん処理されたデ
ータを、その後の状況に応じて書き直している。
ータを、その後の状況に応じて書き直している。
コンパレータ216は、ラベリング処理において、入力
された画素データが特定の濃度を有するものか否かを判
断し、細線化処理においては実質的に作用しない。
された画素データが特定の濃度を有するものか否かを判
断し、細線化処理においては実質的に作用しない。
本実施例において、細線化は2画素幅の直線の消滅を防
止するようになっている。このため、次のような条件a
−i)〜;3−v)を採用している。
止するようになっている。このため、次のような条件a
−i)〜;3−v)を採用している。
すなわち、第12図〜第16図の3×3のコンボリュー
ションにおいて、 a−i)対象画素Aの上および左の画素が周囲の画素値
(例えば「0」)であるとき、対象画素Aには通常の画
素値と異なる指標的画素値(画像中に存在し得ない画素
値、例えばr−IJ)を与える(第12図)。
ションにおいて、 a−i)対象画素Aの上および左の画素が周囲の画素値
(例えば「0」)であるとき、対象画素Aには通常の画
素値と異なる指標的画素値(画像中に存在し得ない画素
値、例えばr−IJ)を与える(第12図)。
a−ii)a−i)の条件に合致しない場合であって、
逐次型で判断して、対象画素Aの上の画素Cが指標的画
素値であり、下の画素Bが周囲の画素値であるとき、対
象画素Aをそのまま保存する(第13図)。
逐次型で判断して、対象画素Aの上の画素Cが指標的画
素値であり、下の画素Bが周囲の画素値であるとき、対
象画素Aをそのまま保存する(第13図)。
a−iii) a−i)の条件に合致しない場合であっ
て、逐次型で判断して、対象画素Aの左の画素Cが指標
的画素値であり、右の画素Bが周囲の画素値であるとき
、対象画素Aをそのまま保存する(第14図)。
て、逐次型で判断して、対象画素Aの左の画素Cが指標
的画素値であり、右の画素Bが周囲の画素値であるとき
、対象画素Aをそのまま保存する(第14図)。
a−iv)a−i)〜a−ij)の条件に合致しない場
合であって、逐次型で判断して、対象画素Aの上の画素
Bが指標的画素値であり、並列型で判断して、画素Bの
左右の画素C,、C,が周囲の画素値であるとき、対象
画素Aを指標的画素値とする。
合であって、逐次型で判断して、対象画素Aの上の画素
Bが指標的画素値であり、並列型で判断して、画素Bの
左右の画素C,、C,が周囲の画素値であるとき、対象
画素Aを指標的画素値とする。
a −v) a−i) 〜a−iii)の条件に合致し
ない場合であって、逐次型で判断して、対象画素Aの左
の画素Bが指標的画素値であり、並列型で判断して、画
素Bの上下の画素C,、C2の画素が周囲の画素値であ
るとき、対象画素Aを指標的画素値とする。
ない場合であって、逐次型で判断して、対象画素Aの左
の画素Bが指標的画素値であり、並列型で判断して、画
素Bの上下の画素C,、C2の画素が周囲の画素値であ
るとき、対象画素Aを指標的画素値とする。
そしてこのような処理によって生じた指標的画素値の画
素は次回の走査に際して周囲の画素値とする。
素は次回の走査に際して周囲の画素値とする。
走査の方向を左から右、上から下に限らなければ、これ
らの条件a−1)〜a−V)は次のようにb−1)〜b
−v)として−膜化される。
らの条件a−1)〜a−V)は次のようにb−1)〜b
−v)として−膜化される。
b−i)並列型で判断して、■走査線の進行方向につい
て対象画素の1つ前の画素、および走査線並列方向につ
いて1つ前の走査線における、対象画素の位置に対応し
た画素が周囲の画素値または指標的画素値である時、対
象画素を指標的画素値に変換する。
て対象画素の1つ前の画素、および走査線並列方向につ
いて1つ前の走査線における、対象画素の位置に対応し
た画素が周囲の画素値または指標的画素値である時、対
象画素を指標的画素値に変換する。
b−ii)b−i)の条件に合致しない場合であって、
逐次型で判断して、走査線の並列方向について1つ前の
走査線における対象画素の位置に対応した画素が指標的
画素値であり、なおかつ、走査線の並列方向について1
つ後の走査線における対象画素の位置に対応した画素が
周囲の画素値である時、対象画素をそのまま保存する。
逐次型で判断して、走査線の並列方向について1つ前の
走査線における対象画素の位置に対応した画素が指標的
画素値であり、なおかつ、走査線の並列方向について1
つ後の走査線における対象画素の位置に対応した画素が
周囲の画素値である時、対象画素をそのまま保存する。
b−iii)b−i)の条件に合致しない場合であって
、逐次型で判断して、1走査線の並列方向について、1
つ前の画素が指標的画素値であり、1つ後の画素が周囲
の画素値である時、対象画素をそのまま保存する。
、逐次型で判断して、1走査線の並列方向について、1
つ前の画素が指標的画素値であり、1つ後の画素が周囲
の画素値である時、対象画素をそのまま保存する。
b−iv) b −i ) 〜b−ij)の条件に合致
しない場合であって、逐次型で判断して、走査線の並列
方向について1つ前の走査線における対象画素の位置に
対応した画素が指標的画素値であり、なおかつ、並列型
で判断して1走査線の進行方向について、この画素の前
後の画素が周囲の画素値である時、対象画素を指標的画
素値とする。
しない場合であって、逐次型で判断して、走査線の並列
方向について1つ前の走査線における対象画素の位置に
対応した画素が指標的画素値であり、なおかつ、並列型
で判断して1走査線の進行方向について、この画素の前
後の画素が周囲の画素値である時、対象画素を指標的画
素値とする。
b−v) b−i) 〜b−ij)の条件に合致しない
場合であって、逐次型で判断して、1走査線の進行方向
について1つの前画素が指標的画素値であり、並列型で
判断して、走査線の並列方向についてこの画素の前後の
走査線におけるこの画素の位置に対応した画素が周囲の
画素値である時、対象画素を指標的画素値とする。
場合であって、逐次型で判断して、1走査線の進行方向
について1つの前画素が指標的画素値であり、並列型で
判断して、走査線の並列方向についてこの画素の前後の
走査線におけるこの画素の位置に対応した画素が周囲の
画素値である時、対象画素を指標的画素値とする。
これらの条件は第17図〜第19図の図形の処理に対応
する。
する。
第17図(a)の図形は縦の2画素幅の直線であり、前
記条件a−i)およびa−ij)に対応する。この図形
はまず上端左の画素が判断の対象となり、この画素には
a−i)の条件により、指標的画素値(例えば’−IJ
)が付される。次にその右の画素が判断の対象となり、
これは条件aij)により、周囲の画素値とはされずに
そのままの画素値(例えば「1」)が残される。これに
よって2画素幅の縮の直線は最下端の画素を除き右側の
一画素幅の直線に細線化されることになる。
記条件a−i)およびa−ij)に対応する。この図形
はまず上端左の画素が判断の対象となり、この画素には
a−i)の条件により、指標的画素値(例えば’−IJ
)が付される。次にその右の画素が判断の対象となり、
これは条件aij)により、周囲の画素値とはされずに
そのままの画素値(例えば「1」)が残される。これに
よって2画素幅の縮の直線は最下端の画素を除き右側の
一画素幅の直線に細線化されることになる。
第17図(b)の図形は水平な2画素幅の直線であり、
前記条件a−1)およびa−ii )に対応する。この
図形はまず上段左端の画素が判断の対象となり、この画
素にはa−i)の条件により指標的画素値(例えばr−
IJ)が付される。上段はこの左端の画素以外の画素は
全て消去される。
前記条件a−1)およびa−ii )に対応する。この
図形はまず上段左端の画素が判断の対象となり、この画
素にはa−i)の条件により指標的画素値(例えばr−
IJ)が付される。上段はこの左端の画素以外の画素は
全て消去される。
次に2段目に移ると、左端の画素は条件a −ii )
により、そのままの画素値(例えば「1」)が残され、
以後の画素も同様に残される。これにょって2画素幅の
水平な直線は右端の画素を除き下段の1画素幅の直線が
残されることになる。
により、そのままの画素値(例えば「1」)が残され、
以後の画素も同様に残される。これにょって2画素幅の
水平な直線は右端の画素を除き下段の1画素幅の直線が
残されることになる。
第18図(a)の図形は縞の2画素幅の直線の上端に、
左寄りに画素Aを付加したものであり、前記条件a−1
)およびa−iv)に対応する。
左寄りに画素Aを付加したものであり、前記条件a−1
)およびa−iv)に対応する。
(ただし右寄りに画素を付加した図形も同様に処理され
る。) この図形に対し、単なる並列型の端点判定条件を用いる
と、まず画素Aは端点ではない(2画素B、Cに接して
いる。)ので周囲の画素値に変換されてしまう。次に2
画素幅の部分に移ると、左側の画素Bは、上側の画素A
が存在しているものとして判断が行われるため、周囲の
画素値に変換される。このためついにはこの図形は消滅
することになる。
る。) この図形に対し、単なる並列型の端点判定条件を用いる
と、まず画素Aは端点ではない(2画素B、Cに接して
いる。)ので周囲の画素値に変換されてしまう。次に2
画素幅の部分に移ると、左側の画素Bは、上側の画素A
が存在しているものとして判断が行われるため、周囲の
画素値に変換される。このためついにはこの図形は消滅
することになる。
そこで第19図(a)に示すように、条件ai)により
画素Aには指標的画素値を与え、画素Bにも条件a−i
v)により指標的画素値を与える。
画素Aには指標的画素値を与え、画素Bにも条件a−i
v)により指標的画素値を与える。
これによりこの図形は最下端の画素を除き右側の1画素
幅の直線に細線化される。
幅の直線に細線化される。
第18図(b)の図形は水平な2画素幅の直線の左端上
側に画素Aを付加したものであり、前記条件a−1)お
よびa−v)に対応する。(ただし下側に画素を付加し
た図形も同様に処理される。
側に画素Aを付加したものであり、前記条件a−1)お
よびa−v)に対応する。(ただし下側に画素を付加し
た図形も同様に処理される。
)この図形に対し、単なる並列型の端点判定条件を用い
ると、まず画素Aは端点ではない(2画素B、Cに接し
ている。)ので周囲の画素値に変換されてしまう。次に
2画素幅の部分に移ると、上側の画素Bは、左側の画素
Aが存在しているものとして判断が行われるため、周囲
の画素値に変換され、ついには上段の画素は全て周囲の
画素値に変換される。次に2段目に移るとその左端の画
素は画素Aの存在により消去され、ついには2段目の画
素は全て周囲の画素値に変換される。このためこの図形
は最終的には消滅することになる。
ると、まず画素Aは端点ではない(2画素B、Cに接し
ている。)ので周囲の画素値に変換されてしまう。次に
2画素幅の部分に移ると、上側の画素Bは、左側の画素
Aが存在しているものとして判断が行われるため、周囲
の画素値に変換され、ついには上段の画素は全て周囲の
画素値に変換される。次に2段目に移るとその左端の画
素は画素Aの存在により消去され、ついには2段目の画
素は全て周囲の画素値に変換される。このためこの図形
は最終的には消滅することになる。
そこで第19図(b)に示すように、条件a1)により
画素Aには指標的画素値を与え、画素Bにも条件a−v
)により指標的画素値を与える。
画素Aには指標的画素値を与え、画素Bにも条件a−v
)により指標的画素値を与える。
これによりこの図形は右端の画素を除き下側1画素幅の
直線に細線化される。
直線に細線化される。
このように「ひげ」を生じさせることなく2画素幅の直
線が確実に1画素幅の直線として残るため、細線化の処
理結果は良好である。そして1回の走査で1層の境界画
素の処理が終了するので、処理は高速である。
線が確実に1画素幅の直線として残るため、細線化の処
理結果は良好である。そして1回の走査で1層の境界画
素の処理が終了するので、処理は高速である。
なお以上の実施例では画像中に周囲の画素値でない1種
類の画素値の図形が存在する場合について説明したが、
多種の画素値、例えば図形のグループ毎にラベリング番
号を付した場合には、各ラベリング番号を処理対象とな
る画素値として取扱い、各グループ毎に前記と同様に細
線化し、あるいは所望のラベリング番号の図形のみをそ
れぞれ前記と同様に細線化し得ることは、いうまでもな
い 第2の情報圧縮系300.370.380.390は、
スタティックRAMなどの高速メモリの出力の分岐にフ
ルアダーなどの軽演算部を接続し、この軽演算部の出力
を高速メモリのデータ入力にフィードバックさせるよう
にして構成される。このような構成により、同一データ
に同一演算を繰返し施したり、データの積算、データの
逐次比較等の複雑な演算を小規模の回路において高速で
行うことができる。
類の画素値の図形が存在する場合について説明したが、
多種の画素値、例えば図形のグループ毎にラベリング番
号を付した場合には、各ラベリング番号を処理対象とな
る画素値として取扱い、各グループ毎に前記と同様に細
線化し、あるいは所望のラベリング番号の図形のみをそ
れぞれ前記と同様に細線化し得ることは、いうまでもな
い 第2の情報圧縮系300.370.380.390は、
スタティックRAMなどの高速メモリの出力の分岐にフ
ルアダーなどの軽演算部を接続し、この軽演算部の出力
を高速メモリのデータ入力にフィードバックさせるよう
にして構成される。このような構成により、同一データ
に同一演算を繰返し施したり、データの積算、データの
逐次比較等の複雑な演算を小規模の回路において高速で
行うことができる。
以上述べたように本実施例装置は、所定の数値演算を行
うイメージ情報演算部110および特徴量抽出のために
状態演算を行う第1の情報圧縮系120を有する演算部
100と、この演算部100に接続され、逐次処理を行
う帰還制御部200と、演算部100に接続され、被処
理データの特徴量を抽出する4つの第2の情報圧縮系3
00.370.380.390と、演算部100にデジ
タルデータを入力するだめのデータ入力端子と、帰還制
御部200にデジタルデータを入力するための逐次処理
データ入力端子と、演算部100、帰還制御部200ま
たはいずれか1つの情報圧縮系300.370.380
.390の出力を選択するセレクタ420と、セレクタ
420の出力を出力する出力端子とを備える。
うイメージ情報演算部110および特徴量抽出のために
状態演算を行う第1の情報圧縮系120を有する演算部
100と、この演算部100に接続され、逐次処理を行
う帰還制御部200と、演算部100に接続され、被処
理データの特徴量を抽出する4つの第2の情報圧縮系3
00.370.380.390と、演算部100にデジ
タルデータを入力するだめのデータ入力端子と、帰還制
御部200にデジタルデータを入力するための逐次処理
データ入力端子と、演算部100、帰還制御部200ま
たはいずれか1つの情報圧縮系300.370.380
.390の出力を選択するセレクタ420と、セレクタ
420の出力を出力する出力端子とを備える。
このように、本実施例装置はモジュール化されており、
入力端子をそのまま前処理装置側に接続させればよく、
また出力端子をそのまま後処理装置側に接続させればよ
い。したがって、例えば画像認識システムの設計が簡単
になり、また制御用のソフトウェアを作成する必要がな
く、本実施例装置は汎用性に冨んでいる。
入力端子をそのまま前処理装置側に接続させればよく、
また出力端子をそのまま後処理装置側に接続させればよ
い。したがって、例えば画像認識システムの設計が簡単
になり、また制御用のソフトウェアを作成する必要がな
く、本実施例装置は汎用性に冨んでいる。
以上のように本発明によれば、設計者の開発負担を大幅
に削減するとともに、汎用、高性能の大量デジタルデー
タデータ処理装置を得ることができる。
に削減するとともに、汎用、高性能の大量デジタルデー
タデータ処理装置を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例に係るデータ処理装置のブロ
ック図、 第2図は、データ処理装置へのデータ入力および本装置
からのデータ出力のタイミングを示す図、第3図は、フ
ラグ信号と画像出力データパス信号との関係を示す図、 第4図は数式処理部の構成を示すブロック図、第5図は
統合部の構成を示すブロック図、第6図は3×3コンボ
リユーシヨンを示す回、第7図は統合部の入力データの
割り振りを示す図、 第8図は、ソベールオペレータを実施する時における統
合部の各段での処理内容を示す図、第9図は特徴情報抽
出部の構成を示すブロック図、 第10図は逐次処理部の構成を示すブロック図、第11
図は、逐次処理部における処理を説明するための3×3
コンボリユーシヨンの画素データを示す図、 第12図は3×3コンボリユーシヨンに対する細線化の
第1の判断条件を示す概念図、第13図〜第16図は順
次第2〜第5の判断条件を示す概念図、 第17図(a)は2画素幅の縦線の処理結果を示す概念
図、 第17図(b)は2画素幅の水平線の処理結果を示す概
念図、 第18図(a)は2画素幅の縦線に1画素付加した図形
を示す概念図、 第18図(b)は2画素幅の水平線に1画素付加した図
形を示す概念図、 第19図(a)は第15図(a)の図形の処理結果を示
す概念図、 第19図(b)は第15図(b)の図形の処理結果を示
す概念図である。 100 ・ 110 ・ 120 ・ 200 ・ 300、 演算部 イメージ情報演算部 第1の情報圧縮系 帰還制御部 0.380.390 第2の情報圧縮系
ック図、 第2図は、データ処理装置へのデータ入力および本装置
からのデータ出力のタイミングを示す図、第3図は、フ
ラグ信号と画像出力データパス信号との関係を示す図、 第4図は数式処理部の構成を示すブロック図、第5図は
統合部の構成を示すブロック図、第6図は3×3コンボ
リユーシヨンを示す回、第7図は統合部の入力データの
割り振りを示す図、 第8図は、ソベールオペレータを実施する時における統
合部の各段での処理内容を示す図、第9図は特徴情報抽
出部の構成を示すブロック図、 第10図は逐次処理部の構成を示すブロック図、第11
図は、逐次処理部における処理を説明するための3×3
コンボリユーシヨンの画素データを示す図、 第12図は3×3コンボリユーシヨンに対する細線化の
第1の判断条件を示す概念図、第13図〜第16図は順
次第2〜第5の判断条件を示す概念図、 第17図(a)は2画素幅の縦線の処理結果を示す概念
図、 第17図(b)は2画素幅の水平線の処理結果を示す概
念図、 第18図(a)は2画素幅の縦線に1画素付加した図形
を示す概念図、 第18図(b)は2画素幅の水平線に1画素付加した図
形を示す概念図、 第19図(a)は第15図(a)の図形の処理結果を示
す概念図、 第19図(b)は第15図(b)の図形の処理結果を示
す概念図である。 100 ・ 110 ・ 120 ・ 200 ・ 300、 演算部 イメージ情報演算部 第1の情報圧縮系 帰還制御部 0.380.390 第2の情報圧縮系
Claims (3)
- (1)所定の数値演算を行う数値演算回路、および特徴
量抽出のために状態演算を行う特徴情報抽出回路を有す
る演算部と、この演算部に接続され、逐次処理を行う逐
次処理部と、上記演算部に接続され、被処理データの特
徴量を抽出する、複数の情報圧縮系と、上記演算部にデ
ジタルデータを入力するためのデータ入力端子と、上記
逐次処理部にデジタルデータを入力するための逐次処理
データ入力端子と、上記演算部、逐次処理部またはいず
れか1つの情報圧縮系の出力を選択するセレクタと、こ
のセレクタの出力を出力する出力端子とを備えたことを
特徴とするデータ処理装置。 - (2)第1の状態の時ホストコンピュータによるアクセ
スが可能となり、第2の状態の時上記ホストコンピュー
タからの指令データに従って動作可能となることを示す
、フリーフラグ信号が入力されるフリーフラグ端子を備
えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のデー
タ処理装置。 - (3)所定のレベルである時入力信号が有効であること
を示すモード信号が入力されるモード端子と、所定のレ
ベルである時出力信号が有効であることを示すモード出
力信号が出力されるモード出力端子とを備えることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のデータ処理装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2235687A JPH04116779A (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | データ処理装置 |
KR1019910000436A KR920006870A (ko) | 1990-09-07 | 1991-01-14 | 데이터 처리장치 |
US08/297,110 US5438682A (en) | 1990-09-07 | 1994-08-26 | Data processing system for rewriting parallel processor output data using a sequential processor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2235687A JPH04116779A (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04116779A true JPH04116779A (ja) | 1992-04-17 |
Family
ID=16989730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2235687A Pending JPH04116779A (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | データ処理装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5438682A (ja) |
JP (1) | JPH04116779A (ja) |
KR (1) | KR920006870A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001306598A (ja) * | 2000-04-20 | 2001-11-02 | Fuji Xerox Co Ltd | データ入力フォーム検索システム、データ入力フォーム検索方法、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP4081963B2 (ja) * | 2000-06-30 | 2008-04-30 | セイコーエプソン株式会社 | 記憶装置および記憶装置に対するアクセス方法 |
EP1519568B1 (en) * | 2003-09-25 | 2008-07-16 | FUJIFILM Corporation | Specific scene image selecting apparatus and method, computer program and computer readable medium on which the computer program is recorded |
JP4606828B2 (ja) * | 2003-09-25 | 2011-01-05 | 富士フイルム株式会社 | 特定シーンの画像を選別する装置、プログラムおよびプログラムを記録した記録媒体 |
US8238682B2 (en) * | 2008-12-23 | 2012-08-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Parallel processing for generating a thinned image |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4306286A (en) * | 1979-06-29 | 1981-12-15 | International Business Machines Corporation | Logic simulation machine |
JPH0778825B2 (ja) * | 1983-02-09 | 1995-08-23 | 株式会社日立製作所 | 画像処理プロセツサ |
JPS60151789A (ja) * | 1984-01-19 | 1985-08-09 | Hitachi Ltd | 多機能画像処理プロセツサ |
US4601055A (en) * | 1984-04-10 | 1986-07-15 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Commerce | Image processor |
US4720871A (en) * | 1986-06-13 | 1988-01-19 | Hughes Aircraft Company | Digital image convolution processor method and apparatus |
EP0274376A3 (en) * | 1987-01-08 | 1990-12-05 | Ezel Inc. | Image processing system |
JP2554255B2 (ja) * | 1987-03-23 | 1996-11-13 | 旭光学工業株式会社 | フイルタリング装置 |
US5125045A (en) * | 1987-11-20 | 1992-06-23 | Hitachi, Ltd. | Image processing system |
DE68927014T2 (de) * | 1988-01-11 | 1997-01-23 | Sharp Kk | Assoziatives Musterkonversionssystem und Anpassungsverfahren dafür |
-
1990
- 1990-09-07 JP JP2235687A patent/JPH04116779A/ja active Pending
-
1991
- 1991-01-14 KR KR1019910000436A patent/KR920006870A/ko not_active Application Discontinuation
-
1994
- 1994-08-26 US US08/297,110 patent/US5438682A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR920006870A (ko) | 1992-04-28 |
US5438682A (en) | 1995-08-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9135553B2 (en) | Convolution operation circuit and object recognition apparatus | |
Rao et al. | An efficient reconfigurable architecture and implementation of edge detection algorithm using Handle-C | |
JPH04116779A (ja) | データ処理装置 | |
Boo et al. | VLSI implementation of an edge detector based on sobel operator | |
Yang et al. | Depth-reliability-based stereo-matching algorithm and its VLSI architecture design | |
Johnston et al. | Optimisation of a colour segmentation and tracking algorithm for real-time FPGA implementation | |
Bilan | Models and hardware implementation of methods of Pre-processing Images based on the Cellular Automata | |
EP0481101B1 (en) | Data processing system | |
Yasri et al. | VLSI based edge detection hardware accelerator for real time video segmentation system | |
JP2806436B2 (ja) | 演算回路 | |
Ghaffari et al. | A fully pipelined FPGA architecture for multiscale BRISK descriptors with a novel hardware-aware sampling pattern | |
KR100206258B1 (ko) | 화상추출장치 | |
CN106954018A (zh) | 对焦统计 | |
CN118710603A (zh) | 基于yolo的半导体目标缺陷检测方法、设备及介质 | |
JPS595945B2 (ja) | パタ−ン認識方法 | |
Nain et al. | A Gray Level Feature Detector and Its Hardware Architecture | |
Lu et al. | Semi-automatic semantic object extraction for video coding | |
JPH10326258A (ja) | データ演算システムおよび方法 | |
JPS61145689A (ja) | 領域ラベリング回路 | |
JPH10283378A (ja) | 部品自動配置方法 | |
Sharma et al. | Transition Regions Based on Threshold Filter Approaches for Image Segmentation and Morphological Opertation | |
JPH05128257A (ja) | 画像領域抽出装置 | |
Reddy et al. | Noval approach image processing algorithms on hardware implementation for surveillance systems | |
Ginige | A unified approach to image feature detection using finite state machines | |
Xu | Intelligent Image Segmentation and Synthesis |