JPH0354518Y2 - - Google Patents
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- JPH0354518Y2 JPH0354518Y2 JP7678486U JP7678486U JPH0354518Y2 JP H0354518 Y2 JPH0354518 Y2 JP H0354518Y2 JP 7678486 U JP7678486 U JP 7678486U JP 7678486 U JP7678486 U JP 7678486U JP H0354518 Y2 JPH0354518 Y2 JP H0354518Y2
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- fitted
- fixed
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 6
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、主としてアルミニウムなど金属製
階段ユニツトに関するものである。
階段ユニツトに関するものである。
(従来技術)
元来、階段、手摺など部位別の建築は構成材に
複雑な工程を必要とするので、工場における構成
材の完成レベルを上げたり、現場での組成工事や
作業を簡略化する方向が進展しつつある。そして
近年、住宅や事務所内などに設けられる階段や手
摺をアルミニウム、スチールなど金属製の側桁、
段板、手摺、手摺子(格子)など成型部品で一体
ユニツト化したものが知られている。
複雑な工程を必要とするので、工場における構成
材の完成レベルを上げたり、現場での組成工事や
作業を簡略化する方向が進展しつつある。そして
近年、住宅や事務所内などに設けられる階段や手
摺をアルミニウム、スチールなど金属製の側桁、
段板、手摺、手摺子(格子)など成型部品で一体
ユニツト化したものが知られている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが、従来のこの種階段ユニツトでは各部
材の位置決め、組成が確実容易に行なえないと共
に安定性の面で劣るところがあり、がたつきを生
じ易く、強度的にも不充分なものが多かつた。ま
た特に、現場での階段の傾斜角度設計変更に対応
できなかつたり、外観的な体裁美にも問題があつ
た。
材の位置決め、組成が確実容易に行なえないと共
に安定性の面で劣るところがあり、がたつきを生
じ易く、強度的にも不充分なものが多かつた。ま
た特に、現場での階段の傾斜角度設計変更に対応
できなかつたり、外観的な体裁美にも問題があつ
た。
(問題点を解決するための手段)
この考案は上記問題を解決するためになされた
もので、位置決め、組成が自在容易に行なえ、安
定性及び強度的に優れた金属製階段ユニツトを提
供するにある。この考案階段ユニツトを以下図面
実施例について詳しく説明すると、まず1は、ア
ルミニウム製の一体成型された左右の側桁で、そ
れぞれ内面両側には断面〓形状の長手方向2条の
内広溝条2,2が設けられている。また3は、上
記左右両側桁1の各内広溝条2内に頭部3aをそ
れぞれ摺動及び嵌脱自在に嵌装したボルトであ
る。即ち、該ボルト3は頭部3aが菱形で、表面
側から内広溝条2内にその長手方向に頭部3aを
挿嵌して少し回転させることによつて内広溝条2
の内広溝部2bに挿嵌された頭部3aが細口溝部
2aから抜け出られなくなつてその状態のままボ
ルト3は内広溝条2に沿つて自在に摺動できるも
のである。さらに5は、上辺に2個のねじ孔5
a、垂直辺に2個の長孔6をそれぞれ有するアン
グル形で側桁1の幅よりもやや短い長さのブラケ
ツトであつて、該ブラケツト5は、第1〜4図に
示すように左右側桁1の上記各内広溝条2に嵌装
した各ボルト3を長孔6に通入、ナツト4止めし
て左右側桁1の内面適宜位置に水平状態で一体取
付けされるものである。また7は、アルミニウム
製一体成型の段板で、該段板7は前後2枚が一組
となつて一段の段板を構成するようになつてお
り、該両段板7は、それぞれ両端部の隣接面に切
込み8が、また両端部上面中央部にねじ孔7aが
それぞれ設けられている。そこで各切込み8より
それぞれ挿通して2枚の前後段板7,7を前記左
右側桁1内面のブラケツト5によつて。それぞれ
第1,3図のように止ねじ9止め固定して水平状
に設けるものである。次に11は、一方(内側)
のフランジ11bが他方のフランジ11cよりも
上方に少し長くなつた断面H形のアルミニウム製
の継手杆で、そのウエブ11aが上面に添接する
よう側桁1の上端凸条10の嵌合され、止ねじ1
3によつて固着されている。また15は、下面中
央部の右左(内外)両側に長突条15a、短突条
15bをそれぞれ突設せるアルミニウム製一体成
型の手摺で、該手摺15の下面には適宜間隔をお
いて複数本の手摺子12が、その各上端部を長突
条15a,短突条15b間にそれぞれ第6図のよ
うに挿嵌して鋲16止めによつてそれぞれ一体固
着されている。そして上記の上端に手摺15を取
付けた各手摺子12の下端部を前記継手杆11の
上部にそれぞれ嵌合し、第6,7図のように鋲1
4によつて嵌着固定してなるものである。
もので、位置決め、組成が自在容易に行なえ、安
定性及び強度的に優れた金属製階段ユニツトを提
供するにある。この考案階段ユニツトを以下図面
実施例について詳しく説明すると、まず1は、ア
ルミニウム製の一体成型された左右の側桁で、そ
れぞれ内面両側には断面〓形状の長手方向2条の
内広溝条2,2が設けられている。また3は、上
記左右両側桁1の各内広溝条2内に頭部3aをそ
れぞれ摺動及び嵌脱自在に嵌装したボルトであ
る。即ち、該ボルト3は頭部3aが菱形で、表面
側から内広溝条2内にその長手方向に頭部3aを
挿嵌して少し回転させることによつて内広溝条2
の内広溝部2bに挿嵌された頭部3aが細口溝部
2aから抜け出られなくなつてその状態のままボ
ルト3は内広溝条2に沿つて自在に摺動できるも
のである。さらに5は、上辺に2個のねじ孔5
a、垂直辺に2個の長孔6をそれぞれ有するアン
グル形で側桁1の幅よりもやや短い長さのブラケ
ツトであつて、該ブラケツト5は、第1〜4図に
示すように左右側桁1の上記各内広溝条2に嵌装
した各ボルト3を長孔6に通入、ナツト4止めし
て左右側桁1の内面適宜位置に水平状態で一体取
付けされるものである。また7は、アルミニウム
製一体成型の段板で、該段板7は前後2枚が一組
となつて一段の段板を構成するようになつてお
り、該両段板7は、それぞれ両端部の隣接面に切
込み8が、また両端部上面中央部にねじ孔7aが
それぞれ設けられている。そこで各切込み8より
それぞれ挿通して2枚の前後段板7,7を前記左
右側桁1内面のブラケツト5によつて。それぞれ
第1,3図のように止ねじ9止め固定して水平状
に設けるものである。次に11は、一方(内側)
のフランジ11bが他方のフランジ11cよりも
上方に少し長くなつた断面H形のアルミニウム製
の継手杆で、そのウエブ11aが上面に添接する
よう側桁1の上端凸条10の嵌合され、止ねじ1
3によつて固着されている。また15は、下面中
央部の右左(内外)両側に長突条15a、短突条
15bをそれぞれ突設せるアルミニウム製一体成
型の手摺で、該手摺15の下面には適宜間隔をお
いて複数本の手摺子12が、その各上端部を長突
条15a,短突条15b間にそれぞれ第6図のよ
うに挿嵌して鋲16止めによつてそれぞれ一体固
着されている。そして上記の上端に手摺15を取
付けた各手摺子12の下端部を前記継手杆11の
上部にそれぞれ嵌合し、第6,7図のように鋲1
4によつて嵌着固定してなるものである。
(考案の効果)
この考案は、側桁1の内面両側長手方向2条の
内広溝条2にそれぞれ摺動及び嵌脱自在に嵌装し
たボルト3を長孔6に通入してナツト4止めでブ
ラケツト5を取付け、端部の隣接面にそれぞれ設
けた切込ま8より挿通して2枚の前後段板7,7
を前記側桁1のブラケツト5によつてそれぞれね
じ止め固定するものであるから、側桁1の傾斜角
度が設計変更などで変わつても、それに応じてブ
ラケツト5を常に適正な水平状態に固定できると
共に該ブラケツト5に係嵌支承固定して前後段板
7,7を取付けるものであるため、階段の組立が
安定性良く容易に行なえ、かつ強度的にも優れる
などの卓抜した効果がある。またこの階段では、
はあげの間隔が自由に簡単に調節できると共にブ
ラケツト5は段板7,7内に隠蔽されるため、外
観体裁美が良いなどの優れた効果がある。さらに
側桁1上面の凸条10に、一方のフランジ11b
が長い断面H形の継手杆11を嵌着し、上端に手
摺15を取付けた各手摺子12の下端部を上記継
手杆11にそれぞれ嵌着固定したものであるか
ら、手摺15及び手摺子12の位置決め、組成が
容易であると共にがたつきなど生ぜしめない安定
性があつて強度的にも優れるなどの効果がある。
内広溝条2にそれぞれ摺動及び嵌脱自在に嵌装し
たボルト3を長孔6に通入してナツト4止めでブ
ラケツト5を取付け、端部の隣接面にそれぞれ設
けた切込ま8より挿通して2枚の前後段板7,7
を前記側桁1のブラケツト5によつてそれぞれね
じ止め固定するものであるから、側桁1の傾斜角
度が設計変更などで変わつても、それに応じてブ
ラケツト5を常に適正な水平状態に固定できると
共に該ブラケツト5に係嵌支承固定して前後段板
7,7を取付けるものであるため、階段の組立が
安定性良く容易に行なえ、かつ強度的にも優れる
などの卓抜した効果がある。またこの階段では、
はあげの間隔が自由に簡単に調節できると共にブ
ラケツト5は段板7,7内に隠蔽されるため、外
観体裁美が良いなどの優れた効果がある。さらに
側桁1上面の凸条10に、一方のフランジ11b
が長い断面H形の継手杆11を嵌着し、上端に手
摺15を取付けた各手摺子12の下端部を上記継
手杆11にそれぞれ嵌着固定したものであるか
ら、手摺15及び手摺子12の位置決め、組成が
容易であると共にがたつきなど生ぜしめない安定
性があつて強度的にも優れるなどの効果がある。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は階段の斜視図、第2図は同要部の分解図、第3
図は同要部の拡大縦断側面図、第4図は同要部の
一部欠截した拡大平面図、第5図は手摺部の分解
図、第6図は同拡大縦断正面図、第7図は手摺子
下端取付部の拡大横断平面図である。 1……側桁、2……内広溝条、2a……細口溝
部、2b……内広溝部、3……ボルト、3a……
頭部、4……ナツト、5……ブラケツト、5a…
…ねじ孔、6……長孔、7……段板、7a……ね
じ孔、8……切込み、9……止ねじ、10……凸
条、11……継手杆、11a……ウエブ、11
b,11c……フランジ、12……手摺子、13
……止ねじ、14……鋲、15……手摺、15a
……長突条、15b……短突条、16……鋲。
は階段の斜視図、第2図は同要部の分解図、第3
図は同要部の拡大縦断側面図、第4図は同要部の
一部欠截した拡大平面図、第5図は手摺部の分解
図、第6図は同拡大縦断正面図、第7図は手摺子
下端取付部の拡大横断平面図である。 1……側桁、2……内広溝条、2a……細口溝
部、2b……内広溝部、3……ボルト、3a……
頭部、4……ナツト、5……ブラケツト、5a…
…ねじ孔、6……長孔、7……段板、7a……ね
じ孔、8……切込み、9……止ねじ、10……凸
条、11……継手杆、11a……ウエブ、11
b,11c……フランジ、12……手摺子、13
……止ねじ、14……鋲、15……手摺、15a
……長突条、15b……短突条、16……鋲。
Claims (1)
- 側桁1の内面両側長手方向2条の内広溝条2に
それぞれ摺動及び嵌脱自在に嵌装したボルト3を
長孔6に通入してナツト4止めでブラケツト5を
取付け、端部の隣接面にそれぞれ設けた切込み8
より挿通して2枚の前後段板7,7を前記側桁1
のブラケツト5によつてそれぞれねじ止め固定
し、また側桁1上面の凸条に、一方のフランジ1
bが長い断面H形の継手杆11を嵌着し、上端に
手摺15を取付けた各手摺子12の下端部を上記
継手杆11にそれぞれ嵌着固定してなる金属製階
段ユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7678486U JPH0354518Y2 (ja) | 1986-05-21 | 1986-05-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7678486U JPH0354518Y2 (ja) | 1986-05-21 | 1986-05-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62187128U JPS62187128U (ja) | 1987-11-28 |
JPH0354518Y2 true JPH0354518Y2 (ja) | 1991-12-02 |
Family
ID=30924190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7678486U Expired JPH0354518Y2 (ja) | 1986-05-21 | 1986-05-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0354518Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-21 JP JP7678486U patent/JPH0354518Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62187128U (ja) | 1987-11-28 |
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