JPH04105524A - 充電システム - Google Patents
充電システムInfo
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- JPH04105524A JPH04105524A JP22288990A JP22288990A JPH04105524A JP H04105524 A JPH04105524 A JP H04105524A JP 22288990 A JP22288990 A JP 22288990A JP 22288990 A JP22288990 A JP 22288990A JP H04105524 A JPH04105524 A JP H04105524A
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- JP
- Japan
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- battery
- adapter
- portable device
- voltage
- charging
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は充電システムに関し、特に、二次電池によって
駆動され得る電子機器のための充電システムに関する。
駆動され得る電子機器のための充電システムに関する。
[従来の技術]
近年、電子機器の携帯化に伴ない、商用電源だけでなく
バッテリなどの二次電池によっても駆動され得る電子機
器が増えつつある。そのような電子機器の1つにたとえ
ばビデオムービなどの映像機器がある。このような映像
機器に代表される携帯用電子機器の多くは、予め充電し
て使用するバッテリを二次電池として用いる。第5図お
よび第6図は、上記のような携帯可能な電子機器(以下
、ポータプル機器と称す)をバッテリによって駆動する
場合および商用電源によって駆動する場合の各々におけ
る取扱いシステムを示す図である。第5図は、バッテリ
で駆動される場合を示し、第6図は商用電源で駆動され
る場合を示す。
バッテリなどの二次電池によっても駆動され得る電子機
器が増えつつある。そのような電子機器の1つにたとえ
ばビデオムービなどの映像機器がある。このような映像
機器に代表される携帯用電子機器の多くは、予め充電し
て使用するバッテリを二次電池として用いる。第5図お
よび第6図は、上記のような携帯可能な電子機器(以下
、ポータプル機器と称す)をバッテリによって駆動する
場合および商用電源によって駆動する場合の各々におけ
る取扱いシステムを示す図である。第5図は、バッテリ
で駆動される場合を示し、第6図は商用電源で駆動され
る場合を示す。
第5図を参照して、ポータプル機器を商用電源に接続す
ることのできない場所(室外)などで使用する場合は、
充電済みのバッテリ30をポータプル機器3に接続する
。多くの場合、ポータプル機器3は、バッテリ30を嵌
込むことができる構造となっている。バッテリ30がポ
ータプル機器3に嵌込まれることによって、ポータプル
機器3に設けられたバッテリ接続用の端子対46にバッ
テリ30の出力電圧が供給される。
ることのできない場所(室外)などで使用する場合は、
充電済みのバッテリ30をポータプル機器3に接続する
。多くの場合、ポータプル機器3は、バッテリ30を嵌
込むことができる構造となっている。バッテリ30がポ
ータプル機器3に嵌込まれることによって、ポータプル
機器3に設けられたバッテリ接続用の端子対46にバッ
テリ30の出力電圧が供給される。
第6図を参照して、ポータプル機器を商用電源に接続で
きる場所(室内)で使用する場合には、ポータプル機器
3はDCケーブル11を介して専用のACアダプタ4に
接続される。ポータプル機器3は、バッテリ接続用の端
子対46に加えて、外部からの直流電圧を駆動電圧とし
て受けるDC端子12を有する。一方、ACアダプタ4
は、ACケーブル18を介して商用電源(図示せず)に
接続される。ACアダプタ4は、商用電源からACケー
ブル18を介して受ける交流100vをポータプル機器
3を駆動するのに必要なレベルの直流電圧に変換し、変
換した直流電圧を予め設けられたDC端子10から出力
する。DCケーブル11は、ACアダプタ4のDC端子
10とポータプル機器3のDC端子12とを接続する。
きる場所(室内)で使用する場合には、ポータプル機器
3はDCケーブル11を介して専用のACアダプタ4に
接続される。ポータプル機器3は、バッテリ接続用の端
子対46に加えて、外部からの直流電圧を駆動電圧とし
て受けるDC端子12を有する。一方、ACアダプタ4
は、ACケーブル18を介して商用電源(図示せず)に
接続される。ACアダプタ4は、商用電源からACケー
ブル18を介して受ける交流100vをポータプル機器
3を駆動するのに必要なレベルの直流電圧に変換し、変
換した直流電圧を予め設けられたDC端子10から出力
する。DCケーブル11は、ACアダプタ4のDC端子
10とポータプル機器3のDC端子12とを接続する。
これによって交流100Vが所定の直流電圧に変換され
てポータプル機器3に供給される。
てポータプル機器3に供給される。
ACアダプタ4は、商用電源から供給される交流電圧を
所定の直流電圧に変換する機能だけでなく、バッテリを
充電する機能も合せ持つ場合が多い。第7図は、ACア
ダプタ4が充電器として使用される場合の取扱いシステ
ムを示す図である。
所定の直流電圧に変換する機能だけでなく、バッテリを
充電する機能も合せ持つ場合が多い。第7図は、ACア
ダプタ4が充電器として使用される場合の取扱いシステ
ムを示す図である。
第7図を参照して、ACアダプタ4はACケーブル18
を介して商用電源に接続される。そして、充電すべきバ
ッテリ31および32はそれぞれ、ACアダプタ4のバ
ッテリ接続用端子対41および42に接続される。この
ように、ACアダプタは複数のバッテリを充電すること
ができるように構成される場合が多い。
を介して商用電源に接続される。そして、充電すべきバ
ッテリ31および32はそれぞれ、ACアダプタ4のバ
ッテリ接続用端子対41および42に接続される。この
ように、ACアダプタは複数のバッテリを充電すること
ができるように構成される場合が多い。
次に、ACアダプタ4の内部構成について第8図を参照
しながら説明する。第8図は、ACアダプタの代表的な
内部構成を示す概略ブロック図である。
しながら説明する。第8図は、ACアダプタの代表的な
内部構成を示す概略ブロック図である。
第8図を参照して、商用電源からACケーブル18に供
給される交流電圧は、ACアダプタ4において、ヒユー
ズF1およびF2を介してレギュレータ(安定化電源回
路)16に与えられる。レギュレータ16は、与えられ
た交流電圧を駆動すべきポータプル機器に適合する直流
電圧に変換してDC端子10に出力する。さらに、レギ
ュレータ16は、与えられた交流電圧をバッテリ31を
充電するのに必要な直流電圧に変換して、スイッチSW
Iと、抵抗R1およびスイッチSW3の直列接続回路と
に与える。さらに、レギュレータ16は、与えられる交
流電圧をバッテリ32を充電するのに必要な直流電圧に
変換して、スイッチSW2と、抵抗R2およびスイッチ
SW4の直列接続回路とに与える。スイッチSW1〜S
W4はいずれもマイコン(マイクロコンピュータ)15
によって0N10FFを制御される。スイッチSW1お
よびSW3は、レギュレータ16とバッテリ31接続用
の端子対41の一方の端子41aとの間に設けられる。
給される交流電圧は、ACアダプタ4において、ヒユー
ズF1およびF2を介してレギュレータ(安定化電源回
路)16に与えられる。レギュレータ16は、与えられ
た交流電圧を駆動すべきポータプル機器に適合する直流
電圧に変換してDC端子10に出力する。さらに、レギ
ュレータ16は、与えられた交流電圧をバッテリ31を
充電するのに必要な直流電圧に変換して、スイッチSW
Iと、抵抗R1およびスイッチSW3の直列接続回路と
に与える。さらに、レギュレータ16は、与えられる交
流電圧をバッテリ32を充電するのに必要な直流電圧に
変換して、スイッチSW2と、抵抗R2およびスイッチ
SW4の直列接続回路とに与える。スイッチSW1〜S
W4はいずれもマイコン(マイクロコンピュータ)15
によって0N10FFを制御される。スイッチSW1お
よびSW3は、レギュレータ16とバッテリ31接続用
の端子対41の一方の端子41aとの間に設けられる。
バッテリ31接続用端子対41の他方の端子41bは接
地される。同様に、スイッチSW2およびSW4は、レ
ギュレータ16と、バッテリ32接続用端子対42の一
方の端子42aとの間に設けられる。バッテリ32接続
用端子対42の他方の端子42bは接地される。
地される。同様に、スイッチSW2およびSW4は、レ
ギュレータ16と、バッテリ32接続用端子対42の一
方の端子42aとの間に設けられる。バッテリ32接続
用端子対42の他方の端子42bは接地される。
端子41aと端子42aとの間には充電器バッテリ有無
検知回路14が設けられる。充電・バッテリ有無検知回
路14は、端子41aおよび42aの電位に基づいて、
このACアダプタ4にバッテリ31.32が接続されて
いるか否かを判別して、その判別結果に応じた信号をマ
イコン15に与える。さらに、充電・バッテリ有無検知
回路14は、バッテリ31および32のうちの少なくと
もいずれか一方がこのACアダプタ4に接続されている
場合、端子41aおよび42bのうちバッテリが接続さ
れた端子の電位に基づいて、接続されたバッテリが完全
に充電されたか否かを判別し、その判別結果に応じた信
号をマイコン15に与える。さらに、マイコン15とD
C端子10との間には検出回路13が設けられる。検出
回路13は、DC端子10に外部負荷が接続されたこと
を検出する。検出回路13の検出出力はマイコン15に
与えられる。つまり、検出回路13は、このACアダプ
タ4にDCケーブル11を介してポータプル機器3が接
続されたことをマイコン15に知らせる。マイコン15
は、充電・バッテリ有無検知回路14の判別出力および
検出回路13の検出出力に基づいて、スイッチSW1〜
SW4およびレギュレータ16を制御する。ここで、マ
イコン15には電源スィッチ17が接続される。電源ス
ィッチ17は、ユーザがこのACアダプタ4に電源投入
を指示するために外部スイッチである。電源スィッチ1
7が押されると、電源スィッチ17からマイコン15に
接地電位が与えられる。これに応答して、マイコン15
はレギュレータ16に対する制御動作を開始する。この
制御動作について具体的に説明する。
検知回路14が設けられる。充電・バッテリ有無検知回
路14は、端子41aおよび42aの電位に基づいて、
このACアダプタ4にバッテリ31.32が接続されて
いるか否かを判別して、その判別結果に応じた信号をマ
イコン15に与える。さらに、充電・バッテリ有無検知
回路14は、バッテリ31および32のうちの少なくと
もいずれか一方がこのACアダプタ4に接続されている
場合、端子41aおよび42bのうちバッテリが接続さ
れた端子の電位に基づいて、接続されたバッテリが完全
に充電されたか否かを判別し、その判別結果に応じた信
号をマイコン15に与える。さらに、マイコン15とD
C端子10との間には検出回路13が設けられる。検出
回路13は、DC端子10に外部負荷が接続されたこと
を検出する。検出回路13の検出出力はマイコン15に
与えられる。つまり、検出回路13は、このACアダプ
タ4にDCケーブル11を介してポータプル機器3が接
続されたことをマイコン15に知らせる。マイコン15
は、充電・バッテリ有無検知回路14の判別出力および
検出回路13の検出出力に基づいて、スイッチSW1〜
SW4およびレギュレータ16を制御する。ここで、マ
イコン15には電源スィッチ17が接続される。電源ス
ィッチ17は、ユーザがこのACアダプタ4に電源投入
を指示するために外部スイッチである。電源スィッチ1
7が押されると、電源スィッチ17からマイコン15に
接地電位が与えられる。これに応答して、マイコン15
はレギュレータ16に対する制御動作を開始する。この
制御動作について具体的に説明する。
検出回路13の出力がDC端子10に外部負荷(ポータ
プル機器3)が接続されていることを示すものであって
も、充電・バッテリ有無検知回路14の出力がこのAC
アダプタ4にバッテリが接続されていることを示すもの
であれば、このACアダプタ4はバッテリ31.32を
充電する充電モードとなる。 すなわち、この場合には
、マイコン15はレギュレータ16にバッテリ31,3
2を充電するための直流電圧の出力を指示する。
プル機器3)が接続されていることを示すものであって
も、充電・バッテリ有無検知回路14の出力がこのAC
アダプタ4にバッテリが接続されていることを示すもの
であれば、このACアダプタ4はバッテリ31.32を
充電する充電モードとなる。 すなわち、この場合には
、マイコン15はレギュレータ16にバッテリ31,3
2を充電するための直流電圧の出力を指示する。
これに応答して、レギュレータ16は与えられる交流電
圧をバッテリを充電するための直流電圧に変換してスイ
ッチSWI、SW2に与える。同時に、マイコン15は
スイッチSWIだけをON状態にし、他のスイッチSW
2〜SW4をすべてOFF状態にする。したがって、レ
ギュレータ16から出力されたバッテリ充電用の直流電
圧はスイッチSW1および端子41aを介してバッテリ
31にのみ与えられる。これによって、バッテリ31に
充電電流が流れ、バッテリ31が充電され始める。これ
に伴ない、端子41gの電位が上昇する。バッテリ31
が充電され終わると、それまで上昇してきた、端子41
aの電位が若干低下する。
圧をバッテリを充電するための直流電圧に変換してスイ
ッチSWI、SW2に与える。同時に、マイコン15は
スイッチSWIだけをON状態にし、他のスイッチSW
2〜SW4をすべてOFF状態にする。したがって、レ
ギュレータ16から出力されたバッテリ充電用の直流電
圧はスイッチSW1および端子41aを介してバッテリ
31にのみ与えられる。これによって、バッテリ31に
充電電流が流れ、バッテリ31が充電され始める。これ
に伴ない、端子41gの電位が上昇する。バッテリ31
が充電され終わると、それまで上昇してきた、端子41
aの電位が若干低下する。
これを充電・バッテリ有無検知回路14が検知する。こ
の検知に応答して、マイコン15はスイッチSW1をO
FF状態に切換え、スイッチSW3をON状態に切換え
る。これによって、レギュレータ16が出力するバッテ
リ充電のための充電電流は抵抗R1によって制限されて
端子41aに与えられる。したがって、バッテリ31に
はそれまでよりも小さい充電電流(通常、それまでの充
電電流の1/30程度)が流れる。この微小な充電電流
によってバッテリ31は充電完了状態に保持される。
の検知に応答して、マイコン15はスイッチSW1をO
FF状態に切換え、スイッチSW3をON状態に切換え
る。これによって、レギュレータ16が出力するバッテ
リ充電のための充電電流は抵抗R1によって制限されて
端子41aに与えられる。したがって、バッテリ31に
はそれまでよりも小さい充電電流(通常、それまでの充
電電流の1/30程度)が流れる。この微小な充電電流
によってバッテリ31は充電完了状態に保持される。
一般に、バッテリの充電には、大きい充電電流による充
電を行なった後、小さい充電電流で補充電する(いわゆ
るトリクル充電)という方法が用いられる。
電を行なった後、小さい充電電流で補充電する(いわゆ
るトリクル充電)という方法が用いられる。
充電完了に応答してスイッチSW1がOFF状態とされ
SW3がON状態とされることによって、ACアダプタ
4はバッテリ31に対してこのトリクル充電を行なうト
リクルモードとなる。これに応答して、マイコン15は
スイッチSW2をON状態に切換える。これによって、
レギュレータ16が出力するバッテリ充電のための直流
電圧は端子42aに与えられる。したがって、今度はバ
ッテリ32に充電電流が流れバッテリ32が充電され始
める。バッテリ32がこの充電電流によって充電され終
わると、充電・バッテリ有無検知回路14は上昇してき
た端子42aの電位が若干低下したことを検知する。こ
の検知に応答して、マイコン15はスイッチSW2をO
FF状態に切換え、スイッチSW4をON状態に切換え
る。この結果、レギュレータ16からのバッテリ充電の
ための充電電流は抵抗R2によって制限されて端子42
aに与えられるので、バッテリ32はそれまでよりも小
さい充電電流によって補充電される(トリクルモード)
。これに応答してマイコン15が、レギュレータ16か
らバッテリ充電のための直流電圧が出力されないように
レギュレータ16を制御する。このように、ACアダプ
タ4は、充電モ−ドにおいて、スイッチSWIおよびS
W2を順次ON状態に切換えることによって、バッテリ
31および32を順次充電する、いわゆるシリーズ充電
機能を有する。
SW3がON状態とされることによって、ACアダプタ
4はバッテリ31に対してこのトリクル充電を行なうト
リクルモードとなる。これに応答して、マイコン15は
スイッチSW2をON状態に切換える。これによって、
レギュレータ16が出力するバッテリ充電のための直流
電圧は端子42aに与えられる。したがって、今度はバ
ッテリ32に充電電流が流れバッテリ32が充電され始
める。バッテリ32がこの充電電流によって充電され終
わると、充電・バッテリ有無検知回路14は上昇してき
た端子42aの電位が若干低下したことを検知する。こ
の検知に応答して、マイコン15はスイッチSW2をO
FF状態に切換え、スイッチSW4をON状態に切換え
る。この結果、レギュレータ16からのバッテリ充電の
ための充電電流は抵抗R2によって制限されて端子42
aに与えられるので、バッテリ32はそれまでよりも小
さい充電電流によって補充電される(トリクルモード)
。これに応答してマイコン15が、レギュレータ16か
らバッテリ充電のための直流電圧が出力されないように
レギュレータ16を制御する。このように、ACアダプ
タ4は、充電モ−ドにおいて、スイッチSWIおよびS
W2を順次ON状態に切換えることによって、バッテリ
31および32を順次充電する、いわゆるシリーズ充電
機能を有する。
ACアダプタ4にバッテリ31および32が接続されて
いない場合には、ACアダプタ4はポータプル機器3に
駆動電圧を与えるという本来の機能を実現するACアダ
プタモードとなる。すなわち、充電・バッテリ有無検知
回路14の出力が、端子41aおよび42aにそれぞれ
バッテリ31および32が接続されていないことを示す
ものとなると、マイコン15はレギュレータ16にポー
タプル機器3を駆動するための直流電圧の出力を指示す
る。これに応答して、レギュレータ16の出力DC端子
10に与えられる。
いない場合には、ACアダプタ4はポータプル機器3に
駆動電圧を与えるという本来の機能を実現するACアダ
プタモードとなる。すなわち、充電・バッテリ有無検知
回路14の出力が、端子41aおよび42aにそれぞれ
バッテリ31および32が接続されていないことを示す
ものとなると、マイコン15はレギュレータ16にポー
タプル機器3を駆動するための直流電圧の出力を指示す
る。これに応答して、レギュレータ16の出力DC端子
10に与えられる。
次に、ポータプル機器3の内部構成について第9図を参
照しながら説明する。第9図は、ポータプル機器3の代
表的な構成を示す概略ブロック図である。第9図を参照
して、ポータプル機器3は、バッテリ30接続用の端子
対46を構成する2っの端子46aおよび46bと、外
部からの直流電圧を受けるDC端子12を構成する3つ
の端子(3線ジヤツク)12a、12b、および12c
と、ヒユーズ20と、レギュレータ21と、負荷22と
を含む。負荷22が、このポータプル機器3の本来の機
能(たとえばポータプル機器3がビデオムービである場
合には、画像の記録および再生などの機能)を実現する
主要回路部である。なお、端子46bおよび12cはと
もに接地される。
照しながら説明する。第9図は、ポータプル機器3の代
表的な構成を示す概略ブロック図である。第9図を参照
して、ポータプル機器3は、バッテリ30接続用の端子
対46を構成する2っの端子46aおよび46bと、外
部からの直流電圧を受けるDC端子12を構成する3つ
の端子(3線ジヤツク)12a、12b、および12c
と、ヒユーズ20と、レギュレータ21と、負荷22と
を含む。負荷22が、このポータプル機器3の本来の機
能(たとえばポータプル機器3がビデオムービである場
合には、画像の記録および再生などの機能)を実現する
主要回路部である。なお、端子46bおよび12cはと
もに接地される。
また、DC端子12は、いずれにも接続されない場合、
端子12aが端子12bに接続された状態にある。しか
し、DC端子12にDCケーブル11を介してACアダ
プタ4の出力端子10が接続されると、端子12bおよ
び12Cはそれぞれ、DCケーブル11を介してACア
ダプタ4のDC端子10の高電位側および接地側に接続
される。
端子12aが端子12bに接続された状態にある。しか
し、DC端子12にDCケーブル11を介してACアダ
プタ4の出力端子10が接続されると、端子12bおよ
び12Cはそれぞれ、DCケーブル11を介してACア
ダプタ4のDC端子10の高電位側および接地側に接続
される。
レギュレータ21は端子12bおよび12a間に印加さ
れる直流電圧をヒユーズ20を介して受ける。そして、
レギュレータ21は受けた直流電圧を負荷22を駆動す
るのに適する電圧レベルに変換して負荷22に印加する
。これによって、負荷22に電流が流れ電源電力が消費
される。ポータプル機器3は、さらに、システムマイコ
ン23および、ユーザがこのポータプル機器3に電源投
入を指示するための電源スィッチ24を含む。システム
マイコン23は電源スィッチ24が押されたことに応答
して、レギュレータ21および負荷22の機能を能動化
し、電源スィッチ24が切られたことに応答して、レギ
ュレータ21および負荷22の機能を不能化する。
れる直流電圧をヒユーズ20を介して受ける。そして、
レギュレータ21は受けた直流電圧を負荷22を駆動す
るのに適する電圧レベルに変換して負荷22に印加する
。これによって、負荷22に電流が流れ電源電力が消費
される。ポータプル機器3は、さらに、システムマイコ
ン23および、ユーザがこのポータプル機器3に電源投
入を指示するための電源スィッチ24を含む。システム
マイコン23は電源スィッチ24が押されたことに応答
して、レギュレータ21および負荷22の機能を能動化
し、電源スィッチ24が切られたことに応答して、レギ
ュレータ21および負荷22の機能を不能化する。
ポータプル機器3をバッテリ3oによって駆動する場合
には、バッテリ3oがバッテリ接続用端子46に接続さ
れ、一方DC端子12はいずれにも接続されない。した
がって、この場合にはバッテリ30の出力電圧がバッテ
リ接続用端子46aを介して端子12aおよび12b間
を経由しレギュレータ21に印加される。このため、レ
ギュレータ21はバッテリ30の出力電圧を所定の電圧
に調整して負荷22に与え、これを駆動する。
には、バッテリ3oがバッテリ接続用端子46に接続さ
れ、一方DC端子12はいずれにも接続されない。した
がって、この場合にはバッテリ30の出力電圧がバッテ
リ接続用端子46aを介して端子12aおよび12b間
を経由しレギュレータ21に印加される。このため、レ
ギュレータ21はバッテリ30の出力電圧を所定の電圧
に調整して負荷22に与え、これを駆動する。
逆に、ポータプル機器3を商用電源によって駆動する場
合には、DC端子12にDCケーブル11を介してAC
アダプタ4の出力端子10が接続される。したがって、
この場合にはACアダプタ4が商用電源から供給される
交流電圧を変換して得た直流電圧が、ポータプル機器3
の端子12bおよび12a間に印加される。よって、レ
ギュレータ21はACアダプタ4の出力電圧によって負
荷22を駆動する。つまり、バッテリ接続用端子46に
バッテリ30が接続されていても、DC端子12をAC
アダプタ4に接続すればレギュレータ21には自動的に
ACアダプタ4の出力電圧が与えられる。つまり、ポー
タプル機器3はバッテリ30およびACアダプタ4の両
方に接続された場合には、ACアダプタ4を優先するよ
うに構成される。
合には、DC端子12にDCケーブル11を介してAC
アダプタ4の出力端子10が接続される。したがって、
この場合にはACアダプタ4が商用電源から供給される
交流電圧を変換して得た直流電圧が、ポータプル機器3
の端子12bおよび12a間に印加される。よって、レ
ギュレータ21はACアダプタ4の出力電圧によって負
荷22を駆動する。つまり、バッテリ接続用端子46に
バッテリ30が接続されていても、DC端子12をAC
アダプタ4に接続すればレギュレータ21には自動的に
ACアダプタ4の出力電圧が与えられる。つまり、ポー
タプル機器3はバッテリ30およびACアダプタ4の両
方に接続された場合には、ACアダプタ4を優先するよ
うに構成される。
このように、ポータプル機器3はレギュレータ21の入
力端に端子12bを介して接続される電源を切換える役
割を果たすDC端子12を有するので、バッテリ30お
よび商用電源のいずれによっても駆動されることができ
る。
力端に端子12bを介して接続される電源を切換える役
割を果たすDC端子12を有するので、バッテリ30お
よび商用電源のいずれによっても駆動されることができ
る。
ポータプル機器3に接続されるバッテリ30は、ACア
ダプタ4によって充電されたバッテリ31゜32が用い
られる。
ダプタ4によって充電されたバッテリ31゜32が用い
られる。
なお、第8図のヒユーズF1およびF2はACアダプタ
4のレギュレータ16に過大電流が流れレギュレータ1
6か破壊されるのを防止する。同様に、第9図のヒユー
ズ20はポータプル機器3のレギュレータ21に過大電
流が流れレギュレータ21が破壊されるのを防止する。
4のレギュレータ16に過大電流が流れレギュレータ1
6か破壊されるのを防止する。同様に、第9図のヒユー
ズ20はポータプル機器3のレギュレータ21に過大電
流が流れレギュレータ21が破壊されるのを防止する。
[発明が解決しようとする課@]
以上のように、従来、ポータプル機器本体とこのポータ
プル機器を駆動する二次電池を充電するための機能部と
は別機器として構成された。すなわち、ポータプル機器
を商用電源によって駆動するためのオプション機器であ
るACアダプタが、二次電池を充電する機能も合せ持つ
。このため、二次電池としてポータプル機器本体に嵌込
まれたバッテリを充電してから使用する場合、ポータプ
ル機器本体からバッテリを取外し、取外したバッテリを
充電のためにACアダプタに取付け、充電したバッテリ
をACアダプタから取外してポータプル機器本体に再度
取付ける必要がある。つまり、−旦ポータブル機器本体
に取付けたバッテリを充電して再度使用しようとすると
、ポータプル機器本体およびACアダプタへのバッテリ
取付は作業と、ポータプル機器本体およびACアダプタ
からのバッテリ取外し作業とを何度も行なわなければな
らない。このような作業はユーザにとって非常に面倒な
ものであった。
プル機器を駆動する二次電池を充電するための機能部と
は別機器として構成された。すなわち、ポータプル機器
を商用電源によって駆動するためのオプション機器であ
るACアダプタが、二次電池を充電する機能も合せ持つ
。このため、二次電池としてポータプル機器本体に嵌込
まれたバッテリを充電してから使用する場合、ポータプ
ル機器本体からバッテリを取外し、取外したバッテリを
充電のためにACアダプタに取付け、充電したバッテリ
をACアダプタから取外してポータプル機器本体に再度
取付ける必要がある。つまり、−旦ポータブル機器本体
に取付けたバッテリを充電して再度使用しようとすると
、ポータプル機器本体およびACアダプタへのバッテリ
取付は作業と、ポータプル機器本体およびACアダプタ
からのバッテリ取外し作業とを何度も行なわなければな
らない。このような作業はユーザにとって非常に面倒な
ものであった。
それゆえに本発明の目的は、上記のような問題点を解決
し、ポータプル機器本体に一旦取付けたバッテリを取外
すことなく、このバッテリを充電することも可能な充電
システム提供することである。
し、ポータプル機器本体に一旦取付けたバッテリを取外
すことなく、このバッテリを充電することも可能な充電
システム提供することである。
[課題を解決するための手段]
上記のような目的を達成するために本発明に係る充電シ
ステムは、商用電源および充電可能なバッテリ手段の両
方によって駆動され得る負荷を有する機器と、商用電源
に接続されるアダプタ手段とを備える。前記機器は、バ
ッテリ手段に接続される。アダプタ手段は、商用電源か
ら供給される電圧に応答して、前記負荷を駆動するため
の電圧を発生する駆動電圧発生手段と、商用電源から供
給される電圧に応答してバッテリ手段を充電するための
電圧または電流を発生する充電電圧/電流発生手段とを
有する。一方、前記機器は、駆動電圧発生手段により発
生された電圧を負荷に供給する手段と、充電電圧/電流
発生手段により発生された電圧または電流を受ける電圧
/電流骨は手段と、電圧/電流骨は手段が受けた電圧ま
たは電流を前記接続されたバッテリ手段に供給する手段
とを有する。
ステムは、商用電源および充電可能なバッテリ手段の両
方によって駆動され得る負荷を有する機器と、商用電源
に接続されるアダプタ手段とを備える。前記機器は、バ
ッテリ手段に接続される。アダプタ手段は、商用電源か
ら供給される電圧に応答して、前記負荷を駆動するため
の電圧を発生する駆動電圧発生手段と、商用電源から供
給される電圧に応答してバッテリ手段を充電するための
電圧または電流を発生する充電電圧/電流発生手段とを
有する。一方、前記機器は、駆動電圧発生手段により発
生された電圧を負荷に供給する手段と、充電電圧/電流
発生手段により発生された電圧または電流を受ける電圧
/電流骨は手段と、電圧/電流骨は手段が受けた電圧ま
たは電流を前記接続されたバッテリ手段に供給する手段
とを有する。
[作用]
本発明に係る充電システムは上記のように構成されるの
で、アダプタ手段内の充電電圧/電流発生手段の出力を
、商用電源および充電可能なバッテリ手段の両方によっ
て駆動され得る負荷を有する機器が受けて、この機器本
体に接続されるバッテリ手段に供給する。また、アダプ
タ手段内の駆動電圧発生手段の出力は、従来どおり前記
機器内の負荷に供給される。したがって、前記機器内の
負荷はアダプタ手段内の駆動電圧発生手段の出力によっ
て従来どおり駆動され得る。
で、アダプタ手段内の充電電圧/電流発生手段の出力を
、商用電源および充電可能なバッテリ手段の両方によっ
て駆動され得る負荷を有する機器が受けて、この機器本
体に接続されるバッテリ手段に供給する。また、アダプ
タ手段内の駆動電圧発生手段の出力は、従来どおり前記
機器内の負荷に供給される。したがって、前記機器内の
負荷はアダプタ手段内の駆動電圧発生手段の出力によっ
て従来どおり駆動され得る。
[実施例]
第1図は、本発明の一実施例の充電システムの構成を示
すブロック図である。この充電システムは、ポータプル
機器1.ACアダプタ2.およびポータプル機器1とA
Cアダプタ2とを接続するシステムコネクタ36とを含
んで構成される。
すブロック図である。この充電システムは、ポータプル
機器1.ACアダプタ2.およびポータプル機器1とA
Cアダプタ2とを接続するシステムコネクタ36とを含
んで構成される。
まず、ポータプル機器1の構成について説明する。第1
図を参照して、ポータプル機器1は、第9図に示される
従来のポータプル機器3と異なり、電源スィッチ24に
接続されるシステムマイコン23と、システムマイコン
23およびACアダプタ2のマイコン15を制御するた
めに設けられた端子45と、バッテリ30に供給すべき
充電電流を外部から受けるための端子43とを有し、か
つ、バッテリ30および商用電源の出力のいずれを駆動
電圧として用いるかを選択するためのスイッチSW5を
内部に有する。 スイッチSW5は、ACアダプタ2が
商用電源から供給される交流電圧を変換して得た直流電
圧を受ける端子44と、端子46との間に設けられる。
図を参照して、ポータプル機器1は、第9図に示される
従来のポータプル機器3と異なり、電源スィッチ24に
接続されるシステムマイコン23と、システムマイコン
23およびACアダプタ2のマイコン15を制御するた
めに設けられた端子45と、バッテリ30に供給すべき
充電電流を外部から受けるための端子43とを有し、か
つ、バッテリ30および商用電源の出力のいずれを駆動
電圧として用いるかを選択するためのスイッチSW5を
内部に有する。 スイッチSW5は、ACアダプタ2が
商用電源から供給される交流電圧を変換して得た直流電
圧を受ける端子44と、端子46との間に設けられる。
なお、バッテリ接続用端子46にはバッテリ30が接続
される。また、ヒユーズ20.レギュレータ21.およ
び負荷22は従来と同様に動作する。電源スィッチ24
は、従来と同じく、このポータプル機器1に電源投入を
指示するための外部スイッチである。電源スィッチ24
が押されると、システムマイコン23に電源スィッチ2
4から接地電位が与えられる。これによって、システム
マイコン23は電源スィッチ24が押されたことを検出
して、レギュレータ21および負荷22の機能を能動化
するとともに、所定の検出信号を出力する。この検出信
号は端子45に与えられる。
される。また、ヒユーズ20.レギュレータ21.およ
び負荷22は従来と同様に動作する。電源スィッチ24
は、従来と同じく、このポータプル機器1に電源投入を
指示するための外部スイッチである。電源スィッチ24
が押されると、システムマイコン23に電源スィッチ2
4から接地電位が与えられる。これによって、システム
マイコン23は電源スィッチ24が押されたことを検出
して、レギュレータ21および負荷22の機能を能動化
するとともに、所定の検出信号を出力する。この検出信
号は端子45に与えられる。
スイッチSW5の開閉状態は、ポータプル機器1がバッ
テリを必要としない環境下(商用電源を用いることがで
きる室内など)とポータプル機器1がバッテリを必要と
する環境下(商用電源を用いることができない室外など
)とで切換えられる。
テリを必要としない環境下(商用電源を用いることがで
きる室内など)とポータプル機器1がバッテリを必要と
する環境下(商用電源を用いることができない室外など
)とで切換えられる。
このスイッチSW5の開閉状態の制御は、機械的または
電気的のいずれの方式によって行なわれてもよい。次に
、スイッチSW5の開閉状態の制御方式の例を示す。
電気的のいずれの方式によって行なわれてもよい。次に
、スイッチSW5の開閉状態の制御方式の例を示す。
スイッチSW5の開閉状態を電気的に制御する場合には
、たとえばスイッチSW5としてトランジスタまたはリ
レースイッチが用いられればよい。
、たとえばスイッチSW5としてトランジスタまたはリ
レースイッチが用いられればよい。
そして、ポータプル機器1内に、ポータプル機器1がシ
ステムコネクタ36を介してACアダプタ2に接続され
ているか否かを検知するための小型検出スイッチ(図示
せず)が設けられればよい。
ステムコネクタ36を介してACアダプタ2に接続され
ているか否かを検知するための小型検出スイッチ(図示
せず)が設けられればよい。
この小型検出スイッチはポータプル機器1とACアダプ
タ2との嵌合面に設けられて、ポータプル機器1とAC
アダプタ2との着脱状態を判別する。
タ2との嵌合面に設けられて、ポータプル機器1とAC
アダプタ2との着脱状態を判別する。
小型検出スイッチはこの判別結果に応じた信号を出力す
る。そこで、この小型検出スイッチの出力信号をポータ
プル機器1内のシステムマイコン23に与え、システム
マイコン23にスイッチSW5の開閉状態を制御する制
御信号を出力させればよい。具体的には、小型検出スイ
ッチの出力が、ポータプル機器lがACアダプタ2に接
続されていないことを示すものであればシステムマイコ
に23がスイッチSW5をON状態に制御し、小型検出
スイッチの出力が、ポータプル機器1がACアダプタ2
に接続されていることを示すものであればシステムマイ
コン23がスイッチSW5をOFF状態に制御するよう
に、システムマイコン23がスイッチSW5に与える制
御信号と小型検出スイッチからシステムマイコン23に
与えられる信号との対応関係が設定される。 スイッチ
SW5の開閉状態を機械的に制御する場合には、たとえ
ば、システムコネクタ36を構成するポータプル機器1
側コネクタ36aおよびACアダプタ2側コネクタ36
bがそれぞれ第4図に示されるように構成されればよい
。第4図は、システムコネクタ36のスイッチSW5に
関連する部分の構成の具体例を示す図である。第4図を
参照して、ポータプル機器1側コネクタ36aには、ス
イッチSW5として、ばねスイッチ100が内蔵される
。
る。そこで、この小型検出スイッチの出力信号をポータ
プル機器1内のシステムマイコン23に与え、システム
マイコン23にスイッチSW5の開閉状態を制御する制
御信号を出力させればよい。具体的には、小型検出スイ
ッチの出力が、ポータプル機器lがACアダプタ2に接
続されていないことを示すものであればシステムマイコ
に23がスイッチSW5をON状態に制御し、小型検出
スイッチの出力が、ポータプル機器1がACアダプタ2
に接続されていることを示すものであればシステムマイ
コン23がスイッチSW5をOFF状態に制御するよう
に、システムマイコン23がスイッチSW5に与える制
御信号と小型検出スイッチからシステムマイコン23に
与えられる信号との対応関係が設定される。 スイッチ
SW5の開閉状態を機械的に制御する場合には、たとえ
ば、システムコネクタ36を構成するポータプル機器1
側コネクタ36aおよびACアダプタ2側コネクタ36
bがそれぞれ第4図に示されるように構成されればよい
。第4図は、システムコネクタ36のスイッチSW5に
関連する部分の構成の具体例を示す図である。第4図を
参照して、ポータプル機器1側コネクタ36aには、ス
イッチSW5として、ばねスイッチ100が内蔵される
。
ばねスイッチ100は、バッテリ接続用端子46aに接
続される端子110と、ヒユーズ20に接続される端子
120とによって構成される。ポータプル機器1側コネ
クタ36aとACアダプタ2側コネクタ36bとが嵌合
されていない状態においては、端子110と端子120
とはショート状態にある。一方、ACアダプタ2側コネ
クタ36bは、ポータプル機器1側コネクタ36a内の
端子110および120のショートを解除するために設
けられる凸部200を含む。凸部200は、絶縁体によ
って形成される。ACアダプタ2側コネクタ36bがポ
ータプル機器1側コネクタ36aに嵌合されると、この
凸部200が端子110および120間を押し広げ、端
子110と端子120との間に嵌まり込む。これによっ
て、端子110と端子120とが絶縁される。
続される端子110と、ヒユーズ20に接続される端子
120とによって構成される。ポータプル機器1側コネ
クタ36aとACアダプタ2側コネクタ36bとが嵌合
されていない状態においては、端子110と端子120
とはショート状態にある。一方、ACアダプタ2側コネ
クタ36bは、ポータプル機器1側コネクタ36a内の
端子110および120のショートを解除するために設
けられる凸部200を含む。凸部200は、絶縁体によ
って形成される。ACアダプタ2側コネクタ36bがポ
ータプル機器1側コネクタ36aに嵌合されると、この
凸部200が端子110および120間を押し広げ、端
子110と端子120との間に嵌まり込む。これによっ
て、端子110と端子120とが絶縁される。
このように、スイッチSW5は、ポータプル機器1とA
Cアダプタ2とが接続されていない場合にON状態とな
り、かつ、ポータプル機器1とACアダプタ2とが接続
されている場合にOFF状態となるように、電気的ある
いは機械的に自動制御される。
Cアダプタ2とが接続されていない場合にON状態とな
り、かつ、ポータプル機器1とACアダプタ2とが接続
されている場合にOFF状態となるように、電気的ある
いは機械的に自動制御される。
なお、ポータプル機器1の他の部分の構成および動作は
第9図に示される従来のポータプル機器3と同一である
。
第9図に示される従来のポータプル機器3と同一である
。
次に、ACアダプタ2の構成について説明する。
引続き第1図を参照して、ACアダプタ2は、第8図に
示される従来のACアダプタ4と異なり、ポータプル機
器1内のシステムマイコン23が出力する制御信号を受
けるための端子35およびメモリ回路19を有し、かつ
、ポータプル機器1のバッテリ30を充電するための充
電電流を出力する端子33を有する。端子33は、スイ
ッチSW1およびSW3の接続点に接続される。スイッ
チSW2およびSW4の接続点は従来どおりバッテリ3
2に接続されるバッテリ接続用端子42aに接続される
。スイッチSWIおよびSW3の接続点は、従来、AC
アダプタ2本体に設けられるバッテリ接続用端子41a
に接続された(第8図参照)。
示される従来のACアダプタ4と異なり、ポータプル機
器1内のシステムマイコン23が出力する制御信号を受
けるための端子35およびメモリ回路19を有し、かつ
、ポータプル機器1のバッテリ30を充電するための充
電電流を出力する端子33を有する。端子33は、スイ
ッチSW1およびSW3の接続点に接続される。スイッ
チSW2およびSW4の接続点は従来どおりバッテリ3
2に接続されるバッテリ接続用端子42aに接続される
。スイッチSWIおよびSW3の接続点は、従来、AC
アダプタ2本体に設けられるバッテリ接続用端子41a
に接続された(第8図参照)。
ACアダプタ2の他の部分の構成および動作は従来と同
様であるので説明は省略する。
様であるので説明は省略する。
次に、このACアダプタ2の従来と異なる部分の構成お
よび動作に先だって、システムコネクタ36について説
明する。システムコネクタ36は、ポータプル機器1の
外部端子43,44.および45をそれぞれACアダプ
タ2の外部端子33゜10、および35に接続する。
よび動作に先だって、システムコネクタ36について説
明する。システムコネクタ36は、ポータプル機器1の
外部端子43,44.および45をそれぞれACアダプ
タ2の外部端子33゜10、および35に接続する。
次に、ポータプル機器1とACアダプタ2とかシステム
コネクタ36によって接続されたときのACアダプタ2
の動作について、従来と異なる点を中心に詳細に説明す
る。
コネクタ36によって接続されたときのACアダプタ2
の動作について、従来と異なる点を中心に詳細に説明す
る。
電源スィッチ17が押されたことに応答して、マイコン
15は、レギュレータ16に対する制御動作を開始し、
レギュレータ16に直流電圧を出力させる。
15は、レギュレータ16に対する制御動作を開始し、
レギュレータ16に直流電圧を出力させる。
端子35はシステムコネクタ36によってポータプル機
器1の端子45に接続されるので、端子35にはポータ
プル機器1内のシステムマイコン23からの制御信号が
与えられる。マイコン15は、システムマイコン23か
らの制御信号に応じて、この充電システムを、ポータプ
ル機器1を駆動するACアダプタモードまたはバッテリ
30および32を充電する充電モードのいずれかに設定
する。すなわち、マイコン15は、システムマイコン2
3から端子45および35を介して与えられる信号がポ
ータプル機器1の電源スィッチ24が押されていること
を示すものであることに応答して、バッテリ30の充電
を一旦中止すべくスイッチSWIをOFF状態にする。
器1の端子45に接続されるので、端子35にはポータ
プル機器1内のシステムマイコン23からの制御信号が
与えられる。マイコン15は、システムマイコン23か
らの制御信号に応じて、この充電システムを、ポータプ
ル機器1を駆動するACアダプタモードまたはバッテリ
30および32を充電する充電モードのいずれかに設定
する。すなわち、マイコン15は、システムマイコン2
3から端子45および35を介して与えられる信号がポ
ータプル機器1の電源スィッチ24が押されていること
を示すものであることに応答して、バッテリ30の充電
を一旦中止すべくスイッチSWIをOFF状態にする。
一方、レギュレータ16の出力電圧は、ポータプル機器
1を駆動すべくDC端子10に与えられる。DC端子1
0に導出された直流電圧はシステムコネクタ36によっ
てポータプル機器1の入力端子44に与えられる。なお
、ポータプル機器1をACアダプタ2に嵌合することに
よってスイッチSW5はOFF状態となる。このとき、
ポータプル機器1の電源スィッチ24がOFF状態であ
れば、後述するようにバッテリ31が充電される。しか
し、電源スィッチ24がON状態であれば、この充電が
一時中止されてこのシステムがACアダプタモードとな
るように、ACアダプタ2のレギュレータ16の出力電
圧が端子10を介してポータプル機器1に与えられる。
1を駆動すべくDC端子10に与えられる。DC端子1
0に導出された直流電圧はシステムコネクタ36によっ
てポータプル機器1の入力端子44に与えられる。なお
、ポータプル機器1をACアダプタ2に嵌合することに
よってスイッチSW5はOFF状態となる。このとき、
ポータプル機器1の電源スィッチ24がOFF状態であ
れば、後述するようにバッテリ31が充電される。しか
し、電源スィッチ24がON状態であれば、この充電が
一時中止されてこのシステムがACアダプタモードとな
るように、ACアダプタ2のレギュレータ16の出力電
圧が端子10を介してポータプル機器1に与えられる。
したがって、この場合には、入力端子44に与えられた
直流電圧がそのままポータプル機器1のレギュレータ2
1に印加される。つまり、このポータプル機器1はAC
7′□ダブタ2に接続されることによって商用電源で駆
動される。
直流電圧がそのままポータプル機器1のレギュレータ2
1に印加される。つまり、このポータプル機器1はAC
7′□ダブタ2に接続されることによって商用電源で駆
動される。
このとき、ACアダプタ2においてマイコン15がスイ
ッチSWI〜SW4をすべてOFF状態に制御するので
、バッテリ接続用端子42aおよび端子33にレギュレ
ータ16の出力は与えられない。したがって、ACアダ
プタ2に接続されたバッテリ゛32およびポータプル機
器1に接続されたバッテリ31はいずれも充電されない
。
ッチSWI〜SW4をすべてOFF状態に制御するので
、バッテリ接続用端子42aおよび端子33にレギュレ
ータ16の出力は与えられない。したがって、ACアダ
プタ2に接続されたバッテリ゛32およびポータプル機
器1に接続されたバッテリ31はいずれも充電されない
。
逆に、システムマイコン23から出力される信号がポー
タプル機器1の電源スィッチ24が押されていないこと
(パワーオフ)を示すものであれば、マイコン15はA
Cアダプタ2にシステムコネクタ36を介してポータプ
ル機器1がパワーオフ状態であることを示すこの信号を
システムマイコン23から受けてバッテリ31を充電す
るように動作する。すなわち、マイコン15は、スイッ
チSW1をON状態とし他のスイッチSW2〜SW4を
すべてOFF状態にする。これによって、レギュレータ
16が出力した直流電圧は端子33およびポータプル機
器1の入力端子43を介してバッテリ30に印加される
。したがって、ACアダプタ2の出力端子33からポー
タプル機器1の入力端子43に定電流が流れ、この定電
流によってバッテリ30が充電される。バッテリ30が
充電され終わると、上昇してきた、端子46a、43、
および33の電位が若干低下する。これを検知した充電
・バッテリ有無検知回路14の検知出力に応答してマイ
コン15がスイッチSW1をOFF状態に切換えスイッ
チSW3をON状態にする。これによって、この充電シ
ステムはトリクルモードとなりバッテリ30がそれまで
よりも小さい電流で補充電される。同時に、マイコン1
5はバッテリ32を充電すべくスイッチSW2をON状
態に切換える。これによって、レギュレータ16の出力
電圧がバッテリ32に印加されバッテリ32が充電され
始める。バッテリ32がほぼ充電され終わると、これを
検知した充電・バッテリ有無検知回路14の検知出力に
応答したマイコン15の制御動作によって、スイッチS
W2かOFF状態とされ、代わってスイッチSW4がO
N状態とされる。これによって、この充電システムはト
リクルモードとなりバッテリ32が補充電される。
タプル機器1の電源スィッチ24が押されていないこと
(パワーオフ)を示すものであれば、マイコン15はA
Cアダプタ2にシステムコネクタ36を介してポータプ
ル機器1がパワーオフ状態であることを示すこの信号を
システムマイコン23から受けてバッテリ31を充電す
るように動作する。すなわち、マイコン15は、スイッ
チSW1をON状態とし他のスイッチSW2〜SW4を
すべてOFF状態にする。これによって、レギュレータ
16が出力した直流電圧は端子33およびポータプル機
器1の入力端子43を介してバッテリ30に印加される
。したがって、ACアダプタ2の出力端子33からポー
タプル機器1の入力端子43に定電流が流れ、この定電
流によってバッテリ30が充電される。バッテリ30が
充電され終わると、上昇してきた、端子46a、43、
および33の電位が若干低下する。これを検知した充電
・バッテリ有無検知回路14の検知出力に応答してマイ
コン15がスイッチSW1をOFF状態に切換えスイッ
チSW3をON状態にする。これによって、この充電シ
ステムはトリクルモードとなりバッテリ30がそれまで
よりも小さい電流で補充電される。同時に、マイコン1
5はバッテリ32を充電すべくスイッチSW2をON状
態に切換える。これによって、レギュレータ16の出力
電圧がバッテリ32に印加されバッテリ32が充電され
始める。バッテリ32がほぼ充電され終わると、これを
検知した充電・バッテリ有無検知回路14の検知出力に
応答したマイコン15の制御動作によって、スイッチS
W2かOFF状態とされ、代わってスイッチSW4がO
N状態とされる。これによって、この充電システムはト
リクルモードとなりバッテリ32が補充電される。
このようにして、この充電システムの充電モードにおけ
る回路動作がすべて終了する。
る回路動作がすべて終了する。
ただし、充電・バッテリ有無検知回路14はバッテリ接
続用端子42にバッテリ31または32が接続されてい
るか否かをも判別する。したがって、バッテリ接続用端
子42または46にバッテリが接続されていなければ、
マイコン15は、充電・バッテリ有無検知回路14の判
別出力によってバッテリ接続用端子42または46にレ
ギュレータ16の出力電圧を与える必要がないと判断し
て、スイッチSW1またはスイッチSW3をOFF状態
に戻してこの充電システムを充電モードから逸脱させる
。
続用端子42にバッテリ31または32が接続されてい
るか否かをも判別する。したがって、バッテリ接続用端
子42または46にバッテリが接続されていなければ、
マイコン15は、充電・バッテリ有無検知回路14の判
別出力によってバッテリ接続用端子42または46にレ
ギュレータ16の出力電圧を与える必要がないと判断し
て、スイッチSW1またはスイッチSW3をOFF状態
に戻してこの充電システムを充電モードから逸脱させる
。
さて、この充電システムが充電モードにあるときにポー
タプル機器1の電源スィッチ24が押されると、マイコ
ン15はその時点での充電システムの状態をメモリ回路
19に記憶させた後、この充電システムを充電モードか
らACアダプタモードに切換える。つまり、マイコン1
5は、システムマイコン23の出力信号が電源スィッチ
24が押されていないことを示すものから電源スィッチ
24が押されたこと(パワーオン)を示すものに切換わ
ったことに応答して、その時点で充電システムはトリク
ルモードにあったか否かや、バッテリ30および32の
うちのいずれが充電途中であったかなどの情報をデジタ
ルデータとしてメモリ回路19に出力する。そして、マ
イコン15はスイッチSW1〜SW4のうちON状態に
制御していたスイッチをOFF状態に戻し、充電を一旦
中止する。同時に、マイコン15はレギュレータ16が
DC端子10に直流電圧を出力するように、レギュレー
タ16を制御する。これによって、バッテリ30および
32を充電するための回路動作は停止され、逆にポータ
プル機器1に定電圧出力が供給される。
タプル機器1の電源スィッチ24が押されると、マイコ
ン15はその時点での充電システムの状態をメモリ回路
19に記憶させた後、この充電システムを充電モードか
らACアダプタモードに切換える。つまり、マイコン1
5は、システムマイコン23の出力信号が電源スィッチ
24が押されていないことを示すものから電源スィッチ
24が押されたこと(パワーオン)を示すものに切換わ
ったことに応答して、その時点で充電システムはトリク
ルモードにあったか否かや、バッテリ30および32の
うちのいずれが充電途中であったかなどの情報をデジタ
ルデータとしてメモリ回路19に出力する。そして、マ
イコン15はスイッチSW1〜SW4のうちON状態に
制御していたスイッチをOFF状態に戻し、充電を一旦
中止する。同時に、マイコン15はレギュレータ16が
DC端子10に直流電圧を出力するように、レギュレー
タ16を制御する。これによって、バッテリ30および
32を充電するための回路動作は停止され、逆にポータ
プル機器1に定電圧出力が供給される。
また、逆にポータプル機器1の電源スィッチ24がON
状態からOFF状態に切換えられると、マイコン15は
この充電システムをACアダプタモードから充電モード
に戻す。すなわち、マイコン15は、システムマイコン
23の出力信号が押されていることを示すものから電源
スィッチ24が押されていないことを示すものに切換わ
ったことに応答して、メモリ回路19から予め先に記憶
させたおいたデータを読み出す。そして、マイコン15
はメモリ回路19から読出したデータに基づいて、スイ
ッチSWI〜SW4の開閉状態を、ポータプル機器1の
電源スィッチ24が押される前の状態に設定する。たと
えば、電源スィッチ24が押された時点でバッテリ32
の充電が完了し、バッテリ30および32がトリクルモ
ードで補充電されていた場合、マイコン15はスイッチ
SW3およびSW4をON状態に制御し、他のスイッチ
SWIおよびSW2をOFF状態に制御する。
状態からOFF状態に切換えられると、マイコン15は
この充電システムをACアダプタモードから充電モード
に戻す。すなわち、マイコン15は、システムマイコン
23の出力信号が押されていることを示すものから電源
スィッチ24が押されていないことを示すものに切換わ
ったことに応答して、メモリ回路19から予め先に記憶
させたおいたデータを読み出す。そして、マイコン15
はメモリ回路19から読出したデータに基づいて、スイ
ッチSWI〜SW4の開閉状態を、ポータプル機器1の
電源スィッチ24が押される前の状態に設定する。たと
えば、電源スィッチ24が押された時点でバッテリ32
の充電が完了し、バッテリ30および32がトリクルモ
ードで補充電されていた場合、マイコン15はスイッチ
SW3およびSW4をON状態に制御し、他のスイッチ
SWIおよびSW2をOFF状態に制御する。
以後、マイコン15は前述したような充電モードにおけ
る制御動作を再開する。このように、メモリ回路19が
設けられることによって、バッテリを充電するための回
路動作を、ポータプル機器1の電源スィッチ24が押さ
れている期間のみ中断し電源スィッチ24かOFFされ
ると再開させることができる。
る制御動作を再開する。このように、メモリ回路19が
設けられることによって、バッテリを充電するための回
路動作を、ポータプル機器1の電源スィッチ24が押さ
れている期間のみ中断し電源スィッチ24かOFFされ
ると再開させることができる。
また、メモリ回路19は、バッテリの充電状態を記憶す
る機能を果たすとともに、すでに充電され終わったバッ
テリに対して充電のための電圧が再度印加されないよう
にする機能も果たす。具体的に説明すると、充電モード
において充電・バッテリ有無検知回路14がバッテリ3
0.32が完全に充電されたことを検知すると、これに
応答して、マイコン15がメモリ回路19にどのバッテ
リが充電完了しているかを示すデータを出力する。
る機能を果たすとともに、すでに充電され終わったバッ
テリに対して充電のための電圧が再度印加されないよう
にする機能も果たす。具体的に説明すると、充電モード
において充電・バッテリ有無検知回路14がバッテリ3
0.32が完全に充電されたことを検知すると、これに
応答して、マイコン15がメモリ回路19にどのバッテ
リが充電完了しているかを示すデータを出力する。
そして、たとえばこの充電システムがACアダプタモー
ドから充電モードに切換わった場合、マイコン15はメ
モリ回路19から読出したデータのうちの“どのバッテ
リが充電完了しているか”を示すデータに基づいて、充
電未完了のバッテリを充電するための回路動作のみのが
行なわれるようにスイッチSW1〜SW4の開閉状態を
制御する。
ドから充電モードに切換わった場合、マイコン15はメ
モリ回路19から読出したデータのうちの“どのバッテ
リが充電完了しているか”を示すデータに基づいて、充
電未完了のバッテリを充電するための回路動作のみのが
行なわれるようにスイッチSW1〜SW4の開閉状態を
制御する。
すなわち、電源スィッチ24か押された時点ですでにバ
ッテリ30および32が完全に充電され終わっていれば
、この充電システムがACアダプタモードから充電モー
ドに戻ったときにバッテリ30および32か再び充電さ
れる必要はない。したがって、このような場合には、こ
の充電システムが充電モードに戻ったときにマイコン1
5は、メモリ回路19から読出したデータに基づいてバ
ッテリ30および32はすでに充電済みであると判断し
、スイッチSW1およびSW2をOFF状態に、スイッ
チSW3およびSW4をON状態にそれぞれ制御し続け
る。これによって、この充電システムが充電モードに戻
ったときに充電済みのバッテリ30.32が繰返し充電
されるという現象が回避される。
ッテリ30および32が完全に充電され終わっていれば
、この充電システムがACアダプタモードから充電モー
ドに戻ったときにバッテリ30および32か再び充電さ
れる必要はない。したがって、このような場合には、こ
の充電システムが充電モードに戻ったときにマイコン1
5は、メモリ回路19から読出したデータに基づいてバ
ッテリ30および32はすでに充電済みであると判断し
、スイッチSW1およびSW2をOFF状態に、スイッ
チSW3およびSW4をON状態にそれぞれ制御し続け
る。これによって、この充電システムが充電モードに戻
ったときに充電済みのバッテリ30.32が繰返し充電
されるという現象が回避される。
なお、メモリ回路19の記憶データをリセットするには
、バッテリ30および32をそれぞれポータプル機器1
およびACアダプタ2から取外した後、再度ポータプル
機器1およびACアダプタ2に取付ければよい。バッテ
リ30および/または32が取外されると、ACアダプ
タ2内の充電・バッテリ有無検知回路14が、ポータプ
ル機器1およびACアダプタ2からそれぞれバッテリ3
0および/または32が取外されたことを検知してマイ
コン15に知らせる。これに応答して、マイコン15が
メモリ回路19の記憶データをリセットする。
、バッテリ30および32をそれぞれポータプル機器1
およびACアダプタ2から取外した後、再度ポータプル
機器1およびACアダプタ2に取付ければよい。バッテ
リ30および/または32が取外されると、ACアダプ
タ2内の充電・バッテリ有無検知回路14が、ポータプ
ル機器1およびACアダプタ2からそれぞれバッテリ3
0および/または32が取外されたことを検知してマイ
コン15に知らせる。これに応答して、マイコン15が
メモリ回路19の記憶データをリセットする。
以上のように、ポータプル機器1とACアダプタ2がシ
ステムコネクタ36を介して相互に接続されると、AC
アダプタ2内のマイコン15がポータプル機器1内のシ
ステムマイコン23から出力される制御信号に基づいて
システム全体を充電モードまたはACアダプタモードに
設定する。したがって、ポータプル機器1の電源スィッ
チ24をOFF状態に設定しておけば、ACアダプタ2
に接続されたバッテリ32が充電されるとともに、バッ
テリ30がポータプル機器1本体に取付けられた状態で
充電される。このため、本実施例によれば、バッテリ3
0をポータプル機器1本体から取外すことなく充電する
ことができる。なお、スイッチSW5はポータプル機器
1とACアダプタ2とがシステムコネクタ36を介して
接続されているときにはOFF状態であるので、バッテ
リ30が充電されている期間にポータプル機器1がバッ
テリによって駆動され得る状態になることはない。つま
り、スイッチSW5はACアダプタ2にポータプル機器
1を接続することによってその0N10 F Fを制御
される。
ステムコネクタ36を介して相互に接続されると、AC
アダプタ2内のマイコン15がポータプル機器1内のシ
ステムマイコン23から出力される制御信号に基づいて
システム全体を充電モードまたはACアダプタモードに
設定する。したがって、ポータプル機器1の電源スィッ
チ24をOFF状態に設定しておけば、ACアダプタ2
に接続されたバッテリ32が充電されるとともに、バッ
テリ30がポータプル機器1本体に取付けられた状態で
充電される。このため、本実施例によれば、バッテリ3
0をポータプル機器1本体から取外すことなく充電する
ことができる。なお、スイッチSW5はポータプル機器
1とACアダプタ2とがシステムコネクタ36を介して
接続されているときにはOFF状態であるので、バッテ
リ30が充電されている期間にポータプル機器1がバッ
テリによって駆動され得る状態になることはない。つま
り、スイッチSW5はACアダプタ2にポータプル機器
1を接続することによってその0N10 F Fを制御
される。
さて、ポータプル機器1とACアダプタ2とが相互に接
続されていない場合には、ポータプル機器1およびAC
アダプタ2はそれぞれ従来と同様に動作する。ポータプ
ル機器1がACアダプタ2に接続されずに用いられると
き、すなわち、ポータプル機器1をバッテリによって駆
動する必要のあるときには、ポータプル機器1内のスイ
ッチSW5はACアダプタ2からポータプル機器1が取
外されることによってON状態となる。したがって、バ
ッテリ接続用端子46に充電済みのバ・メモリ30が接
続されると、このバッテリ30の出力がレギュレータ2
1に印加される。つまり、ポータプル機器1はバッテリ
30によって駆動される。
続されていない場合には、ポータプル機器1およびAC
アダプタ2はそれぞれ従来と同様に動作する。ポータプ
ル機器1がACアダプタ2に接続されずに用いられると
き、すなわち、ポータプル機器1をバッテリによって駆
動する必要のあるときには、ポータプル機器1内のスイ
ッチSW5はACアダプタ2からポータプル機器1が取
外されることによってON状態となる。したがって、バ
ッテリ接続用端子46に充電済みのバ・メモリ30が接
続されると、このバッテリ30の出力がレギュレータ2
1に印加される。つまり、ポータプル機器1はバッテリ
30によって駆動される。
このように、スイッチSW5はACアダプタ2に接続さ
れないポータプル機器1をバッテリで駆動され得る状態
に設定する機能を果たす。
れないポータプル機器1をバッテリで駆動され得る状態
に設定する機能を果たす。
ACアダプタ2はポータプル機器1に接続されない場合
、ポータプル機器1内のシステムマイコン23から制御
信号を受けない。したがって、マイコン15はバッテリ
32の充電のみを制御する。
、ポータプル機器1内のシステムマイコン23から制御
信号を受けない。したがって、マイコン15はバッテリ
32の充電のみを制御する。
ただし、本実施例ではACアダプタ2に接続されるバッ
テリは1個であるので、バッテリ32がバッテリ接続用
端子42に接続されると、スイッチSW2およびSW4
のみがマイコン15によって制御されて順次ON状態と
なる。また、本実施例ではメモリ回路19が設けられる
ので、マイコン15はレギュレータ16およびスイッチ
SW2およびSW4を制御するとともに、バッテリ32
が充電済みであるか否かを示すデータをメモリ回路19
に与える。そして、ACアダプタ2がシステムコネクタ
36を介してポータプル機器1に接続されて1つのシス
テムに組込まれると、充電モードにおいてマイコン15
はメモリ回路19からこのデータを読出して充電未完了
のバッテリのみか充電されるようにスイッチSWI〜S
W4を制御する。したがって、たとえば、ACアダプタ
2がポータプル機器1に接続される前にバッテリ32が
すでに充電され終わっていれば、ACアダプタ2がポー
タプル機器1に接続された後の充電モードにおいてマイ
コン15はスイッチSW2をOFF状態に保持する。こ
れによって、すでに充電され終わったバッテリ32が、
ACアダプタ2がポータプル機器1に接続された後の充
電モードにおいて繰返し充電されるという現象が回避さ
れる。
テリは1個であるので、バッテリ32がバッテリ接続用
端子42に接続されると、スイッチSW2およびSW4
のみがマイコン15によって制御されて順次ON状態と
なる。また、本実施例ではメモリ回路19が設けられる
ので、マイコン15はレギュレータ16およびスイッチ
SW2およびSW4を制御するとともに、バッテリ32
が充電済みであるか否かを示すデータをメモリ回路19
に与える。そして、ACアダプタ2がシステムコネクタ
36を介してポータプル機器1に接続されて1つのシス
テムに組込まれると、充電モードにおいてマイコン15
はメモリ回路19からこのデータを読出して充電未完了
のバッテリのみか充電されるようにスイッチSWI〜S
W4を制御する。したがって、たとえば、ACアダプタ
2がポータプル機器1に接続される前にバッテリ32が
すでに充電され終わっていれば、ACアダプタ2がポー
タプル機器1に接続された後の充電モードにおいてマイ
コン15はスイッチSW2をOFF状態に保持する。こ
れによって、すでに充電され終わったバッテリ32が、
ACアダプタ2がポータプル機器1に接続された後の充
電モードにおいて繰返し充電されるという現象が回避さ
れる。
以上のように本実施例では、ポータプル機器1とACア
ダプタ2とが相互に接続されると、ACアダプタ2から
ポータプル機器1にバッテリを充電するための電流が供
給され、かつ、ポータプル機器1からACアダプタ2に
ACアダプタ2の動作を制御するマイコン15に制御信
号が与えられる。この結果、ポータプル機器1に接続さ
れたバッテリ30をポータプル機器1本体から取外すこ
となく充電することが可能となる。さらに、ポータプル
機器1はACアダプタ2内のマイコン15に、ポータプ
ル機器1の電源スィッチ24が押されているか否かを示
す信号を与える。これによって、電源スィッチ24が押
されポータプル機器1が本来の機能を実現すべき期間に
は、ポータプル機器1はACアダプタ2によって定電圧
で駆動されてバッテリ30は充電されない。したがって
、ポータプル機器1はACアダプタ2に接続されること
によって、商用電源で駆動されることができるとともに
自分自信に取付けられたバッテリを充電することもでき
る。また、ACアダプタ2にメモリ回路19が内蔵され
るので、充電未完了のバッテリのみが自動的に充電され
、充電済みのバッテリは繰返し充電されないようにシス
テム全体が制御される。このため、充電されていないバ
ッテリと充電未完了のバッテリとの区別がつかず充電完
了済みのバッテリに繰返し充電してしまったり、充電未
完了のバッテリを充電し忘れたりするという問題も防止
できる。さらに、本実施例ではACアダプタ2とポータ
プル機器1とを接続する手段として従来のDCケーブル
に代わってシステムコネクタが用いられる。システムコ
ネクタは、相互に接続されるべき複数の機器の間に設け
られ、これらの機器の所定の端子部に嵌込まれる構造の
小型の接続器である。したがって、システムコネクタが
用いられることによって、ポータプル機器1とACアダ
プタ2とを接続する際の作業が従来よりも簡略化される
。
ダプタ2とが相互に接続されると、ACアダプタ2から
ポータプル機器1にバッテリを充電するための電流が供
給され、かつ、ポータプル機器1からACアダプタ2に
ACアダプタ2の動作を制御するマイコン15に制御信
号が与えられる。この結果、ポータプル機器1に接続さ
れたバッテリ30をポータプル機器1本体から取外すこ
となく充電することが可能となる。さらに、ポータプル
機器1はACアダプタ2内のマイコン15に、ポータプ
ル機器1の電源スィッチ24が押されているか否かを示
す信号を与える。これによって、電源スィッチ24が押
されポータプル機器1が本来の機能を実現すべき期間に
は、ポータプル機器1はACアダプタ2によって定電圧
で駆動されてバッテリ30は充電されない。したがって
、ポータプル機器1はACアダプタ2に接続されること
によって、商用電源で駆動されることができるとともに
自分自信に取付けられたバッテリを充電することもでき
る。また、ACアダプタ2にメモリ回路19が内蔵され
るので、充電未完了のバッテリのみが自動的に充電され
、充電済みのバッテリは繰返し充電されないようにシス
テム全体が制御される。このため、充電されていないバ
ッテリと充電未完了のバッテリとの区別がつかず充電完
了済みのバッテリに繰返し充電してしまったり、充電未
完了のバッテリを充電し忘れたりするという問題も防止
できる。さらに、本実施例ではACアダプタ2とポータ
プル機器1とを接続する手段として従来のDCケーブル
に代わってシステムコネクタが用いられる。システムコ
ネクタは、相互に接続されるべき複数の機器の間に設け
られ、これらの機器の所定の端子部に嵌込まれる構造の
小型の接続器である。したがって、システムコネクタが
用いられることによって、ポータプル機器1とACアダ
プタ2とを接続する際の作業が従来よりも簡略化される
。
以下、本実施例のポータプル機器1およびACアダプタ
2の取扱い方法について第2図および第3図を参照しな
がら説明する。第2図は、ポータプル機器1が商用電源
を用いることができない環境下で使用される場合のポー
タプル機器1の取扱いシステムを示す図である。第3図
は、ポータプル機器1を商用電源を用いることのできる
環境下で使用する場合のポータプル機器1の取扱いシス
テムを示す図である。
2の取扱い方法について第2図および第3図を参照しな
がら説明する。第2図は、ポータプル機器1が商用電源
を用いることができない環境下で使用される場合のポー
タプル機器1の取扱いシステムを示す図である。第3図
は、ポータプル機器1を商用電源を用いることのできる
環境下で使用する場合のポータプル機器1の取扱いシス
テムを示す図である。
第2図を参照して、室外など商用電源を用いることので
きない環境下でポータプル機器1を使用する場合には、
バッテリ30が接続されたポータプル機器1をACアダ
プタ2から外して持ち出せばよい。ポータプル機器1が
このような環境下で使用される場合には第1図における
スイッチSW5がON状態であるので、接続されたバッ
テリ30の出力電圧によってポータプル機器1が駆動さ
れる。
きない環境下でポータプル機器1を使用する場合には、
バッテリ30が接続されたポータプル機器1をACアダ
プタ2から外して持ち出せばよい。ポータプル機器1が
このような環境下で使用される場合には第1図における
スイッチSW5がON状態であるので、接続されたバッ
テリ30の出力電圧によってポータプル機器1が駆動さ
れる。
第3図を参照して、室内など商用電源を使用できる環境
下でポータプル機器1を使用する場合には、ポータプル
機器1にシステムコネクタ36を介してACアダプタ2
を接続し、かつ、ACアダプタ2をACケーブル18を
介して商用電源(図示せず)に接続すればよい。そして
、ポータプル機器1の電源スィッチ24を押せば、ポー
タプル機器1にACアダプタ2から駆動電圧が供給され
てポータプル機器1は本来の機能を実現する。
下でポータプル機器1を使用する場合には、ポータプル
機器1にシステムコネクタ36を介してACアダプタ2
を接続し、かつ、ACアダプタ2をACケーブル18を
介して商用電源(図示せず)に接続すればよい。そして
、ポータプル機器1の電源スィッチ24を押せば、ポー
タプル機器1にACアダプタ2から駆動電圧が供給され
てポータプル機器1は本来の機能を実現する。
このように、ポータプル機器1を商用電源およびバッテ
リで駆動する場合の取扱い方法は基本的に従来と同様で
ある。しかし、たとえば室外での使用によってバッテリ
30が消耗されたため、ポータプル機器1を使用するに
あたってバッテリ30を再充電する必要がある場合には
、第3図に示されるように、ポータプル機器1に充電す
べきバッテリ30を接続したまま、室内で、商用電源に
接続されたACアダプタ2にポータプル機器1を接続す
ればよい。そして、ポータプル機器1の電源スィッチ2
4をOFF状態にすれば、ACアダプタ2からバッテリ
30に充電電流が供給される。
リで駆動する場合の取扱い方法は基本的に従来と同様で
ある。しかし、たとえば室外での使用によってバッテリ
30が消耗されたため、ポータプル機器1を使用するに
あたってバッテリ30を再充電する必要がある場合には
、第3図に示されるように、ポータプル機器1に充電す
べきバッテリ30を接続したまま、室内で、商用電源に
接続されたACアダプタ2にポータプル機器1を接続す
ればよい。そして、ポータプル機器1の電源スィッチ2
4をOFF状態にすれば、ACアダプタ2からバッテリ
30に充電電流が供給される。
また、このときACアダプタ2のバッテリ接続用端子4
2に充電したい他のバッテリ32を接続しておけば、バ
ッテリ30とともにバッテリ32も充電することができ
る。そして、バッテリ3oが充電され終わった時点でポ
ータプル機器1をACアダプタ2から取外して室外に持
出して使用すればよい。このように、ポータプル機器1
を駆動するためのバッテリ30をポータプル機器1から
取外すことなく充電することができることによって、バ
ッテリ30を再充電して使用するために必要となるユー
ザの作業が従来よりも簡略化される。
2に充電したい他のバッテリ32を接続しておけば、バ
ッテリ30とともにバッテリ32も充電することができ
る。そして、バッテリ3oが充電され終わった時点でポ
ータプル機器1をACアダプタ2から取外して室外に持
出して使用すればよい。このように、ポータプル機器1
を駆動するためのバッテリ30をポータプル機器1から
取外すことなく充電することができることによって、バ
ッテリ30を再充電して使用するために必要となるユー
ザの作業が従来よりも簡略化される。
なお、上記実施例においては、ポータプル機器1の電源
スィッチ24が押されているか否か、すなわち、ポータ
プル機器1が本来の機能を実現すべき状態か否かに応じ
てACアダプタ2の動作モードが充電モードとACアダ
プタモードとで切換えられた。しかし、ポータプル機器
1の電源スィッチ24が押されているか否かにかかわら
ず、ACアダプタ2がポータプル機器1に接続されたこ
とに応答してバッテリ30および32を充電するための
回路動作と、ポータプル機器1の負荷22を商用電源で
駆動するための回路動作との両方が同時に行なわれるよ
うにすることももちろん可能である。しかし、ACアダ
プタ2をこのように構成すると、バッテリ30を充電す
るための電圧とバッテリ32を充電するための電流と、
負荷22を駆動するための電圧とを同時に提供できるト
ランスやレギュレータ回路が必要となるので、レギュレ
ータ16の容量を本実施例の場合の2倍にする必要があ
る。このため、レギュレータ16のサイズが大きくなる
のでACアダプタ2を小型化することが困難となる。こ
のような問題を回避するために、本実施例の充電システ
ムはバッテリを充電するための回路動作とポータプル機
器1を駆動するための回路動作とが切換えて行なわれる
ように構成される。
スィッチ24が押されているか否か、すなわち、ポータ
プル機器1が本来の機能を実現すべき状態か否かに応じ
てACアダプタ2の動作モードが充電モードとACアダ
プタモードとで切換えられた。しかし、ポータプル機器
1の電源スィッチ24が押されているか否かにかかわら
ず、ACアダプタ2がポータプル機器1に接続されたこ
とに応答してバッテリ30および32を充電するための
回路動作と、ポータプル機器1の負荷22を商用電源で
駆動するための回路動作との両方が同時に行なわれるよ
うにすることももちろん可能である。しかし、ACアダ
プタ2をこのように構成すると、バッテリ30を充電す
るための電圧とバッテリ32を充電するための電流と、
負荷22を駆動するための電圧とを同時に提供できるト
ランスやレギュレータ回路が必要となるので、レギュレ
ータ16の容量を本実施例の場合の2倍にする必要があ
る。このため、レギュレータ16のサイズが大きくなる
のでACアダプタ2を小型化することが困難となる。こ
のような問題を回避するために、本実施例の充電システ
ムはバッテリを充電するための回路動作とポータプル機
器1を駆動するための回路動作とが切換えて行なわれる
ように構成される。
上記実施例ではポータプル機器1に接続されたバッテリ
30が充電される際、システムコネクタ36において端
子33および43間に定電流が流されるが、ポータプル
機器1に接続されるバッテリがたとえば鉛蓄電池によっ
て構成されるような場合には、充電モードにおいて端子
43に端子33から定電圧が与えられればよい。
30が充電される際、システムコネクタ36において端
子33および43間に定電流が流されるが、ポータプル
機器1に接続されるバッテリがたとえば鉛蓄電池によっ
て構成されるような場合には、充電モードにおいて端子
43に端子33から定電圧が与えられればよい。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば、商用電源および充電可
能なバッテリ手段の両方によって駆動され得る負荷を有
する機器が、別機器であるアダプタ手段からバッテリ手
段を充電するための電圧あるいは電流と、負荷を駆動す
るための電圧の両方を供給される。この結果、バッテリ
手段をこれによって駆動され得る機器に取付けたまま充
電することが可能となる。この結果、バッテリ手段を再
充電して前記機器の電源として用いる場合のユーザの作
業が従来に比べ大幅に簡略化される。
能なバッテリ手段の両方によって駆動され得る負荷を有
する機器が、別機器であるアダプタ手段からバッテリ手
段を充電するための電圧あるいは電流と、負荷を駆動す
るための電圧の両方を供給される。この結果、バッテリ
手段をこれによって駆動され得る機器に取付けたまま充
電することが可能となる。この結果、バッテリ手段を再
充電して前記機器の電源として用いる場合のユーザの作
業が従来に比べ大幅に簡略化される。
第1図は本発明の一実施例の充電システムの構成を示す
ブロック図、第2図および第3図は実施例のポータプル
機器およびACアダプタならびにシステムコネクタの取
扱い方法を示す図、第4図は第1図におけるスイッチS
W5の開閉状態の制御方式例を示す図、第5図ないし第
7図は従来のポータプル機器およびACアダプタの取扱
いシステムを示す図、第8図は従来のACアダプタの内
部構成を示すブロック図、第9図は従来のポータプル機
器の内部構成を示すブロック図である。 図において、1および3はポータプル機器、2および4
はACアダプタ、13は検出回路、14は充電・バッテ
リ有無検知回路、15はマイコン、16および21はレ
ギュレータ、17はACアダプタの電源スィッチ、18
はACコード、19はメモリ回路、20.Fl、F2は
ヒユーズ、22は負荷、23はシステムマイコン、24
はポータプル機器の電源スィッチ、10,33.および
35はACアダプタの外部端子、36はシステムコネク
タ、42および46はバッテリ接続用端子、43〜45
はポータプル機器の外部端子である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
ブロック図、第2図および第3図は実施例のポータプル
機器およびACアダプタならびにシステムコネクタの取
扱い方法を示す図、第4図は第1図におけるスイッチS
W5の開閉状態の制御方式例を示す図、第5図ないし第
7図は従来のポータプル機器およびACアダプタの取扱
いシステムを示す図、第8図は従来のACアダプタの内
部構成を示すブロック図、第9図は従来のポータプル機
器の内部構成を示すブロック図である。 図において、1および3はポータプル機器、2および4
はACアダプタ、13は検出回路、14は充電・バッテ
リ有無検知回路、15はマイコン、16および21はレ
ギュレータ、17はACアダプタの電源スィッチ、18
はACコード、19はメモリ回路、20.Fl、F2は
ヒユーズ、22は負荷、23はシステムマイコン、24
はポータプル機器の電源スィッチ、10,33.および
35はACアダプタの外部端子、36はシステムコネク
タ、42および46はバッテリ接続用端子、43〜45
はポータプル機器の外部端子である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 商用電源および、充電可能なバッテリ手段の両方によっ
て駆動され得る負荷を有する機器と、前記商用電源に接
続されるアダプタ手段とを備え、 前記アダプタ手段は、前記商用電源から供給される電圧
に応答して、前記負荷を駆動するのに要する電圧を発生
する駆動電圧発生手段と、前記商用電源から供給される
電圧に応答して、前記バッテリ手段を充電するための電
圧または電流を発生する充電電圧/電流発生手段とを含
み、 前記機器は、前記バッテリ手段に接続され、かつ、前記
充電電圧/電流発生手段により発生された電圧または電
流を受ける電圧/電流受け手段と、前記電圧/電流受け
手段が受けた電圧または電流を前記接続されたバッテリ
手段に供給する手段と、前記駆動電圧発生手段により発
生された電圧を前記負荷に供給する手段とを含む、充電
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2222889A JP2741100B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 充電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2222889A JP2741100B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 充電システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04105524A true JPH04105524A (ja) | 1992-04-07 |
JP2741100B2 JP2741100B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=16789461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2222889A Expired - Lifetime JP2741100B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 充電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2741100B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5610497A (en) * | 1994-12-01 | 1997-03-11 | Ericsson Inc. | Method and apparatus for providing continuous power to a battery powered device during battery transfer |
JPH1094178A (ja) * | 1996-09-11 | 1998-04-10 | Canon Inc | 充電装置 |
US5973476A (en) * | 1997-07-09 | 1999-10-26 | Ericsson Inc. | Battery packs including rechargeable and non-rechargeable batteries and related systems and methods |
JP2015515854A (ja) * | 2012-04-27 | 2015-05-28 | スコット クラーク, エル.ピー. | 移動カート用の電源システム及び電源システムの動作方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63187539U (ja) * | 1987-05-22 | 1988-12-01 | ||
JPH01103127A (ja) * | 1987-10-15 | 1989-04-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 二次電池充電装置 |
JPH0232722A (ja) * | 1988-07-19 | 1990-02-02 | Asahi Optical Co Ltd | 電源装置 |
-
1990
- 1990-08-23 JP JP2222889A patent/JP2741100B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63187539U (ja) * | 1987-05-22 | 1988-12-01 | ||
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US5973476A (en) * | 1997-07-09 | 1999-10-26 | Ericsson Inc. | Battery packs including rechargeable and non-rechargeable batteries and related systems and methods |
JP2015515854A (ja) * | 2012-04-27 | 2015-05-28 | スコット クラーク, エル.ピー. | 移動カート用の電源システム及び電源システムの動作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2741100B2 (ja) | 1998-04-15 |
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