JPH035463Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH035463Y2 JPH035463Y2 JP1984125905U JP12590584U JPH035463Y2 JP H035463 Y2 JPH035463 Y2 JP H035463Y2 JP 1984125905 U JP1984125905 U JP 1984125905U JP 12590584 U JP12590584 U JP 12590584U JP H035463 Y2 JPH035463 Y2 JP H035463Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle speed
- signal
- steering wheel
- wheel drive
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
四輪駆動はそれなりに燃費がかさむものであ
る。そこで、無駄なときは二輪駆動で走行するこ
とが燃費の向上を計る上で必要であり、本考案
は、たとえば高速直進時のときには、運転車の判
断によつてではなく自動的に二輪駆動へ切換えら
れるようにした四輪駆動車に関するものである。
る。そこで、無駄なときは二輪駆動で走行するこ
とが燃費の向上を計る上で必要であり、本考案
は、たとえば高速直進時のときには、運転車の判
断によつてではなく自動的に二輪駆動へ切換えら
れるようにした四輪駆動車に関するものである。
従来の技術
従来の四輪駆動車は、走行状態を運転者が判断
して手動操作で四輪駆動又は二輪駆動に切換える
ものであつた。そして、自動的にこれらの切換え
をするものはなかつた。まして高速直進時に二輪
駆動に切換え燃費の向上を計つたものもなかつ
た。
して手動操作で四輪駆動又は二輪駆動に切換える
ものであつた。そして、自動的にこれらの切換え
をするものはなかつた。まして高速直進時に二輪
駆動に切換え燃費の向上を計つたものもなかつ
た。
考案が解決しようとする課題
燃費の向上を計る為に無駄な四輪駆動状態を除
くことが望まれても、運転者の判断をもとにした
手動による駆動状態の切換は操作が煩わしい上、
運転者の判断に個人差もあつて燃費の向上を効果
的に行えない場合があつた。
くことが望まれても、運転者の判断をもとにした
手動による駆動状態の切換は操作が煩わしい上、
運転者の判断に個人差もあつて燃費の向上を効果
的に行えない場合があつた。
課題を解決するための手段
本考案は、前述の課題を解決するもので、車速
を検出する車速センサと、同車速センサで検出さ
れた車速が所定値以上となると第1の信号も出力
する車速判定手段と、ハンドルの操作角度を検出
するハンドル操作角度センサと、同ハンドル操作
角度センサで検出された操作角度が設定値以下で
あるときに第2の信号を出力するハンドル操作角
度判定手段と、上記第2の信号が連続して出力さ
れている時間を計測するタイマ手段と、上記第1
の信号が出力されている状態で上記第2の信号が
所定時間以上連続して出力されると二輪駆動に切
り換える出力判断手段とを有することを特徴とす
る四輪駆動車である。
を検出する車速センサと、同車速センサで検出さ
れた車速が所定値以上となると第1の信号も出力
する車速判定手段と、ハンドルの操作角度を検出
するハンドル操作角度センサと、同ハンドル操作
角度センサで検出された操作角度が設定値以下で
あるときに第2の信号を出力するハンドル操作角
度判定手段と、上記第2の信号が連続して出力さ
れている時間を計測するタイマ手段と、上記第1
の信号が出力されている状態で上記第2の信号が
所定時間以上連続して出力されると二輪駆動に切
り換える出力判断手段とを有することを特徴とす
る四輪駆動車である。
作 用
前述の手段によれば、車速及びハンドル操作角
度を走行中常時検出して、所定車速以上で走行中
に予め定められた角度以下のハンドル操作が所定
時間連続した場合にのみ四輪駆動状態から二輪駆
動状態へ自動的に切換えられる四輪駆動車とな
る。
度を走行中常時検出して、所定車速以上で走行中
に予め定められた角度以下のハンドル操作が所定
時間連続した場合にのみ四輪駆動状態から二輪駆
動状態へ自動的に切換えられる四輪駆動車とな
る。
実施例
本考案による四輪駆動車の一実施例を第1図な
いし第4図に基づいて説明する。第1図のブロツ
ク図に示された如く、車速センサ1を設けて車速
Vを検出し、そのパルス信号は演算手段2に入力
される。ここで演算処理された車速信号は、車速
判定手段3に入力され、予め記憶させておいた基
準値(所定車速)と比較する。この結果、車速V
が所定値以上であつた場合。すなわち比較的高速
走行状態にあると判断された場合には、第1の信
号が車速判定手段3から後述する出力判断手段1
0へ出力される。これと並行して、ハンドル操作
角度センサ4を設けてハンドル操作角度θを検出
し、そのパルス信号は操作方向識別手段5でその
方向性が識別された後、演算手段6に入力され
る。ここで演算処理されたハンドル操作角度信号
は、ハンドル操作角度判定手段7に入力され、予
め定めておいた基準値(設定値)と比較する。こ
の結果、ハンドル操作角度θが設定値以下であつ
た場合、すなわち、ハンドル操作角度が小さくほ
ぼ直進走行状態と判断された場合には、第2の信
号がハンドル操作角度判定手段7からタイマ8と
協働してタイマ手段を形成する持続時間判断手段
9へ出力される。持続時間判断手段9では、上述
した第2の信号が連続して出力されている時間を
計測し、該時間が所定時間以上となつた時点で出
力判断手段10へその信号を出力する。これを受
けた出力判断手段10は、上述した第1の信号が
出力されている状態でさらに第2の信号が所定時
間以上連続した信号を受けると、四輪駆動から二
輪駆動へ切換えるのが適当だと判断し、第2図及
び第3図に示したソレノイド11を励磁させてト
ランスフアのアクチユエータ12を作動させる。
これにより、四輪駆動切換クラツチ13が自動的
に二輪駆動状態に切換えられ、エンジン14より
プロペラシヤフト15を経て後輪16に伝達され
ていた駆動トルクの伝達経路は切換クラツチ13
で分断されるので、前輪でけに駆動トルクが伝達
された二輪駆動となる。
いし第4図に基づいて説明する。第1図のブロツ
ク図に示された如く、車速センサ1を設けて車速
Vを検出し、そのパルス信号は演算手段2に入力
される。ここで演算処理された車速信号は、車速
判定手段3に入力され、予め記憶させておいた基
準値(所定車速)と比較する。この結果、車速V
が所定値以上であつた場合。すなわち比較的高速
走行状態にあると判断された場合には、第1の信
号が車速判定手段3から後述する出力判断手段1
0へ出力される。これと並行して、ハンドル操作
角度センサ4を設けてハンドル操作角度θを検出
し、そのパルス信号は操作方向識別手段5でその
方向性が識別された後、演算手段6に入力され
る。ここで演算処理されたハンドル操作角度信号
は、ハンドル操作角度判定手段7に入力され、予
め定めておいた基準値(設定値)と比較する。こ
の結果、ハンドル操作角度θが設定値以下であつ
た場合、すなわち、ハンドル操作角度が小さくほ
ぼ直進走行状態と判断された場合には、第2の信
号がハンドル操作角度判定手段7からタイマ8と
協働してタイマ手段を形成する持続時間判断手段
9へ出力される。持続時間判断手段9では、上述
した第2の信号が連続して出力されている時間を
計測し、該時間が所定時間以上となつた時点で出
力判断手段10へその信号を出力する。これを受
けた出力判断手段10は、上述した第1の信号が
出力されている状態でさらに第2の信号が所定時
間以上連続した信号を受けると、四輪駆動から二
輪駆動へ切換えるのが適当だと判断し、第2図及
び第3図に示したソレノイド11を励磁させてト
ランスフアのアクチユエータ12を作動させる。
これにより、四輪駆動切換クラツチ13が自動的
に二輪駆動状態に切換えられ、エンジン14より
プロペラシヤフト15を経て後輪16に伝達され
ていた駆動トルクの伝達経路は切換クラツチ13
で分断されるので、前輪でけに駆動トルクが伝達
された二輪駆動となる。
なお、本実施例では、第2図及び第3図に示す
如く、演算手段2、車速判定手段3、操作方向識
別手段5、演算手段6、ハンドル操作角度判定手
段7、タイマ8、持続時間判断手段9及び出力判
断手段10をコントローラCに一体に組込んであ
り、また、17はフロントデイフアレンシヤル、
18はリヤデイフアレンシヤルを各々示してい
る。
如く、演算手段2、車速判定手段3、操作方向識
別手段5、演算手段6、ハンドル操作角度判定手
段7、タイマ8、持続時間判断手段9及び出力判
断手段10をコントローラCに一体に組込んであ
り、また、17はフロントデイフアレンシヤル、
18はリヤデイフアレンシヤルを各々示してい
る。
次に、第4図のフローチヤートに基づいて作用
を説明する。ここでは、所定速度を60Km/h、ハ
ンドル操作角度の設定値を70deg、そして第2の
信号が連続する所定時間を10秒として説明する
が、これらは四輪駆動車の使用条件などに応じて
最適の値を適宜設定すればよい。最初に車速Vを
車速センサ1で検出し、それが60Km/h以上にな
つたときでハンドル操作角θが直進走行に影響し
ない小さな角度、すなわちθが70deg以下のとき
をハンドル操作角センサ4により検出し、その状
態が10秒以上持続されたとき自動的に二輪駆動に
切換えるようにコントローラで制御している。し
かし、四輪駆動状態であつても車速Vが60Km/h
未満であつたり、ハンドル操作角度θが70degよ
り大大きかつたり、あるいは車速が60Km/h以上
でかつハンドル操作角度θが70deg以下であつて
も、その持続時間が10秒未満である場合は、いず
れも二輪駆動への切換えは行なわれない。従つ
て、四輪駆動としての長所がそれほど発揮されな
い走行状態、すなわち比較的高い車速での連続直
進走行時に、四輪駆動から二輪駆動に自動的に切
換えられるため、燃料消費量の節減を容易に実施
することができる。
を説明する。ここでは、所定速度を60Km/h、ハ
ンドル操作角度の設定値を70deg、そして第2の
信号が連続する所定時間を10秒として説明する
が、これらは四輪駆動車の使用条件などに応じて
最適の値を適宜設定すればよい。最初に車速Vを
車速センサ1で検出し、それが60Km/h以上にな
つたときでハンドル操作角θが直進走行に影響し
ない小さな角度、すなわちθが70deg以下のとき
をハンドル操作角センサ4により検出し、その状
態が10秒以上持続されたとき自動的に二輪駆動に
切換えるようにコントローラで制御している。し
かし、四輪駆動状態であつても車速Vが60Km/h
未満であつたり、ハンドル操作角度θが70degよ
り大大きかつたり、あるいは車速が60Km/h以上
でかつハンドル操作角度θが70deg以下であつて
も、その持続時間が10秒未満である場合は、いず
れも二輪駆動への切換えは行なわれない。従つ
て、四輪駆動としての長所がそれほど発揮されな
い走行状態、すなわち比較的高い車速での連続直
進走行時に、四輪駆動から二輪駆動に自動的に切
換えられるため、燃料消費量の節減を容易に実施
することができる。
考案の効果
以上の結果、高速直進走行が連続する場合には
確実にこれを検知して自動的に二輪駆動へ切換え
られるので、運転者を煩わすことなく自動的に燃
費の向上を計ることができ、しかも違和感のない
運転操作を提供できる効果を奏するものである。
確実にこれを検知して自動的に二輪駆動へ切換え
られるので、運転者を煩わすことなく自動的に燃
費の向上を計ることができ、しかも違和感のない
運転操作を提供できる効果を奏するものである。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は車速とハンドル操作角度により
制御するコントローラの機能を実現する構成ブロ
ツク図、第2図はコントローラにより二輪駆動切
換えをする四輪駆動車の全体配置図、第3図はコ
ントローラのハードウエア関連図、第4図はコン
トローラのソフトウエアを示すフローチヤートで
ある。 1……車速センサ、3……車速判定手段、4…
…ハンドル操作角度センサ、7……ハンドル操作
角度判定手段、9……持続時間判断手段、10…
…出力判断手段、11……2WD切換ソレノイド、
12……アクチユエータ、13……4WD切換ク
ラツチ、15……プロペラシヤフト。
もので、第1図は車速とハンドル操作角度により
制御するコントローラの機能を実現する構成ブロ
ツク図、第2図はコントローラにより二輪駆動切
換えをする四輪駆動車の全体配置図、第3図はコ
ントローラのハードウエア関連図、第4図はコン
トローラのソフトウエアを示すフローチヤートで
ある。 1……車速センサ、3……車速判定手段、4…
…ハンドル操作角度センサ、7……ハンドル操作
角度判定手段、9……持続時間判断手段、10…
…出力判断手段、11……2WD切換ソレノイド、
12……アクチユエータ、13……4WD切換ク
ラツチ、15……プロペラシヤフト。
Claims (1)
- 車速を検出する車速センサと、同車速センサで
検出された車速が所定値以上となると第1の信号
を出力する車速判定手段と、ハンドルの操作角度
を検出するハンドル操作角度センサと、同ハンド
ル操作角度センサで検出された操作角度が設定値
以下であるときに第2の信号を出力するハンドル
操作角度判定手段と、上記第2の信号が連続して
出力されている時間を計測するタイマ手段と、上
記第1の信号が出力されている状態で上記第2の
信号が所定時間以上連続して出力されると二輪駆
動に切り換える出力判断手段とを有することを特
徴とする四輪駆動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12590584U JPS6141032U (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | 四輪駆動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12590584U JPS6141032U (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | 四輪駆動車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6141032U JPS6141032U (ja) | 1986-03-15 |
JPH035463Y2 true JPH035463Y2 (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=30684593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12590584U Granted JPS6141032U (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | 四輪駆動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6141032U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59109431A (ja) * | 1982-12-16 | 1984-06-25 | Fuji Heavy Ind Ltd | 4輪駆動車の切換制御装置 |
-
1984
- 1984-08-21 JP JP12590584U patent/JPS6141032U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59109431A (ja) * | 1982-12-16 | 1984-06-25 | Fuji Heavy Ind Ltd | 4輪駆動車の切換制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6141032U (ja) | 1986-03-15 |
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