JPH0369877A - 電磁制御スプール弁 - Google Patents
電磁制御スプール弁Info
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- JPH0369877A JPH0369877A JP20395389A JP20395389A JPH0369877A JP H0369877 A JPH0369877 A JP H0369877A JP 20395389 A JP20395389 A JP 20395389A JP 20395389 A JP20395389 A JP 20395389A JP H0369877 A JPH0369877 A JP H0369877A
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- Japan
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- oil
- solenoid
- valve
- spool
- annular groove
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、電磁制御スプール弁、特に自動車のオート
マチック・トランスミッション用電磁圧力制御弁に関す
る。
マチック・トランスミッション用電磁圧力制御弁に関す
る。
〔従来の技術]
従来の技術による自動車のオートマチック・トランスミ
ッション用電磁圧力制御弁は、実願昭63−10520
7号に示すようにリニアソレノイド部分を冷却するべく
、リニアソレノイド部分がミッション・ハウジング内の
油中に位置するように設置されている。それにより、リ
ニアソレノイド内部の温度の上昇を防止している。
ッション用電磁圧力制御弁は、実願昭63−10520
7号に示すようにリニアソレノイド部分を冷却するべく
、リニアソレノイド部分がミッション・ハウジング内の
油中に位置するように設置されている。それにより、リ
ニアソレノイド内部の温度の上昇を防止している。
電磁圧力制御弁の設置位置が設計上の要請によりミッシ
ョン・ハウジング内の油面より上方にする場合がある。
ョン・ハウジング内の油面より上方にする場合がある。
この場合、電磁圧力制御弁、即ちリニアソレノイドは熱
伝導率が低い空気中で作動することになる。従って、リ
ニアソレノイド内部の温度が上昇してコイルエナメル線
及び樹脂材料の許容温度を超過する結果となる共に、延
いては電磁圧力制御弁内の油の温度も上昇し、油が劣化
して粘度が増大しするために電磁圧力制御弁のスプール
の滑動が阻害される。
伝導率が低い空気中で作動することになる。従って、リ
ニアソレノイド内部の温度が上昇してコイルエナメル線
及び樹脂材料の許容温度を超過する結果となる共に、延
いては電磁圧力制御弁内の油の温度も上昇し、油が劣化
して粘度が増大しするために電磁圧力制御弁のスプール
の滑動が阻害される。
この発明による電磁制御スプール弁は、空気中に設置さ
れる電磁制御スプール弁であって、電磁制御スプール弁
における排出通路に少なくとも励磁作動時に連通ずるス
プール弁とそれを作動するリニアソレノイドとの中間部
の開口に油流出管が結合され、油流出管の先端口をソレ
ノイド部分の上方に位置させている。
れる電磁制御スプール弁であって、電磁制御スプール弁
における排出通路に少なくとも励磁作動時に連通ずるス
プール弁とそれを作動するリニアソレノイドとの中間部
の開口に油流出管が結合され、油流出管の先端口をソレ
ノイド部分の上方に位置させている。
電磁制御スプール弁のソレノイドが励磁されている状態
において、弁の排出通路から流出する油は油流出管によ
り電磁制御スプール弁のソレノイド部に注がれる。
において、弁の排出通路から流出する油は油流出管によ
り電磁制御スプール弁のソレノイド部に注がれる。
かくして、励磁電流が印加されて発熱するソレノイド部
及びそれにより加熱される電磁制御スプール弁自体は、
流出油により冷却される。
及びそれにより加熱される電磁制御スプール弁自体は、
流出油により冷却される。
この発明の実施例を図面に従って説明する。
電磁制御スプール弁の一例としての第1図に示された自
動車のオートマチック・トランスミッション用電磁圧力
制御弁は、スプール弁1とそれを作動するリニアソレノ
イド2とから構成されている。スプール弁1は、ミッシ
ョンハウジングHに形成された中空横穴りに埋め込めら
れており、スプール弁1と同軸線関係にあるリニアソレ
ノイド2は、その基端がスプール弁1の露出端に固着さ
れて、ミッションハウジングHとミッションケースCと
の間に形成された油タンクT中の油面より上方の空気中
に突出している。
動車のオートマチック・トランスミッション用電磁圧力
制御弁は、スプール弁1とそれを作動するリニアソレノ
イド2とから構成されている。スプール弁1は、ミッシ
ョンハウジングHに形成された中空横穴りに埋め込めら
れており、スプール弁1と同軸線関係にあるリニアソレ
ノイド2は、その基端がスプール弁1の露出端に固着さ
れて、ミッションハウジングHとミッションケースCと
の間に形成された油タンクT中の油面より上方の空気中
に突出している。
スプール弁1において、ミッションハウジングHの中空
横穴りに嵌着された非磁性体からなるスプールハウジン
グ10には、滑動孔11が軸線方向に貫通して形成され
、滑動孔11には、弁スプール12が軸線方向に滑動自
在に嵌挿されている。滑動孔11の後端(第1図におい
て左端)は、滑動孔11に調節自在に螺着されたねじ栓
13により密封閉塞されている。更に、滑動孔11の内
周面には、スプールハウジング10の露出端側から順に
間隔をあけて大径孔部14、第1環状溝15、第2環状
溝16、第3環状溝17、第4環状溝18及び第5環状
溝19が形成され、大径孔部14の内周面から上方に向
った第1ドレン通路20が、第1環状溝15の底から絞
り21を備えたフィードバック通路22が、第2環状溝
16の底から供給通路23が、第5環状溝19の底から
第2ドレン通路25が夫々スプールハウジング10の外
周面に向って半径方向に形成されている。なお、第2環
状溝16及び供給通路23の第3環状溝17・出力通路
24側には、小突起の凹欠部16’ 、 23’が形成
されている。
横穴りに嵌着された非磁性体からなるスプールハウジン
グ10には、滑動孔11が軸線方向に貫通して形成され
、滑動孔11には、弁スプール12が軸線方向に滑動自
在に嵌挿されている。滑動孔11の後端(第1図におい
て左端)は、滑動孔11に調節自在に螺着されたねじ栓
13により密封閉塞されている。更に、滑動孔11の内
周面には、スプールハウジング10の露出端側から順に
間隔をあけて大径孔部14、第1環状溝15、第2環状
溝16、第3環状溝17、第4環状溝18及び第5環状
溝19が形成され、大径孔部14の内周面から上方に向
った第1ドレン通路20が、第1環状溝15の底から絞
り21を備えたフィードバック通路22が、第2環状溝
16の底から供給通路23が、第5環状溝19の底から
第2ドレン通路25が夫々スプールハウジング10の外
周面に向って半径方向に形成されている。なお、第2環
状溝16及び供給通路23の第3環状溝17・出力通路
24側には、小突起の凹欠部16’ 、 23’が形成
されている。
そうして、第1ドレン通路20の開口には、冷却用油管
26が結合され、冷却用油管26の先端は、リニアソレ
ノイド2の上方に近接して位置する。フィードバック通
路22及び出力通路24は油圧作動部Aに、供給通路2
3はポンプPに、第2ドレン通路25は油タンクTに、
夫々ミッションハウジングHに形成された連通通路を介
して連通している。
26が結合され、冷却用油管26の先端は、リニアソレ
ノイド2の上方に近接して位置する。フィードバック通
路22及び出力通路24は油圧作動部Aに、供給通路2
3はポンプPに、第2ドレン通路25は油タンクTに、
夫々ミッションハウジングHに形成された連通通路を介
して連通している。
弁スプール12には、先端小径部27、第1ランド部2
8、第1環状溝部29、第2ランド部30、第2環状溝
部31.第3ランド部32、第3環状溝部33及び第4
ランド部34が順次形成され、更に第4ランド部34の
後端のみに開口した中心穴35が中心軸線方向に穿設さ
れている。なお、第1ランド部28は、他のランド部3
0.32.34より僅かに小径である。従って、第1環
状溝部29の両端面には、面積差が存在する。
8、第1環状溝部29、第2ランド部30、第2環状溝
部31.第3ランド部32、第3環状溝部33及び第4
ランド部34が順次形成され、更に第4ランド部34の
後端のみに開口した中心穴35が中心軸線方向に穿設さ
れている。なお、第1ランド部28は、他のランド部3
0.32.34より僅かに小径である。従って、第1環
状溝部29の両端面には、面積差が存在する。
中心穴35は、先端小径部27の外周面と半径方向の連
通孔36で、第3環状溝部33と半径方向の連通孔37
で夫々連通している。
通孔36で、第3環状溝部33と半径方向の連通孔37
で夫々連通している。
弁スプール12の中心穴35の開口段部には、ばね押え
片38が嵌入されており、ばね押え片38とねじ栓13
との間には圧縮コイルばね39が嵌装されている。従っ
て、中心穴35の開口(第1図において左端)は、ばね
押え片38により閉塞されている。
片38が嵌入されており、ばね押え片38とねじ栓13
との間には圧縮コイルばね39が嵌装されている。従っ
て、中心穴35の開口(第1図において左端)は、ばね
押え片38により閉塞されている。
リニアソレノイド2において、基端側にフランジ部41
が形成された円筒状部材である磁性体からなる第1ソレ
ノイドハウジング40の外周面には、ソレノイド42が
嵌装され、フランジ部41がスプールハウジング10の
露出端に固着されている。
が形成された円筒状部材である磁性体からなる第1ソレ
ノイドハウジング40の外周面には、ソレノイド42が
嵌装され、フランジ部41がスプールハウジング10の
露出端に固着されている。
内側に円筒状突出部43を備えたカップ状部材である磁
性体からなる第2ソレノイドハウジング44は、ソレノ
イド42の外周を覆い、その口縁部は、第1ソレノイド
ハウジング40のフランジ部41及びスプールハウジン
グ10の露出端に固着され、円筒状突出部43は、第1
ソレノイドハウジング40の先端のヨーク部40゛に適
宜の間隔をあけて対向している。第2ソレノイドハウジ
ング44の外周面には、冷却用油管26を支持する支持
金具44aが固着されている(第2図参照)。
性体からなる第2ソレノイドハウジング44は、ソレノ
イド42の外周を覆い、その口縁部は、第1ソレノイド
ハウジング40のフランジ部41及びスプールハウジン
グ10の露出端に固着され、円筒状突出部43は、第1
ソレノイドハウジング40の先端のヨーク部40゛に適
宜の間隔をあけて対向している。第2ソレノイドハウジ
ング44の外周面には、冷却用油管26を支持する支持
金具44aが固着されている(第2図参照)。
第1ソレノイドハウジング40の中空孔内には、スリー
ブ45及び転がり軸受46.46を介して非磁性体の弁
棒47が軸線方向に滑動自在に嵌挿され、弁棒47の先
端部には、磁性体のプランジャ48が取付られ、プラン
ジャ48は、円筒状突出部43の中空穴49内に僅少な
隙間をもって遊嵌されている。
ブ45及び転がり軸受46.46を介して非磁性体の弁
棒47が軸線方向に滑動自在に嵌挿され、弁棒47の先
端部には、磁性体のプランジャ48が取付られ、プラン
ジャ48は、円筒状突出部43の中空穴49内に僅少な
隙間をもって遊嵌されている。
弁スプール12は、圧縮コイルばね39のばね力により
付勢変位され、その先端が常時、弁棒47の後端に当接
され、延いては弁棒47は、その先端が第2ソレノイド
ハウジング44の円筒状突出部43の中空穴49の底に
向って付勢変位される。
付勢変位され、その先端が常時、弁棒47の後端に当接
され、延いては弁棒47は、その先端が第2ソレノイド
ハウジング44の円筒状突出部43の中空穴49の底に
向って付勢変位される。
その結果、ソレノイド42が励磁されていない場合は、
弁棒47の先端は、円筒状突出部43の中空孔底に当接
され1、プランジャ48の後端面は、第1ソレノイドハ
ウジング40のヨーク部40′と適宜の間隔をあけて対
向している。
弁棒47の先端は、円筒状突出部43の中空孔底に当接
され1、プランジャ48の後端面は、第1ソレノイドハ
ウジング40のヨーク部40′と適宜の間隔をあけて対
向している。
第1図の弁スプール12及び弁棒47の上半分は、ソレ
ノイド42が励磁されていない状態を示し、下半分は制
御信号による励磁電流がソレノイド42に印加されてい
る状態を示す。
ノイド42が励磁されていない状態を示し、下半分は制
御信号による励磁電流がソレノイド42に印加されてい
る状態を示す。
上記の電磁圧力制御弁の作用について説明する。
ソレノイド42が励磁されていない状態では、圧縮コイ
ルばね39のばね力Fsが弁スプール12に作用し、弁
スプール12は、(第1図で右行し、)リニアソレノイ
ド2の弁棒47の先端が中空穴49の底に当接するまで
突出した状態になり、供給通路23は、第2ランド部3
0で絞られた最大開度になると共に、第3環状溝17と
第4環状溝18とは第3ランド部32によって遮断され
る(第1図における上半分状態)。従って、ポンプPか
ら供給通路23に供給される圧油は、凹欠部16″、2
3′、第2環状溝部31及び第3環状溝17を介して出
力通路24へ、即ち油圧作動部Aへ供給され、油圧作動
部Aは、ポンプ圧に近づく。
ルばね39のばね力Fsが弁スプール12に作用し、弁
スプール12は、(第1図で右行し、)リニアソレノイ
ド2の弁棒47の先端が中空穴49の底に当接するまで
突出した状態になり、供給通路23は、第2ランド部3
0で絞られた最大開度になると共に、第3環状溝17と
第4環状溝18とは第3ランド部32によって遮断され
る(第1図における上半分状態)。従って、ポンプPか
ら供給通路23に供給される圧油は、凹欠部16″、2
3′、第2環状溝部31及び第3環状溝17を介して出
力通路24へ、即ち油圧作動部Aへ供給され、油圧作動
部Aは、ポンプ圧に近づく。
その際、フィードバック通路22から絞り21及び第1
環状溝15を介して第1環状溝部29にも油圧作動部A
への連通通路から圧油が供給され、第1環状溝部29に
おける両端面の面積差ΔAにフィードバック圧力pを乗
じた力p・ΔAが圧縮コイルばね39のばね力Fsに抗
して働く。即ち、Fs−p・ΔAの力で弁スプール12
は、弁棒47の先端が中空穴49の底に当接するまで押
圧されるのである。
環状溝15を介して第1環状溝部29にも油圧作動部A
への連通通路から圧油が供給され、第1環状溝部29に
おける両端面の面積差ΔAにフィードバック圧力pを乗
じた力p・ΔAが圧縮コイルばね39のばね力Fsに抗
して働く。即ち、Fs−p・ΔAの力で弁スプール12
は、弁棒47の先端が中空穴49の底に当接するまで押
圧されるのである。
図示しない外部の制御装置からの制御された励磁電流が
ソレノイド42に印加されると、第1ソレノイドハウジ
ング40、第2ソレノイドハウジング44及びプランジ
ャ48により構成される磁力線回路が構成され、その励
磁電流の大きさに応じた大きさの吸引力がヨーク40°
とプランジャ48との間に働き、弁棒47は、弁スプー
ル12を圧縮コイルばね39のばね力に抗して押圧する
。その結果、弁スプール12は、ソレノイド42による
吸引力Fmと油圧力p・ΔAの和と圧縮コイルばね39
のばね力Fsとが平衡する位置になり、供給通路23、
即ち凹欠部23’ 、 16′は、それに応じて絞られ
、油圧作動部Aへの連通通路には絞られた圧油が供給さ
れる。
ソレノイド42に印加されると、第1ソレノイドハウジ
ング40、第2ソレノイドハウジング44及びプランジ
ャ48により構成される磁力線回路が構成され、その励
磁電流の大きさに応じた大きさの吸引力がヨーク40°
とプランジャ48との間に働き、弁棒47は、弁スプー
ル12を圧縮コイルばね39のばね力に抗して押圧する
。その結果、弁スプール12は、ソレノイド42による
吸引力Fmと油圧力p・ΔAの和と圧縮コイルばね39
のばね力Fsとが平衡する位置になり、供給通路23、
即ち凹欠部23’ 、 16′は、それに応じて絞られ
、油圧作動部Aへの連通通路には絞られた圧油が供給さ
れる。
従って、励磁電流の大きさの如何によっては、絞りが進
み、第3環状溝17と第4環状溝18とは第3ランド部
32によって遮断されたまま、第2環状溝16の凹欠部
16′が第2ランド部30により閉塞されることにもな
る。その場合には、滑動孔11と弁スプール12との嵌
合間隙から、供給油は、大径孔部14へ漏出する。
み、第3環状溝17と第4環状溝18とは第3ランド部
32によって遮断されたまま、第2環状溝16の凹欠部
16′が第2ランド部30により閉塞されることにもな
る。その場合には、滑動孔11と弁スプール12との嵌
合間隙から、供給油は、大径孔部14へ漏出する。
励磁電流の大きさが増大すると、ソレノイド42による
吸引力Fmが増大して、弁棒47は、弁スプール12を
圧縮コイルばね39のばね力Fsに抗して一層押圧する
。その結果、第2環状溝16は、凹欠部16“も含めて
第2ランド部30により閉塞されると共に、出力通路2
4は、第3環状溝17及び第2環状溝部31を介して第
4環状溝18と第3ランド部32によって絞られた開度
で連通される。その開度は、励磁電流の大きさが最大時
に最大となる(第1図における下半分状態)。
吸引力Fmが増大して、弁棒47は、弁スプール12を
圧縮コイルばね39のばね力Fsに抗して一層押圧する
。その結果、第2環状溝16は、凹欠部16“も含めて
第2ランド部30により閉塞されると共に、出力通路2
4は、第3環状溝17及び第2環状溝部31を介して第
4環状溝18と第3ランド部32によって絞られた開度
で連通される。その開度は、励磁電流の大きさが最大時
に最大となる(第1図における下半分状態)。
従って、油圧作動部Aから油は、出力通路24、第3環
状溝17及び第2環状溝部31を通り、絞られて第4環
状溝18、第3環状溝部33及び連通孔37を介して中
心穴35に流出し、連通孔36、大径孔部14(スプー
ル弁1とリニアソレノイド2との中間部)及び第1ドレ
ン通路20を介して冷却用油管26へ流出し、油圧作動
部Aは、タンク圧に近づく。
状溝17及び第2環状溝部31を通り、絞られて第4環
状溝18、第3環状溝部33及び連通孔37を介して中
心穴35に流出し、連通孔36、大径孔部14(スプー
ル弁1とリニアソレノイド2との中間部)及び第1ドレ
ン通路20を介して冷却用油管26へ流出し、油圧作動
部Aは、タンク圧に近づく。
そうして、冷却用油管26へ流出した油は、第2ソレノ
イドハウジング44の上からソレノイド42に対して注
がれ、タンクT内に排出落下する。
イドハウジング44の上からソレノイド42に対して注
がれ、タンクT内に排出落下する。
かくして、励磁電流が印加されて発熱するソレノイド4
2及びそれにより加熱される電磁制御スプール弁自体は
、流出油により冷却される。
2及びそれにより加熱される電磁制御スプール弁自体は
、流出油により冷却される。
又、励磁電流の断続・変化により弁スプール12の移動
により滑動孔11の大径孔部14においては、第1ドレ
ン通路20から油が流出したり、弁スプール12の中心
穴35からの油が連通孔36から流入したりして、第1
、第2ソレノイドハウジング40.44内の油が交換さ
れ、その劣化が防止される。
により滑動孔11の大径孔部14においては、第1ドレ
ン通路20から油が流出したり、弁スプール12の中心
穴35からの油が連通孔36から流入したりして、第1
、第2ソレノイドハウジング40.44内の油が交換さ
れ、その劣化が防止される。
滑動孔11における圧縮コイルばね39の嵌装域空間は
、弁スプール12の進退により拡大・縮小してポンプ作
用をするが、第5環状溝19、第2ドレン通路25及び
連通通路を介してタンクTに対して油を出入する。
、弁スプール12の進退により拡大・縮小してポンプ作
用をするが、第5環状溝19、第2ドレン通路25及び
連通通路を介してタンクTに対して油を出入する。
〔発明の効果l
この発明の電磁制御スプール弁によれば、通常は油タン
クの油中に設置される!磁制御スプール弁の設置位置が
設計上の要請により油タンクの油面より上方にする場合
において、電磁制御スプール弁、即ちリニアソレノイド
は熱伝導率が低い空気中で作動しても、別設の冷却手段
を設けることなく、ドレン通路からタンクへの流出油が
ソレノイド部に掛けられることにより冷却される結果、
電磁制御スプール弁内の油温の上昇が防止され、電磁制
御スプール弁のスプールの滑動が阻害の原因となる油の
粘度の増大も防止される。
クの油中に設置される!磁制御スプール弁の設置位置が
設計上の要請により油タンクの油面より上方にする場合
において、電磁制御スプール弁、即ちリニアソレノイド
は熱伝導率が低い空気中で作動しても、別設の冷却手段
を設けることなく、ドレン通路からタンクへの流出油が
ソレノイド部に掛けられることにより冷却される結果、
電磁制御スプール弁内の油温の上昇が防止され、電磁制
御スプール弁のスプールの滑動が阻害の原因となる油の
粘度の増大も防止される。
第1図は、この発明の実施例における電磁圧力制御弁の
断面正面図、 第2図は、この発明の実施例における電磁圧力制御弁の
側面図である。 1ニスブール弁 2:リニアソレノイドlO
ニスプールハウジング 11:滑動孔12:弁スプール
13:ねじ栓14:大径孔部15:第1環状溝16:第
2環状溝17:第3環状溝18:第4環状溝
19;第5環状溝20:第1ドレン通路 21:
絞り22:フィードバック通路 23:供給通路16°
、23’:凹欠部 24:出力通路25:第2
ドレン通路 26:冷却用油管27:先端小径部
28:第1ランド部29:第1環状溝部
30:第2ランド部31:第2環状溝部 32
:第3ランド部33:第3環状溝部 34:第4
ランド部35:中心穴 36,37:連通
孔38:ばね押え片 39:圧縮コイルばね4
0:第1ソレノイドハウジング40゛:ヨーク部41:
フランジ部42:ソレノイド43:円筒状突出部44:
第2ソレノイドハウジング44a:支持金具45ニスリ
ーブ 46二転がり軸受47:弁棒48ニブランジャ4
9:中空穴 A:油圧作動部C:ミッションケースH
:ミッションハウジングh:中空穴 P:ポンプ
T:タンク第2図
断面正面図、 第2図は、この発明の実施例における電磁圧力制御弁の
側面図である。 1ニスブール弁 2:リニアソレノイドlO
ニスプールハウジング 11:滑動孔12:弁スプール
13:ねじ栓14:大径孔部15:第1環状溝16:第
2環状溝17:第3環状溝18:第4環状溝
19;第5環状溝20:第1ドレン通路 21:
絞り22:フィードバック通路 23:供給通路16°
、23’:凹欠部 24:出力通路25:第2
ドレン通路 26:冷却用油管27:先端小径部
28:第1ランド部29:第1環状溝部
30:第2ランド部31:第2環状溝部 32
:第3ランド部33:第3環状溝部 34:第4
ランド部35:中心穴 36,37:連通
孔38:ばね押え片 39:圧縮コイルばね4
0:第1ソレノイドハウジング40゛:ヨーク部41:
フランジ部42:ソレノイド43:円筒状突出部44:
第2ソレノイドハウジング44a:支持金具45ニスリ
ーブ 46二転がり軸受47:弁棒48ニブランジャ4
9:中空穴 A:油圧作動部C:ミッションケースH
:ミッションハウジングh:中空穴 P:ポンプ
T:タンク第2図
Claims (1)
- 空気中に設置された電磁制御弁における排出通路に少な
くとも励磁作動時に連通するスプール弁とそれを作動す
るリニアソレノイドとの中間部の開口に油流出管が結合
され、油流出管の先端口をソレノイド部分の上方に位置
させた電磁制御スプール弁
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20395389A JP2781609B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 電磁制御スプール弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20395389A JP2781609B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 電磁制御スプール弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0369877A true JPH0369877A (ja) | 1991-03-26 |
JP2781609B2 JP2781609B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=16482404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20395389A Expired - Fee Related JP2781609B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 電磁制御スプール弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2781609B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0908365A2 (en) * | 1997-09-16 | 1999-04-14 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method of controlling fluid pressure |
WO2016035595A1 (ja) * | 2014-09-04 | 2016-03-10 | Kyb株式会社 | ソレノイドバルブ |
-
1989
- 1989-08-08 JP JP20395389A patent/JP2781609B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0908365A2 (en) * | 1997-09-16 | 1999-04-14 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method of controlling fluid pressure |
EP0908365A3 (en) * | 1997-09-16 | 2000-01-19 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method of controlling fluid pressure |
US6247765B1 (en) | 1997-09-16 | 2001-06-19 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method and apparatus for controlling fluid pressure |
WO2016035595A1 (ja) * | 2014-09-04 | 2016-03-10 | Kyb株式会社 | ソレノイドバルブ |
JP2016053407A (ja) * | 2014-09-04 | 2016-04-14 | Kyb株式会社 | ソレノイドバルブ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2781609B2 (ja) | 1998-07-30 |
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