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JPH0355405A - ボイラ据付作業スペース構造 - Google Patents

ボイラ据付作業スペース構造

Info

Publication number
JPH0355405A
JPH0355405A JP19090889A JP19090889A JPH0355405A JP H0355405 A JPH0355405 A JP H0355405A JP 19090889 A JP19090889 A JP 19090889A JP 19090889 A JP19090889 A JP 19090889A JP H0355405 A JPH0355405 A JP H0355405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boiler
work
installation work
work space
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19090889A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH086896B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Hirokawa
広川 安弘
Hirofusa Takeda
武田 紘房
Shinichi Sagawa
佐川 信市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Engineering and Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Engineering and Construction Co Ltd filed Critical Hitachi Plant Engineering and Construction Co Ltd
Priority to JP19090889A priority Critical patent/JPH086896B2/ja
Publication of JPH0355405A publication Critical patent/JPH0355405A/ja
Publication of JPH086896B2 publication Critical patent/JPH086896B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ボイラの建設におけるボイラ据付作業スペー
ス構造に関する。
〔従来の技術〕
ボイラの形式には種々あるが、このうち火力発電用のボ
イラの大きさは、高さ90m1重さ15.000tにも
及ぶ。
このような火力発電用のボイラの建設を行うには、まず
ボイラの全体を包囲する骨組構造物を鉄骨等により組み
立てる。ボイラの主要部はボイラケーシングによって被
覆されている。主要部は、火炉とボイラケージ部とに分
けられておりこれらは隣接して配置されている。ところ
で、ボイラの稼動時には、ボイラケーシングが高温とな
るため、この高温による伸びの影響を防止する手段とし
て、骨組構造物の天井部に鉄骨の大梁を配設し、この大
梁にボイラケーシングの上端を吊り下げて固定している
。従って、ボイラを組み立てながら据え付けるには、ボ
イラケーシングの上端となる部材を吊り揚げて天井大梁
に取り付けた後、順次部材、機器等を吊り揚げて上端か
ら下端へとボイラケーシング及びこれに被覆されるボイ
ラ本体の据付作業を行うことになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、ボイラケージ部側では、ボイラケージ部
における耐圧部の据付作業のみならずその水圧試験が完
了しないと、その下方に配置される下部機器の据付作業
ができない。すなわち、骨組構造物の床面は、ボイラケ
ーシングやボイラ本体の上部部材、機器等の吊り揚げ用
の作業スペースとして占有され、更に、ボイラ上部の建
設現場から部材、機器等が落下した際の措置が充分では
ない。従って、床面で据付作業を行うことができず下部
機器の据付作業が遅れ工期が長期化するという問題があ
った。
本発明は上記事実を考慮し、骨組構造物の床面での作業
を可能とすることにより、工期を短縮することができる
ボイラ据付作業スペース構造を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)記載の発明は、ボイラ本体の上部に配置さ
れるボイラケージ部の耐圧部を鉄骨梁へ吊り下げ、前記
耐圧部へ順次前記ボイラケージ部の下方に配設される下
部機器を吊り下げながら据え付けるためのボイラ据付作
業スペース構造であって、前記ボイラ本体の高さ方向中
間部に前記作業スペースを上下方向に仕切る仮設作業床
を設けたことを特徴としている。
請求項(2)記載の発明は、請求項(1)記載の前記仮
設作業床において、前記ボイラケージ部の耐圧部と下部
機器との間に配設され、前記ボイラケージ部の耐圧部の
据付作業と前記下部機器の据付作業とを分離して作業可
能としたことを特徴としている。
〔作用〕
請求項(1)記載の発明では、ボイラ本体の高さ方向中
間部に作業スペースを上下方向に仕切る仮設作業床が設
けられるので、上方作業スペースの据付作業と下方作業
スペースの据付作業とは別個に行うことができる。上方
作業スペースでは仮設作業床に部材、機器等を載せた後
吊り揚げて鉄骨梁に順次据え付けられる。下方作業スペ
ースではボイラ本体の下端、例えば床に部材、機器等を
そのまま搬入して順次積み上げることにより据え付けら
れる。この時、下方作業スペースの上部には仮設作業床
が存在しているので、上方作業スペースから落下物が落
下する場合にも安全に作業を行える。
また、請求項(2)記載の発明では、前記仮設作業床が
ボイラケージ部の耐圧部と下部機器との間に配設される
ので、特に工期が長期化する前記ボイラケージ部の耐圧
部の据付作業及び水圧試験等と前記下部機器の据付作業
とを分離して同時に行うことができる。これにより、工
期は大幅に短縮されることになる。
〔実施例〕
第1図には、本実施例に係るボイラ据付作業スペース構
造を用いて建設されるボイラ10が示されている。この
ボイラ10の外周は、骨組構造物12とされており、ボ
イラケーシング14を包囲するように配設されている。
なお、第l図中外壁は省略されている。骨組構造物12
は、鉄骨柱16、鉄骨梁18、床20を主要部材として
構或されている。また、骨組構造物12の天井部には、
4本の天井大粱22が配設されている。この4本の天井
大粱22に、ボイラ本体を収容したボイラケーシングl
4の上端が吊り下げられた状態で固定されている。
ボイラ本体は、第2図に示される如く、その左側床面2
OA上方には火炉Aが据え付けられている。この火炉A
と隣り合うように第2図右側床面2OB上方には、ボイ
ラケージ部24及び下部機器Cが配設されている。ボイ
ラケージ部24には、再熱器、1次加熱器、節炭器等の
耐圧部が据え付けられている。また、下部機器Cには、
1次空気予熱器等が据え付けられている。ここで、火炉
Aの据付作業とボイラケージ部24側の据付作業とは、
別個に行われるようになっている。
前記ボイラケージ部24と下部機器Cとの間には、仮設
作業床26が配設されている。第4図に示される如く、
この仮設作業床26は、複数のプレート28が鉄骨梁3
0の上面に仮接合されることにより形或されている。前
記仮設作業床26が配設される範囲は、平面視で下部機
器C及び下部機器Cに取り付けられている2次空気予熱
器32を隠す範囲となっている。また、第3図に示され
る如く、仮設作業床26が配設される高さH2は、本実
施例では骨組構造物l2の全体の高さHl(81m)の
ほぼ中間である約37mとされており、これにより作業
スペースは上下方向に仕切られている。以下、上方作業
スペース、下方作業スペースという。
仮設作業床26により仕切られた上方作業スペースでポ
イラケージ部24の耐圧部の据付作業を行う場合の作業
手順の一例を、第5図を用いて説明する。トラッククレ
ーン34で部材、機器等を台車36に載せた状態で第5
図矢印A方向に吊り揚げた後、仮設作業床26の上に載
せる。次に、第5図矢印B方向に横引した後、ボイラ1
0の建設時に骨組構造物12上に設置される揚重機38
で第5図矢印C方向に吊り揚げながら所定の位置に順次
部材、機器等を据え付けていく。
一方、仮設作業床26により仕切られた下方作業スペー
スで下部機器Cの据付作業を行う場合は、床面2OB上
の所定の位置に部材、機器等をそのまま搬入して据え付
ければよい。
ボイラ10の据付時、火炉Aとボイラケージ部24とは
、高さ方向位置で互いに干渉されないので、同時に据付
作業を行うことができる。一方、ボイラケージ部24と
下部機器Cとは、高さ方向位置が同一となるため、本実
施例ではこれらの間を仮設作業床26で仕切り、上方作
業スペースと下方作業スペースとを確保した。この仮設
作業床26は、平面視で下部機器C及び2次空気予熱器
32等が据え付けられるスペースを隠している。
このため、上方作業スペースでの作業中に誤って部材、
機器等を落下させても、下方作業スペースへは至らず、
仮設作業床26上で受け止めることができる。これによ
り、下方作業スペースの作業の安全性が確保される。
また、仮設作業床26を配設することによりボイラケー
ジ部24の耐圧部の据付作業はトラ・ンククレーン34
、揚重機38等を用いて行われ、下部機器Cの据付作業
はそのまま床面2OBに搬入して据付作業が行われるの
で、ボイラケージ部24の耐圧部の据付作業と下部機器
Cの据付作業とを分離して同時に行うことができる。従
って、必要とされる工期も半減され、各々の工程も圧迫
されずに作業を進めることができる。
なお、仮設作業床26の上方作業スペース及び下方作業
スペースでの据付作業が大概終了した時点で、前記仮設
作業床26を撤去しながらボイラケージ部24の耐圧部
及び下部機器Cを接続して、これらの据付作業は完了す
る。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係るボイラ据付作業スペース
構造は、ボイラ本体の高さ方向中間部に仮設作業床を設
けることにより、作業スペースを上下方向に分離するこ
とができ、下方作業スペースで据付作業を安全に行うこ
とができるという優れた効果を有する。
また、上記効果に加え、前記仮設作業床をボイラケージ
部の耐圧部と下部機器との間に配設すれば、ボイラケー
ジ部の耐圧部の据付作業と下部機器の据付作業とを分離
して上下同時に行うことができ、工期を大幅に短縮する
ことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係るボイラ据付作業スペース構造を
用いて建設されるボイラを示す概略斜視図、第2図は第
1図の■一■線断面図、第3図はボイラケージ部及び下
部機器の拡大正面図、第4図は第1図IV−rV線断面
図、第5図は第1図に係る作業スペース構造を用いて同
時作業をする場合の一例を示す説明図である。 10・・・ボイラ、 20、2OA,20B・・・床、 24・・・ボイラケージ部、 26・・・仮設作業床、 28・・・プレート。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ボイラ本体の上部に配置されるボイラケージ部の
    耐圧部を鉄骨梁へ吊り下げ、前記耐圧部へ順次前記ボイ
    ラケージ部の下方に配設される下部機器を吊り下げなが
    ら据え付けるためのボイラ据付作業スペース構造であっ
    て、 前記ボイラ本体の高さ方向中間部に前記作業スペースを
    上下方向に仕切る仮設作業床を設けたことを特徴とする
    ボイラ据付作業スペース構造。
  2. (2)前記仮設作業床は、前記ボイラケージ部の耐圧部
    と下部機器との間に配設され、前記ボイラケージ部の耐
    圧部の据付作業と前記下部機器の据付作業とを分離して
    作業可能としたことを特徴とする請求項(1)記載のボ
    イラ据付作業スペース構造。
JP19090889A 1989-07-24 1989-07-24 ボイラ据付作業スペース構造 Expired - Fee Related JPH086896B2 (ja)

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JP2008218418A (ja) * 2008-03-31 2008-09-18 Mitsubishi Rayon Co Ltd 面光源装置及びそれに用いる導光体

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