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JPH0370447A - 単相ブラシレス振動モータ - Google Patents

単相ブラシレス振動モータ

Info

Publication number
JPH0370447A
JPH0370447A JP1201198A JP20119889A JPH0370447A JP H0370447 A JPH0370447 A JP H0370447A JP 1201198 A JP1201198 A JP 1201198A JP 20119889 A JP20119889 A JP 20119889A JP H0370447 A JPH0370447 A JP H0370447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
generated torque
contributes
armature coil
field magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1201198A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Shiraki
学 白木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shicoh Engineering Co Ltd
Original Assignee
Shicoh Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shicoh Engineering Co Ltd filed Critical Shicoh Engineering Co Ltd
Priority to JP1201198A priority Critical patent/JPH0370447A/ja
Publication of JPH0370447A publication Critical patent/JPH0370447A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Brushless Motors (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の産業上の利用分野] 本発明は盲人用の信号受信器において、所定の信号を伝
達する目的や、軽いバイブレータを人体等に与えること
ができマツサージ効果あるいは軽い振動を必要とするマ
ツサージ装置、またはポケットベル(以下、ページャと
称する〉等に内蔵され、駆動することで上記ページャ等
に振動を与え、その振動を人体等に与えることで、当該
ページャ等が作動していることを知らせる目的等に使用
できる装置等、振動を起こさせることができる軸方向空
隙型単相ブラシレス振動モータに関し。
ブラシレスのため長寿命で、しかも構造が極めて簡単で
、超薄型化、小型化且つ低コストを可能にした単相ブラ
シレス振動モータに間する。
[従来技術とその問題点] 振動を人体に伝える目的の装置としては、マツサージ機
、盲人用の信号受信器等種々のものが知られている。
本発明の単相ブラシレス振動モータは、上記装置に用い
て有用なものであるが1例えば、ページャについて以下
に示すと、従来では下記の欠点があった。
昨今の情報化社会においてページャは、ビジネスマンに
多用され、その販売台数も増加している。
ここに、ページャは、場所を問わず大きな音を発して鳴
りだし、その音は周囲の人に迷惑をかけたり、あるいは
その音はページャを持つ人の精神面にも良くない影響を
与えるに至っている。
このような現状下おいて、昨今では音を出す変わりにペ
ージャに振動を起こさせることにより。
電話の呼び出しを伝えることができるようにする試みが
なされている。
ページャに振動を起こさせる手段としては1種々のもの
が考えられるが、小型のページャに振動を与えるには、
安価な小型直流モータが有望視されている。特に直流モ
ータは、安価であり、また小型でありながら効率良好で
、高速回転に適することから尚更である。
ここに従来の、ページャ5等に用いられている直流モー
タとしては、軸方向空隙型モータ1が用いられており1
例えば第4図及び第5図に示すように偏平な軸方向空隙
型モータ4の回転軸2に旋回板3を取り付けて軸方向空
隙型振動モータ4を形戒している。
このように軸方向空隙型モータ1の回転軸2に旋回板3
を取り付けて構成した振動型軸方向空隙型モータ4をペ
ージャ5に内蔵し、これを駆動すればページャ5が振動
することになる。
第6図は、軸方向に偏平な軸方向空隙型振動モータ4に
用いた軸方向空隙型モータ1の縦断面図で、6.7は磁
性体でできたモータケーシングで、該モータゲージング
6.7はステータヨークを兼ねている。
モータゲージング6.7の中心部には軸受8゜9が装着
され、該軸受8,9によって回転子を構成するコアレス
偏平電機子10の回転軸2が回動自在に支持されている
コアレス偏平電機子10は9例えば、効率良好な3相の
軸方向空隙型モータ1とするために、第7図に示すよう
に3個の空心型の電機子コイル12−1.12−2.1
2−3を120度の等間隔ピッチで互いに重ならないよ
うにその外周部をプラスチック20でモールドして一体
化して円板状に形戒している。
電機子コイル12−1.  ・・・、12−3は。
半径方向の有効導体部12a、12a’が発生トルクに
寄与し2周方向の導体部L2b、12cは発生トルクに
寄与しないものとなっている。
また各電機子コイル12−1.  ・・・、123は、
効率良好な軸方向空隙型モータ1を形成するために、有
効導体部12aと12a′との開角を、後記にて第9図
で示す界磁マグネット14(4極となっている)の−磁
極の幅と等しい幅。
すなわち90度の扇枠状のものに形成している。
コアレス偏平電機子10の下面部には2回転軸2と同心
状に整流子片11−1.  ・・・、11−6群からな
る整流子11が設けられている。整流子11については
、後記する。
整流子11と同心状に、コアレス偏平電機子10の下面
には、第8図に示すようにプリント配電板13が配設さ
れ、電機子コイル12−1、・・・、12−3と整流子
11がプリント配電板13を介して究極的に第11図乃
至第14図に示すように電気的な結線がなされている。
第11図及び第12図の場合は、Y型結線で、第13図
及び第14図の場合は、Δ結線となっている。
コアレス偏平電機子10と軸方向の空隙21を介して対
向するモータケーシング7面には、第9図に示すように
N極、S極の磁極を交互に90度の開角で有するフラッ
トな円環状の界磁マグネット(界磁)14が固定されて
いる。
界磁マグネット14の内面には、プラスチックで形成さ
れた円環状のブラシホルダ15によって支持された2個
のブラシ16.17が第10図に示すように90度の開
角で摺接している。
・コアレス偏平電機子10は、第7図、第8図。
第11図乃至第14図から明らかなように3個の電機子
コイル12−1.  ・・・、12−3を120度のピ
ッチで配設し、第9図に示す4極のフラットで円環状を
なしている界磁マグネット14と第6図に示すように軸
方向の空隙21を介して面対向している。界磁マグネッ
ト14は、第9図から明らかなように、90度の開角幅
でN極、S極の磁極が交互に4極に着磁されたものとな
っている。
第11図は界磁マグネット14とY型結線した場合にお
けるコアレス電機子コイル12−1、・・・、12−3
との展開図で、第12図は、3個の電機子コイル12−
1゜ 12−3群と6個の整流子片11−1.  ・・・11
−6群からなる整流子11とをY型結線した場合の結線
図で、第13図は界磁マグネット14とΔ結線した場合
におけるコアレス偏平電機子10との展開図を示し、第
14図は3個の電機子コイル12−1.  ・・・、1
2−3と6個の整流子片11−1.  ・・・、11−
6からなる整流子11とをΔ結線した場合の結線図を示
す。
第11図及び第12図を参照して、電機子コイル12−
1.  ・・・、12−3は、それぞれの−方の有効導
体部12aの端子を整流子片11−1.11−3.11
−5に接続し、他方の端子はそれぞれ共通接続し、整流
子片11−1と114を、11−2と11−5を、11
−3と11−6を電気的に結線している。
第10図を参照して、ブラシ16と17及び電機子コイ
ル12−1.  ・・・、12−3は、整流子片11−
1.  ・・・、11−6が60度のピッチで等間隔に
形成しているので、上記電機子コイル12−1.  ・
・・、12−3に電気角で180度ずつ正逆方向の電流
を流すことができるように当該2個のブラシ16.17
を互いに電気角で180度(機械角90度)をずらして
摺動接触させている。
ブラシ16.17は、それぞれ図示しない駆動回路の正
側電源端子18.負側電源端子19に接続している。
第13図及び第14図は、Δ結線を示すもので、電機子
コイル12−1.  ・・・、12−3の一方の有効導
体部12bの端子は、それぞれ整流子片11−1.11
−3.11−5に接続し、他方の端子は、それぞれ整流
子片11−2.11−4.11−6に接続している。
また電機子コイル12−1の他方の有効導体部12bと
電機子コイル12−3の一方の有効導体部12aとを電
気的に結線し、電機子コイル12−2の一方の有効導体
部12aと電機子コイル12−3の他方の有効導体部1
2bとを電気的に結線し、電機子コイル12−1の一方
の有効導体部12aと電機子コイル12−2の他方の有
効導体部12bとを電気的に結線している。
従って、ブラシ16.17及び整流子11を介して電機
子コイル12−1.  ・・・、12−3群に通電する
と、ブラシ16.17と接触摺動しつつ、整流子11が
回転すると2例えば、第11図及び第12図の状態では
、電機子コイル12−2.12−3に矢印方向の電流を
流すことができ、記号fの大きさの回転トルクを得て、
矢印F方向に電機子コイル12−1.  ・・・、12
−3群からなるコアレス偏平電機子10を回転させるこ
とになる。
従って、このような軸方向空隙型振動モータ4を有する
ページャ5を身に付けていれば、ページャ5が振動して
、当該ページャ5の振動で、電話の呼び出しがあったこ
とを知ることができる。
上記ページャ5に採用されている軸方向空隙型モータ1
は、確かに有用なものであるが、これを単に、旋回板3
を取り付けてページャ5用に用いるとなると1回転軸2
に旋回板3を収り付けなければならないことから、量産
面において優れず。
ページャ5を高価にする欠点があるほか、また旋回板3
があるため、当該モータ1が軸方向に長くなり、ページ
ャ5のより一層の小型化・且つコストダウン化に支障が
あるものとなっていた。
そこで先に発明者は、従来の欠点を解消するために回転
軸に旋回板を取り付けることなく振動するページャ等に
適した振動することのできる軸方向空隙型振動モータを
安価且つ軸方向に厚みが薄く小型軽量に構成できるよう
にしたものを、特開昭63−290140〜43号公報
に示すものを提供した。
これらは、コアレスロータ電機子そのものが振動するよ
うになしたもので2例えば、コアレスロータ電機子等の
空きスペース等の適宜な位置に錘を設けたり、コアレス
ロータ電機子が円板を形成しないように平面において変
形形成しく既に実施化されている)、コアレスロータ電
機子そのものが振動回転するようになした有用なもので
ある。
一般に界磁マグネットが回転する型式のブラシレス振動
モータに比較して、コアレスロータ電機子が回転する型
式のコアレス振動モータの方が。
コスト的にも有利である。
コスト的には、不利であるが、ブラシレス振動モータの
方がブラシと整流子が摺接することによって火花が発生
することによる音などが無く、低騒音で、またブラシ及
び整流子が無いために長寿命になる利点がある。
ここに、ブラシレス振動モータは、コアレス振動モータ
に比較して、構造が極めて簡単なため。
組立が容易に行える利点があるものの、上記したような
コスト的に不利な点をもっているため、従来では、はと
んど全てが、コアレス振動モータであった。
しかるに昨今では、ページャなどは、多目的用途に使用
されるようになってきており、従来の。
せいぜい500時間程度の寿命があればよいとされてい
たコアレス振動モータに比較して、数千時間以上の寿命
を期待できる振動直流モータが要求されるようになって
きた。
[本発明の課題] 本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので
、従来、ページャ等に適用するには、コストの点1重量
の点でネックとなっていたブラシレスモータを改良する
ことで、従来のコアレス振動モータ以上に厚み1重量、
構成1組立及びコストの点で優れ、しかもモータ本体か
ら回転軸を突出させて、その回転軸に旋回板を取り付け
てブラシレスモータを振動させるという欠点のある方法
を採用せず、ロータそのものが他に振動のための付加物
を設けずともそれ自体が振動して回転できるようにし、
しかも極めて長寿命なブラシレス振動モータを得ること
を課題になされたものである。
[本発明の課題達成手段] かかる本発明の課題達成手段は、固定側に1以上の空心
型等の無鉄心型の電機子コイルを配設してステータ電機
子を構成し、該ステータ電機子の互いに隣配置の一の電
機子コイルの一方の発生トルクに寄与する導体部と他の
電機子コイルの他方の発生トルクに寄与する導体部とは
常に同方向の電流が流れるように電気的結線し、互いに
隣配置の一の電機子コイルの一方の発生トルクに寄与す
る導体部と他の電機子コイルの他方の発生トルクに寄与
する導体部とに対向しているとき、一の電機子コイルの
他方の発生トルクに寄与する導体部と他の電機子コイル
の一方の発生トルクに寄与する導体部とに対向しない開
角幅のN極またはS極いずれか一方の単一磁極を着磁し
て形成した単一磁極形の界磁マグネットを空隙を介して
上記ステータ電機子と対向する回転子とし、上記界磁マ
グネットの磁極を検出するための1個の位置検知素子を
固定側に配設し、上記界磁マグネットを自起動できる位
置に磁気的に導く自起動処理手段を固定側に形成した単
相ブラシレス振動モータを提供することで遠戚できる。
[発明の実施例] 第1図は本発明の一実施例としての振動型の軸方向空隙
型の単相ブラシレス振動モータ22の分解斜視図で、縦
断面図で、第2図は同軸方向空隙型の単相ブラシレス振
動モータ22の縦断面図で、第3図は界磁マグネット2
3と電機子コイル24−1.24−2からなるコアレス
ステータ電機子25との展開図を示す。
以下、第1図乃至第3図を参照して1本発明の一実施例
の単相ブラシレス振動モータ22について説明する。
第1図および第2図を参照して軸方向空隙型の単相ブラ
シレス振動モータ22は、磁性体でできたカップ型のモ
ータケーシング26の平端部開口端をステータヨークを
兼ねたモータケーシング27で閉じて、単相ブラシレス
振動モータ本体28を構成している。
モータケーシング26..27それぞれの中心部には軸
受28,29が装着され、該軸受28゜29によって回
転子を構成する界磁マグネット23の回転軸30が回動
自在に支持されている。
上記単相ブラシレス振動モータ本体28を構成するモー
タケーシング27には、上方に突出する自起動処理手段
として設けた自起動用のコギングトルクを発生するため
に自起動用コギングトルク発生用突起31をプレスの打
ち抜き手段などにより、当該単相ブラシレス振動モータ
22が自起動することができる位置に一箇所形成してい
る。いま自起動用コギングトルク発生用突起31は、電
機子コイル24−1の半径方向に伸びた一方の発生トル
クに寄与する導体部24−1aと電機子コイル24−2
の半径方向に伸びた他方の発生トルクに寄与する導体部
24−2bとの間の位置に形成している。上記モータケ
ーシング27の自起動用コギングトルク発生用突起31
と略々一致する透孔を形成した透孔32を有するプリン
ト配線基板33は、当該自起動用コギングトルク発生用
突起31と透孔32とを一致させてモータケーシング2
7の上面に適宜な手段にて配設している。プリント配線
基板33の上面には、第1図及び第3図に示すように2
個のフラットな扇枠状に形成された空心型の電機子コイ
ル24−1と24−2をわずかに周方向に離して互いに
重畳しないように配設している。電機子コイル24−1
と24−2とでコアレスステータ電機子25を形成して
いる。
この電機子コイル24−1.24−2は2回転軸30を
中心としてそれぞれ半径方向に延びる導体部24−1a
、24−1b、24−2aおよび24−2bが所定方向
のトルクを発生する発生トルクに寄与する有効導体部と
なっており2周方向の導体部24c及び24dは1発生
トルクに寄与しない無効導体部となっている。
を振子コイル24−1及び24−2は、それぞれ発生ト
ルクに寄与する有効導体部24−1aと24−1b、2
4−2aと24−2bとの外側の開角を180度以下の
開角幅とし、内側の開角を180度以下2例えばα(α
〉β〉の開角幅の空心型のものに形成している。
第3図を参照して電機子コイル24−1と24−2の互
いに隣配置の一方の発生トルクに寄与する24−1aと
他方の発生トルクに寄与する導体部24−2bに常に同
方向の電流が流れるように、共通接続してその接続端子
34を半導体整流装置35に電気的に接続し、また電機
子コイル24−1と24−2の互いに隣配置の他方の発
生トルクに寄与する24−1bと一方の発生トルクに寄
与する導体部24−2aに常に同方向の電流が流れるよ
うに電気的結線がなされるように、共通接続してその接
続端子36を半導体整流装置35に電気的に接続してい
る。
上記αの開角幅は、界磁マグネット23の開角幅βより
も十分に大きな角度に形成している。
この理由は、界磁マグネット23が後記するように単極
のものに着磁形成されているためである。
もしも、界磁マグネット23の開角幅βが電機子コイル
24−1.24−2の発生トルクに寄与する有効導体部
24−1aと24−1b、24−2aと24−2bとの
内側の開角幅αよりも十分に小さくなければ、電機子コ
イル24−1または24−2の発生トルクに寄与する有
効導体部24−1a及び24−1b、24−2a及び2
4−2bのいずれとも対向することになる。
このことにより、電機子コイル24−1または24−2
の発生トルクに寄与する有効導体部24−1a、24−
2bによって所定方向の回転トルクが発生するが1発生
トルクに寄与する有効導体部24−1b及び24−2a
によって反対方向のトルクが発生することになり、互い
に反対方向に発生するトルクで相殺されて、結局、所定
方向の回転トルクが発生しなくなり、界磁マグネット2
3が所定方向に回転できなくなってしまうためである。
従って、界磁マグネット23が電機子コイル24−1と
24−2の互いに隣配置の一方の発生トルクに寄与する
24−1aと他方の発生トルクに寄与する導体部24−
2bに対向して所定方向のトルクを発生できる状態にあ
る時には、界磁マグネット23は、電機子コイル24−
1と242の互いに隣配置の他方の発生トルクに寄与す
る24−1bと一方の発生トルクに寄与する導体部24
−2aとに対向しないように、上記界磁マグネット23
の開角幅βが決定されている。
このようにして、常に一方向の回転トルクを得て界磁マ
グネット23を上記自起動用コギングトルク発生用突起
31の磁気的な吸引力によるコギングトルクの助けを借
りて、常に自起動及び連続回転できる単相ブラシレス振
動モータ22を得ることができるようにしている。
上記回転軸30には、マグネット部材37が界磁マグネ
ット23を着磁形成していない部分37Bにおいて固定
され、当該マグネット部材37を回動自在に支持してい
る。当該マグネット部材37の、当該回転軸30を支点
としてほぼ半径方向に上記βの角度で広がった扇板状部
37Aには、上面がN極に着磁され、下面にはS極を着
磁した単f!構造の界磁マグネット23を着磁形成して
いる。勿論、逆に形成しても良い。
上記電機子コイル24−1及び24−2は180度より
も小さな角度幅に形成し、少し間隔をおいて離して配置
した理由は、当該単相ブラシレス振動モータ22がの停
止時、必ず自起動できる位置に界磁マグネット23を磁
気的に吸引させて停止させ、起動時に位置検知素子38
からの出力信号に基すいて半導体整流装置35によって
通電すれば、必ず電機子コイル24−1の半径方向に伸
びた一方の発生トルクに寄与する導体部24−1aと電
機子コイル24−2の半径方向に伸びた他方の発生トル
クに寄与する導体部24−2bとによって発生するトル
クによって、界磁マグネット23が所定方向に自起動す
ることができるように、自起動用コギングトルク発生用
突起31を、を振子コイル24−1の半径方向に伸びた
一方の発生トルクに寄与する導体部24−1aと電機子
コイル24−2の半径方向に伸びた他方の発生トルクに
寄与する導体部24−2bとの間の位置に配置するため
である。また界磁マグネット23が電機子コイル24−
1の半径方向に伸びた一方の発生トルクに寄与する導体
部24−1aと電機子コイル24−2の半径方向に伸び
た他方の発生トルクに寄与する導体部24−2bと対向
する位置で停止していれば2通電時、かかる界磁マグネ
ット23のS極の磁極を位置検知素子48が検出できる
ように、電機子コイル24−1の半径方向に伸びた一方
の発生トルクに寄与する導体部24−1aと電機子コイ
ル24−2の半径方向に伸びた他方の発生トルクに寄与
する導体部24−2bとの間の位置のプリント配線基板
33上には、ホール素子やホールICなどの界磁マグネ
ット23の磁極を検出するための位置検知素子38を配
設している。また、プリント配線基板33の上の空きス
ペースには、半導体整流装置35を形成するための半導
体整流装置形成用IC39を配置している。
[発明の作用コ 本発明は、上記構成からなるため、無通電時。
界磁マグネット23は慣性により、及び自起動用コギン
グトルク発生用突起31によって磁気的に吸引され、自
起動用コギングトルク発生用突起31と対向する位置、
すなわち、電機子コイル24−1の半径方向に伸びた一
方の発生トルクに寄与する導体部24−1aと電機子コ
イル24−2の半径方向に伸びた他方の発生トルクに寄
与する導体部24−2bと対向する位置で停止する。
従って2通電時、かかる界磁マグネット23のS極の磁
極を位置検知素子38が検出しているので2位置検知素
子38からの出力端子40から得られる信号に基づいて
半導体整流装置35によって、電機子コイル24−1.
24−2には8例えば、第3図に示すような方向の電流
を流し、電機子コイル24−1の半径方向に伸びた一方
の発生トルクに寄与する導体部24−1aと電機子コイ
ル24−2の半径方向に伸びた他方の発生トルクに寄与
する導体部24−2bによって矢印F方向の回転トルク
を得、界磁マグネット23は矢印F方向に回転する。
界磁マグネット23が自起動用コギングトルク発生用突
起31と対向しなくなり、且つ電機子コイル24−1の
半径方向に伸びた一方の発生トルクに寄与する導体部2
4−1aと電機子コイル24−2の半径方向に伸びた他
方の発生トルクに寄与する導体部24−2bによって矢
印F方向の回転トルクが得られなくなった段階では、今
度は電機子コイル24−1の半径方向に伸びた他方の発
生トルクに寄与する導体部24−1 bと電機子コイル
24−2の半径方向に伸びた一方の発生トルクに寄与す
る導体部24−2aによって矢印F方向の回転トルクが
得られ、また電機子コイル24−1の半径方向に伸びた
他方の発生トルクに寄与する導体部24−1bと電機子
コイル24−2の半径方向に伸びた一方の発生トルクに
寄与する導体部24−2aによって矢印F方向の回転ト
ルクが得られなくなった段階では、慣性と自起動用コギ
ングトルク発生用突起31とによる磁気的吸引力、即ち
コギングトルクの発生により、界磁マグネット23が自
起動できる位置に回転して。
上記同様に、電機子コイル24−1の半径方向に延びた
一方の発生トルクに寄与する導体部24−1aと電機子
コイル24−2の半径方向に伸びた他方の発生トルクに
寄与する導体部24−2bによって矢印F方向の回転ト
ルクが得られるようになるため、界磁マグネット23が
連続回転できることになる。
[その他の実施例] 上記実施例では、界磁マグネット23と対向する一方の
面にコアレスステータ電機子25を配設した片面励磁構
造の単相ブラシレス振動モータ22を示したが1両面に
コアレスステータ電機子25を配設した両面励磁構造で
あっても良い。
また上記実施例においては、2個の空心型の電機子コイ
ルを平面において互いに重畳しないように配置したもつ
とも望ましい例を示したが、界磁マグネットと対向する
位置に反トルクを発生する導体部がこないように当該電
機子コイルを配置しであるならば1電機子コイルの数は
3個以上でも良く、また電機子コイルが重なるように配
置しても良い、また所定の推力が得られるならば、電機
子コイルの数は1個であっても良い。
また電機子コイルは、導線を多数ターン巻回形成した空
心型の電機子コイルを用いて形成した例を示したが、無
鉄心電機子を構成することができるならば、エツチング
手段や導体の打ち抜きなどの方法によって形成したシー
トコイルやプリントコイル等で形成したものであっても
よい。
[発明の効果] 本発明の単相ブラシレス振動モータによると。
界磁マグネットが単極構成となっており2円板状に形成
しなくて済み1重量を軽くできて安価に形成できるほか
、十分な振動を起こさせうように回転するため、構造も
極めて簡単なため、小型且つ超軽量化、薄型化を可能に
する。しかもモルり本体から回転軸を突出させて、その
回転軸に旋回板を収り付けてブラシレスモータを振動さ
せなくて済むので、ページャ等の装置に組み込むのに最
適槽)貴を取る。二とができる。しかも、ブラシレスモ
ータであるため、長寿命になり、しかも位置検知素子が
1個で駆動回路が1個文で足りる極めて安価な回路構成
にできるため、従来の電機子回転形のものに比較して極
めて有利なものを得ることができる。
特に、1mm程度以下の厚みでありながら1強力な磁力
を持つネオジューム・ボロン・鉄系磁石などのような強
力な磁石が最近では形成されているので1本発明では、
そのような強力な磁石材を用いて所定の着磁を行うこと
で、特に有用となる。
と2個の電機子コイルからなるコアレスステータ電機子
との展開図、第4図は従来の軸方向空隙型振動モータを
用いたページャの説明図、第5図は旋回板を用いた軸方
向空隙型モータの説明図、第6図は同軸方向空隙型モー
タのI?@面図、第7図は同軸方向空隙型モータのコア
レス偏平電機子の上面斜視図、第8図は同コアレス偏平
電機子の下面図、第9図は同軸方向空隙型モータに用い
た一例としての界磁マグネットの平面図、第10図は整
流子とブラシとの関係の説明図、第11図及び第12図
は電機子コイル群と整流子片群をΔ結線した場合の説明
図、第13図及び第14図は電機子コイル群と整流子片
群をY型結線した場合の説明図である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての振動型の軸方向空隙
型の単相ブラシレス振動モータの分解斜視図、第2図は
同軸方向空隙型の単相ブラシレス振動モータの縦断面図
、第3図は界磁マグネット[符号の説明] 1・・・軸方向空隙型モータ、2・・・回転軸、3・・
・旋回板、4・・・軸方向空隙型振動モータ、5・・・
ページャ、6.7・・・モータケーシング、8,9・・
・軸受、10・・・コアレス偏平電機子、11・・・整
流子。 11−1.  ・・・、11−6・・・整流子片。 12−1.  ・・・、12−3・・・電機子コイル、
12a、12a’  ・・・発生トルクに寄与する有効
導体部、12b、12c・・・発生トルクに寄与しない
導体部、13・・・プリント配線板、14・・・界磁マ
グネット、15・・・ブラシホルダ、16.17・・・
ブラシ、18・・・正側電源端子、19・・・負it源
端子。 20・・プラスチック、21・・・空隙。 22・・・単相ブラシレス振動モータ。 23・・・界磁マグネット。 24−1.24−2・・・電機子コイル。 24−1a・・・発生トルクに寄与する一方の有効導体
部、24−1b・・・発生トルクに寄与する他方の無効
導体部、24−2a・・・発生トルクに寄与する他方の
無効導体部。 24−2b・・・発生トルクに寄与する一方の有効導体
部、24c、24d・・・発生トルクに寄与しない周方
向の無効導体部、25・・・コアレスステータ電機子、
26.27・・・モータケーシング、28・・単相ブラ
シレス振動モータ本体、28.29・・・軸受、30・
・・回転軸。 31・・・自起動用コギングトルク発生用突起。 32・・・透孔、33・・・プリント配線基板。 34・・・接続端子、35・・・半導体整流装置、36
・・・接続端子、37・・・マグネット部材、37A・
・・扇板状部、37B・・・界磁マグネットを着磁形成
していない部分。 38・・・位置検知素子、39・・・半導体整流装置用
IC,40・・・出力端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記構成要素(1)〜(5)からなる単相ブラシレスモ
    ータ。 (1)固定側に1以上の空心型等の無鉄心型の電機子コ
    イルを配設してステータ電機子を構成していること。 (2)該ステータ電機子の互いに隣配置の一の電機子コ
    イルの一方の発生トルクに寄与する導体部と他の電機子
    コイルの他方の発生トルクに寄与する導体部とは常に同
    方向の電流が流れるように電気的結線がなされているこ
    と。 (3)互いに隣配置の一の電機子コイルの一方の発生ト
    ルクに寄与する導体部と他の電機子コイルの他方の発生
    トルクに寄与する導体部とに対向しているとき、一の電
    機子コイルの他方の発生トルクに寄与する導体部と他の
    電機子コイルの一方の発生トルクに寄与する導体部とに
    対向しない開角幅のN極またはS極いずれか一方の単一
    磁極を着磁して形成した単一磁極形の界磁マグネットを
    空隙を介して上記ステータ電機子と対向する回転子とし
    て備えていること。 (4)上記界磁マグネットの磁極を検出するための1個
    の位置検知素子を固定側に配設していること。 (5)上記界磁マグネットを自起動できる位置に磁気的
    に導く自起動処理手段を固定側に形成していること。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030060532A (ko) * 2002-01-09 2003-07-16 문영일 편평형 진동모터
JP2008153599A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Kato Electrical Mach Co Ltd 携帯機器
JP2009130969A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Sanyo Electric Co Ltd 扁平形ブラシレスモータ
US7798029B2 (en) * 2006-02-20 2010-09-21 Doo Sang Kim Vibration apparatus for generating spheroid wavelength

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