JPH0368526A - 1―クロロ―1,1―ジフルオロエタンの気相接触不均化反応による1―クロロ―1―フルオロエチレン及び弗化ビニリデンを含む混合物の製造方法 - Google Patents
1―クロロ―1,1―ジフルオロエタンの気相接触不均化反応による1―クロロ―1―フルオロエチレン及び弗化ビニリデンを含む混合物の製造方法Info
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- JPH0368526A JPH0368526A JP16693490A JP16693490A JPH0368526A JP H0368526 A JPH0368526 A JP H0368526A JP 16693490 A JP16693490 A JP 16693490A JP 16693490 A JP16693490 A JP 16693490A JP H0368526 A JPH0368526 A JP H0368526A
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J37/00—Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
- B01J37/22—Halogenating
- B01J37/26—Fluorinating
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J27/00—Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
- B01J27/06—Halogens; Compounds thereof
- B01J27/128—Halogens; Compounds thereof with iron group metals or platinum group metals
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/25—Preparation of halogenated hydrocarbons by splitting-off hydrogen halides from halogenated hydrocarbons
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、弗化ビニリデンと1−クロロ−1−フルオロ
エチレンの気相製造方法に関連し、特に気相接触不均化
反応の製造方法による弗化ビニリデンと1−クロロ−1
−フルオロエチレンの製造方法に関する。
エチレンの気相製造方法に関連し、特に気相接触不均化
反応の製造方法による弗化ビニリデンと1−クロロ−1
−フルオロエチレンの製造方法に関する。
[従来の技術]
ウォーカー(Walker)及びその他の者が著者の「
ジャーナル・オブ・オルガニック・ケミストリー(J、
Orgl:hem、l J第30巻、3284−328
5 (1965年)には、l−クロロ−11−ジフルオ
ロエタンの気相接触脱ハロゲン化水素反応は、脱弗化水
素がほとんど無く、HC℃の脱離を続ける事が報告され
ている。工程は、銀族の金属、N i O,F ex
Os又はZnOを使用して300〜400℃の範囲で実
施された。触媒としてA2203又はStowが使用さ
れる場合、主要生成物は1−クロロ−1−フルオロエチ
レンであり、それはHFの脱離により生じた。より少な
い生成物の弗化ビニリデンは、HCffの脱離により生
じた。シ17カ触媒及びアルミナ触媒の混合物(12,
4重量%のAl2203と873重量%の5iO2)に
より、温度に依存する生成物の分布を伴う脱塩酸及び脱
弗化水素の両方を生じた。酸化物触媒の分析で、触媒の
5〜10%がHF又はHCj2と反応する事が示される
。これらの触媒消費が、触媒の寿命及び活性度を減らす
。
ジャーナル・オブ・オルガニック・ケミストリー(J、
Orgl:hem、l J第30巻、3284−328
5 (1965年)には、l−クロロ−11−ジフルオ
ロエタンの気相接触脱ハロゲン化水素反応は、脱弗化水
素がほとんど無く、HC℃の脱離を続ける事が報告され
ている。工程は、銀族の金属、N i O,F ex
Os又はZnOを使用して300〜400℃の範囲で実
施された。触媒としてA2203又はStowが使用さ
れる場合、主要生成物は1−クロロ−1−フルオロエチ
レンであり、それはHFの脱離により生じた。より少な
い生成物の弗化ビニリデンは、HCffの脱離により生
じた。シ17カ触媒及びアルミナ触媒の混合物(12,
4重量%のAl2203と873重量%の5iO2)に
より、温度に依存する生成物の分布を伴う脱塩酸及び脱
弗化水素の両方を生じた。酸化物触媒の分析で、触媒の
5〜10%がHF又はHCj2と反応する事が示される
。これらの触媒消費が、触媒の寿命及び活性度を減らす
。
ミュラー(M+*1ler)及びその他の者が著者のr
chem、Ing、Tech、J第56巻(8)、62
6−628 (1984年)には、無水NiCl2の存
在下での1−クロロ−1,1−ジフルオロエタンの脱塩
酸が明らかにされている。
chem、Ing、Tech、J第56巻(8)、62
6−628 (1984年)には、無水NiCl2の存
在下での1−クロロ−1,1−ジフルオロエタンの脱塩
酸が明らかにされている。
工程は、400℃で非常に選択的である。■−クロロー
1.1−ジフルオロエタン供給量を基準として、数容量
%の酸素(1,5容量%)が共反応体として利用された
。これらの条件下で、100%の弗化ビニリデンへの選
択性を有するl−クロロ−1,1−ジフルオロエタンの
転化率は80%であった。1−クロロ−1−フルオロエ
チレンは生成されなかった。
1.1−ジフルオロエタン供給量を基準として、数容量
%の酸素(1,5容量%)が共反応体として利用された
。これらの条件下で、100%の弗化ビニリデンへの選
択性を有するl−クロロ−1,1−ジフルオロエタンの
転化率は80%であった。1−クロロ−1−フルオロエ
チレンは生成されなかった。
米国特許第2.894.043号には、ニッケル金属の
螺旋型物が備えられた反応容器内で、465〜535℃
の温度で、l−クロロ−1,1−ジフルオロエタンを1
−クロロ−1−フルオロエチレンにする脱弗化水素が開
示されている。
螺旋型物が備えられた反応容器内で、465〜535℃
の温度で、l−クロロ−1,1−ジフルオロエタンを1
−クロロ−1−フルオロエチレンにする脱弗化水素が開
示されている。
[発明を解決する為の手段]
l−クロロ−1−フルオロエチレン及び弗化ビニリデン
から成る混合物の製造方法が提供される。1−クロロ−
1,1−ジフルオロエタンは、約り00℃〜約700℃
の反応温度でNiF2を含有する触媒と気相で接触させ
る。従って、弗化ビニリデン及び1−クロロ−1−フル
オロエチレンの両方が、第一段階で製造される。これら
は沸点が大きく異なるので標準的な蒸留方法により容易
に分離し得る。弗化ビニリデンは一86℃で沸騰し、1
−クロロ−1−フルオロエチレンは一24℃で沸騰する
。
から成る混合物の製造方法が提供される。1−クロロ−
1,1−ジフルオロエタンは、約り00℃〜約700℃
の反応温度でNiF2を含有する触媒と気相で接触させ
る。従って、弗化ビニリデン及び1−クロロ−1−フル
オロエチレンの両方が、第一段階で製造される。これら
は沸点が大きく異なるので標準的な蒸留方法により容易
に分離し得る。弗化ビニリデンは一86℃で沸騰し、1
−クロロ−1−フルオロエチレンは一24℃で沸騰する
。
本発明の製造方法は、1−クロロ−1,1−ジフルオロ
エタンの不均化反応から生成された生成混合物の少なく
とも約50モル%、好ましくは少なくとも約60モル%
の弗化ビニリデン及びl−クロロ−l−フルオロエチレ
ンを組み合わせた混合物を含む混合物を製造する為には
特に好都合である。
エタンの不均化反応から生成された生成混合物の少なく
とも約50モル%、好ましくは少なくとも約60モル%
の弗化ビニリデン及びl−クロロ−l−フルオロエチレ
ンを組み合わせた混合物を含む混合物を製造する為には
特に好都合である。
弗化ビニリデン及び1−クロロ−1−フルオロエチレン
の両方は、有益なポリマーを製造する為に使用できるモ
ノマー(単量体)である。弗化ビニリデンは、弗化ポリ
ビニリデンの生産において使用される。1−クロロ−1
−フルオロエチレンはエラストマーのフルオロオレフィ
ンの生産において利用できる。米国特許第2.777.
833号及び同第2.894.043号参照。本発明は
、第一段階で弗化ビニリデン及び1−クロロ−1−フル
オロエチレンの両方を生産する為の都合の良い方法を提
供する。
の両方は、有益なポリマーを製造する為に使用できるモ
ノマー(単量体)である。弗化ビニリデンは、弗化ポリ
ビニリデンの生産において使用される。1−クロロ−1
−フルオロエチレンはエラストマーのフルオロオレフィ
ンの生産において利用できる。米国特許第2.777.
833号及び同第2.894.043号参照。本発明は
、第一段階で弗化ビニリデン及び1−クロロ−1−フル
オロエチレンの両方を生産する為の都合の良い方法を提
供する。
本発明によると、N i F zを含有する触媒は、1
−クロロ−1,1−ジフルオロエタンから弗化ビニリデ
ン及び1−クロロ−1−フルオロエチレンの気相生産の
為に有利に使用される。r N i F を含有触媒」
は、純粋なN1Fa、或いは支持体、例えばAl1.F
、及びその類似物などに含まれるN i F zを意味
する。弗素化されたN i CA xも、r N i
F x含有触媒」の定義において含まれ、それは任意の
適切な支持体(例えばAg2O3など)ら同様に含まれ
得る。「弗素化されたNiCl2」の実質的部分は、以
降に記載するように触媒の活性化手順によりN i F
2に転化されるNiCl2を意味する。従って、ミュ
ラー及びその他の者が著者のrchemIng、Tec
h、J第56巻(8)、626−628 (1984年
)には、1−クロロ−1,l−ジフルオロエタンの脱塩
酸の為の触媒として不活性化されたN i Cj22が
開示されているが、本発明は、N i F x 、或い
は適切に弗素化されたNiCl2を利用する。
−クロロ−1,1−ジフルオロエタンから弗化ビニリデ
ン及び1−クロロ−1−フルオロエチレンの気相生産の
為に有利に使用される。r N i F を含有触媒」
は、純粋なN1Fa、或いは支持体、例えばAl1.F
、及びその類似物などに含まれるN i F zを意味
する。弗素化されたN i CA xも、r N i
F x含有触媒」の定義において含まれ、それは任意の
適切な支持体(例えばAg2O3など)ら同様に含まれ
得る。「弗素化されたNiCl2」の実質的部分は、以
降に記載するように触媒の活性化手順によりN i F
2に転化されるNiCl2を意味する。従って、ミュ
ラー及びその他の者が著者のrchemIng、Tec
h、J第56巻(8)、626−628 (1984年
)には、1−クロロ−1,l−ジフルオロエタンの脱塩
酸の為の触媒として不活性化されたN i Cj22が
開示されているが、本発明は、N i F x 、或い
は適切に弗素化されたNiCl2を利用する。
約400℃より低い温度で弗化ビニリデンの存在下で得
られる主要生成物は、一般には1.1.1−トリフルオ
ロエタンであり、少量の生成物としては1−クロロ−1
−フルオロエチレンである。約400℃より高い温度で
は、一般に1.1.1−トリフルオロエタンを犠牲にし
て弗化ビニリデンが生成され、主要生成物は、弗化ビニ
リデン及び1−クロロ−1−フルオロエチレンである。
られる主要生成物は、一般には1.1.1−トリフルオ
ロエタンであり、少量の生成物としては1−クロロ−1
−フルオロエチレンである。約400℃より高い温度で
は、一般に1.1.1−トリフルオロエタンを犠牲にし
て弗化ビニリデンが生成され、主要生成物は、弗化ビニ
リデン及び1−クロロ−1−フルオロエチレンである。
おそらく11−ジクロロ−1−フルオロエタンの脱弗化
水素から数%の弗化ビニリデンも観察されるであろう。
水素から数%の弗化ビニリデンも観察されるであろう。
理論に拘束されるつちりはないが、この生成物の分布は
、不均化反応の工程の結果と考えられる。適切な不均化
反応の機構によると、1−クロロ−1,1−ジフルオロ
エタン2モルを平均化して、それぞれ1モルの1.1.
1− トリフルオロエタン及ヒ1.1−ジクロロ−1−
フルオロエタンを生成する。1.1. l−トリフルオ
ロエタンを脱弗化水素反応させ、HF及び弗化ビニリデ
ンを形成する。1.1−ジクロロ−1−フルオロエタン
を脱塩酸させ、塩化水素及び1−クロロ−1−フルオロ
エチレンを形成する。
、不均化反応の工程の結果と考えられる。適切な不均化
反応の機構によると、1−クロロ−1,1−ジフルオロ
エタン2モルを平均化して、それぞれ1モルの1.1.
1− トリフルオロエタン及ヒ1.1−ジクロロ−1−
フルオロエタンを生成する。1.1. l−トリフルオ
ロエタンを脱弗化水素反応させ、HF及び弗化ビニリデ
ンを形成する。1.1−ジクロロ−1−フルオロエタン
を脱塩酸させ、塩化水素及び1−クロロ−1−フルオロ
エチレンを形成する。
反応温度は約り00℃〜約700℃、好ましくは約り0
0℃〜約600℃、最も好ましくは約り00℃〜約60
0℃である。一般に高温が、1、1.1−トリフルオロ
エタンを犠牲にする弗化ビニリデンの生産に好都合であ
る。従って約400℃より高い温度、最も好ましくは約
600℃より高い温度が1.1.1− トリフルオロエ
タンに対する弗化ビニリデンの生産を最大にする為には
望ましい。
0℃〜約600℃、最も好ましくは約り00℃〜約60
0℃である。一般に高温が、1、1.1−トリフルオロ
エタンを犠牲にする弗化ビニリデンの生産に好都合であ
る。従って約400℃より高い温度、最も好ましくは約
600℃より高い温度が1.1.1− トリフルオロエ
タンに対する弗化ビニリデンの生産を最大にする為には
望ましい。
少量の酸素が共反応体として任意に1−クロロ−1,1
−ジフルオロエタンと糸且み合わせて(共糸合され得る
。従って、触媒を通過する1−クロロ−11−ジフルオ
ロエタンを基準として、酸素は、約2容量%〜約21容
量%の1−クロロ−1,1−ジフルオロエタンと組み合
わせ得る。好ましくは、酸素量は約4容量%〜約8容量
%である。酸素は、実質上純粋な酸素の形を取って供給
し得るか或いは、酸素を含有する気体の形(例えば空気
又は分子酸素を大抵不活性ガスと組み合わせた合成混合
物など)を取って供給し得る。ガス類の混合物が使用さ
れる場合、供給されるガスの体積は、ガスの酸素含有量
に比例して増加していく。
−ジフルオロエタンと糸且み合わせて(共糸合され得る
。従って、触媒を通過する1−クロロ−11−ジフルオ
ロエタンを基準として、酸素は、約2容量%〜約21容
量%の1−クロロ−1,1−ジフルオロエタンと組み合
わせ得る。好ましくは、酸素量は約4容量%〜約8容量
%である。酸素は、実質上純粋な酸素の形を取って供給
し得るか或いは、酸素を含有する気体の形(例えば空気
又は分子酸素を大抵不活性ガスと組み合わせた合成混合
物など)を取って供給し得る。ガス類の混合物が使用さ
れる場合、供給されるガスの体積は、ガスの酸素含有量
に比例して増加していく。
反応体を触媒と接触させる時間は、かなり変化し得る。
好ましくは接触時間は、約10秒〜約100秒であり、
最も好ましくは約40秒〜約70秒である。
最も好ましくは約40秒〜約70秒である。
投入前に触媒を空気により活性化すると、触媒性能を増
進する為に反応体の供給に有利である。
進する為に反応体の供給に有利である。
約り00℃〜約1000℃の温度で、少なくとも約24
時間に渡り、触媒1crr+’につき約l〜1Ocrd
/min、の空気の流量で触媒に空気を流す方法により
処理できる。好ましくは空気の温度は約り00℃〜約7
00℃である。
時間に渡り、触媒1crr+’につき約l〜1Ocrd
/min、の空気の流量で触媒に空気を流す方法により
処理できる。好ましくは空気の温度は約り00℃〜約7
00℃である。
触媒が弗素化されたN1Cj2□を含む場合、上記のよ
うに事実上空気活性化された後の出発NiCl2触媒床
は、高温で床中のN1Cj2□をN i F 2に転化
する為に要求される弗化水素の理論量よりち約20容量
%〜約60容量%過剰量の弗化水素を触媒床に流して活
性化される。例として、N i Cj2 *を完全にN
1Fsに転化するのに必要とされる弗化水素の理論量が
1モルであるなげ、約1.2〜約1.6モルの弗化水素
をN L CR2床に通す事が望ましい。
うに事実上空気活性化された後の出発NiCl2触媒床
は、高温で床中のN1Cj2□をN i F 2に転化
する為に要求される弗化水素の理論量よりち約20容量
%〜約60容量%過剰量の弗化水素を触媒床に流して活
性化される。例として、N i Cj2 *を完全にN
1Fsに転化するのに必要とされる弗化水素の理論量が
1モルであるなげ、約1.2〜約1.6モルの弗化水素
をN L CR2床に通す事が望ましい。
本発明の工程を、次の限定するわけではない例で説明す
る。
る。
[実施例]
例1
6時間かけて、撹拌している弗化水素水溶液(50%の
HFが500rr+j2)に45℃でアルミナ[バーシ
ョウ(Harshaw) 3952 (商品名)200
glを少しづつ添加した。室温で溶液を一晩、そのまま
放置するとAβF、・3H20が沈殿した。室温でこの
混合物にNiCl、29.94gを添加した。混合物か
らライトグリーンの固体が沈殿した。沈殿したN iF
a / AβF3を2濾過し、空気乾燥して、次第に
次の温度:(1)100℃で2時間、(2)150℃で
2時間、(3)175℃で18時間、で徐々に加熱した
。次に触媒が粉砕され、篩に掛けられた。生じた60−
100メツシユ(60〜100本/インチ)の粒径を有
する22.45gをハステロイ(Hastelloy)
Cチューブラ反応器中に装入した。650℃で18時
間、20 c rd / min、の流量で触媒床を通
して連続的に流れる空気を反応器中に供給する事により
触媒が活性化された。空気活性された触媒は、次に55
0℃で6時間、弗化水素を0.08 g / min。
HFが500rr+j2)に45℃でアルミナ[バーシ
ョウ(Harshaw) 3952 (商品名)200
glを少しづつ添加した。室温で溶液を一晩、そのまま
放置するとAβF、・3H20が沈殿した。室温でこの
混合物にNiCl、29.94gを添加した。混合物か
らライトグリーンの固体が沈殿した。沈殿したN iF
a / AβF3を2濾過し、空気乾燥して、次第に
次の温度:(1)100℃で2時間、(2)150℃で
2時間、(3)175℃で18時間、で徐々に加熱した
。次に触媒が粉砕され、篩に掛けられた。生じた60−
100メツシユ(60〜100本/インチ)の粒径を有
する22.45gをハステロイ(Hastelloy)
Cチューブラ反応器中に装入した。650℃で18時
間、20 c rd / min、の流量で触媒床を通
して連続的に流れる空気を反応器中に供給する事により
触媒が活性化された。空気活性された触媒は、次に55
0℃で6時間、弗化水素を0.08 g / min。
及び窒素を20 c rd / min、の流量で流し
て、弗化水素により活性化された。全体で弗化水素29
gが触媒に流された。体積で1−クロロ−1,1−ジフ
ルオロエタン94.3%及び025.7%から成るガス
の供給材料を450℃で反応器に装入した。
て、弗化水素により活性化された。全体で弗化水素29
gが触媒に流された。体積で1−クロロ−1,1−ジフ
ルオロエタン94.3%及び025.7%から成るガス
の供給材料を450℃で反応器に装入した。
反応生成物を反応器の底で除去して、次にスクラバー塔
に逃がし、弗化水素を除去する為に1〜5NのKOH水
溶液の液体アルカリ性 蒸気に向流させた。他の水性水酸化物、例えばNaOH
又はCa(OH)、などがKOHの代わりに代用できる
。次に有機化合物を乾燥剤(無水硫化カルシウム)を充
填した乾燥塔に通した。化合物が自動的に電気積分器を
備えたガスクロマトグラフに通されて1−クロロ−IJ
−ジフルオロエタンの転化率を定期的に検査した。ガス
クロマトグラフから出たガスを温式テストメーターを通
じて質量収支を計測した。ガスクロマトグラフ分析は、
1−クロロ−1,1−ジフルオロエタンの転化率92.
7%を示した。化合物の分布を表1に示す。
に逃がし、弗化水素を除去する為に1〜5NのKOH水
溶液の液体アルカリ性 蒸気に向流させた。他の水性水酸化物、例えばNaOH
又はCa(OH)、などがKOHの代わりに代用できる
。次に有機化合物を乾燥剤(無水硫化カルシウム)を充
填した乾燥塔に通した。化合物が自動的に電気積分器を
備えたガスクロマトグラフに通されて1−クロロ−IJ
−ジフルオロエタンの転化率を定期的に検査した。ガス
クロマトグラフから出たガスを温式テストメーターを通
じて質量収支を計測した。ガスクロマトグラフ分析は、
1−クロロ−1,1−ジフルオロエタンの転化率92.
7%を示した。化合物の分布を表1に示す。
例2
反応温度が490℃に上げられ、供給材料が1−クロロ
−1,1−ジフルオロエタン77.6容量%及び空気2
2,4容量%から成る事を除いて例1の手順を繰り返し
た。結果を表1に示す。
−1,1−ジフルオロエタン77.6容量%及び空気2
2,4容量%から成る事を除いて例1の手順を繰り返し
た。結果を表1に示す。
例3
反応温度が525℃に上げられた事を除いて例2の手順
を繰り返した。結果を表1に示す。
を繰り返した。結果を表1に示す。
例4−6
例1で使用された同じ反応容器中にN I F z4H
,O(32g)が装入された。空気を20c rd /
mid、で18時間流して触媒を処理した。
,O(32g)が装入された。空気を20c rd /
mid、で18時間流して触媒を処理した。
その後に、空気(5,2c耐/m1n−)と−緒に1−
クロロ−1,1−ジフルオロエタン(18crrr/m
in、 )を連続的に400℃、450℃及び575℃
で触媒床に供給した。結果を表1に示す。
クロロ−1,1−ジフルオロエタン(18crrr/m
in、 )を連続的に400℃、450℃及び575℃
で触媒床に供給した。結果を表1に示す。
例7−8
例1で使用された同じ反応容器中にNiCl2・6H2
0(32g、0.25モル)が装入された。触媒が21
時間に渡って20Crrr / min、の空気を使用
して200℃に加熱された。空気活性化された触媒が、
その後に400″Cで20crri’/min、の窒素
と組み合わせて弗化水素(0,03g/min、 )を
全部でl1gまで流して処理した。触媒の活性化が完了
するまで、1−クロロ−1,1−ジフルオロエタン92
.4容量%と酸素7.6容量%の混合物が400℃及び
450℃の温度で反応容器に供給された。結果を表1に
示す 例9−12 連続的撹拌をしながら、温水中200mI2中にNiC
氾、・6H,O(30g)を溶解した。ガンマ−アルミ
ナ(Gamma−alumina) (商品名)(30
g)をグリーン色の温溶液中に添加した。混合物が室温
で一晩放置された。その後に潰合物を濾過して空気乾燥
した。空気乾燥した触媒(50g)が例1で使用された
同じ反応器中に装入された。
0(32g、0.25モル)が装入された。触媒が21
時間に渡って20Crrr / min、の空気を使用
して200℃に加熱された。空気活性化された触媒が、
その後に400″Cで20crri’/min、の窒素
と組み合わせて弗化水素(0,03g/min、 )を
全部でl1gまで流して処理した。触媒の活性化が完了
するまで、1−クロロ−1,1−ジフルオロエタン92
.4容量%と酸素7.6容量%の混合物が400℃及び
450℃の温度で反応容器に供給された。結果を表1に
示す 例9−12 連続的撹拌をしながら、温水中200mI2中にNiC
氾、・6H,O(30g)を溶解した。ガンマ−アルミ
ナ(Gamma−alumina) (商品名)(30
g)をグリーン色の温溶液中に添加した。混合物が室温
で一晩放置された。その後に潰合物を濾過して空気乾燥
した。空気乾燥した触媒(50g)が例1で使用された
同じ反応器中に装入された。
触媒に、650℃で60時間に渡って20cボ/min
、の流量の空気を流して活性化した。その後に、触媒が
6時間に渡って弗化水素(0,2g/min、)で処理
され、触媒床に通じられた弗化水素は全量で72gだっ
た。1−クロロ−1,1−ジフルオロエタン91.9容
量%と酸素81容量%の混合物が反応容器中に投入され
た。結果を表1に示す。
、の流量の空気を流して活性化した。その後に、触媒が
6時間に渡って弗化水素(0,2g/min、)で処理
され、触媒床に通じられた弗化水素は全量で72gだっ
た。1−クロロ−1,1−ジフルオロエタン91.9容
量%と酸素81容量%の混合物が反応容器中に投入され
た。結果を表1に示す。
本発明は、発明の意図及びその本質的な特性から離れる
ことなしに他の明確な形で具体化し得るので、本発明の
範囲を示す物として上記の明細よりもむしろ添えられた
特許請求の範囲を参照しなければならない。
ことなしに他の明確な形で具体化し得るので、本発明の
範囲を示す物として上記の明細よりもむしろ添えられた
特許請求の範囲を参照しなければならない。
手続補正書
平成2年8月16日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)1−クロロ−1,1−ジフルオロエタンを気相中で
NiF_2含有触媒と約200℃〜約700℃の反応温
度で接触させて製造する事を特徴とする1−クロロ−1
−フルオロエチレン及び弗化ビニリデンを含む混合物の
製造方法。 2)該触媒がAlF_2に支持された、NiF_2であ
る事を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3)該触媒が弗素化されたNiCl_2である事を特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 4)該触媒がAl_2O_3に支持された弗素化された
NiCl_2である事を特徴とする特許請求の範囲第3
項記載の方法。 5)該1−クロロ−1,1−ジフルオロエタンを約10
秒〜100秒間に渡り該触媒と接触させる事を特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の方法。 6)該触媒と接触させた該1−クロロ−1,1−ジフル
オロエタンの体積を基準として、該1−クロロ−1,1
−ジフルオロエタンを約2容量%〜約21容量%の酸素
と組み合わせる事を特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の方法。 7)該1−クロロ−1,1−ジフルオロエタンを該触媒
と接触させる前に、約100℃〜約1000℃の温度に
おいて、少なくとも24時間に渡り該触媒1cm^3当
たり約1cm^3/min.〜約10cm^3/min
.の空気流量で、該触媒に該空気を流して該触媒を処理
する事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 8)該空気の温度が約200℃〜約700℃である事を
特徴とする特許請求の範囲第7項記載の方法。 9)該触媒が、NiCl_2から成る触媒床に空気を流
した後に、該床中のNiCl_2をNiF_2に転化す
る為に必要とされる弗化水素の理論量より約20容量%
〜約60容量%過剰量の弗化水素を触媒に流して製造さ
れた、弗素化されたNiCl_2である事を特徴とする
特許請求の範囲第7項記載の方法。 10)該触媒がAl_2O_3に支持された弗素化され
たNiCl_2である事を特徴とする特許請求の範囲第
9項記載の方法。 11)該混合物の少なくとも約50モル%が該1−クロ
ロ−1−フルオロエチレン及び該弗化ビニリデンの組み
合わせである事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の方法。 12)該混合物の少なくとも約60モル%が該1−クロ
ロ−1−フルオロエチレン及び該弗化ビニリデンの組み
合わせである事を特徴とする特許請求の範囲第11項記
載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US37312489A | 1989-06-28 | 1989-06-28 | |
US373124 | 1989-06-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0368526A true JPH0368526A (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=23471067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16693490A Pending JPH0368526A (ja) | 1989-06-28 | 1990-06-27 | 1―クロロ―1,1―ジフルオロエタンの気相接触不均化反応による1―クロロ―1―フルオロエチレン及び弗化ビニリデンを含む混合物の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0407711A1 (ja) |
JP (1) | JPH0368526A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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FR2690686B1 (fr) * | 1992-04-30 | 1995-01-06 | Atochem North America Elf | Procédé de production de fluorure de vinylidène. |
US5523498A (en) | 1992-12-08 | 1996-06-04 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for reducing the fluorine content of hydrofluorocarbons and hydrohalofluorocarbons |
US8697922B2 (en) | 2008-10-27 | 2014-04-15 | E I Du Pont De Nemours And Company | Conversion of 2-chloro-1,1,1,2-tetrafluoropropane to 2,3,3,3-tetrafluoropropene |
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CN107652161A (zh) * | 2017-11-06 | 2018-02-02 | 常熟三爱富振氟新材料有限公司 | 一种偏氟乙烯的生产系统 |
Family Cites Families (3)
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---|---|---|---|---|
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DE1253702B (de) * | 1965-03-30 | 1967-11-09 | Pennsalt Chemicals Corp | Verfahren zur Herstellung von Vinylidenfluorid |
US3444251A (en) * | 1965-12-23 | 1969-05-13 | Phillips Petroleum Co | Production of gem-difluoroalkenes |
-
1990
- 1990-05-17 EP EP90109367A patent/EP0407711A1/en not_active Withdrawn
- 1990-06-27 JP JP16693490A patent/JPH0368526A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0407711A1 (en) | 1991-01-16 |
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