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JPH04111664U - タキシー用プリンタの制御装置 - Google Patents

タキシー用プリンタの制御装置

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JPH04111664U
JPH04111664U JP1556191U JP1556191U JPH04111664U JP H04111664 U JPH04111664 U JP H04111664U JP 1556191 U JP1556191 U JP 1556191U JP 1556191 U JP1556191 U JP 1556191U JP H04111664 U JPH04111664 U JP H04111664U
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JP
Japan
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taxi
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printer
card
payment
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JP1556191U
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文雄 登沢
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矢崎総業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】タキシー用プリンタの制御装置において、タキ
シー料金などを印字した書面の発行が必要なときだけ、
この書面の発行を自動的に行うことができるようにタク
シー用プリンタを制御できるようにすることを目的とし
ている。 【構成】支払種別の各々に対応して自動印字の要否を設
定するプリンタ機能データを記憶手段7c−1に予め記
憶しておく。この記憶したプリンタ機能データと支払種
別情報とを比較手段7a−1によって比較する。そし
て、印字制御手段7a−1が、比較結果により、プリン
タ機能データによって自動印字となっているときタキシ
ー用プリンタ8の動作を自動的に開始させて、プリンタ
機能データによって自動印字となっていないとき手動操
作を待ってタキシー用プリンタ8の動作を開始させる。
また、プリンタ機能データが外部から書き換え可能であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、タキシー料金を現金及びカードの何れによっても精算できるように したタキシーにおいて、タキシーメータにおける支払タリフ操作に応じてタキシ ーメータに対して料金データの送信を要求し、このデータ要求に応じてタキシー メータから送信されてくる料金データを受信し、この受信した料金データに基づ いてタキシー料金などを印字した御利用書などを発行するようにタキシー用プリ ンタを制御するタキシー用プリンタの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近のタキシーでは、タキシー料金の支払を現金やカードなどで精算すること ができるようになっている。その他、現金やカード以外の精算手段としてクーポ ン券やチケットなどもある。
【0003】 カードとしては、利用者が予め一定の金額を支払って入手する金額カードのよ うなプリペイドカードの他、金融機関やタキシー会社自身が信用のある人に対し てタキシー専用に発行する一回用のチケットカード及び複数回用のメンバーカー ドや金融機関が発行する汎用性のある各種のクレジットカードなどのポストペイ ドカードがある。
【0004】 上述のように種々の形態でタキシー料金の支払が行われると、タキシーが入庫 した後の売上金の内訳の管理などが非常に面倒になる。特に、ポストペイドカー ドで支払が行われた場合には、後日カード利用者に対して請求書を発行する業務 が付随する。
【0005】 そこでタキシーには、各営業毎のタキシー料金に関する精算情報、すなわち支 払が現金、カード或いは現金及びカード以外の手段の何れで行われたか、カード の場合はそのカードの種類、ポストペイドカードの場合は後日料金の請求を行う ために使用する所有者を特定する情報などを収集する装置が搭載されている。
【0006】 従来のこの種の装置としては、例えば特願平1−177026号によって提案 されたものがある。この提案の装置では、タキシー料金を精算する金額に関する 精算金額情報が入力されているとき、この精算金額情報を支払種別情報と共に、 精算金額情報が入力されていないとき、タキシー料金情報を支払種別情報と共に 記憶するすることで、複数の支払種別によって支払ったタキシー料金についての 料金精算情報を収集することができるようになっている。
【0007】 また、この提案の装置では、精算金額情報とタキシー料金情報とに基づき、精 算金額とタキシー乗車料金との差額を求めて表示することで、この差額の有無に よって料金の精算が終了したかどうかを知ることができるようになっていて、よ って乗客が希望するタキシー料金の支払種別毎に処理料金を指定してもタキシー 料金の精算情報を収集することができ、例えば所定料金の端数のみ現金で支払い 、残金をカードやチケット、クーポン券などで支払うことができるようになって いる。
【0008】 そして、上記装置には、収集した料金精算情報に基づいてタキシー料金を含む 精算の内容を印字した御利用書を発行するためのプリンタが接続されている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の装置では、プリンタによる御利用書の発行動作を手動 又は自動の何れか一方でしか開始させることができないようになっていた。
【0010】 このため、手動で御利用書の発行動作を開始するようなプリンタを採用した場 合には、乗客の要求があったときには問題ないが、乗客の要求がないときには、 運転手は精算の仕方が後払いカードによる料金精算のように御利用書に必ず本人 のサインを必要とするものであるかどうかを判断しなければならず、面倒である 他、サイン忘れなどの間違いが起こりやすいという問題がある。
【0011】 一方、自動で御利用書の発行動作を開始するようなプリンタを採用した場合に はこのような問題がないが、反面、現金客などのように御利用書へのサインを必 要とせず、また乗客が御利用書の発行を希望しないときには、発行した御利用書 をプリントするための紙やリボンの無駄が発生するという問題がある。
【0012】 よって本考案は、上述した従来の問題点に鑑み、タキシー料金などを印字した 書面の発行が必要なときだけ、この書面の発行を自動的に行うことができるよう にタキシー用プリンタを制御できるようにしたタキシー用プリンタの制御装置を 提供することを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案により成されたタキシー用プリンタの制御装置 は、図1の基本構成図に示すように、タキシー料金情報を支払種別情報と共に記 憶するすることで、複数の支払種別によって支払ったタキシー料金についての料 金精算情報を収集し、該収集した料金精算情報に基づいてタキシー料金などを印 字した書面を発行するようにしたタキシー用プリンタの制御装置において、支払 種別の各々に対応して自動印字の要否を設定するプリンタ機能データを格納した 記憶手段7c−1と、該記憶手段7c−1に記憶したプリンタ機能データと前記 支払種別情報とを比較する比較手段7a−1と、該比較手段7a−1による比較 の結果、前記支払種別情報に対応する支払種別が前記プリンタ機能データによっ て自動印字となっているときタキシー用プリンタ8の動作を自動的に開始させて 、前記支払種別情報に対応する支払種別が前記プリンタ機能データによって自動 印字となっていないとき手動操作を待ってタキシー用プリンタ8の動作を開始さ せる印字制御手段7a−2とを備えることを特徴としている。
【0014】 また、前記記憶手段7c−1に格納したプリンタ機能データが外部から書き換 え可能であることを特徴としている。
【0015】
【作用】
上記構成において、支払種別の各々に対応して自動印字の要否を設定するプリ ンタ機能データを記憶手段7c−1に予め記憶しておき、この記憶手段7c−1 に記憶したプリンタ機能データと支払種別情報とを比較手段7a−1によって比 較する。そして、印字制御手段7a−1が、比較結果により、支払種別情報に対 応する支払種別が前記プリンタ機能データによって自動印字となっているときタ キシー用プリンタ8の動作を自動的に開始させて、支払種別情報に対応する支払 種別が前記プリンタ機能データによって自動印字となっていないとき手動操作を 待ってタキシー用プリンタ8の動作を開始させる。
【0016】 また、記憶手段7c−1に格納したプリンタ機能データが外部から書き換え可 能であり、支払種別に応じて任意に自動印字と手動印字を設定することができる 。
【0017】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図2はタキシー料金精算情 報収集装置に適用した本考案によるタキシー用プリンタの制御装置の一実施例を 示すブロック図である。
【0018】 同図において、1はタキシー車両に搭載されているタキシーメータで、これは タキシーの賃走時或いは迎車時における走行距離を計測し、該計測した走行距離 と基本料金、じ後料金に基づいて乗車料金を計算し、料金表示器1aに表示を行 う。このタキシーメータ1はタキシーのタリフ状態を示すタリフ情報を常時出力 し、外部からの要求信号の入力に応じてタキシー乗車料金情報を他の情報と共に 出力する。
【0019】 2は磁気カードリーダ・ライタ(R/W)で、磁気的に記録された磁気カード に記録されている情報を読み取ると共に磁気カードに記録を行う。このカードR /W2のカード挿入孔2aに、利用毎に残金額の更新を行わなければならない金 額カードのようなプリペイドカードや、利用毎に利用回数を記録するメンバーカ ードのようなポストペイドカードなどが挿入されると、該カード挿入孔2aに挿 入されたカードからの情報の読み出しが行われる。また、プリペイドカード又は メンバーカードのようなポストペイドカードのようなカードの場合には、カード に対する情報の書き込みが行われる。
【0020】 3はICカードリーダ・ライタ(R/W)で、内部のICメモリに記録されて いる情報を読み取ると共にICメモリに記録を行う。このICカードR/W3の カード挿入孔3aにはシステム設定用ICカード4又はデータ収集用ICカード 5が挿入される。システム設定用ICカード4が挿入されると、このシステム設 定用ICカード4からシステムの構成に必要な情報を読み取る。また、データ収 集用ICカード5が挿入されると、このデータ収集用ICカード5にデータを書 き込む。
【0021】 6はキーボードで、これはマン・マシーンインターフェースとして使用され、 テンキーや各種のファンクションキーからなるキー部6a及び表示器6bが設け られている。
【0022】 7は制御装置で、これはタキシーメータからの乗車料金に関する料金情報及び タリフ状態に関するタリフ情報と、磁気カードR/W3からのカード情報と、キ ーボード6のキー部6aからのキー入力情報とに基づいてタキシー料金の現金精 算情報、カード精算情報などの収集を行う。このために制御装置7は、予め定め たプログラムに従って動作するCPU7aと、制御プログラムその他CPU7a の動作に必要な固定データを記憶しているROM7bと、CPU7aの動作中に 一時的に情報を記憶するワークエリアの他、収集したタキシー料金精算情報を記 憶するエリアを有するRAM7cと、日時データを発生するカレンダー及び時計 7dとを備え、RAM7cは収集した情報の消失が生じないように電池7eによ ってバックアップされている。RAM7cに収集されたタキシー料金精算情報は 、ICカードR/W3によってデータ収集用ICカード5に書き込まれ、後にタ キシー会社が売上管理をしたり、後日請求書を発行する際などに使用される。
【0023】 8はタキシー用プリンターで、これは制御装置7のRAM7cに記憶した情報 に基づいてタキシー乗務員が発行する御利用書や領収書などの各種の書面を印字 する。
【0024】 なお、上記キーボード6のキー部6aは、乗車料金に加算する高速料、迎車料 などの加算金額や精算種別毎の精算金額などの数字を入力する際に使用するテン キーと、タキシー料金の支払種別を指定するなど各種のファンクションを指定す るファンクションキーとからなり、ファンクションキーには、未収キー、加算キ ー、セットキーなどがある。
【0025】 また、上記キーボード6の表示器6bは、LCDドットマトリックス表示によ り片仮名、英字、数字により支払種別などのメッセージ、プリペイドカードの残 金額、タキシーメータ1のタリフが支払状態になったときのタキシー料金、キー 部6aによって加算料金操作が行われたとき乗車料金に加算料金を加えた金額、 キー部6aによってタキシー料金を精算する金額に関する精算金額情報を入力し たときの精算金額、キー部6aによって入力された精算金額情報とタキシーメー タ1が発生するタキシー乗車料金情報とに基づき求めた精算金額とタキシー料金 との差額、、プリペイドカードの処理の際カード残金額などを表示するために使 用される。
【0026】 上記磁気カードR/W2は、少なくとも所有者を特定する情報を記録したポス トペイドカードの情報を読み取るカード読取手段として、上記RAM7cは、キ ーボード6のキー部6aの操作によって発生される精算金額情報が入力されてい るとき、同精算金額情報をキー部6aが発生する支払種別情報と共に記憶し、キ ー部6aの操作によって発生される精算金額情報が入力されていないとき、タキ シーメータ1が発生するタキシー乗車料金情報をキー部6aがその操作によって 発生する支払種別情報と共に記憶する記憶手段としてそれぞれ働く。
【0027】 なお、上記システム設定用ICカード4には、システム設定データの1つとし て図3に示すようなプリンタ機能設定データが書き込まれている。このシステム 設定用ICカード4のこのプリンタ機能設定データは、ICカードR/W3によ り読み取られて制御装置7のRAM7cの所定のエリアに格納される。
【0028】 すなわち、このプリンタ機能設定データでは、精算の種別によって自動印字す るか手動印字するかを設定しており、自動印字は所定のバイトのビットb0 の「 1」によってメンバーズカード、ビットb1 の「1」によってクレジットカード 、ビットb2 の「1」によってチケットカード、ビット3 の「1」によってプリ ペイドカード、ビットb4 の「1」によって未収、ビットb5 の「1」によって 現金の使用時のみ自動印字を すなわち、所定のバイトのビットb0 の「1」に よってメンバーズカード、ビットb1 の「1」によってクレジットカード、ビッ トb2 の「1」によってチケットカード、ビット3 の「1」によってプリペイド カード、ビットb4 の「1」によって未収、ビットb5 の「1」によって現金の 使用時のみ行い、各ビットの「0」によって手動印字を設定している。
【0029】 以上の構成において、装置の動作を、制御装置7のCPU7aが予め定めたプ ログラムに従って行う仕事を示す図4及び図5のフローチャート図を参照して説 明する。
【0030】 CPU7aは制御装置の電源投入によりスタートし、その最初のステップS1 において、タキシメータ1のタリフ情報を取り込み、該取り込んだタリフ情報が 支払であるか否かを判定する。ステップS1の判定がNO、すなわちタリフが支 払状態以外にあるときにはステップS1の判定がYESになるのを待つ。そして 、ステップS1の判定がYES、すなわちタリフが支払状態になるとステップS 2に進む。
【0031】 ステップS2においては、タキシーメータ1からタキシー料金情報を取り込み 、該取り込んだ料金情報をRAM7cの所定のワークエリアに一時的に記憶する と共に、該記憶した料金情報に基づいてキーボード6の表示器6bの料金表示部 に表示する。
【0032】 その後ステップS3に進み、ここでタキシー料金に高速料や迎車料などの加算 料金を加算するためのキー操作(キー部のテンキー及び加算キー)があるか否か を判定する。加算料金キー操作があり、ステップS3の判定がYESのときはス テップS4に進み、ここで料金加算処理を行ってからステップS4に進む。この ステップS4の料金加算処理では、ステップS2において取り込んだ料金情報に よるタキシー料金にステップS3におけるキー操作によって入力される加算料金 を加算し、これをRAM7cの所定のワークエリアに一時的に記憶すると共に、 該加算した料金を表示器6bの料金表示部に表示する。また、加算料金キー操作 がなく、ステップS3の判定がNOであるときはステップS4を飛ばしてステッ プS5に進む。
【0033】 ステップS5においては、キーボード6のキー部6aのファンクションキーの 一つであるセットキーがオン操作されたか否かを判定する。ステップS5の判定 がYESのときはステップS6に進み、ここでタキシー料金の全額を現金処理す る。このステップS6の全額現金処理では、上記ステップS4における料金加算 処理がないときには上記ステップS2において取り込んだ料金情報に、料金加算 処理があるときには上記ステップS4において得た料金情報に支払種別が現金で あることを示す精算情報を付加してRAM7cの所定のワークエリアに一時的に 記憶する。
【0034】 その後ステップS7に進み、ここで上記ステップS6において全額現金処理し てRAM7cの所定のワークエリアに記憶した料金情報に付加した精算情報と、 RAM7c中のプリンタ機能設定データとを比較し、この比較の結果について続 くステップS8において両者に少なくとも一つの一致があるか否かを判定する。 すなわち、プリンタ機能設定データ中のビットb5 が「1」であるか否かを判定 する。このステップS8の判定がYESのときにはステップS9に進んで上記ス テップS6において全額現金処理してRAM7cの所定のワークエリアに記憶し た料金情報に基づいて印字処理を行う。
【0035】 上記ステップS9における印字処理後はステップS10に進み、ここでタキシ ーメータのタリフ情報を読み込んでタリフが空車状態になるのを待ち、タリフが 空車状態になったら続くステップS11において、上記ステップS6において全 額現金処理して得た情報をRAM7cに精算情報として格納して収集してから上 記ステップS1に戻る。
【0036】 上記ステップS5の判定がNO、すなわちセットキーの操作がないときにはス テップS12に進み、ここでキーボード6のキー部6aにおけるファンクション キーの未収キーがオン操作されたか否かを判定する。このステップS12の判定 がYESのときはステップS13に進み、ここでセットキーがオンしているか否 かを判定する。セットキーがオンで判定がYESのときはステップS14に進み 、ここでタキシー料金の全額を未収処理する。
【0037】 このステップS14の全額未収処理では、上記ステップS2又はS4において ワークエリアに一時記憶した料金情報に支払種別が未収であることを示す精算情 報を付加してRAM7cの所定のワークエリアに一時的に記憶する。なお、上記 ステップS13の判定がNOのときは後述するステップS16に進む。
【0038】 その後ステップS7に進み、ここで上記ステップS14において全額未収処理 してRAM7cの所定のワークエリアに記憶した料金情報に付加した精算情報と RAM7c中のプリンタ機能設定データとを比較し、この比較の結果について続 くステップS8において両者に少なくとも一つの一致があるか否かを判定する。 すなわち、プリンタ機能設定データ中のビットb4 が「1」であるか否かを判定 する。このステップS8の判定がYESのときにはステップS9に進んで上記ス テップS6において全額現金処理してRAM7cの所定のワークエリアに記憶し た料金情報に基づいて印字処理を行う。
【0039】 続いてステップS10でタリフが空車状態になるのを待ち、空車状態になった ら続くステップS11において上記ステップS14において全額未収処理して一 時記憶した情報をRAM7cに精算情報として格納して収集してから上記ステッ プS1に戻る。
【0040】 上記ステップS12の判定がNO、すなわち未収キーがオン操作されていない ときにはステップS15に進み、ここでカードが磁気カードR/W2に挿入され たか否かを判定する。カードが挿入されておらずステップS15の判定がNOの ときはステップS16に進み、ここでキーボード6のキー部6aにおけるテンキ ーの操作により精算金額指定キー操作が行われているか否を判定する。このステ ップS16の判定がNOのときには上記ステップS3に戻り、セットキー、未収 キー、又はカードの挿入の何れかの操作が行われ、上記ステップS5、S12、 S15又はS16の何れかの判定がYESとなるのを待つ。
【0041】 上記ステップS15の判定がYES、すなわちカードが挿入されているときに はステップS17に進み、ここでカードに記録されているカード情報を読み取り 、該読み取ったカード情報をRAM7cの所定のワークエリアに一時的に記憶す ると共に、該読み取ったカード情報に基づいてキーボード6の表示器6bのメッ セージ表示部及び残額表示部に表示を行う。
【0042】 その後ステップS18に進み、ここでキー部6aにおけるファンクションキー のセットキーが操作されたか否かを判定する。この判定がYESのときはステッ プS19に進み、ここで全額をカード処理する。
【0043】 このステップS19の全額カード処理では、上記ステップS2又はS4におい て得た料金情報に支払種別がカードであることを示す精算情報やカード情報を付 加してRAM7cの所定のワークエリアに一時的に記憶する。なお、カードには プリペイドカードとポストペイドカードの二種類あり、ポストペイドカードの場 合はカード情報を読み取ることで上記カード処理を行えるが、プリペイドカード の場合には、カードの残金額から支払うべき料金を差し引いた金額をカードに書 き込まなければならないので演算処理も行う。
【0044】 上記ステップS19の実行後はステップS20に進み、ここで不足金が有るか 否かを判定する。上記ステップS19のカード処理において、カードがクレジッ トカードであったり、プリペイドカードであっても十分な残金額がある場合には 、ステップS20の判定はNOとなり、上記ステップS7に進む。
【0045】 ステップS7においては、上記ステップS2又はS6においてRAM7cの所 定のワークエリアに一時記憶した料金情報に付加した精算情報とRAM7c中の プリンタ機能設定データとを比較し、この比較の結果について続くステップS8 において両者に少なくとも一つの一致があるか否かを判定する。すなわち、プリ ンタ機能設定データ中のビットb0 〜b3 が「1」であるか否かを判定する。こ のステップS8の判定がYESのときにはステップS9に進んで上記ステップS 19おいて全額カード処理してRAM7cの所定のワークエリアに記憶した料金 情報などに基づいて印字処理を行ってからステップS10及びS11を経て上記 ステップS1に戻る。
【0046】 プリペイドカードの残金額が支払うべき料金よりも少なくて不足金があり、上 記ステップS20の判定がYESのときはステップS21に進む。ステップS2 1においては、不足金額に関する情報を、それまでステップS2又はステップS 4において料金情報を一時記憶していたRAM7cの所定のワークエリアにそれ までの情報に代えて一時的に記憶すると共に、その金額を表示器6bの所定の料 金表示部に表示した後、上記ステップS3に戻り、該不足金についての処理を行 う。
【0047】 上記ステップS16の判定がYES、すなわちキー部6aにおけるテンキーの 操作により精算金額指定キー操作が行われているときにはステップS22に進む 。ステップS22においては、ステップS16において指定された金額に関する 金額情報をRAM7cの所定のワークエリアに一時的に記憶すると共に、その金 額を表示器7bの料金表示部に、メッセージをメセージ表示部にそれぞれ表示す る。その後ステップS23に進み、ここでカードR/W2が挿入されているか否 かを判定し、カードが挿入されていないで判定がNOのときはステップS24に 、カードが挿入さていて判定がYESのときはステップS25にそれぞれ進む。
【0048】 上記ステップS24においては、上記ステップS16において指定された金額 についての現金又は未収処理を行う。この指定金額の現金又は未収処理では、上 記ステップS19において一時記憶された指定金額に関する情報に支払種別が現 金又は未収であることを示す精算情報を付加してRAM7cの所定のワークエリ アに一時的に記憶する。そして、指定金額が支払うべき料金よりも少なくて不足 金がある場合には、不足金額に関する情報を、それまでステップS2又はステッ プS4において料金情報を一時記憶していたRAM7cの所定のワークエリアに それまで情報に代えて一時的に記憶する。
【0049】 上記ステップS25においては、上記ステップS16において指定された金額 についてのカード処理を行う。この指定金額のカード処理では、上記ステップS 19において一時記憶された指定金額に関する情報に、支払種別がカードである ことを示す精算情報や上記ステップS17においてカードから読み取ったカード 情報などを付加してRAM7cの所定のワークエリアに一時的に記憶する。そし て、指定金額が支払うべき料金よりも少なくて不足金がある場合には、不足金額 に関する情報を、それまでステップS2又はステップS4において料金情報を一 時記憶していたRAM7cの所定のワークエリアにそれまでの情報に代えて一時 的に記憶する
【0050】 上記ステップS24及び25の処理において不足金が生じていればステップS 20の判定がYESとなり、ステップS21に進む。ステップS21においては 、上記ステップS24又はS25において一時記憶した不足金額に関する情報に 基づいてその金額を表示器6bの料金表示部に表示した後、上記ステップS3に 進み、該不足金についての処理を行う。
【0051】 その後上記ステップS7に進み、ここで上記ステップS11において全額未収 処理して上記ステップS2又はS19においてRAM7cの所定のワークエリア に一時記憶した料金情報に付加した精算情報とRAM7c中のプリンタ機能設定 データとを比較し、この比較の結果について続くステップS8において両者に少 なくとも一つの一致があるか否かを判定する。すなわち、プリンタ機能設定デー タ中のビットb0 〜b5 が「1」であるか否かを判定する。このステップS8の 判定がYESのときにはステップS9に進んでRAM7cの所定のワークエリア に記憶した料金情報などに基づいて印字処理を行ってからステップS10及びS 11を経て上記ステップS1に戻る。
【0052】 なお、上記ステップS8における料金情報に付加した精算情報とRAM7c中 のプリンタ機能設定データとを比較の結果の判定がNOのときにはステップS2 6に進み、ここでキーボード6のキー部6aの印字キーがオンしているか否かを 判定し、この判定がNOのときにはステップS10に進んでタリフが空車状態に なっているか否かを判定し、このステップS10の判定がNOのときには上記ス テップS26に戻り、ステップS26又はステップS10の何れかがYESとな るのを待つ。ステップS26の判定がYESのとき、すなわち印字キーがオンさ れ手動印字が行われたときにはステップS9に進んで印字動作を行い、印字キー をオンすることなく空車タリフ状態にすれば印字動作を行うことなくステップS 11を経てステップS1に戻る。
【0053】
【考案の効果】
以上説明したように本発明によれば、支払種別の各々に対応して自動印字の要 否を設定するプリンタ機能データを予め記憶しておき、この記憶したプリンタ機 能データと支払種別情報とを比較し、この比較結果により、支払種別情報に対応 する支払種別が前記プリンタ機能データによって自動印字となっているときタキ シー用プリンタの動作を自動的に開始させて、支払種別情報に対応する支払種別 が前記プリンタ機能データによって自動印字となっていないとき手動操作を待っ てタキシー用プリンタの動作を開始させるようになっているので、タキシー料金 などを印字した書面の発行が必要なときだけ、この書面の発行を自動的に行うこ とができるようになっている。
【0054】 また、プリンタ機能データを外部から書き換え可能であるので、支払種別に応 じて任意に自動印字と手動印字を設定することが簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるタキシー用プリンタの制御装置の
基本構成を示すブロック図である。
【図2】本考案によるタキシー用プリンタの制御装置の
一実施例を示すブロック図である。
【図3】プリンタ機能データの記憶の仕方を示すメモリ
フォーマットを示す図である。
【図4】図2中のCPUが行う仕事を示すフローチャー
トの一部分を示す図である。る。
【図5】図2中のCPUが行う仕事を示すフローチャー
トの他の一部分を示す図である。
【符号の説明】
7a−1 CPU(比較手段) 7a−2 CPU(印字制御手段) 7c−1 RAM(記憶手段) 8 タキシー用プリンタ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タキシー料金情報を支払種別情報と共に
    記憶するすることで、複数の支払種別によって支払った
    タキシー料金についての料金精算情報を収集し、該収集
    した料金精算情報に基づいてタキシー料金などを印字し
    た書面を発行するようにしたタキシー用プリンタの制御
    装置において、支払種別の各々に対応して自動印字の要
    否を設定するプリンタ機能データを格納した記憶手段
    と、該記憶手段に記憶したプリンタ機能データと前記支
    払種別情報とを比較する比較手段と、該比較手段による
    比較の結果、前記支払種別情報に対応する支払種別が前
    記プリンタ機能データによって自動印字となっていると
    きタキシー用プリンタの動作を自動的に開始させて、前
    記支払種別情報に対応する支払種別が前記プリンタ機能
    データによって自動印字となっていないとき手動操作を
    待ってタキシー用プリンタの動作を開始させる印字制御
    手段とを備えることを特徴とするタキシー用プリンタの
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に格納したプリンタ機能デ
    ータが外部から書き換え可能であることを特徴とする請
    求項1記載のタキシー用プリンタの制御装置。
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JPH04137088A (ja) * 1990-09-28 1992-05-12 Hisashi Iwata 自動領収書発行車載端末装置

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