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JPH035446Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH035446Y2
JPH035446Y2 JP1984164188U JP16418884U JPH035446Y2 JP H035446 Y2 JPH035446 Y2 JP H035446Y2 JP 1984164188 U JP1984164188 U JP 1984164188U JP 16418884 U JP16418884 U JP 16418884U JP H035446 Y2 JPH035446 Y2 JP H035446Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
sunroof
retainer
lid
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984164188U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6178019U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984164188U priority Critical patent/JPH035446Y2/ja
Publication of JPS6178019U publication Critical patent/JPS6178019U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH035446Y2 publication Critical patent/JPH035446Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車用サンルーフを開閉駆動するた
めに車両上に固定したガイドレールの端部構造に
関する。
従来の技術 従来一般の自動車において、車室内外の換気及
び開放感を増大させるために、ルーフパネルに開
口部を設け、閉止及び開口自在なサンルーフパネ
ルを取り付けた構造が知られており、且つ実用化
されている。これら従来例にあつてはサンルーフ
パネルは自在にスライド移動する構造が普通であ
つて、閉成又は開成時の移動終端には第11図示
の如くガイドレール30の端部にストツパ31が
取り付けられ、このストツパ31にゴム質の緩衝
材32を固定して、サンルーフパネルは前記緩衝
材32に突き当つて停止するようになつている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら前記した構成の場合、サンルーフ
パネルのストツパー機構を独自に取り付ける構造
となつているので、機構上複雑になり易い外、価
格が上昇するという欠点を有している。そこで、
この考案は、上記した如き従来の自動車用サンル
ーフ開閉装置を有している欠点を解消したサンル
ーフ構造に適用して有用なガイドレールの端部構
造を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 本考案は上記の目的を達成させるために、前記
スライドリツドの移動をガイドするために車体に
固着したガイドレールの終端部に、断面略L字状
を有するリテーナの一端を固定するとともに、前
記L字状曲折部の先端をガイドレールの側面に設
けた溝内に嵌合固定して、このリテーナをスライ
ドリツドのスライド時のストツパとしての機能を
持たせる一方、駆動ワイヤが挿通されたバルジ付
ガイドパイプを前記リテーナを貫通して装着した
ことを特徴とする自動車のサンルーフ用ガイドレ
ールの端部構造を得ることを主眼としている。
作 用 この様な構成を有する本考案は、ガイドレール
の終端に設けたリテーナがスライドリツドのスト
ツパとしての作用をもたらすとともに、ガイドレ
ール側の後方に設置したモータによつて押引き駆
動されるワイヤを挿通ガイドするガイドパイプの
端部を、ガイドレールの端部に固定保持するとい
う作用を有するものである。
実施例 以下図面を参照して本考案の詳細な説明を行
う。
第7図は本考案を適用した自動車のサンルーフ
構造及び開閉手段を示すものであり、図中1はチ
ルトリツド、2はスライドリツド、3は固定され
たルーフパネルであり、サンルーフパネルは前記
チルトリツド1及びスライドリツド2との2枚の
リツドによつて構成されている。4は車体側に固
定され、スライダ9,17等をガイドするガイド
レールであつて、このガイドレール4内には図外
の駆動モータに駆動されるワイヤが移動自在に挿
通され、ワイヤ5は図外の駆動部材やスライダ1
7に連結されている。後述の前部スライダ9は長
穴付リンクを介して図外の駆動部材に着脱自在に
連結されている。
前記チルトリツド1の下方にはブラケツト6が
固定され、このブラケツト6と昇降リンク7の一
端とが軸支される。この昇降リンク7の他端は車
体側に固定されたスライダーガイド8内をスライ
ド移動可能に嵌着した前部スライダ9の一端に軸
支させる。この前部スライダ9の他端には長穴付
リンク10の一端が軸支されており、この長穴付
リンク10の他端は車両の後方に伸びている。更
に前記昇降リンク7とブラケツト6との軸支部を
同軸的に軸支した補助リンク11の他端が長穴1
2と遊嵌されている。
一方、スライドリツド2は、その前方及び後方
の位置において支持板13,14で支持され、後
方側の支持板14には2本のリンク15,16が
前後方向に取り付けてあつて、該2本のリンク1
5,16の他端部はガイドレール4内をスライド
可能に設けられて、駆動ワイヤに連結されて、こ
れによつて駆動される長穴付スライダ17に長穴
17a,17bを介して連動連結されている。
上記構成で成るチルトリツド1の基本的動作は
以下の通りである。ワイヤ5の右方向移動によつ
て先ず長穴付リンク10及び前部スライダ9が右
方向へ移動し、前部スライダ9に一端が軸支され
た昇降リンク7の作用によつてチルトリツド1は
第8図に示す如く、固定屋根にヒンジ連結された
前端の支点18を回転中心として反時計方向に所
定角回転して、チルトアツプされた状態となる。
この時補助リンク11は上記回転動作に関与せ
ず、単に昇降リンク7の剛性保持に寄与してい
る。一方チルトリツド1の回転時には長穴付スラ
イダ17は前部スライダ9に連動して後方に移動
するがスライドリツド2側にあるリンク15,1
6は長穴付スライダ17の長穴17a,17b内
を空走しており(第7図→第8図)、スライドリ
ツド2は何等の動作をも行わない。
次にチルトリツド1の回転に伴うチルトアツプ
動作が終了し、更にワイヤ5が右方向に移動する
と、第9図に示す如くスライドリツド2に取り付
けたリンク15,16が長穴付スライダ17に連
動して開脚しながら姿勢を低くしてルーフパネル
3の下側に侵入できる姿勢をとる。この時ワイヤ
5の端部と前記長穴付リンク10の連結部分の連
結状態が外れ、チルトリツド1はチルトアツプし
た姿勢を保つている。次にワイヤ5の移動に伴つ
て、第10図に示した如くスライドリツド2がル
ーフパネル3の下側をスライド移動し、サンルー
フの開口が完了する。尚サンルーフを閉止する際
には、上記開口動作と逆の動作、即ち先ずスライ
ドリツドが元の位置にスライド移動した後、リン
ク15,16が立ち上つてスライドリツド2をル
ーフパネル3の位置まで上昇させ、引きつづいて
チルトリツド1側の前部スライダ9を左方へスラ
イドさせて昇降リンク7を第8図の起立状態から
第7図の倒伏状態へ移行させ、チルトリツド1の
閉止を行う。この間リンク15,16はスライダ
17の長穴17a,17bを空走している。
以上第7図〜第8図を用いて、本考案を適用し
た自動車用サンルーフ開閉装置の基本概念に関し
て説明してきたが、以下に前記スライドリツドの
後端が当接する端部構造の説明を行う。
第1図はスライドリツド2を支持するリンク1
5とガイドレール4との摺動部分の詳細を示して
おり、ガイドレール4内を移動するスライダ17
と前記リンク15とが支軸19によつて連結さ
れ、且つこの支軸19の一端に設けたローラ20
がガイドレール4内を回動するようになつてい
る。ガイドレール4内のローラ20のガイド溝の
下側には駆動ワイヤ5が案内され、このスライダ
17の下方左端にワイヤ5が連結されており、図
外の駆動モータの動作に基づいてスライダ17を
移動させる。
第2図は前記ガイドレール4の終端部構造を示
しており、断面略L字状のリテーナ21の下方を
螺子22によつて車体側へ固定するとともに、該
L字状曲折部の先端21aをガイドレール4の側
面に設けた溝4a内に嵌合固定してある。23は
リテーナ21の内側に貼着したゴム等のストツパ
であり、スライドリツド2の端部が当接する。2
4はストツパ23と一体に形成された把手であ
り、ストツパ23の取付時に引張して固定される
ものである。
一方25はガイドパイプであつて、バルジ25
aが周面上に突出しており、このバルジ25aが
ガイドレール4とリテーナ21間に位置するよう
に嵌入してある。これによりガイドパイプ25が
リテーナ21によつて前後方向に不動の状態に支
持されている。第3図は上記バルジ付きガイドパ
イプの外観形状を示している。このガイドパイプ
25内にワイヤ5が挿通され、ワイヤ5は車体後
部の略中央に据付けられるモータに導かれてい
る。該駆動モータの動作に基づいてワイヤ5が駆
動され、従つてワイヤ5に連結される前記スライ
ダ17の移動が行われるものである。
第4図はリテーナ21の形状を拡大して示す平
面図、第5図は第4図のA矢視図、第6図は第4
図のB矢視図であり、第5図に示した如くリテー
ナ21にはガイドパイプ25を挿通させるための
切欠26が設けてあり、更に第6図に示した如く
螺子22を支持するブラケツト27を突出形成し
て、固定を容易にする構成となつている。
上記構成によれば、リテーナ21が、前記した
スライドリツド2の後方移動時のストツパとして
機能すると同時に、図外の駆動モータによつて移
動させられるワイヤ5をガイドレール4にまで導
くためのガイド部材としてのガイドパイプ25を
ガイドレールに固定保持する機能を有しているも
のである。
考案の効果 以上詳細に本考案に係る自動車のサンルーフ用
ガイドレールの端部構造の説明を行つたが、本考
案によれば下記の作用効果をもたらす。即ちサン
ルーフ構造に着目した際にサンルーフパネルがチ
ルトリツドとスライドリツドとの2枚構成とした
ので、サンルーフ自体の開口面積を拡大すること
ができて、車内外の換気効果及び解放感を充分に
得ることができる。特に運転席の上部にまでチル
トリツドが延設されているので、運転者に及ぼす
換気効果が著しい。
更にガイドレールの端部に固定したリテーナ
は、スライドリツドのスライド移動時のストツパ
として働くと同時に、駆動ワイヤをガイドレール
内へ導入するガイド部材として機能しており、簡
易な構成であるため製作が容易である上、該リテ
ーナが多機能部品として働く利点があり、前記し
たサンルーフ用ガイドレールの端部に適用して有
用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置を適用する要部の断
面図、第2図は本考案装置の要部を示す平面図、
第3図はガイドパイプを示す斜視図、第4図はリ
テーナを示す平面図、第5図は第4図のA矢視
図、第6図は第4図のB矢視図、第7図は本考案
を適用するサンルーフの構成を示す概要図、第8
図、第9図、第10図は第7図に示す構成の動作
状態を示す概要図、第11図は従来のガイドレー
ル端部構造を示す概要図である。 1…チルトリツド、2…スライドリツド、3…
ルーフパネル、4…ガイドレール、5…ワイヤ、
7…昇降リンク、8…スライダーガイド、9…前
部スライダ、10…長穴付リンク、11…補助リ
ンク、12…長穴、13,14…支持板、15,
16…リンク、17…長穴付スライダ、19…支
軸、20…ローラ、21…リテーナ、22…螺
子、23…ストツパ、24…把手、25…ガイド
パイプ、26…切欠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両のルーフ側所定位置に開口部を設け、該開
    口部分の左右両側部に配設した一対のガイドレー
    ルに載置装着したサンルーフパネルを、前端を支
    点として後端を昇降させる形式のチルトリツド及
    び車両の前後方向にスライド移動させる形式のス
    ライドリツドとの2分割構成とし、上記両リツド
    を1本のワイヤ駆動により動作させるようにした
    自動車のサンルーフ開閉装置において、 前記スライドリツドの移動をガイドするために
    車体に固着されたガイドレールの終端部に、断面
    略L字状を有するリテーナの一端を固定するとと
    もに、前記L字状曲折部の先端をガイドレールの
    側面に設けた溝内に嵌合固定して、このリテーナ
    をスライドリツドのスライド時のストツパとして
    の機能を持たせる一方、駆動ワイヤが挿通された
    バルジ付ガイドパイプを前記リテーナを貫通して
    装着したことを特徴とする自動車のサンルーフ用
    ガイドレールの端部構造。
JP1984164188U 1984-10-30 1984-10-30 Expired JPH035446Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984164188U JPH035446Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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JP1984164188U JPH035446Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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JPS6178019U JPS6178019U (ja) 1986-05-24
JPH035446Y2 true JPH035446Y2 (ja) 1991-02-13

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JP1984164188U Expired JPH035446Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2975256B2 (ja) * 1994-03-30 1999-11-10 株式会社大井製作所 サンルーフ用のシェード装置

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JPS6178019U (ja) 1986-05-24

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