JPH04112894U - ワークハンドリング機械 - Google Patents
ワークハンドリング機械Info
- Publication number
- JPH04112894U JPH04112894U JP2240591U JP2240591U JPH04112894U JP H04112894 U JPH04112894 U JP H04112894U JP 2240591 U JP2240591 U JP 2240591U JP 2240591 U JP2240591 U JP 2240591U JP H04112894 U JPH04112894 U JP H04112894U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- attached
- workpiece
- supported
- vertical
- cab
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 重量物のワークを垂直姿勢、水平姿勢として
上方に移動できるようにする。 【構成】 走行台車1に設けた可動マスト6に運転台7
を設け、この運転台7に本体13に設け、この本体13
に第1・第2リンク14、15をシリンダ29で上下揺
動自在に支承し、その第1・第2リンク14、15の先
端部に支承した第3、第4リンク21、22に取付体2
3を連結して平行四節リンクとし、その取付体23に設
けた取付ブラケット40に回転溝42を回転自在に取付
け、その回転板42に取付基板47をシリンダ49で上
下揺動できるように支承し、その取付基板47に真空吸
着パッド50を取付たもの。 【効果】 真空吸着パッド50で支持したワークを垂直
姿勢、水平姿勢にできるし、その姿勢で平行四節リンク
を上方に揺動することでワークを上方に移動してワーク
を垂直姿勢、水平姿勢として壁面、天井面に保持でき
る。
上方に移動できるようにする。 【構成】 走行台車1に設けた可動マスト6に運転台7
を設け、この運転台7に本体13に設け、この本体13
に第1・第2リンク14、15をシリンダ29で上下揺
動自在に支承し、その第1・第2リンク14、15の先
端部に支承した第3、第4リンク21、22に取付体2
3を連結して平行四節リンクとし、その取付体23に設
けた取付ブラケット40に回転溝42を回転自在に取付
け、その回転板42に取付基板47をシリンダ49で上
下揺動できるように支承し、その取付基板47に真空吸
着パッド50を取付たもの。 【効果】 真空吸着パッド50で支持したワークを垂直
姿勢、水平姿勢にできるし、その姿勢で平行四節リンク
を上方に揺動することでワークを上方に移動してワーク
を垂直姿勢、水平姿勢として壁面、天井面に保持でき
る。
Description
【0001】
本考案は、屋内建築現場等において壁材や天井材を壁面や天井面に取付ける際
に用いるワークハンドリング機械に関する。
【0002】
屋内建築現場等において壁材を壁面に取付ける場合や、天井材を天井面に取付
ける場合には重量物である壁材を作業者が取付け場所まで運搬して垂直姿勢に保
持したり、天井材を取付け場所まで運搬して水平姿勢に保持したりして取付けて
いるので、その作業には労力が必要となって苦渋作業となるばかりか、誤って落
下することがあるから大変危険である。
また、床から高所までワークを運搬荷役するものとしてはフォークリフトや高
所作業車が知られている。
【0003】
フォークリフトは運転台より上を見ながら操作してフォーク爪を上昇して荷物
を床から天井近くまで運搬するものであるから、ワークを天井近くの高所に運搬
するだけであって高所に運搬したワークを垂直姿勢、水平姿勢として取付け場所
に保持できないばかりか、全体が大型であるから小型エレベータで輸送できず屋
内建築現場での壁材、天井材の取付けに用いるワークハンドリング機械には不適
当である。
高所作業車は車体に荷台を昇降自在に設け、その荷台に作業者が乗って天井近
くの高所まで上昇するものであるから、天井近くの高所までワークを運搬して作
業者が取付け作業できるが、この場合には作業者がワークを手で持って取付け作
業することになり、重量が30kg程度のワークしか運搬できずそれ以上の大重量
のワークは運搬荷役できないし、ワークを垂直姿勢、水平姿勢にして取付け場所
に保持できない。
【0004】
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたワークハンドリング機械
を提供することを目的とする。
【0005】
走行台車1に本体13を取付け、この本体13にシリンダ29で上下揺動され
、手動で水平移動される平行四節リンクを取付け、その平行四節リンクの先端部
に回転板42を回転自在に取付け、その回転板42に取付基板47を上下揺動自
在に取付け、その取付基板47にワーク支持部材を取付けたもの。
【0006】
ワーク支持部材で支持したワークを垂直姿勢、水平姿勢として上方に移動でき
るから、壁材、天井材を壁面、天井面まで運搬して垂直姿勢、水平姿勢に保持で
きるから、重量物である壁材、天井材を取付ける際に用いるワークハンドリング
機械として好適である。
【0007】
図1に示すように、走行台車1は前輪2と後輪3を有し、その走行台車1上に
昇降機構4が設けられ、この昇降機構4は固定マスト5に沿って可動マスト6を
図示しないリフトシリンダ等で昇降自在に設けてあり、その可動マスト6に荷物
を載せる荷台と作業者が乗る作業台を兼用する運転台7が昇降自在に取付けてあ
る。
前記前輪2は走行台車1に旋回自在に支承したハウジング8に回転自在に支承
され、駆動輪3は走行台車1に旋回自在に支承したハウジング9に設けられて油
圧モータ10で駆動され、これらハウジング8,9は図示しない旋回機構で旋回
駆動されて前輪2,後輪3の向きを任意の向きとして走行車両1を斜め走行、横
走行できるようにしてある。
【0008】
前記運転台7にブラケット11を介してスイング縦軸12を設け、このスイン
グ縦軸12に本体13を左右首振り自在に支承し、この本体13に第1・第2リ
ンク14、15の基部をピン16、17で上下揺動自在に支承し、その第1・第
2リンク14、15の先端部を連結体18にピン19、20で枢着し、その連絡
体13に第3・第4リンク21、22をピン23、20で枢着し、第3、第4リ
ンク21、22の先端部を取付体23にピン24、25で枢着して一対の平行四
節リンクを構成し、前記本体13の縦レール26に沿って可動体27をローラ2
8で上下動自在に設け、この可動体27と本体13とに亘ってシリンダ29を連
結し、前記可動体27の水平溝30に沿って摺動自在な支軸31に第1・第2補
助リンク32,33の基端部を連結し、この第1・第2補助リンク32、33の
先端部を前記第2リンク15と第4リンク22にピン34、35で枢着して比例
リンクを構成し、取付体23に設けたレバー36によりシリンダ29に圧油を供
給して伸縮することで取付体23を平行に上下動できるし、支軸31を水平溝3
0に沿って摺動することで取付体23を水平に前後移動できる。
前記取付体23には取付ブラケット40がスイング縦軸41で首振り自在に取
付けられ、この取付ブラケット40に円板状の回転板42が横軸43で回転自在
に支承され、この回転板42に形成したピン孔44にロックピン45を嵌合する
ことで回転板42を180度回転した位置でロックできるようにしてあり、その
ロックピン45はスプリング46でピン孔44に嵌合付勢してある。
前記回転板42には取付基板47がピン48で揺動自在に支承され、この取付
基体47と回転板42とに亘ってシリンダ49が連結され、前記取付基体47に
ワーク支持部材、例えば真空パッド50が取付けてあり、図2に示すように床上
に水平に置かれたワークAを吸着支持してシリンダ49を縮小することで図3の
ようにワークAを垂直姿勢になり、この状態で回転板42を180度回転すると
図4のようにワークは上方に移動し、シリンダ49を伸長すると図5のようにワ
ークAが水平姿勢となる。
【0009】
このようであるから、図6に示すように床上に置かれたワークAを支持して可
動マスト6を上昇すると同時に4節リンク機構を上方に揺動してワークAを垂直
姿勢とすることでワークAを図7に示すように壁面Bまで運搬して垂直姿勢に保
持できる。
同様に図8に示すように床上に置かれたワークAを図9に示すように天井Cま
で運搬して水平姿勢に保持できる。
以上の実施例で運転台7が設けてあるから、図6、図8に示すように運転台7
上にワークAを複数載せて図7、図9に示すように作業者が運転台7とともに上
方に移動してワークAを壁面に取付けたり、天井Cに取付けたりできるから、極
めて簡単で安全にワークを壁面B、天井Cに取付けできる。
なお、ワーク支持部材としてはクランプなどとしても良い。
以上の実施例では運転台7に本体13を設けたが、可動マスト6に本体13を
取付けても良いし走行台車7に本体13を直接取付けても良く、それらの場合に
は運転台7が不要となる。
【0010】
ワーク支持部材で支持したワークを垂直姿勢、水平姿勢として上方に移動でき
るから、壁材、天井材を壁面、天井面まで運搬して垂直姿勢、水平姿勢に保持で
き、重量物である壁材、天井材を取付ける際に用いるワークハンドリング機械と
して好適である。
【図1】全体正面図である。
【図2】ワーク姿勢制御動作説明図である。
【図3】ワーク姿勢制御動作説明図である。
【図4】ワーク姿勢制御動作説明図である。
【図5】ワーク姿勢制御動作説明図である。
【図6】ワークを壁面に取付ける作業説明図である。
【図7】ワークを壁面に取付ける作業説明図である。
【図8】ワークを天井面に取付ける作業説明図である。
【図9】ワークを天井面に取付ける作業説明図である。
1 走行台車、2 前輪、3 後輪、4 昇降機構、7
運転台、13 本体、14 第1リンク、15 第2
リンク、21 第3リンク、22 第4リンク、23
取付体、27 可動体、29 シリンダ、32 第1補
助リンク、33第2補助リンク、42 回転板、47
取付基板、49 シリンダ、50 真空吸着パッド、A
ワーク。
運転台、13 本体、14 第1リンク、15 第2
リンク、21 第3リンク、22 第4リンク、23
取付体、27 可動体、29 シリンダ、32 第1補
助リンク、33第2補助リンク、42 回転板、47
取付基板、49 シリンダ、50 真空吸着パッド、A
ワーク。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
E04G 21/16 7029−2E
Claims (1)
- 【請求項1】 走行台車1に本体13を取付け、この本
体13にシリンダ29で上下揺動され、手動で水平移動
される平行四節リンクを取付け、その平行四節リンクの
先端部に回転板42を回転自在に取付け、その回転板4
2に取付基板47を上下揺動自在に取付け、その取付基
板47にワーク支持部材を取付けたことを特徴とするワ
ークハンドリング機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991022405U JP2540194Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | ワークハンドリング機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991022405U JP2540194Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | ワークハンドリング機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112894U true JPH04112894U (ja) | 1992-10-01 |
JP2540194Y2 JP2540194Y2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=31907918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991022405U Expired - Fee Related JP2540194Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | ワークハンドリング機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540194Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0639900U (ja) * | 1992-11-05 | 1994-05-27 | 三井造船株式会社 | ガラスハンドリング用ロードバランサ |
JP2010236308A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Taisei Corp | 制震ブレース取付方法 |
JP2010236307A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Taisei Corp | 取付機具及び取付装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5032648A (ja) * | 1973-07-27 | 1975-03-29 | ||
JPS51147851A (en) * | 1975-06-12 | 1976-12-18 | Toshio Kono | Material handling device installed on truck, etc., in freely rotary wa y |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP1991022405U patent/JP2540194Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5032648A (ja) * | 1973-07-27 | 1975-03-29 | ||
JPS51147851A (en) * | 1975-06-12 | 1976-12-18 | Toshio Kono | Material handling device installed on truck, etc., in freely rotary wa y |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0639900U (ja) * | 1992-11-05 | 1994-05-27 | 三井造船株式会社 | ガラスハンドリング用ロードバランサ |
JP2010236308A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Taisei Corp | 制震ブレース取付方法 |
JP2010236307A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Taisei Corp | 取付機具及び取付装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2540194Y2 (ja) | 1997-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |