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JPH04113729A - 移動体通信方式およびその移動局における搭載無線機 - Google Patents

移動体通信方式およびその移動局における搭載無線機

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Publication number
JPH04113729A
JPH04113729A JP23252890A JP23252890A JPH04113729A JP H04113729 A JPH04113729 A JP H04113729A JP 23252890 A JP23252890 A JP 23252890A JP 23252890 A JP23252890 A JP 23252890A JP H04113729 A JPH04113729 A JP H04113729A
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JP
Japan
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station
code
mobile station
vehicle
mobile
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Application number
JP23252890A
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English (en)
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JP2573733B2 (ja
Inventor
Atsushi Sawairi
沢入 淳
Ryotaro Fukui
福井 良太郎
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2232528A priority Critical patent/JP2573733B2/ja
Publication of JPH04113729A publication Critical patent/JPH04113729A/ja
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Publication of JP2573733B2 publication Critical patent/JP2573733B2/ja
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、移動体通信方式およびその移動局にあける搭
載無線機に係り、とくに、複数の固定局が複数のシステ
ムに利用される移動体通信方式および、この移動体通信
方式に適用される移動局における搭載無線機に関する。
(従来の技術) 従来、自動車等の車両に適用される移動体通信方式とし
て、たとえば路上に沿って所定の間隔にて複数の固定局
(路上機)が配設されて、その路上に沿って間欠的な通
信エリアが形成され、これら通信エリアを車両が通過す
る際に、それぞれの固定局を介して通信を行なわせる「
間欠極小ゾーン方式」と呼ばれる移動体通信方式が提案
されている(特願昭63−38407号参w4l。
近年、このような移動体通信方式を基本構成とした通信
システムとして、その路上機が、それらの通信エリアを
車両が通過する際に、それぞれの車両の車載機から送信
される無線信号を受信することにより、それぞれの車両
の位置を認識して、交通流を測定する交通流把握システ
ム(AVII と、この交通流把握システムにて認識し
た車両に、路上機を介して関連機関から車両へ指示を与
えて、その運行管理を行う自動車両運行管理システム(
AVMI とを組み合わせた移動体通信システムが考え
られている。
この移動体通信システムに右いては、移動局の加入時に
車載装置契約にてそれぞれの車載機に特定の移動局コー
ドを付与して、この移動局コードを交通流把握システム
および自動直両運行管理システムにて共通に用いる。
交通流把握システムは、移動局から送信される移動局コ
ードをそれぞれの路上機の通信エリアにて受信すること
により、車両の位置情報を検出して、この車両の位置情
報を路車間情報センタといわれる情報システムセンタの
データベースに2鏝して、交通流を把握する。また、こ
のシステムは気象、交通規制、渋滞等の道路情報を各移
動局に送信して、車両の経路誘導サービス等を行うサー
ビスが付加されている。
自動車両運行管理システムは、交通流把握システムがそ
れぞれの移動局コードによって検出した移動局の位置情
報に基づいて該当移動局を探知して、たとえば、契約企
業の運行管理者が、路車間情報センタから自社車両等の
位置情報および詳細な道路交通情報を入手して自社車両
の運行管理や指示を、路上機を介して該当移動局に与え
る。この場合、移動局との間との交信は、双方向の音声
メツセージ、ファクシミリまたは1画(象なと゛によっ
て行われる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の技術においては、交通流把握シス
テムが、各移動局に割り当てられた加入車両固有の移動
局コードを受信して、加入車両をすべて把握できるので
、交通流把握システムと他のシステムを接続した場合(
この場合、自動車両運行システムだけではな(、たとえ
ば交通違反取締システム等と接続した場合)、知られた
くない車両の位置情報を他のシステムにて任意に検知さ
れてしまい、車両の保有者のプライバシーが損なわれる
怖れがあった。
また、これを防止するために、車両が自動車両管理シス
テムと通信を行うときのみ移動局コードを交通流把握シ
ステムに登録するようにすると。
交通流把握システムにて測定する車両の件数が減少して
交通流測定の精度が低下するという問題があった。
さらに、このような複数のシステムに加えて。
将来、道路の料金所に設置される通行料金自動処理シス
テムのような路上機と、車両がその車載装置に割り当て
られた固有コードにて交信しなければならない場合、ド
ライバは、このような所を通過する際に、その都度、ス
イッチ操作を行わなければならず、このためドライバに
とって運転以外の動作が増え、危険であるという問題が
生じてくる。
本発明は、このような従来の技術の欠点を解消して、交
通流把握システムと他のシステムを接続した場合であっ
ても、交通流測定の精度を低下させることなく、車両の
保有者のプライバシーを保護することができ、かつ各シ
ステムの通信効率を低下させることがなく、さらに、ド
ライバの操作を増加させることのなく移動局の識別を行
うことができる移動体通信方式およびその移動局におけ
る搭載無線機を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上述の課題を解決するために、移動体の通路に
沿って、所定の間隔にて固定局が配置されて間欠的な通
信エリアが形成され、これら通信エリアを移動体が通過
する際に、その移動局と固定局との間にて通信が行われ
る移動体通信方式において、固定局が、複数のシステム
にて共有に使用される局と、固有のシステムに使用され
る局とに分類され、これら固定局が、それぞれ自通信エ
リアに進入した移動局に対して、その固定局の種別を識
別するための無線信号を送信する。一方、移動局は、そ
の搭載無線機にあらかじめ割り当てられた固有コードを
有するとともに、搭載無線機の電源投入時に固有コード
とは異なる擬似コードを生成する。この移動局は、固定
局から送信されるそれぞれの種別を識別するための無線
信号を受信したときに、その種別を自動的に判別して、
搭載無線機にあらかじめ割り当てられた固有コードまた
は電源投入時に生成した擬似コードをその通信エリアの
固定局に、選択的に応答信号として送信することを特徴
とする。
また、この発明による移動局における搭載無線機は、そ
の搭載無線機の電源投入時に乱数を発生して、この乱数
と電源投入時刻と無線機にあらかじめ割り当てられた固
有コードとに基づいて、この固有コードとは異なる擬似
コードを生成する擬似コード発生手段と、この擬似コー
ド発生手段によって生成された擬似コードと、無線機に
あらかじめ割り当てられた固有コードと、この固有コー
ドを送信すべき固定局の種別とをそれぞれ記憶する記憶
手段と、固定局から送信される種別を識別するための無
線信号を受信したときに、その種別と記憶手段に記憶さ
れた固定局の種別とを比較して、固有コードを送信すべ
き固定局を識別する固定局識別手段と、この固定局識別
手段にて受信した固定局の種別と記憶手段に記憶した固
定局の種別とが一致した場合に、記憶手段に記憶された
固有コードを読み出して送信部から、この固有コードを
応答信号として送信させ、比較結果が一致しない場合に
、記憶手段に記憶された擬似コードを読み出して送信部
から応答信号として送信させる制御手段とを備えている
ことを特徴とする特さらに、この移動局における搭載無
線機は、固定局に送信すべきコードが固有コードまたは
擬似コードのいずれかを移動体の搭乗者が選択するため
のスイッチ手段を有してなり、このスイッチ手段が擬似
コードを選択する位置にスイッチングされている場合、
固定局識別手段にて固定局から送信される種別を識別し
たときに、この比較結果が記憶手段に記憶された固定局
の種別と一致しない場合に、制御手段は、スイッチ手段
に従って擬似コードを記憶手段から読み出して、この擬
似コードを送信部から応答信号として送信させ、比較結
果が一致した場合に、記憶手段から固有コードを読み出
して、送信部からこの固有コードを応答信号として送信
させることを特徴とする。
(作用) 本発明の移動体通信方式およびその移動局における搭載
無線機によれば、通行料金自動処理システムのように、
移動局が固有コードを送信しなければならない固定局の
通信エリアに進入すると。
その固定局からその種別を識別するための無線信号が送
信される。これにより、移動局は、その無線信号を受信
して、その受信した固定局の種別と、記憶手段に記憶さ
れた固定局の種別とを比較して、その比較結果が一致し
た場合に、自局にあらかじめ割り当てられた固有コード
を自動的に送信して、固定局を介してそのシステムに自
局の識別を行わせる。
また、交通流把握システムのように、擬似コードを使用
してもよい固定局の通信エリアに進入した移動局は、そ
の固定局から送信される無線信号を受信すると、固定局
識別手段によってその種別を識別して、搭載無線機の”
11’lA投入の際に生成した擬似コードを自動的に送
信して応答する。この結果、交通流把握システム等のシ
ステムは、移動局の位置情報のみを検出し、接続された
他のシステムにその識別を行わせることなく、そのシス
テムのみに有効な情報を与えることができる。
また、搭載無線機に、スイッチ手段を備えたものでは、
交通流把握システム等のシステムに接続されたシステム
であって、そのシステムと双方向の通信を行う場合は、
その搭載無線機のスイッチ手段を固有コードに選択して
おくことにより、固定局が配置された各通信エリアにて
、無線機に割り当てられた固有コードをその搭載無線機
より固定局に送信して交通流把握システムにその所在を
通知する。この結果、交通流把握システムは、移動局の
位置情報およびその所属を検出することができ、他のシ
ステムはその情報を交通流把握システムから得ることに
より該当移動局と通信を行い得る。
この場合、スイッチ手段を擬似コード側に選択している
場合は、上記と同様に、交通流把握システム等のシステ
ムと交信する場合に、そのブライバシを保護することが
でき、この状態で搭載無線機の記憶手段に記憶されてい
る固定局と通信を行う場合にあっては、制御手段が固定
局識別手段の比較結果に基いて自動的に固有コードを送
信して、記憶手段に2憶されている固定局にその識別を
行わせる。
(実施例) 次に、添付図面を参照して本発明による移動体通信方式
およびその移動局における搭載無線機の一実施例を詳細
に説明する。
第1図には、本発明による移動体通信方式を陸上交通、
とくに自動車を含む車両の道路交通に適用した実施例が
路車間個別通信システムとして示されている。この路車
間個別通信システムは、道路交通における車両の交通流
を測定するための交通流把握システムと、この交通流把
握システムにおいて把握した、たとえば特定ユーザの車
両をそのユーザ独自に運行管理を行わせるための自動車
両運行システムと、高速道路等の有料道路の出入口に設
置された路上局11を有する通行料金自動処理システム
とを備えている。
本実施例では、これらシステムを構成するために、交通
流把握システムおよび自動車両運行システムとを含むシ
ステムにおいては、−船道路や高速道路に沿って所定の
間隔、たとえば道路に許容される車速に応じて数百メー
トルないし数キロメートルの間隔で複数の路上局IOが
配置されている。また1通行料金自動処理システムにお
いては、高速道路の入口および出口に、路上局11が所
定の位置に配置されている。路上局lOおよび路上局1
1は、路上を通過する加入車両12と無線にて通信を行
なう基地局として機能する固定局であり、それぞれその
システムに対応する識別コードを有する。路上局lOお
よび路上局11は、送受信機14を有し、これは、加入
車両12に搭載された第4図に示す無1!$1(車載機
)160との間で電波18の送受信を行い、そのサービ
スエリアすなわちゾーン20内に存在する車両I2と通
信を行なう、このとき。
路上局IOおよび路上局llは、それぞれの識別コード
を車両12へ送信する。
ゾーン20は、路上局lOの配置間隔に比較してはるか
に小さいサービスエリアを有しており、所定の間隔にて
間欠的に配置された複数の路上局IOによって全体にて
間欠的な通信エリアを形成するいわゆる「間欠極小ゾー
ン方式」が採用されている。ゾーン20を「極小ゾーン
Jと称する。
このゾーン20の径は、たとえば数十メートルないし1
00メートルのオーダとなっており、近接する2つのゾ
ーン20の間には、路上局IOおよび路上局IIの送信
する電波に車数11160が実質的に応動しない領域す
なわち「無電波領域」が存在するようになっている。車
両12は、ゾーン20に含まれている間だけ路上局lO
または路上局11と通信を行なうことができる。この通
信は高速で行なわれる。
隣接する路上局IOないし路上局11についても同じ周
波数を繰返し使用する。基本的には、路上局lOおよび
路上局11と、車載機160との間の無線リンクには1
本システム全体で単一の周波数を使用すれば十分である
が、全二重通信を行うこの実施例の自動車両運行システ
ムの場合は、上下で互いに異なる1対の周波数が使用さ
れる。
路上局10および路上局jlは、路車間個別通信回線1
1422の一部を構成する。路上局10は、同回線網2
2を介して、路車間情報センタ(システムセンタ)26
およびユーザセンタ28などの通信設備にアクセスする
。路上局11は、同回線網22を介して道路料金センタ
27にアクセスする。
路車間個別通信回線網22は、路車間情報センタ26お
よびユーザーセンタ28または道路料金センタ27と、
車両12との間でスイッチングすなわち交換を行なう通
信回線網である。
このような間欠極小ゾーン方式を利用した本システムで
は、車両12と、路上局IOまたは路上局11との間の
通信の高速化が可能であり、高速データ通信をも含めた
多彩なサービスが提供される。
たとえば、この実施例においては、交通流把握システム
にて、自動車などの加入車両12を道路混雑状況や気象
条件に応じて適切なルートに誘導するナビゲーションサ
ービスを行う。
自動車両運行システムでは、多数の車両12の運行を効
率的に管理するため各種情報および指示を車両12と双
方向の通信を行うことによって、その運転者に伝達する
通行料金自動処理システムでは、高速道路等の有料道路
の出入口にて車両12を停止させることなく、その車両
12を識別して課金を行い、後日、料金の請求を車両保
有者等に通知する。
これらサービスを行う目的で、路車間個別通信回線網2
2を介してセンタ26〜28と車両12との間にて通信
を行なわせる。
第2図は路車間個別通信回線網の中継方式を示す図であ
り、この図において、路車間個別通信回線網22は、あ
る地区に配置されている複数の路上局IOおよび路上局
11が収容される地区局30と、複数の地区局30をあ
る地域にわたって収容する地域間32と、これらの地域
間32をいくつか収容した総括局34とからなる階位構
成をとっている。
地区局30、地域間32および総括局34の相互の間の
回線は本実施例では、基幹回線および斜回線などの中7
14936からなるトリー状回線網をなし、総括局34
相互間は、組型回線網を構成している0本発明において
は、この網形態に限定されるものではなく、たとえば一
般道路や高速道路などの道路形態に応じた局階位構成や
、たとえば線状網などの他の態様をとってよいことは、
言うまでもない、総括局34.地域間32または地区局
30には、第1図に示すように、一般の公衆に供される
一般電話回線網24およびデータ交換網25に対する中
mm38を収容してもよい。
路車間情報センタ26は、路上局lOにて捕捉された移
動局16(車両)の位置情報を蓄積するためのデータベ
ースを有しているとともに、各地域における気象または
道路規制や道路渋滞状況等の道路情報を有するデータベ
ースを備えて、加入車両12のナビゲーションを処理す
る情報処理システムセンタである。
また、ユーザセンタ28は、加入車両12のうち特定の
ユーザ等に帰属するものの運行をユーザ独自に管理する
情報処理システムセンタである。このユーザセンタ28
は、路車間情報センタ26のデータベースから車両12
の位置情報とともに、各種情報を入手して自社車両等に
運行のための指示を与える。
道路料金センタ27は、高速道路等の有料道路を通行す
る車両12の識別を行って、それらの通行料金を計算す
るセンタである。
これらは中m線40によって総括局34に収容されてい
る。勿論これらは、地域間32や地区局30に接続され
ていてもよい。
総括局34、地域間32および地区局30は、それぞれ
固有の局コードを有する。それらのうち総括局34およ
び地域間32のコードを局階位構成で表わすことによっ
て、地域間32を特定する登録地上局コード52(第3
図参照)が定められる。
多数の加入車両12を保有する大口のユーザの加入車両
12については、地域局コードの代りにそのユーザに固
有のユーザコードを用いてもよい。
加入車両12に搭載された移動局16は1本実施例にお
いては地域間32に登録され、その地域間32において
、移動局16のそれぞれに移動局コード540(第3図
)が付与される。したがって、全国的には、移動局16
すなわち車載機160は、登録地上局コード52および
移動局コード540にて特定される。なお、加入車両1
2は総括局34や地区局30に登録されてもよい。
第3図はこの実施例における車両固有コードのフォーマ
ット例を示すものであり、上記ようにして割り当てられ
た移動局固有のコード540は、この実施例においては
、自動車両運行システム右よび通行料金自動処理システ
ムのサービスを受ける場合に使用される。交通流把握シ
ステムのみを利用する場合は、後述するように移動局コ
ード540と同相の疑似コード542が使用される。
また、移動局コード540または擬似コード542のい
ずれのコードを使用する場合であっても、車両12を特
定するためのコードは、本実施例においては、静的コー
ド50と動的コード60とで構成される。
静的コード50は、路上局10および路上局11にて捕
捉した移動局16を特定するコードであり、地上局コー
ド52と、移動局コード540または擬似コード542
からなる車両固有コード54と、本システムを識別する
ためのシステムコード56とを含む、システムコード5
6は、他のシステムと区別して本システムを指定するコ
ードであり、本システムの内部では省略してもよい。
この静的コード50は、本システム内部での個々の移動
局16の認識番号としての機能を有し、センタ26〜2
Bから移動局I6へ着信する場合の番号体系と密接な関
係がある。特に、料金センタ27およびユーザセンタ2
8にて該当車両を認識する場合は。
車両固有コード54に各移動局16にあらかじめ割り当
てられた移動局コード540が使用される。路車間情報
センタ26においては、車両固有コード54に、移動局
コード540 gよび擬似コード542のいずれか一方
を使用すればよい。
この静的コード50は、車両固有コード54として移動
局コード540が用いられる場合は、その車両I2の所
属等が特定され、その車両固有の情報を受ける場合、す
なわち通行料金自動処理システムおよび自動車両運行シ
ステムのサービスを受ける場合に有利である。
車両固有コード54として擬似コード542が用いられ
る場合は、車両が特定されずにすべての車両に共通のサ
ービス、すなわち交通流押押システムのサービスのみを
受ける場合に有II+である。
動的コード60は、加入車両12の移動状態に相応した
コードであり、加入車両I2の現在状況を把握し、ナビ
ゲートするのに有効に使用される。したがって、加入車
両12の走行地区域や移動状況に関連した車両固有のコ
ードであり、センタ26.28からの個別通信のための
車両位置の検索、加入車両12の旅行目的地への経路誘
導情報の提供などに重要な役割を果たす、そのため本実
施例では、加入車両12の運行目的地を示す目的地コー
ド62と、その現在の走行地区域を示す走行地区域コー
ド64とを含む、走行地区域コード64は、総括局34
、地域局32j5よび地区局30の局コードで構成され
る。この他に、設定された通信リンクを特定するリンク
コードを含めてもよい。
本実施例では、第2図に示すように走行車両テーブル8
0が地域局32に用意されている。走行車両テーブル8
0には、その地域局32に帰属するものとして登録され
ている自局の加入車両12について^それらの現在の走
行地区域を示すデータが局地域別に格納され、また自局
管内の地区域を走行する加入車両12のデータが登録局
別に格納されている。走行車両テーブル80のこれらの
データは常時更新され、路車間情報センタ26および料
金センタ27へ転送される。同様の車両テーブルは、同
図において地区局30の場合を点線84で例示するよう
に、たとえば地区局30や総括局34にも設けてよい。
第1図に概念的に示すように、路上局lOおよび路上局
11にメモリ42が配設され、これは1通過重両テーブ
ル82(第2図)や、移動局16との間で送受信すべき
情報が格納される記憶領域を含む0通過車両テーブル8
2ハ、路上局10j5よび路上局11の極小ゾーン20
を通過する加入車両12に関するデータを保持する。こ
れらのデータは、コード50および60を含み、加入車
両12の通過に伴って常時更新され、路車間情報センタ
26または料金センタ27のデータベースに転送される
移動局16は1本実施例では自動車などの加入車両12
に搭載され、路上局11との間でその識別を行うための
無線信号を送受信し、路上局10との間でナビゲーショ
ン情報や運行管理情報などのデータ、メツセージおよび
画像信号を送受信し、それらの信号を搭乗者に可視およ
び(または)可聴表示する車載装置である。好ましくは
、搭乗者に対して画像や音声にてインタフェースする映
像デイスプレィ、ファクシミリ送受信装!、音声合成装
置などを備えている。また、加入車両12の操縦機構に
対する自動運行制御機能を有していてもよい、移動局1
6は、乱数表機能を備え、これに従って路上局lOまた
は路上局11からのポーリングに呼応して路上局10.
11との間のリンクに使用される電波18における複数
のチャネルのうち、利用できる空きチャネルが路上局1
0または路上局Ifにより選択される。
この移動局16の車載装置160を第4図および第5図
を参照して詳細に説明する。なお、第4図は車載装置の
構成を示すブロック図、第5図は、擬似コード生成過程
の概念図である。
この車載装置160は、第4図に示すように、無線送受
信部162と、記憶部164と、モード切替スイッチ1
66と、擬似コード発生部168と、時計部170と、
制御部172と、路上機識別部174とを備えている。
無線送受信部162は、路上局lOおよび路上局tiと
時分割伝送方式+TDMAIによる無線信号の送受信を
行う送受信部であり、路上局lOおよび路上局11から
その識別コードを含む無線信号を受信して車両固有コー
ド54を含む第7図に示すデータ等の送受信を行う。
記憶部164は、加入契約時に割り付けられた移動局コ
ード540を常時記憶する領域Bと、電源投入時に擬似
コード発生部168にて生成された擬似コード542を
電源がオフとなるまで記憶する領域Cと、これら領域B
または領域Cに格納されたコードのいずれかを制御部1
72の制御によって読み移して無線送受信部162にて
送信される車両固有コード54を記憶する領域Aと、移
動局コード540を送信しなければならない路上局すな
わち路上局Hの識別コードを記憶する領域りとを有する
モード切替スイッチ166は、路上局エロを介して自動
車両運行システムのサービスを受ける場合の通信モード
と、自動車両運行システムを受けない場合の非通信モー
ドとを選択するスイッチである。
擬似コード発生部168は、電源投入時に乱数を発生し
て、その時刻と、移動局コード540とに基づいて擬似
コード542を生成する回路である。たとえば、この擬
似コード発生部168は、第5図に示すように、移動局
コード540が10桁の場合、この移動局コード540
に時刻(4桁)500を付加して、この14桁のコード
70に、電源投入時に発生した乱数72を加算する等の
処理を施す1次に、この擬似コード発生部168は、そ
の処理結果から任意の6桁の数字を抽出して処理コード
74を形成する処理を行う、さらに、この6桁の処理コ
ード74の先頭に、4桁の符号76、たとえば1999
9Jのような移動局コード540に用いられない4桁の
符号76を付加して、移動局コード540と同相の10
桁の擬似コード542を生成する。
再び第4図において1時計部170は、バックアップ電
池を内蔵し、電源オフ時においても時刻を計時する6 制御部172は、各部を制御する回路であり、特に、i
i電源投入時、時計部17(lの時刻を読み取って擬似
コード発生部168に送り、この擬似コード発生部16
gにて生成された擬似コード542を記憶部164の領
域Cに書き込む擬似コード生成のための制御と、モード
切替スイッチ166の状態および路上機識別部174の
識別結果を読み取り、その判断結果に相応して記憶部1
64の領域Aに、領@Bに記憶された移動局コード54
0または領域Cに記憶された擬似コード542を書き移
す制御と、送受信部162の起動時に記憶部168の記
憶領域Aに格納された車両固有コード54を送受信部1
62へ転送する制御とをそれぞれ行う。
路上機識別部174は、送受信部162にて受信した路
上局lOまたは11の識別コードと記憶部164に記憶
している識別コードとを比較して、進入した通信エリア
の路上局が移動局コード540を送信すべきか否かを判
別する回路であり、その判別結果を制御部172に転送
する。
次に、第6図〜第8図を参照して、この実施例に右ける
移動体通信方式およびその移動局における搭載無線機の
動作および作用を説明する。なお、第6図はフレームフ
ォーマットを説明するための図、第7図は車載装置16
0の動作を説明するためのフローチャート、第8図は通
信シーケンスの例を示す図である。
移動局16と基地局10または11との間の通信は、第
6図に例示するようなフォーマットのフレーム100で
ポーリングにて行なわれる6本実施例では、フレーム1
00は周期が683ミリ秒1m5l 、伝送速度が51
2にビット/秒で、これに含まれる多数のタイムスロッ
トに複数のチャネルが多重化される。この1フレ一ム周
期内で原0目的には所要の双方向通信が完結される。無
線リンクの電波18には単一の周波数が使用される。全
二重通信の場合、上下で互いに相違する1対の周波数が
使用される。しかし、それらの周ti数は固定でよく、
どの路上局1O111のゾーン20に加入車両12が移
動しても同じ周波数が使用される。
フレームl(]0の先頭には導入部102が位置し。
これは、プリアンプル、同期信号、ポーリング識別信号
および路上局10.11の識別コードなどが含まれる。
これを便って路上局lOおよび路上局11は、第8図に
示すように、ゾーン20内の移動局16に所定の周期で
ポーリングする。
一方、移動局16は、その車側160の電源投入時にあ
らかじめ第7図に示すステップS1〜S4の動作を行っ
ている。その動作は、ii源が投入されるt311と、
制御部172が1時計部170がらそのときの時刻を読
み取る(S2)とともに、記憶部164の領域Bから移
動局コード540を読み出して、この移動局コード54
0と時刻を擬似コード発生部+7(lへ転送する。rM
似コード発生部170は、電源投入とともに、乱数を発
生して、この乱数と転送された時刻および移動局コード
540に基づいて擬似コード542を生成する(S3)
。擬似コード発生部170にて擬似コード542が生成
されると、制御部172は、そのコードを記憶部の領域
Cへ書き込む(S4)。
この状態において、移動局16の車載装置160は、遊
休状態では受信モードにあり、送受信部162にて導入
部102の受信を終ると送信モードになる。送受信部1
62にて導入部102を受信すると、制御部172は、
導入部102の中から路上機の識別コードを路上機識別
部174へ転送する。これとともに、制御部172は、
記憶部164の領域りから路上局識別コードを読み出し
て路上機識別部174へ転送する。路上機識別部174
は、受信した路上機の識別コードと記憶部164から転
送された識別コードとが一致するか否かを判別する。こ
の判別結果が一致した場合、路上$13識別部174は
、制御部172へ一致信号を送出する0判別結果が一致
しない場合は、不一致信号を送出する。
一致信号を受けた制御部172は、記憶部164の領域
Bから移動局コード540を読み出して領@Aに移動局
コード540を書き移す。一方、路上機識別部174か
ら不一致信号を受けた制御部172は、モード切替スイ
ッチ166の状態を読み取り、自動車両運行システムと
通信を行う通信モードになっている場合は、領域Bの移
動局コード540を領域Aに読み移す、また、モード切
替スイッチ166が自動車両運行システムと通信を行わ
ない非通信モードになっている場合は、領域Cから擬似
コード542を読み取って、領域Aに書き込む。
領域Aに書き込まれた車両固有コードは54は、移動局
16の識別コードとして送受信部162に転送される。
再び第6図において、導入部102の後に車両認識部1
04が続き、これは、移動局16がポーリングに応答し
て、上記のように転送された車両固有コード54を含む
静的コード50および動的コード60を送信し、路上局
lOがこれを認識する期間である。有利には、2ブロッ
ク反復伝送を行なうことによって、加入車両12の認識
率が格段に向上する。
移動局16は、ポーリングに呼応して乱数表から複数の
チャネルのうち利用できる空きチャネルを選択する。こ
のチャネルを使用して静的コード50やサービス機能コ
ードを路上局IOまたは路上局11へ送信する。
これらコードを受信した路上局IOは、回線網22を介
して路車間情報センタ26ヘデータを転送する。同様に
路上局11は、回線網22を介して料金センタ27ヘデ
ータを転送する。
路車間情報センタ26においては、それらコードから車
両の位置を把握して、その位置情報をデータベースに記
録する。
本実施例では、車両認識部104に続いて同報通信部1
06が配置され、これを用いて路上局lOまたは路上局
11から交通情報などのビーコン型動的ナビゲーション
情報、および登録応答信号(ACKまたはNACに)が
移動局16へ向けて送信される。したかって、この同報
通信部106の通信の際には、車側160固有の移動局
コード540を用いた場合であっても、擬似コード54
2を用いた場合であっても利用することができる。
移動局16が選択したチャネルが他と衝突しなければ、
これが路上局lOまたは路上局11に登録され、ACに
信号が移動局16へ送信される。
こののち車両通信部108が続き、これによって本実施
例では、第8図に示すように路上局lOと移動局16と
の間に全二重通信が行なわれる。その周波数は上下で互
いに相違し、路上局lOで選択されたチャネルが使用さ
れる。しかし、隣接する路上局10のゾーン20に加入
車両12が移動しても同じ周波数が使用される。勿論、
半二重や単向通信であってもよい。
車両通信部108では、移動局16とユーザセンタ28
との間でナビゲーション情報や運行管理情報などのデー
タ、メツセージおよび画像信号が送受信され、加入車両
12の搭乗者にそれらの情報が画像や音声にて表示され
る。この場合、ユーザセンタ28は、路車間情報センタ
26から自社車両等の特定車両の移動局コード540に
関する位置情報およびその他の交通情報等を入手して、
車両通信部108を利用して交信を行う。
また、一般電話回線網24、データ交換網25.あるい
は本システム内の他の移動局16に対する通信も同様に
して行なってもよい。
路上局lOでは、こうしてポーリング周期ごとにゾーン
20内の移動局16から得られた加入車両12のデータ
を通過車両テーブル82に保持してもよい。
路上局IOは、これらのデータを回線36を通して地区
局30.地域間32または総括局34に転送する。
これらの局では、こうして転送されたデータを、たとえ
ば走行車両テーブル80に格納する。こうして、たとえ
ば地域間32の走行車両テーブル80は、常時新たなデ
ータによって更新される。
センタ26.28や一般電話回線網24、データ交換網
25からの移動局16宛ての情報は、これらの局のいず
れか、たとえば路上局lOのメモリ42に一旦。
蓄積される。路上局lOでは、管内の移動局16から得
られた静的車両固有コード50と送信情報の宛て先コー
ドとを比較し、該当する移動局16へ宛てて送信すべき
情報があるか否かを調べる6両君の一致を検出すると、
メモリ42に格納されでいたその情報を車両通信部10
8の下りチャネルを用いてその移動局16へ送信する。
上りチャネルにより移動局16から送信された情報は、
メモリ42に一時蓄積される。この上り送信情報は、の
ちに路車間個別通信回線網22を介してセンタ26.2
8、データ交換網25または一般1f話回線網24に転
送される。
車両通信部108が終了すると、上下の応答信号(第8
図)を送信する通信完了部110がこれに続く、これは
伝達の完了を確認する信号であり、情報内容の確認では
ない。
こうしてlフレーム100の通信が、加入車両12が路
上局IOのサービスゾーン20内を走行している間に行
なわれる。隣接する2つのゾーン20の間の無電波領域
を加入車両12が走行している間は、移動局16は路車
間個別通信回線網22と通信することができない、単一
の周波数を使用することで、従来の漏洩同軸ケーブル放
送システムが起想されるかもしれない、しかし本実施例
は、放送システムではなく、あくまでも個別通信システ
ムであり、しかも無電波領域の存在という点で漏洩同軸
ケーブル放送システムとは根本的に相違する。
本実施例は、原則として加入車両12がある極小ゾーン
2a内に含まれる間に!つの通信が完結するように構成
されている。一般道路にせよ高速道路にせよ、その道路
において通常の走行をしているかぎりは、上述の無電波
領域をはさんでいくつかの極小ゾーン20を加入車両1
2が走行することによって、かなりのまとまった通信を
行なうことができるような間隔で路上局IOが道路に沿
って配設されている。換言すれば、路上局lOのこのよ
うな離隔配置によって、通信トラヒックの多い移動局1
6に対しても十分に所要の通信を達成することができる
。路上局11においては、1回の通信でその車両の識別
を行うが、料金センタ27から車両にメツセージがある
場合は、路上機lOと同様に、同報通信部106にてそ
のメツセージを赳信し、そのメツセージが完了しない場
合は、路上局10を介してそのメツセージを車両に通知
することもできる。さらに、移動局16は、路上局11
をその車両通信部108を利用して路上局lOと同様に
利用することができ、路上局lOと路上局11とは、そ
の同報通信部106および車両通信部1(18を相互に
連続的に利用することかできる。
なお、この実施例においては、移動局コード540を用
いなければならない路上局として、通行料金自動処理シ
ステムの路上局11のみを挙げたが、移動局コード54
0を利用しなければならない路上局が複数ある場合には
、車載装置16Gの記憶部164における領域りにそれ
らの識別コードを複数記憶させて、それぞれ識別するよ
うにしてもよい。
本発明を路車間個別通信システムに適用した実施例につ
いて説明した。しかし本発明はこれに限定されず、車両
以外の、たとえば個人すなわち広義の歩行者などのあら
ゆる移動体との明別通信に有効に適用される。
なお、ここで説明した実施例は本発明を説明するための
ものであって、本発明は必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱することなく当業者が可
能な変形および修正は本発明の範囲に含まれる。
(発明の効果) 以上説明したように1本発明による移動体通信方式およ
びその移動局における搭載無線機によれば、次の各効果
を奏することができる。
1通行料金自動処理システムのように、移動局にあらか
じめ割り当てられた固有コードを送信しなければならな
い固定局の通信エリアにおいては。
その固定局からその種別を識別するための無線信号が送
信されるので、移動局は、その無線信号を受信して、そ
の受信した固定局の種別と、記憶手段に記憶された固定
局の種別とを比較して、その固定局を識別することがで
きる。その比較結果が一致した場合には、自局にあらか
じめ割り当てられた固有コードを自動的に送信して、固
定局を介してそのシステムに自局の識別を確実に行わせ
ることができる。
2、また、交通流把握システムのように、擬似コードを
使用してもよい固定局の通信エリアに進入した移動局は
、その固定局から送信される無線信号を受信すると、固
定局識別手段によってその種別を識別して、搭載無線機
の電源投入の際に生成した擬似コードを自動的に送信し
て応答する。この結果、交通流把握システム等のシステ
ムは、移動局の位置情報のみを検出し、接続された他の
システムにその識別を行わせることなく、そのシステム
のみに有効な情報を与えることができる。この場合、移
動局は、その所属等の特定を行われないため、ブライバ
シを保護することができる。
3、両システムともに、各固定局がその種別を送信する
ので、移動局は、その種別を判別して固有コードまたは
擬似コードを自動的に切り替えて送信することができる
。この結果、移動体の搭乗者は、運転に専念することが
でき、したがって、安全を確保することができる。
4、搭載無#i!機に、スイッチ手段を備えたものでは
、交通流把握システム等のシステムに接続されたシステ
ムであって、そのシステムと双方向の通信を行う場合は
、その搭載無線機のスイッチ手段を固有コードに選択し
ておくことにより、固定局が配置された各通信エリアに
て、無線機に割り当てられた固有コードをその搭載無線
機より固定局に送信して交通流把握システムにその所在
を通知することができる。この結果、交通流把握システ
ムは、移動局の位置情報およびその所属を検出すること
ができ、他のシステムはその情報を交通流把握システム
から得ることにより該当移動局と通信を行い得る。
5、交通流把握システム以外のシステムと通信を行う移
動局は、その搭載無線機のスイッチ手段を通信モードに
しておくと、固定局が配置された各通信エリアにて、無
線機に割り当てられた固有コードを固定局に送信して交
通流把握システムにその所在を通知して、その検出結果
に基づいて運行管理システムなどと個別の通信を効率良
く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明による移動体通信方式を車両の道路交
通に通用した実施例を路車間個別通信システムとして示
す概念的ブロック図。 第2図は、第1図に示す実施例における路車間個別通信
回線網の局階位構成の例を示す中継方式第3図は同実施
例における車両固有のコードのフォーマットの例を示す
説明図、 第4図は同実施例における車載装置の構成を示すブロッ
ク図、 第5図は、同実施例における擬似コード生成過程を示す
概念図。 第6図は、同実施例におけるフレームフォーマットの例
を示す説明図、 第7区は同実施例における車!装置160の動作を示す
フローチャート。 第8図は、同実施例における移動局と固定局の通信シー
ケンスを示すシーケンス図である。 部  の  −の− 1[7,11、、路上局 12、 、 、加入車両 14、 、 、送受信機 16、 、 、移動局 20、 、 、極小ゾーン 22、 、 、路車間個別通信回線網 42、 、 、メモリ 80、 、 、走行車両テーブル 82111通過車両テーブル 160 、、、車載装置 162 、、、無線送受信部 164 、、、記憶部 266 、、、モード切替スイッチ 168 、、、擬似コード発生部 17G 、、、時計部 、制御部 路上局識別部 、移動局コード 擬似コード

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、移動体の通路に沿って、所定の間隔にて固定局が配
    置されて間欠的な通信エリアが形成され、これら通信エ
    リアを移動体が通過する際に、その移動局と前記固定局
    との間にて通信が行われる移動体通信方式において、 前記固定局は、複数のシステムにて共有に使用される局
    と、固有のシステムに使用される局とに分類され、 これら固定局は、それぞれ自通信エリアに進入した移動
    局に対して、その固定局の種別を識別するための無線信
    号を送信して、 前記移動局は、その搭載無線機にあらかじめ割り当てら
    れた固有コードを有するとともに、該搭載無線機の電源
    投入時に固有コードとは異なる擬似コードを生成して、 該移動局は、前記固定局から送信されるそれぞれの種別
    を識別するための無線信号を受信したときに、その種別
    を自動的に判別して、搭載無線機にあらかじめ割り当て
    られた固有コードまたは電源投入時に生成した擬似コー
    ドをその通信エリアの固定局に、選択的に応答信号とし
    て送信することを特徴とする移動体通信方式。 2、移動体の通路に沿って、所定の間隔にて固定局が配
    置されて間欠的な通信エリアが形成され、これら通信エ
    リアを通過する際に前記固定局と通信を行う移動局の搭
    載無線機において、 該搭載無線機は、その電源投入時に乱数を発生して、該
    乱数と電源投入時刻と該無線機にあらかじめ割り当てら
    れた固有コードとに基づいて、該固有コードとは異なる
    擬似コードを生成する擬似コード発生手段と、 該擬似コード発生手段によって生成された擬似コードと
    、無線機にあらかじめ割り当てられた前記固有コードと
    、該固有コードを送信すべき固定局の種別とをそれぞれ
    記憶する記憶手段と、前記固定局から送信される種別を
    識別するための無線信号を受信したときに、その種別と
    前記記憶手段に記憶された固定局の種別とを比較して、
    固有コードを送信すべき固定局を識別する固定局識別手
    段と、 該固定局識別手段にて比較結果が一致した場合に、前記
    記憶手段に記憶された固有コードを読み出して送信部か
    ら、該固有コードを応答信号として送信させ、比較結果
    が一致しない場合に、前記記憶手段に記憶された擬似コ
    ードを読み出して送信部から応答信号として送信させる
    制御手段とを備えていることを特徴とする移動局におけ
    る搭載無線機。 3、請求項2に記載の移動局における搭載無線機におい
    て、 該搭載無線機は、固定局に送信すべきコードが固有コー
    ドまたは擬似コードのいずれかを移動体の塔乗者が選択
    するためのスイッチ手段を有しており、 このスイッチ手段が擬似コードを選択する位置にスイッ
    チングされている場合、前記固定局識別手段にて固定局
    から送信される種別を識別したときに、この比較結果が
    記憶手段に記憶された固定局の種別と一致しない場合に
    、前記制御手段は、スイッチ手段に従って擬似コードを
    記憶手段から読み出して、この擬似コードを送信部から
    応答信号として送信させ、比較結果が一致した場合に、
    記憶手段から固有コードを読み出して、送信部からこの
    固有コードを応答信号として送信させることを特徴とす
    る移動局における搭載無線機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09106497A (ja) * 1995-10-12 1997-04-22 Yazaki Corp 除雪車管理システム
JP2004013650A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Ricoh Elemex Corp 情報提供システム

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