JPH0379237B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0379237B2 JPH0379237B2 JP57221712A JP22171282A JPH0379237B2 JP H0379237 B2 JPH0379237 B2 JP H0379237B2 JP 57221712 A JP57221712 A JP 57221712A JP 22171282 A JP22171282 A JP 22171282A JP H0379237 B2 JPH0379237 B2 JP H0379237B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- engine
- driver
- steering shaft
- leg shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
- 238000013022 venting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、1個の操向前輪と、レツグシールド
とを備え、運転者が両足を揃えて着座する二輪ま
たは三輪のスクータ型車輛に関するものである。
とを備え、運転者が両足を揃えて着座する二輪ま
たは三輪のスクータ型車輛に関するものである。
(発明の背景)
1個の操向前輪の上方に、操向軸筒を包みかつ
運転者の両足の前方を覆うレツグシールドを備え
たスクータ型の二輪車や三輪車がある。これらの
車では運転者は両足を揃えて着座する。
運転者の両足の前方を覆うレツグシールドを備え
たスクータ型の二輪車や三輪車がある。これらの
車では運転者は両足を揃えて着座する。
この種の車輛では運転シートの下方にエンジン
等の後輪駆動機構を設けるため、通常後輪の分布
荷重が前輪より著しく大となる傾向が生じる。こ
のため特に厳しい走行条件下などで操縦性能が悪
くなることがあつた。
等の後輪駆動機構を設けるため、通常後輪の分布
荷重が前輪より著しく大となる傾向が生じる。こ
のため特に厳しい走行条件下などで操縦性能が悪
くなることがあつた。
またこの種の車輛ではシート下方にエンジンを
収容し、このエンジンを覆うリヤフエンダ内に部
品や小物を収容する空間を確保する場合が多い。
しかしエンジンに近いため電装品などの熱に弱い
部品をこの位置に収容するのは不適当であるにも
拘らず、他に適当な収容空間を確保するのが困難
であるため、止むを得ずシート下方に配置してい
た。
収容し、このエンジンを覆うリヤフエンダ内に部
品や小物を収容する空間を確保する場合が多い。
しかしエンジンに近いため電装品などの熱に弱い
部品をこの位置に収容するのは不適当であるにも
拘らず、他に適当な収容空間を確保するのが困難
であるため、止むを得ずシート下方に配置してい
た。
さらにこの種の車輛で水冷式エンジンを用いる
ことが考えられるが、この場合には走行風が当た
る位置にこのラジエタを配設する必要がある。し
かし前輪やレツグシールドがあるためにラジエタ
に走行風が当たりにくくなつたり、足置空間が狭
くなるという問題があつた。
ことが考えられるが、この場合には走行風が当た
る位置にこのラジエタを配設する必要がある。し
かし前輪やレツグシールドがあるためにラジエタ
に走行風が当たりにくくなつたり、足置空間が狭
くなるという問題があつた。
(発明の目的)
本発明はこのような事情に鑑みなされたもの
で、前後輪の荷重分配を良好にし、操縦性能の向
上を図ると共に、電装部品など熱に弱い部品を収
容するのに適した空間も十分に確保することが可
能であり、水冷式エンジンを搭載した場合にラジ
エタに走行風が良好に当たり足置空間も十分に大
きく確保することができるスクータ型車輛を提供
することを目的とする。
で、前後輪の荷重分配を良好にし、操縦性能の向
上を図ると共に、電装部品など熱に弱い部品を収
容するのに適した空間も十分に確保することが可
能であり、水冷式エンジンを搭載した場合にラジ
エタに走行風が良好に当たり足置空間も十分に大
きく確保することができるスクータ型車輛を提供
することを目的とする。
(発明の構成)
本発明によればこの目的は、一個の操向前輪
と、ハンドルバー下方に配設され運転者の足の前
方を覆うレツグシールドとを備え、運転者が両足
を揃えて運転シートに着座するようにしたスクー
タ車輛において、前記運転シート下方に配設され
た水冷式エンジンと、前記レツグシールド内下部
の操向軸筒前方かつ前記操向前輪中心の上方に配
設されたラジエタとを備え、前記レツグシールド
内の前記ラジエタの上方に物置空間を形成したこ
とを特徴とするスクータ型車輛により達成され
る。
と、ハンドルバー下方に配設され運転者の足の前
方を覆うレツグシールドとを備え、運転者が両足
を揃えて運転シートに着座するようにしたスクー
タ車輛において、前記運転シート下方に配設され
た水冷式エンジンと、前記レツグシールド内下部
の操向軸筒前方かつ前記操向前輪中心の上方に配
設されたラジエタとを備え、前記レツグシールド
内の前記ラジエタの上方に物置空間を形成したこ
とを特徴とするスクータ型車輛により達成され
る。
(実施例)
第1,2図は本発明の一実施例の側面図と側断
面図、第3,4,5,6図はその−線〜−
線断面図、第7図はフレームの正面図、第8図
はダクトの斜視図、第9図は走行風の流れを示す
平面図、第10,11図は冷却水通路の側面図と
平面図である。
面図、第3,4,5,6図はその−線〜−
線断面図、第7図はフレームの正面図、第8図
はダクトの斜視図、第9図は走行風の流れを示す
平面図、第10,11図は冷却水通路の側面図と
平面図である。
これらの図で符号10はフレームであり、操向
軸筒12と、この操向軸筒12から斜め後方下方
へ延びる断面角型の下降管14と、この下降管1
4から後方へ延びる足置板16と、この足置板1
6の後端から斜め上方へ延びる左右一対のバツク
ステー18とを有する。足置板16は上板16a
と下板16bとを最中状に重ね合わせることによ
り形成され、上板16aの中央部は前後方向に隆
起しこの中がトンネル20となつている。下板1
6bの前部は下降管14の下面に沿うように斜め
に起立し、この斜面には前方を指向する前開口2
2が形成されている。またトンネル20の後開口
24は後記エンジン26a方向を指向している。
軸筒12と、この操向軸筒12から斜め後方下方
へ延びる断面角型の下降管14と、この下降管1
4から後方へ延びる足置板16と、この足置板1
6の後端から斜め上方へ延びる左右一対のバツク
ステー18とを有する。足置板16は上板16a
と下板16bとを最中状に重ね合わせることによ
り形成され、上板16aの中央部は前後方向に隆
起しこの中がトンネル20となつている。下板1
6bの前部は下降管14の下面に沿うように斜め
に起立し、この斜面には前方を指向する前開口2
2が形成されている。またトンネル20の後開口
24は後記エンジン26a方向を指向している。
26はエンジンユニツトであり、このユニツト
26は水冷式エンジン26aと後輪28とを有す
る。このユニツト26は軸30によつて上下に揺
動可能に保持される。32はクツシヨンユニツト
である。
26は水冷式エンジン26aと後輪28とを有す
る。このユニツト26は軸30によつて上下に揺
動可能に保持される。32はクツシヨンユニツト
である。
前記操向軸筒12には操向軸34が軸支され、
この軸34の上端にはハンドルバー36が取付け
られている。このハンドルバー36には風防38
が固定され、この風防38内に前照灯や速度計な
どが収容されている。操向軸34の下端にはフオ
ークブラケツト40を介して左右一対のフオーク
42(42a,42b)が取付けられている。こ
のフオーク42は公知のテレスコピツクオレオ型
のもので内部にコイルばねおよび減衰器を有す
る。このフオーク42下端には前輪44が取付け
られている。46はこの前輪44と共に上下動す
るようフオーク42に取付けられた前フエンダで
ある。
この軸34の上端にはハンドルバー36が取付け
られている。このハンドルバー36には風防38
が固定され、この風防38内に前照灯や速度計な
どが収容されている。操向軸34の下端にはフオ
ークブラケツト40を介して左右一対のフオーク
42(42a,42b)が取付けられている。こ
のフオーク42は公知のテレスコピツクオレオ型
のもので内部にコイルばねおよび減衰器を有す
る。このフオーク42下端には前輪44が取付け
られている。46はこの前輪44と共に上下動す
るようフオーク42に取付けられた前フエンダで
ある。
48は操向軸筒12を前後から包むように形成
されたレツグシールドであり、前板48aと後板
48bとから成る。50は第2の前フエンダであ
り、前記前フエンダ46の上方に適当な間隔を持
つて位置するようフレーム10に取付けられてい
る。このフエンダ50の下部には、前輪44の後
方に位置する空気取入口52および後方を指向し
て開口する左右一対の排気口54が形成されてい
る。この空気取入口52は前記トンネル20の前
開口22よりもやや大きい。また前フエンダ46
には、この空気取入口52および前記前開口22
の下縁付近を指向して舌状に延出するデフレクタ
56が一体に形成されている。
されたレツグシールドであり、前板48aと後板
48bとから成る。50は第2の前フエンダであ
り、前記前フエンダ46の上方に適当な間隔を持
つて位置するようフレーム10に取付けられてい
る。このフエンダ50の下部には、前輪44の後
方に位置する空気取入口52および後方を指向し
て開口する左右一対の排気口54が形成されてい
る。この空気取入口52は前記トンネル20の前
開口22よりもやや大きい。また前フエンダ46
には、この空気取入口52および前記前開口22
の下縁付近を指向して舌状に延出するデフレクタ
56が一体に形成されている。
57,58は前記足置板16の上面および下面
に取付けられた上カバーと下カバーである。
に取付けられた上カバーと下カバーである。
60はラジエタであり、レツグシールド48内
の下部で操向軸筒12の前方に位置するよう、ブ
ラケツト(図示せず)を介してフレーム10に固
定されている。レツグシールド48にはラジエタ
60の前方に空気取入口62が形成されている。
ラジエタ60の後面には電動フアン63が取付け
られている。64はダクトであり、ラジエタ60
の後方にフレーム10を跨ぐように取付けられて
いる。このダクト64は下方および前方が開いた
略箱状に形成され、下降管14側から下降管1
4、操向軸筒12を挾むように取付けられる。こ
の結果このダクト64の前方開口はフアン63を
囲んでラジエタ60の後面に対向し、またダクト
64の下方の開口は第2のフエンダ50によりそ
の前3分の2程が閉じられ、その後3分の1程は
足置板16の左右方向へ張り出して上板16aの
上方に開口する(第2,3図)。
の下部で操向軸筒12の前方に位置するよう、ブ
ラケツト(図示せず)を介してフレーム10に固
定されている。レツグシールド48にはラジエタ
60の前方に空気取入口62が形成されている。
ラジエタ60の後面には電動フアン63が取付け
られている。64はダクトであり、ラジエタ60
の後方にフレーム10を跨ぐように取付けられて
いる。このダクト64は下方および前方が開いた
略箱状に形成され、下降管14側から下降管1
4、操向軸筒12を挾むように取付けられる。こ
の結果このダクト64の前方開口はフアン63を
囲んでラジエタ60の後面に対向し、またダクト
64の下方の開口は第2のフエンダ50によりそ
の前3分の2程が閉じられ、その後3分の1程は
足置板16の左右方向へ張り出して上板16aの
上方に開口する(第2,3図)。
このダクト64の上方のレツグシールド48内
部は、物置空間66となつている。この物置空間
66内には、操向軸筒12の前方に、雨具や工具
等の小物を収納するケース68が取付けられる。
このケース68の底板はダクト64の切欠き64
a(第8図)を塞ぐ。このケース68の左側は一
部が前方へへこみ(第10,11図)、このへこ
みにかかるように操向軸筒12の左方に電池70
が収容される。この電池70の近辺にはリレー箱
72やスタータスイツチ74が取付けられる。ま
た操向軸筒12の右方には、冷却液のリザーバタ
ンク76、CDI(コンデンサ点火)ユニツト78
などが収納される。小物の出し入れ、冷却液の点
検はレツグシールド48の前板48a全体または
その一部を外し、また電池70の点検は後板48
b全体またはその一部を外して行なう。
部は、物置空間66となつている。この物置空間
66内には、操向軸筒12の前方に、雨具や工具
等の小物を収納するケース68が取付けられる。
このケース68の底板はダクト64の切欠き64
a(第8図)を塞ぐ。このケース68の左側は一
部が前方へへこみ(第10,11図)、このへこ
みにかかるように操向軸筒12の左方に電池70
が収容される。この電池70の近辺にはリレー箱
72やスタータスイツチ74が取付けられる。ま
た操向軸筒12の右方には、冷却液のリザーバタ
ンク76、CDI(コンデンサ点火)ユニツト78
などが収納される。小物の出し入れ、冷却液の点
検はレツグシールド48の前板48a全体または
その一部を外し、また電池70の点検は後板48
b全体またはその一部を外して行なう。
第10,11図において80(80a,80
b)はラジエタ60とエンジン26aとを結ぶ冷
却液パイプであり、第5図に示すようにラジエタ
60からエンジン26aへ戻る低温液のパイプ8
0aは足置板16左側の上・下カバー57,58
内を通り、またエンジン26aからラジエタ60
へ行く高温液のパイプ80bは足置板16の下板
16b下面を通るように配管されている。
b)はラジエタ60とエンジン26aとを結ぶ冷
却液パイプであり、第5図に示すようにラジエタ
60からエンジン26aへ戻る低温液のパイプ8
0aは足置板16左側の上・下カバー57,58
内を通り、またエンジン26aからラジエタ60
へ行く高温液のパイプ80bは足置板16の下板
16b下面を通るように配管されている。
なお、第1,2,9図で82はシート、84は
エンジンユニツト26の上方を覆うリヤフエンダ
である。
エンジンユニツト26の上方を覆うリヤフエンダ
である。
次に本実施例の動作を説明する。走行中におい
て走行風は第2の前フエンダ50の下面に導かれ
て流れ、前フエンダ46のデフレクタ52はこの
風を空気取入口52へ導く。空気取入口52より
上・下カバー57,58間に入つた走行風は、そ
の大部分がトンネル20の前開口22からトンネ
ル20に入り、トンネル20を通り後開口24か
らエンジン26aに当たりながらリヤフエンダ8
4内を流れる。そしてその風の一部はリヤフエン
ダ84内を冷却しつつ、リヤフエンダ後部側面に
設けられた排気口86(第1,2図)から排出さ
れる。またその風の残部はエンジン26aの側方
および下方を通り、リヤフエンダ84下部から排
出される。
て走行風は第2の前フエンダ50の下面に導かれ
て流れ、前フエンダ46のデフレクタ52はこの
風を空気取入口52へ導く。空気取入口52より
上・下カバー57,58間に入つた走行風は、そ
の大部分がトンネル20の前開口22からトンネ
ル20に入り、トンネル20を通り後開口24か
らエンジン26aに当たりながらリヤフエンダ8
4内を流れる。そしてその風の一部はリヤフエン
ダ84内を冷却しつつ、リヤフエンダ後部側面に
設けられた排気口86(第1,2図)から排出さ
れる。またその風の残部はエンジン26aの側方
および下方を通り、リヤフエンダ84下部から排
出される。
エンジン26aの熱はエンジン26aに設けた
冷却液ポンプ88(第11図)により送られる液
によりラジエタ60へ送られ、ここで走行風およ
びフアン64により送られる風によつて冷却され
る。ラジエタ60を通過した温風はダクト64内
から足置板16側方と上・下カバー57,58と
で囲まれる空間90(第3,4,5図参照)を通
り下方へ導かれる。この温風の大部分は排気口5
4から排気され、残部はエンジン26a下方から
排出される。特に排気口54付近はその外側を通
る走行風により負圧となるので、温風の排気は一
層効率良く行なわれる。
冷却液ポンプ88(第11図)により送られる液
によりラジエタ60へ送られ、ここで走行風およ
びフアン64により送られる風によつて冷却され
る。ラジエタ60を通過した温風はダクト64内
から足置板16側方と上・下カバー57,58と
で囲まれる空間90(第3,4,5図参照)を通
り下方へ導かれる。この温風の大部分は排気口5
4から排気され、残部はエンジン26a下方から
排出される。特に排気口54付近はその外側を通
る走行風により負圧となるので、温風の排気は一
層効率良く行なわれる。
比較的重いラジエタ60や電池70は前輪44
の上方に位置するので、前輪44の分布荷重が増
え、操縦性が向上する。またラジエタ60はレツ
グシールド48内の低い位置にあるので車輛全体
の重心も高くならず安定性が増すだけでなく、こ
のラジエタ60の上方に十分な物置空間66を確
保できる。特にラジエタ60通過後の温風はダク
ト62により上・下カバー57,58間に導かれ
るので、物置空間66にはほとんど流入しない。
従つて電池70などの電装部品を高温にするおそ
れが少ない。
の上方に位置するので、前輪44の分布荷重が増
え、操縦性が向上する。またラジエタ60はレツ
グシールド48内の低い位置にあるので車輛全体
の重心も高くならず安定性が増すだけでなく、こ
のラジエタ60の上方に十分な物置空間66を確
保できる。特にラジエタ60通過後の温風はダク
ト62により上・下カバー57,58間に導かれ
るので、物置空間66にはほとんど流入しない。
従つて電池70などの電装部品を高温にするおそ
れが少ない。
さらに第10図から明らかなように、エンジン
26aを低い位置に前後方向へ水平となるように
したので、エンジン26aはラジエタ60よりも
低くなりかつ冷却液パイプ80はエンジン26a
側に向つて下降することになる。従つて、冷却液
をリザーバタンク76やラジエタ60から注液す
ればパイプ80内に空気が溜まることがなくな
り、注液時の空気抜きなどの作業が不要で整備性
が向上する。さらにまたエンジン26aを前方へ
水平に配置したので、冷却液パイプ80を短縮化
でき、重量軽減にも適する。
26aを低い位置に前後方向へ水平となるように
したので、エンジン26aはラジエタ60よりも
低くなりかつ冷却液パイプ80はエンジン26a
側に向つて下降することになる。従つて、冷却液
をリザーバタンク76やラジエタ60から注液す
ればパイプ80内に空気が溜まることがなくな
り、注液時の空気抜きなどの作業が不要で整備性
が向上する。さらにまたエンジン26aを前方へ
水平に配置したので、冷却液パイプ80を短縮化
でき、重量軽減にも適する。
本実施例ではラジエタ60通過後の温風を第2
の前フエンダ50、上・下カバー57,58等で
囲まれた空間を利用して排気口54や後方へ導く
ので軽量化に適するが、この温風を導くため排気
口54へ連通する専用のダクトを別体に形成して
もよいことは勿論である。
の前フエンダ50、上・下カバー57,58等で
囲まれた空間を利用して排気口54や後方へ導く
ので軽量化に適するが、この温風を導くため排気
口54へ連通する専用のダクトを別体に形成して
もよいことは勿論である。
(発明の効果)
本発明は以上のように、運転シート下方に水冷
式エンジンを、レツグシールド内下部の操向軸筒
前方かつ前輪中心の上方にラジエタをそれぞれ配
設したので、前輪の分布荷重が増え、前後輪の荷
重配分の不均衡が是正される結果、特に厳しい走
行条件の下での操縦性が向上する。
式エンジンを、レツグシールド内下部の操向軸筒
前方かつ前輪中心の上方にラジエタをそれぞれ配
設したので、前輪の分布荷重が増え、前後輪の荷
重配分の不均衡が是正される結果、特に厳しい走
行条件の下での操縦性が向上する。
またラジエタは操向軸筒の前方かつ前輪の上方
に位置するから、ラジエタには前輪や操向軸筒や
前フオークなどが障害となることなく走行風が直
接良好に当たることになる。ここにラジエタは操
向前輪の前方にあるので足置空間が狭くなること
もない。
に位置するから、ラジエタには前輪や操向軸筒や
前フオークなどが障害となることなく走行風が直
接良好に当たることになる。ここにラジエタは操
向前輪の前方にあるので足置空間が狭くなること
もない。
第1,2図は本発明の一実施例の側面図と、そ
の一部を断面した側面図、第3,4,5,6図は
その−線〜−線断面図、第7図はフレー
ムの正面図、第8図はダクトの斜視図、第9図は
走行風の流れを示す平面図、第10,11図は冷
却水通路の側面図と平面図である。 12……操向軸筒、26a……水冷式エンジ
ン、36……ハンドルバー、44……前輪、48
……レツグシールド、60……ラジエタ、66…
…物置空間。
の一部を断面した側面図、第3,4,5,6図は
その−線〜−線断面図、第7図はフレー
ムの正面図、第8図はダクトの斜視図、第9図は
走行風の流れを示す平面図、第10,11図は冷
却水通路の側面図と平面図である。 12……操向軸筒、26a……水冷式エンジ
ン、36……ハンドルバー、44……前輪、48
……レツグシールド、60……ラジエタ、66…
…物置空間。
Claims (1)
- 1 一個の操向前輪と、ハンドルバー下方に配設
され運転者の足の前方を覆うレツグシールドとを
備え、運転者が両足を揃えて運転シートに着座す
るようにしたスクータ車輛において、前記運転シ
ート下方に配設された水冷式エンジンと、前記レ
ツグシールド内下部の操向軸筒前方かつ前記操向
前輪中心の上方に配設されたラジエタとを備え、
前記レツグシールド内の前記ラジエタの上方に物
置空間を形成したことを特徴とするスクータ型車
輛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57221712A JPS59114178A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | スク−タ型車輌 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57221712A JPS59114178A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | スク−タ型車輌 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59114178A JPS59114178A (ja) | 1984-07-02 |
JPH0379237B2 true JPH0379237B2 (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=16771082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57221712A Granted JPS59114178A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | スク−タ型車輌 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59114178A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4928980B2 (ja) * | 2006-02-28 | 2012-05-09 | 本田技研工業株式会社 | 側車付車両 |
PH12013500522A1 (en) * | 2010-09-21 | 2013-05-06 | Tvs Motor Co Ltd | Heat discharging assembly |
JP6243282B2 (ja) * | 2014-04-15 | 2017-12-06 | 川崎重工業株式会社 | 鞍乗型車両のラジエータ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5948278A (ja) * | 1982-09-11 | 1984-03-19 | 本田技研工業株式会社 | スク−タ型自動二輪車等のエンジン冷却装置 |
-
1982
- 1982-12-17 JP JP57221712A patent/JPS59114178A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5948278A (ja) * | 1982-09-11 | 1984-03-19 | 本田技研工業株式会社 | スク−タ型自動二輪車等のエンジン冷却装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59114178A (ja) | 1984-07-02 |
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