JPH0364429A - 被削性に優れた工具鋼 - Google Patents
被削性に優れた工具鋼Info
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- JPH0364429A JPH0364429A JP19817389A JP19817389A JPH0364429A JP H0364429 A JPH0364429 A JP H0364429A JP 19817389 A JP19817389 A JP 19817389A JP 19817389 A JP19817389 A JP 19817389A JP H0364429 A JPH0364429 A JP H0364429A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、切削工具、耐衝票工具、冷間金型熱間金型な
どの各種工具の素材として利用され、とくに被削性に優
れた工具鋼に関するものである。 (従来の技術) 従来、炭素工具鋼としては、例えば、JISSKI〜7
に制定されたものがあり、主とじて切削工具用に適する
合金工具鋼としては、例えば、JIS 5KSI〜8
に制定されたものがあり、主として耐衝撃工具用に適す
る合金工具鋼としては、例えば、JIS 5K34〜
44に制定されたものがあり、主として冷間金型用に適
する合金工具鋼としては、例えば、JIS 5KS3
〜95.5KDI〜2に制定されたものがあり、主とし
て熱間金型用に適する合金工具鋼としては、例えば、J
IS 5KD4〜62.5KT2〜6に制定されたも
のがある。 そして、これら各種工具鋼を素材とした工具において、
硬さがHRC55以上となっている場合の仕」−げ加重
[に際しては、被削性が著しく劣るため、超硬工具やハ
イス工具で切削加工を行うことは困難であることから、
研削加工を行っていた。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、研削加工は切削加工に比べて加工効率が
著しく低く、生産性が劣るためコス)・が高くつくとい
う課題があった。 (発明の目的) 本発明は、このような従来の課題にかんがみてなされた
もので、焼なまし状態でのハイスおよび超硬工具の寿命
を延長することがOf能であり、また、HRC40〜5
0の状態での超硬工具およびサーメット工具の寿命を延
長すると共に仕」−げ面粗さを向上することが可能であ
り、さらにはHRC50〜65の状態でのセラミックス
工具およびCBN工具の寿命を延長すると共に仕」−げ
面粗さを向上することが可能であって、荒加工の能率を
高める、ミとが可能であると共に精加工の仕」二げ面粗
さが小さくなることにより研磨工程の時間短縮ないしは
省略が可能になる被削性に優れた工具鋼を提供すること
を目的としている。
どの各種工具の素材として利用され、とくに被削性に優
れた工具鋼に関するものである。 (従来の技術) 従来、炭素工具鋼としては、例えば、JISSKI〜7
に制定されたものがあり、主とじて切削工具用に適する
合金工具鋼としては、例えば、JIS 5KSI〜8
に制定されたものがあり、主として耐衝撃工具用に適す
る合金工具鋼としては、例えば、JIS 5K34〜
44に制定されたものがあり、主として冷間金型用に適
する合金工具鋼としては、例えば、JIS 5KS3
〜95.5KDI〜2に制定されたものがあり、主とし
て熱間金型用に適する合金工具鋼としては、例えば、J
IS 5KD4〜62.5KT2〜6に制定されたも
のがある。 そして、これら各種工具鋼を素材とした工具において、
硬さがHRC55以上となっている場合の仕」−げ加重
[に際しては、被削性が著しく劣るため、超硬工具やハ
イス工具で切削加工を行うことは困難であることから、
研削加工を行っていた。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、研削加工は切削加工に比べて加工効率が
著しく低く、生産性が劣るためコス)・が高くつくとい
う課題があった。 (発明の目的) 本発明は、このような従来の課題にかんがみてなされた
もので、焼なまし状態でのハイスおよび超硬工具の寿命
を延長することがOf能であり、また、HRC40〜5
0の状態での超硬工具およびサーメット工具の寿命を延
長すると共に仕」−げ面粗さを向上することが可能であ
り、さらにはHRC50〜65の状態でのセラミックス
工具およびCBN工具の寿命を延長すると共に仕」−げ
面粗さを向上することが可能であって、荒加工の能率を
高める、ミとが可能であると共に精加工の仕」二げ面粗
さが小さくなることにより研磨工程の時間短縮ないしは
省略が可能になる被削性に優れた工具鋼を提供すること
を目的としている。
(課題を解決するための手段)
本発明の第1請求項に係わる被削性に優れた工具鋼は、
かみそり、やすり、ハイド、ドリル、ポンチ、ゲージ、
たがね、ぜんまい、プレス型などに使用される炭素工具
鋼系のものであり、重量%で、C:0.70〜1.20
%、Si:0.10−1.50%、Mn:0.10〜1
.50%、B: 0.004−0.020%、N:0.
005〜0.020%を含有し、T i + Z r
+ RE M :0.01%以下、O: :002%以
下に規制し、残部Feおよび不純物よりなることを特徴
とするものである。 また、本発明の第2.第3請求項に係わる被削性に優れ
た工具鋼は、パイl−、タイス、タップ。 ドリル、ハクソー、やすりなどの主として切削工具用お
よび耐衝撃工具用に適する合金工具鋼(例えば、5KS
)系のものであり、重量%で、C:0.70−1.20
%、Si:0.10〜1.50%、Mn:0.10〜1
.50%、 Cr+0.20〜1.50%、 B:0.
004〜0.020%、N:0.005〜0.020%
を含有し、必要に応じて、W: 0 、50−1 、5
0%、Mo:0.50〜2.00%、Nj :0.50
−2.00%、V:0.20〜2.00%、Co:0.
20−2.00%のうちから選ばれる1種または2種以
上を含有し、T i + Z r +REM:0.01
%以下、O:0.002%以下に規制し、残部Feおよ
び不純物よりなることを特徴とするものである。 さらに、本発明の第4.第5請求項に係わる被削性に優
れた工具鋼は、ダイス、抜型、ゲージなどの主として冷
間金型用に適する合金工具#4(例えば、5KD)系の
ものであり、重量%で、C:0.70−2.50%、S
i:0.10〜1.50%、M n + 0 、10〜
1 、50%、Cr:4.O〜15.0%、B:0.0
04〜0 、、029%、N : O,,005〜0.
020%を含有し、必要に応して、Ni:0.10〜1
.00%、Mo:0.10〜3.00%9w:0.1.
O〜4.00%、’V: 0.10〜2.00%、C
o:0.10〜1.00%ノウちから選ばれる1種また
は2種以上を含有し、Ti+Zr+REM:0.01%
以下、O:0.002%以下に規制し、残部Feおよび
不純物よりなることを特徴とするものである。 さらにまた、本発明の第6請求項に係わる被剛性に優れ
た工具鋼は、プレス、ダイカストなどの主として熱間金
型用に適する合金工具鋼(例えば、5KD)系のもので
あり、重量%で、C:0.25−0.69%、Si:0
.10−1.50%、M n : 0 、10−1 、
50%、Cr:1.50〜6.00%、■=:20〜3
.00%、B : 0.004〜0.020%、N:
0.005〜0.020%、およびNi:0.10〜1
.00%、Mo:0.10〜4.00%、W:0.50
〜12.00%、Co:、0.10〜1.00%のうち
から選ばれる1種または2種以上を含有し、T i +
Z r + RE M :0.01%以下、O:0.
002%以下に規制し、残部Feおよび不純物よりなる
ことを特徴とするものである。 さらにまた、本発明の第7請求項に係わる被削性に優れ
た工具鋼は、プレス型、タイプロックなどの主として熱
間金型用に適する合金工具鋼(例えば、5KT)系のも
のであり1重量%でC:0.35〜0.69%、Si:
0.10〜1.50%、Mn:0.10〜1.50%、
Ni:0.20〜2.00%、Cr:0.50−工、5
0%、Mo : 0 、20〜1 、00%、B:0.
004〜0.020%、N:0.005〜0.020%
、およびW:0.10〜4.00%、V:0.02〜0
.19%、Co:0.10〜1.00%のうちから選ば
れる1種または2種以」−を含有し、Ti+Zr+RE
M:0.01%以下、O:0.002%以下に規制し、
残部Feおよび不純物よりなることを特徴とするもので
ある。 本発明の第1請求項に係わる被剛性に優れた工具鋼は、
前述したように、JIS SK等の炭素工具鋼系のも
のであり、重量%で、C:0.70〜1.20%、Si
:0.10〜1.50%、Mn:0.10−1.50%
、B:0.004〜0.020%、N:0.005〜0
.020%を含有し、Ti +Z r+REM: 0.
01%以下、0:0.002%以下に規制し、残部Fe
および不純物よりなるものである。 ここで、基本成分のうち、Cは炭素工具鋼として必要な
硬さおよび耐摩耗性を確保するのに有効な元素であるの
で、0.70%以上とすることが望ましいが、多すぎる
と靭性および加工性が低下するので1.20%以下とす
るのがよく、Siは脱酸剤として作用すると共に焼もど
し硬さを増大し靭性を向上させるのに有効な元素である
ので0.10%以上含有させるのがよいが、多すぎると
熱間加工性や靭性を劣化させるので1.50%以下とす
るのがよく、Mnは脱酸および脱硫剤として作用し、鋼
の清浄度を高めると共に焼入性を向上させるのに有効な
元素であるので0.10%1 以上含有させるのがよいか、多すぎると熱間加工性を低
下させるので1.50%以下とするのが良い。 また、本発明の第2.第3請求項に係わる被削性に優れ
た工具鋼は、前述したように、JISSKS等の合金工
具系のものであり、重量%で、C:0.70〜1.20
%、 Si :0. 10〜1.50%、 M n
: 0 、 1 0〜1 、 5 0%、Cr
:0.20〜1.50%、 B:0.004−0;02
0%、N:0.005〜O;020%を含有し、必要に
応じて、W: 0.50〜】、50%、Mo : 0
、50〜2 、00%、Ni::5o 〜2.oo゛%
、V:0.20〜2;00%、Co:0.20〜2.0
0%のうちから選ばれる1種または2種以上を含有し、
Ti+Zr+REM:0.01%以下、O:0.002
%以下に規制し、残部Feおよび不純物よりなるもので
ある。 ここで、基本成分のうち、Cは切削用および耐衝撃用工
具鋼として必要な硬さおよび耐摩↓[性を 2 確保するのに有効な元素であるので、0.70%以−に
とすることが望ましいが、多すぎると靭性および加工性
が低下するので1.20%以下とするのがよく、Siは
脱酸剤として作用すると共に焼もどし硬さを増大し靭性
を向上させるのに有効な元素であるので0.10%以上
含有させるのがよいが、多すぎると熱間加工性や靭性を
劣化させるので1.50%以下とするのがよく、Mnは
脱酸剤および脱硫剤として作用し、鋼の清浄度を高める
と共に焼入性を向上させるのに有効な元素であるので:
io%以上とすのがよいが、多すぎると熱間加工性を低
下させるので1.50%以下とするのがよく、Crは合
金工具鋼の焼入性を向上させて強度を高めると共に耐衝
撃性を向上させるのに有効な元素であるので0.20%
以上含有させるのがよいが、多すぎると靭性や加工性を
低下させるので1.50%以下とするのがよく、W。 M:Ni、V、Coは合金工具鋼の強度や耐摩耗性、耐
衝撃性を向上させる元素であるのでWについては0.5
0 N1.50%、 M oについては0.50〜2.
00%、Niについては0.50〜2.00%、■につ
いては0.20〜2.00%、Coについては0.20
〜2.00%のうちから選ばれる1種または2種以」二
を必要に応じて添加するのがよい。 さらに、本発明の第4.第5請求項に係わる被削性に優
れた工具鋼は、前述したように、JISSKDI、2等
の合金工具系のものであり重量%で、C:0.70〜2
.50%、Si:0.10〜1.50%、Mn:0.1
0〜1.50%、Cr:4.(1−15,0%、B:0
.004〜0.020%、N:0.005〜0.020
%を含有し、必要に応じて、Ni:0.10〜1.00
%、 M o : 0 、10〜3.00%、W:0.
10〜4.00%、v二0.10〜2.00%、Co:
0.10〜1.00%のうちから選ばれる1種または2
M!以上を含有し、Ti +Z r+REM: 0.0
1%以下、○:0.002%以下に規制し、残部Feお
よび不純物よりなるものである。 ここで、基本成分のうち、Cは冷間金型用に適する合金
工具鋼として必要な硬さおよび耐摩耗性を確保するのに
有効な元素であって、このような効果を得るために0.
70%以上含有させるのがよいが、多すぎると靭性およ
び加工性が低下するので2.50%以下とするのがよく
、Siは脱酸剤として作用すると共に焼もどし硬さの向
上、および靭性や耐食性の向上に有効な元素であって、
このような効果を得るために0.10%以上含有させる
のがよいが、多量に添加すると熱間加工性を害するので
1.50%以下とするのがよく、Mnは脱酸および脱硫
剤として作用し、鋼の清浄度を高めると共に焼入性の向
上にも寄与する元素であり、このような効果を得るため
に0.10%以上添加するのがよいが、多すぎると熱間
加工性を害するので1.50%以下とするのが良く、C
rは合金工具鋼の強度、とくに高温強度を高めると共に
、耐熱衝撃性を高めるのに有効な元素であって、このよ
うな効果を得るためには4.0%以」二添加するのがよ
いが、多すぎると靭性や加工性を劣化させるので15.
0%以下とするのがよく、M o 、 W 、 Vは炭
化物を形威し、熱処理硬さを増大して耐摩耗性を向上さ
せるのに有効な元素であるノテ、Moは0.10〜3.
00%、Wは0.10〜4.00%、■は0.10〜2
.00%のうちから選ばれる1種または2種以上を必要
に応じて添加するのもよく、Ni、Coはいずれも基地
を強化して工具鋼の強度、耐衝撃性、耐ヒートチエツク
性を高めるので、Niは0.10〜1.00%、COは
:io〜1.00%のうちから選ばれる1種または2種
を必要に応じて添加するのもよい。 さらにまた、本発明の第6請求項に係わる被削性に優れ
た工具鋼は、前述したように、JISSKD6等の合金
工具系のものであり、重量%で、C:0.25〜0.6
9%、Si:0.10−1.50%、Mn:0.10〜
1.50%、Cr:1.50〜6.00%、V:0.2
0〜3.00%、B:0.004〜0.020%、N:
0.005〜0.020%、およびNi: 5 6 0、 10 〜1 、00 % 、 M o :
0 、 1 0 〜4.00%、、W:0.50
〜12.00%、Co:0.10〜1.00%のうちか
ら選ばれる1種または2種以上を含有し、T i +
Z r + RE M :0.01%以下、O:0.0
02%以下に規制し、残部Feおよび不純物よりなるも
のである。 ここで、基本成分のうち、Cは熱間金型用に適する合金
工具鋼として必要な硬さおよび耐摩耗性を確保するのに
有効な元素であって、このような効果を得るために0.
25%以上含有させるのがよいが、多すぎると靭性およ
び加工性が低下するので0.69%以下とするのがよく
、Siは脱酸剤として作用すると共に焼もどし硬さの向
上、および靭性や耐食性の向上に有効な元素であって、
このような効果を得るために0.10%以上含有させる
のがよいが、多量に添加すると熱間加工性を害すると共
に靭性を劣化させるので1.50%以下とするのがよく
、Mnは脱酸および脱硫剤として作用し、鋼の清浄度を
高めると共に焼入性の向」二にも寄与する元素であり、
このような効果を得るために0.10%以上添加するの
がよいが、多すぎると熱間加工性を害するので1.50
%以下とするのが良く、Crは工具鋼の強度、とくに高
温強度を高めると共に、耐熱衝撃性を高めるのに有効な
元素であって、このような効果を得るためには1.50
%以上添加するのがよいが、多すぎると靭性や加工性を
劣化させるので6.00%以下とするのがよく、■およ
び必要に応じて添加するM:Wは炭化物を形威し、熱処
理硬さを増大して耐摩耗性を向上させるのに有効な元素
であるので、■は0.20〜3.00%を必須として、
またMOは0.10〜4.00%、Wは0.50〜12
.00%のうちから選ばれる1種または2種を選択とし
て添加するのもよく、Ni、Coはいずれも基地を強化
して工具鋼の強度、耐衝撃性、耐ヒートチエツク性を高
めるので、Niは0.10−1.00%、Coは0.1
0〜1.00%のうちから選ばれる1種または2種を必
要に応じて添加するのもよい。 さらにまた、本発明の第7請求項に係わる被削性に優れ
た工具鋼は、前述したように、JISSKT4等の合金
工具鋼系のものであり、重量%で、C:0.35〜0.
69%、Si:0.10〜1.50%、Mn:0.10
〜1.50%、Ni :0.20〜2.00%、Cr:
0.50〜1.50%、Mo : 0.20〜1.00
%、B:0.004〜0.020%、N:00OO5〜
0.020%、およびW+0.10〜4.00%、V:
:02〜0.19%、Co:0.10〜1,00%の
うちから選ばれる1種または2種以上を含有し、Ti+
Zr+REM:0.01%以下、O:0.002%以下
に規制し、残部Feおよび不純物よりなるものである。 ここで、基本成分のうち、Cは熱間金型用に適する合金
工具鋼として必要な硬さおよび耐摩耗性を確保するのに
有効な元素であって、このような効果を得るために0,
35%以上含有させるのがよいが、多すぎると靭性およ
び加工性が低下するので0.69%以下とするのかよく
、Siは脱酸剤として作用すると共に焼もどし硬さの向
上、および靭性や耐食性の向上に有効な元素であって、
このような効果を得るために0.10%以上含宥させる
のがよいが、多量に添加すると熱間加工性を害すると共
に靭性を劣化させるので1.50%以下とするのがよく
、Mnは脱酸および脱硫剤として作用し、鋼の清浄度を
高めると具に焼入性の向上にも寄与する元素であり、こ
のような効果を得るために0.10%以上添加するのか
よいが、多すぎると熱間加工性を害するので1.50%
以下とするのが良く、Niは強度、耐衝撃性、耐ヒート
チエツク性を向上させるのに有効な元素であるので0.
20%以上とするのがよいが、多すぎると靭性を低下さ
せるので2.00%以下とするのがよく、Crは工具鋼
の強度、とくに高温強度を高めると共に、耐熱衝撃性を
高めるのに有効な元素であって、このような効果を得る
ためには0.50%以上添加するのがよいが、多すぎる
と加工性を劣化させることがあるので1.50%以上
9 0 下とするのがよく、Moは耐摩耗性を向上させるのに有
効な元素であるので0.20%以上とするのがよいが、
多すぎると靭性が低下したり疲労特性か低下したりする
ので1.00%以下とするのがよく、W、■は炭化物を
形威し、熱処理硬さを増大して耐摩耗性を向」ニさせる
のに有効な元素であるので、Wは0.10〜4.00%
、■は0.02〜0.19%のうちから選ばれる1種ま
たは2種を必要に応じて添加するのもよく、COはいず
れも基地を強化して工具鋼の強度、##撃性、耐ヒート
チエツク性を高めるので、0.10〜i、oo%の範囲
で必要に応じて添加するのもよい。 本発明に係わる被削性に優れた工具鋼は、前述した各種
炭素工具鋼(SK系等)および合金工具鋼(SKS 、
SKD 、SKT系等)において、B:O,,004〜
0.020%、N:0.005〜0.020%を含有さ
せると共に、Ti+Zr+REM:0.01%以下、O
:0.002%以下に規制したことを特徴とするもので
ある。 この場合、BはNと結合してBN化合物を生成すること
により、工具鋼の強度および靭性を低下させることなく
、被削性、とくに焼なまし状態でのハイス、超硬工具に
よる被削性、HRC40〜50の状態での超硬工具およ
びサーメット工具による被削性および仕」−げ面粗さ、
HRC50〜65の状態でのセラミックス工具およびC
BN工具による被削性および仕上げ面粗さを向」ニさせ
るのに有効な元素であるので0.004%以上としてい
るが、多すぎると熱間加工性を低下させるので0.02
0%以下とする必要があり、Nは前述したようにBと結
合してBN化合物を生成することにより、工具鋼の強度
および靭性を低下させることなく、被削性を向」ニさせ
るのに有効な元素であるので0.005%以上としてい
るが、多すぎると鋳造性を低下させるので0.020%
以下としている。 このように、被削性向上の観点からはN/B比が0.5
〜4.0の範囲にあることが望ましく、強度をより大き
く維持する観点からはN量が若T多[1となるようにN
/B比が1.3〜4.0の範囲にすることが望ましい。 さらに、0は鋼中に添加したBと結合してB2O3を生
成し、BN化合物の生成による被削性向」二の作用を得
がたくするので、その」重陽を0.002%とする必要
があり、Ti、Zr。 REMは鋼中のNと結合して窒化物を生成し、BN化合
物の生成による被削性向上の作用を得がたくするので、
それらの合計で0.01%以下とする必要がある。 (発明の作用) 本発明に係わる被削性に優れた工具鋼は、上記した成分
組成を有するものであり、O含有量を規制することによ
って、B酸化物(B203 )の生成を抑制し、またT
i、Zr、REMなどの窒化物形成傾向の強い元素の含
有量を規制することによって窒化物の生成を抑1ノ]シ
て、窒化物BN(六方晶窒化はう素)の析出が十分に得
られるようになるので、焼なまし状態でのハイス、超硬
工具の寿命が延長し、HRC40〜50の状態での超硬
工具、サーメット工具の寿命が延長すると共に仕上げ面
粗さが向」ニし、HRC50〜65でのセラミックス工
具、CBN工具の寿命が延長するとともに仕上げ面粗さ
が向」ニするという作用がもたらされる。この場合、工
具鋼の仕」二げ面粗さは、工具の摩耗とともに大きくな
るが、BN化合物の析出により工具摩耗が少なくなるの
で、良好な仕−1−げ面粗さが得られるようになる。 (実施例) 第1表に示す化学成分の各工具鋼を溶製したのちそれぞ
れ鋼塊(鋳造した。 3 4 次に、上記第1表に示した化学成分の鋼塊に対し、熱間
で直径25mmφの丸棒に鍛遺し、次いで焼なましを施
した。 そして、各焼なまし材のブリネル硬さ(HB)を調べた
ところ、第5表の硬さ(HB )の欄に示す結果であり
、また、第2表に示す条件によってハイス工具を用いた
ドリル穴あけ試験を行い、各焼なまし材のハイスドリル
寿命が50.00 rn mとなる切削速度の各比較鋼
に対する比を加工能率比として調べた。この結果を同じ
く第5表の加工能率比の欄に示す。 第2表 次いで、第1表に示した化学成分の焼なましを施した各
素材に対して焼入れ焼もどしを施し、各焼入れ焼もどし
材のロックウェル硬さ(HRC)を調べたところ、同じ
く第5表の硬さ(HRC)の欄に示す結果であった。 次に、発明鋼1〜5および比較鋼1〜5の各焼入れ焼も
どし材に対して、第3表に示す渠件でセラミックスチッ
プエンドミルによる溝加工を行い、この際 セラミック
スチップエンドミル寿命の各比較鋼に対する比を工具寿
命として求めた。また、IO分間切削後の什」二げ面粗
さ(gmRmax)を調べた。これらの結果を同じく第
5表の発明鋼1〜5および比較鋼1〜5の工具寿命比お
よび仕上げ面粗さの各欄に示す。 6 7 第 3 表 」−げ面粗さの各欄に示す。 第4表 さらに、発明鋼6〜8および比較鋼6〜8の各焼入れ焼
もどし材に対して、第4表に示す条件で超硬チップ正面
フライス平削り加工を行い、この際超硬チップ正面フラ
イスカッター寿命の各比較鋼に対する比を工具寿命とし
て求めた。また、10分間切削後の仕上げ面粗さ(gm
Rmax)を調べた。これらの結果を同じく第5表の発
明鋼6〜8および比較鋼6〜8の工具寿命比および仕第
5表に示した結果より明らかなように、本発明鋼はいず
れも焼なまし状態でのハイス工具の加工能率が高く、ハ
イス工具の寿命が長くなっていることが認められた。 また、本発明鋼上〜5は比較鋼1〜5に比べていずれも
焼入れ焼もどし状態でのセラミックスチップエンドミル
の寿命がかなり長くなっていると共に仕上げ面粗さもか
なり向上していることが認められた。さらに、本発明鋼
6〜8(よ比較鋼6〜8に比べていずれも焼入れ焼もど
し状態での超硬チップ正面フライスカッターの寿命がか
なり長くなっていると共に仕上げ面粗さもかなり向」ニ
ジていることが認められた。 【発明の効果] 本発明に係わる被削性に優れた工具鋼は、炭素工具鋼(
SK等)、および切削工具用(SKS等)、耐衝撃工具
用(SKS等)、冷間金型用(SKS 、SKD等)、
熱間金型用(SKD。 SKT等)に適する合金工具鋼において、B:0.00
4〜0.020%、N:0.005〜0.020%を台
布すると共に、Ti+Zr+REM:0.01%以下、
O:0.002%以下に規制したから、焼なまし状態で
のハイスおよσ超硬工具の寿命を延長することが可能で
あり、また、HRC40〜50の状態での超硬工具およ
びサーメット工具の寿命を延長することが可能であると
共に仕上げ面粗さを向−1ニすることが可能であり、さ
らにはHRC50〜65の状態でのセラミックス工具お
よびCBN工具の寿命を延長することが可能であると〕
(に仕上げ面粗さを向上することが可能であって、荒加
工の能率を高めることが可能であると共に精加工の仕」
二げ面粗さがかなり小さくなることにより切削後の研磨
工程の時間短縮ないしは省略が可能であり、各種工具お
よび金型の製作に要する工程および時間を大幅に短縮し
てコストの著しい減少をはかることが可能であるという
著大なる効果をもたらされる。
かみそり、やすり、ハイド、ドリル、ポンチ、ゲージ、
たがね、ぜんまい、プレス型などに使用される炭素工具
鋼系のものであり、重量%で、C:0.70〜1.20
%、Si:0.10−1.50%、Mn:0.10〜1
.50%、B: 0.004−0.020%、N:0.
005〜0.020%を含有し、T i + Z r
+ RE M :0.01%以下、O: :002%以
下に規制し、残部Feおよび不純物よりなることを特徴
とするものである。 また、本発明の第2.第3請求項に係わる被削性に優れ
た工具鋼は、パイl−、タイス、タップ。 ドリル、ハクソー、やすりなどの主として切削工具用お
よび耐衝撃工具用に適する合金工具鋼(例えば、5KS
)系のものであり、重量%で、C:0.70−1.20
%、Si:0.10〜1.50%、Mn:0.10〜1
.50%、 Cr+0.20〜1.50%、 B:0.
004〜0.020%、N:0.005〜0.020%
を含有し、必要に応じて、W: 0 、50−1 、5
0%、Mo:0.50〜2.00%、Nj :0.50
−2.00%、V:0.20〜2.00%、Co:0.
20−2.00%のうちから選ばれる1種または2種以
上を含有し、T i + Z r +REM:0.01
%以下、O:0.002%以下に規制し、残部Feおよ
び不純物よりなることを特徴とするものである。 さらに、本発明の第4.第5請求項に係わる被削性に優
れた工具鋼は、ダイス、抜型、ゲージなどの主として冷
間金型用に適する合金工具#4(例えば、5KD)系の
ものであり、重量%で、C:0.70−2.50%、S
i:0.10〜1.50%、M n + 0 、10〜
1 、50%、Cr:4.O〜15.0%、B:0.0
04〜0 、、029%、N : O,,005〜0.
020%を含有し、必要に応して、Ni:0.10〜1
.00%、Mo:0.10〜3.00%9w:0.1.
O〜4.00%、’V: 0.10〜2.00%、C
o:0.10〜1.00%ノウちから選ばれる1種また
は2種以上を含有し、Ti+Zr+REM:0.01%
以下、O:0.002%以下に規制し、残部Feおよび
不純物よりなることを特徴とするものである。 さらにまた、本発明の第6請求項に係わる被剛性に優れ
た工具鋼は、プレス、ダイカストなどの主として熱間金
型用に適する合金工具鋼(例えば、5KD)系のもので
あり、重量%で、C:0.25−0.69%、Si:0
.10−1.50%、M n : 0 、10−1 、
50%、Cr:1.50〜6.00%、■=:20〜3
.00%、B : 0.004〜0.020%、N:
0.005〜0.020%、およびNi:0.10〜1
.00%、Mo:0.10〜4.00%、W:0.50
〜12.00%、Co:、0.10〜1.00%のうち
から選ばれる1種または2種以上を含有し、T i +
Z r + RE M :0.01%以下、O:0.
002%以下に規制し、残部Feおよび不純物よりなる
ことを特徴とするものである。 さらにまた、本発明の第7請求項に係わる被削性に優れ
た工具鋼は、プレス型、タイプロックなどの主として熱
間金型用に適する合金工具鋼(例えば、5KT)系のも
のであり1重量%でC:0.35〜0.69%、Si:
0.10〜1.50%、Mn:0.10〜1.50%、
Ni:0.20〜2.00%、Cr:0.50−工、5
0%、Mo : 0 、20〜1 、00%、B:0.
004〜0.020%、N:0.005〜0.020%
、およびW:0.10〜4.00%、V:0.02〜0
.19%、Co:0.10〜1.00%のうちから選ば
れる1種または2種以」−を含有し、Ti+Zr+RE
M:0.01%以下、O:0.002%以下に規制し、
残部Feおよび不純物よりなることを特徴とするもので
ある。 本発明の第1請求項に係わる被剛性に優れた工具鋼は、
前述したように、JIS SK等の炭素工具鋼系のも
のであり、重量%で、C:0.70〜1.20%、Si
:0.10〜1.50%、Mn:0.10−1.50%
、B:0.004〜0.020%、N:0.005〜0
.020%を含有し、Ti +Z r+REM: 0.
01%以下、0:0.002%以下に規制し、残部Fe
および不純物よりなるものである。 ここで、基本成分のうち、Cは炭素工具鋼として必要な
硬さおよび耐摩耗性を確保するのに有効な元素であるの
で、0.70%以上とすることが望ましいが、多すぎる
と靭性および加工性が低下するので1.20%以下とす
るのがよく、Siは脱酸剤として作用すると共に焼もど
し硬さを増大し靭性を向上させるのに有効な元素である
ので0.10%以上含有させるのがよいが、多すぎると
熱間加工性や靭性を劣化させるので1.50%以下とす
るのがよく、Mnは脱酸および脱硫剤として作用し、鋼
の清浄度を高めると共に焼入性を向上させるのに有効な
元素であるので0.10%1 以上含有させるのがよいか、多すぎると熱間加工性を低
下させるので1.50%以下とするのが良い。 また、本発明の第2.第3請求項に係わる被削性に優れ
た工具鋼は、前述したように、JISSKS等の合金工
具系のものであり、重量%で、C:0.70〜1.20
%、 Si :0. 10〜1.50%、 M n
: 0 、 1 0〜1 、 5 0%、Cr
:0.20〜1.50%、 B:0.004−0;02
0%、N:0.005〜O;020%を含有し、必要に
応じて、W: 0.50〜】、50%、Mo : 0
、50〜2 、00%、Ni::5o 〜2.oo゛%
、V:0.20〜2;00%、Co:0.20〜2.0
0%のうちから選ばれる1種または2種以上を含有し、
Ti+Zr+REM:0.01%以下、O:0.002
%以下に規制し、残部Feおよび不純物よりなるもので
ある。 ここで、基本成分のうち、Cは切削用および耐衝撃用工
具鋼として必要な硬さおよび耐摩↓[性を 2 確保するのに有効な元素であるので、0.70%以−に
とすることが望ましいが、多すぎると靭性および加工性
が低下するので1.20%以下とするのがよく、Siは
脱酸剤として作用すると共に焼もどし硬さを増大し靭性
を向上させるのに有効な元素であるので0.10%以上
含有させるのがよいが、多すぎると熱間加工性や靭性を
劣化させるので1.50%以下とするのがよく、Mnは
脱酸剤および脱硫剤として作用し、鋼の清浄度を高める
と共に焼入性を向上させるのに有効な元素であるので:
io%以上とすのがよいが、多すぎると熱間加工性を低
下させるので1.50%以下とするのがよく、Crは合
金工具鋼の焼入性を向上させて強度を高めると共に耐衝
撃性を向上させるのに有効な元素であるので0.20%
以上含有させるのがよいが、多すぎると靭性や加工性を
低下させるので1.50%以下とするのがよく、W。 M:Ni、V、Coは合金工具鋼の強度や耐摩耗性、耐
衝撃性を向上させる元素であるのでWについては0.5
0 N1.50%、 M oについては0.50〜2.
00%、Niについては0.50〜2.00%、■につ
いては0.20〜2.00%、Coについては0.20
〜2.00%のうちから選ばれる1種または2種以」二
を必要に応じて添加するのがよい。 さらに、本発明の第4.第5請求項に係わる被削性に優
れた工具鋼は、前述したように、JISSKDI、2等
の合金工具系のものであり重量%で、C:0.70〜2
.50%、Si:0.10〜1.50%、Mn:0.1
0〜1.50%、Cr:4.(1−15,0%、B:0
.004〜0.020%、N:0.005〜0.020
%を含有し、必要に応じて、Ni:0.10〜1.00
%、 M o : 0 、10〜3.00%、W:0.
10〜4.00%、v二0.10〜2.00%、Co:
0.10〜1.00%のうちから選ばれる1種または2
M!以上を含有し、Ti +Z r+REM: 0.0
1%以下、○:0.002%以下に規制し、残部Feお
よび不純物よりなるものである。 ここで、基本成分のうち、Cは冷間金型用に適する合金
工具鋼として必要な硬さおよび耐摩耗性を確保するのに
有効な元素であって、このような効果を得るために0.
70%以上含有させるのがよいが、多すぎると靭性およ
び加工性が低下するので2.50%以下とするのがよく
、Siは脱酸剤として作用すると共に焼もどし硬さの向
上、および靭性や耐食性の向上に有効な元素であって、
このような効果を得るために0.10%以上含有させる
のがよいが、多量に添加すると熱間加工性を害するので
1.50%以下とするのがよく、Mnは脱酸および脱硫
剤として作用し、鋼の清浄度を高めると共に焼入性の向
上にも寄与する元素であり、このような効果を得るため
に0.10%以上添加するのがよいが、多すぎると熱間
加工性を害するので1.50%以下とするのが良く、C
rは合金工具鋼の強度、とくに高温強度を高めると共に
、耐熱衝撃性を高めるのに有効な元素であって、このよ
うな効果を得るためには4.0%以」二添加するのがよ
いが、多すぎると靭性や加工性を劣化させるので15.
0%以下とするのがよく、M o 、 W 、 Vは炭
化物を形威し、熱処理硬さを増大して耐摩耗性を向上さ
せるのに有効な元素であるノテ、Moは0.10〜3.
00%、Wは0.10〜4.00%、■は0.10〜2
.00%のうちから選ばれる1種または2種以上を必要
に応じて添加するのもよく、Ni、Coはいずれも基地
を強化して工具鋼の強度、耐衝撃性、耐ヒートチエツク
性を高めるので、Niは0.10〜1.00%、COは
:io〜1.00%のうちから選ばれる1種または2種
を必要に応じて添加するのもよい。 さらにまた、本発明の第6請求項に係わる被削性に優れ
た工具鋼は、前述したように、JISSKD6等の合金
工具系のものであり、重量%で、C:0.25〜0.6
9%、Si:0.10−1.50%、Mn:0.10〜
1.50%、Cr:1.50〜6.00%、V:0.2
0〜3.00%、B:0.004〜0.020%、N:
0.005〜0.020%、およびNi: 5 6 0、 10 〜1 、00 % 、 M o :
0 、 1 0 〜4.00%、、W:0.50
〜12.00%、Co:0.10〜1.00%のうちか
ら選ばれる1種または2種以上を含有し、T i +
Z r + RE M :0.01%以下、O:0.0
02%以下に規制し、残部Feおよび不純物よりなるも
のである。 ここで、基本成分のうち、Cは熱間金型用に適する合金
工具鋼として必要な硬さおよび耐摩耗性を確保するのに
有効な元素であって、このような効果を得るために0.
25%以上含有させるのがよいが、多すぎると靭性およ
び加工性が低下するので0.69%以下とするのがよく
、Siは脱酸剤として作用すると共に焼もどし硬さの向
上、および靭性や耐食性の向上に有効な元素であって、
このような効果を得るために0.10%以上含有させる
のがよいが、多量に添加すると熱間加工性を害すると共
に靭性を劣化させるので1.50%以下とするのがよく
、Mnは脱酸および脱硫剤として作用し、鋼の清浄度を
高めると共に焼入性の向」二にも寄与する元素であり、
このような効果を得るために0.10%以上添加するの
がよいが、多すぎると熱間加工性を害するので1.50
%以下とするのが良く、Crは工具鋼の強度、とくに高
温強度を高めると共に、耐熱衝撃性を高めるのに有効な
元素であって、このような効果を得るためには1.50
%以上添加するのがよいが、多すぎると靭性や加工性を
劣化させるので6.00%以下とするのがよく、■およ
び必要に応じて添加するM:Wは炭化物を形威し、熱処
理硬さを増大して耐摩耗性を向上させるのに有効な元素
であるので、■は0.20〜3.00%を必須として、
またMOは0.10〜4.00%、Wは0.50〜12
.00%のうちから選ばれる1種または2種を選択とし
て添加するのもよく、Ni、Coはいずれも基地を強化
して工具鋼の強度、耐衝撃性、耐ヒートチエツク性を高
めるので、Niは0.10−1.00%、Coは0.1
0〜1.00%のうちから選ばれる1種または2種を必
要に応じて添加するのもよい。 さらにまた、本発明の第7請求項に係わる被削性に優れ
た工具鋼は、前述したように、JISSKT4等の合金
工具鋼系のものであり、重量%で、C:0.35〜0.
69%、Si:0.10〜1.50%、Mn:0.10
〜1.50%、Ni :0.20〜2.00%、Cr:
0.50〜1.50%、Mo : 0.20〜1.00
%、B:0.004〜0.020%、N:00OO5〜
0.020%、およびW+0.10〜4.00%、V:
:02〜0.19%、Co:0.10〜1,00%の
うちから選ばれる1種または2種以上を含有し、Ti+
Zr+REM:0.01%以下、O:0.002%以下
に規制し、残部Feおよび不純物よりなるものである。 ここで、基本成分のうち、Cは熱間金型用に適する合金
工具鋼として必要な硬さおよび耐摩耗性を確保するのに
有効な元素であって、このような効果を得るために0,
35%以上含有させるのがよいが、多すぎると靭性およ
び加工性が低下するので0.69%以下とするのかよく
、Siは脱酸剤として作用すると共に焼もどし硬さの向
上、および靭性や耐食性の向上に有効な元素であって、
このような効果を得るために0.10%以上含宥させる
のがよいが、多量に添加すると熱間加工性を害すると共
に靭性を劣化させるので1.50%以下とするのがよく
、Mnは脱酸および脱硫剤として作用し、鋼の清浄度を
高めると具に焼入性の向上にも寄与する元素であり、こ
のような効果を得るために0.10%以上添加するのか
よいが、多すぎると熱間加工性を害するので1.50%
以下とするのが良く、Niは強度、耐衝撃性、耐ヒート
チエツク性を向上させるのに有効な元素であるので0.
20%以上とするのがよいが、多すぎると靭性を低下さ
せるので2.00%以下とするのがよく、Crは工具鋼
の強度、とくに高温強度を高めると共に、耐熱衝撃性を
高めるのに有効な元素であって、このような効果を得る
ためには0.50%以上添加するのがよいが、多すぎる
と加工性を劣化させることがあるので1.50%以上
9 0 下とするのがよく、Moは耐摩耗性を向上させるのに有
効な元素であるので0.20%以上とするのがよいが、
多すぎると靭性が低下したり疲労特性か低下したりする
ので1.00%以下とするのがよく、W、■は炭化物を
形威し、熱処理硬さを増大して耐摩耗性を向」ニさせる
のに有効な元素であるので、Wは0.10〜4.00%
、■は0.02〜0.19%のうちから選ばれる1種ま
たは2種を必要に応じて添加するのもよく、COはいず
れも基地を強化して工具鋼の強度、##撃性、耐ヒート
チエツク性を高めるので、0.10〜i、oo%の範囲
で必要に応じて添加するのもよい。 本発明に係わる被削性に優れた工具鋼は、前述した各種
炭素工具鋼(SK系等)および合金工具鋼(SKS 、
SKD 、SKT系等)において、B:O,,004〜
0.020%、N:0.005〜0.020%を含有さ
せると共に、Ti+Zr+REM:0.01%以下、O
:0.002%以下に規制したことを特徴とするもので
ある。 この場合、BはNと結合してBN化合物を生成すること
により、工具鋼の強度および靭性を低下させることなく
、被削性、とくに焼なまし状態でのハイス、超硬工具に
よる被削性、HRC40〜50の状態での超硬工具およ
びサーメット工具による被削性および仕」−げ面粗さ、
HRC50〜65の状態でのセラミックス工具およびC
BN工具による被削性および仕上げ面粗さを向」ニさせ
るのに有効な元素であるので0.004%以上としてい
るが、多すぎると熱間加工性を低下させるので0.02
0%以下とする必要があり、Nは前述したようにBと結
合してBN化合物を生成することにより、工具鋼の強度
および靭性を低下させることなく、被削性を向」ニさせ
るのに有効な元素であるので0.005%以上としてい
るが、多すぎると鋳造性を低下させるので0.020%
以下としている。 このように、被削性向上の観点からはN/B比が0.5
〜4.0の範囲にあることが望ましく、強度をより大き
く維持する観点からはN量が若T多[1となるようにN
/B比が1.3〜4.0の範囲にすることが望ましい。 さらに、0は鋼中に添加したBと結合してB2O3を生
成し、BN化合物の生成による被削性向」二の作用を得
がたくするので、その」重陽を0.002%とする必要
があり、Ti、Zr。 REMは鋼中のNと結合して窒化物を生成し、BN化合
物の生成による被削性向上の作用を得がたくするので、
それらの合計で0.01%以下とする必要がある。 (発明の作用) 本発明に係わる被削性に優れた工具鋼は、上記した成分
組成を有するものであり、O含有量を規制することによ
って、B酸化物(B203 )の生成を抑制し、またT
i、Zr、REMなどの窒化物形成傾向の強い元素の含
有量を規制することによって窒化物の生成を抑1ノ]シ
て、窒化物BN(六方晶窒化はう素)の析出が十分に得
られるようになるので、焼なまし状態でのハイス、超硬
工具の寿命が延長し、HRC40〜50の状態での超硬
工具、サーメット工具の寿命が延長すると共に仕上げ面
粗さが向」ニし、HRC50〜65でのセラミックス工
具、CBN工具の寿命が延長するとともに仕上げ面粗さ
が向」ニするという作用がもたらされる。この場合、工
具鋼の仕」二げ面粗さは、工具の摩耗とともに大きくな
るが、BN化合物の析出により工具摩耗が少なくなるの
で、良好な仕−1−げ面粗さが得られるようになる。 (実施例) 第1表に示す化学成分の各工具鋼を溶製したのちそれぞ
れ鋼塊(鋳造した。 3 4 次に、上記第1表に示した化学成分の鋼塊に対し、熱間
で直径25mmφの丸棒に鍛遺し、次いで焼なましを施
した。 そして、各焼なまし材のブリネル硬さ(HB)を調べた
ところ、第5表の硬さ(HB )の欄に示す結果であり
、また、第2表に示す条件によってハイス工具を用いた
ドリル穴あけ試験を行い、各焼なまし材のハイスドリル
寿命が50.00 rn mとなる切削速度の各比較鋼
に対する比を加工能率比として調べた。この結果を同じ
く第5表の加工能率比の欄に示す。 第2表 次いで、第1表に示した化学成分の焼なましを施した各
素材に対して焼入れ焼もどしを施し、各焼入れ焼もどし
材のロックウェル硬さ(HRC)を調べたところ、同じ
く第5表の硬さ(HRC)の欄に示す結果であった。 次に、発明鋼1〜5および比較鋼1〜5の各焼入れ焼も
どし材に対して、第3表に示す渠件でセラミックスチッ
プエンドミルによる溝加工を行い、この際 セラミック
スチップエンドミル寿命の各比較鋼に対する比を工具寿
命として求めた。また、IO分間切削後の什」二げ面粗
さ(gmRmax)を調べた。これらの結果を同じく第
5表の発明鋼1〜5および比較鋼1〜5の工具寿命比お
よび仕上げ面粗さの各欄に示す。 6 7 第 3 表 」−げ面粗さの各欄に示す。 第4表 さらに、発明鋼6〜8および比較鋼6〜8の各焼入れ焼
もどし材に対して、第4表に示す条件で超硬チップ正面
フライス平削り加工を行い、この際超硬チップ正面フラ
イスカッター寿命の各比較鋼に対する比を工具寿命とし
て求めた。また、10分間切削後の仕上げ面粗さ(gm
Rmax)を調べた。これらの結果を同じく第5表の発
明鋼6〜8および比較鋼6〜8の工具寿命比および仕第
5表に示した結果より明らかなように、本発明鋼はいず
れも焼なまし状態でのハイス工具の加工能率が高く、ハ
イス工具の寿命が長くなっていることが認められた。 また、本発明鋼上〜5は比較鋼1〜5に比べていずれも
焼入れ焼もどし状態でのセラミックスチップエンドミル
の寿命がかなり長くなっていると共に仕上げ面粗さもか
なり向上していることが認められた。さらに、本発明鋼
6〜8(よ比較鋼6〜8に比べていずれも焼入れ焼もど
し状態での超硬チップ正面フライスカッターの寿命がか
なり長くなっていると共に仕上げ面粗さもかなり向」ニ
ジていることが認められた。 【発明の効果] 本発明に係わる被削性に優れた工具鋼は、炭素工具鋼(
SK等)、および切削工具用(SKS等)、耐衝撃工具
用(SKS等)、冷間金型用(SKS 、SKD等)、
熱間金型用(SKD。 SKT等)に適する合金工具鋼において、B:0.00
4〜0.020%、N:0.005〜0.020%を台
布すると共に、Ti+Zr+REM:0.01%以下、
O:0.002%以下に規制したから、焼なまし状態で
のハイスおよσ超硬工具の寿命を延長することが可能で
あり、また、HRC40〜50の状態での超硬工具およ
びサーメット工具の寿命を延長することが可能であると
共に仕上げ面粗さを向−1ニすることが可能であり、さ
らにはHRC50〜65の状態でのセラミックス工具お
よびCBN工具の寿命を延長することが可能であると〕
(に仕上げ面粗さを向上することが可能であって、荒加
工の能率を高めることが可能であると共に精加工の仕」
二げ面粗さがかなり小さくなることにより切削後の研磨
工程の時間短縮ないしは省略が可能であり、各種工具お
よび金型の製作に要する工程および時間を大幅に短縮し
てコストの著しい減少をはかることが可能であるという
著大なる効果をもたらされる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)重量%で、C:0.70〜1.20%、Si:0
.10〜1.50%、Mn:0.10〜1.50%、B
:0.004〜0.020%、N:0.005〜0.0
20%を含有し、Ti+Zr+REM:0.01%以下
、O:0.002%以下に規制し、残部Feおよび不純
物よりなることを特徴とする被削性に優れた工具鋼。 (2)重量%で、C:0.70〜1.20%、Si:0
.10〜1.50%、Mn:0.10〜1.50%、C
r:0.20〜1.50%、B:0.004〜0.02
0%、N:0.005〜0.020%を含有し、Ti+
Zr+REM:0.01%以下、0:0.002%以下
に規制し、残部Feおよび不純物よりなることを特徴と
する被削性に優れた工具鋼。 (3)重量%で、C:0.70〜1.20%、Si:0
.10〜1.50%、Mn:0.10〜1.50%、C
r:0.20〜1.50%、B:0.004〜0.02
0%、N:0.005〜0.020%、およびW:0.
50〜1.50%、Mo:0.50〜2.00%、Ni
: 0.50〜2.00%、V:0.20〜2.00%、C
o:0.20〜2.00%のうちから選ばれる1種また
は2種以上を含有し、Ti+Zr+REM:0.01%
以下、O:0.002%以下に規制し、残部Feおよび
不純物よりなることを特徴とする被削性に優れた工具鋼
。 (4)重量%で、C:0.70〜2.50%、Si:0
.10〜1.50%、Mn:0.10〜1.50%、C
r:4.0〜15.0%、B:0.004〜0.020
%、N:0.005〜0.020%を含有し、Ti+Z
r+REM:0.01%以下、0:0.002%以下に
規制し、残部Feおよび不純物よりなることを特徴とす
る被削性に優れた工具鋼。 (5)重量%で、C:0.70〜2.50%、Si:0
.10〜1.50%、Mn:0.10〜1.50%、C
r:4.0〜15.0%、B:0.004〜0、020
%、N:0.005〜0.020%、およびNi:0.
10〜1.00%、Mo:0.10〜3.00%、W:
0.10〜4.00%、V:0.10〜2.00%、C
o:0.10〜1.00%のうちから選ばれる1種また
は2種以上を含有し、Ti+Zr+REM:0.01%
以下、O:0.002%以下に規制し、残部Feおよび
不純物よりなることを特徴とする被削性に優れた工具鋼
。 (6)重量%で、C:0.25〜0.69%、Si:0
.10〜1.50%、Mn:0.10〜1.50%、C
r:1.50〜6.00%、V:0.20〜3.00%
、B:0.004〜 0.020%、N:0.005〜0.020%、および
Ni:0.10〜1.00%、 Mo:0.10〜4.00%、W:0.50〜12.0
0%、Co:0.10〜1.00%のうちから選ばれる
1種または2種以上を含有し、Ti+Zr+REM:0
.01%以下、O:0.002%以下に規制し、残部F
eおよび不純物よりなることを特徴とする被削性に優れ
た工具鋼。 (7)重量%で、C:0.35〜0.69%、Si:0
.10〜1.50%、Mn:0.10〜1.50%、N
i:0.20〜2.00%、Cr:0.50〜1.50
%、Mo:0.20〜1.00%、B:0.004〜0
.020%、N:0.005〜0.020%、およびW
:0.10〜4.00%、V:0.02〜0.19%、
Co:0.10〜1.00%のうちから選ばれる1種ま
たは2種以上を含有し、Ti+Zr+REM:0.01
%以下、O:0.002%以下に規制し、残部Feおよ
び不純物よりなることを特徴とする被削性に優れた工具
鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19817389A JPH0364429A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 被削性に優れた工具鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19817389A JPH0364429A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 被削性に優れた工具鋼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0364429A true JPH0364429A (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=16386688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19817389A Pending JPH0364429A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 被削性に優れた工具鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0364429A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002083966A1 (fr) * | 2001-04-18 | 2002-10-24 | Usinor | Acier a outils a tenecite renforcee, procede de fabrication de pieces dans cet acier et pieces obtenues |
JP2011510175A (ja) * | 2008-10-24 | 2011-03-31 | ▲寧▼波禾▲順▼新材料有限公司 | 高合金冷間ダイス鋼 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP19817389A patent/JPH0364429A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002083966A1 (fr) * | 2001-04-18 | 2002-10-24 | Usinor | Acier a outils a tenecite renforcee, procede de fabrication de pieces dans cet acier et pieces obtenues |
FR2823768A1 (fr) * | 2001-04-18 | 2002-10-25 | Usinor | Acier a outils a tenacite renforcee, procede de fabrication de pieces dans cet acier et pieces obtenues |
CZ297762B6 (cs) * | 2001-04-18 | 2007-03-21 | Usinor | Nástrojová ocel, zpusob výroby dílu z této oceli a díl z oceli nebo získaný uvedeným zpusobem |
US7445750B1 (en) | 2001-04-18 | 2008-11-04 | Usinor | Reinforced durable steel, method for the production thereof, method for producing parts made of steel, and parts thus obtained |
JP2011510175A (ja) * | 2008-10-24 | 2011-03-31 | ▲寧▼波禾▲順▼新材料有限公司 | 高合金冷間ダイス鋼 |
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