JPH0395926A - 不純物ドーピング方法 - Google Patents
不純物ドーピング方法Info
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- JPH0395926A JPH0395926A JP23141789A JP23141789A JPH0395926A JP H0395926 A JPH0395926 A JP H0395926A JP 23141789 A JP23141789 A JP 23141789A JP 23141789 A JP23141789 A JP 23141789A JP H0395926 A JPH0395926 A JP H0395926A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、有機金属熱分解気相成長法を用いた半導体結
晶への不純物ドーピング方法に関し、特に急峻なドーピ
ングプロファイルを有する極薄ドーピング層の形成方法
に関するものである。
晶への不純物ドーピング方法に関し、特に急峻なドーピ
ングプロファイルを有する極薄ドーピング層の形成方法
に関するものである。
一般に、有機金属熱分解気相成長法(MOCVD法)ハ
分子ビームエビタキシアル或長法( MB E 法)と
ともに、単原子層オーダの或長コントロールの可能な方
法であるが、後者と異なD高真空を必要としないため、
価格が安く、保守が容易な実用的方法という特長を有す
る。しかしながら以下に述べる理由から、シャッターの
開閉によシ原料供給の開始,停止を行なう分子ビームエ
ピタキシアル法に比較すると、急峻なドービ/グプロフ
ァイルを得られにくいという欠点を有する。
分子ビームエビタキシアル或長法( MB E 法)と
ともに、単原子層オーダの或長コントロールの可能な方
法であるが、後者と異なD高真空を必要としないため、
価格が安く、保守が容易な実用的方法という特長を有す
る。しかしながら以下に述べる理由から、シャッターの
開閉によシ原料供給の開始,停止を行なう分子ビームエ
ピタキシアル法に比較すると、急峻なドービ/グプロフ
ァイルを得られにくいという欠点を有する。
即ち、有機金属熱分解気相戒長法では原料としてガスを
用いるが、ある種のガスはガス配管内部,反応管内壁に
強く吸着し、この結果ガスの供給を停止しても、吸着し
た原料ガスが少しずつ脱離するため、急峻なドーピング
プロファイルを得ることは困難である(通常メモリー効
果と称する)。
用いるが、ある種のガスはガス配管内部,反応管内壁に
強く吸着し、この結果ガスの供給を停止しても、吸着し
た原料ガスが少しずつ脱離するため、急峻なドーピング
プロファイルを得ることは困難である(通常メモリー効
果と称する)。
゛また、別の原因として、配管,反応管のデッドスペー
スが大きいと、ガスの供給を停止してもこれらの部分に
残存したガスが徐々に流出するため、メモリー効果の場
合と同様、急峻なドーピングプロファイルは得られない
。なお、この有機金属熱分解気相威長法を用いた不純物
ドーピング方法の従来の技術としては、例えば次の文献
(M,J,T*jwani at al, :″’Gr
owth and diffusionof abru
pt l)eryllium−doped profi
les Ingallium artenid@by
organometallie vaporphase
epitaxy ,Appl.phys.L@tt
,,53(24),pp.2411−2413 . 1
2Decembar 1988)がある。
スが大きいと、ガスの供給を停止してもこれらの部分に
残存したガスが徐々に流出するため、メモリー効果の場
合と同様、急峻なドーピングプロファイルは得られない
。なお、この有機金属熱分解気相威長法を用いた不純物
ドーピング方法の従来の技術としては、例えば次の文献
(M,J,T*jwani at al, :″’Gr
owth and diffusionof abru
pt l)eryllium−doped profi
les Ingallium artenid@by
organometallie vaporphase
epitaxy ,Appl.phys.L@tt
,,53(24),pp.2411−2413 . 1
2Decembar 1988)がある。
ところで、上記の問題点を解決するため、従来では、配
管,反応管のデッドスペースを小さくする、またガスの
切b換え速度を早くする試みが行なわれておシ、これに
よシ急峻なドーピングプロファイルが得られている。
管,反応管のデッドスペースを小さくする、またガスの
切b換え速度を早くする試みが行なわれておシ、これに
よシ急峻なドーピングプロファイルが得られている。
しかしながら、かかる現状の技術では、上述した理由に
よ9MBE法と同程度の急峻なドーピングプロファイル
は得られていない。オた、配管,反応管のデッドスペー
スを小さくするため、装置設計が難しくなる、あるいは
装置価格が高価になるという欠点を有する。
よ9MBE法と同程度の急峻なドーピングプロファイル
は得られていない。オた、配管,反応管のデッドスペー
スを小さくするため、装置設計が難しくなる、あるいは
装置価格が高価になるという欠点を有する。
本発明は上記の問題点金解決するべくなされたもので、
その目的は、通常の有機金属熱分解或長装置で、急峻な
ドーピングプロファイルの得ラれる不純物ドーピング方
法を提供することにある。
その目的は、通常の有機金属熱分解或長装置で、急峻な
ドーピングプロファイルの得ラれる不純物ドーピング方
法を提供することにある。
このような目的t−達成するために、本発明に係る不純
物ドーピング方法は、有機金属熱分解気相成長法を用い
て、V族元素を含む水素化物あるいは有機金属化合物を
基板上に常時供給した状態で、■族元素を含む有機金属
化合物とドーパント元素を含むドーピングガスとを供給
することにより、化合物半導体の不純物ドーピング層を
形成する方法にレいて、ドーピングガスの供給開始の後
に、所定の時間間隔をおいて■族元素を含む有機金属化
合物の供給開始を行なうことによシ、ドーピング層の形
成を開始し、■族元素を含む有機金属化合物の供給停止
の後に、所定の時間間隔をおいてドーピングガスの供給
停止を行なうことκよシ、ドーピング層の形成を終了す
るととf:%徴とする。
物ドーピング方法は、有機金属熱分解気相成長法を用い
て、V族元素を含む水素化物あるいは有機金属化合物を
基板上に常時供給した状態で、■族元素を含む有機金属
化合物とドーパント元素を含むドーピングガスとを供給
することにより、化合物半導体の不純物ドーピング層を
形成する方法にレいて、ドーピングガスの供給開始の後
に、所定の時間間隔をおいて■族元素を含む有機金属化
合物の供給開始を行なうことによシ、ドーピング層の形
成を開始し、■族元素を含む有機金属化合物の供給停止
の後に、所定の時間間隔をおいてドーピングガスの供給
停止を行なうことκよシ、ドーピング層の形成を終了す
るととf:%徴とする。
1N、本発明の他の発明に係る不純物ドーピング方法は
、上記の方法において、■族元lgを含む水素化物ある
いは有機金属化合物の代わシに■族元素を含む水素化物
あるいは有機金属化合物を用い、かつ■族元素を含む有
機金属化合物の代わシに、■族元累を含む有機金属化合
物を用いることを特徴とするものである。
、上記の方法において、■族元lgを含む水素化物ある
いは有機金属化合物の代わシに■族元素を含む水素化物
あるいは有機金属化合物を用い、かつ■族元素を含む有
機金属化合物の代わシに、■族元累を含む有機金属化合
物を用いることを特徴とするものである。
さらに、本発明の別の発明に係る不純物ドーピング方法
は、上記の方法にシいて、V族元素を含む水素化物ある
いは有機金属化合物として1種類または2種類を用い、
かつ■族元素を含む有機金属化合物として2種類を用い
ることによシ、三元筐たは四元素化合物半導体のドーピ
ング層を形成することを特徴とするものである。
は、上記の方法にシいて、V族元素を含む水素化物ある
いは有機金属化合物として1種類または2種類を用い、
かつ■族元素を含む有機金属化合物として2種類を用い
ることによシ、三元筐たは四元素化合物半導体のドーピ
ング層を形成することを特徴とするものである。
したがって、本発明に訃いては、有機金属熱分解気相成
長法を用いて化合物半導体の不純物ドーピング層を形成
する際に、半導体構成元素原料ガス供給とドーピングガ
ス供給とを所定の時間間隔で行なうことによυ、急峻な
ドーピングプロファイルを得ることができる。
長法を用いて化合物半導体の不純物ドーピング層を形成
する際に、半導体構成元素原料ガス供給とドーピングガ
ス供給とを所定の時間間隔で行なうことによυ、急峻な
ドーピングプロファイルを得ることができる。
以下に、本発明の方法t−it−v族化合物半導体ドー
ピング層の形成金例にとシ説明する。
ピング層の形成金例にとシ説明する。
第1図は、本発明によシ■−v族半導体ドーピング層を
形成するための原料ガス供給シーケンスの一例を示す原
理的な説明図である。第1図にシいて、V族元素を含む
水素化物あるいは有機金属化合物は常に供給する(同図
(a))。始めに、ドーピングガスの供給を開始する(
同図(C))。次に、時間TI経過後、■族元素を含む
有機金属化合物の供給を開始する(同図(b))。以上
によシ、ドーピング層の成長が開始される。ドーピング
終了時は、まず■族元素を含む有機金属の供給を停止す
る(同図(b))。次に、時間?.経過後、ドーピング
ガスの供給を停止する(同図(C))。以上によ9ドー
ピング層の形成が終了する。時間T. T TSの決定
要因については、以下で説明する。
形成するための原料ガス供給シーケンスの一例を示す原
理的な説明図である。第1図にシいて、V族元素を含む
水素化物あるいは有機金属化合物は常に供給する(同図
(a))。始めに、ドーピングガスの供給を開始する(
同図(C))。次に、時間TI経過後、■族元素を含む
有機金属化合物の供給を開始する(同図(b))。以上
によシ、ドーピング層の成長が開始される。ドーピング
終了時は、まず■族元素を含む有機金属の供給を停止す
る(同図(b))。次に、時間?.経過後、ドーピング
ガスの供給を停止する(同図(C))。以上によ9ドー
ピング層の形成が終了する。時間T. T TSの決定
要因については、以下で説明する。
まず、T茸はドーピングガスの供給開始後、当該ガスの
成長基板表面での濃度が定常値に達する筐でに要する時
間である。T雪が短かい場合には、ドーピングガスの濃
度が定常値に達する前に成長が開始されるため、ドーピ
ング層の分布は緩慢な立正bt−有するものとなる。一
方、TIが長い場合にはドーピングガスの濃度が定常値
に達した後、成長が開始されるため、ドーピング層の分
布は急峻な立上bt有するものとなる。次に、Tsは■
族元素を含む有機金属化合物の供給停止後、当該ガスの
濃度が十分低下するに要する時間である。
成長基板表面での濃度が定常値に達する筐でに要する時
間である。T雪が短かい場合には、ドーピングガスの濃
度が定常値に達する前に成長が開始されるため、ドーピ
ング層の分布は緩慢な立正bt−有するものとなる。一
方、TIが長い場合にはドーピングガスの濃度が定常値
に達した後、成長が開始されるため、ドーピング層の分
布は急峻な立上bt有するものとなる。次に、Tsは■
族元素を含む有機金属化合物の供給停止後、当該ガスの
濃度が十分低下するに要する時間である。
T3が短かい場合には、ドーピングガス供給停止後も、
■族元素を含む有機金属化合物が残留するため、ドーピ
ングガス濃度が定常値から低下した状態で成長が起こシ
、ドーピングプロファイルの立下り部分は尾を引いた緩
慢な分布となる。一方、T3が長い場合にはドーピング
ガスの濃度が定常値の状態で成長が終了するため、ドー
ピングプロファイルの立下シ部分は急峻なものとなる。
■族元素を含む有機金属化合物が残留するため、ドーピ
ングガス濃度が定常値から低下した状態で成長が起こシ
、ドーピングプロファイルの立下り部分は尾を引いた緩
慢な分布となる。一方、T3が長い場合にはドーピング
ガスの濃度が定常値の状態で成長が終了するため、ドー
ピングプロファイルの立下シ部分は急峻なものとなる。
このように時間T2 + Ts t−適当な値κ設定す
ることにヨリ、急峻なドーピングプロファイルを実現で
きる。
ることにヨリ、急峻なドーピングプロファイルを実現で
きる。
第2図は、本発明によpm− v族化合物半導体多層構
造を成長する場合の原料ガス供給シーケンスの一例を示
す第1図相当の説明図である。vXz図に釦いて、V族
元素を含む水素化物あるいは有機金属化合物は常に供給
する(同図偵))。筐ず、■族元素を含む有機金属化合
物の供給を停止し(同図(b))、これによシアンドー
プ眉の成長を停?する。次に、時間T1経過後、ドーピ
ングガスの供給を開始する(同図(C))。このとき、
ドーピングガス供給開始から、ドーピングガス供給停止
迄のシーケンスは第l図と同じである。ドーピングガス
供給停止後は、時間T4経過後、■族元素を含む有機金
属化合物の供給を開始することにより、アンドープ層の
成長を開始する。この実施例では、第1図で説明した時
間T. , ’rsに加えて、時間’r1+ T4を用
いている。T■+ T 3 の決定要因については前述
した通りである。’r. + T4については以下で説
明する。
造を成長する場合の原料ガス供給シーケンスの一例を示
す第1図相当の説明図である。vXz図に釦いて、V族
元素を含む水素化物あるいは有機金属化合物は常に供給
する(同図偵))。筐ず、■族元素を含む有機金属化合
物の供給を停止し(同図(b))、これによシアンドー
プ眉の成長を停?する。次に、時間T1経過後、ドーピ
ングガスの供給を開始する(同図(C))。このとき、
ドーピングガス供給開始から、ドーピングガス供給停止
迄のシーケンスは第l図と同じである。ドーピングガス
供給停止後は、時間T4経過後、■族元素を含む有機金
属化合物の供給を開始することにより、アンドープ層の
成長を開始する。この実施例では、第1図で説明した時
間T. , ’rsに加えて、時間’r1+ T4を用
いている。T■+ T 3 の決定要因については前述
した通りである。’r. + T4については以下で説
明する。
まず、T1は■族元累を含む有機金属化合物の供給停止
後、その或長基板表面での濃度が十分に低下するに要す
る時間である。T.が短かい場合には、■族元素を含む
有機金属化合物が残留しているため、ドーピングガス供
給開始直後に成長が続いている。この場合、ドーピング
ガスの濃度が定常値に達する前に戊長が開始されるため
、ドーピングプロファイルは緩慢な立上,bt有するも
のとなる。一力、TIが長い場合にはこのような問題は
起こらない。次に%T4はドーピングガスを供給停止後
、その濃度が十分に低下するに要する時間である。T4
が短かい場合には次のアンドープ層成長時にドーピング
ガスが残留するため、ドーピングプロファイルの立下シ
は尾を引いた緩慢なものとなる。T4が長い場合にはこ
のような問題は起こらない。
後、その或長基板表面での濃度が十分に低下するに要す
る時間である。T.が短かい場合には、■族元素を含む
有機金属化合物が残留しているため、ドーピングガス供
給開始直後に成長が続いている。この場合、ドーピング
ガスの濃度が定常値に達する前に戊長が開始されるため
、ドーピングプロファイルは緩慢な立上,bt有するも
のとなる。一力、TIが長い場合にはこのような問題は
起こらない。次に%T4はドーピングガスを供給停止後
、その濃度が十分に低下するに要する時間である。T4
が短かい場合には次のアンドープ層成長時にドーピング
ガスが残留するため、ドーピングプロファイルの立下シ
は尾を引いた緩慢なものとなる。T4が長い場合にはこ
のような問題は起こらない。
次に、通常の有機金属熱分解気相成長装置にかける反応
管内のドーピングガス濃度の時間変化について説明する
。反応管に流れるドーピングガスの流量tch ,キ
ャリアガスを含むその他のガスの流量kCs (ともに
1気圧での値)、また反応管の体積fV、反応管内圧力
t−n気圧とする。その他のガスを反応管に連続的に供
給した状態で、ドーピングガスの供給を開始した直後の
反応管内ドーピングガス濃度Nの時間変化は、反応管内
ドーピングガス濃度が一様であると仮定すると、次のよ
うになる。
管内のドーピングガス濃度の時間変化について説明する
。反応管に流れるドーピングガスの流量tch ,キ
ャリアガスを含むその他のガスの流量kCs (ともに
1気圧での値)、また反応管の体積fV、反応管内圧力
t−n気圧とする。その他のガスを反応管に連続的に供
給した状態で、ドーピングガスの供給を開始した直後の
反応管内ドーピングガス濃度Nの時間変化は、反応管内
ドーピングガス濃度が一様であると仮定すると、次のよ
うになる。
ここで、tはドーピングガスの供給開始時刻からの経過
時間である。また、ドーピングガス,その他のガスを連
続的に供給した状態で、ドーピングガスの供給を停止す
る場合の、ドーピングガス濃度Nの時間変化は、次のよ
うになる。
時間である。また、ドーピングガス,その他のガスを連
続的に供給した状態で、ドーピングガスの供給を停止す
る場合の、ドーピングガス濃度Nの時間変化は、次のよ
うになる。
しかして、本発明の後述する実施例(第5図〜第8図)
と同じ条件の場合、C,=2.2X 1 0−’crr
!”/S , C m=5 3crn”/3 , V
= 20,000m” , n=0.07気圧とすると
、その他のガスを連続的に供給した状態で、ドーピング
ガス金反応管に3分間流した場合の、反応管内ドービ/
グガス濃度の時間変化は、上記(1) . (2)式よ
う第3図に示すものとなる。また、ガス濃度が零から平
衡値に達する迄の時間と平衡値よう零になる迄の時間は
ほぼ等しく、ともに1分40秒位である。
と同じ条件の場合、C,=2.2X 1 0−’crr
!”/S , C m=5 3crn”/3 , V
= 20,000m” , n=0.07気圧とすると
、その他のガスを連続的に供給した状態で、ドーピング
ガス金反応管に3分間流した場合の、反応管内ドービ/
グガス濃度の時間変化は、上記(1) . (2)式よ
う第3図に示すものとなる。また、ガス濃度が零から平
衡値に達する迄の時間と平衡値よう零になる迄の時間は
ほぼ等しく、ともに1分40秒位である。
第6図に示す、従来去によるガス供給でドーピング七行
なう場合には、連続的に成長が行なわれるため、ドーピ
ング濃度の時間変化は、第4図(.)に示すように、ガ
ス濃度の時間変化を反映した緩慢なものとなう、この結
果、ドーピングプロファイルも緩慢なものとなる。次に
、第1図の本発明の方法によ,9,T2,T3ともに2
分、■族元素を含む有機金属化合物の供給時間1分の場
合について考える。この場合、第3図に示す時間が零か
ら2分迄と3分から5分迄の間では、■族元素を含む有
機金属化合物の供給が停止されているため、成長が起こ
らず、有機金属化合物の供給される時間2分から3分の
間でのみ或長が起こる。この場合、第3図に示すように
、時間2分から3分の間ではドーピングガス濃度が定常
値に達しているため、ドーピング濃度の時間変化は第4
図中)に示すように、急峻な変化となシ、この結果、ド
ーピングプロファイルも急峻なものとなる。
なう場合には、連続的に成長が行なわれるため、ドーピ
ング濃度の時間変化は、第4図(.)に示すように、ガ
ス濃度の時間変化を反映した緩慢なものとなう、この結
果、ドーピングプロファイルも緩慢なものとなる。次に
、第1図の本発明の方法によ,9,T2,T3ともに2
分、■族元素を含む有機金属化合物の供給時間1分の場
合について考える。この場合、第3図に示す時間が零か
ら2分迄と3分から5分迄の間では、■族元素を含む有
機金属化合物の供給が停止されているため、成長が起こ
らず、有機金属化合物の供給される時間2分から3分の
間でのみ或長が起こる。この場合、第3図に示すように
、時間2分から3分の間ではドーピングガス濃度が定常
値に達しているため、ドーピング濃度の時間変化は第4
図中)に示すように、急峻な変化となシ、この結果、ド
ーピングプロファイルも急峻なものとなる。
第5図は、通常の有機金属熱分解気相成長装置を用いて
行なった本発明の方法の一実施例によるガス供給シーケ
ンスを示す図であシ、第6図は同じく通常の有機金属熱
分解気相成長装置を用いて行なった従来の方法によるガ
ス供給シーケンスを示す図である。これらの場合、ドー
ピング層隣接部分はともにアンドープ層である。本発明
の方法では、第2図に示した多層構造′{i−或長ずる
場合と同じガス供給シーケンスを用いてレ9、時間T1
+T1 + T* + ”4はいずれも3分とした。基
板温度は650℃である。ガスの種類は、V族を含む水
素化物としてアルシン(Ash3)、■族元素を含む有
機金属化合物としてトリエチルガリウム(TEG)、ド
ーピングガスとしてシラ/(SiH4)t−用いた。
行なった本発明の方法の一実施例によるガス供給シーケ
ンスを示す図であシ、第6図は同じく通常の有機金属熱
分解気相成長装置を用いて行なった従来の方法によるガ
ス供給シーケンスを示す図である。これらの場合、ドー
ピング層隣接部分はともにアンドープ層である。本発明
の方法では、第2図に示した多層構造′{i−或長ずる
場合と同じガス供給シーケンスを用いてレ9、時間T1
+T1 + T* + ”4はいずれも3分とした。基
板温度は650℃である。ガスの種類は、V族を含む水
素化物としてアルシン(Ash3)、■族元素を含む有
機金属化合物としてトリエチルガリウム(TEG)、ド
ーピングガスとしてシラ/(SiH4)t−用いた。
各ガスのモル分率は、各々4XI0 ,7XIO−
’3×lO で、成長速度はIOOX/分である。な
お、従来法によるドーピングの場合シランの供給時間を
、本発明によるドーピング層形成時間24秒(予想ドー
ピング層厚40@)と同程度にすると、シランO応答が
遅いことによりドーピングされないため、シランの供給
時間金3分(予想ドーピング層厚3001)とした。
’3×lO で、成長速度はIOOX/分である。な
お、従来法によるドーピングの場合シランの供給時間を
、本発明によるドーピング層形成時間24秒(予想ドー
ピング層厚40@)と同程度にすると、シランO応答が
遅いことによりドーピングされないため、シランの供給
時間金3分(予想ドーピング層厚3001)とした。
かかる実施例において、第5図のガス供給シーケンスを
用いて得られたキャリア濃度ブロ7アイルを第7図に示
す。また、従来方法の第6図のガス供給シーケンスを用
いて得られたキャリア濃度プロファイルをtgs図に示
す。第8図に示す従来法の場合、キャリア濃度プロファ
イルは緩慢な形状(半値幅2701)となっている。キ
ャリア濃度プロファイルより見積もられるシランガス供
給開始,供給停止から定常値に達するまでの時間は、と
もに3分程度と見積もられる。このように従来法による
ドーピングでは、原料ガスの供給に応答遅れがある場合
には急峻なキャリア!I度グロファイルは得られない。
用いて得られたキャリア濃度ブロ7アイルを第7図に示
す。また、従来方法の第6図のガス供給シーケンスを用
いて得られたキャリア濃度プロファイルをtgs図に示
す。第8図に示す従来法の場合、キャリア濃度プロファ
イルは緩慢な形状(半値幅2701)となっている。キ
ャリア濃度プロファイルより見積もられるシランガス供
給開始,供給停止から定常値に達するまでの時間は、と
もに3分程度と見積もられる。このように従来法による
ドーピングでは、原料ガスの供給に応答遅れがある場合
には急峻なキャリア!I度グロファイルは得られない。
第7図は、本発明によシ得られたキャリア濃度プロファ
イルである。従来法による結果と異なシ、急峻なキャリ
ア濃度プロファイル(半値@65X)が得られている。
イルである。従来法による結果と異なシ、急峻なキャリ
ア濃度プロファイル(半値@65X)が得られている。
なお、本発明の場合、ドーピング層形成前後に成長を停
止しているが、表面モホロジーは良好で、特に成長停止
の影響は見られなかった。
止しているが、表面モホロジーは良好で、特に成長停止
の影響は見られなかった。
上記の実施例では、時間”1 + T* H ’rs
H TA をいずれも等しくしているが、装置訣よび
ガス種によりガス濃度が定常値に達するまでの時間が異
なるため、これに合わせて各時間を最適化することが好
筐しいことは言う!でもない。また、ガスの種類によっ
ては時間を長くする必要が生じるが、このような場合に
は或長停止中のドーピングガスの分解を避けるために低
い温度で成長を行なうことが好1しい。
H TA をいずれも等しくしているが、装置訣よび
ガス種によりガス濃度が定常値に達するまでの時間が異
なるため、これに合わせて各時間を最適化することが好
筐しいことは言う!でもない。また、ガスの種類によっ
ては時間を長くする必要が生じるが、このような場合に
は或長停止中のドーピングガスの分解を避けるために低
い温度で成長を行なうことが好1しい。
上記の実施例は本発明を■一v族化合物半導体へ適用し
た場合の例であるが、■一■族化合物半導体でも同様の
効果が得られる。上記実施例で用いたと同一装置を用い
て、■族元素を含む有機金属化合物としてセレン化水素
(H!S@)を、■族元素を含む有機金属元素としてジ
エチル亜鉛((C!Hs)zZn) t、またドーピン
グガスとしてトリエチルアルミニウム((CzHshA
t)を用いて、Zn8●への人tドナの薄層ドーピング
を第5図と同様のシーケンスで行なったところ、従来法
では半値41 250 A o緩慢なキャリア濃度プロ
ファイルであったが、本発明の方法では半値幅1101
の急峻なプロファイルが得られた。
た場合の例であるが、■一■族化合物半導体でも同様の
効果が得られる。上記実施例で用いたと同一装置を用い
て、■族元素を含む有機金属化合物としてセレン化水素
(H!S@)を、■族元素を含む有機金属元素としてジ
エチル亜鉛((C!Hs)zZn) t、またドーピン
グガスとしてトリエチルアルミニウム((CzHshA
t)を用いて、Zn8●への人tドナの薄層ドーピング
を第5図と同様のシーケンスで行なったところ、従来法
では半値41 250 A o緩慢なキャリア濃度プロ
ファイルであったが、本発明の方法では半値幅1101
の急峻なプロファイルが得られた。
上述の例はともに二元系化合物半導体での実施例である
が、三元あるいは四元混晶化合物半導体でも、本発明の
方法を同様に適用できることは言う!でもない。すなわ
ち、三元系■−v族化合物半導体を例にと?)説明する
と、第1図あるいは第2図にかける、■族元素を含む有
機金属化合物と同じ供給シーケンスで、異なる■族元素
を含む二種類の有機金属化合物の供給を行なうことによ
う適用できる。筐た、四元系■−v族化合物半導体の場
合には、異なるIII族元素の供給については上述の三
元系の例と同じ供給シーケンスを行ない、17t異なる
V族元′Aを含む二種類の水素化物あるいは有機金属化
合物については、第1図あるいは第2図に釦ける水素化
物あるいは有機金属化合物と同様に連続供給することに
よう適用できる。
が、三元あるいは四元混晶化合物半導体でも、本発明の
方法を同様に適用できることは言う!でもない。すなわ
ち、三元系■−v族化合物半導体を例にと?)説明する
と、第1図あるいは第2図にかける、■族元素を含む有
機金属化合物と同じ供給シーケンスで、異なる■族元素
を含む二種類の有機金属化合物の供給を行なうことによ
う適用できる。筐た、四元系■−v族化合物半導体の場
合には、異なるIII族元素の供給については上述の三
元系の例と同じ供給シーケンスを行ない、17t異なる
V族元′Aを含む二種類の水素化物あるいは有機金属化
合物については、第1図あるいは第2図に釦ける水素化
物あるいは有機金属化合物と同様に連続供給することに
よう適用できる。
さらに本発明は、有機金属熱分解気相成長法を用いて、
半導体結晶層を成長後、所定の時間間隔金レいて、上記
実施例の方法により、ドーピング層の形成を行ない、当
該ドーピング層形成後、所定の時間間隔をおいて半導体
結晶層の成長を開始することもできる。
半導体結晶層を成長後、所定の時間間隔金レいて、上記
実施例の方法により、ドーピング層の形成を行ない、当
該ドーピング層形成後、所定の時間間隔をおいて半導体
結晶層の成長を開始することもできる。
以上説明したように本発明によれば、有機金属熱分解気
相或長法を用いて化合物半導体の不純物ドーピング層を
形成する際に、半導体vII或元素原料ガス供給とドー
ピングガス供給とを所定の時間間隔で行なうことにより
、原料ガスの供給に応答遅れを有する有機金属熱分解気
相或長装置を用いた場合でも、急峻なプロファイルを有
する極薄ドーピング層を形成できる。このため、原料ガ
ス供給の応答速度を高めるために、装置の配管,反応管
のデッドスペースを特別に小さくする、あるいはガスの
切シ換え速度を速くすることは不要であう、装置設計の
容易さと相俟って、装置の低価格化が図れる効果がある
。
相或長法を用いて化合物半導体の不純物ドーピング層を
形成する際に、半導体vII或元素原料ガス供給とドー
ピングガス供給とを所定の時間間隔で行なうことにより
、原料ガスの供給に応答遅れを有する有機金属熱分解気
相或長装置を用いた場合でも、急峻なプロファイルを有
する極薄ドーピング層を形成できる。このため、原料ガ
ス供給の応答速度を高めるために、装置の配管,反応管
のデッドスペースを特別に小さくする、あるいはガスの
切シ換え速度を速くすることは不要であう、装置設計の
容易さと相俟って、装置の低価格化が図れる効果がある
。
第1図,第2図は本発明を説明するための各々の原料ガ
ス供給シーケンスの一例を示す図、第3図は本発明の説
明に供する反応管内ドービ/グガス濃度の時間変化金示
す図、第4図(!l) , (b)は従来法ならびに本
発明の方法によ9得られるドービング濃度の時間変化を
示す図、第5図,第6図は通常の有機金属熱分解気相或
長装置を用いて行なった本発明ならびに従来の方法によ
る原料ガス供給シーケンスを示す図、第7図,第8図は
本発明の方法ならびに従来法にょシ得られるキャリア濃
度分布を示す図である。
ス供給シーケンスの一例を示す図、第3図は本発明の説
明に供する反応管内ドービ/グガス濃度の時間変化金示
す図、第4図(!l) , (b)は従来法ならびに本
発明の方法によ9得られるドービング濃度の時間変化を
示す図、第5図,第6図は通常の有機金属熱分解気相或
長装置を用いて行なった本発明ならびに従来の方法によ
る原料ガス供給シーケンスを示す図、第7図,第8図は
本発明の方法ならびに従来法にょシ得られるキャリア濃
度分布を示す図である。
Claims (3)
- (1)有機金属熱分解気相成長法を用いて、V族元素を
含む水素化物あるいは有機金属化合物を基板上に常時供
給した状態で、III族元素を含む有機金属化合物とドー
パント元素を含むドーピングガスとを供給することによ
り、化合物半導体の不純物ドーピング層を形成する方法
において、ドーピングガスの供給開始の後に、所定の時
間間隔をおいてIII族元素を含む有機金属化合物の供給
開始を行なうことにより、ドーピング層の形成を開始し
、III族元素を含む有機金属化合物の供給停止の後に、
所定の時間間隔をおいてドーピングガスの供給停止を行
なうことにより、ドーピング層の形成を終了することを
特徴とする不純物ドーピング方法。 - (2)有機金属熱分解気相成長法を用いて、VI族元素を
含む水素化物あるいは有機金属化合物を基板上に常時供
給した状態で、II族元素を含む有機金属化合物とドーパ
ント元素を含むドーピングガスとを供給することにより
、化合物半導体の不純物ドーピング層を形成する方法に
おいて、ドーピングガスの供給開始の後に、所定の時間
間隔をおいてII族元素を含む有機金属化合物の供給開始
を行なうことにより、ドーピング層の形成を開始し、I
I族元素を含む有機金属化合物の供給停止の後に、所定
の時間間隔をおいてドーピングガスの供給停止を行なり
ことにより、ドーピング層の形成を終了することを特徴
とする不純物ドーピング方法。 - (3)有機金属熱分解気相成長法を用いて、V族元素を
含む1種類の水素化物あるいは有機金属化合物、または
異なるV族元素を含む2種類の水素化物あるいは有機金
属化合物を基板上に常時供給した状態で、異なるIII族
元素を含む2種類の有機金属化合物とドーパント元素を
含むドーピングガスとを供給することにより、化合物半
導体の不純物ドーピング層を形成する方法において、ド
ーピングガスの供給開始の後に、所定の時間間隔をおい
て異なるIII族元素を含む2種類の有機金属化合物の供
給を開始することにより、ドーピング層の形成を開始し
、異なるIII族元素を含む2種類の有機金属化合物の供
給停止の後に、所定の時間間隔をおいてドーピングガス
の供給停止を行なうことにより、ドーピング層の形成を
終了することを特徴とする不純物ドーピング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23141789A JPH0395926A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 不純物ドーピング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23141789A JPH0395926A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 不純物ドーピング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0395926A true JPH0395926A (ja) | 1991-04-22 |
Family
ID=16923261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23141789A Pending JPH0395926A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 不純物ドーピング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0395926A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7160748B2 (en) | 2000-12-25 | 2007-01-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for fabricating nitride semiconductor, method for fabricating nitride semiconductor device, and nitride semiconductor device |
-
1989
- 1989-09-08 JP JP23141789A patent/JPH0395926A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7160748B2 (en) | 2000-12-25 | 2007-01-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for fabricating nitride semiconductor, method for fabricating nitride semiconductor device, and nitride semiconductor device |
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