[go: up one dir, main page]

JPH0386624A - サンルーフ装置 - Google Patents

サンルーフ装置

Info

Publication number
JPH0386624A
JPH0386624A JP1221542A JP22154289A JPH0386624A JP H0386624 A JPH0386624 A JP H0386624A JP 1221542 A JP1221542 A JP 1221542A JP 22154289 A JP22154289 A JP 22154289A JP H0386624 A JPH0386624 A JP H0386624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
link
slide panel
panel
drain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1221542A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0688502B2 (ja
Inventor
Hiroshi Imai
弘 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Johnan Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Johnan Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Johnan Manufacturing Co Ltd filed Critical Johnan Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1221542A priority Critical patent/JPH0688502B2/ja
Publication of JPH0386624A publication Critical patent/JPH0386624A/ja
Publication of JPH0688502B2 publication Critical patent/JPH0688502B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車のスライド及チルトアップタイプのサ
ンルーフ装置に関するものである。
従来の技術 一般に、自動車のサンルーフ装置の1つのタイプとして
、ルーフパネルの下面をスライドパネルがスライドする
と共に、ルーフパネルの後端が持ち上がるチルト機構を
備えたスライド及チルトアップタイプのものがある。
従来、自動車の固定屋根に屋根開口を設け、屋根開口の
両側に自動車の縦方向に延びるガイドレールを配設し、
屋根開口にスライドカバーを配置し、ガイドレール上に
前部摺動体及び後部摺動体をそれぞれ摺動自在に係合配
置し、スライドカバーの後縁部の近傍に両側に沿って案
内ブロックを設け、後部摺動体と案内ブロックとをL形
片で連結し、スライドカバーの後縁部の下方にスライド
カバーのスライド運動と連動する水槌を配置した自動車
用スライド屋根が特公昭55−15325号公報として
知られている。
発明が解決しようとする課題 ところが、特公昭55−15325号公報記載のものは
、ガイドレールに摺動的に案内される案内部材を水槌に
固く結合し、結合片の一端を水樋に、また他端を案内ブ
ロックにそれぞれヒンジ結合し、さらにスライドカバー
の後縁部が持ち上げられた時に、水槌をガイドレールに
対して定位置に係止するためのばねによる係止部材を案
内部材に設けると共に、スライドカバーの後縁部が降下
された時に、係止部材をガイドレールから離脱させるた
めの係合突部材をスライドカバーの後縁部に設けている
ので、構造が複雑となり、スライドカバーの後縁部を降
下しても、水槌がスライドカバーの後端部の下方に位置
するので、スライドカバーの後端部を水槌の上縁より下
方に下げられず、しかも、スライドカバー後縁部の閉鎖
位置と外向き揺動位置との間の移動を案内ブロックの第
1スリツトに沿って行うので、第1スリツトの上下幅が
大きく、案内ブロックの上下幅を大きく取る必要があり
、スライドカバーとガイドレール間の間隔を広く取らな
ければならない。
そのため、車の天井が低くなり、車室内の居住性が悪い
また、水槌をスライドカバーの後縁部の移動に連動させ
て移動させるための結合片がスライドカバーの後縁部を
チルトダウンあるいはチルトアップする時にスムーズな
チルト作動の妨げとなることがあった。
本発明の目的は、上述する問題点に対処して、スライド
パネルがルーフパネルの開口部を閉塞する全閉状態から
、これを駆動リンク機構を介してガイドレールへ向けて
下降させるとき、リヤドレインを駆動リンク機構におけ
るスライド部材の移動に連動させ、スライドパネルの下
降に伴って該パネルの後縁より後方へと完全に後退させ
ることである。
これによって、スライドパネルの後端をリヤドレインの
上縁よりも下方に下げ、サンルーフ装置全体の上下方向
の寸法(厚さ)を小さくして、車の天井が低くなること
による居住性の悪化を防ぎ、また、従来のようにリヤド
レインとスライドパネル後端とを直接連動させる必要を
なくして、さらにスライドパネル後端のチルトアップに
際し、リヤドレインをガイドレールに係止させる必要も
なくシ、構造が簡単で、スライドパネルの後端を大きく
チルトアップさせることが可能なサンルーフ装置を提供
することにある。
課題を解決するための手段 本発明のサンルーフ装置は、車体のルーフパネルに開口
部を設け、その両側に車体の前後方向に沿って平行なガ
イドレールを配設し、開口部にスライドパネルを配置し
、ガイドレールとスライドパネルとをチルト機構を有す
る駆動リンク機構で連結したサンルーフ装置において、
前記駆動リンク機構のガイドレールに沿って移動するス
ライド部材に一体に連動するリヤドレインを連結し、前
記リヤドレインが前記スライドパネルの下降に伴ってス
ライドパネルの後縁より後方に後退することを特徴とす
る構成を有するものである。
作用 車体のルーフパネルの開口部に配置したスライドパネル
が開口部を閉塞する。
また、スライドパネルがルーフパネルの開口部を閉塞す
る全閉状態において、駆動リンク機構のスライド部材を
ガイドレールに沿って車体の後方に向かって移動すると
、駆動リンク機構を介してスライドパネルがガイドレー
ルへ向けて下降し、また、リヤドレインがスライドパネ
ルの下降に伴ってスライド部材の移動量に相当してスラ
イドパネルの後縁より後方へと後退する。
スライドパネル後端のチルトダウン及びチルトアップ時
には、スライド部材は移動せず、したがってリヤドレイ
ンも移動しない。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図において、1は車体のルーフパネルであり、ルー
フパネル1には開口部2が設けられると共に、開口部2
の両側には、第2図に示すように、車体の前後方向に沿
って互に平行なガイドレール3.3がそれぞれ配設され
、開口部2にはスライドパネル4が配置され、スライド
パネル4の外周縁には全閉時の雨洩れを防止するための
ウェザストリップ5が設けられ、ガイドレール3とスラ
イドパネル4とはチルト機構6を有する駆動リンク機構
7によって連結されている。
駆動リンク機構7のガイドレール3に沿って移動するス
ライド部材となる第2のりャガイド12には一体に連動
するリヤドレイン8が連結され、リヤドレイン8がスラ
イドパネル4の下降に伴ってスライドパネル4の後縁よ
り後方に後退するようになっている。
ガイドレール3には、第(図に示すように、スライドパ
ネル4の前後寄りに第1のフロントガイド9及び第1の
りャガイド10がそれぞれ移動自在に設けられ、第1の
フロントガイド9の後方には第2のフロントガイド11
が配設され、第1のりャガイド10の前方には第2のり
ャガイド12が配設され、第2のりャガイド12の前部
には第2のりャガイド12の前方への移動を規制する規
制体13が配設され、第1のフロントガイド9及び第2
のフロントガイド11は車体の前方から順にガイドレー
ル3に対してそれぞれ移動自在に配置されると共に、第
1のリヤガイド10.第2のリヤガイド12及び規制体
13は車体の後方から順にガイドレール3に対してそれ
ぞれ移動自在に配置されている。
スライドパネル4の両側下部にはブラケット14.14
がそれぞれ設けられ、ブラケット14の前端寄りの下部
には支持部15が形成され、支持部15にはスライドパ
ネル4の前方に向かって突出する支持アーム16が設け
られると共に、ブラケット14の後端寄りの下部には案
内体17が設けられている。
第1のフロントガイド9にはフロントリンク18の長手
方向中央付近が支持ピン19を介して揺動自在に連結さ
れ、第2のフロントガイド11には長孔20が形成され
、第2のフロントガイド11の長孔20はガイドレール
3と平行な直線部20aと、直線部20aに続いてスラ
イドパネル4に向かって傾斜する傾斜部20bとを有す
る。
第2のフロントガイド11の長孔20にはフロントリン
ク18の一端部が連結ピン21を介して摺動自在に係合
され、ブラケット14の支持部15にはフロントリンク
18の他端部が支持ピン22を介して揺動自在に連結さ
れている。
ガイドレール3の第1のフロントガイド9の前方にはス
ライドパネル4の前方への移動を阻止するストッパ23
が設けられ、ストッパ23には支持アーム16の一端を
嵌合してスライドパネル4を上下方向に誘導する誘導部
24が形成され、ガイドレール3の外側に位置するレー
ル溝25の上部には、第2図に示すように、誘導部24
に続いて支持アーム16の一端を案内する案内溝26が
側方に開口して設けられている。
支持アーム16の一端部りの外側には係合ローラ27が
回動自在に設けられ、支持アーム16の係合ローラ27
はストッパ23の誘導部24に嵌合され、ブラケット1
4はスライドパネル4の下部に配置したインナパネル2
8の下面にボルト29とナツト30により固定されてい
る。
第1のりャガイド10には第1のリヤリンク31の一端
部が支持ピン32を介して揺動自在に連結されると共に
、第2のりャガイド12には第2のリヤリンク33の一
端部が支持ビン34を介して揺動自在に連結されている
フロントリンク18は第1のフロントガイド9及び第2
のフロントガイド11の両側に跨がって配置され、第1
のリヤリンク31は第1のりャガイド10の両側に跨が
って配置され、第2のリヤリンク33は第2のりャガイ
ド12の両側に跨がって配置されている。
そして、スライドパネル4の後端を持ち上げるためのチ
ルト機構6は案内体17.第1のリヤリンク31.第2
のリヤリンク33及び規制体13により構成されている
駆動リンク機構7は第1のフロントガイド9゜第2のフ
ロントガイド11.フロントリンク18゜第1のりギガ
イド10.第2のりャガイド12゜案内体17.第1の
リヤリンク31及び第2のリヤリンク33により構成さ
れている。
ブラケット14の案内体17にはスライドパネル4と平
行な直線状の長孔35が形成されると共に、長孔35の
側部にはスライドパネル4の昇降用補助カム面となるカ
ム溝36が形成され、カム溝36は案内体17の下縁を
切欠いた第1の傾斜部36aと、第1の傾斜部36aに
続く長孔35と平行な直線部36bと、直線部36bに
続いてスライドパネル4に向かって傾斜する第2の傾斜
部36cとを有する。
第1のリヤリンク31及び第2のリヤリンク33の軸着
された他端部が連結ピン37を介して案内体17の長孔
35に摺動自在に係合され、第1のリヤリンク31の長
平方向中央付近には案内体17のカム溝36に係合しな
がら従動する第1の係合ピン38が設けられている。
規制体13の前面には第2のリヤリンク33の起伏用の
円弧状のカム面39が形成され、第2のリヤリンク33
の一端には規制体13のカム面39に係合しながら従動
する第2の係合ピン40が設けられている。
ガイドレール3の上部には第1のりャガイド10の後方
に上方に向かって開口するリヤドレイン8が摺動自在に
設けられ、リヤドレイン8の両側壁8a、8aの上縁部
にはルーフパネル1及びインナパネル28の下面に圧接
するウェザストリップ41.41がそれぞれ設けられ、
リヤドレイン8は、第3図に示すように、ガイドレール
3に対して交差する方向に配置されている。
ルーフパネル1の車体の後方寄りの下部にはスライドパ
ネル4を収納する収納部42が形成されている。
第1のりャガイド10の下部には、第2図に示すように
、駆動シュー43が設けられ、駆動シュー43の両側縁
がガイドレール3のレール溝25゜25にそれぞれ嵌入
され、駆動シュー43は第1のりャガイド10の下端に
ネジ等により固定され、駆動シュー43がガイドレール
3のレール溝25に沿って摺動されるようになっている
駆動シュー43の内側縁には駆動ケーブル44が連結さ
れ、駆動ケーブル44にはギヤ(図示せず)が噛合って
設けられ、ギヤにはスライドパネル4をガイドレール3
に沿って移動するための駆動手段となるモータ(図示せ
ず)が連結されている。
第1のフロントガイド9及び規制体13の下部には駆動
シュー43と同形状のフロントシュー(図示せず)・が
それぞれ設けられると共に、第2のフロントがイド11
及び第2のりャガイド12の下部には駆動シュー43と
同形状のりャシュ−(図示せず)がそれぞれ設けられ、
フロントシューは第1のフロントガイド9及び規制体1
3の下端にネジ等により固定され、リヤシューは第2の
フロントガイド11及び第2のりャガイド12の下端に
ネジ等により固定されている。
フロントシュー及びリヤシューの両側縁がガイドレール
3のレール溝25.25にそれぞれ嵌入され、第1のフ
ロントガイド9及び規制体13の下部のフロントシュー
は第2のフロントガイド11の下部のりャシューに押通
したロッド(図示せず)により連結されている。
リヤドレイン8の下部には、第3図に示すように、ドレ
インシュー45が両側縁をガイドレール3のレール溝2
5.25に嵌入してガイドレール3に沿って摺動可能に
取付けられ、このドレインシュー45とリヤドレイン8
はネジ等により固定されている。
第2のフロントガイド11.第2のりャガイド12の下
部のりャシュー及びリヤドレイン8の下部のドレインシ
ュー45は規制体13の下部のフロントシュー及び駆動
シュー43に挿通した別のロッド46により連結され、
フロントシュー リヤシュー及びドレインシュー45は
ガイドレール3のレール溝25に沿って一体に摺動され
るようになっている。
第2のフロントガイド11及び第2のりャガイド12は
、スライドパネル4を全閉位置からガイドレール3に向
かって下降させる際に、第1のりャガイド10と共にガ
イドレール3に沿って車体の後方に向かって移動される
と同時に、リヤドレイン8が第2のリヤガイド12と連
動してガイドレール3に沿って車体の後方に向かって後
退されるようになっている。
また、第1のフロントガイド9及び規制体13は、スラ
イドパネル4をルーフパネル■の下部の収納部に収納す
る際に、第1のリヤガイド10゜第2のフロントガイド
11及び第2のりャガイド12と共にガイドレール3に
沿って車体の後方に向かって移動されるようになってい
る。
第1図においては、支持アーム16の係合ローラ27が
ストッパ23の誘導部24に嵌合され、フロントリンク
18の連結ピン21が第2のフロントガイド11の長孔
20の直線部20aの一端47aに位置されている。
また、第2のりャガイド12の前面が規制体13の後面
に当接され、第1のリヤリンク31と第2のリヤリンク
33の連結ピン37が案内体17の長孔35の一端35
a寄りに位置され、第1のリヤリンク31の第1の係合
ビン38が案内体17のカム溝36の直線部36bの第
1の傾斜部36a寄りに位置され、第2のリヤリンク3
3の第2の係合ピン40が規制体13のカム面39の上
部に位置され、スライドパネル4がルーフパネル1の開
口部2を閉塞する全開状態となり、スライドパネル4の
周縁のウェザストリップ5が開口部2の内側に圧接して
車室内と外部との密閉遮断を行う。
さらに、リヤドレイン8はルーフパネル1の開口部2の
後縁及びスライドパネル4の後端の下部に位置され、リ
ヤドレイン8のウェザストリップ41がルーフパネル1
及びインナパネル28の下面に圧接されている。
次に、この実施例の作用について説明する。
[チルトアップ] まず、スライドパネル4が第1図に示すルーフパネル1
の開口部2を閉塞している全閉状態から、スライドパネ
ル4を移動するモータを駆動し、駆動ケーブル44をモ
ータの回転により押すように移動すると、駆動シュー4
3が駆動ケーブル44によりガイドレール3のレール溝
25に沿って車体の前方に向かって摺動し、第1のりャ
ガイド10が駆動シュー43と共に車体の前方に向かっ
て移動する。
このとき、支持アーム16の係合ローラ27がストッパ
23の誘導部24に当接しているので、第1のフロント
ガイド9は固定状態にあり、また、フロントリンク18
.支持ピン19を介して規制体13も固定状態にあり、
第2のりャガイド12は規制体13に当接した位置にあ
る。
したがって、第1のりャガイド10が車体の前方へ移動
すると、ストッパ23が支持アーム16を介してスライ
ドパネル4の車体の前方への移動を阻止すると同時に、
規制体13が第2のりャガイド12の車体の前方への移
動を規制するので、第1のリヤリンク31及び第2のリ
ヤリンク33の連結ピン37が案内体17の長孔35に
沿って係合しながら摺動し、また、第1のリヤリンク3
1の第1の係合ピン38が案内体17のカム溝36の直
線部36bから第1の傾斜部36aに向かって係合しな
がら摺動し、さらに、第2のリヤリンク33の第2の係
合ピン40が支持ピン34を支点として規制体13のカ
ム面39に係合しながら下方に向かって移動し、第1の
りャガイド10は第2のりャガイド12へ向かって距離
を縮めるように移動する。
すると、第4図に示すように、連結ピン37が案内体1
7の長孔35の一端35aに位置し、第1のリヤリンク
31の第1の係合ビン38が案内体17のカム溝36よ
り離脱し、第2のリヤリンク33の第2の係合ビン40
が規制体13のカム面39の下端位置に係合した状態と
なり、第1のリヤリンク31が支持ピン32を支点とし
て起き上がると同時に、第2のリヤリンク33が支持ピ
ン34を支点として起き上がる。
その結果、スライドパネル4の後端が支持ピン22を支
点として第1のリヤリンク31及び第2のりャリンク3
3により持ち上げられ、すなわち、スライドパネル4は
チルト機構6によってチルトアップ状態され、ルーフパ
ネル1の開口部2が車体の後方に向かって開口する。
支持アーム16の係合ローラ27はストッパ23の誘導
部24の溝に半分係合したような状態となる。
このとき・、スライド部材である第2のリャガイド12
は規制体13に当接して移動しないから、リヤドレイン
8は移動せず、第4図に示すスライドパネル4のチルト
アップ状態においては、リヤドレイン8はルーフパネル
1の開口部2の後縁及びスライドパネル4の後端の下部
に位置し、後側のウェザストリップ41をルーフパネル
1の下面に圧接した状態にある。
また、スライドパネル4のチルト機構6によるチルトア
ップに際し、第2のリヤリンク33の第2の係合ピン4
0が規制体13のカム面39に係合することにより、第
2のりャガイド12は規制体13で前後移動が阻止され
た状態に保持される。
[チルトダウン] チルトアップ状態(第4図)から、駆動ケーブル44を
モータの回転により引張るように移動すると、駆動シュ
ー43が駆動ケーブル44によりガイドレール3のレー
ル溝25に沿って車体の後方に向かって摺動し、第1の
りャガイド10が駆動シュー43と共に車体の後方に向
かって移動する。
第1のりャガイド10が車体後方へ移動する初期の間は
、支持アーム16の係合ローラ27とストッパ23の誘
導部24の溝との係合により、前記と同様に、第1のフ
ロントガイド9.規制体13は固定状態にあるので、規
制体13のカム面39に第2の係合ピン40を係合した
第2のリヤリンク33と支持ピン34で結合された第2
のりャガイド12は前方に移動できない。
このため、第1のりャガイド10が後方に移動されると
、第2のりャガイド12とW741のりャガイド10間
の距離が拡大し、両リンク31.33は支持ピン32.
34を中心に倒れるように回動し、連結ピン37が下降
する。
この結果、スライドパネル4の後端が支持ピン22を支
点として下降し第1図の全開状態となる。
この間、第2のリヤリンク33における第2の係合ピン
40は該リンク33の回動に伴って規制体13のカム面
39を上昇し、全閉状態では規制体13の上面位置に達
している。
また、連結ピン37は案内体17の長孔35を一端35
aから中間位置に達する。
さらに、第1のリヤリンク31における第1の保合ピン
38は案内体17のカム溝36の第1の傾斜部36aと
直線部36bの境界部に達している(第1図)。
[全閉状態の維持及びリヤドレインの移動]前記の状態
からさらに、第1のりャガイド10が後方に移動される
と、今回は第2の係合ピン40が規制体13のカム面3
9からすでに離脱しているので、第2のりャガイド12
は第1のリヤリンク31.第2のリヤリンク33を介し
て後方へ移動する。
すると、第2のフロントガイド1iがフロントリンク1
8の連結ピン21に係合しながらガイドレール3に沿っ
て規制体13に向かって移動し、連結ピン21が第2の
フロントガイド11の長孔20の直線部20aの傾斜部
2Ob寄りに位置する。
これにより、リヤドレイン8はロッド46を介して第2
のフロントガイド11及び第2のりャガイドエ2と共に
ガイドレール3に沿って第2のりャガイド12の移動量
に相当して収納部42の内部へ向かって後退し、リヤド
レイン8の前側のウェザストリップ41がインナパネル
28の下面に圧接した状態となる。
この間、第2のリヤガイド12が規制体13より離脱し
、第1のリヤリンク31及び第2のリヤリンク33の連
結ピン37が案内体17の長孔35に沿って係合しなが
ら摺動し、第1のリヤリンク31の第1の係合ピン38
が案内体17のカム溝36の直線部36bに係合しなが
ら摺動し、第2のリヤリンク33の第2の係合ピン40
が規制体13の上面に係合しながら移動する。
そして、連結ピン37が案内体17の長孔35の他端3
5b寄りに位置し、第1のリヤリンク31の第1の係合
ピン38が案内体17のカム溝36の直線部36bの第
2の傾斜部36c寄りに位置し、第2のリヤリンク33
の第2の係合ピン40が規制体13の上面に係合してい
るが、スライドパネル4は前記長孔35.直線部36b
が水平であることによりガイドレール3に向かって下降
せずにルーフパネル1の開口部2を閉塞する全開状態の
ままを維持する。
[下 降] 第1のりャガイド10がさらに車体後方へ移動されると
、第2のフロントガイド11及び第2のりャガイド12
が同時に第1のりャガイド10と共にガイドレール3に
沿って車体の後方に移動するが、当初、第2の係合ピン
40はいまだ誘導部24と係合状態にあるので、第1の
フロントガイド9及び規制体13はガイドレール3に対
して移動しない。
しかし、第2のフロントガイド11はガイドレール3に
沿って規制体13に向かって移動するので、フロントリ
ンク18の連結ピン21が第2のフロントガイド11の
長孔20の傾斜部20bに係合しながら摺動し、該長孔
20の傾斜部20bの他端部47bに位置する。
これにより、フロントリンク18の支持ピン22が支持
ピン19を支点としてガイドレール3に向かって下方に
移動すると同時に、支持アーム16の係合ローラ27が
ストッパ23の誘導部24に係合しながら下方に向かっ
て移動し、誘導部24の溝から離脱する。
そして、リヤドレイン8はロッド46を介して第2のフ
ロントガイド11及び第2のりャガイド12と共にガイ
ドレール3に沿って第2のりャガイド12の移動量に相
当して収納部42の内部に向かって後退し、リヤドレイ
ン8がスライドパネル4の後端よりも後方に位置し、リ
ヤドレイン8の前側のウェザストリップ41がルーフパ
ネル1の下面に圧接した状態となる。
また、スライドパネル4の後端はリヤドレイン8の上縁
よりも下方に下がった位置となる。
この間、第1のリヤリンク31及び第2のリヤリンク3
3の連結ピン37は案内体17の長孔35に沿って係合
しながら摺動し、第1のリヤリンク31の第1の係合ピ
ン38が案内体17のカム溝36の第2の傾斜部36c
に係合しながら摺動し、第2のリヤリンク33の第2の
係合ピン40は規制体13の上面より離脱する。
これにより、連結ピン37は案内体17の長孔35の他
端35bに位置し、第1のリヤリンク31の第1の保合
ビン38が案内体17のカム溝36の第2の傾斜部36
cの上端に位置し、連結ピン37は第1のリヤリンク3
1.第2のリヤリンク33が支持ピン32.34を支点
としてさらに倒れることにより、ガイドレール3に向か
って下方に移動する。
このため、ルーフパネル1の開口部2を閉塞するスライ
ドパネル4がガイドレール3に向かって下降する(第6
図)。
[引き込み・収納] さらに、スライドパネル4が第6図に示すガイドレール
3に向かって下降した状態から、第1のりャガイド10
を車体後方へ移動すると、支持アーム16の係合ローラ
27はすでに誘導部24の溝から離脱しているので、第
1のフロントガイド9、第2のフロントガイド11.第
2のりャガイド12及び規制体13が第1のりャガイド
10と共にガイドレール3に沿って車体の後方に向かっ
て移動し、スライドパネル4がフロントリンク18及び
第1のリヤリンク31により車体の後方に向かって移動
され、スライドパネル4をルーフパネル1の下部の収納
部42に収納する。
そして、ルーフパネル1の開口部2は開放状態となる。
このとき、リヤドレイン8はスライドパネル−4の後部
に位置したままの状態でロッド46を介して第2のフロ
ントガイド11及び第2のりャガイド12と連動してガ
イドレール3に沿って収納部42の内部へ向かって後退
する。
[押出し] 収納位置において、駆動ケーブル44をモータの回転に
より押出すように移動すると、駆動シュー43が押され
、第1のりギガイド10.第1のリヤリンク31.連結
ピン37.第2のリヤリンク33.支持ピン34.第2
のりャガイド12゜第2のフロントガイド11.フロン
トリンク18゜支持ピン19及び22.支持アーム16
を介して、スライドパネル4とチルト機構6.駆動リン
ク機構7の全体がガイドレール3のレール溝25に沿っ
て車体の前方に向かって摺動し、第6図のように、開口
部2の位置で下降状態となる。
この状態では、支持アーム16の係合ローラ27がスト
ッパ23の誘導部24の下部に当接した状態にある。
[全閉コ 第1のリヤガイド10がさらに前方へ移動されると、フ
ロントリンク18は前方へ移動できないので、第2のフ
ロントガイド11が第1のフロントガイド9に向かって
移動し、第2のりャガイド12が規制体13に向かって
移動する。
そして、フロントリンク18の連結ピン21が第2のフ
ロントガイド11の長孔20の傾斜部20bに係合しな
がら摺動し、該長孔20の直線部20aの傾斜部2Ob
寄りに位置する。
これにより、フロントリンク18の支持ピン22が支持
ピン19を支点として上方に移動し、支持アーム16の
係合ローラ27がストッパ23の誘導部24に係合しな
がら上方に向かい、該誘導部24の溝に係合する。
この間、第1のリヤリンク31及び第2のリヤリンク3
3の連結ピン37が案内体17の長孔35に沿って係合
しながら摺動し、第1のリヤリンク31の第1の係合ピ
ン38が案内体17のカム溝36の第2の傾斜部36c
に係合しながら摺動して、連結ピン37が支持ピン32
.34を支点として上方に移動することにより、スライ
ドパネル4は上昇し、全閉位置となる(第5図)。
なお、第2のリヤリンク33の第2の係合ピン40が規
制体13の上面に係合する。
そして、第5図に示すように、連結ピン37が案内体1
7の長孔35の他端35b寄りに移動し、第1のリヤリ
ンク31の第■の係合ピン38が案内体17のカム溝3
6の直線部36bの第2の傾斜部36c寄りに位置し、
第2のリヤリンク33の第2の保合ピン40が規制体1
3の上面に係合する。
そして、リヤドレイン8はスライドパネル4がルーフパ
ネル1の開口部2へ上昇する間、ロッド46を介して第
2のフロントガイド11及び第2のりャガイド12と共
にガイドレール3に沿って第2のりャガイド12の移動
量に相当してルーフパネル1の開口部2の後縁に向かっ
て前進し、リヤドレイン8の一部がスライドパネル4の
後端よりも前方に位置し、リヤドレイン8の前側のウェ
ザストリップ41がルーフパネル1後縁のインチパネル
28の下面に、又、後側のウェザストリップ41がルー
フパネル1の下面に圧接した状態となる。
発明の効果 以上に述べたように、本発明のサンルーフ装置によれば
、スライドパネルがルーフパネルの開口部を閉塞する全
開状態から、これを駆動リンク機構を介してガイドレー
ルへ向けて下降させる時、ガイドレールに沿って車体の
後方に向かって移動するスライド部材と共にリヤドレイ
ンを後退させるので、リヤドレインがスライドパネルの
後端の後方へ完全に移動し、したがって、スライドパネ
ルの後端をリヤドレインの上縁よりも下方に下げること
ができる。
また、スライドパネル下降時にスライドパネル後端の下
方にリヤドレインのような邪魔なものがないので、カイ
トレールとスライドパネルとの間隔を駆動リンク機構の
幅程度まで狭くすることができ、サンルーフ装置全体の
上下方向の寸法(厚さ)を小さくできる。
その結果、車の天井が低くならないので、車室内の居住
性を良くすることができる。
リヤドレインとスライドパネルの後縁部を直接連結する
ものはなく、スライドパネルの後端は何らの抵抗なく下
降することができ、スライドパネルの下降がスムーズで
ある。
リヤドレインとスライドパネルの後端とを直接に連結し
ないので、従来のように、スライドパネル後端のチルト
アップに際し、リヤドレインが共に移動しないように、
リヤドレインをガイドレールに係止させる必要がなく、
構造が簡単となる。
また、これにより、スライドパネルの後端がチルト機構
により自由に持ち上がるので、スライドパネルの後端を
大きくチルトアップさせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例のサンルーフ装置の概略正面
図、 第2図は、同上の要部側断面図、 第3図は、同上の別位置の要部側断面図、第4図は、ス
ライドパネルのチルトアップ状態を示す概略正面図、 第5図は、スライドパネルの全開状態を示す概略正面図
、 第6図は、スライドパネルの下降状態を示す概略正面図
である。 1・・・ルーフパネル、2・・・開口部、3・・・ガイ
ドレール、4・・・スライドパネル、5・−・ウェザス
トリップ、6・・・チルト機構、7・・・駆動リンク機
構、8・・・リヤドレイン、8a・・・側壁、9・・・
第1のフロントガイド、10・・・第1のりャガイド、
11・・・第2のフロントガイド、12・・・第2のリ
ヤガイド、13・・・規制体、14・・・ブラケット、
15・・・支持部、16・・・支持アーム、17・・・
案内体、18・・・フロントリンク、19・・・支持ピ
ン、20・・・長孔、20a・・・直線部−120b・
・・傾斜部、21・・・連結ピン、22・・・支持ピン
、23・・・ストッパ、24・・・誘導部、25・・・
レール溝、26・・・案内溝、27・・・係合ローラ、
28・・・インナパネル、29・・・ボルト、30・・
・ナツト、31・・・第1のリヤリンク、32・・・支
持ピン、33・・・第2のリヤリンク、34・・・支持
ピン、35・・・長孔、35a・・・一端、35b・・
・他端、36・・・カム溝、36a・・・第1の傾斜部
、36b・・・直線部、36c・・・第2の傾斜部、3
7・・・連結ピン、38・・・第1の係合ピン、39・
・・カム面、40・・・第2の係合ピン、41・・・ウ
ェザストリップ、42・・・収納部、43・・・駆動シ
ュ、44・・・駆動ケーブル、45・・・ドレインシュ
ー46・・・ロッド、47a・・・一端、47b・・・
他端。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車体のルーフパネルに開口部を設け、その両側に車体の
    前後方向に沿って平行なガイドレールを配設し、開口部
    にスライドパネルを配置し、ガイドレールとスライドパ
    ネルとをチルト機構を有する駆動リンク機構で連結した
    サンルーフ装置において、前記駆動リンク機構のガイド
    レールに沿って移動するスライド部材に一体に連動する
    リヤドレインを連結し、前記リヤドレインが前記スライ
    ドパネルの下降に伴ってスライドパネルの後縁より後方
    に後退することを特徴とするサンルーフ装置。
JP1221542A 1989-08-30 1989-08-30 サンルーフ装置 Expired - Lifetime JPH0688502B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1221542A JPH0688502B2 (ja) 1989-08-30 1989-08-30 サンルーフ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1221542A JPH0688502B2 (ja) 1989-08-30 1989-08-30 サンルーフ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0386624A true JPH0386624A (ja) 1991-04-11
JPH0688502B2 JPH0688502B2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=16768355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1221542A Expired - Lifetime JPH0688502B2 (ja) 1989-08-30 1989-08-30 サンルーフ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0688502B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008049407A2 (de) * 2006-10-27 2008-05-02 Webasto Ag Deckelanhebekulisse zur steuerung einer zweiphasigen anhebebewegung eines deckels
US8905467B2 (en) 2012-05-17 2014-12-09 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Sunroof apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008049407A2 (de) * 2006-10-27 2008-05-02 Webasto Ag Deckelanhebekulisse zur steuerung einer zweiphasigen anhebebewegung eines deckels
WO2008049407A3 (de) * 2006-10-27 2008-06-19 Webasto Ag Deckelanhebekulisse zur steuerung einer zweiphasigen anhebebewegung eines deckels
US8905467B2 (en) 2012-05-17 2014-12-09 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Sunroof apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0688502B2 (ja) 1994-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5100197A (en) Automotive vehicle sunroof structure
US5718472A (en) Automotive slide roof system
US5707102A (en) Automotive sun roof device
JP3295883B2 (ja) サンルーフ装置
JPH0386624A (ja) サンルーフ装置
JP3174076B2 (ja) サンルーフ装置
JP3275151B2 (ja) サンルーフ装置
JPH03139430A (ja) サンルーフ装置
JP3101832B2 (ja) サンルーフ装置
JP2965991B2 (ja) 車両のサンルーフ装置
JP3047135B2 (ja) サンルーフ装置
JP2957619B2 (ja) スライド・チルト型サンルーフ装置
JP3830210B2 (ja) サンルーフ装置
JP2965994B2 (ja) チルトスライド式サンルーフ装置
JPH03139431A (ja) サンルーフ装置
JP3120245B2 (ja) サンルーフ装置
JPH0386622A (ja) サンルーフ装置
JP2520859Y2 (ja) 自動車のサンルーフ構造
JPH0626419Y2 (ja) サンルーフのリッド昇降装置
JPH0139220Y2 (ja)
JPH03139428A (ja) サンルーフ装置
JPH0215693Y2 (ja)
JP2601050Y2 (ja) サンルーフのリッド昇降装置
JPH0550856A (ja) サンルーフ装置
JPH10181354A (ja) チルトスライド式サンルーフ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071109

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081109

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081109

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091109

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term