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JPH0372774B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0372774B2
JPH0372774B2 JP58140207A JP14020783A JPH0372774B2 JP H0372774 B2 JPH0372774 B2 JP H0372774B2 JP 58140207 A JP58140207 A JP 58140207A JP 14020783 A JP14020783 A JP 14020783A JP H0372774 B2 JPH0372774 B2 JP H0372774B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
walkway
main
corridor
hallway
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58140207A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6030760A (ja
Inventor
Takahiro Enoki
Takashi Hashida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisso Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Nisso Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisso Sangyo Co Ltd filed Critical Nisso Sangyo Co Ltd
Priority to JP58140207A priority Critical patent/JPS6030760A/ja
Publication of JPS6030760A publication Critical patent/JPS6030760A/ja
Priority to US06/729,692 priority patent/US4620612A/en
Priority to EP85303182A priority patent/EP0214345B1/en
Publication of JPH0372774B2 publication Critical patent/JPH0372774B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Soil Working Implements (AREA)
  • Movable Scaffolding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば、船体建造作業用、その他工
事に用いる可搬式歩廊に関するもので、詳しく
は、任意の場所に任意の持続状態で配設でき、作
業個所に適した状態に配置できて作業員の通路あ
るいは作業用足場として機能しうる工事用可搬式
歩廊に関するものである。
船舶あるいは建物等の被構築物の構築にあつて
は、所謂作業足場の確保や作業者の歩行路確保の
ために船腹に突出するピースや建物の梁材等の水
平支持材間に歩廊が架設されたりあるいは吊設さ
れたりする。この歩廊は、例えば、第1図に示す
ように、水平支持材間の間隔より長い一対の支持
桁1と、この支持桁1間に適宜間隔で架け渡され
る複数の単管パイプ2と、この単管パイプ2上に
載置される複数の長尺足場板3と、支持桁1に下
端が固着されて上方に突設されるパイプ等からな
る複数の支柱4と、この支柱4にクランプ5利用
で固着され支柱4を頭継ぎ状に連結する手摺パイ
プ6とからなるものである。一方、この歩廊を架
設等する水平支持材間の距離は、一定でなく、長
かつたり短かつたりするので、歩廊を構成する支
持桁1や足場板3は少なくとも水平支持材間距離
より大なるものとしなければならないとともに多
種類の長さの足場板3や支持桁1部材を用意しな
ければならない。従つて、所望の歩廊を得るに
は、他の多数のパイプ部材等と共に多種類の長さ
の足場板3及び桁部材1を用意しなければならな
いとともに、それらを不使用時に格納する場合に
大きな収納スペースを必要とする不経済性があ
る。また、これらの部材を利用して所望の歩廊を
組立てる際にも、長い足場板3や桁部材1の移動
が不便である上に、組立作業はいきおい高所作業
となるため慎重にしなければならず、その作業性
は極めて悪くなる、さらに、一旦組立た歩廊はそ
のまま他の場所へ盛り替えることは狭いスペース
の工事現場では極めて困難であり、盛替作業に多
大の労力と時間を要す不便もある。
即ち、足場板3等が長い為に1人で持ち運ぶこ
とは不可能であり、複数の作業者やクレーンで狭
い場所の中を盛替える場合、長い足場板3が他の
建材、構築物に衝突し、又進行方向の向きもかえ
にくく、その盛替作業が著しく面倒であつた。
そこで、本発明の目的は、設置する場所やスペ
ースに対応して任意に組み付けでき、しかも組み
付け、取りはずし作業が容易であり、又、持ち運
び、盛り替えが容易であり、更に狭いスペース内
でも格納が容易な工事用可搬式歩廊を提供するこ
とである。
この目的を達成するため、本発明の構成は、複
数の歩廊と一つ又は複数の補助歩廊とを有し、歩
廊は主歩廊と、主歩廊の一端又は両端に出入自在
に組み込んだ副歩廊と、主歩廊と副歩廊の枠体に
折り畳み自在に設けた手摺と、主歩廊と副歩廊の
枠体の端部に設けた連結金物とからなり、補助歩
廊は多角形状の枠体と当該枠体の外周に設けた複
数のブラケツトとからなり、補助歩廊は任意の外
面のブラケツトを介して主歩廊又は副歩廊の枠体
側部に着脱自在に取り付けられ、前記連結金物は
複数の歩廊同志を縦方向に向けて着脱自在に結合
させると共に他の引掛金物又は前記補助歩廊を介
して一つの歩廊の側部に他の歩廊を横方向又は斜
め方向に向けて着脱自在に連結させることを特徴
とするものである。
次に、上記目的を達成する本発明の工事用可搬
式歩廊を図面を参照して説明する。
第2図は本発明の歩廊の一例を示すもので、主
歩廊10と該主歩廊10の一端あるいは両端に出
入自在に組み込んである副歩廊20とから伸縮自
在な歩廊とし、且つ副歩廊20の先端に、他の歩
廊への連結用としての連結金物30が一体的に取
り付けてあり、更に、上記連結金物30には、必
要に応じてフツク状の引掛金物40が取り付けら
れるようにしてある。尚、副歩廊20は、主歩廊
10に出入自在に支持され、自在に歩廊自体の長
さを調整できるようにしてあるが、伸縮できるも
のであれば、スライド式その他任意の方式を採用
してもよい。
詳述すると、主歩廊10は、一対の枠体たる桁
部材11と、この桁部材11の内側間に連設され
た水平な足場板12とからなり、桁部材11は、
第3図にも示すように、縦長の略函型形状を呈す
る型材からなり、内部に副歩廊20の枠体たる桁
部材21の挿通を可とすると共に上下、外側方向
には抜けないように保持するものである。また、
この桁部材11は他の桁部材11と互いに対向す
る内側に長手方向に沿う開口部11′を有してお
り、この開口部11′を介して副歩廊20の桁部
材21に固着される足場板22の挿通を可とする
とともに、開口部分11′の上方縁部で対向する
他桁部材11に向けて水平突出する支持部11a
を有しており、当該支持部11aに足場板12を
固着させている。そして、桁部材11の開口部分
11′の下方縁部には立ち上り11bが形成され
ており、内部で摺動する副歩廊20の桁部材21
下端が主歩廊10の桁部材11内から横方向及び
上下方向に脱落するのを防止しているとともに、
当該立ち上り11b間には脚固め部材13が固着
され桁部材11の下端間が拡開するのを防止して
いる。
なお、桁部材11の外側上下端には補強部11
cが形成されているが、当該補強部11cは桁部
材11の外側胴部11dが充分な自己支持性を有
する程に形成されているものであるときは、その
形状が省略されているものであつても良いこと勿
論である。また、桁部材11の内側開口部分1
1′の上方端縁に突出形成されている支持部11
aは、桁部材11の内側胴部11eを補強するた
めに突設されているものでもあるが、この内側胴
部11eが充分な自己支持性を有する程度に形成
されているものであれば、その突出形成を省略し
ても良い。支持部11aの突出形成を省略する場
合には、適宜の連結具利用等により、足場板12
を桁部材11の内側に連結することとすること勿
論である。
主歩廊10の桁部材11に対しては足場板12
を第3図のように内側に設けてもよいが、桁部材
11の上部又は株に設けてもよい。
更に副歩廊20の足場板22は主歩廊の足場板
12より下方に位置させてもよいが、第13図の
ように主歩廊10の桁部材11の内側下部に足場
板12をボルト、溶接等で固定し、又桁部材11
内にスライドする副歩廊20の桁部材21に設け
た足場板22は開口部11′より水平方向に延長
すると共に主歩廊10の足場板12の上方に位置
させるようにしてもよい。
主歩廊10に敷設されている足場板12は、第
4図イにも示すように、適宜肉厚の金属板からな
るパネル状に形成されているもので、その上面に
は適宜間隔でリブ状に突出形成された滑り止め1
2aを有している。この足場板12は、本実施例
では金属製パネル状とされているが、これに代え
て、合板等からなる長尺足場板とすることとして
もよい。要は、主歩廊10に作業者のための歩行
路等となるものを確保することができるように構
成されていれば足りるものである。従つて、足場
板12の上面に形成される滑り止め12aも、実
施例のリブ状に代えて、ドツト状あるいは網目状
に形成されているものであつても良いこと勿論で
ある。ただ、本実施例のようにリブ状に形成する
こととすれば、足場板12の上面の曲げに対する
耐久力を増大することができる利点がある。
なお、本発明における足場板12は、主歩廊1
0の端部にあつては第4図ロに示すように一端上
面を彎曲面部12bとし、段差を生じないように
配慮した端部用足場板12′が利用され、桁部材
11の長さに合せて足場板12,12′を敷設で
きるように、第4図ハに示すような小巾の調整用
足場板12″が利用されるものである。
各足場板12間は、リベツトあるいはボルトナ
ツト利用によつて連結され、足場板12と桁部材
11との連結もリベツトあるいはボルトナツト利
用によるものである。
次に、副歩廊20は、一対の枠体たる桁部材2
1と、この桁部材21間に敷設された足場板22
とからなり、桁部材21を主歩廊10の桁部材1
1内で摺動させることによつて、主歩廊10に対
し副歩廊20を出し入れ自在とする。この桁部材
21は、第2図および第3図に示すように、全体
にI型形状を呈する型材からなり、その中央やや
下方の内側面すなわち他方の桁部材21と互いに
対向する側面に突出形成された支持部21aを有
している。この支持部21aには足場板22がリ
ベツト等によつて固着される。また、この桁部材
21の外側上下端には補強部21cが形成されて
いるが、当該補強部21cは桁部材21の中央軸
部21が充分な自己支持性を有する程に形成さ
れているものであるときは、その形成が省略され
ているものであつても良いこと勿論である。た
だ、この補強部21cは、その形成をすることと
する場合には、当該桁部材21を主歩廊10の桁
部材11内に挿通するときのガイドとなり、その
挿通を確実なものとする利点を生じる。
この副歩廊20に敷設されている足場板22
は、前記した主歩廊10に敷設されている足場板
12とその主要な構成において異なるところはな
い。すなわち、その断面形状においては、第4図
イに示すところと異なるところもなく、上面には
リブ状の滑り止め22aを有しており、ただ、そ
の桁部材21間長さが前記主歩廊10における足
場板12の桁部材11間長さよりやや長くなつて
いるのみである。そして、副歩廊20の端部の足
場板12として第4図ロに示すような彎曲面12
bを有した足場板12′は利用されず、第4図ハ
に示すような小巾の調整用足場板22″のみが利
用されることがある点で差異があるのみである。
なお、副歩廊20の端部すなわち桁部材21の
端部間には、断面波型のパイプ23が介装されて
おり、桁部材21間が横方向に拡開することを防
止するとともに、当該副歩廊20を主歩廊10か
ら所望長さだけ引き出すときの把手として役割し
ている(第2図および第3図参照)。
従つて、副歩廊20の桁部材21を主歩廊10
の桁部材内から引き出すようにすれば、歩廊全体
の長さが大きくなり、逆に、副歩廊20の桁部材
21を主歩廊10の桁部材11内に押し込むよう
にすれば、歩廊全体の長さが短くなることとな
り、歩廊を伸縮自在とし得る。
以上、主歩廊10、副歩廊20について詳述し
たが、主歩廊10の桁部材11と副歩廊20の桁
部材21には、それぞれその長手方向に所定の間
隔でピン挿通用孔15と25が穿設されており、
例えば、第3図に示す如くピン14を挿通するよ
うな場合は、主歩廊10と副歩廊20の伸縮長さ
を適当に選定し、このとき重なり合うピン挿通用
孔15と25にピン14を挿通させれば、所定の
伸縮長さで主歩廊10と副歩廊20とを一体に保
持でき、副歩廊20が主歩廊10から抜け出るこ
とを防止することができる。このピン14は、第
3図に示すように、先端を折り曲げ自在にすると
ともに後端を屈曲し、桁部材11,21への貫通
操作を容易にし得るとともに、その脱落を防止し
得るようになつているものである。また、歩廊を
所望位置に位置決めする際には、その歩廊をクレ
ーン等に吊持させたまま、副歩廊20を必要な長
さだけ主歩廊10から引き出し、その長さを維持
するように、上記ピン14を再度桁部材11,2
1を貫通させることとする。
また、上記ピン挿通用孔15,25は、吊具の
ピンを挿入させて主歩廊10及び副歩廊20を吊
り上げ下げするときにも利用できる。
次に、連結金物30は、副歩廊20の端部に固
定できるようになつていて、中央部より先端側の
肉厚をやや薄くして段差部31を形成し、且つ連
結用のボルト孔32が穿設してある。したがつ
て、連結金物30には、第2図に示すよりに引掛
金物40をボルト孔32,41を利用し取り付け
て他の歩廊との接続を行うようにしてもよく、引
掛金物40を取り付けないで、後述する補助歩廊
50に連結させることもできる。
本発明の歩廊は、上記のように構成されている
ので、工事現場での設置に際しては、所望の設置
個所へ搬送し、被建造物の水平支持部材上に、例
えば、船舶であれば船腹から突出するピース上
に、また建物であえば梁材上等に主歩廊10ある
いは副歩廊20の端部を載せるとか、あるいは、
本発明の歩廊同士を互に接続して上記梁材等に接
近させて平行に設置する、等任意の向きで設置し
て使用する。
一例を示すと、第5図に平面図で示すように、
本発明の歩廊を鉄骨柱a間にかけ渡されている
鉄骨梁bを利用して、J形A、Y形B、W形C、
K形D、並列形E、直交形F、直列型G、千鳥形
H、等の如く互に接続して縦横無尽に任意の方向
に配設し、作業員の通路として、あるいは作業用
の足場として利用に供するようにする。これによ
り作業者にとつて工事個所への安全な最短な通路
として活用できると共に、作業個所に面した足場
として活用でき、作業の安全性、能率化を図るこ
とができる。
上記J形Aは、歩廊同士を長手方向に連結金
物30を利用して接続すると共に、平面形状が三
角形状の補助歩廊50を用いて歩廊を接続した
ものであり、Y形Bは、補助歩廊50を介在させ
て3つの歩廊を放射状に接続し、各歩廊を互
に他の歩廊に接続して配設した例である。ま
た、W形Cは、平面形状が梯形の補助歩廊50′
を用い、1つの歩廊に対して3つの歩廊を接
続し、これら3つの歩廊は鉄骨梁bや他の歩廊
等を利用してそれぞれの端部を支持させるよう
にする例であり、K形Dは、上記J形Aの変形で
あつて、三角形状の補助歩廊50の各面側の歩廊
を接続した例である。並列形Eは複数個の歩廊
を並列に配設するものであり、直交形Fは、互
に歩廊を直角方向に接続して配設するものであ
り、直列形Gは長手方向に歩廊を接続するもの
であり、また、千鳥形Hは、歩廊の端と端が横
方向に並ぶように配列する例である。
上記の直列形Gは、各歩廊に取り付けた連結
金物30同士を接続することにより長手方向に一
体的に接続することができる。直交形Fの詳細
は、第6図に示す如く、副歩廊20の端に引掛金
物40を取り付け、該引掛金物40を、主歩廊1
0の桁部材11か副歩廊20の桁部材21に上方
から落し込むようにして引掛けて接続させるよう
にする。J形A、Y形B、K形D等で用いる補助
歩廊50は、第7図及び第8図に示すとおりであ
り、第7図に示す補助歩廊50は、平面三角形状
に形成した枠体の少なくとも上面を閉塞し、枠体
の三方の面には、それぞれボルト孔52を有する
ブラケツトたる連結金具51を突設した構成とし
てあり、また、第8図に示す補助歩廊50は、三
方の面のうち1つの面のにみ第7図に示す連結金
具51に代えてブラケツトたるフツク状の引掛金
具53を突設した構成としてある。したがつて、
Y形Bの場合は第7図に示す構成の補助歩廊50
を用いて歩廊同士を接続するようにし、J形A
とかK形Dの場合は、第8図に示す補助歩廊50
を用い、第9図に示す如く引掛金具53を被接続
歩廊の桁部材に上方から嵌め込むことにより引
掛け、他の歩廊と補助歩廊50との接続は、連
結金物30と連結金具51とをボルト締めするこ
とにより行うようにする。また、補助歩廊50′
は、第10図に一例を示す如く平面台形状の枠体
の少なくとも上面を閉塞し、4つの面のいずれに
もボルト孔52′を有する連結金具51′を突設さ
せた構成を有し、例えば、Y形Bの変形として補
助歩廊50に代えて用いW形とする場合に適して
いる。第5図において示したW形Cに適用する場
合は、補助歩廊50′の1つの面における連結金
具51′に代えてフツク状の引掛金具53′を突設
させた構成とし、第11図に示す如く基礎となる
歩廊に対しては引掛金具53′で引掛けて接続
させるようにする。
このように各歩廊Iを縦方向に互いに継ぎ足し
たり、横方向又は斜め方向に接続することによ
り、工事現場における工事個所に近接して空間に
棧橋状に自在に且つ容易に架設することができ、
必要な作業用に供しうる。この際、各歩廊の長さ
は、主歩廊10に対し副歩廊20を適宜出入させ
て作業場所に応じた長さとし、ピン14で止めて
おくようにする。
また、第5図において、歩廊を鉄骨梁b上に
載置させ固定させる場合は、第12図のようにす
る。すなわち、本発明に係る伸縮自在な歩廊の端
部が、着脱自在に梁材等の水平支持材に定着され
た固定装置60によつて保持されているようにす
る。この固定装置60は、水平支持材に着脱自在
に定着される複数のクランプ61と、このクラン
プ61に突設されたボルト62と、このボルト6
2に介装されてナツト62′によつて固着される
プレート63と、このプレート63に保持されて
副歩廊20の桁部材21下端を挾持するクリツプ
64とからなる。そして、プレート63には、ボ
ルト62を挿通する際にその挿通箇所を任意に選
択できる長孔63′が穿設されている。また、こ
の固定装置60は、副歩廊20の一対の桁部材2
1のそれぞれの下端を水平支持材の上に定着させ
るように構成されているとともに、各固定装置6
0は。副歩廊20の横巾が予め設定されているの
で、その巾に合うように両固定装置60間にスペ
ーサ65を配して一体的に構成されている。
従つて、上記した固定装置60を水平支持材所
定の位置予め定着させておけば、クレーン等によ
つて移動される歩廊の副歩廊20端部を簡単に水
平支持材上に固定することができることとなる。
第14図は、本発明の歩廊の取扱い時の例を示
すもので、主歩廊10や副歩廊20の各桁部材1
1,21に穿設したピン挿通用孔15,25に吊
具70をピン71にて結着し、クレーン等にて吊
り上げて所定場所への搬送を行うようにした例を
示す。又この吊具70とピン71を利用して主歩
廊10と副歩廊20を被建造物にワイヤーロープ
又は鎖等で吊設したまま使用することも出来る。
また、第15図は、本発明の歩廊に、伸縮自在
な手摺を下りたたみ自在に取り付けた例で、主歩
廊10側には手摺80を、また、副歩廊20側に
は手摺90をそれぞれ取り付けたものである。
主歩廊10に付設されている手摺80は、第1
5図および第16図右方に示すように、その桁部
材11に下端が折り畳み自在に支持された支柱8
1と、この支柱81に頭継ぎ状に保持された横材
82とからなる。そして、副歩廊20に附設され
ている手摺90も、第15図および第16図左方
に示すように、その桁部材21に下端が折り畳み
自在に支持された支柱91と、この支柱91に保
持された横材92とからなり、この手摺横材92
はその端部を主歩廊10の手摺横材82内に介装
して出入自在に連結されているものである。
支柱81,91は、それぞれ桁部材11の外側
胴部11dあるいは桁部材21の中央軸部21〓
に固定されたソケツト83,93内にその下端部
分が介装されているもので、各ソケツト83,9
3には縦方向に形成された長孔83′,93′が穿
設されており、当該各長孔83′,93′内には各
支柱81,91の下端部分に形成されたピン8
4,94が挿通している。従つて、各支柱81,
91をそのピン84,94が長孔83′,93′に
そつて上昇するように引き上げると、各支柱8
1,91の下端がソケツト83,93内から外
れ、第17図に示すように、各支柱81,91は
そのピン84,94を中心として回転し歩廊の長
手方向に下り畳まれることとなる。この場合にソ
ケツト83,93に歩廊の長手方向にピン84,
94を通し、支柱81,91が歩廊の幅方向に折
り畳まれるようにしてもよい。
また、横材82,92は、丸パイプからなり、
各支柱81,91に上下二段に枢着されたクラン
プ85,95に保持されている。そして、このグ
ランプ85,95は、それぞれ蝶ボルト86,9
6を有しており、この蝶ボルト86,96を締め
付けることによつて、クランプ85,95内に挿
通される横材82,92を定着させることとして
いる。なお、主歩廊10の手摺80における手摺
横材82内には副歩廊20の手摺90における手
摺横材92が伸縮自在に挿通されることとなつて
おり、横材92の外径は横材82の内径より小と
されていること勿論である。従つて、支柱81,
91を一旦わずかに上昇させその後この支柱8
1,91を折り畳むようにするときは、支柱8
1,91と横材82,92からなる格子状の手摺
80,90は、平行四辺形状を呈して歩廊の長手
方向に折り畳まれることとなる。まれ、副歩廊2
0の手摺90における支柱91を折り畳む際に、
その横材92はこれをクランプ95から引き抜
き、支柱91と分離して折り畳むことができ、こ
の場合に横材92は、主歩廊10の手摺80にお
ける横材82内に押し込んで収納しておくことが
できる。
尚、各手摺80,90における支柱81,91
および横材82,92の断面形状は任意とするこ
とができる。要は、支柱81,91は、桁部材1
1,21に対して折り畳み自在に保持されている
ことであり、その際横材82,92は各支柱8
1,91に回転自在に保持されかつ一方の横材8
2と他方の横材92とは両者間でその長さが伸縮
自在となつていることである。また、支柱81,
91は、桁部材11,21に対してボルトナツト
利用によつて着脱自在に保持されるとともにナツ
トを緩めることによつて折り畳み自在に保持され
るとするものであつてもよい。
また、上記した実施例の歩廊において、主歩廊
10の一端または両端に一段の副歩廊20を出入
自在に連設することとしているが、これに代え
て、副歩廊20を多段に伸縮自在に形成し、この
多段の副歩廊20を主歩廊10の一端または両端
に出入自在に連設することとしてもよい。
第18図は、本発明の他の実施例に係る伸縮自
在な歩廊を示すものであるが、前記した実施例に
係る歩廊がその手摺を歩廊の長定方向に折り畳み
自在に形成したのに対し、本実施例に係る歩廊は
その手摺を歩廊の短手方向に折り畳み自在となる
ように形成したことで差異がある。
すなわち、この実施例に係る歩廊においては、
主歩廊10の両端に副歩廊20が出入自在に附設
されており、副歩廊20を主歩廊10から出し入
れすることによつて歩廊全体の長さを伸縮できる
ようにしている。そして、主歩廊10は一対の桁
部材11間に足場板12を有し、副歩廊20は一
対の桁部材21間に足場板22を有し、その桁部
材21が主歩廊10の桁部材11内に出入自在に
挿通されているものである。また、主歩廊10お
よび副歩廊20にはそれぞれ手摺80および手摺
90が附設されている。手摺80は、下端が桁部
材11に折り畳み自在に附設された支柱81に横
材82を一体的に連設して枠体を形成するように
構成されてなり、支柱81の下端は、桁部材11
に固着されたソケツト83内に介装されているも
のである。そして、支柱81の下端を上昇させる
ように手摺80を上方に持ち上げると、これを主
歩廊10の足場板12上に載置するようにすなわ
ち歩廊の短手方向に折り畳むことが可能となるよ
うに支柱81下端およびソケツト83が形成され
ているものである。また、副歩廊20の手摺90
は、下端が桁部材21に折り畳み自在に附設され
た支柱91にチエーン等の伸縮自在な横材92を
保持させてなるものであり、支柱91の下端は桁
部材21に固着されたソケツト83内に介装され
ている。そして横材92は、一端が支柱91に係
止されるとともに他端が主歩廊10の手摺80端
部に連結されている。
従つて、副歩廊20を主歩廊10の端部から出
入すれば、歩廊全体の長さを伸縮できることとな
り、手摺80を引き上げるようにすれば、主歩廊
80の足場板12上に積み重ねるようにこれを折
り畳むことができることとなる。
尚、本実施例における主歩廊10の手摺80の
横材82は、それ自体に伸縮性がないものが利用
されているが、これに代えてチエーン等の伸縮性
に富む横材82としても良いこと勿論である。ま
た、支柱81,91はソケツト83に対して着脱
自在としてもよく、その他、桁部材11,21、
足場板12,22の構成については、前記した第
2図に示す実施例における桁部材11,21、足
場板12,22の構成と同一である。
第19図は、本発明の別の取付例を示すもの
で、前述においては桁部材11,21を梁等の上
面に載置させる場合を例示したが、梁bの上面に
断面形状C型の保持金物100を介してねじ桿等
の固定取付金物101を鉛直に立てて固定し、該
固定取付金物101の外周には、ねじ102が刻
設してあつて、該ねじ102に螺合させたナツト
103,104の間に、桁部材11,21を載せ
るための支持金物105と桁部材11,21の下
端をつかむクランプ部材10bを位置させ、ナツ
ト104の締め付けにより桁部材11,21が固
定保持されるようにしたものである。この例で
は、ナツト103と104の高さ位置を変えるこ
とにより桁部材11,21を任意の高さにセツト
することができる。
上記のように手摺付きの歩廊を所定の設置場所
へ移動するときは、手摺80,90はそれぞれ折
り畳んでおき、所望の設置場所に載置し終ると、
その手摺80,90を引き起すとともに各支柱8
1,91の下端がそれぞれのソケツト83,93
内に嵌装されるようにこれを下方に押し込むこと
によつて、歩廊に所望の手摺を設けることが可能
となる。また、盛替作業をなすときは、手摺8
0,90は、その支柱81,91下端がソケツト
83,93内から引き出されるようにこれを上方
に押し上げ、歩廊の長手方向あるいは短手方向に
折り畳むことによつて、所謂コンパクト化するこ
とができるので、その盛替作業は容易に行ない得
る。
上述した本発明の歩廊は、材質はアルミ合金と
すれば軽量になり取扱い上有利となり、また、屋
外でも耐食性があること、引掛金物40は連結金
物30に取り付けることなく、直接桁部材の一端
に取り付けてもよいこと、等は勿論である。
以上説明したように、本発明によれば、次の効
果がある。
主歩廊と副歩廊とは出入自在に組み込まれ、
且つ手摺は折り畳み自在であるから、持ち運び
時、盛り替え時、又は格納時にはコンパクトに
短縮できるから、その作業が容易であり、安全
であり、狭いスペース内でも行なえる。
歩廊を縦方向に結合したり横方向又は斜め方
向に接続して工事個所に応じた任意の形に配設
できるので、工事現場でのスペースを有効に利
用でき、しかも桟橋状に架設できることから、
作業者の通路とした場合には最短距離を往来で
きて作業時間の短縮化が図れると共に、作業用
足場とした場合は作業の安全性と能率化を図る
ことができる。
各歩廊が連結金物を有し、更に多角形状の補
助歩廊を有しているため、これらの部材を介し
て接続状態を変えることにより容易に配設の仕
方を任意に変えられ、別の作業個所での作業用
にも簡単に対処できる。その結果、歩廊を設置
するための多点数部材の発注や、その収納さら
には組立作業の段取り等の予備的作業を割愛す
ることができるとともに歩廊の組立のための労
力や時間を省くことができ、被構築物の構築期
間の短縮や、構築に要する経費の軽減等を図る
ことができる。
水平支持材間の距離の大小にかかわらず所望
の長さの歩廊が設置されるとともに、複数の歩
廊を縦横無尽に連結して、網目状等に歩廊を設
けることもでき、作業者の歩行路の確保や所謂
作業足場の確保が簡単確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の架設歩廊を示す縦断面図、第2
図は本発明の歩廊の一例を示す部分斜視図、第3
図は第2図における主歩廊と副歩廊を示す断面
図、第4図イは足場板を示す縦断面図、第4図ロ
および第4図ハは他の実施例に係る足場板を示す
縦断面図、第5図は本発明の歩廊の配設例を示す
概略平面図、第6図は配設の一例を示す斜視図、
第7図、第8図、第10図はいずれも接続具とし
ての補助歩廊の例図、第9図は第8図の補助歩廊
を用いた接続状態を示す平面図、第11図は第1
0図の補助歩廊を用いた接続状態を示す平面図、
第12図は本発明の歩廊を水平支持材上に固定す
る固定装置を示す部分斜視図、第13図は他の実
施例に係る歩廊の一部切断面図、第14図は本発
明の歩廊の取扱い例を示す部分斜視図、第15図
は本発明の歩廊の他の例として手摺を付設した部
分斜視図、第16図及び第17図は手摺取付部の
詳細図、第18図は手摺の別の例を示す斜視図、
第19図は本発明の歩廊の取付例図である。 10……主歩廊、20……副歩廊、11,21
……桁部材、12,22……足場板、15,25
……ピン挿通用孔、30……連結金物、40……
引掛金物、50,51′……補助歩廊、60……
固定装置、70……吊具、80,90……手摺、
81,91……支柱、82,92……横材、5
1,51′……ブラケツトたる連結金具、52,
52′……ブラケツトたる引掛金具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の歩廊と一つ又は複数の補助歩廊とを有
    し、歩廊は主歩廊と、主歩廊の一端又は両端に出
    入自在に組み込んだ副歩廊と、主歩廊と副歩廊の
    枠体に折り畳み自在に設けた手摺と、主歩廊と副
    歩廊の枠体の端部に設けた連結金物とからなり、
    補助歩廊は多角形状の枠体と当該枠体の外周に設
    けた複数のブラケツトとからなり、補助歩廊は任
    意の外面のブラケツトを介して主歩廊又は副歩廊
    の枠体側部に着脱自在に取り付けられ、前記連結
    金物は複数の歩廊同士を縦方向に向けて着脱自在
    に結合させると共に他の引掛金物又は前記補助歩
    廊を介して一つの歩廊の側部に他の歩廊を横方向
    又は斜め方向に向けて着脱自在に連結させること
    を特徴とする工事用可搬式歩廊。 2 補助歩廊が平面三角形又は台形状に成形され
    ている特許請求の範囲第1項記載の工事用可搬式
    歩廊。 3 ブラケツトがボルト孔を有する連結金具又は
    ボルト孔を有する連結金具とフツク状の引掛金具
    とで構成されている特許請求の範囲第1項記載の
    工事用可搬式歩廊。
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