JPH0365973A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0365973A JPH0365973A JP20350289A JP20350289A JPH0365973A JP H0365973 A JPH0365973 A JP H0365973A JP 20350289 A JP20350289 A JP 20350289A JP 20350289 A JP20350289 A JP 20350289A JP H0365973 A JPH0365973 A JP H0365973A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
龜東上立1皿ユ1
本発明は、像担持体上に担持されたトナー像を、転写装
置の転写材担持体上に担持した転写材に転写して画像を
得る画像形成装置に関するものである。
置の転写材担持体上に担持した転写材に転写して画像を
得る画像形成装置に関するものである。
従1」と匡韮
電子写真方式等を利用して感光体や絶縁体等からなる像
担持体上に原稿画像に対応した静電潜像を形成し、現像
して得られたトナー像を、像担持体に転写材を1回また
は複数回当接させることにより転写して、白黒またはカ
ラーの画像を得るようにした、例えば複写機、プリンタ
ー等の画像形成装置が提案され、また市販されている。
担持体上に原稿画像に対応した静電潜像を形成し、現像
して得られたトナー像を、像担持体に転写材を1回また
は複数回当接させることにより転写して、白黒またはカ
ラーの画像を得るようにした、例えば複写機、プリンタ
ー等の画像形成装置が提案され、また市販されている。
第5図は、フルカラー画像を形成するためのカラー電子
写真複写機の一例を示す構成図である。
写真複写機の一例を示す構成図である。
本例において、カラー電子写真複写機は、像担持体であ
るドラム状の電子写真感光体、即ち感光ドラムlを矢印
方向に回転自在に担持し、感光ドラム1の周囲にコロナ
帯電器2、露光光学系3、転写装置5およびクリーナ6
を配置しテナっている。
るドラム状の電子写真感光体、即ち感光ドラムlを矢印
方向に回転自在に担持し、感光ドラム1の周囲にコロナ
帯電器2、露光光学系3、転写装置5およびクリーナ6
を配置しテナっている。
光学系3は、原稿操作部3aと色分解フィルタ3bとか
らなり、帯電器2で一様に帯電された感光ドラム1に各
分解色画像毎に光像を照射し、静電潜像を形成する。現
像装置4は、回転式現像装置とされ、中心軸4bの回り
に4個の現像器、即ちイエロー現像器4Y、マゼンタ現
像器4M、シアン現像器4C、ブッラク現像器4Bを配
置してなっており、所定の現像器を感光ドラムlに対向
した現像位置へと回転させて感光ドラム1上の潜像を現
像し、感光ドラム1上にトナー像を形成する。
らなり、帯電器2で一様に帯電された感光ドラム1に各
分解色画像毎に光像を照射し、静電潜像を形成する。現
像装置4は、回転式現像装置とされ、中心軸4bの回り
に4個の現像器、即ちイエロー現像器4Y、マゼンタ現
像器4M、シアン現像器4C、ブッラク現像器4Bを配
置してなっており、所定の現像器を感光ドラムlに対向
した現像位置へと回転させて感光ドラム1上の潜像を現
像し、感光ドラム1上にトナー像を形成する。
感光ドラムl上に形成されたトナー像は、転写材カセッ
ト7から搬送系および転写装置5を介して感光ドラム1
と対向した位置に供給された転写材に転写される。転写
装置5は、本例ではドラム状とされ、シリンダ5a、転
写帯電器5b、転写材を把持して搬送する転写材グリッ
パ5c、内側帯電器5dおよび外側帯電器5eを有し、
シリンダ5aの周面開口域には、誘電体からなる転写材
担持シート5fが円筒状に張設されている。
ト7から搬送系および転写装置5を介して感光ドラム1
と対向した位置に供給された転写材に転写される。転写
装置5は、本例ではドラム状とされ、シリンダ5a、転
写帯電器5b、転写材を把持して搬送する転写材グリッ
パ5c、内側帯電器5dおよび外側帯電器5eを有し、
シリンダ5aの周面開口域には、誘電体からなる転写材
担持シート5fが円筒状に張設されている。
更に説明すると、転写装置5が回転するに従って、感光
ドラム1上のトナー像は、転写材帯電器5bにより転写
材担持体シート5fに担持された転写材上に転写され、
同時に転写材は転写材担持シート5fに吸着される。感
光ドラム1は、クリーナ6で残余のトナーを除去したの
ち引き続き次の画像形成プロセスを行なう。
ドラム1上のトナー像は、転写材帯電器5bにより転写
材担持体シート5fに担持された転写材上に転写され、
同時に転写材は転写材担持シート5fに吸着される。感
光ドラム1は、クリーナ6で残余のトナーを除去したの
ち引き続き次の画像形成プロセスを行なう。
このように転写材担持シート5fに吸着、搬送される転
写材には所望の色数のトナー像、例えば4色のトナー像
が転写され、フルカラーの画像が形成される。斯るカラ
ー画像の形成方法は、当業者には周知の技術であるので
、これ以上の説明は省略する。
写材には所望の色数のトナー像、例えば4色のトナー像
が転写され、フルカラーの画像が形成される。斯るカラ
ー画像の形成方法は、当業者には周知の技術であるので
、これ以上の説明は省略する。
以上のようにして、4色のトナー像の転写が終了すると
、転写材は転写装置5から分離され、熱ローラ定着器9
を介してトレイ1oに排出される。
、転写材は転写装置5から分離され、熱ローラ定着器9
を介してトレイ1oに排出される。
上述の如く、カラー電子写真複写機においては、転写装
置5の周面開口部に転写材を保持するための転写材担持
体として誘電体からなる転写材担持シート5fが張設さ
れているが、転写装置5の周囲近傍には感光ドラム1、
現像装置4、クリーナ6等の現像剤を保持、または収納
したユニット群が配置されており、これらユニット群か
ら飛散したトナーが付着することにより、転写装置5上
の転写材担持シート5fが汚染されることがある。更に
はトナー像が転写されたが未だ定着されていない転写材
を転写装置5から分離する際などに、転写材が転写装置
5等に詰まってジャムを発生すると、転写材担持シート
に転写材上のトナーが付着し、そのトナーによって転写
材担持シート5fが著しく汚染される。
置5の周面開口部に転写材を保持するための転写材担持
体として誘電体からなる転写材担持シート5fが張設さ
れているが、転写装置5の周囲近傍には感光ドラム1、
現像装置4、クリーナ6等の現像剤を保持、または収納
したユニット群が配置されており、これらユニット群か
ら飛散したトナーが付着することにより、転写装置5上
の転写材担持シート5fが汚染されることがある。更に
はトナー像が転写されたが未だ定着されていない転写材
を転写装置5から分離する際などに、転写材が転写装置
5等に詰まってジャムを発生すると、転写材担持シート
に転写材上のトナーが付着し、そのトナーによって転写
材担持シート5fが著しく汚染される。
従って、転写装置5には、転写材担持シート5f上に付
着したトナーを除去する目的で清掃手段11が設けられ
る。転写材担持シート5fのクリーニングは、通常、転
写に先立ち行なわれる転写装置5のドラム前回転時に行
なわれるが、前記した転写材のジャム等が発生した後に
は随時行なわれる。
着したトナーを除去する目的で清掃手段11が設けられ
る。転写材担持シート5fのクリーニングは、通常、転
写に先立ち行なわれる転写装置5のドラム前回転時に行
なわれるが、前記した転写材のジャム等が発生した後に
は随時行なわれる。
上記クリーニング手段11は、第6図に図示されるよう
に、転写材担持シート5fの外側にファーブラシクリー
ナllaを、内側にバックアップブラシllbを配設し
てなっている。このバックアップブラシllbは、ファ
ーブラシllaの周面と円筒状に支持された転写材担持
シート5fの外周面との接点、即ちクリーニングポイン
トAと、転写材担持シート5fの中心点Oと結んだ直線
上に配設されており、転写材担持シート5fに対して所
定の大きさの押圧を付加可能にバックアップブラシll
b側へ大略1mmの食込み量dを持たせてあった。
に、転写材担持シート5fの外側にファーブラシクリー
ナllaを、内側にバックアップブラシllbを配設し
てなっている。このバックアップブラシllbは、ファ
ーブラシllaの周面と円筒状に支持された転写材担持
シート5fの外周面との接点、即ちクリーニングポイン
トAと、転写材担持シート5fの中心点Oと結んだ直線
上に配設されており、転写材担持シート5fに対して所
定の大きさの押圧を付加可能にバックアップブラシll
b側へ大略1mmの食込み量dを持たせてあった。
が よ と る
しかしながら、クリーニング手段11による転写材担持
シート5fのクリーニング性能は、転写材担持シート5
fへのトナーの吸着力に大きく依存している。即ち、転
写材担持シート5f上のトナーは、現像時、転写時等の
電荷が残留していることや、トナーが小径であり転写材
担持シート5fとの間の表面エネルギーが高いことを原
因とし7、転写材担持シート5fに強く吸着している。
シート5fのクリーニング性能は、転写材担持シート5
fへのトナーの吸着力に大きく依存している。即ち、転
写材担持シート5f上のトナーは、現像時、転写時等の
電荷が残留していることや、トナーが小径であり転写材
担持シート5fとの間の表面エネルギーが高いことを原
因とし7、転写材担持シート5fに強く吸着している。
このためクリーニング手段11は、クリーニング性能が
左右され、一定の押圧では転写材担持シート上のトナー
を清掃しきれず、クリーニング不良を生じてしまうこと
が各々あった。
左右され、一定の押圧では転写材担持シート上のトナー
を清掃しきれず、クリーニング不良を生じてしまうこと
が各々あった。
以上のようなことから、従来は、転写材担持シート5f
に対するファーブラシクリーナ11aの押圧を高くする
ことを余儀なくされており、転写材担持シー)5fのバ
ックアップブラシllb側への食込み量dが増大するこ
とにより、転写材担持シート5fの変形量が大きくなっ
て、時間の経過に伴なって転写材担持シート5fが塑性
変形する欠点があった。
に対するファーブラシクリーナ11aの押圧を高くする
ことを余儀なくされており、転写材担持シー)5fのバ
ックアップブラシllb側への食込み量dが増大するこ
とにより、転写材担持シート5fの変形量が大きくなっ
て、時間の経過に伴なって転写材担持シート5fが塑性
変形する欠点があった。
従って、本発明の目的は、上述の現状に鑑み、転写装置
の転写材担持シート等の転写材担持体上の汚染や付着し
たトナーを容易に除去することを可能とした画像形成装
置を提供することである。
の転写材担持シート等の転写材担持体上の汚染や付着し
たトナーを容易に除去することを可能とした画像形成装
置を提供することである。
を るための
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。
要約すれば本発明は、像担持体上に担持されたトナー像
を転写する転写材を担持した転写装置の転写材担持体に
、該転写材担持体上に付着したトナーを除去するための
クリーニング手段を近接設置した画像形成装置において
、前記転写材担持体上に潤滑油添加剤からなる小径物質
を付与して、前記転写材担持体上に前記小径物質からな
る稠密膜を形成させるための小径物質付与手段を、前記
転写材担持体に近接設置したことを特徴とする画像形成
装置である。
を転写する転写材を担持した転写装置の転写材担持体に
、該転写材担持体上に付着したトナーを除去するための
クリーニング手段を近接設置した画像形成装置において
、前記転写材担持体上に潤滑油添加剤からなる小径物質
を付与して、前記転写材担持体上に前記小径物質からな
る稠密膜を形成させるための小径物質付与手段を、前記
転写材担持体に近接設置したことを特徴とする画像形成
装置である。
及凰藁
以下、本発明の実施例について詳述する。
実施例1
第1図は、本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成
図である。
図である。
本画像形成装置は、転写装置5の転写材担持体としての
転写材担持シート5f上に、潤滑油添加剤からなる小径
物質100を付与する小容器102を設けたことが特徴
である0本画像形成装置のその他の構成は、第5図に示
した従来の画像形成装置と基本的に同じで、第1図にお
いて第5図に付した符号と同一の符号は同一の部材を示
す。
転写材担持シート5f上に、潤滑油添加剤からなる小径
物質100を付与する小容器102を設けたことが特徴
である0本画像形成装置のその他の構成は、第5図に示
した従来の画像形成装置と基本的に同じで、第1図にお
いて第5図に付した符号と同一の符号は同一の部材を示
す。
上記小容器102は、転写材担持シート5f上半部のク
リーニング手段11の上流側の一側外面に近接して配設
され、内に収容した小径物質100を下面の開口100
aから落下することにより、小径物質100を転写材担
持シート5f上に付与するようになっている。
リーニング手段11の上流側の一側外面に近接して配設
され、内に収容した小径物質100を下面の開口100
aから落下することにより、小径物質100を転写材担
持シート5f上に付与するようになっている。
小径物質lOOを構成する潤滑油添加剤は、油溶性の添
加剤で、油性剤、油溶性の対摩耗添加剤、油溶性のEP
剤等がある。このような潤滑油添加剤は、例えば長鎖の
有機化合物であり、分子に−COOH,−OH,−NH
2などの極性基を有するものが最適である。小径物質1
00の粒径は0.1〜0.9μm程度で、トナーの粒子
径よりも小径となっている。小径物質lOOの好ましい
一例を示せば、ステアリン酸鉄が挙げられる。
加剤で、油性剤、油溶性の対摩耗添加剤、油溶性のEP
剤等がある。このような潤滑油添加剤は、例えば長鎖の
有機化合物であり、分子に−COOH,−OH,−NH
2などの極性基を有するものが最適である。小径物質1
00の粒径は0.1〜0.9μm程度で、トナーの粒子
径よりも小径となっている。小径物質lOOの好ましい
一例を示せば、ステアリン酸鉄が挙げられる。
本発明において、転写材担持シート5fに潤滑油添加剤
からなる小径物質100、例えばステアリン酸鉄を付与
するのは、これが転写材担持シート5f上に吸着して、
転写材担持シート5f上にステアリン酸鉄分子が密に詰
まった稠密膜を形成し、転写材担持シート5fの表面エ
ネルギーを減少し、低エネルギーの表面(ステアリン酸
鉄分子のメチル基間で30〜40erg/ct&)にす
るからである、従って上記稠密膜を形成した転写剤担持
シート5f上に付着するトナーのシート5fとの間の表
面エネルギーを小さくして、トナーをシート5f上に弱
く吸着させることができ、その結果、シート5f上に付
着したトナーをクリーニング手段11のファーブラシク
リーナ11aで容易に除去することが可能になるからで
ある。
からなる小径物質100、例えばステアリン酸鉄を付与
するのは、これが転写材担持シート5f上に吸着して、
転写材担持シート5f上にステアリン酸鉄分子が密に詰
まった稠密膜を形成し、転写材担持シート5fの表面エ
ネルギーを減少し、低エネルギーの表面(ステアリン酸
鉄分子のメチル基間で30〜40erg/ct&)にす
るからである、従って上記稠密膜を形成した転写剤担持
シート5f上に付着するトナーのシート5fとの間の表
面エネルギーを小さくして、トナーをシート5f上に弱
く吸着させることができ、その結果、シート5f上に付
着したトナーをクリーニング手段11のファーブラシク
リーナ11aで容易に除去することが可能になるからで
ある。
転写材担持シート5f上に稠密膜を形成して、シー)5
f上に付着するトナーのシート5i’との間の表面エネ
ルギーを減少し、トナーをシート5f上に弱く吸着させ
る効果は、本発明者の実験によれば、ステアリン酸鉄の
他に、ステアリン酸亜鉛やホラクロン〈ポリフッ化ビニ
リデンの登録商標名)で特に大きかった。
f上に付着するトナーのシート5i’との間の表面エネ
ルギーを減少し、トナーをシート5f上に弱く吸着させ
る効果は、本発明者の実験によれば、ステアリン酸鉄の
他に、ステアリン酸亜鉛やホラクロン〈ポリフッ化ビニ
リデンの登録商標名)で特に大きかった。
本実施例によれば、小容器102の下面の開口102a
からの落下により、転写材担持シート5f上に付与され
た潤滑油添加剤からなる小径物質100は、第2図に示
すように、転写材担持シート5fにより付着したトナー
と共にクリーニング手段11の箇所まで搬送される。そ
してそこで、転写材担持シート5fのバックアップブラ
シ11b側への食込み量がdとなるように押し付けられ
ているファーブラシクリーナllaにより加圧されて、
小径物質100が転写材担持シート5f上で上述した稠
密膜を形成し、これによりトナーのシート5fとの間の
表面エネルギーを小さくして、トナーをシート5f上に
弱く吸着させる。
からの落下により、転写材担持シート5f上に付与され
た潤滑油添加剤からなる小径物質100は、第2図に示
すように、転写材担持シート5fにより付着したトナー
と共にクリーニング手段11の箇所まで搬送される。そ
してそこで、転写材担持シート5fのバックアップブラ
シ11b側への食込み量がdとなるように押し付けられ
ているファーブラシクリーナllaにより加圧されて、
小径物質100が転写材担持シート5f上で上述した稠
密膜を形成し、これによりトナーのシート5fとの間の
表面エネルギーを小さくして、トナーをシート5f上に
弱く吸着させる。
次いで、転写材担持シート5fが1回転して、クリーニ
ング手段11の箇所に至ったときに、ファーブラシクリ
ーナllaで転写材担持シート5f上に付着したトナー
が除去される。このトナーの除去は、トナーが転写剤担
持シート上に弱く吸着しているので容易に行なわれる。
ング手段11の箇所に至ったときに、ファーブラシクリ
ーナllaで転写材担持シート5f上に付着したトナー
が除去される。このトナーの除去は、トナーが転写剤担
持シート上に弱く吸着しているので容易に行なわれる。
本実施例によれば、従来クリーニング手段11で50%
しか除去できなかった転写材担持シート5f上に付着し
たトナーを、転写材担持シート5f上に潤滑油添加剤か
らなる小径物質100を付与することで、80%以上除
去することができる。
しか除去できなかった転写材担持シート5f上に付着し
たトナーを、転写材担持シート5f上に潤滑油添加剤か
らなる小径物質100を付与することで、80%以上除
去することができる。
実施例2
実施例1の画像形成装置では、転写装置5にシートクリ
ーナのようなファーブラシクリーナ11aを有するクリ
ーニング手段11を用いたので、転写材担持シート5f
上に潤滑油添加剤からなる小径物質100を付与しても
、転写材担持シート5f上に付着したトナーを100%
完全に除去することが困難であり、また転写材担持シー
ト5f上に付与した小径物質100からの稠密膜の形成
は、クリーニング手段11の箇所で行なうため、転写材
担持シー)5f上に付着したトナーを除去するには、シ
ート5が更に1回転して戻ってくる必要があり、時間を
要する欠点がある。
ーナのようなファーブラシクリーナ11aを有するクリ
ーニング手段11を用いたので、転写材担持シート5f
上に潤滑油添加剤からなる小径物質100を付与しても
、転写材担持シート5f上に付着したトナーを100%
完全に除去することが困難であり、また転写材担持シー
ト5f上に付与した小径物質100からの稠密膜の形成
は、クリーニング手段11の箇所で行なうため、転写材
担持シー)5f上に付着したトナーを除去するには、シ
ート5が更に1回転して戻ってくる必要があり、時間を
要する欠点がある。
本実施例の画像形成装置における転写装置5では、これ
らの難点をなくすために、第3図に示すように、潤滑油
添加剤からなる小径物質100を表面に含んだウェブ1
06を転写剤担持シート5fに押し当てることにより、
シート5f上に小径物質100を付与するようにしたこ
とが特徴である。
らの難点をなくすために、第3図に示すように、潤滑油
添加剤からなる小径物質100を表面に含んだウェブ1
06を転写剤担持シート5fに押し当てることにより、
シート5f上に小径物質100を付与するようにしたこ
とが特徴である。
ウェブ106は、転写材担持シー)−5f下半部のクリ
ーニング手段11の上流側の一例外面の上記手段11に
近接した位置に、転写材担持シート5fを加圧するよう
にして、当接、設置されている。
ーニング手段11の上流側の一例外面の上記手段11に
近接した位置に、転写材担持シート5fを加圧するよう
にして、当接、設置されている。
本実施例によれば、ウェブ106により転写材担持シー
ト5f上に付与した潤滑油添加剤からなる小径物質10
0は、ウェブ106をシート5fに押し付けているため
、付与すると同時にウェブ106により加圧されて、シ
ート5f上に稠密膜を形成する。このように、転写材担
持シート5fがクリーニング手段11の箇所に至る前に
既に、トナーのシート5fとの間の表面エネルギーを小
さくしているので、シート上に付着したトナーをウェブ
106直後のファーブラシクリーナ11aにより直に除
去することができる。
ト5f上に付与した潤滑油添加剤からなる小径物質10
0は、ウェブ106をシート5fに押し付けているため
、付与すると同時にウェブ106により加圧されて、シ
ート5f上に稠密膜を形成する。このように、転写材担
持シート5fがクリーニング手段11の箇所に至る前に
既に、トナーのシート5fとの間の表面エネルギーを小
さくしているので、シート上に付着したトナーをウェブ
106直後のファーブラシクリーナ11aにより直に除
去することができる。
本実施例では、ウェブ106を適当長ずつ巻出し、巻取
りすることにより、常に新しい面を更新しながらウェブ
106を転写材担持シート5fに押し付けて、小径物質
100をシート5f上に付与できるので、シート5f上
に稠密膜を良好に形成することができ、シート5f上に
付着したトナーを良好に除去することが可能となる。
りすることにより、常に新しい面を更新しながらウェブ
106を転写材担持シート5fに押し付けて、小径物質
100をシート5f上に付与できるので、シート5f上
に稠密膜を良好に形成することができ、シート5f上に
付着したトナーを良好に除去することが可能となる。
本実施例では、実験によれば、転写材担持シート5f上
に付着したトナーの約80%が、シート5fの1周目で
クリーナllaによって除去され、シート5fがウェブ
106に再度接触することにより、ウェブ106によっ
て残りのトナーが更に除去されて、シート5f上に付着
したトナーの除去効果は、最終的に100%近くになっ
た。
に付着したトナーの約80%が、シート5fの1周目で
クリーナllaによって除去され、シート5fがウェブ
106に再度接触することにより、ウェブ106によっ
て残りのトナーが更に除去されて、シート5f上に付着
したトナーの除去効果は、最終的に100%近くになっ
た。
なお、以上から明らかなように、ウェブ106だけでも
転写材担持シート5f上に付着したトナーを除去する効
果がかなりあるので、トナー除去のコストダウンを図る
場合には、ウェブ106を1個以上設けることで良く、
ファーブラシクリーナllaやバックアップブラシ11
bを省略することができる。
転写材担持シート5f上に付着したトナーを除去する効
果がかなりあるので、トナー除去のコストダウンを図る
場合には、ウェブ106を1個以上設けることで良く、
ファーブラシクリーナllaやバックアップブラシ11
bを省略することができる。
実施例3
本実施例では、転写材担持シート5f上に潤滑油添加剤
からなる小径物質100を付与して、シート5f上に付
着したトナーの除去に使用すると共に、その小径物質1
00を、第4図に示すように、シート5fから感光ドラ
ムlに移動させて、感光ドラム1上に付着したトナーの
除去にも使用するようにしたことが特徴である。
からなる小径物質100を付与して、シート5f上に付
着したトナーの除去に使用すると共に、その小径物質1
00を、第4図に示すように、シート5fから感光ドラ
ムlに移動させて、感光ドラム1上に付着したトナーの
除去にも使用するようにしたことが特徴である。
第4図に示す転写材担持シート5fの感光ドラムlとの
当接部(転写部)の上流側では、実施例1または2に示
すような構成で、シート5f上に小径物質100を付与
して稠密膜を形成し、これによりシート5f上に付着し
たトナーの吸着力を弱くして、クリーニング手段11の
ファーブラシクリーナllaにより除去することを行な
っている。
当接部(転写部)の上流側では、実施例1または2に示
すような構成で、シート5f上に小径物質100を付与
して稠密膜を形成し、これによりシート5f上に付着し
たトナーの吸着力を弱くして、クリーニング手段11の
ファーブラシクリーナllaにより除去することを行な
っている。
転写材担持シート5f上に付与して、稠密膜を形成した
小径物質100は、シート5fにより搬送されて、感光
ドラムlとの当接部に至る。そしてその当接部に設けら
た転写手段503を構成する転写材担持シート5f内側
の転写帯電器5bによって、感光ドラムl上からのトナ
ー像の転写材担持シート5で上の転写材上への転写のと
きと逆極性の転写電界を印加することにより、シート5
f上の小径物質100は感光ドラム1上に移動される。
小径物質100は、シート5fにより搬送されて、感光
ドラムlとの当接部に至る。そしてその当接部に設けら
た転写手段503を構成する転写材担持シート5f内側
の転写帯電器5bによって、感光ドラムl上からのトナ
ー像の転写材担持シート5で上の転写材上への転写のと
きと逆極性の転写電界を印加することにより、シート5
f上の小径物質100は感光ドラム1上に移動される。
感光ドラム1上に移動された小径物質100は、感光ド
ラムlによりドラム1のクリーナ6まで搬送される。な
お、本実施例では、小径物質100を感光ドラムl上に
移動させるのに転写帯電器5bを利用したが、トナーの
移動のための専用の帯電器を別に設けて行なってもよい
。
ラムlによりドラム1のクリーナ6まで搬送される。な
お、本実施例では、小径物質100を感光ドラムl上に
移動させるのに転写帯電器5bを利用したが、トナーの
移動のための専用の帯電器を別に設けて行なってもよい
。
上記クリーナ6は、感光ドラムl上に残留したトナーを
除去する部材であるが、従来、そのクリニングブレード
6aと感光ドラムlとの接触が安定せず、感光ドラムl
上の残留トナーがブレード6aを摺り抜けて、感光ドラ
ム1のクリーニング不良を生じるという欠点があった。
除去する部材であるが、従来、そのクリニングブレード
6aと感光ドラムlとの接触が安定せず、感光ドラムl
上の残留トナーがブレード6aを摺り抜けて、感光ドラ
ム1のクリーニング不良を生じるという欠点があった。
これを、本実施例の如く、前記の商機物質100を感光
ドラム1上に移動して、クリーナ6まで搬送してやるこ
とにより、クリーニングブレード6aと感光ドラムlと
の間に小径物質100を入り込ませて、そこで小径物質
100を稠密膜に膜化して、クリーニングブレード6a
と感光ドラム1との接触を安定化することができる。
ドラム1上に移動して、クリーナ6まで搬送してやるこ
とにより、クリーニングブレード6aと感光ドラムlと
の間に小径物質100を入り込ませて、そこで小径物質
100を稠密膜に膜化して、クリーニングブレード6a
と感光ドラム1との接触を安定化することができる。
かくして、本実施例によれば、小径物質100を転写材
担持シート5f上に付与することにより、シート5f上
に付着したトナーをクリーナllaで容易に除去できる
ばがりでなく、感光ドラム1上に残留したトナーをクリ
ーニングブレード6aで容易に除去できるようになる。
担持シート5f上に付与することにより、シート5f上
に付着したトナーをクリーナllaで容易に除去できる
ばがりでなく、感光ドラム1上に残留したトナーをクリ
ーニングブレード6aで容易に除去できるようになる。
笈艷立亙1
以上説明したように、本発明の画像形成装置では、転写
装置の転写材担持体上に潤滑油添加剤からなる小径物質
を付与して、転写材担持体上に小径物質からなる稠密膜
を形成するので、転写材担持体上に付着したトナーの吸
着力を弱くでき、その結果クリーニング手段によりトナ
ーを容易かつ確実に除去することができる。また転写材
担持体上に形成した稠密膜により、該担持体からの転写
材の離型性も向上し、転写後の転写材の分離を確実にす
ることができる効果もある。
装置の転写材担持体上に潤滑油添加剤からなる小径物質
を付与して、転写材担持体上に小径物質からなる稠密膜
を形成するので、転写材担持体上に付着したトナーの吸
着力を弱くでき、その結果クリーニング手段によりトナ
ーを容易かつ確実に除去することができる。また転写材
担持体上に形成した稠密膜により、該担持体からの転写
材の離型性も向上し、転写後の転写材の分離を確実にす
ることができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成
図である。 第2図は、第1図の画像形成装置における転写装置の転
写材担持シートのクリーニングの様子を示す説明図であ
る6 第3図は、本発明の画像形成装置の他の実施例における
転写装置の転写材担持シートのクリーニングの様子を示
す説明図である。 第4図は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例にお
ける感光ドラムのクリーニングの様子を示す説明図であ
る。 第5図は、従来のカラー電子写真複写機の一例を示す構
成図である。 第6図は、第5図の複写機における感光ドラムのクリー
ニングの様子を示す説明図である。 b f 1 OO 02 06 :感光ドラム :転写装置 :転写帯電器 :転写材担持シート :クリーナ :クリーニング手段 :小径物質 :小容器 :ウエブ 第2図 γ 00 第4図
図である。 第2図は、第1図の画像形成装置における転写装置の転
写材担持シートのクリーニングの様子を示す説明図であ
る6 第3図は、本発明の画像形成装置の他の実施例における
転写装置の転写材担持シートのクリーニングの様子を示
す説明図である。 第4図は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例にお
ける感光ドラムのクリーニングの様子を示す説明図であ
る。 第5図は、従来のカラー電子写真複写機の一例を示す構
成図である。 第6図は、第5図の複写機における感光ドラムのクリー
ニングの様子を示す説明図である。 b f 1 OO 02 06 :感光ドラム :転写装置 :転写帯電器 :転写材担持シート :クリーナ :クリーニング手段 :小径物質 :小容器 :ウエブ 第2図 γ 00 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)像担持体上に担持されたトナー像を転写する転写材
を担持した転写装置の転写材担持体に、該転写材担持体
上に付着したトナーを除去するためのクリーニング手段
を近接設置した画像形成装置において、前記転写材担持
体上に潤滑油添加剤からなる小径物質を付与して、前記
転写材担持体上に前記小径物質からなる稠密膜を形成さ
せるための小径物質付与手段を、前記転写材担持体に近
接設置したことを特徴とする画像形成装置。 2)前記転写材担持体上に形成された前記稠密膜を構成
する小径物質を、転写電界を印加して前記像担持体上に
転写するための帯電器を、前記転写材担持体の前記像担
持体との当接位置に近接設置した請求項1記載の画像形
成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20350289A JP2603137B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20350289A JP2603137B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0365973A true JPH0365973A (ja) | 1991-03-20 |
JP2603137B2 JP2603137B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=16475220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20350289A Expired - Fee Related JP2603137B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603137B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0588280A2 (en) * | 1992-09-14 | 1994-03-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic apparatus cleaning member and electrophotographic apparatus using the cleaning member |
-
1989
- 1989-08-04 JP JP20350289A patent/JP2603137B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0588280A2 (en) * | 1992-09-14 | 1994-03-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic apparatus cleaning member and electrophotographic apparatus using the cleaning member |
EP0588280A3 (en) * | 1992-09-14 | 1995-09-20 | Canon Kk | Electrophotographic apparatus cleaning member and electrophotographic apparatus using the cleaning member |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2603137B2 (ja) | 1997-04-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |