JPH04109798A - 音場再生システム - Google Patents
音場再生システムInfo
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- JPH04109798A JPH04109798A JP22938490A JP22938490A JPH04109798A JP H04109798 A JPH04109798 A JP H04109798A JP 22938490 A JP22938490 A JP 22938490A JP 22938490 A JP22938490 A JP 22938490A JP H04109798 A JPH04109798 A JP H04109798A
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- Japan
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- signal
- directivity
- sound field
- microphone
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 11
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 claims description 35
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 abstract description 6
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 abstract 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000004807 localization Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 235000021419 vinegar Nutrition 0.000 description 1
- 239000000052 vinegar Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、音楽の演奏やカメラ一体型VTR撮影時の収
音から再生までの音場再生システムに関するものである
。
音から再生までの音場再生システムに関するものである
。
従来の技術
近年、民生用オーディオ録音装置はデイジタルオーディ
オテーブレフーダにみられるように急速に性能向上が図
られている。また、カメラ一体型ビデオ撮影装置でも、
いわゆるハイファイ2チヤンネル録音を行うことが主流
となりつつある。
オテーブレフーダにみられるように急速に性能向上が図
られている。また、カメラ一体型ビデオ撮影装置でも、
いわゆるハイファイ2チヤンネル録音を行うことが主流
となりつつある。
以下、図面を参照しながら、従来の収音装置について説
明する。
明する。
第7図は従来のペアマイクロホン方式の収音装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
第7図において、101. 102は単一指向性マイク
ロホン、103はマイクロホンホルダである。単一指向
性マイクロホン101と102は両者の指向軸が角度α
゛で交差し、両者の先端部の間隔がd[mコとなるよう
にマイクロホンホルダ103に固定されている。角度α
は通常90〜150’ ?イクロホン間隔dは0
.2[m]程度とすることが多い。
ロホン、103はマイクロホンホルダである。単一指向
性マイクロホン101と102は両者の指向軸が角度α
゛で交差し、両者の先端部の間隔がd[mコとなるよう
にマイクロホンホルダ103に固定されている。角度α
は通常90〜150’ ?イクロホン間隔dは0
.2[m]程度とすることが多い。
以上のように構成されたペアマイクロホン方式の収音装
置の動作について説明する。第8図は第7図のように配
置された単一指向性マイクロホンのth方向を示す図で
ある。単一指向性マイクロホンの指向性り、、(θ)は
、θを指向軸方向を0反時計回り方向を正とする角度で
、第(1)式であられされる。
置の動作について説明する。第8図は第7図のように配
置された単一指向性マイクロホンのth方向を示す図で
ある。単一指向性マイクロホンの指向性り、、(θ)は
、θを指向軸方向を0反時計回り方向を正とする角度で
、第(1)式であられされる。
D、。(θ)= (1+cos (θ) ) /2−(
1)実際に収音を行う場合には、単一指向性マイクロホ
ン101. 102の指向軸が成す角を2等分する方向
が音源方向となるように、ペアマイクロホンを固定する
。ペアマイクロホン方式の収音装置の出力を受聴位置の
前方左右に配置した再生装置により再生すれば、いわゆ
るステレオ再生ができる。
1)実際に収音を行う場合には、単一指向性マイクロホ
ン101. 102の指向軸が成す角を2等分する方向
が音源方向となるように、ペアマイクロホンを固定する
。ペアマイクロホン方式の収音装置の出力を受聴位置の
前方左右に配置した再生装置により再生すれば、いわゆ
るステレオ再生ができる。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記の従来の構成では、正面方向の感度が
低いため、中央部の音が抜けて左右に分離したような音
像になってしまう現象(中抜け)が起こりやすくなる。
低いため、中央部の音が抜けて左右に分離したような音
像になってしまう現象(中抜け)が起こりやすくなる。
また、前方部分しか収音していないので音場全体の臨場
感を忠実に再生することができないという課題を有して
いた。
感を忠実に再生することができないという課題を有して
いた。
本発明は上記課題を解決するもので、中抜けを防ぎ、か
つ原音場全体の臨場感を忠実に再生するための音場再生
システムを提供することを第1の目的とする。
つ原音場全体の臨場感を忠実に再生するための音場再生
システムを提供することを第1の目的とする。
また、双指向性マイクロホンの指向軸が直交してつくる
平面上の原音場を忠実に再生するための音場再生システ
ムを提供することを第2の目的とする。
平面上の原音場を忠実に再生するための音場再生システ
ムを提供することを第2の目的とする。
また、原音場を忠実に立体再生するための音場再生シス
テムを提供することを第3の目的とする。
テムを提供することを第3の目的とする。
課題を解決するための手段
上記第1の目的を達成するために本発明の音場再生シス
テムは、1個の無指向性マイクロホンと、n個の双指向
性マイクロホンと、信号を再生づるためのm本のスピー
カと、前記(n+ 1)個のマイクロホンの出力信号を
入力し、前記m本のスピーカで再生するための変換を施
す信号変換手段とを具備した構成を有するものである。
テムは、1個の無指向性マイクロホンと、n個の双指向
性マイクロホンと、信号を再生づるためのm本のスピー
カと、前記(n+ 1)個のマイクロホンの出力信号を
入力し、前記m本のスピーカで再生するための変換を施
す信号変換手段とを具備した構成を有するものである。
また、上記第2の目的を達成するために本発明の音場再
生システムはn=2とし、2個の双指向性マイクロホン
の指向軸が互いに直交するように配置した構成を有する
ものである。
生システムはn=2とし、2個の双指向性マイクロホン
の指向軸が互いに直交するように配置した構成を有する
ものである。
さらに、上記第3の目的を達成するために本発明の音場
再生システムはn=3とし、3個の双指向性マイクロホ
ンの指向軸が互いに直交するように配置した構成を有す
るものである。
再生システムはn=3とし、3個の双指向性マイクロホ
ンの指向軸が互いに直交するように配置した構成を有す
るものである。
作用
上記の構成により、本発明は無指向性マイクロホンによ
り、音場全体の臨場感を収音することとなり、双指向性
マイクロホンを複数組み合わせて持つことにより、中抜
けを防ぐ。
り、音場全体の臨場感を収音することとなり、双指向性
マイクロホンを複数組み合わせて持つことにより、中抜
けを防ぐ。
また、指向軸が互いに直交する双指向性マイクロホンを
2個としたことにより、直交する指向軸のつくる平面上
の原音場を忠実に再生させることとなる。
2個としたことにより、直交する指向軸のつくる平面上
の原音場を忠実に再生させることとなる。
さらに指向軸が互いに直交する双指向性マイクロホンを
3個としたことにより原音場の立体忠実再生を可能にす
る。
3個としたことにより原音場の立体忠実再生を可能にす
る。
実施例
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
明する。
例えば、無指向性マイクロホン1個、双指向性マイクロ
ホン2個とスピーカ4本を用いて、水平面上の原音場を
忠実に再生する場合を考える。
ホン2個とスピーカ4本を用いて、水平面上の原音場を
忠実に再生する場合を考える。
第1図は、本発明の実施例における音場再生システムの
ブロック図である。第1図におイテ、1と3は双指向性
マイクロホン、2は無指向性マイクロホンである。双指
向性マイクロホン1,3は、指向軸が互いに直交するよ
うに配置される。4は双指向性マイクロホン1,3出力
と、無指向性マイクロホン2出力とを入力する信号変換
手段、5゜6、 7. 8は信号変換手段4が出力する
Lf倍信号Lb倍信号Rf倍信号Rb信号を再生するス
ピーカである。
ブロック図である。第1図におイテ、1と3は双指向性
マイクロホン、2は無指向性マイクロホンである。双指
向性マイクロホン1,3は、指向軸が互いに直交するよ
うに配置される。4は双指向性マイクロホン1,3出力
と、無指向性マイクロホン2出力とを入力する信号変換
手段、5゜6、 7. 8は信号変換手段4が出力する
Lf倍信号Lb倍信号Rf倍信号Rb信号を再生するス
ピーカである。
以上のように構成された本実施例の音場再生システムに
ついて、以下その動作を説明する。
ついて、以下その動作を説明する。
双指向性マイクロホン1,3と無指向性マイクロホン2
の出力は信号変換手段4てLf倍信号Lb倍信号Rf倍
信号Rb信号に変換される。4チヤンネルの信号を4個
のスピーカを使って再生することにより、音場全体の臨
場感を忠実に再生し、中抜けのない音場再生が可能とな
る。
の出力は信号変換手段4てLf倍信号Lb倍信号Rf倍
信号Rb信号に変換される。4チヤンネルの信号を4個
のスピーカを使って再生することにより、音場全体の臨
場感を忠実に再生し、中抜けのない音場再生が可能とな
る。
第2図(A)、 (B)は、本実施例の音場再生装置
のマイクロホンの配置を示す平面図である。第2図にお
いて、1と3は双指向性マイクロホン、2は無指向性マ
イクロホンである。双指向性マイクロホン1,3は、指
向軸が互いに直交するように配置される。21はマイク
ロホンホルダである。
のマイクロホンの配置を示す平面図である。第2図にお
いて、1と3は双指向性マイクロホン、2は無指向性マ
イクロホンである。双指向性マイクロホン1,3は、指
向軸が互いに直交するように配置される。21はマイク
ロホンホルダである。
以後の説明のために、双指向性マイクロホン1の指向軸
をy軸、双指向性マイクロホン3の指向軸をy軸とする
ことにする。また、双指向性マイクロホン1の出力をB
XN 無指向性マイクロホン2の出力を○、双指向性
マイクロホン2の出力をByとする。第2図に破線で双
指向性マイクロホン1.3の指向軸を示した。
をy軸、双指向性マイクロホン3の指向軸をy軸とする
ことにする。また、双指向性マイクロホン1の出力をB
XN 無指向性マイクロホン2の出力を○、双指向性
マイクロホン2の出力をByとする。第2図に破線で双
指向性マイクロホン1.3の指向軸を示した。
それぞれのマイクロホンの指向性は、θをX軸方向をO
゛ 反時計回りを正とする角度として、(2)式〜(4
)式であられされる。
゛ 反時計回りを正とする角度として、(2)式〜(4
)式であられされる。
双指向性マイクロホン1の指向性D[lx(θ)DII
X (θ)==COS(θ’) ・(2)
無指向性マイクロホン2の指向性り。(θ)Do(θ)
=1 ・・・(3)双
指向性マイクロホン3の指向性り、Y(θ)D8.(θ
)=sin(θ) ・(4)第3図は第2
図の2個の双指向性マイクロホンと1個の無指向性マイ
クロホンの指向性を示す図である。第3図(a)は双指
向性マイクロホン1の指向性を、第3図(b)は無指向
性マイクロホン2の指向性を、第3図(C)は双指向性
マイクロホン3の指向性を示している。第3図(a)の
x<0の領域と第3図(C)のy<Oの領域で指向性を
示す曲線が破線になっているのは、この領域が逆相であ
ることをボす。
X (θ)==COS(θ’) ・(2)
無指向性マイクロホン2の指向性り。(θ)Do(θ)
=1 ・・・(3)双
指向性マイクロホン3の指向性り、Y(θ)D8.(θ
)=sin(θ) ・(4)第3図は第2
図の2個の双指向性マイクロホンと1個の無指向性マイ
クロホンの指向性を示す図である。第3図(a)は双指
向性マイクロホン1の指向性を、第3図(b)は無指向
性マイクロホン2の指向性を、第3図(C)は双指向性
マイクロホン3の指向性を示している。第3図(a)の
x<0の領域と第3図(C)のy<Oの領域で指向性を
示す曲線が破線になっているのは、この領域が逆相であ
ることをボす。
以上のような特性を持ったマイクロホンでy軸の正の方
向にある音源を収音したとする。それぞれのマイクロホ
ンの出力信号BXI 01 Byは信号変換手段4
に入力される。
向にある音源を収音したとする。それぞれのマイクロホ
ンの出力信号BXI 01 Byは信号変換手段4
に入力される。
以下、信号変換手段4について説明する。
第4図は信号変換手段4の構成を示すブロック図である
。第4図において、41は双指向性マイクロホン1の出
力を入力するBx入力端子、42は無指向性マイクロホ
ン2の出力を入力するO入力端子、43は双指向性マイ
クロホン1の出力を入力するBy入力端子、44はBx
を増幅し、aBxをつくる増幅回路、45は0を増幅し
、aOをつくる増幅回路、46はByを増幅しaByを
つくる増幅回路、47は増幅回路44の出力aB×の逆
相信号−aBxをつくる位相反転回路、48は増幅回路
46の出力aByの逆相信号−aByをつくる位相反転
回路、49はaBx、 O,aByを加算する加算器
、50はa B x、 ○、 −aByを加算する
加算器、51は−a B X、 O+ aByを加
算する加算器、52は−aBx、O。
。第4図において、41は双指向性マイクロホン1の出
力を入力するBx入力端子、42は無指向性マイクロホ
ン2の出力を入力するO入力端子、43は双指向性マイ
クロホン1の出力を入力するBy入力端子、44はBx
を増幅し、aBxをつくる増幅回路、45は0を増幅し
、aOをつくる増幅回路、46はByを増幅しaByを
つくる増幅回路、47は増幅回路44の出力aB×の逆
相信号−aBxをつくる位相反転回路、48は増幅回路
46の出力aByの逆相信号−aByをつくる位相反転
回路、49はaBx、 O,aByを加算する加算器
、50はa B x、 ○、 −aByを加算する
加算器、51は−a B X、 O+ aByを加
算する加算器、52は−aBx、O。
aByを加算する加算器、53は加算器49の出力を出
力するLf信号出力端子、54は加算器50の出力を出
力するLb信号出力端子、55は加算器51の出力を出
力するRf信号出力端子、56は加算器52の出力を出
力するRb信号出力端子である。
力するLf信号出力端子、54は加算器50の出力を出
力するLb信号出力端子、55は加算器51の出力を出
力するRf信号出力端子、56は加算器52の出力を出
力するRb信号出力端子である。
以上のように構成された信号変換手段4の動作について
説明する。信号変換手段4の各入力信号と出力信号との
間の関係は(5)弐〜(8)式であられされる。
説明する。信号変換手段4の各入力信号と出力信号との
間の関係は(5)弐〜(8)式であられされる。
Lf=a (0+Bx+By) =15
)Lb=a (0+Bx−By) −(
6)Rf=a (0−Bx+B’Y) =
17)Rb=a (0−Bx−By)
=18)(5)弐〜(8)式のように作られた信号変換
手段4の出力信ぢの指向性は(9)弐〜(12)式のよ
うになる。
)Lb=a (0+Bx−By) −(
6)Rf=a (0−Bx+B’Y) =
17)Rb=a (0−Bx−By)
=18)(5)弐〜(8)式のように作られた信号変換
手段4の出力信ぢの指向性は(9)弐〜(12)式のよ
うになる。
Lf倍信号指向性
DLl(θ)= (1+cos(θ)+5in(θ)l
/ 2 ・(9)Rb信号の指向性 DLb(0)=(1+cos(θ )−sin(θ )
]/2 ・ (10)Rf倍信号指向性 D Rt (θ )= f 1 −cos(θ )+5
ln(0) l/ 2− (11)Rb信号の指向性 DRb(θ)=11−cos(θ)−sin(θ)l/
2 ・(12)(9)弐〜(12)式に示した指向性
を第5図(a)〜(d)に示す。第5図かられかるよう
に、Lf倍信号指向性り口(0)は135゛方向に、R
b信号の指向性DLb(θ)は225゛方向に、Rf倍
信号指向性DR2(θ)は45°方向に、Rb信号の指
向性DIlb(θ)は315 方向に、それぞれ最大の
感度を持つ。以上が信号変換手段4の説明である。
/ 2 ・(9)Rb信号の指向性 DLb(0)=(1+cos(θ )−sin(θ )
]/2 ・ (10)Rf倍信号指向性 D Rt (θ )= f 1 −cos(θ )+5
ln(0) l/ 2− (11)Rb信号の指向性 DRb(θ)=11−cos(θ)−sin(θ)l/
2 ・(12)(9)弐〜(12)式に示した指向性
を第5図(a)〜(d)に示す。第5図かられかるよう
に、Lf倍信号指向性り口(0)は135゛方向に、R
b信号の指向性DLb(θ)は225゛方向に、Rf倍
信号指向性DR2(θ)は45°方向に、Rb信号の指
向性DIlb(θ)は315 方向に、それぞれ最大の
感度を持つ。以上が信号変換手段4の説明である。
第6図は信号変換手段4の出力信号を再生するときのス
ピーカ配置の一例を示す図である。第6図で61はりス
ニングルーム、62はリスニングルーム内の受聴位置の
左前方に配置され、Lf倍信号再生するスピーカ、63
はリスニングルーム内の受聴位置の右前方に配置され、
Rf倍信号再生するスピーカ、64はリスニングルーム
内の受聴位置の左後方に配置され、Rb信号を再生する
スピーカ、64はリスニングルーム内の受聴位置の右後
方に配置され、Rb信号を再生するスピーカである。
ピーカ配置の一例を示す図である。第6図で61はりス
ニングルーム、62はリスニングルーム内の受聴位置の
左前方に配置され、Lf倍信号再生するスピーカ、63
はリスニングルーム内の受聴位置の右前方に配置され、
Rf倍信号再生するスピーカ、64はリスニングルーム
内の受聴位置の左後方に配置され、Rb信号を再生する
スピーカ、64はリスニングルーム内の受聴位置の右後
方に配置され、Rb信号を再生するスピーカである。
第6図のスピーカ配置で、信号変換(段4の出力信号を
再生することにより、中抜けのない音場再生が可能とな
る。
再生することにより、中抜けのない音場再生が可能とな
る。
以上のように本実施例によれば、中央部のマイクロホン
感度が良好なので、音像の定位か良く、また、水平面上
で指向軸を互いに直交させることにより、水平面上の音
場を均一に収音することができ、水平面上の原音を忠実
に再生することが可能となる。
感度が良好なので、音像の定位か良く、また、水平面上
で指向軸を互いに直交させることにより、水平面上の音
場を均一に収音することができ、水平面上の原音を忠実
に再生することが可能となる。
なお、2個の双指向性マイクロホンの指向軸の作る平面
は水平面に限らす無数にあるので、無数の平面上の音場
を忠実に再生することができる。
は水平面に限らす無数にあるので、無数の平面上の音場
を忠実に再生することができる。
さらに指向軸が互いに直交する3個の双指向性マイクロ
ホンを用いるとき、例えば指向軸が水平面上で直交する
2個の双指向性マイクロホンと、垂直方向に指向軸を持
つマイクロホンとを備えた場合を考えると、水平方向の
音場情報に垂直方向の情報が加わり、立体的に音場を再
生することができる。この場合は同一平面上にないスピ
ーカ4個以上を使って音場再生を行う。
ホンを用いるとき、例えば指向軸が水平面上で直交する
2個の双指向性マイクロホンと、垂直方向に指向軸を持
つマイクロホンとを備えた場合を考えると、水平方向の
音場情報に垂直方向の情報が加わり、立体的に音場を再
生することができる。この場合は同一平面上にないスピ
ーカ4個以上を使って音場再生を行う。
また、この音場再生システムはホールなどの音響をフン
トロールするためのエア争モニタに応用すると効果的で
ある。ホールの天井に本発明の音場収音用マイクロホン
を取り付け、エア・モニタ用のスタジオで複数のスピー
カで再生する。音場の臨場感を忠実にモニタすることが
できれば、より適切な音響調節を行うことができる。
トロールするためのエア争モニタに応用すると効果的で
ある。ホールの天井に本発明の音場収音用マイクロホン
を取り付け、エア・モニタ用のスタジオで複数のスピー
カで再生する。音場の臨場感を忠実にモニタすることが
できれば、より適切な音響調節を行うことができる。
発明の効果
以上のように本発明は、1個の無指向性マイクロホンh
、n個の双指向性マイクロホンとで収音することにより
原音場を忠実に再生することができ、中央部の音像の定
位を良くする。また、1個の無指向性マイクロホンと、
2個の双指向性マイクロホンとで収音することにより、
その指向軸の作る平面上の原音場を忠実に再生すること
ができる。さらに1個の無指向性マイクロホンと、3個
の双指向性マイクロホンとで収音することにより原音場
を立体再生するという効果が得られる。
、n個の双指向性マイクロホンとで収音することにより
原音場を忠実に再生することができ、中央部の音像の定
位を良くする。また、1個の無指向性マイクロホンと、
2個の双指向性マイクロホンとで収音することにより、
その指向軸の作る平面上の原音場を忠実に再生すること
ができる。さらに1個の無指向性マイクロホンと、3個
の双指向性マイクロホンとで収音することにより原音場
を立体再生するという効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例における音場再生システムの
ブロック図、第2図は同実施例におけるマイクロホンの
配置を示す平面図、第3図(a)は双指向性マイクロホ
ン1の指向性を示す特性図、第3図(b)は無指向性マ
イクロホン2の指向性を示す特性図、第3図(C)は双
指向性マイクロホン3の指向性を示す特性図、第4図は
信号変換手段4の構成を示すブロック図、第5図(a)
はLf倍信号指向性DLL(θ)を示す特性図、第5図
(b)はLb倍信号指向性り1.(θ)を示す特性図、
第5図(C)はRf倍信号指向性DR,(θ)を示す特
性図、第5図(d)はRb信号の指向性Dbb(0)を
示す特性図、第6図は信号変換手段の出力信号再生前の
スピーカ配置の一例を示す平面図、第7図は従来のペア
マイクロホン方式の収音装置の配置構成を示す平面図、
第8図は第7図のように配置された単一指向性マイクロ
ホンの指向性を示す特性図である。
ブロック図、第2図は同実施例におけるマイクロホンの
配置を示す平面図、第3図(a)は双指向性マイクロホ
ン1の指向性を示す特性図、第3図(b)は無指向性マ
イクロホン2の指向性を示す特性図、第3図(C)は双
指向性マイクロホン3の指向性を示す特性図、第4図は
信号変換手段4の構成を示すブロック図、第5図(a)
はLf倍信号指向性DLL(θ)を示す特性図、第5図
(b)はLb倍信号指向性り1.(θ)を示す特性図、
第5図(C)はRf倍信号指向性DR,(θ)を示す特
性図、第5図(d)はRb信号の指向性Dbb(0)を
示す特性図、第6図は信号変換手段の出力信号再生前の
スピーカ配置の一例を示す平面図、第7図は従来のペア
マイクロホン方式の収音装置の配置構成を示す平面図、
第8図は第7図のように配置された単一指向性マイクロ
ホンの指向性を示す特性図である。
Claims (4)
- (1)n個(nは2以上の整数)の双指向性マイクロホ
ンと、 1個の無指向性マイクロホンと、 信号を再生するためのm本のスピーカと、 前記(n+1)個のマイクロホンの出力信号を入力し前
記m本(mは整数)のスピーカで再生するための変換を
施し、各スピーカに出力する信号変換手段とを具備した
音場再生システム。 - (2)n=2とし、2個の双指向性マイクロホンの指向
軸が互いに直交するように配置した請求項1記載の音場
再生システム。 - (3)n=3とし、3個の双指向性マイクロホンの指向
軸が互いに直交するように配置した請求項1記載の音場
再生システム。 - (4)信号変換手段は、 2個の双指向性マイクロホンの出力をそれぞれ増幅する
第1,第2の増幅器と、 その第1,第2の増幅器の出力をそれぞれ位相反転する
第1,第2の位相反転回路と、 無指向性マイクロホンの出力を増幅する第3の増幅器と
、 前記第1〜第3の増幅器の出力を加算する第1の加算器
と、 前記第1,第3の増幅器の出力および前記第2の位相反
転回路の出力を加算する第2の加算器と、前記第2,第
3の増幅器の出力および前記第1の位相反転回路の出力
を加算する第3の加算器と、前記第1,第2の位相反転
回路の出力および前記第3の増幅器の出力を加算する第
4の加算器とからなる請求項2記載の音場再生システム
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22938490A JPH04109798A (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 音場再生システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22938490A JPH04109798A (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 音場再生システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109798A true JPH04109798A (ja) | 1992-04-10 |
Family
ID=16891343
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JP (1) | JPH04109798A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006304048A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Sony Corp | マイクロホン |
JP2010226760A (ja) * | 2003-02-26 | 2010-10-07 | Fraunhofer Ges | マルチチャンネルリスニングにおける自然のまたは修正された空間印象を再生するための方法及び装置、並びにその方法を実行するコンピュータープログラム |
JP2017028603A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | 株式会社オーディオテクニカ | マイクロホン及びマイクロホン装置 |
-
1990
- 1990-08-29 JP JP22938490A patent/JPH04109798A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010226760A (ja) * | 2003-02-26 | 2010-10-07 | Fraunhofer Ges | マルチチャンネルリスニングにおける自然のまたは修正された空間印象を再生するための方法及び装置、並びにその方法を実行するコンピュータープログラム |
US8391508B2 (en) | 2003-02-26 | 2013-03-05 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Foerderung der Angewandten Forschung E.V. Meunchen | Method for reproducing natural or modified spatial impression in multichannel listening |
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US7903829B2 (en) | 2005-04-22 | 2011-03-08 | Sony Corporation | Microphone |
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