JPH04105374A - 圧電アクチュエータ - Google Patents
圧電アクチュエータInfo
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- JPH04105374A JPH04105374A JP2222911A JP22291190A JPH04105374A JP H04105374 A JPH04105374 A JP H04105374A JP 2222911 A JP2222911 A JP 2222911A JP 22291190 A JP22291190 A JP 22291190A JP H04105374 A JPH04105374 A JP H04105374A
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- piezoelectric
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims 5
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- 239000010410 layer Substances 0.000 claims 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 claims 2
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 claims 1
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は逆圧電効果を利用した圧電アクチュエータに関
する。
する。
第8図に従来の圧電アクチュエータの例を示す。従来、
この種の圧電アクチュエータは、第2図に示すような圧
電セラミック材料からなる薄いシート状の圧電セラミッ
ク部材2と銀バラシウム計危または白金等を用いた内部
電極導体1とを交互に積層した圧電効果層7と、前記圧
電効果層7の両端に圧電セラミック材料からなる圧電不
活性な保護層3a、3bと、内部電極導体1を一層おき
に絶縁するためのガラス等の絶縁物4と、内部電極導体
1−を交互に電気的に接続するために被着された一対の
外部電極導体5a、5bと、外部電極導体5a、5bに
電気的に接続されたリート線6a、6bとを有する積層
圧電素子17と、積層圧電素子]7を取り囲み一部か積
層圧電素子17に固着されさらに積層圧電素子17の変
位発生方向に伸縮する機構を有する金属ケースと、積層
圧電素子17の外部電極導体5a、5bに電圧を印加す
るための気密端子とより構成されていた。特に金属ケー
スは、第8図に示す通り、圧電アクチュエータを固定す
るためのネジ穴等を設けた比較的厚い金属部材く以下ス
テムと称す)8と、圧電アクチュエータと被駆動物との
接続手段を有する比較的厚い金属部材(以下アダプタと
称す)16と、蛇腹を設けた金属円管(以下ベローズと
称す)つとより構成されていた、 1〜発明か解決しようとする課題1 ト述シた従来の圧電アクチュエータは、線膨張(1RI
X 10−リ/’C以下のセラミ・ツク部材と線膨張
係数10 X 10−h、”C以上の金属部材とを熱硬
化性接着剤て固着させた構造をしている。このため、1
00℃程度以上の温度にて接着剤が硬化後常温まで温度
が降下すると、セラミ・ツク部材と金属部材との線膨張
係数の差のために接着界面付近に引張りおよび剪断応力
か常時作用してしまう。
この種の圧電アクチュエータは、第2図に示すような圧
電セラミック材料からなる薄いシート状の圧電セラミッ
ク部材2と銀バラシウム計危または白金等を用いた内部
電極導体1とを交互に積層した圧電効果層7と、前記圧
電効果層7の両端に圧電セラミック材料からなる圧電不
活性な保護層3a、3bと、内部電極導体1を一層おき
に絶縁するためのガラス等の絶縁物4と、内部電極導体
1−を交互に電気的に接続するために被着された一対の
外部電極導体5a、5bと、外部電極導体5a、5bに
電気的に接続されたリート線6a、6bとを有する積層
圧電素子17と、積層圧電素子]7を取り囲み一部か積
層圧電素子17に固着されさらに積層圧電素子17の変
位発生方向に伸縮する機構を有する金属ケースと、積層
圧電素子17の外部電極導体5a、5bに電圧を印加す
るための気密端子とより構成されていた。特に金属ケー
スは、第8図に示す通り、圧電アクチュエータを固定す
るためのネジ穴等を設けた比較的厚い金属部材く以下ス
テムと称す)8と、圧電アクチュエータと被駆動物との
接続手段を有する比較的厚い金属部材(以下アダプタと
称す)16と、蛇腹を設けた金属円管(以下ベローズと
称す)つとより構成されていた、 1〜発明か解決しようとする課題1 ト述シた従来の圧電アクチュエータは、線膨張(1RI
X 10−リ/’C以下のセラミ・ツク部材と線膨張
係数10 X 10−h、”C以上の金属部材とを熱硬
化性接着剤て固着させた構造をしている。このため、1
00℃程度以上の温度にて接着剤が硬化後常温まで温度
が降下すると、セラミ・ツク部材と金属部材との線膨張
係数の差のために接着界面付近に引張りおよび剪断応力
か常時作用してしまう。
また、金属ケースに封入していない積層圧電素子17に
電圧を印加した場合の変形の概念図を第3図に示す。圧
電効果層7は1.5kV/mm程度の電界強度で縦効果
により積層方向に約0.1%伸長し一5横効果により内
部電極導体1と平行な方向に約0.03%収縮する。こ
の際保護層3a、3bには電界が印加されないため伸長
も収縮も起らない。その結果、素子端面か球面状に変形
し、圧電効果層7と保護層3a、3bとの界面に引張り
および剪断応力か作用する。さらに、こ力積層圧電#′
f17を金属ケースに封入し圧電アクチュエータとした
場合、第8図の通り、積層圧電素子の端面を金属ケース
のステム8またはアダプタ16またはその両者に固着さ
せることか必要となる。ステム8.アダプタ16はセラ
ミ・ツク母材の5ないし6倍程度の縦弾性率を有し、か
つ十分な厚さを有する金属部材である。そこで、積層圧
電素子17をステム8tたはアダプタ16またはその両
者に固着させた状態で積層圧電素子17に電圧を印加し
た場合、保護層3a、3bの球面状の変形を第9図に示
すように強制的に平面状に拘束するために、保護層3a
、3bと圧電効果層7との界面に作用する引張りおよび
剪断応力は無拘束の場合よりさらに大きなものとなる。
電圧を印加した場合の変形の概念図を第3図に示す。圧
電効果層7は1.5kV/mm程度の電界強度で縦効果
により積層方向に約0.1%伸長し一5横効果により内
部電極導体1と平行な方向に約0.03%収縮する。こ
の際保護層3a、3bには電界が印加されないため伸長
も収縮も起らない。その結果、素子端面か球面状に変形
し、圧電効果層7と保護層3a、3bとの界面に引張り
および剪断応力か作用する。さらに、こ力積層圧電#′
f17を金属ケースに封入し圧電アクチュエータとした
場合、第8図の通り、積層圧電素子の端面を金属ケース
のステム8またはアダプタ16またはその両者に固着さ
せることか必要となる。ステム8.アダプタ16はセラ
ミ・ツク母材の5ないし6倍程度の縦弾性率を有し、か
つ十分な厚さを有する金属部材である。そこで、積層圧
電素子17をステム8tたはアダプタ16またはその両
者に固着させた状態で積層圧電素子17に電圧を印加し
た場合、保護層3a、3bの球面状の変形を第9図に示
すように強制的に平面状に拘束するために、保護層3a
、3bと圧電効果層7との界面に作用する引張りおよび
剪断応力は無拘束の場合よりさらに大きなものとなる。
本圧電アクチュエータを常温において150V30Hz
の矩形波にて繰り返し駆動した場合、第7図に示す通り
、108回以上の駆動で摩耗故障領域に入り寿命に至る
。これは冒頭に述べた線膨張係数の差に起因する応力と
、電圧印加による応力が重ね合されて積層圧電素子17
端部付近に繰り返し作II +−5最も大きな応力か作
用しかつ機械的強度力低い保護層3.q、3bヒ圧電効
県層7との界面か1.08回以上の繰り返し駆動て破断
する現象が起るためである。つまり、この現象か従来か
圧電アクチュエータの繰り返し寿命を108回程度に規
定してしまっているという欠点かある。
の矩形波にて繰り返し駆動した場合、第7図に示す通り
、108回以上の駆動で摩耗故障領域に入り寿命に至る
。これは冒頭に述べた線膨張係数の差に起因する応力と
、電圧印加による応力が重ね合されて積層圧電素子17
端部付近に繰り返し作II +−5最も大きな応力か作
用しかつ機械的強度力低い保護層3.q、3bヒ圧電効
県層7との界面か1.08回以上の繰り返し駆動て破断
する現象が起るためである。つまり、この現象か従来か
圧電アクチュエータの繰り返し寿命を108回程度に規
定してしまっているという欠点かある。
本発明の目的は、冒頭に述べた線膨張係数の差異に起因
して保護層と圧電効果層との界面に作用する応力と、中
途に述べた電圧印加に起因して保護層と圧電効果層との
界面に作用する応力との両者を低減させ、繰り返し駆動
に対する寿命を伸ばし信頼性を向上させることかできる
圧電アクチュエータを提供することにある。
して保護層と圧電効果層との界面に作用する応力と、中
途に述べた電圧印加に起因して保護層と圧電効果層との
界面に作用する応力との両者を低減させ、繰り返し駆動
に対する寿命を伸ばし信頼性を向上させることかできる
圧電アクチュエータを提供することにある。
本発明の圧電アクチュエータは、圧電セラミック部材と
内部電極導体とを交互に積層した圧電効果層とその圧電
効果層の両端に圧電セラミック部材よりなる圧電不活性
な保護層と前記内部電極導体を1層おきに1対の外部電
極導体に接続する手段とを有する積層圧電素子と その
1lflE電素そを収り囲みステムまたはアダプタまた
はその両者か積層圧電素子に固着され積層圧電素子の変
位方向に伸縮可能なベローズを有する金属ケースとその
ff層圧電素子の外部電極導体に金属ケースの外部から
電圧を印加するための気密端子とよりなり、特に前記金
属ケースの積層圧電素子との固着部付近に、積層圧電素
子変位発生方向に垂直な断面において、積層圧電素子よ
りも断面積の小さい部分が存在する、 〔実施例〕 次に、本発明について図面を参照して説明する。第1図
は本発明の一実施例の縦断面図である。第2図は第1図
の本発明の一実施例の圧電アクチュエータに用いる積層
圧電素子の縦断面図である。
内部電極導体とを交互に積層した圧電効果層とその圧電
効果層の両端に圧電セラミック部材よりなる圧電不活性
な保護層と前記内部電極導体を1層おきに1対の外部電
極導体に接続する手段とを有する積層圧電素子と その
1lflE電素そを収り囲みステムまたはアダプタまた
はその両者か積層圧電素子に固着され積層圧電素子の変
位方向に伸縮可能なベローズを有する金属ケースとその
ff層圧電素子の外部電極導体に金属ケースの外部から
電圧を印加するための気密端子とよりなり、特に前記金
属ケースの積層圧電素子との固着部付近に、積層圧電素
子変位発生方向に垂直な断面において、積層圧電素子よ
りも断面積の小さい部分が存在する、 〔実施例〕 次に、本発明について図面を参照して説明する。第1図
は本発明の一実施例の縦断面図である。第2図は第1図
の本発明の一実施例の圧電アクチュエータに用いる積層
圧電素子の縦断面図である。
先ず、例えばニッケルニオブ酸鉛Pb(Ni%Nb%)
03やチタン酸鉛PbTi○3等を主成分とする圧電材
料の予焼粉末に少量の有機バインダを添加し、この混合
物を有機溶媒中に分散させて泥漿を準1清″−二、7″
)泥漿てスリ・lプキヤス子、ツク成膜法等によ〆)i
+!l約100μmの圧電セラミック部材2を形成す
る6次にm:の圧電セラミック部材2の片面に重黛比7
3の銀粉末とパラジウム粉末との混合粉末、または白金
粉末を主成分とする導体ペーストをスクリーン印刷等で
約10μm被着させて内部電極導体1を形成し、これを
約150枚積層する。以北の積層体か圧電活性な圧電効
果層7となる。さらに、二の積層体の上、下面に内部電
極導体1を形成していない圧電セラミック部材を20枚
つつ積層し保護層3a、3bを形成する。以上の通り積
層した後、約1100°C,2時間の条部て焼成し、さ
らに側r 面を切断して内部電極導体1の端面か外部に露出しな状
態の角柱状の積層焼結体とする。
03やチタン酸鉛PbTi○3等を主成分とする圧電材
料の予焼粉末に少量の有機バインダを添加し、この混合
物を有機溶媒中に分散させて泥漿を準1清″−二、7″
)泥漿てスリ・lプキヤス子、ツク成膜法等によ〆)i
+!l約100μmの圧電セラミック部材2を形成す
る6次にm:の圧電セラミック部材2の片面に重黛比7
3の銀粉末とパラジウム粉末との混合粉末、または白金
粉末を主成分とする導体ペーストをスクリーン印刷等で
約10μm被着させて内部電極導体1を形成し、これを
約150枚積層する。以北の積層体か圧電活性な圧電効
果層7となる。さらに、二の積層体の上、下面に内部電
極導体1を形成していない圧電セラミック部材を20枚
つつ積層し保護層3a、3bを形成する。以上の通り積
層した後、約1100°C,2時間の条部て焼成し、さ
らに側r 面を切断して内部電極導体1の端面か外部に露出しな状
態の角柱状の積層焼結体とする。
次に、この積層焼結体の対向する一対の側面に露出した
内部電極導体1の端部に、該側面において交互に一層お
きに電気泳動法によりカラス粉末を付着させ、焼結を施
して絶縁層4を形成する。
内部電極導体1の端部に、該側面において交互に一層お
きに電気泳動法によりカラス粉末を付着させ、焼結を施
して絶縁層4を形成する。
続いて内部電極導体1を一層おきに電気的に接続するな
めに、M粉末を主成h゛とする導電ペーストを印刷塗布
して焼成する二とにより、一対f)外部電極導体5a、
5bを形成する、さらに外部電極導体5a、5bと電気
的に接続されたリード線6a、6bを設置し、第2図に
示す積層圧電素子17か完成する。
めに、M粉末を主成h゛とする導電ペーストを印刷塗布
して焼成する二とにより、一対f)外部電極導体5a、
5bを形成する、さらに外部電極導体5a、5bと電気
的に接続されたリード線6a、6bを設置し、第2図に
示す積層圧電素子17か完成する。
次に、金属ケースについて述へる。金属ケースは、第1
図に示す通り圧電アクチュエータを固定するためのネジ
穴等を設けた比較的厚い金属部材であるステム8と、圧
電アクチュエータと被駆動物との接続手段を有する比較
的厚い金属部材であるアダプタ16と、蛇腹を設けた比
較的薄肉の金属円管であるベローズ9よりなる。まず、
ステンレス鋼、鉄鋼、銅合金、アルミニウム合金等の棒
材から所定の厚さの円盤を切り出す。アダプタ16の場
合、この円盤を旋盤等を用いて、第1図に示す通り、上
底面に円錐状のくぼみを持つ円錐台状に加工し、さらに
放電加工やワイヤリー等を用いて幅約0.5mm程の溝
を切り、ヒンジ15aを形成する。ステム8の場合、こ
の円盤に施磐、フラ(7,盤等で貫通孔とねし穴を形成
し4コバ一ル等?端そヒするバーメチ・lクシールを行
う。ステム8にもアダプタ16と同様の加工を施し、ヒ
ンジ15b分形成する。
図に示す通り圧電アクチュエータを固定するためのネジ
穴等を設けた比較的厚い金属部材であるステム8と、圧
電アクチュエータと被駆動物との接続手段を有する比較
的厚い金属部材であるアダプタ16と、蛇腹を設けた比
較的薄肉の金属円管であるベローズ9よりなる。まず、
ステンレス鋼、鉄鋼、銅合金、アルミニウム合金等の棒
材から所定の厚さの円盤を切り出す。アダプタ16の場
合、この円盤を旋盤等を用いて、第1図に示す通り、上
底面に円錐状のくぼみを持つ円錐台状に加工し、さらに
放電加工やワイヤリー等を用いて幅約0.5mm程の溝
を切り、ヒンジ15aを形成する。ステム8の場合、こ
の円盤に施磐、フラ(7,盤等で貫通孔とねし穴を形成
し4コバ一ル等?端そヒするバーメチ・lクシールを行
う。ステム8にもアダプタ16と同様の加工を施し、ヒ
ンジ15b分形成する。
ヒンジ1.5a、15bを形成するための講の幅は、0
.1mm程度もあれば実用上問題なく、幅が狭い程圧電
アクチュエータ全長か短く小型になって有利である。ま
た、ステム8およびアダプタ16の接着部分14a、1
4bの厚さは1mmないし2mm程度が適当て、ヒンジ
15a、15bの断面は直径4mm以下の円形か適当で
ある7次に、積層圧電素子17の金属ケースへの封入に
ついて述べる。先ずアダプタ16とベローズ9を第1図
に示す形状にレーザーヒム溶接法、エレクトロビーム溶
接法、抵抗溶接法、TIG溶接法、アーク溶接法等で溶
接する。さらに積層圧電素子17の外部電極導体5a、
5bとハーメチックシール端子10a、10bとをそれ
ぞれ電気的に接続し、積層圧電素子17の上下面とベロ
ーズ9付きのアダプタ16およびステム8とを熱硬化性
の接着剤で第1図の通つ周祈させる、最後に、真空中、
1ヘライエアー中、不活性カス中てステム8とへロース
゛9の接合部を溶接して完成する。
.1mm程度もあれば実用上問題なく、幅が狭い程圧電
アクチュエータ全長か短く小型になって有利である。ま
た、ステム8およびアダプタ16の接着部分14a、1
4bの厚さは1mmないし2mm程度が適当て、ヒンジ
15a、15bの断面は直径4mm以下の円形か適当で
ある7次に、積層圧電素子17の金属ケースへの封入に
ついて述べる。先ずアダプタ16とベローズ9を第1図
に示す形状にレーザーヒム溶接法、エレクトロビーム溶
接法、抵抗溶接法、TIG溶接法、アーク溶接法等で溶
接する。さらに積層圧電素子17の外部電極導体5a、
5bとハーメチックシール端子10a、10bとをそれ
ぞれ電気的に接続し、積層圧電素子17の上下面とベロ
ーズ9付きのアダプタ16およびステム8とを熱硬化性
の接着剤で第1図の通つ周祈させる、最後に、真空中、
1ヘライエアー中、不活性カス中てステム8とへロース
゛9の接合部を溶接して完成する。
次に、本実施例の圧電アクチュエータの動作について説
明する。積層圧電素子17とステム8゜アダプタ16と
の固着には、熱硬化性接着剤か用いられるのが一般的で
あるか、この場合、前述の線膨張係数の差異に起因する
応力か保護層3a。
明する。積層圧電素子17とステム8゜アダプタ16と
の固着には、熱硬化性接着剤か用いられるのが一般的で
あるか、この場合、前述の線膨張係数の差異に起因する
応力か保護層3a。
3bと圧電効果層7との界面付近に作用するのか避けら
れない。しかし本実施例の場合、積層圧電素子17に直
接接着する金属部材の厚さか従来例と比較して極めて薄
く体積も小さいため、線膨張係数の差異に起因する応力
を相対的にかなり小さく抑えることかできる。さらに電
圧を印加した場合も、積層圧電素子17に直接接着され
た金属部材の厚さが薄いため、第4図に示す通り積層圧
電素子17の変形を拘束しにくい。
れない。しかし本実施例の場合、積層圧電素子17に直
接接着する金属部材の厚さか従来例と比較して極めて薄
く体積も小さいため、線膨張係数の差異に起因する応力
を相対的にかなり小さく抑えることかできる。さらに電
圧を印加した場合も、積層圧電素子17に直接接着され
た金属部材の厚さが薄いため、第4図に示す通り積層圧
電素子17の変形を拘束しにくい。
以上の2点の効果により、本実施例の圧電アクチュエー
タは、積層圧電素子17の保護層3a。
タは、積層圧電素子17の保護層3a。
3bと圧電効果層7との界面に作用する応力を低下させ
、素子の破断を防ぎ 信・照性テ向1・させる二ビかて
きる、 第5図は本発明の池の実施例の縦断面図で4もる。ます
、第1の実施例と全く同様に積層圧電素子1′7を作成
する、第1の実施例同様に、ステシレス鋼1鉄鋼、@合
金、アルミニウム合会等の棒材から所定の厚さの円型を
切り出し、円柱状の突起と円錐形のくぼみを施磐、フラ
イス慇等を用いて加工しアダプタ16とする。ステム8
についても同様の加工を施し貫通孔とねし穴を設ける6
気密端子としてはコバール等を端子とするハーメチック
シールなどが適当である。アダプタ16.ステム8の積
層圧電素子17に接着される断面積の小さい部分(接着
部分14a)は、直径5 m m以下の円柱状か適当で
ある。また、この部分の高さは、積層圧電素子17の発
生変位か15〜30μm程度である場合、0.1mm程
度てあれば十分である。
、素子の破断を防ぎ 信・照性テ向1・させる二ビかて
きる、 第5図は本発明の池の実施例の縦断面図で4もる。ます
、第1の実施例と全く同様に積層圧電素子1′7を作成
する、第1の実施例同様に、ステシレス鋼1鉄鋼、@合
金、アルミニウム合会等の棒材から所定の厚さの円型を
切り出し、円柱状の突起と円錐形のくぼみを施磐、フラ
イス慇等を用いて加工しアダプタ16とする。ステム8
についても同様の加工を施し貫通孔とねし穴を設ける6
気密端子としてはコバール等を端子とするハーメチック
シールなどが適当である。アダプタ16.ステム8の積
層圧電素子17に接着される断面積の小さい部分(接着
部分14a)は、直径5 m m以下の円柱状か適当で
ある。また、この部分の高さは、積層圧電素子17の発
生変位か15〜30μm程度である場合、0.1mm程
度てあれば十分である。
さらにベローズ9は、ステンシル」鉄鋼、銅合金、アル
ミニウム合金等の薄肉円管に、液圧押1込み法等に上り
蛇腹を形成する。積層圧電素子17の貸属ケースの封入
は第1の実施例と全て同様である。まず、アダプタ7と
へロース(、)を7W j8し、積層圧電素子17とバ
ーメチ・・Iクシール端子10a、10bを電気的に接
続した陵、熱硬fヒ性の接着剤13a、13bで積層圧
電素子17とアダプタ7およびステム8を接着し、最後
に真空中、ドライエアー中、不活性ガス中でステム8と
へロース9の接合部を溶接して完成する。
ミニウム合金等の薄肉円管に、液圧押1込み法等に上り
蛇腹を形成する。積層圧電素子17の貸属ケースの封入
は第1の実施例と全て同様である。まず、アダプタ7と
へロース(、)を7W j8し、積層圧電素子17とバ
ーメチ・・Iクシール端子10a、10bを電気的に接
続した陵、熱硬fヒ性の接着剤13a、13bで積層圧
電素子17とアダプタ7およびステム8を接着し、最後
に真空中、ドライエアー中、不活性ガス中でステム8と
へロース9の接合部を溶接して完成する。
次に、本実施例の圧電アクチュエータの動作について説
明する。熱硬化性接着剤を用いて積層圧電素子17とア
ダプタ16およびステム8を接着した場合に、セラミッ
クスと金属との線膨張1系数の差異に起因して、保護層
3a、3bと圧電効果素子7との界面に作用する引張り
、剪断応力は、およそ接着部分14a、14bの長さに
比例することか、有限要素法による応力解析によりわか
っている。また、電圧印加時に積層圧電素子端面を拘束
することにより上記界面に作用する引張り、剪断応力も
、同じくおよそ接着部分14a、14bの長さに比例す
る、そこで第5図に示す本実施例の圧電アクチュエータ
に電圧を印加した際の変形は、概念的に第6図に示す通
りとなり、保?4府3a、3bと圧電効果層7との界面
に作用する応力は、接着部分の面積か小さい程、減少す
る二とになる。応力低下の面からは接着部分14a。
明する。熱硬化性接着剤を用いて積層圧電素子17とア
ダプタ16およびステム8を接着した場合に、セラミッ
クスと金属との線膨張1系数の差異に起因して、保護層
3a、3bと圧電効果素子7との界面に作用する引張り
、剪断応力は、およそ接着部分14a、14bの長さに
比例することか、有限要素法による応力解析によりわか
っている。また、電圧印加時に積層圧電素子端面を拘束
することにより上記界面に作用する引張り、剪断応力も
、同じくおよそ接着部分14a、14bの長さに比例す
る、そこで第5図に示す本実施例の圧電アクチュエータ
に電圧を印加した際の変形は、概念的に第6図に示す通
りとなり、保?4府3a、3bと圧電効果層7との界面
に作用する応力は、接着部分の面積か小さい程、減少す
る二とになる。応力低下の面からは接着部分14a。
14bの面積は小さい程良いか、接着部分14a、14
bの面積か小さいと、圧電アクチュエータの発生力を損
なうので実用的には直径4mm程度が良いようである、 以上、本実施例の圧電アクチュエータは、積層圧電素子
17の保護層3a、3bと圧電効果層7との界面に作用
する応力を低下させ、積層圧電素子17の破断を防ぎ、
信頼性を向上させることかできる。
bの面積か小さいと、圧電アクチュエータの発生力を損
なうので実用的には直径4mm程度が良いようである、 以上、本実施例の圧電アクチュエータは、積層圧電素子
17の保護層3a、3bと圧電効果層7との界面に作用
する応力を低下させ、積層圧電素子17の破断を防ぎ、
信頼性を向上させることかできる。
第7図は本発明の詳細な説明する特性図である。断面5
mmX5mm、長さ20mm、発生変位的18μmの積
層圧電素子を用いて、第1.第2の実施例の圧電アクチ
ュエータに組み立てたもので、金属ケースの材質は5U
S304を用いた、第1の実施例の場斤、接着部分1=
1 ]、 1.4bの厚さは1mmとし ヒンジ15
a、]、51+は直径4mmの円柱状とした、第2の実
施例の場き、接着部分14a、14bは直径5 m m
力円柱状で高さはQ、5mmとしな。本図は、各サンプ
ルLOOPに対して、30Hzの矩形波で150V印加
した繰り返し寿命試験の結果であるか、このように本圧
電アクチュエータは109回のパルス印加後も不良は1
つも発生しておらす、長寿命化を可能にしたという顕著
な結果が見られる。
mmX5mm、長さ20mm、発生変位的18μmの積
層圧電素子を用いて、第1.第2の実施例の圧電アクチ
ュエータに組み立てたもので、金属ケースの材質は5U
S304を用いた、第1の実施例の場斤、接着部分1=
1 ]、 1.4bの厚さは1mmとし ヒンジ15
a、]、51+は直径4mmの円柱状とした、第2の実
施例の場き、接着部分14a、14bは直径5 m m
力円柱状で高さはQ、5mmとしな。本図は、各サンプ
ルLOOPに対して、30Hzの矩形波で150V印加
した繰り返し寿命試験の結果であるか、このように本圧
電アクチュエータは109回のパルス印加後も不良は1
つも発生しておらす、長寿命化を可能にしたという顕著
な結果が見られる。
(発明の効果コ
以上説明したように本発明は、金属ケースの積層圧電素
子との固着部付近に、変位発生方向に垂直な断面におい
て、積層圧電素子よりも断面積の小さい部分を存在させ
ることにより、セラミックである積層圧電素子と金属ケ
ースとの間の熱膨張の差を比較的低くおさえさらに、素
子端部の変形の拘束を減少させ、保護層−圧電効果層界
面に働く応力を低下させることで、圧電アクチュエータ
の繰り返し寿命に対する信頼性をさらに向上てきるとい
う効県かある、
子との固着部付近に、変位発生方向に垂直な断面におい
て、積層圧電素子よりも断面積の小さい部分を存在させ
ることにより、セラミックである積層圧電素子と金属ケ
ースとの間の熱膨張の差を比較的低くおさえさらに、素
子端部の変形の拘束を減少させ、保護層−圧電効果層界
面に働く応力を低下させることで、圧電アクチュエータ
の繰り返し寿命に対する信頼性をさらに向上てきるとい
う効県かある、
第1図は本発明の一実施例力圧電アクチュエー夕の縦断
面図、第2図は第1図の積層圧電素子のみの構造を示す
縦断面図 第3図は第2図力積層圧電素子に電圧を印加
した際力変形を示す概念図、第4図は第1図の圧電アク
チュエータに電圧を印加した際の積層圧電素子の変形を
示す概念図、第5図は本発明の第2の実施例の縦断面図
、第6図は第5図の圧電アクチュエータに電圧を印加し
た際の積層圧電素子の変形を示す概念図、第7図は本実
施例と従来例の圧電アクチュエータの繰り返し寿命試験
結果を示す特性図、第8図は従来例の圧電アクチュエー
タの縦断面図、第9図は金属部材を接着することで積層
圧電素子の端部の変形を拘束した際の積層圧電素子の変
形を示す概念図である。 11〜1o+1内部電極導体、2、〜2n・・・圧電セ
ラミック部材、3a、3b・・保護層、4、〜、↓0.
1・・・絶縁層、5a、”ih・外部電極導体、(−)
a、61)・・クー1−線、7・・・圧′電動混層 8
.ステム、9・・・ベローズ、10a、10b・・・ハ
ーメチックシール端子、11a、11b・・・バーメチ
・・lフカラス、12・・・とり付けねし穴、13a、
13b・・・接着剤、14a、14b・・・接着部分、
15a。 15b・・ヒンジ、16 ・アダプタ、17・・積層圧
電素子。
面図、第2図は第1図の積層圧電素子のみの構造を示す
縦断面図 第3図は第2図力積層圧電素子に電圧を印加
した際力変形を示す概念図、第4図は第1図の圧電アク
チュエータに電圧を印加した際の積層圧電素子の変形を
示す概念図、第5図は本発明の第2の実施例の縦断面図
、第6図は第5図の圧電アクチュエータに電圧を印加し
た際の積層圧電素子の変形を示す概念図、第7図は本実
施例と従来例の圧電アクチュエータの繰り返し寿命試験
結果を示す特性図、第8図は従来例の圧電アクチュエー
タの縦断面図、第9図は金属部材を接着することで積層
圧電素子の端部の変形を拘束した際の積層圧電素子の変
形を示す概念図である。 11〜1o+1内部電極導体、2、〜2n・・・圧電セ
ラミック部材、3a、3b・・保護層、4、〜、↓0.
1・・・絶縁層、5a、”ih・外部電極導体、(−)
a、61)・・クー1−線、7・・・圧′電動混層 8
.ステム、9・・・ベローズ、10a、10b・・・ハ
ーメチックシール端子、11a、11b・・・バーメチ
・・lフカラス、12・・・とり付けねし穴、13a、
13b・・・接着剤、14a、14b・・・接着部分、
15a。 15b・・ヒンジ、16 ・アダプタ、17・・積層圧
電素子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、圧電セラミック部材と内部電極導体とを交互に積層
した圧電効果層と該圧電効果層の両端に圧電セラミック
部材よりなる圧電不活性な保護層と前記内部電極導体を
1層おきに1対の外部電極導体に接続する手段とを有す
る積層圧電素子と、該積層圧電素子を取り囲み一部が積
層圧電素子に固着され積層圧電素子の変位発生方向に伸
縮可能な機構を有する金属ケースと、前記積層圧電素子
の外部電極導体に前記金属ケースの外部から電圧を印加
するための気密端子とよりなる圧電アクチュエータにお
いて、前記金属ケースの前記積層圧電素子との固着部付
近に、前記積層圧電素子変位発生方向に垂直な断面にお
いて、前記積層圧電素子よりも断面積の小さい部分が存
在することを特徴とする圧電アクチュエータ。 2、前記金属ケースの積層圧電素子との固着部付近が直
接接着する部分が薄く形成され、かつそれに続く一部分
の断面積が積層圧電素子の断面積より小さいことを特徴
とする請求項1記載の圧電アクチュエータ。 3、前記金属ケースの積層圧電素子との固着部が積層圧
電素子より面積の小さい凸状に形成されていることを特
徴とする請求項1記載の圧電アクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2222911A JPH04105374A (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 圧電アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2222911A JPH04105374A (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 圧電アクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04105374A true JPH04105374A (ja) | 1992-04-07 |
Family
ID=16789799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2222911A Pending JPH04105374A (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 圧電アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04105374A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002204497A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 超音波センサ |
EP1962352A1 (en) | 2007-02-20 | 2008-08-27 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Method of bonding a laminated piezoelectric element to an object |
WO2017141460A1 (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 京セラ株式会社 | 圧力センサ |
-
1990
- 1990-08-24 JP JP2222911A patent/JPH04105374A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002204497A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 超音波センサ |
EP1962352A1 (en) | 2007-02-20 | 2008-08-27 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Method of bonding a laminated piezoelectric element to an object |
US8597457B2 (en) | 2007-02-20 | 2013-12-03 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Bonding method for laminated piezoelectric element |
WO2017141460A1 (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 京セラ株式会社 | 圧力センサ |
CN108603800A (zh) * | 2016-02-15 | 2018-09-28 | 京瓷株式会社 | 压力传感器 |
US20190033153A1 (en) * | 2016-02-15 | 2019-01-31 | Kyocera Corporation | Pressure sensor |
CN108603800B (zh) * | 2016-02-15 | 2020-08-11 | 京瓷株式会社 | 压力传感器 |
US10859458B2 (en) | 2016-02-15 | 2020-12-08 | Kyocera Corporation | Pressure sensor |
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