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JPH0354348B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0354348B2
JPH0354348B2 JP57032979A JP3297982A JPH0354348B2 JP H0354348 B2 JPH0354348 B2 JP H0354348B2 JP 57032979 A JP57032979 A JP 57032979A JP 3297982 A JP3297982 A JP 3297982A JP H0354348 B2 JPH0354348 B2 JP H0354348B2
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JP
Japan
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sheet
edge
document
stack
bottom sheet
Prior art date
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Application number
JP57032979A
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English (en)
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JPS57163249A (en
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Publication date
Application filed filed Critical
Publication of JPS57163249A publication Critical patent/JPS57163249A/ja
Publication of JPH0354348B2 publication Critical patent/JPH0354348B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • G03B27/62Holders for the original
    • G03B27/6207Holders for the original in copying cameras
    • G03B27/625Apparatus which relate to the handling of originals, e.g. presence detectors, inverters
    • G03B27/6257Arrangements for moving an original once or repeatedly to or through an exposure station
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/08Separating articles from piles using pneumatic force
    • B65H3/12Suction bands, belts, or tables moving relatively to the pile
    • B65H3/124Suction bands or belts
    • B65H3/126Suction bands or belts separating from the bottom of pile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/46Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
    • B65H3/48Air blast acting on edges of, or under, articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H83/00Combinations of piling and depiling operations, e.g. performed simultaneously, of interest apart from the single operation of piling or depiling as such
    • B65H83/02Combinations of piling and depiling operations, e.g. performed simultaneously, of interest apart from the single operation of piling or depiling as such performed on the same pile or stack
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H9/00Registering, e.g. orientating, articles; Devices therefor
    • B65H9/10Pusher and like movable registers; Pusher or gripper devices which move articles into registered position
    • B65H9/103Pusher and like movable registers; Pusher or gripper devices which move articles into registered position acting by friction or suction on the article for pushing or pulling it into registered position, e.g. against a stop
    • B65H9/105Pusher and like movable registers; Pusher or gripper devices which move articles into registered position acting by friction or suction on the article for pushing or pulling it into registered position, e.g. against a stop using suction means

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、原稿取扱い装置詳しく言えば、原
稿をそのスタツクの底部から給送する再循環式原
稿取扱い(前丁合い複写)装置に特に適してい
て、複写する原稿シートを1枚づつ横に整合する
方法及び装置に関するものである。
ゼログラフイーその他の複写機はより高速化さ
れ、一層自動化されるにつれて、複写する原稿シ
ート、すなわち複写機に対する入力をより高速に
しかもより確実に、そしてより自動化して取扱え
るようにすることがますます重要になつてきた。
本明細書で検討するが、特に両面原稿シートに対
し、前丁合い複写を行なうことは非常に複雑であ
り、原稿シートの取扱いと保護の重要性が増大し
た。
以下の説明において、用語「シート」とは一般
に紙、プラスチツクその他普通のすなわち代表的
な個々の像基材(原稿又は複写物)の普通の薄い
シートをいい、一般に取り扱いが非常に容易なマ
イクロフイルム、電子原像、半剛体の像担体、又
はカードは含まない。「片面」の原稿又はコピ
ー・シートはシートの片側すなわち片面にだけそ
の頁と画像を有するものをいい、これに対し「両
面」の原稿又はコピー・シートは両側に頁と画像
を有するものをいう。この発明は、前丁合い複
写、すなわち別に「RDH」すなわち再循環式原
稿取扱い装置として知られる複数回自動的に再循
環させる原稿の複写に特に適しているが、同様に
非前丁合い複写すなわち後丁合い複写にも適合す
る。
前丁合い又は丁合い複写は、いろいろな呼び方
をされているが、多くの重要な利点を有し、複写
機にとつて周知の望ましい特徴である。前丁合い
複写の場合、所望する部数の前丁合いコピー・セ
ツトは対応する回数だけ丁合いされた順序で原稿
セツトを複写機の像形成ステーシヨンを通るよう
に再循環させ、各原稿頁が像形成ステーシヨンを
通過するたびにそれを複写することによつて行な
うことができる。コピーは自動的に前丁合された
セツトで複写機から出てくるので、ソータすなわ
ち丁合い装置(コレータ)によつてそのあと区分
けする必要はない。したがつて、同じ原稿セツト
の次の再循環から次のコピーセツトを作成してい
る間に、完成したコピー・セツトのオンライン仕
上げ及び(又は)取り出しを行なうことができ
る。
なお、前丁合い複写装置の欠点は原稿のすべて
を所定の順序でコピー・セツトの所望部数に等し
い循環回数だけ反復して循環させ、複写しなけれ
ばならないことである。したがつて、後丁合い複
写装置に比べて前丁合い複写装置の場合は原稿の
取扱い回数が必然的に多くなる。このため、前丁
合複写においては、原稿取扱いの自動化を可能な
限り進めることと、原稿のすり切れや損傷を可能
な限り少くすることが特に重要である。
これに対し、後丁合い複写装置の場合は、各原
稿頁から一度に多数のコピーが作成され、個別の
ソータ・ビンに置かれることによつて丁合いされ
る。原稿セツトは1回循環させる、すなわち手動
的又は半自動的に像形成ステーシヨンへ送るだけ
でよく、その循環の間に、コピー・シート・ソー
タすなわちコレータのビンを対応する部数のコピ
ー・セツトで満すよう複数回複写される。欠点は
1回の原稿循環で作成できるコピー・セツトの部
数が利用可能なビンの数で制約されることであ
る。更に、ソータは空間が必要であり、複雑化す
る上、オンライン仕上げには適していない。しか
しながら、後丁合い複写と手による原稿の配置
は、原稿の取扱いを可能な限り少なくすべき一定
の複写状況においては、特に非常に注意して取り
扱わなければならない原稿やふぞろいの原稿に対
しては望ましい。したがつて、前丁合い複写装置
は後丁合い複写装置と共存し、代替的に使用され
ることが望ましい。
片面(片側)及び両面(両側)の原稿及びコピ
ーに対する再循環式原稿取扱い装置の分野におい
ては、原稿の正順(1からNへ)及び逆順(Nか
ら1へ)前丁合い複写が知られている。しかしな
がら、最近の製品および前記技術分野では、複写
機のプラテンの上方に置かれた(装てんされた)
原稿スタツクから原稿を給送する装置の場合、N
から1へ(逆順)の原稿セツト循環が普通であ
る。そのような普通の装置の場合、原稿は表を上
にして装てんされ、スタツクの底部から給送さ
れ、そしてスタツクの頂部に再び積み重ねられ
る。片面原稿は裏返され、複写され、再び裏返さ
れて、プラテン上方のスタツクの頂部へ戻される
ことにより循環される。
そのような連続的な底部給送と頂部再積重ねに
よる逆順の原稿再循環は、上述のように複写機プ
ラテンの上方に置かれた原稿スタツクから原稿ス
タツクへ原稿を再循環させる「トラツク」すなわ
ちプラテン上方の環状循環通路の妥当性が認めら
れて、商品にも用いられてきた。片面原稿は環状
通路内に給送され、スタツクの一方の縁からスタ
ツク下にあるプラテンの同じ側すなわち縁へ、そ
してプラテンの反対の縁からスタツクの反対の縁
へ戻される。原稿はプラテン上を一方向に流れる
ように給送され、すなわち原稿を一方の側から給
送しながら、先行する原稿を他方の側から送り戻
す。原稿通路はプラテンの各側に短かい180°反転
通路をもつている。この短かい一方向の「トラツ
ク」の環状通路長により、原稿移動速度を下げる
ことができ、2、3枚のみの原稿セツトでも、複
写サイクルを飛ばすことなく、ほとんどの非トラ
ツク式の装置の場合よりも容易に取り扱うことが
できる。そのような既知のプラテン上置式すなわ
ち「トラツク」式自動原稿取扱装置は一般に他の
非トラツク式前丁合い装置よりも平面的にコンパ
クトである、すなわち、例えば、並置した原稿ス
タツク給送装置とプラテン搬送装置を用いている
既知の1−N“Y”形原稿再循環装置に比較して
複写機上面の水平所要空間は少なくてすむ。従来
の「トラツク」形態の装置は、原稿スタツク支持
部、原稿給送装置、原稿反転搬送装置すなわち反
転器及びプラテン搬送装置のほとんどすべてをプ
ラテンの上方に配置している。更に、手動複写も
できるように、平衡機構を設け、原稿取扱い装置
全体をピボツト取付けにすることによつて、その
装置持ち上げ、プラテンから離すことができるよ
うになつている。
最近の複写機の高速複写能力を利用するには、
複写する個々の原稿シートを自動的かつ正確に給
送し、整合することがますます要望される。しか
しながら、複写される原稿はシートの大きさ、重
さ、厚さ、材質、状態、湿り具合、経年、及び価
値が広範囲に異なるものである。又、原稿はそ
り、しわ、破れ、ページすみを折れ、切り抜き、
重複、のりばり、テープ、ステープル、接着剤区
域その他の不整をもつことがある。一般に、すべ
て同じ原料分から作られ、同じ紙の連から裁断さ
れ、したがつてほゞ正確に同じ大きさをもつコピ
ー・シートと異なり、原稿シート・セツトは、た
とえそれらすべてが同じ「規格」の大きさ(例え
ば、レターサイズ(8 1/2×11インチ)、リーガ
ルサイズ(8 1/2×13インチ)、A4,B4等)の
ものであつても、それらが異なる紙原料からのも
のであつたり、経年の相違や湿り条件等で大きさ
がまちまちになるので、実際には個々の大きさに
かなりの差があることが多い。したがつて、大き
さ、形式、及び状態がまちまちの原稿セツトをジ
ヤムや損傷なしに、自動的又は半自動的に給送
し、整合し、複写できることが望ましい。更に、
そのような原稿を比較的コンパクトで低価格の原
稿取扱い装置で取り扱えることが望ましい。又、
その原稿取扱い装置は同じ既存の光学系を使用で
きるように、既存のすなわち従来の外部透明複写
窓(プラテンとして知られている)を使用するも
のが好ましい。これらの目標に対し、従来のプラ
テン上の手動整合位置においても、正確に像形成
ができることが望ましい。これは、自動又は半自
動原稿取扱い装置を操作者がプラテン区域から簡
単に取り除けるようにすれば、本を含む原稿を従
来通り手で同じ複写プラテンの上に置き、同じ光
学系で像の形成が可能である。
自動取扱いに対する最も重要かつ実現困難な要
求事項の1つは、複写する正しい位置に、原稿を
正確かつ確実にしかも安全に整合することであ
る。普通は、原稿を原稿取扱い装置によつて自動
的に複写機のプラテンに対する予め設定された整
合位置に、原稿の直交する二つの縁が複写機のプ
ラテンの二つの整合線に一致した状態で、すなわ
ち原稿が複写機の光学系とコピー・シート整合装
置に一致した状態で、中央整合又は角部整合(複
写機に依存する)することが望ましい。この整合
精度は一貫して1ミリ以下の範囲であることが望
ましい。原稿が正しく整合されなければ、得られ
るコピーに好ましくない暗い境界及び(又は)縁
部の影の像が現われたり、又は原稿の縁近くの情
報が欠けるすなわちコピー・シートに複写されな
いことが起る。
この技術分野で知られているように、原稿取扱
い装置は、複写機のプラテン上に原稿を移動さ
せ、整合し、そこから離すためいろいろな原稿搬
送手段を備えている。いろいろな整合器又は装置
を有するそのような搬送手段のいろいろな組合せ
が知られている。この技術分野では、原稿を複写
するため透明複写窓に対し正しい位置に整合する
いろいろな方法が知られている。典型的には、原
稿はプラテンの一方の縁にあるゲートすなわちス
トツプに当てるように駆動することによつて整合
される。このゲートは突出した整列フインガー、
又はローラ・ニツプ、又は1枚の鉛垂表面から成
り、これにシートの縁が突き当るように駆動され
る。この整合の重要な機能は整合位置を決定し、
制御することのほかに、移動する原稿のゆがみを
矯正すること、すなわち原稿を整合線に正しく一
致させることである。
使用される原稿搬送整合装置の形式は、複写機
の光学系すなわち複写装置の形式によつて決ま
る。定速原稿搬送(CVT)装置の場合、原稿は
その移送装置により固定光学系の小さな(狭い)
走査窓の上を一定速度で動かされることによつて
複写されるが、米国特許第3536320号に開示され
ているように、複写窓の上を原稿が搬送される直
前にその原稿をその搬送手段に対しあらかじめ整
合することが一般に好ましい。
これに対し、他の大部分の形式の複写装置の場
合、原稿は実物大(フルフレーム)のプラテンの
上に重ねて整合される。そのような装置では、原
稿は、プラテンの上に静止させている間に走査さ
れるか、又は原稿を整合したら直ちにプラテンを
通して原稿全体に瞬時照射を行なつて光学的に停
止させられるかのいずれかである。これら実物大
装置の場合には、プラテン・ガラスの上のその一
方の縁に近い固定された所定位置に対して原稿を
整合することが好ましい。米国特許第4043665号
及び第4132401号に開示されているように、これ
は、原稿を上流側の、プラテンから外れた、前整
合フインガー又はローラで移送ベルトに対しあら
かじめ整合してから、ベルト上の原稿をプラテン
上で既知量だけ移動させて整合させ、この移動全
体を通じて原稿とベルトの間に滑りがないように
すれば、可能である。しかしながら、より一般的
であり、より望ましいのは、そのような難かしい
移動をさせずに、原稿をその複写位置に実際に整
合させるため、プラテンの一方の縁に沿つて固定
式又は引つ込み式の整合フインガー、ゲート、も
しくはストツプ縁を配列することである。原稿搬
送手段は確実なゆがみの矯正及び完全な整合が行
なわれるまで停止手段に当接している原稿をわず
かに滑らせることができる。
しかしながら、そのような既知の再循環式原稿
取扱い装置の多くは、プラテンの上へ原稿を駆動
し、原稿の前縁又は後縁のみを整合し、原稿の側
面(横)の正確な整合は行なわない。そのような
装置でまれに行なわれている側面整合は、原稿を
プラテンの上へ移動させる前に行なわれ、一般に
は単に原稿トレイの縁ガイドによつてなされる。
この縁ガイドはセツトの最も大きい原稿の最も大
きい横寸法に適合するように調整しなければなら
ない。他のいくつかの再循環式原稿取扱い装置の
場合は、原稿はプラテンの上に置いたあと更に原
稿の側面整合をする装置すなわちプラテン上の所
定の像形成位置に対する二軸上に原稿を位置決め
する装置を使つている。
原稿をプラテン上に正確に整合するというこの
問題は、この技術分野では認識されており、正し
く整合させるには、原稿を二つの直交軸に一致さ
せることが必要である。原稿を複写する前に直交
する整合位置に沿つて角部整合をするためにいろ
いろな機構が用いられた。詳しくは、複写のため
給送する前に回転駆動装置を使つて1枚の(積み
重ねてない)原稿を縁整合ガイドに当てるように
駆動することが知られている。例えば、米国特許
第4179117号はシートをプラテンへ給送するとき
シートを側面すなわち縁整合ガイドに向けて駆動
する角のある駆動部材を開示している。同様に、
米国特許第3908986号には間欠シート整合駆動装
置が記載されている。その他個々のシートに対す
るいろいろな整合装置、例えば、米国特許第
4049256号もよく知られている。
米国特許第3630515号は、原稿トレイ内のスタ
ツクの頂部に戻される原稿シートを安定させかつ
整合する回転パドルホイール90を備えた再循環式
原稿取扱い装置を開示している(例えば、第4
欄、第31行ないし第37行)。
米国特許第3476382号は、複写する1枚の再循
環シートに対し、連続する複写循環を通じてその
横の整合を維持する調整可能な縁ガイドを開示し
ている。
米国特許第4050688号及び第4130274号は、複写
プラテン上の縁部及び端部ガイドの双方に対し直
接、更に原稿シート個別貯蔵手段内において空気
圧で原稿を、角部整合する装置の例を開示してい
る。
又、シートをスタツクの頂部に再び積み重ねる
とき二軸に一致させる装置に類似するもので、原
稿スタツクを他のシートに一致させる同様な装置
も知られているが、スタツクに再び積み重ねると
きの原稿の縁の一致は、最初の循環に関しては行
なうことはできない。
米国特許第4248413号は、二つの縁のシート整
合をする移動ベルトをもつ積み重ね整合装置を開
示している。
米国特許第4169674号は、原稿をスタツクの底
部から給送し、そのスタツクの頂部へ再び積み重
ねる、前丁合い複写用の再循環式原稿取扱い装置
に関するもので、例えば、第2図及び第3図の参
照番号61、及び8行、13列及び20列に、スタツク
内で原稿シートを相互にそろえ、すなわち一致さ
せ、維持する「側面寸動装置」を開示している。
米国特許第4076408号にも、同様な原稿取扱装置
が示されており、この特許には側面寸動装置61
は示されていないが原稿取扱い装置に共通な複写
機のコントローラの詳細が示されている。
移動する整合表面でスタツクの側面をたたくこ
とによつてスタツク全体を寸動させるような機械
式寸動装置は、シート取扱い技術においてよく知
られている。例えば、米国特許第3627312号は両
面複写するコピー・シートのスタツクに対する端
面寸動装置245のほか側面寸動装置257を開
示している(第6欄、第59行その他)。
原稿をスタツクの底部から給送しスタツクの頂
部に再び積み重ねる原稿再循環方式を使用する
と、先に検討した給送する原稿の正確な整合の問
題は一層難かしくなる。例えば、底部給送装置で
は、スタツクの高さと重量は変化するので、底部
シートに加わる垂直力(スタツクを底部シートに
押し付け、そして底部シートをスタツク・トレイ
に押し付ける)も変化する。更に、たとえ原稿シ
ートを再び積み重ねるとき横の再整合を行なつて
も、底部給送装置によるスタツクの動揺で、特に
空気シート分離装置を使用する場合にはそのシー
トがスタツクの頂部から底部へ降りていき再び送
出されるまでに始めの整合が乱れてしまうことが
ある。頂部シート再整合装置では、底部シート給
送装置の最初の循環において給送されるシートを
整合することは不可能である。
同じ規格の大きさであつても原稿の大きさに前
に検討したような差異があるため、縁ガイドで
は、又は縁寸動装置又は縁突き装置と共にであつ
ても、横方向の一致を維持することは不可能なこ
とが多い。縁ガイド及び(又は)普通の側面寸動
装置は、スタツク内の最大幅のシートによつて調
整に限界があるので、スタツク内の小さいシート
は、スタツク内のこれらの小さなシートと大きな
シート間の大きさの差だけ、いぜんとして位置を
変えることができる。もし縁ガイドを小さなシー
トに対して移動させれば、すなわち調整すれば、
この結果、平らな積み重ねができず、安定が悪
く、又これらの縁ガイドの間から大きなシートを
支障なく送出することができないであろうことは
明白である。したがつて、側面ガイドはスタツク
内の最も狭いシートの幅よりも数ミリ大きな幅だ
け離して調整しなければならず、そのような狭い
シートに対してはそれに対応する横の不一致を許
すことになる。〔ここで使用するとき、幅又は狭
さは、シートが縁の方向(長い縁を先に)に給送
されるか又は縦の方向(短かい縁を先に)に給送
されるかに関係なく(普通は前者である)、その
循環給送方向に対し横方向のシートの寸法を意味
する〕。
縁ガイド間が相互に近すぎシートがきゆうくつ
であつたり、シートを一方の縁ガイドに当てて無
理に引つ張つたりすると、前丁合い複写に使用さ
れる多数回循環の場合は特に、原稿の縁に摩耗や
損傷を生じさせることがある。一方の縁ガイドの
みに当てて、特にプラテン上で原稿をこすりつけ
ることも、原稿を給送するとき原稿をゆがめる原
因になる。プラテン上の縁ガイドはそれ自体もそ
の他の欠点を有している、たとえば、コピー・シ
ートの縁部に線すなわち影が印刷されて現われる
可能性があり、又縁部の像が欠けたりする。この
理由で、プラテン縁ガイドは一般には使用されて
おらず、すなわち自動原稿取扱い装置からは姿を
消した。一定の縁突き又は寸動は、一般に反復し
て強制的にスタツクの縁を、通常は狭い一定の区
域のみをたたき、特に反復して原稿の再循環が行
なわれる長い時間の間に、それらの原稿の縁部を
変形させたり、その他の損傷を与えることがある
ので、更によくない。古いかつ(又は)弾力性の
ない原稿やセツトからはみ出た大きな原稿は、特
にこの損傷を受け易い。いずれにせよ、前述をよ
うに、そのような縁寸動ではセツト内の小さい原
稿のすべてを能動的に整合させることは不可能で
ある。
これに対し、ここに開示する装置は、スタツク
内の底部シートはそれぞれ1枚づつ、穏やかに、
しかも確実に、決められた基準横縁ガイドに当て
て直接整合され、給送される前に開放され、スタ
ツク内のシートの大きさの相違には影響されず、
すなわち広い範囲のシートの幅に対応でき、又大
きなシートの給送を何ら妨げるようなことはな
い。シートはそれらの縁をたたくことによつてそ
ろえられるのではなく、その底面領域により空気
圧で穏やかに保持され、横整合縁に向けて穏やか
に引き寄せられるが、過度に駆動されることはな
い。各原稿は給送される各時点で、すなわち最初
の循環を含む原稿セツトの循環ごとに、自動的に
横に再整合される。原稿セツトのスタツクからプ
ラテン上の整合位置まで給送装置における原稿シ
ートのゆがみが少ないRDHを使用すれば、RDH
装置の全体に対しては、他に横整合位置は不要で
ある。この結果、大きな縁ガイド抗力が原稿に加
わることもない。
本発明を使用することができる代表的な再循環
式原稿取扱い装置の詳細は、本明細書の第1図及
び第2図に開示した特徴の関連原理を含め、1979
年10月3日出願の係属中の米国特許出願第81497
号、第81591号、第81592号、第81595号(放棄)、
第81596号、第81498号、第81499号、第81594号、
並びに1980年8月4日出願の米国特許出願第
174776号、第174789号、及び第174785号に開示さ
れている。
そのような原稿取扱い装置を使用する代表的な
再循環式複写方法及び装置の詳細は、1979年8月
31日出願の米国特許第71613号、及び1979年7月
16日出願の米国特許出願第57855号の継続特許出
願第172807号(1980年7月28日出願)に開示され
ている。
空気圧式シート移送装置自体は勿論よく知られ
ている。例えば、いくつかの上記技術に加えて、
米国特許出願第3499710号は、第13図及び第1
9欄に例えば複写する原稿を移送する吸引部材2
90を開示している。米国特許第3973766号は印
刷される物品を把持するための吸引空胴部を有す
る可動プラツトフオームを開示している。その他
多くの空気圧式移送部材によるシート給送装置が
知られている。
上記及びその他の特許並びに特許出願は、追加
又は別の詳細及び背景について参考のため、それ
が関係する範囲において本明細書に含まれる。
この発明の好ましい第1の特徴は、以下開示す
る通り、原稿シートをその上にあるスタツクの底
部から1枚づつ順次反復して給送し、整合状態で
複写し、そのスタツクの頂部へ戻し再び積み重ね
る前丁合い複写を行なうために原稿シートのセツ
トを複数回再循環させる原稿取扱い方法とそのた
めの装置を提供することであり、改良された方法
は、(イ)各原稿シートを、それがスタツクの底部シ
ートになつたとき1枚づつ捕捉し、1枚づつ横に
移動させ横整合縁に接触させる工程、(ロ)前記底部
シートを解放する工程、及び(ハ)前記底部シートを
前述のように整合し、解放したあと直ちに、別の
シート分離給送装置によつて前記横整合縁を横切
つて前記スタツクから給送する工程を含んでい
る。
この発明の好ましい第2の特徴は、前記スタツ
クに少なくともその一方の縁から同時に空気を吹
き込み、前記底部シートと前記スタツク内のその
上のシート間の前記相対移動を助けることによつ
て、スタツク内の底部シートを前記のように1枚
づつ横に整合することである。
第3の特徴として、前記底部原稿シートの前記
1枚づつの捕捉が、可動真空部材を介して前記横
整合縁に近い前記底部シートの底面区域に真空を
加えることによつて行なうことができること、及
び前記可動真空部材が前記横整合縁に向かつて穏
やかに引つ張られる一方、連続的に前記真空を加
えて、前記真空部材と前記底部シートとの間にほ
とんど滑りを生じさせずに前記底部シートを前記
横整合縁に向けて引つ張ることである。
この発明のその他の特徴と利点については、以
下の説明とその一部を為す図面を参照すれば明確
に理解できよう。
まず、普通のゼログラフイー複写機の露光プラ
テン3の上に取り付けられる代表的な自動原稿取
扱い装置1が記載されている第1図について詳細
に説明する。これは、代表的な原稿横整合装置2
を組合わすことができる原稿取扱い装置の単なる
1例に過ぎない。原稿取扱い装置1は原稿セツト
のスタツク7を支持するのに適した原稿トレイ5
を備えている。原稿トレイの前方すなわち前の区
域の下には、スタツク内の底部シートを捕捉して
波形をつけ、エア・ナイフ12がその底部シート
をスタツクの残部から分離するのを助ける時がき
たら、その原稿シートを取出しロール対11へ送
り出す真空ベルト式波形付け給送機構9が配置さ
れている。次に、その原稿は取出しロール対11
により原稿ガイド13を通して給送ロール対15
へ送られ、プラテン・ロール17の下、複写機の
プラテンの上へ送られる。ここには、プラテンの
上へ送られてきた原稿の前縁を整合する伸縮可能
な整合縁18が設置されている。原稿が露光され
たあと、ソレノイドなど適当な手段によつて縁1
8が引つ込められ、その原稿はロール17により
プラテンから送り出され、ガイド19及び給送ロ
ール対21に入り、給送ロール対23を介して原
稿スタツク7の頂部へ戻される。この再積み重ね
のとき、大体の横の整合が縁ガイド60によつて
与えられる。縁ガイド60は、反対側の固定され
た縁ガイド20からの距離を規格シートの寸法に
調整することができる。縁ガイド60に付いてい
る“翼部”は二つのガイド20,60の間に進入
してくる(再び積み重ねられる)シートの安定を
助ける。
原稿の反対側を露光したい場合には、原稿はそ
の後縁が原稿反転器24を通過するまでスタツク
7からガイド13を通るように送出され、そのあ
と原稿反転器24が反時計方向すなわち原稿シー
ト通路内に回転する。原稿の進行方向が逆にさ
れ、原稿は反転器24で反転されガイド26と給
送ロール対28を通つてプラテン3の上へ送られ
る。
原稿取扱い装置1は、更に原稿取扱い装置へ戻
された原稿か、又は給送する原稿かを検出し、指
示するために、すなわち各セツトの循環を計数す
るために、この技術分野ではよく知られているシ
ート分離フインガー35を備えている。シート分
離フインガー35の下から最後の原稿がなくなる
(送出される)と、フインガー35はトレイ5に
設けられたスロツトを通つて降下しトレイからセ
ツトの最後の原稿がなくなつたことを指示する適
当なセンサを作動させる。そのあと、原稿セツト
7の次の循環を開始するためにフインガー35は
自動的に反計方向に回転させられるか、又は別に
持ち上げられてスタツク7のすべての原稿の頂部
に再び載せられる。
次に、第2図について、原稿シート分離給送装
置9を詳細に説明する。ここに開示する複数の給
送ベルト37は給送ベルト・ロール39,40の
上に移動できるように支持されている。ベルト3
7の走行区間内に配置されているのは、開口部4
3を有する真空室41であつて、開口部43はベ
ルト37の孔45と協同して原稿スタツク内の一
番下の原稿をベルト37の上に吸引する真空を提
供する。
スタツク内の一番下の原稿ベルト37に捕捉し
たとき、その原稿の中央に波形が生じるように、
真空室41には中央ベルト48へ走行区間の下に
隆起部分が付いている。この隆起部分は残りのベ
ルトの面より上に約3ミリ突き出すことができ
る。又、ベルトは周囲の支持表面よりも低いこと
が好ましいということに注目されたい。この結
果、原稿には二つの谷がある形状に波形がつけら
れる。隆起した中央ベルト48の両側の真空ベル
ト37の平らな表面は、原稿のはり強さで変る応
力領域を原稿上に発生させる。都合悪く1枚以上
の原稿が引かれ真空ベルトに吸着された場合に
は、第2の(上に重なつている)原稿のはり強さ
がこの波形化作用に抵抗する。このため、第1の
シートと第2のシートの間にすきまで生じる。こ
のすきまはシートの前縁まで延びている。これら
のすきますなわち溝は、第1(一番下)のシート
の有孔性に基づくシート間の真空圧のレベルを下
げて、エア・ナイフ12から分離用の空気流が流
入できるようにする。
エア・ナイフ12は複数の独立した空気ジエツ
ト開口部すなわちオリフイス51を有する加圧さ
れた空気室50で構成されており、一番下の原稿
をスタツクから取り出すために必要な力をできる
だけ小さくするために、更にここでは一番下の原
稿シートを横移動させ横の整合をするために必要
な横方向への力をできるだけ少なくするために、
給送ベルトに吸引された一番下の原稿とその上の
原稿との間に空気を吹き込み、スタツクと一番下
の原稿シートとの間に空気クツシヨンすなわち支
持手段を提供する。
このエア・ナイフと前述の波形付け給送装置と
を併用することにより、たとえ2枚の原稿がベル
ト37に向つて引き寄せられても、上の原稿シー
トは波形がつかないので、2枚の原稿の間の空間
にエア・ナイフから空気を吹き込むことにより、
第2の原稿は隆起されたベルトから原稿スタツク
の方へ戻されよう。
第2図を参照すればわかる通り、スタツク・ト
レイはスタツク内のシートの前縁がトレイの前縁
からわずかな距離離して置かれるように設計され
ている。又、空気流が角度をなしてベルトの表面
の面に対し噴射されるように、エア・ナイフは第
1図のように斜めになつている。以上開示した、
真空給送ベルト、シート・スタツクの前縁、及び
エア・ナイフの位置とその向けられた角度間の相
互関係により、原稿給送装置はたとえシートがあ
る程度巻き上つていても、個々のシートを確実に
分離し、給送することが可能である。
適当な弁と制御装置を用いて真空を加え、原稿
を給送ベルトに吸引する時期と給送ベルトの始動
との間に時間遅れを与えて、ベルトの移動が始ま
る前に確実に一番下の原稿がベルトに捕捉される
ようにし、かつ一緒に吸引された原稿シートから
一番下の原稿シートを分離するための時間をエ
ア・ナイフに与えることが望ましい。
第2図をよく見ると、原稿トレイ5には給送ベ
ルト組立体の後方に、トレイ5の他の部分よりも
低い凹んだ部分すなわちポケツト53が設けられ
ていることがわかる。このポケツト53は多くの
機能をもつている。第1に、給送ベルト組立体の
上に吸引される一番下の原稿の前部に対し空間を
提供し、前に述べた二つの谷をもつ波形を形成で
きるようにする。第2に、ポケツトの縁によつて
得られる一番下の原稿との間の気密によつてポケ
ツトの全域にわたつて真空が加えられ、この気密
はポケツトの全域にわたつて真空力を最大限に働
かすので、一番下の原稿を給送ベルト組立体に吸
引するのを助ける。第3のポケツトの機能は一番
下のシートとスタツクの残りのシートとの間に高
圧シールを提供することである。この高圧シール
はスタツク重量の大部分をポケツトの縁領域で支
持することによつて得られる。このシールは確実
にエア・ナイフ流の運動エネルギをポケツト領域
において持上げ圧力に変換するように働く。
装置の効率を更に高めるため、スタツク・トレ
イには第1図のような後方傾斜が付いている。ス
タツクの下に、すなわち第1のシートと第2のシ
ートとの間に浮揚空気が加えられると、シートは
重力によつて後方に浮動してトレイの後壁に当
る。したがつて、取り出されるシートは坂上へ引
つ張られるが、シート・スタツクの残りを重力が
保持するので、重複給送が防止され、又、整合す
なわち1軸(給送方向)に関しスタツク7の最初
の端部整合が与えられる。
この開示した、ポケツト形状、エア・ナイフ、
及び間隔をあけて波形をつける給送ベルト組立体
の配列により、原稿の分離及び給送が最適に行な
うことができ、遅延部材すなわち多数のシート停
止部材は不要である。更に、装置は非常に穏やか
に動作し、原稿がしつかり捕捉されるまでは給送
ベルトを作動させないので、原稿と給送ベルトの
間にはほとんど滑りはない。したがつて、汚れす
なわち原稿の価値を落すようなことは起らない。
次に、この発明に係る自動底部原稿シート横整
合装置2が開示されている第2図、特に第3図に
ついて詳しく説明する。底部シート給送トレイ5
内の各底部シート、すなわち再循環式原稿取扱い
装置1の原稿トレイ5から給送される原稿は、ト
レイから送出される前に、トレイの固定側面ガイ
ド20に当たるように穏やかに引つ張られたあと
解放されて、自動的にゆがみの矯正と側面整合が
なされる。これは、ここでは空気圧装置によつて
行なわれ、底部シートは軽量の小さな予荷重がか
かつている可動吸引部材30(例えば、この場合
は小さな吸盤)によつて引つ張られる。吸引部材
30は所定の整合側面ガイド20に近いトレイ5
の底面に滑動できるように取り付けられている。
真空は、既存の真空源から真空室(マニホール
ド)41へ導くことができ、弁4を介して周期的
かつ自動的に、シートを吸い付ける吸盤30に真
空を提供し、更に吸盤30を所定の方向に引つ張
る可撓ダイヤフラム25に同じ真空源を加えるこ
とによつて吸盤30を側面ガイド20に向けて横
に移動させる。吸盤30がシートを捕捉するまで
は、ばね負荷(ダイヤフラム25及び(又は)外
部ばねによる)がこの組立体の動きを押える。捕
捉されたシートは空気導管兼連結アーム27を通
る空気流を閉塞するので、マニホールド6内の真
空レベルが強まり、その結果可撓ダイヤフラム2
5に作用する固定マニホールド6内の真空力がそ
のばね力に打ち勝つ。この機構は自動的かつ正確
に要求された動作を順に行なう。
弁4は、前に掲げた特許文献に記載されている
他の作動空気駆動部品と同様に、通常のプログラ
ムされた複写機のコントローラで作動するソレノ
イドによつて開閉させられる。代りに、簡単な通
常の時間遅れを使用することができる。指摘した
通り、エア・ナイフに空気圧を加えるとき又はそ
のわずかあとに、真空を加えるため弁4が開か
れ、そして真空が給送ベルト真空室に加えられ前
に一定の短かい時間遅れがあり、次に給送ベルト
の始動前に別の一定の短かい時間遅れがあつて、
その間に整合装置2による底部シートとのあらゆ
る接触をなくすため弁4が閉じられる。指摘した
通り、後者の時間遅れとそのための制御装置はこ
の技術分野において教示されており、更に、これ
らはゼロツクス社の“5600”複写機においてこの
技術分野にとつて商品的に知られている。
代替方法として、真空吸盤30の横の移動を電
気ソレノイドを作動させて行なうことができる
が、この場合はシートに作用するその最大力を小
さくするためばねを介して連結することが好まし
い。
別の代替方法として、真空吸盤30を小さな力
の駆動装置をもつ小形の真空ベルトで置き換える
ことも可能であろう。
この横整合装置2により、各原稿シートは、そ
の最初の側面ガイド20からの間隔(誤整合)の
大小に関係なく、横にしかし穏やかに側面ガイド
20へ向つて引つ張られる。原稿のその縁が側面
ガイド20に当たると、装置の制限された力、固
有の可撓性及びばね負荷が真空シユーすなわち真
空吸盤30のそれ以上の動きを制止する、すなわ
ちシートは側面ガイド20に当てて過大に駆動さ
れることは起り得ず、その縁が痛むことはない。
これは、例えば連結アーム27を屈曲可能にし
て、ストツプ8でアーム27の最大移動量をその
ダイヤフラム25の端で制限することによつて助
けることができる。弁4は短かい時間間隔をおい
てシートが送出される前に真空を除去するため閉
じられる。
その間に、前述のエア・ナイフ12は重要な協
同機能を行なつている。その機能は、そのように
再整合される底部シートとスタツク内の上に重な
つているシートとの間及び底部シートとトレイ5
との間を分離し、空気潤滑を行なうことにより、
装置2による横の整合に必要な力を大幅に減らす
ことである。
横整合装置2によれば、他の横整合装置は不要
である。すなわち、ここに開示した、ゆがみの少
ない原稿給送装置によれば、プラテンの上や全原
稿再循環装置の他のどこかで横の再整合を行なう
必要はない。
ここに開示した、再循環する原稿シートの横整
合給送装置は好ましいものであるが、それに関し
て、この技術分野の専門家が他のいろいろな代
替、修正、変更、もしくは改良をなし得ることは
理解されよう。又、発明の真の精神とその範囲に
入るそれらのすべては特許請求の範囲に包含され
るものと考える。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の原稿シート横縁整合装置を
使用した代表的な再循環式原稿取扱い装置の横断
面図、第2図は第1図の原稿取扱い装置の平面
図、及び第3図はこの発明に係る代表的な原稿シ
ート横整合装置を示す、第2図の線3−3に沿つ
た拡大部分断面図である。 図中、主要部品の参照符号は下記の通りであ
る。1……原稿取扱い装置、2……原稿シート横
整合装置、3……複写機のプラテン、4……弁、
5……原稿トレイ、6……真空室(マニホール
ド)、7……原稿セツト、8……ストツプ、9…
…真空ベルト波形づけ給送機構、11……取出し
ロール対、12……エア・ナイフ、13……原稿
ガイド、15……給送ロール対、17……プラテ
ン・ロール、18……伸縮可能な整合縁、19…
…ガイド、20……側面ガイド、21……給送ロ
ール対、23……給送ロール対、24……原稿反
転器、25……可撓ダイヤフラム、26……ガイ
ド、27……連結アーム、28……給送ロール
対、30……真空吸盤、35……シート分離フイ
ンガー、37……給送ベルト、39,40……給
送ベルト・ロール、41……真空室、43……開
口部、45……孔、48……中央ベルト、50…
…加圧空気室、51……オリフイス、53……ポ
ケツト、60……ガイド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トレイにスタツクとして積み重ねた1組の原
    稿シートを複数回再循環させて、前丁合い複写す
    るため、原稿シートを前記トレイの底部から直接
    1枚づつ順次反復して給送し、整合状態で複写
    し、前記スタツクの頂部へ戻して再び積み重ねる
    方法において、 (a) 前記スタツクの底部にある各原稿シートを1
    枚づつ捕捉し、1枚づつ横に移動させ、前記ト
    レイの横整合縁に当てる工程と、 (b) 前記底部シートを解放する工程と、 (c) 横整合して解放したあと、シート分離給送手
    段によつて前記横整合縁に沿つて前記トレイか
    ら直接前記底部シートを給送する工程とを備え
    たことを特徴とする方法。 2 スタツクの底部シートの前記1枚づつの横整
    合が、前記スタツクの少なくとも一方の縁から同
    時に空気を吹き込み、前記スタツクの底部シート
    とその上のシートとの間の前記相対移動を容易に
    することによつて助けられる特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 3 前記底部シートがその底面から引つ張られて
    前記横整合縁に係合し、この両者の係合が前記底
    部シートの一方の縁の大部分に沿つて生じる特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 4 前記底部シートの前記1枚づつの捕捉が、前
    記横整合縁に近い前記底部シートの底面領域に真
    空を加えることによつて行なわれる特許請求の範
    囲第1項、第2項、又は第3項のいずれかに記載
    の方法。 5 前記真空が可動真空部材を通して加えられ、
    前記可動真空部材が前記横整合縁に向けて穏やか
    に引つ張られる一方で、前記真空を連続的に加え
    て、前記真空部材と前記底部シートとの間にほと
    んど滑りを生じさせずに前記底部シートを前記横
    整合縁に向けて引つ張る特許請求の範囲第4項記
    載の方法。 6 前記底部シートを捕捉するために使用された
    同じ前記真空が、前記底部シートの前記捕捉に応
    じて前記可動真空部材の前記可動を行なわせる特
    許請求の範囲第5項記載の方法。 7 前記可動真空部材が、原稿シートを損傷させ
    ない程度の制限された力で動かされる特許請求の
    範囲第5項記載の方法。 8 前記可動真空部材が、原稿シートを損傷させ
    ない程度に制限された力で動かされる特許請求の
    範囲第6項記載の方法。 9 前記底部シートが、前記可動真空部材により
    前記横整合縁に当たるように引つ張られることに
    よつて、その縁の長さの大部分が前記横整合縁に
    係合する特許請求の範囲第5項記載の方法。 10 前記底部シートが、前記可動真空部材によ
    り前記横整合縁に当たるように引つ張られること
    によつて、その縁の長さの大部分が前記横整合縁
    に係合する特許請求の範囲第8項記載の方法。 11 トレイにスタツクとして積み重ねた1組の
    原稿シートを複数回再循環させて、前丁合い複写
    するため、原稿シートが前記トレイの底部から直
    接1枚づつ順次反復して給送され、整合状態で複
    写され、前記スタツクの頂部へ戻して再び積み重
    ねられる装置において、 (a) 前記スタツクの底部にある各原稿シートを1
    枚づつ捕捉し、1枚づつ横に移動させ、前記ト
    レイの横整合縁に当てる手段と、 (b) 前記底部シートを解放し、横整合して解放し
    たあと、前記横整合縁に沿つて前記トレイから
    直接前記底部シートを給送・分離する手段と を備えたことを特徴とする装置。 12 スタツクの底部シートの前記1枚づつの横
    整合が、前記スタツクの底部シートとその上のシ
    ートとの間の前記相対移動を容易にするため前記
    スタツクに少なくともその一方の縁から同時に空
    気を吹き込む手段によつて助けられる特許請求の
    範囲第11項記載の装置。 13 前記底部シートが該底部シートを捕捉して
    横方向に移動させる前記手段によりその底面から
    引つ張られて前記横整合縁に係合し、両者の係合
    が前記底部シートの一方の縁に大部分に沿つて生
    じる特許請求の範囲第11項記載の装置。 14 前記底部シートの前記1枚づつの捕捉が、
    前記横整合縁に近い前記底部シートの底面領域に
    真空を加える手段によつて行なわれる特許請求の
    範囲第11項、第12項、又は第13項のいずれ
    かに記載の装置。 15 前記真空が可動真空部材を通して加えら
    れ、前記底部シートを横方向に移動させる手段が
    前記可動真空部材を前記横整合縁へ向けて移動さ
    せる一方で前記真空を加えて前記底部シートを吸
    着して前記横整合縁へ向けて引つ張る手段から成
    つている特許請求の範囲第14項記載の装置。 16 前記底部シートを捕捉する前記手段に使用
    された同じ真空源が、前記底部シートの前記捕捉
    に応じて、可撓ダイヤフラムを介して前記可動真
    空部材の前記移動を行なわせる特許請求の範囲第
    15項記載の装置。 17 前記可動真空部材が、原稿シートを損傷さ
    せない程度の制限された力を加える手段によつて
    動かされる特許請求の範囲第15項記載の装置。 18 前記可動真空部材が、原稿シートを損傷さ
    せない程度の制限された力を加える手段によつて
    動かされる特許請求の範囲第16項記載の装置。 19 前記横整合縁が前記スタツクの一方の縁に
    沿つて真つ直ぐかつ一様に延びている固定された
    縁ガイドであつて、前記底部シートが前記可動真
    空部材により前記横整合縁に当たるように引つ張
    られることによつて、その縁の長さの大部分が前
    記横整合縁に係合する特許請求の範囲第15項記
    載の装置。 20 前記横整合縁が前記スタツクの一方の縁に
    沿つて真つ直ぐかつ一様に延びている固定された
    縁ガイドであつて、前記底部シートが前記可動真
    空部材により前記横整合縁に当たるように引つ張
    られることによつて、その縁の長さの大部分が前
    記横整合縁に係合する特許請求の範囲第18項記
    載の装置。
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