JPH04102332A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH04102332A JPH04102332A JP22049790A JP22049790A JPH04102332A JP H04102332 A JPH04102332 A JP H04102332A JP 22049790 A JP22049790 A JP 22049790A JP 22049790 A JP22049790 A JP 22049790A JP H04102332 A JPH04102332 A JP H04102332A
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- Japan
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- silicide
- thickness
- grains
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置に関するものである。
高速及び高密度化を目指した半導体装置に、近年シリサ
イドを配線材料として使用する様になった。シリサイド
を堆積する場合、二酸化シリコン膜(以後SiOオ膜と
略す、)等の絶縁膜上とシリサイドの密着性が悪いため
、シリサイド膜を堆積する前に、多結晶シリコン膜(以
後、polysi膜と略す。)又はアモルファスシリコ
ン膜(以後aSiと略す、)を堆積する。シリサイド膜
を堆積する前に、p01ySi膜又はa −5i膜上の
自然酸化膜を除去するために、フッ酸を含んだ洗浄液で
半導体シリコンウェハを洗浄する。PoAySi又はa
−5iの厚みが薄いと、グレインの境界に沿って、P。
イドを配線材料として使用する様になった。シリサイド
を堆積する場合、二酸化シリコン膜(以後SiOオ膜と
略す、)等の絶縁膜上とシリサイドの密着性が悪いため
、シリサイド膜を堆積する前に、多結晶シリコン膜(以
後、polysi膜と略す。)又はアモルファスシリコ
ン膜(以後aSiと略す、)を堆積する。シリサイド膜
を堆積する前に、p01ySi膜又はa −5i膜上の
自然酸化膜を除去するために、フッ酸を含んだ洗浄液で
半導体シリコンウェハを洗浄する。PoAySi又はa
−5iの厚みが薄いと、グレインの境界に沿って、P。
1’ySi又はa −Siの厚み全体に渡って自然酸化
され、洗浄時にこの酸化膜が除去され、この酸化膜に囲
まれていたPoi’ySi又はa−5iのグレインまで
もが除去される。この現象が半導体シリコンウェハ上の
至る所で起こるとシリサイドのPoj!ySi又はa−
5iとの密着性が悪くなり、シリサイドがはがれる現象
が起き易くなる。そこで本発明は、polysi又はa
−5iの厚みを500オングストローム以上にすること
により、前記した洗浄時にPoj!ySi又はa−5i
のグレインがそれらの厚み全体に渡って除去されない様
にして、シリサイドの密着性を確保した。
され、洗浄時にこの酸化膜が除去され、この酸化膜に囲
まれていたPoi’ySi又はa−5iのグレインまで
もが除去される。この現象が半導体シリコンウェハ上の
至る所で起こるとシリサイドのPoj!ySi又はa−
5iとの密着性が悪くなり、シリサイドがはがれる現象
が起き易くなる。そこで本発明は、polysi又はa
−5iの厚みを500オングストローム以上にすること
により、前記した洗浄時にPoj!ySi又はa−5i
のグレインがそれらの厚み全体に渡って除去されない様
にして、シリサイドの密着性を確保した。
第2図1al〜Ic)の工程順断面図を参照して従来の
技術を説明する。
技術を説明する。
第2図1alにおいて21は半導体シリコン基板、22
は厚み数千オングストロームの厚いSiO□膜、23は
堆積された厚み約300オングストロームの薄いpo!
ysi膜、24はp61ysi中の柱状結晶であるグレ
インをそれぞれ示している。Poff1y Si23を
堆積した後、シリコン半導体ウェハを空気中に放置して
いると、Poj!ySi表面は勿論、グレイン24の境
界に沿ってもSiO□膜が形成される。25は形成され
たSiO□膜を示している。このPo#ySi膜厚が約
300オングストロームと薄いため、Po1ySi膜の
厚み方向全体に渡ってグレインの境界が酸化される。
は厚み数千オングストロームの厚いSiO□膜、23は
堆積された厚み約300オングストロームの薄いpo!
ysi膜、24はp61ysi中の柱状結晶であるグレ
インをそれぞれ示している。Poff1y Si23を
堆積した後、シリコン半導体ウェハを空気中に放置して
いると、Poj!ySi表面は勿論、グレイン24の境
界に沿ってもSiO□膜が形成される。25は形成され
たSiO□膜を示している。このPo#ySi膜厚が約
300オングストロームと薄いため、Po1ySi膜の
厚み方向全体に渡ってグレインの境界が酸化される。
特にPo1ySl膜23を堆積した後、不純物のイオン
注入を行う工程があり、その不純物がp□j!ySi膜
23中に多量に含まれる場合、この酸化現象は著しく強
く起こる。
注入を行う工程があり、その不純物がp□j!ySi膜
23中に多量に含まれる場合、この酸化現象は著しく強
く起こる。
シリサイド例えばタングステンシリサイド(以後、にS
ixと略す。)をPo l y Si23上に堆積する
場合、その堆積の前に、フッ酸を含んだ洗浄液又は洗浄
雰囲気で洗浄することにより、Po1ySil!I上に
形成された自然酸化膜25を除去する。この時、グレイ
ン境界に沿って形成されたSiO□膜も除去されてしま
う、poj!ySi膜が300オングストロームと薄く
、かつPo1ySi膜の厚み方向全体に渡ってグレイン
が酸化されると、グレインに沿ったSiO□膜が除去さ
れると同時に、Po1ySiのグレインも除去される。
ixと略す。)をPo l y Si23上に堆積する
場合、その堆積の前に、フッ酸を含んだ洗浄液又は洗浄
雰囲気で洗浄することにより、Po1ySil!I上に
形成された自然酸化膜25を除去する。この時、グレイ
ン境界に沿って形成されたSiO□膜も除去されてしま
う、poj!ySi膜が300オングストロームと薄く
、かつPo1ySi膜の厚み方向全体に渡ってグレイン
が酸化されると、グレインに沿ったSiO□膜が除去さ
れると同時に、Po1ySiのグレインも除去される。
その結果、洗浄液又は洗浄雰囲気に含まれるフン酸によ
り、下地のSiO□膜22の一部もエツチングされ、第
2図(blに示す様に、S i 02 g!22中にま
で穴が形成される様になる。
り、下地のSiO□膜22の一部もエツチングされ、第
2図(blに示す様に、S i 02 g!22中にま
で穴が形成される様になる。
p□j!ySi膜23の多数のグレインが除去され、か
つ下地SiO□膜22中22中の穴が形成された状態で
、WSix1li26を堆積した場合、Po l y
51w1.23と下地S10を膜の密着強度が悪くなる
ことにより、WSix膜26がpOj!ySi膜23と
共に下23iO□膜22からはがれ易くなる。
つ下地SiO□膜22中22中の穴が形成された状態で
、WSix1li26を堆積した場合、Po l y
51w1.23と下地S10を膜の密着強度が悪くなる
ことにより、WSix膜26がpOj!ySi膜23と
共に下23iO□膜22からはがれ易くなる。
本発明は−Six膜をPo7!ySi膜上又はa S
ip上に堆積する場合、それらの膜の下地絶縁膜との十
分な密着強度を持つ構造を実現することを目的としたも
のである。
ip上に堆積する場合、それらの膜の下地絶縁膜との十
分な密着強度を持つ構造を実現することを目的としたも
のである。
〔課題を解決するための手段]
堆積するPofySi膜又はa −5i膜の厚みを50
0オングストローム以上にする。
0オングストローム以上にする。
Po1ySi膜の厚みを500オングストローム以上に
すると、Po1ySi膜を堆積した後、厚み方向の全体
に渡ってグレインの境界に沿う酸化は起こりにくくなる
。その結果、フン酸を含む洗浄液又は雰囲気により、P
o1ySi膜上の5iO1膜を除去する時、Po1yS
i膜のグレインに沿ったSiO□膜をPo1ySi膜の
厚み全体に渡って除去することはない。
すると、Po1ySi膜を堆積した後、厚み方向の全体
に渡ってグレインの境界に沿う酸化は起こりにくくなる
。その結果、フン酸を含む洗浄液又は雰囲気により、P
o1ySi膜上の5iO1膜を除去する時、Po1yS
i膜のグレインに沿ったSiO□膜をPo1ySi膜の
厚み全体に渡って除去することはない。
このためPo1ySi膜と下地SiO□膜の密着強度は
保たれ、その結果とじて−Six膜がpOffiysi
膜と一緒に下地SiO□膜からはがれることは起こらな
(なる。
保たれ、その結果とじて−Six膜がpOffiysi
膜と一緒に下地SiO□膜からはがれることは起こらな
(なる。
第1図(at〜(C1の工程断面図を参照し、本発明の
詳細な説明する。
詳細な説明する。
第2図1alにおいて、11は半導体シリコン基板、1
2は厚み数千オングストロームのSiO□膜、13は厚
み約700オングストロームのPofySi膜、14は
POj!ySitII中のグレイン、15はPoj!y
si膜上及びグレイン境界の一部に形成された自然酸化
膜SiO□をそれぞれ示す。Po6ySi[の厚みが5
00オングストローム以上になると、po1ysl膜の
厚み全体に渡って、グレインに沿った5iOz膜は形成
されなくなる。
2は厚み数千オングストロームのSiO□膜、13は厚
み約700オングストロームのPofySi膜、14は
POj!ySitII中のグレイン、15はPoj!y
si膜上及びグレイン境界の一部に形成された自然酸化
膜SiO□をそれぞれ示す。Po6ySi[の厚みが5
00オングストローム以上になると、po1ysl膜の
厚み全体に渡って、グレインに沿った5iOz膜は形成
されなくなる。
WSix膜を堆積する前に、フッ酸を含んだ洗浄液又は
雰囲気でp01ySi上に形成された自然酸化膜を除去
する場合、本発明の構造では、第1図(blに示す様に
、Po1ySi中のグレインの境界の上部−部に形成さ
れた5102膜が除去されるだけであり、Po1ySi
の表面の一部16が凹凸になるだけである。
雰囲気でp01ySi上に形成された自然酸化膜を除去
する場合、本発明の構造では、第1図(blに示す様に
、Po1ySi中のグレインの境界の上部−部に形成さ
れた5102膜が除去されるだけであり、Po1ySi
の表面の一部16が凹凸になるだけである。
このため、第1図+c+に示す様に、WSix膜17を
堆積しても、Pa 1 y 5illj!13が下地5
ift膜としっかり密着しているため、poj!ySi
膜13と共に−Six膜17が下地Si0g膜12から
はがれることはない。
堆積しても、Pa 1 y 5illj!13が下地5
ift膜としっかり密着しているため、poj!ySi
膜13と共に−Six膜17が下地Si0g膜12から
はがれることはない。
以上詳細に説明した様に、本発明の構造を持つ半導体装
置では、Po1ySi膜又はa −5illWと下地S
iO□膜の密着強度が高いため、Po1ysi膜又はa
−5i膜上に堆積したシリサイド膜が、それらPo1y
SiIl!又はa −5i膜と共に下地絶縁膜からはが
れることはなく、信転性上安定したシリサイド膜を形成
できる大きな利点を持っている。
置では、Po1ySi膜又はa −5illWと下地S
iO□膜の密着強度が高いため、Po1ysi膜又はa
−5i膜上に堆積したシリサイド膜が、それらPo1y
SiIl!又はa −5i膜と共に下地絶縁膜からはが
れることはなく、信転性上安定したシリサイド膜を形成
できる大きな利点を持っている。
上記の説明において、シリサイド膜としてタングステン
シリサイド膜を例にとって説明したが、他のシリサイド
膜に置き換えても本発明の効果が保持されることは勿論
のことである。
シリサイド膜を例にとって説明したが、他のシリサイド
膜に置き換えても本発明の効果が保持されることは勿論
のことである。
15・
・・自然シリコン酸化膜
・・タングステンシリサイド膜
出願人 セイコー電子工業株式会社
代理人 弁理士 林 敬 之 助
第1図(al〜fclは本発明の半導体装置の構造を示
す工程断面図、第2図(al〜(C1は従来技術の半導
体装置の構造を示す工程断面図である。 半導体シリコン基板 ・厚い5iOztf! ・多結晶シリコン膜 ・グレイン 一−2 半導づ本ソリコノ基板 −t114−RiVrxH’mrlfnJln図第1図 第2図
す工程断面図、第2図(al〜(C1は従来技術の半導
体装置の構造を示す工程断面図である。 半導体シリコン基板 ・厚い5iOztf! ・多結晶シリコン膜 ・グレイン 一−2 半導づ本ソリコノ基板 −t114−RiVrxH’mrlfnJln図第1図 第2図
Claims (1)
- 少なくとも絶縁膜上にシリサイドを堆積してある半導体
装置において、シリサイドと絶縁膜の間に厚み500オ
ングストローム以上の多結晶シリコン又はアモルファス
シリコン層があることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22049790A JPH04102332A (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22049790A JPH04102332A (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04102332A true JPH04102332A (ja) | 1992-04-03 |
Family
ID=16751977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22049790A Pending JPH04102332A (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04102332A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6410953B2 (en) | 2000-03-29 | 2002-06-25 | Nec Corporation | Integrated circuit device with MIM capacitance circuit |
-
1990
- 1990-08-22 JP JP22049790A patent/JPH04102332A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6410953B2 (en) | 2000-03-29 | 2002-06-25 | Nec Corporation | Integrated circuit device with MIM capacitance circuit |
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