JPH04110718A - 光干渉角速度計 - Google Patents
光干渉角速度計Info
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- JPH04110718A JPH04110718A JP23082290A JP23082290A JPH04110718A JP H04110718 A JPH04110718 A JP H04110718A JP 23082290 A JP23082290 A JP 23082290A JP 23082290 A JP23082290 A JP 23082290A JP H04110718 A JPH04110718 A JP H04110718A
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- phase modulator
- phase
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は光源よりの光を2分してループ状光伝送路の
両端に右回り光、左回り光としてそれぞれ、供給し、そ
のループ状光伝送路の一端で位相変調器により光伝送路
に入射する光及び、光伝送路から出射する光に位相偏移
を変調信号で与え、ループ状光伝送路から出射しだ両光
を合成して干渉させ、その干渉光を電気信号に変換し、
その電気信号を位相変調器の変調信号で同期検波するこ
とにより、ループ状光伝送路にその軸心まわりに印加さ
れた角速度を検出する光干渉角速度計に関する。
両端に右回り光、左回り光としてそれぞれ、供給し、そ
のループ状光伝送路の一端で位相変調器により光伝送路
に入射する光及び、光伝送路から出射する光に位相偏移
を変調信号で与え、ループ状光伝送路から出射しだ両光
を合成して干渉させ、その干渉光を電気信号に変換し、
その電気信号を位相変調器の変調信号で同期検波するこ
とにより、ループ状光伝送路にその軸心まわりに印加さ
れた角速度を検出する光干渉角速度計に関する。
「従来功技術」
第6図に従来の光干渉角速度計を示す。光源11から出
た光は、光分岐器12において2分され、その一方は偏
光子13を通過した後、光分岐器14へと導かれ、他方
は、終端される。光分岐器14を通過した光は右回り光
と左回り光とに分岐され、右回り光は、光分岐器14か
ら出た後すぐに位相変調器15によって位相変調を受け
た後、ループ状光伝送路としての光フアイバコイル16
の一端ニ入射され、光フアイバコイル16を右回りに伝
搬した後、ふたたび光分岐器14に到達する。
た光は、光分岐器12において2分され、その一方は偏
光子13を通過した後、光分岐器14へと導かれ、他方
は、終端される。光分岐器14を通過した光は右回り光
と左回り光とに分岐され、右回り光は、光分岐器14か
ら出た後すぐに位相変調器15によって位相変調を受け
た後、ループ状光伝送路としての光フアイバコイル16
の一端ニ入射され、光フアイバコイル16を右回りに伝
搬した後、ふたたび光分岐器14に到達する。
一方左回り光は光分岐器14を出て光フアイバコイル1
6の他端に入射され、光フアイバコイル16を左回りに
伝搬後位相変調器15によって位相変調を受けた後、す
ぐに再び光分岐器14に到達する。光分岐器14では、
これら光フアイバコイル16を伝搬した右回り光と左回
り光とが出会い干渉する。このときに右回り光と左回り
光とは位相変調器15によって周期的な位相偏移を受け
ているため右回り光と左回りとのあいだには周期的な位
相差が生じる0例えば位相変調器15を駆動する変調信
号の周波数f、が1/(2τ)(τは光フアイバコイル
16を光が伝搬する時間)の時、位相変調器15で右回
り光が位相偏移φ6、を受けて光フアイバコイル16を
通って光分岐器14に戻った時の右回り光の位相偏移が
第7図Aに示すように正弦波状である場合、左回り光が
位相変調器15で受ける位相偏移φccwは、第7図A
の変調信号に対し、時間がτだけ経過しているから第7
図Bに示すようになる。従って光分岐器14で合成され
る右回り光と左回り光との位相差φ。イーφccwは第
7図中の曲線17に示すように2τ周期で変化する。こ
のためこれら両光が合成された干渉光は互いに強め合っ
たり弱め合ったりすることが周期τで繰返され、つまり
周期τで強度が変化する光となる。両光の位相差φ。8
−φccwに応じて干渉光の強度が曲線18で示すよう
に変化し、従って強度変化が曲線19のように周期τで
繰返される。
6の他端に入射され、光フアイバコイル16を左回りに
伝搬後位相変調器15によって位相変調を受けた後、す
ぐに再び光分岐器14に到達する。光分岐器14では、
これら光フアイバコイル16を伝搬した右回り光と左回
り光とが出会い干渉する。このときに右回り光と左回り
光とは位相変調器15によって周期的な位相偏移を受け
ているため右回り光と左回りとのあいだには周期的な位
相差が生じる0例えば位相変調器15を駆動する変調信
号の周波数f、が1/(2τ)(τは光フアイバコイル
16を光が伝搬する時間)の時、位相変調器15で右回
り光が位相偏移φ6、を受けて光フアイバコイル16を
通って光分岐器14に戻った時の右回り光の位相偏移が
第7図Aに示すように正弦波状である場合、左回り光が
位相変調器15で受ける位相偏移φccwは、第7図A
の変調信号に対し、時間がτだけ経過しているから第7
図Bに示すようになる。従って光分岐器14で合成され
る右回り光と左回り光との位相差φ。イーφccwは第
7図中の曲線17に示すように2τ周期で変化する。こ
のためこれら両光が合成された干渉光は互いに強め合っ
たり弱め合ったりすることが周期τで繰返され、つまり
周期τで強度が変化する光となる。両光の位相差φ。8
−φccwに応じて干渉光の強度が曲線18で示すよう
に変化し、従って強度変化が曲線19のように周期τで
繰返される。
第6図において光分岐器14よりの干渉光は偏光子13
を通し、光分岐器12に達し、2つの光に分岐され、そ
の一方は光検出器21で電気信号に変換される。この電
気信号は第7図中の曲線19で示すように、位相変調周
波数f、の2倍の周波数、第7図の例では1/τで変化
する信号となる。
を通し、光分岐器12に達し、2つの光に分岐され、そ
の一方は光検出器21で電気信号に変換される。この電
気信号は第7図中の曲線19で示すように、位相変調周
波数f、の2倍の周波数、第7図の例では1/τで変化
する信号となる。
光フアイバコイル16に、その軸心を中心とする角速度
が印加されると、サニヤック効果により、右回り光と左
回り光との間に、その入力角速度に応じた位相差が生じ
る。このため第7図において曲線17に対し、入力角速
度にもとすく位相差が重畳される。このように位相差が
直流的に重畳されると、光検出器21の出力電気信号に
その直流的位相差に応じて、位相変調周波数f、の成分
が現れる。光検出器21の出力は同期検波回路22にお
いて位相変調周波数の参照信号で同期検波される。入力
角速度がゼロの場合は前述したように、光検出器21の
出力は位相変調周波数の偶数倍成分のみ、主として2倍
の成分のみであるから同期検波回路22の出力はゼロで
あるが、角速度が入力されると、光検出器21の出力に
位相変調周波数と同一周波数の成分が生じ、その入力角
速度の方向及び大きさに応じた極性及びレベルの出力が
同期検波回路22から得られ、これが出力端子23へ供
給され、入力角速度を検出することができる。位相変調
器15に供給する位相変調信号及び同期検波回路22へ
供給する参照信号は変調信号発生器24で作られる。
が印加されると、サニヤック効果により、右回り光と左
回り光との間に、その入力角速度に応じた位相差が生じ
る。このため第7図において曲線17に対し、入力角速
度にもとすく位相差が重畳される。このように位相差が
直流的に重畳されると、光検出器21の出力電気信号に
その直流的位相差に応じて、位相変調周波数f、の成分
が現れる。光検出器21の出力は同期検波回路22にお
いて位相変調周波数の参照信号で同期検波される。入力
角速度がゼロの場合は前述したように、光検出器21の
出力は位相変調周波数の偶数倍成分のみ、主として2倍
の成分のみであるから同期検波回路22の出力はゼロで
あるが、角速度が入力されると、光検出器21の出力に
位相変調周波数と同一周波数の成分が生じ、その入力角
速度の方向及び大きさに応じた極性及びレベルの出力が
同期検波回路22から得られ、これが出力端子23へ供
給され、入力角速度を検出することができる。位相変調
器15に供給する位相変調信号及び同期検波回路22へ
供給する参照信号は変調信号発生器24で作られる。
「発明が解決しようとする課題」
位相変調器15を光が通過すると、光が変調信号で位相
偏移を受けるのみならず、強度変調も受けてしまう。こ
れは位相変調は光が伝搬する媒質の屈折率を変化させる
ことにより行われるが、媒質の屈折率が変化するとその
媒質における光の閉じ込め状態が変化するため、位相変
調信号と同期して媒質の光閉じ込め状態が変化し、これ
と同期して通過する光の強度が変調される。
偏移を受けるのみならず、強度変調も受けてしまう。こ
れは位相変調は光が伝搬する媒質の屈折率を変化させる
ことにより行われるが、媒質の屈折率が変化するとその
媒質における光の閉じ込め状態が変化するため、位相変
調信号と同期して媒質の光閉じ込め状態が変化し、これ
と同期して通過する光の強度が変調される。
このため位相変調器15を通過した右回り光、左回り光
は何れも、周波数11の強度変調を受け、これら強度変
調を受けた右回り光と、左回り光とが光分岐器14で再
び合成された干渉光にも、変調周波数f、の成分の強度
変調が存在する。このため入力角速度がゼロの状態でも
同期検波回路22から周波数f、の成分が検出され、こ
れは光干渉角速度針のバイアス値のオフセットエラーと
なる。このオフセットエラーが大きいと、外乱などによ
り何らかの因子が変動すると零点も一定の比率で変動す
るため零点安定性が悪くなる。
は何れも、周波数11の強度変調を受け、これら強度変
調を受けた右回り光と、左回り光とが光分岐器14で再
び合成された干渉光にも、変調周波数f、の成分の強度
変調が存在する。このため入力角速度がゼロの状態でも
同期検波回路22から周波数f、の成分が検出され、こ
れは光干渉角速度針のバイアス値のオフセットエラーと
なる。このオフセットエラーが大きいと、外乱などによ
り何らかの因子が変動すると零点も一定の比率で変動す
るため零点安定性が悪くなる。
上述したように入力角速度ゼロでは干渉光は変調信号周
波数f2の2倍の周波数の強度変調を受けており、この
干渉光は光分岐器12で分岐されて一方は光検出器21
へ供給されると共に他方は光源11に戻る。この戻り光
により光源11からの出射光に、変調信号周波数f、の
2倍の周波数の強度変調が加わる。あるいは前記戻った
干渉光が、光fi11の出射光の光量を制御するための
フォトダイオードで検知され、この検知出力を含めて自
動光量安定化回路が光′allの光量を一定にしようと
動作するため、光源11の出射光に周波数f、の2倍の
周波数で強度変調が加わる。
波数f2の2倍の周波数の強度変調を受けており、この
干渉光は光分岐器12で分岐されて一方は光検出器21
へ供給されると共に他方は光源11に戻る。この戻り光
により光源11からの出射光に、変調信号周波数f、の
2倍の周波数の強度変調が加わる。あるいは前記戻った
干渉光が、光fi11の出射光の光量を制御するための
フォトダイオードで検知され、この検知出力を含めて自
動光量安定化回路が光′allの光量を一定にしようと
動作するため、光源11の出射光に周波数f、の2倍の
周波数で強度変調が加わる。
このように光源11からの光が2f、で強度変調を受け
ていると、この光が位相変調器15を通過して、その位
相変調信号により強度変調も受けると、位相変調器15
を通過した光は、位相変調器15における変調波の周波
数混合効果により、2 f、+f、=3 f、 、及び
2 f、−f、=f。
ていると、この光が位相変調器15を通過して、その位
相変調信号により強度変調も受けると、位相変調器15
を通過した光は、位相変調器15における変調波の周波
数混合効果により、2 f、+f、=3 f、 、及び
2 f、−f、=f。
の各周波数の強度変調が生じる。)このためこの位相変
調器15を通過し、光分岐器14で合成された干渉光に
もf、成分の強度変調が存在し、前述と同様に入力角速
度がゼロでも同期検波回路22から出力が生じ、バイア
ス値のオフセットエラーとなる。
調器15を通過し、光分岐器14で合成された干渉光に
もf、成分の強度変調が存在し、前述と同様に入力角速
度がゼロでも同期検波回路22から出力が生じ、バイア
ス値のオフセットエラーとなる。
この発明の目的は位相変調器による強度変調が存在して
も、また光源からの光が強度変調を受けても、バイアス
値の誤りが生ぜず、バイアスの零点安定性を向上させる
ことができる光干渉角速度計を提供することにある。
も、また光源からの光が強度変調を受けても、バイアス
値の誤りが生ぜず、バイアスの零点安定性を向上させる
ことができる光干渉角速度計を提供することにある。
「課題を解決するための手段」
この発明によれば、従来と同様に光分岐手段とループ状
光伝送路の一端との間に第1位相変調器を直列に挿入す
ると共に、この第1位相変調器と直列に第2位相変調器
を挿入する。第2位相変調器の特性は第1位相変調器と
同一とすることが好ましく、第1位相変調器に対する変
調信号と同一の周期関数で同一周波数の変調信号を第2
位相変調器へ供給するが、同一方向回りの光が第1位相
変調器で受ける位相偏移と、同一方向の位相偏移を第2
位相変調器で受けるように第2位相変調器へ供給する変
調信号の位相を選定する。つまり第1位相変調器へ供給
する変調信号をφ(2πf。
光伝送路の一端との間に第1位相変調器を直列に挿入す
ると共に、この第1位相変調器と直列に第2位相変調器
を挿入する。第2位相変調器の特性は第1位相変調器と
同一とすることが好ましく、第1位相変調器に対する変
調信号と同一の周期関数で同一周波数の変調信号を第2
位相変調器へ供給するが、同一方向回りの光が第1位相
変調器で受ける位相偏移と、同一方向の位相偏移を第2
位相変調器で受けるように第2位相変調器へ供給する変
調信号の位相を選定する。つまり第1位相変調器へ供給
する変調信号をφ(2πf。
t)とする時、第2位相変調器の供給する変調信号はφ
(2πf 、t −2πτf、)とする。
(2πf 、t −2πτf、)とする。
τはループ状光伝送路の光伝搬時間である。周期関数φ
(2πf、t)としては正弦波、矩形波などが使用され
る。
(2πf、t)としては正弦波、矩形波などが使用され
る。
C作 用」
この構成によれば第1.第2位相変調器で右回り光、左
回り光はそれぞれ相加される位相偏移を受け、従来にお
ける位相変調と同様の作用効果が得られ、しかも第1.
第2位相変調器における各強度変調が、一方の強度変調
に対し、他方の強度変調が指軍となり、つまり周波数混
合として作用し、このためループ状光伝送路を通過した
光の強度変調中には位相変調周波数f、の成分が含まれ
ないようになる。
回り光はそれぞれ相加される位相偏移を受け、従来にお
ける位相変調と同様の作用効果が得られ、しかも第1.
第2位相変調器における各強度変調が、一方の強度変調
に対し、他方の強度変調が指軍となり、つまり周波数混
合として作用し、このためループ状光伝送路を通過した
光の強度変調中には位相変調周波数f、の成分が含まれ
ないようになる。
「実施例」
第1図にこの発明の実施例を示し、第6図と対応する部
分に同一符号を付けである。この発明においては光分岐
器14と光フアイバコイル16の一端との間に直列に、
位相変調器15が挿入されると共に、光分岐器14と光
フアイバコイル16の他端との間にも直列に、位相変調
器26が挿入される。このようにして位相変調器15に
対し位相変調器26が光フアイバコイル16を介して直
列に接続された場合である。位相変調器26は位相変調
器15と同一特性のものが用いられ、右回り光は位相変
調器1゛5で受けた位相偏移と同一方向の位相偏移を位
相変調器26で受けるように、位相変調器15に対する
変調信号と同一周期関数、同一周波数で、位相が2πτ
f1だけ遅らされた変調11号で位相変調器26が駆動
される。この変調信号も変調信号発生器24で作られる
。つまり位相変調器15に対する変調信号をφ(2πf
、t)とし、第7図について示したようにf、==1/
(2τ)とすると、位相変調器26に対する変調信号は
φ(2πf、を−π)となる。
分に同一符号を付けである。この発明においては光分岐
器14と光フアイバコイル16の一端との間に直列に、
位相変調器15が挿入されると共に、光分岐器14と光
フアイバコイル16の他端との間にも直列に、位相変調
器26が挿入される。このようにして位相変調器15に
対し位相変調器26が光フアイバコイル16を介して直
列に接続された場合である。位相変調器26は位相変調
器15と同一特性のものが用いられ、右回り光は位相変
調器1゛5で受けた位相偏移と同一方向の位相偏移を位
相変調器26で受けるように、位相変調器15に対する
変調信号と同一周期関数、同一周波数で、位相が2πτ
f1だけ遅らされた変調11号で位相変調器26が駆動
される。この変調信号も変調信号発生器24で作られる
。つまり位相変調器15に対する変調信号をφ(2πf
、t)とし、第7図について示したようにf、==1/
(2τ)とすると、位相変調器26に対する変調信号は
φ(2πf、を−π)となる。
この構成によれば右回り光は位相変調器15゜26で相
加する位相偏移を受け、左回り光も位相変調器15.2
6で相加する位相偏移を受け、光分岐器147合成され
る右回り光と左回り光とは周期関数φ(2πf 、t)
で変化する位相差がある。
加する位相偏移を受け、左回り光も位相変調器15.2
6で相加する位相偏移を受け、光分岐器147合成され
る右回り光と左回り光とは周期関数φ(2πf 、t)
で変化する位相差がある。
従って20両光を合成した干渉光を光検出器21で電気
信号に変換し、その電気信号を同期検波することにより
従来と同様に、光フアイバコイル16に入力した角速度
を検出することができる。
信号に変換し、その電気信号を同期検波することにより
従来と同様に、光フアイバコイル16に入力した角速度
を検出することができる。
右回り光が位相変調器15を通過する際に上述したよう
に周波数f1で強度変調も受けるが、この強度変調を受
けた右回り光が位相変調器26を通過する際に、更に周
波数f、で強度変調も受け、つまり、位相変調器15.
26で両強度変調が掛算され、その強度変調の周波数成
分はf、+f。
に周波数f1で強度変調も受けるが、この強度変調を受
けた右回り光が位相変調器26を通過する際に、更に周
波数f、で強度変調も受け、つまり、位相変調器15.
26で両強度変調が掛算され、その強度変調の周波数成
分はf、+f。
=2f、と、f、 −f、=0とになる。従って光分岐
器14に戻った右回り光の強度変調にはf1構成が含ま
れない。同様に光分岐器14に戻った左回り光の強度変
調にもf2構成が含まれない。
器14に戻った右回り光の強度変調にはf1構成が含ま
れない。同様に光分岐器14に戻った左回り光の強度変
調にもf2構成が含まれない。
従って入力角速度がゼロの状態では右回り光と左回り光
との干渉光の光強度の変化成分にf、成分が含まれず、
この時の同期検波回路22の出力はゼロであり、バイア
ス値にオフセット誤りが生じない。よって光干渉角速度
計のオフセット誤りがなくバイアスの零点の安定性が向
上する。
との干渉光の光強度の変化成分にf、成分が含まれず、
この時の同期検波回路22の出力はゼロであり、バイア
ス値にオフセット誤りが生じない。よって光干渉角速度
計のオフセット誤りがなくバイアスの零点の安定性が向
上する。
光源11からの光が上述したように2f、の強度変調が
なされた状態になると、その右回り光は位相変調器15
を通過する時にf、で強度変調を受け、その通過右回り
光の強度変調は、2f、%十f、=3 f、lと、2f
、〜f、=f、とになる。
なされた状態になると、その右回り光は位相変調器15
を通過する時にf、で強度変調を受け、その通過右回り
光の強度変調は、2f、%十f、=3 f、lと、2f
、〜f、=f、とになる。
この右回り光が位相変調器26を通過する時に、再びf
、で強度変調を受け、位相変調器26を通過した右回り
光の強度変調は3 f、 十f、=4 f。
、で強度変調を受け、位相変調器26を通過した右回り
光の強度変調は3 f、 十f、=4 f。
と、3 f、−f、=2 f、と、r11+r、=2
f。
f。
と、flI−f、−0とになり、f、の成分がなくなる
。同様にして位相変調器15を通過した左回り光の強度
変調にはfゆ成分が存在しなくなる。
。同様にして位相変調器15を通過した左回り光の強度
変調にはfゆ成分が存在しなくなる。
従って、これら戻った両光を光分岐器14で合成した干
渉光の強度変調にも、入力角速度がゼロの場合はf、成
分が存在せず、同期検波回路22の出力はゼロになり、
光干渉角速度計のバイアスの零点の安定性が向上する。
渉光の強度変調にも、入力角速度がゼロの場合はf、成
分が存在せず、同期検波回路22の出力はゼロになり、
光干渉角速度計のバイアスの零点の安定性が向上する。
上述においてはこの発明をオーブンループ光干渉角速度
計に適用したが、クローズトループ光干渉角速度針にも
適用することができる。その例を第2図〜第1図と対応
する部分に同一符号を付けて示す、つまり同期検波回路
22の出力が鋸歯状波発生回路27へ供給され、鋸歯状
波発生回路27はその入力の極性に応じた傾斜方向で、
入力の大きさに応じた傾斜角度で鋸歯状波(階段状鋸歯
状波の場合もある)信号を発生し、その鋸歯状波信号で
、光ファイルコイル16の一端と光分岐器14との間に
直列に挿入された位相変調器28を位相変調し、同期検
波回路22の出力がゼロになるように負帰還制御する。
計に適用したが、クローズトループ光干渉角速度針にも
適用することができる。その例を第2図〜第1図と対応
する部分に同一符号を付けて示す、つまり同期検波回路
22の出力が鋸歯状波発生回路27へ供給され、鋸歯状
波発生回路27はその入力の極性に応じた傾斜方向で、
入力の大きさに応じた傾斜角度で鋸歯状波(階段状鋸歯
状波の場合もある)信号を発生し、その鋸歯状波信号で
、光ファイルコイル16の一端と光分岐器14との間に
直列に挿入された位相変調器28を位相変調し、同期検
波回路22の出力がゼロになるように負帰還制御する。
この結果、入力角速度の極性に応じた極性で、かつ入力
角速度の大きさに応じた周波数の鋸歯状波信号が鋸歯状
波発生回路27より得られ、これが出力端子29に出力
される。
角速度の大きさに応じた周波数の鋸歯状波信号が鋸歯状
波発生回路27より得られ、これが出力端子29に出力
される。
位相変調器28を省略して、第3図に示すように鋸歯状
波発生回路27からの帰還鋸歯状波信号を位相変調器2
6に加えてもよい。あるいはこの帰還鋸歯状波信号を位
相変調器15に加えてもよい。第4図に第2図と対応す
る部分に同一符号を付けて示すように、光分岐器14と
光フアイバコイル16の一端との間に、更に位相変調器
31を挿入し、位相変調器28を駆動する鋸歯状波信号
φえと逆極性の鋸歯状波信号φえて位相変調器31を駆
動してもよい。第2図及び第3図の構成では帰還鋸歯状
波信号の波高値は、光に2πラジアンの位相偏移を起さ
せるに必要な電圧値であるが、第4図に示す構成では帰
還鋸歯状波信号の波高値は、光にπラジアンの位相偏移
を起させるに必要な電圧でよく、低い電圧で済み、鋸歯
状波発生回路27の設計が容易になる。
波発生回路27からの帰還鋸歯状波信号を位相変調器2
6に加えてもよい。あるいはこの帰還鋸歯状波信号を位
相変調器15に加えてもよい。第4図に第2図と対応す
る部分に同一符号を付けて示すように、光分岐器14と
光フアイバコイル16の一端との間に、更に位相変調器
31を挿入し、位相変調器28を駆動する鋸歯状波信号
φえと逆極性の鋸歯状波信号φえて位相変調器31を駆
動してもよい。第2図及び第3図の構成では帰還鋸歯状
波信号の波高値は、光に2πラジアンの位相偏移を起さ
せるに必要な電圧値であるが、第4図に示す構成では帰
還鋸歯状波信号の波高値は、光にπラジアンの位相偏移
を起させるに必要な電圧でよく、低い電圧で済み、鋸歯
状波発生回路27の設計が容易になる。
第4図において4つの位相変調器15,2628.31
を1つの基板上に集積化することができる。すなわち、
第5図に示すようにニオブ酸リチウムのような電気光学
結晶基板32上に光導波路33をY字状に形成して光分
岐器14を構成し、その一方の分岐光導波路を挟んで電
極34.35を形成して位相変調器15を構成し、また
その分枝光導波路を挟んで電極36.37を形成して位
相変調器31を構成し、同様に他方の分岐光導波路を挟
んで2対の電極を形成して位相変調器2628を構成す
る。第4図の構成において位相変調器28.31を省略
して帰還鋸歯状波信号φ8−φ、をそれぞれ位相変調器
15.26へ供給してもよい。
を1つの基板上に集積化することができる。すなわち、
第5図に示すようにニオブ酸リチウムのような電気光学
結晶基板32上に光導波路33をY字状に形成して光分
岐器14を構成し、その一方の分岐光導波路を挟んで電
極34.35を形成して位相変調器15を構成し、また
その分枝光導波路を挟んで電極36.37を形成して位
相変調器31を構成し、同様に他方の分岐光導波路を挟
んで2対の電極を形成して位相変調器2628を構成す
る。第4図の構成において位相変調器28.31を省略
して帰還鋸歯状波信号φ8−φ、をそれぞれ位相変調器
15.26へ供給してもよい。
上述では位相変調器26を光フアイバコイル16を介し
て位相変調器15と直列に接続したが、位相変調器26
を位相変調器15に直接直列に接続してもよい。その例
をオープンループ形に適用した場合について第8圀に第
1図を対応する部分に同一符号を付けて、説明は省略す
る。
て位相変調器15と直列に接続したが、位相変調器26
を位相変調器15に直接直列に接続してもよい。その例
をオープンループ形に適用した場合について第8圀に第
1図を対応する部分に同一符号を付けて、説明は省略す
る。
「発明の効果」
以上述べたようにこの発明によれば、光分岐器とループ
状光伝送路の片端との間に挿入された位相変調器と直列
に更に位相変調器を挿入して、同一周波数の変調信号で
駆動することにより、位相変調器で発生する光強度変調
にもとすく、バイアス値のオフセント誤差をゼロにする
ことができ、同様に光源からの光が強度変調を受けてい
る場合も、これにもとすくバイアス値のオフセット誤差
が生じないようにすることができ、このため光源の発生
量を増加させることができ、S/Nを高くすることがで
きる。これらによりバイアスの値のオフセントが小さく
高安定の光干渉角速度計が得られる。
状光伝送路の片端との間に挿入された位相変調器と直列
に更に位相変調器を挿入して、同一周波数の変調信号で
駆動することにより、位相変調器で発生する光強度変調
にもとすく、バイアス値のオフセント誤差をゼロにする
ことができ、同様に光源からの光が強度変調を受けてい
る場合も、これにもとすくバイアス値のオフセット誤差
が生じないようにすることができ、このため光源の発生
量を増加させることができ、S/Nを高くすることがで
きる。これらによりバイアスの値のオフセントが小さく
高安定の光干渉角速度計が得られる。
第1図はこの発明をオープンループ形に適用した実施例
を示すブロック図、第2図はこの発明をクローズトルー
プ形に適用した実施例を示すブロック図、第3図及び第
4図はそれぞれこの発明をクローズド・ループ形に適用
した他の実施例を示すブロック図、第5図は位相変調器
15,26,28.31を集積化した例を示す斜視図、
第6図は従来の光干渉角速度計を示すブロック図、第7
図は右回り光、左回り光が受けた位相偏移、これら両光
の位相差、両光の干渉光の光強度変化を示す図、第8図
はこの発明をオープンループ形に適用した更に他の実施
例を示すブロック図である。
を示すブロック図、第2図はこの発明をクローズトルー
プ形に適用した実施例を示すブロック図、第3図及び第
4図はそれぞれこの発明をクローズド・ループ形に適用
した他の実施例を示すブロック図、第5図は位相変調器
15,26,28.31を集積化した例を示す斜視図、
第6図は従来の光干渉角速度計を示すブロック図、第7
図は右回り光、左回り光が受けた位相偏移、これら両光
の位相差、両光の干渉光の光強度変化を示す図、第8図
はこの発明をオープンループ形に適用した更に他の実施
例を示すブロック図である。
Claims (1)
- (1)光源からの光を光分岐手段により2つの光に分岐
し、その一方の光をループ状光伝送路の一端に右回り光
として入射し、他方の光を上記ループ状光伝送路の他端
に左回り光として入射し、そのループ状光伝送路の一端
と上記光分岐手段との間に第1位相変調器を直列に挿入
し、その第1位相変調器を周期関数の変調信号で駆動し
て第1位相変調器を通過する光を位相変調し、上記ルー
プ状光伝送路を通過した上記右回り光と上記左回り光と
を上記光分岐手段で合成して干渉させ、その干渉光を光
検出器で電気信号に変換し、その電気信号を同期検波回
路で上記変調信号により同期検波して、上記ループ状光
伝送路にその軸心まわりに印加された角速度を検出する
光干渉角速度計において、 上記第1位相変調器と直列に挿入され、上記変調信号と
同一周波数の同一の周期関数で、かつ、上記光伝送路を
通った光を、それが上記第1位相変調器で受けた位相偏
移と同一方向に位相偏移する位相で変調する変調信号で
駆動される第2位相変調器を、 具備することを特徴とする光干渉角速度計。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23082290A JPH04110718A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 光干渉角速度計 |
US07/848,967 US5327214A (en) | 1990-08-31 | 1991-08-29 | Optical interferometric gyro having reduced return light to the light source |
PCT/JP1991/001149 WO1992004597A1 (fr) | 1990-08-31 | 1991-08-29 | Appareil de mesure de la vitesse angulaire par interference optique |
DE69115877T DE69115877T2 (de) | 1990-08-31 | 1991-08-29 | Gerät zum messen der winkelgeschwindigkeit durch optische interferenz |
CA002071882A CA2071882C (en) | 1990-08-31 | 1991-08-29 | Optical interferometric gyro having reduced light to the light source |
EP91915269A EP0502196B1 (en) | 1990-08-31 | 1991-08-29 | Optical interference angular velocity meter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23082290A JPH04110718A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 光干渉角速度計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04110718A true JPH04110718A (ja) | 1992-04-13 |
Family
ID=16913829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23082290A Pending JPH04110718A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 光干渉角速度計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04110718A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009047684A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-03-05 | Honeywell Internatl Inc | Rfog変調エラー補正 |
JP2015524069A (ja) * | 2012-06-08 | 2015-08-20 | ザ・ボード・オブ・トラスティーズ・オブ・ザ・リーランド・スタンフォード・ジュニア・ユニバーシティ | プッシュプル変調付きレーザ駆動光ジャイロスコープ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5694680A (en) * | 1979-12-14 | 1981-07-31 | Thomson Csf | Method and device for modulating phase |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP23082290A patent/JPH04110718A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5694680A (en) * | 1979-12-14 | 1981-07-31 | Thomson Csf | Method and device for modulating phase |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009047684A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-03-05 | Honeywell Internatl Inc | Rfog変調エラー補正 |
JP2015524069A (ja) * | 2012-06-08 | 2015-08-20 | ザ・ボード・オブ・トラスティーズ・オブ・ザ・リーランド・スタンフォード・ジュニア・ユニバーシティ | プッシュプル変調付きレーザ駆動光ジャイロスコープ |
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