JPH0397671A - 低温焼結ダイヤモンド焼結体およびその製造法 - Google Patents
低温焼結ダイヤモンド焼結体およびその製造法Info
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- JPH0397671A JPH0397671A JP1234683A JP23468389A JPH0397671A JP H0397671 A JPH0397671 A JP H0397671A JP 1234683 A JP1234683 A JP 1234683A JP 23468389 A JP23468389 A JP 23468389A JP H0397671 A JPH0397671 A JP H0397671A
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明の製造法によって製造した低温焼結ダイヤモンド
焼結体は、従来製造されている高温高圧焼結ダイヤモン
ド焼結体と同じ分野において利用されるものである〇 〔従来の技術〕 従来ダイヤモンド焼結体を製造するに当って使用されて
いる技術は、ダイヤモンド粉末を焼結する結合剤として
コバルト粉末またはニッケノレ粉末を使用しているので
、其の焼結作業においてはコバルト粉末またはニノケノ
レ粉末をダイヤモンド粉末に液相焼結させるためにニッ
ケlレでは1,460℃以上の温度にて、コバルトでは
1,490℃以」二の温度にて加熱すると同時に其の加
熱温度に対応するダイヤモンドの安定領域における45
,000Kク/一以上と46,OOOK9/一以上との
圧力にて加圧する方法が採用されている。斯様な高温高
圧作業を行う装置には、特殊溝造の耐圧シリンダ装詮に
上下より対向させた特殊構造の耐圧アンビル装置を使用
すると共に其の装胤に相応した特殊の関連装置を使用す
るものであるから、其の設備費が高価なものとなると共
に其の特殊な装置を運転する作業費も高価なものとなり
、ひいては斯様な装訴を使用してダイヤモンド焼結体を
製造する原価も著しく高価なものとなっている。
焼結体は、従来製造されている高温高圧焼結ダイヤモン
ド焼結体と同じ分野において利用されるものである〇 〔従来の技術〕 従来ダイヤモンド焼結体を製造するに当って使用されて
いる技術は、ダイヤモンド粉末を焼結する結合剤として
コバルト粉末またはニッケノレ粉末を使用しているので
、其の焼結作業においてはコバルト粉末またはニノケノ
レ粉末をダイヤモンド粉末に液相焼結させるためにニッ
ケlレでは1,460℃以上の温度にて、コバルトでは
1,490℃以」二の温度にて加熱すると同時に其の加
熱温度に対応するダイヤモンドの安定領域における45
,000Kク/一以上と46,OOOK9/一以上との
圧力にて加圧する方法が採用されている。斯様な高温高
圧作業を行う装置には、特殊溝造の耐圧シリンダ装詮に
上下より対向させた特殊構造の耐圧アンビル装置を使用
すると共に其の装胤に相応した特殊の関連装置を使用す
るものであるから、其の設備費が高価なものとなると共
に其の特殊な装置を運転する作業費も高価なものとなり
、ひいては斯様な装訴を使用してダイヤモンド焼結体を
製造する原価も著しく高価なものとなっている。
前項にて説明したように従来実施されているダイヤモン
ド焼結体の製造法によって製造されるダイヤモンド焼結
体は高価なものとなっているために其のダイヤモンド焼
結体の利用分野が制約されている情況である。斯様なt
j’t況を克服するためにはダイヤモンド焼結体の製造
原価を安いものとすることが必要である。本発明は製造
原価の安いダイヤモンド焼結体を製造する方法の開発を
問題点とするものである。
ド焼結体の製造法によって製造されるダイヤモンド焼結
体は高価なものとなっているために其のダイヤモンド焼
結体の利用分野が制約されている情況である。斯様なt
j’t況を克服するためにはダイヤモンド焼結体の製造
原価を安いものとすることが必要である。本発明は製造
原価の安いダイヤモンド焼結体を製造する方法の開発を
問題点とするものである。
ダイヤモンド焼結体の製造原価を安くするための問題点
を解決する手段としては、ダイヤモンド焼結体を製造す
る場合に、安い設備費にて用意できる製造装置と其の関
連装置を用いてダイヤモンド焼結体を製造する方法を開
発することが必要である。斯様な条件を解決する手段と
して、本発明に於いては焼結作業を行う場合の焼結温度
を1., 1 5 0℃以下の温度とし、其の1,15
0℃以下の温度にて焼結作業を行うことを基本的手段と
するものである。ダイヤモンド焼結体を製造する場合の
加熱温度を、ダイヤモンド結晶がグラファイト結晶へ転
移することのない1, 1. 5 0℃以下の温度とす
ることによって高価な特殊構造の高圧高温発生装置を使
用しないで製造設ON費の安い加圧加熱装置を使用して
焼結作業を行うものである。即ち、本発明の方法によっ
てダイヤモンド焼結体を製造する場合はQ.5 ton
/ crd乃至IQton/c4の圧力を発生し得る
と共に1,150℃を越えない温度にて加熱し得るプレ
ス装置を使用してダイヤモンド焼結体を製造するもので
ある。斯様な1,150℃以下の温度に焼結作業を行う
場合には、従来のように融点の高いニッケル単金属また
はコバルト単金属を結合材として使用することは出来な
い。
を解決する手段としては、ダイヤモンド焼結体を製造す
る場合に、安い設備費にて用意できる製造装置と其の関
連装置を用いてダイヤモンド焼結体を製造する方法を開
発することが必要である。斯様な条件を解決する手段と
して、本発明に於いては焼結作業を行う場合の焼結温度
を1., 1 5 0℃以下の温度とし、其の1,15
0℃以下の温度にて焼結作業を行うことを基本的手段と
するものである。ダイヤモンド焼結体を製造する場合の
加熱温度を、ダイヤモンド結晶がグラファイト結晶へ転
移することのない1, 1. 5 0℃以下の温度とす
ることによって高価な特殊構造の高圧高温発生装置を使
用しないで製造設ON費の安い加圧加熱装置を使用して
焼結作業を行うものである。即ち、本発明の方法によっ
てダイヤモンド焼結体を製造する場合はQ.5 ton
/ crd乃至IQton/c4の圧力を発生し得る
と共に1,150℃を越えない温度にて加熱し得るプレ
ス装置を使用してダイヤモンド焼結体を製造するもので
ある。斯様な1,150℃以下の温度に焼結作業を行う
場合には、従来のように融点の高いニッケル単金属また
はコバルト単金属を結合材として使用することは出来な
い。
従って、本発明においては1., 1 5 0℃以下の
温度で溶融状態を生ずるニッケル系合金の粉末またはコ
バルト系合金の粉末を結合材として使用すると共に、設
備費の安いプレス装置を使用して、製造原価の安い低温
焼結ダイヤモンド焼結体の製造を行うことを問題点解決
の手段とするものである。
温度で溶融状態を生ずるニッケル系合金の粉末またはコ
バルト系合金の粉末を結合材として使用すると共に、設
備費の安いプレス装置を使用して、製造原価の安い低温
焼結ダイヤモンド焼結体の製造を行うことを問題点解決
の手段とするものである。
本発明の低温焼結ダイヤモンド焼結体i.; ヨヒその
製造法に関する作用については、始めに、特許請求の範
囲(1)(31に関する作用について説明する。
製造法に関する作用については、始めに、特許請求の範
囲(1)(31に関する作用について説明する。
ダイヤモンド粉末を70重量多乃至95重量多と、溶融
温度が1,150℃以下であるニッケル系合金粉末また
はコバルト系合金粉末を30重量多乃至5重f−j,
%と、の割合範囲内より選定した割合にて混合した混合
粉末を焼結用原料とし、斯様に配合した焼結用原料なビ
ヌトンシリンダ型のホットプレス装置または加圧ピスト
ン装置と真空炉と熱間静水圧装置を用いて、05ton
/一乃至1 0 ton /c一の範囲内より選定し
た圧力にて加圧戒形すると共にダイヤモンド結晶がグラ
ファイト結晶へ、工業的精度にて転移することのない1
,150℃以下の温度にて加熱焼成する。この加圧加熱
作業において1,150℃を越えない温度のもとて溶融
状態を生成している溶融ニッケル系合金または溶融コバ
ルト系合金がダイヤモンド粒子の多数個の集合体におけ
る個々の粒子に、液相焼結して液相焼結体を生成し、次
いで、加えていた圧力は保持したままで加熱のみを停止
し、更に冷却して固相焼結体を生成し、次いで保持して
いた圧力を常圧にもどして安定した焼結組織体を生成す
る。次いで生成した焼結組織体をプレス装置内より取り
出す。得られる焼結組織体は低温焼結ダイヤモンド焼結
体である。
温度が1,150℃以下であるニッケル系合金粉末また
はコバルト系合金粉末を30重量多乃至5重f−j,
%と、の割合範囲内より選定した割合にて混合した混合
粉末を焼結用原料とし、斯様に配合した焼結用原料なビ
ヌトンシリンダ型のホットプレス装置または加圧ピスト
ン装置と真空炉と熱間静水圧装置を用いて、05ton
/一乃至1 0 ton /c一の範囲内より選定し
た圧力にて加圧戒形すると共にダイヤモンド結晶がグラ
ファイト結晶へ、工業的精度にて転移することのない1
,150℃以下の温度にて加熱焼成する。この加圧加熱
作業において1,150℃を越えない温度のもとて溶融
状態を生成している溶融ニッケル系合金または溶融コバ
ルト系合金がダイヤモンド粒子の多数個の集合体におけ
る個々の粒子に、液相焼結して液相焼結体を生成し、次
いで、加えていた圧力は保持したままで加熱のみを停止
し、更に冷却して固相焼結体を生成し、次いで保持して
いた圧力を常圧にもどして安定した焼結組織体を生成す
る。次いで生成した焼結組織体をプレス装置内より取り
出す。得られる焼結組織体は低温焼結ダイヤモンド焼結
体である。
次に、特許請求の範ν旧2+ (4)に関する作用につ
いて説明する。
いて説明する。
ダイヤモンド粉末を50重[t %乃至92重量多と、
砕質炭化物・硬質硼化物・硬質窒化物・硬質珪化物・硬
質酸化物のうちより選択した硬質物の粉末を20重1a
%乃至3重’F+’C %と、溶融温度が1. 1.
5 0℃以下であるニッケル系合金粉末またはコバル
ト系合金粉末を30重量多乃至5重!l1:φと、の割
合範囲内より選定した割合にて混合した混合粉末を焼結
用原料とし、斯様に配合した焼結用原料をピストンシリ
ンダ型のホットプレス装置、または加圧プレス装置と真
空炉と熱間静水圧プレス装置を用いて0, 5 ton
/Ca乃至1 0 ton /一の範囲内より選定し
た圧力にて加圧或形すると共に、ダイヤモンド結晶がグ
ラファイト結晶へ工業的精度にて転移することのない1
,150℃以下の温度にて加熱焼成する。この加圧加熱
作業において1, 1. 5 0℃を越えない温度のも
とて溶融状態を生成しているニッケル系合金またはコバ
ルト系合金がダイヤモンド粒子の多数個と硬質物粒子の
多数個との混合体における個々の粒子に液相焼結して液
相焼結体を生成し、次いで加えていた圧力は保持したま
まで加熱のみを停止し、更に冷却して同相焼結体を生成
し、次いで保持していた圧力を常圧にもどして安定した
焼結組織体を生成する。
砕質炭化物・硬質硼化物・硬質窒化物・硬質珪化物・硬
質酸化物のうちより選択した硬質物の粉末を20重1a
%乃至3重’F+’C %と、溶融温度が1. 1.
5 0℃以下であるニッケル系合金粉末またはコバル
ト系合金粉末を30重量多乃至5重!l1:φと、の割
合範囲内より選定した割合にて混合した混合粉末を焼結
用原料とし、斯様に配合した焼結用原料をピストンシリ
ンダ型のホットプレス装置、または加圧プレス装置と真
空炉と熱間静水圧プレス装置を用いて0, 5 ton
/Ca乃至1 0 ton /一の範囲内より選定し
た圧力にて加圧或形すると共に、ダイヤモンド結晶がグ
ラファイト結晶へ工業的精度にて転移することのない1
,150℃以下の温度にて加熱焼成する。この加圧加熱
作業において1, 1. 5 0℃を越えない温度のも
とて溶融状態を生成しているニッケル系合金またはコバ
ルト系合金がダイヤモンド粒子の多数個と硬質物粒子の
多数個との混合体における個々の粒子に液相焼結して液
相焼結体を生成し、次いで加えていた圧力は保持したま
まで加熱のみを停止し、更に冷却して同相焼結体を生成
し、次いで保持していた圧力を常圧にもどして安定した
焼結組織体を生成する。
次いで、生成した焼結組織体をプレス装置内より取り出
す。得られる焼結組織体は低温焼結ダイヤモンド焼結体
である。
す。得られる焼結組織体は低温焼結ダイヤモンド焼結体
である。
実施例1.
ダイヤモンド(粒径10ミクロン)粉末を75重量多と
、溶融温度が1, 1 0 0℃あってニッケルの含有
割合が90.6重量多であるニッケル系合金(ニッケル
ー硼素一珪化一鉄一炭素)粉末(福田金属箔粉社製)を
25重量多と、の割合にて混合した混合粉末を焼結用原
料とした。斯様に配合した焼結用原料をピストンシリン
ダ型のホットブレヌ装置を用いて、Q.8tOn/一の
圧力にて加圧成形すると共に1,120℃の温度にて加
熱焼成して焼結体を生成し、次いで加えていた圧力は保
持したままで加熱のみを停止し冷却して焼結体の温度が
300℃にまで降温した後に保持していた圧力を常圧に
もどして生成した焼結体を取り出した。得た焼結体は、
ダイヤモンド粒子の多数個の集合体における個々の粒子
にニッケル系合金組織が液相焼結して焼結組織体を構威
している低温焼結ダイヤモンド焼結体であった。
、溶融温度が1, 1 0 0℃あってニッケルの含有
割合が90.6重量多であるニッケル系合金(ニッケル
ー硼素一珪化一鉄一炭素)粉末(福田金属箔粉社製)を
25重量多と、の割合にて混合した混合粉末を焼結用原
料とした。斯様に配合した焼結用原料をピストンシリン
ダ型のホットブレヌ装置を用いて、Q.8tOn/一の
圧力にて加圧成形すると共に1,120℃の温度にて加
熱焼成して焼結体を生成し、次いで加えていた圧力は保
持したままで加熱のみを停止し冷却して焼結体の温度が
300℃にまで降温した後に保持していた圧力を常圧に
もどして生成した焼結体を取り出した。得た焼結体は、
ダイヤモンド粒子の多数個の集合体における個々の粒子
にニッケル系合金組織が液相焼結して焼結組織体を構威
している低温焼結ダイヤモンド焼結体であった。
実施例2,
ダイヤモンド(粒径10ミクロン)粉末を60重量褒と
、炭化タングステン粉末を20重量褒と、溶融温度が1
,110℃であってコバルトの含有割合が50.8重量
優であるコバルト系合金(コバルトークロムー硼素一ニ
ッケルータングステンー珪素一炭素)粉末(ニクロブレ
イズ社製)を20乗量多と、の割合にて混合した混合粉
末を焼結用原料とした。斯様に配合した焼結用原料を、
加圧成形プレス装置を用いて7 ton/C一の圧力に
て加圧成形し、次いで其の戒形体を真空炉を用いて90
0℃にて加熱して予備焼結体を生成し、次いで其の予備
焼結体を熱間静水圧プレス装置を用いて1. 2 to
n / c,lの圧力にて加圧成形すると同時に1,
1 3 0℃の温度にて加熱焼結に焼結体を生成し、次
いで、加えていた圧力は保持したままで加熱のみを停止
し、冷却して焼結体の温度が300℃にまで降温した後
に、保持していた圧力を常圧にもどして生成した焼結体
を取り出した。得た焼結体は、ダイヤモンド粒子の多数
個と炭化タングステン粒子の多数個との混合体における
個々の粒子にニッケル系合金組織が液相焼結して焼結組
織体を構成している低温焼結ダイヤモンド焼結体であっ
た。
、炭化タングステン粉末を20重量褒と、溶融温度が1
,110℃であってコバルトの含有割合が50.8重量
優であるコバルト系合金(コバルトークロムー硼素一ニ
ッケルータングステンー珪素一炭素)粉末(ニクロブレ
イズ社製)を20乗量多と、の割合にて混合した混合粉
末を焼結用原料とした。斯様に配合した焼結用原料を、
加圧成形プレス装置を用いて7 ton/C一の圧力に
て加圧成形し、次いで其の戒形体を真空炉を用いて90
0℃にて加熱して予備焼結体を生成し、次いで其の予備
焼結体を熱間静水圧プレス装置を用いて1. 2 to
n / c,lの圧力にて加圧成形すると同時に1,
1 3 0℃の温度にて加熱焼結に焼結体を生成し、次
いで、加えていた圧力は保持したままで加熱のみを停止
し、冷却して焼結体の温度が300℃にまで降温した後
に、保持していた圧力を常圧にもどして生成した焼結体
を取り出した。得た焼結体は、ダイヤモンド粒子の多数
個と炭化タングステン粒子の多数個との混合体における
個々の粒子にニッケル系合金組織が液相焼結して焼結組
織体を構成している低温焼結ダイヤモンド焼結体であっ
た。
実施例3.
ダイヤモンド(粒径10ミクロン)粉末を60重量多と
、高速度工具!(SKH−57)粉末を、20重量多と
溶融温度が1,100℃であって二ノケル含有割合が9
3,3重量ダであるニツケlレ系合金(ニッケノレー硼
素一珪素一鉄一炭素)粉末(福田金属箔粉社製)を20
重ffl%と、の割合にて混合した混合粉末を焼結用原
料とした。
、高速度工具!(SKH−57)粉末を、20重量多と
溶融温度が1,100℃であって二ノケル含有割合が9
3,3重量ダであるニツケlレ系合金(ニッケノレー硼
素一珪素一鉄一炭素)粉末(福田金属箔粉社製)を20
重ffl%と、の割合にて混合した混合粉末を焼結用原
料とした。
斯様に配合した焼結用原料を加圧成形プレス装詮な用い
て7ton/一の圧力にて加圧或形し、次いで、其の成
形体を真空炉を用いて900℃にて加熱して予備焼結体
を生成し、次いで其の予備灼結体を熱間静水圧プレス装
置を用いて1. 2 ton / caの圧力にて加圧
成形すると同時に1,130℃の温度にて加熱焼戒して
焼結体な生成し、次いで加えていた圧力は保持したまま
で加熱のみを停止し、冷却して焼結体の温度が300’
CJCまで降温した後に保持していた圧力を常圧にもど
して生成した焼結体を取り出した。
て7ton/一の圧力にて加圧或形し、次いで、其の成
形体を真空炉を用いて900℃にて加熱して予備焼結体
を生成し、次いで其の予備灼結体を熱間静水圧プレス装
置を用いて1. 2 ton / caの圧力にて加圧
成形すると同時に1,130℃の温度にて加熱焼戒して
焼結体な生成し、次いで加えていた圧力は保持したまま
で加熱のみを停止し、冷却して焼結体の温度が300’
CJCまで降温した後に保持していた圧力を常圧にもど
して生成した焼結体を取り出した。
得た焼結体は、ダイヤモンド粒子の多数個と高速度工具
鋼粒子の多数個との混合体における個々の粒子にニッケ
ル系合金組織が液相焼結して焼結組織体を構成している
低温焼結ダイヤモンド焼結体であった。
鋼粒子の多数個との混合体における個々の粒子にニッケ
ル系合金組織が液相焼結して焼結組織体を構成している
低温焼結ダイヤモンド焼結体であった。
以上に説明したように、本発明の低温焼結ダイヤモンド
焼結体およびその製造法は、溶融温度が1,150℃以
下である低融点のニッケル系合金粉末またはコバルト系
合金粉末をダイヤモンド粉末またはダイヤモンド粉末と
硬質物粉末との混合粉末に、添加混合した混合粉末を高
価な特殊構造の超高温高圧発生装置を使用することなく
、通常構造のホットプレス装置或は一般用として設備さ
れている加圧プレス装置と真空炉と熱間静水圧プレス装
置とを使用して、0.5ton / cffI乃至10
,000 ton /cm2の範囲内より選定した圧力
にて加圧成形すると共に900℃乃至1,150℃の範
囲内より選定した温度にて加熱焼成して製造した低温焼
結ダイヤモンド焼結体であって、製造設備の償却費負担
の安いプレス装置を使用することにより、製造する低温
焼結ダイヤモンド焼結体の製造原価を安くする効果が得
られるので、本発明によって製造する低温焼結ダイヤモ
ンド焼結体は安い価格で使用できることによって其の利
用分野を広くする効果が得られるのである。
焼結体およびその製造法は、溶融温度が1,150℃以
下である低融点のニッケル系合金粉末またはコバルト系
合金粉末をダイヤモンド粉末またはダイヤモンド粉末と
硬質物粉末との混合粉末に、添加混合した混合粉末を高
価な特殊構造の超高温高圧発生装置を使用することなく
、通常構造のホットプレス装置或は一般用として設備さ
れている加圧プレス装置と真空炉と熱間静水圧プレス装
置とを使用して、0.5ton / cffI乃至10
,000 ton /cm2の範囲内より選定した圧力
にて加圧成形すると共に900℃乃至1,150℃の範
囲内より選定した温度にて加熱焼成して製造した低温焼
結ダイヤモンド焼結体であって、製造設備の償却費負担
の安いプレス装置を使用することにより、製造する低温
焼結ダイヤモンド焼結体の製造原価を安くする効果が得
られるので、本発明によって製造する低温焼結ダイヤモ
ンド焼結体は安い価格で使用できることによって其の利
用分野を広くする効果が得られるのである。
Claims (4)
- (1)ダイヤモンド粉末を70重量%乃至97重量%と
、溶融温度が1,150℃以下であるニッケル系合金粉
末またはコバルト系合金粉末を30重量%乃至3重量%
と、の割合範囲内より選定した割合にて混合した混合粉
末を0.5ton/cm^2以上の圧力にて加圧成形す
ると共に900℃乃至1,150℃の範囲内より選定し
た温度にて加熱焼成して成る焼結体においてダイヤモン
ド粒子の多数個より成る集合体における個々のダイヤモ
ンド粒子に溶融ニッケル系合金または溶融コバルト系合
金が液相焼結して焼結組織体を構成していることを特徴
とする低温焼結ダイヤモンド焼結体。 - (2) ダイヤモンド粉末を50重量%乃至92重量%
と、硬質炭化物・硬質硼化物・硬質窒化物・硬質珪化物
・硬質酸化物・硬質工具鋼のうちより選択した硬質物の
粉末を20重量%乃至3重量%と、溶融温度が1,15
0℃以下であるニッケル系合金粉末またはコバルト系合
金粉末を30重量%乃至5重量%と、の割合範囲内より
選定した割合にて混合した混合粉末を0.5ton/c
m^2以上の圧力にて加圧成形すると共に900℃乃至
1,150℃の範囲内より選定した温度にて加熱焼成し
て成る焼結体において、ダイヤモンド粒子の多数個と硬
質物粒子の多数個の混合体における個々の粒子に溶融ニ
ッケル系合金または溶融コバルト系合金が液相焼結して
焼結組織体を構成していることを特徴とする低温焼結ダ
イヤモンド焼結体。 - (3)ダイヤモンド粉末を70重量%乃至95重量%と
、溶融温度が1,150℃以下である低融点のニッケル
系合金粉末またはコバルト系合金粉末を30重量%乃至
5重量%と、の割合範囲内より選定した割合にて混合し
た混合粉末を0.5ton/cm^2以上の圧力にて加
圧成形すると共に800℃乃至1,150℃の範囲内よ
り選定した温度にて加熱焼成して、ダイヤモンド粒子の
多数個の集合体における個々の粒子に溶融ニッケル系合
金または溶融コバルト系合金が液相焼結して液相焼結体
を生成し次いで加えていた圧力は保持したままで加熱の
みを停止し、更に冷却して固相焼結体を生成し、次いで
保持していた圧力を常圧にもどして安定した焼結組織体
を生成することを特徴とする低温焼結ダイヤモンド焼結
体の製造法。 - (4) ダイヤモンド粉末を50重量%乃至92重量%
と、硬質炭化物・硬質硼化物・硬質窒化物・硬質珪化物
・硬質酸化物・硬質工具鋼のうちより選択した硬質物の
粉末を20重量%乃至3重量%と、溶融温度が1,15
0℃以下であるニッケル系合金粉末またはコバルト系合
金粉末を30重量%乃至5重量%と、の割合範囲内より
選定した割合にて混合した混合粉末を0.5ton/c
m^2以上の圧力にて加圧成形すると共に900℃乃至
1,150℃の範囲内より選定した温度にて加熱焼成し
て、ダイヤモンド粒子の多数個と硬質物粒子の多数個と
の混合体における個々の粒子に溶融ニッケル系合金また
は溶融コバルト系合金が液相焼結して液相焼結体を生成
し、次いで加えていた圧力は保持したままで加熱のみを
停止し、更に冷却して固相焼結体を生成し、次いで保持
していた圧力を常圧にもどして安定した焼結組織体を生
成することを特徴とする低温焼結ダイヤモンド焼結体の
製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1234683A JPH0397671A (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | 低温焼結ダイヤモンド焼結体およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1234683A JPH0397671A (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | 低温焼結ダイヤモンド焼結体およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0397671A true JPH0397671A (ja) | 1991-04-23 |
Family
ID=16974808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1234683A Pending JPH0397671A (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | 低温焼結ダイヤモンド焼結体およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0397671A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10270407A (ja) * | 1997-03-28 | 1998-10-09 | Disco Abrasive Syst Ltd | 洗浄水供給ノズル |
CN102807316A (zh) * | 2011-05-31 | 2012-12-05 | 三星钻石工业股份有限公司 | 刻划方法、金刚石尖头、及刻划装置 |
JP2012246205A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd | ダイヤモンドポイントおよびスクライブ装置 |
CN104175404A (zh) * | 2014-07-29 | 2014-12-03 | 广东奔朗新材料股份有限公司 | 倒圆角用金刚石锯片及其制备方法 |
-
1989
- 1989-09-12 JP JP1234683A patent/JPH0397671A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10270407A (ja) * | 1997-03-28 | 1998-10-09 | Disco Abrasive Syst Ltd | 洗浄水供給ノズル |
CN102807316A (zh) * | 2011-05-31 | 2012-12-05 | 三星钻石工业股份有限公司 | 刻划方法、金刚石尖头、及刻划装置 |
JP2012246205A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd | ダイヤモンドポイントおよびスクライブ装置 |
CN104175404A (zh) * | 2014-07-29 | 2014-12-03 | 广东奔朗新材料股份有限公司 | 倒圆角用金刚石锯片及其制备方法 |
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