JPH0354281Y2 - - Google Patents
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- JPH0354281Y2 JPH0354281Y2 JP17695986U JP17695986U JPH0354281Y2 JP H0354281 Y2 JPH0354281 Y2 JP H0354281Y2 JP 17695986 U JP17695986 U JP 17695986U JP 17695986 U JP17695986 U JP 17695986U JP H0354281 Y2 JPH0354281 Y2 JP H0354281Y2
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 8
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、キーを使用することなく、押ボタン
を操作して室外側から施錠・開錠が行ないうるキ
ーレス施錠装置の改良に関する。
を操作して室外側から施錠・開錠が行ないうるキ
ーレス施錠装置の改良に関する。
(従来の技術)
ラツチ機構を自由に連動する操作機構が室内側
に設けられ、ラツチ機構を施錠方向には自由に連
動可能で、開錠方向にはロツク機構をアンロツク
して連動する操作機構が室外側に設けられたキー
レス施錠装置が最近注目されている。
に設けられ、ラツチ機構を施錠方向には自由に連
動可能で、開錠方向にはロツク機構をアンロツク
して連動する操作機構が室外側に設けられたキー
レス施錠装置が最近注目されている。
従来のキーレス施錠装置は、特に、ロツク機構
の構造が非常に複雑で、故障要因となるばかりで
なく、装置全体が嵩高いものとなつてドアに装置
するには余りにも大形で、見ばえが非常に悪いも
のであつた。
の構造が非常に複雑で、故障要因となるばかりで
なく、装置全体が嵩高いものとなつてドアに装置
するには余りにも大形で、見ばえが非常に悪いも
のであつた。
これは、ロツク機構のクリヤ手段を初め、ロツ
ク機構の構成部品が幾重にも重合されてドアより
大きく突出するものとされていたからである。
ク機構の構成部品が幾重にも重合されてドアより
大きく突出するものとされていたからである。
そこで、本考案者は、クリヤ作動体の両側にタ
ンブラを配置せしめ、該タンブラの周囲を枠構造
とされたスライドで取囲むことにより、キーレス
施錠装置の心臓部であるロツク機構を非常にコン
パクトに構成できるようにしたキーレス施錠装置
を提供した(実用昭59−30361号公報参照)。
ンブラを配置せしめ、該タンブラの周囲を枠構造
とされたスライドで取囲むことにより、キーレス
施錠装置の心臓部であるロツク機構を非常にコン
パクトに構成できるようにしたキーレス施錠装置
を提供した(実用昭59−30361号公報参照)。
この従来装置は、ラツチ機構を自由に連動する
操作機構が室内側に設けられ、ラツチ機構を施錠
方向には自由に連動可能で、開錠方向にはロツク
機構をアンロツクして連動する操作機構が室外側
に設けられたキーレス施錠装置において、ドアの
室外側に一面開放形の押ボタンホルダケースが取
付けられ、該押ボタンホルダケースの内部にロツ
ク機構が内蔵されており、該ロツク機構は、クリ
ヤ作動体の案内溝の両側に複数のタンブラ挿通孔
を有する基板と、該基板の室外側に摺動可能に重
合された枠構造のスライドと、該スライドの室外
側に重合されたタンブラ支持台とを、それぞれ備
え、前記スライドの枠内周対応位置にスライド方
向の凹凸部が形成され、前記案内溝にタンブラの
出没各位置での位置決め用バネを有するクリヤ作
動体が摺動自在に嵌合され、該クリヤ作動体の一
端がバネの弾性力を介して前記スライドに係合さ
れており、前記クリヤ作動体の両側でかつ前記ス
ライドの凹凸部の凹部にそれぞれ対応して突出方
向に付勢されたタンブラのそれぞれがタンブラ支
持台及び基板のタンブラ挿通孔に出没自在に挿嵌
されており、タンブラのそれぞれは前記クリヤ作
動体のバネに係合する位置決め用係合溝と前記凹
凸部に係脱自在なロツク部がそれぞれ形成され、
更に、前記タンブラのそれぞれを個別に操作可能
な押ボタンが前記ホルダケースに具備され、押ボ
タンのいずれかひとつはタンブラを介して前記ク
リヤ作動体に連動され、押ボタンの複数の組合せ
整合が前記スライドの凹凸部とタンブラのロツク
部がアンロツク体勢でスライドが復帰バネに抗し
て摺動可能とされ、前記スライドがアンロツクさ
れているとき、室外側の操作機構に連動してスラ
イドを摺動するギヤ伝動機構がスライドと操作機
構との間の前記押ボタンホルダケースに内蔵され
たものである。
操作機構が室内側に設けられ、ラツチ機構を施錠
方向には自由に連動可能で、開錠方向にはロツク
機構をアンロツクして連動する操作機構が室外側
に設けられたキーレス施錠装置において、ドアの
室外側に一面開放形の押ボタンホルダケースが取
付けられ、該押ボタンホルダケースの内部にロツ
ク機構が内蔵されており、該ロツク機構は、クリ
ヤ作動体の案内溝の両側に複数のタンブラ挿通孔
を有する基板と、該基板の室外側に摺動可能に重
合された枠構造のスライドと、該スライドの室外
側に重合されたタンブラ支持台とを、それぞれ備
え、前記スライドの枠内周対応位置にスライド方
向の凹凸部が形成され、前記案内溝にタンブラの
出没各位置での位置決め用バネを有するクリヤ作
動体が摺動自在に嵌合され、該クリヤ作動体の一
端がバネの弾性力を介して前記スライドに係合さ
れており、前記クリヤ作動体の両側でかつ前記ス
ライドの凹凸部の凹部にそれぞれ対応して突出方
向に付勢されたタンブラのそれぞれがタンブラ支
持台及び基板のタンブラ挿通孔に出没自在に挿嵌
されており、タンブラのそれぞれは前記クリヤ作
動体のバネに係合する位置決め用係合溝と前記凹
凸部に係脱自在なロツク部がそれぞれ形成され、
更に、前記タンブラのそれぞれを個別に操作可能
な押ボタンが前記ホルダケースに具備され、押ボ
タンのいずれかひとつはタンブラを介して前記ク
リヤ作動体に連動され、押ボタンの複数の組合せ
整合が前記スライドの凹凸部とタンブラのロツク
部がアンロツク体勢でスライドが復帰バネに抗し
て摺動可能とされ、前記スライドがアンロツクさ
れているとき、室外側の操作機構に連動してスラ
イドを摺動するギヤ伝動機構がスライドと操作機
構との間の前記押ボタンホルダケースに内蔵され
たものである。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、上記従来装置は、スライドがタンブ
ラと直交する方向にしか動かないため、押ボタン
操作時にタンブラがスライドに接触すると、その
接触状態が指に感じられ、タンブラの組合せ整合
が、外部から指の感触で察知される。したがつ
て、他人に不正に開錠される恐れがあり、施錠の
安全性に問題がある。
ラと直交する方向にしか動かないため、押ボタン
操作時にタンブラがスライドに接触すると、その
接触状態が指に感じられ、タンブラの組合せ整合
が、外部から指の感触で察知される。したがつ
て、他人に不正に開錠される恐れがあり、施錠の
安全性に問題がある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記の問題点を解決すべくなされた
もので、その特徴とするところは、ラツチ機構と
連動する室外側操作機構によつてスライド可能と
された枠構造のロツク用スライドと、スライドの
中央に配されたタンブラのクリヤ作動体と、スラ
イドとクリヤ作動体との間に配され係合・離脱可
能でスライドと直交する方向に出没する複数のタ
ンブラとからなり、任意数のタンブラの組合せ整
合によつて前記操作機構をロツクするようにした
キーレス施錠装置において、前記スライドのタン
ブラ没入方向前方側に、スライド摺接するピンを
設け、該ピンを介してタンブラ突出方向へスライ
ドを付勢するバネを設け、更に、スライドをタン
ブラと同方向にも移動可能にした点にある。
もので、その特徴とするところは、ラツチ機構と
連動する室外側操作機構によつてスライド可能と
された枠構造のロツク用スライドと、スライドの
中央に配されたタンブラのクリヤ作動体と、スラ
イドとクリヤ作動体との間に配され係合・離脱可
能でスライドと直交する方向に出没する複数のタ
ンブラとからなり、任意数のタンブラの組合せ整
合によつて前記操作機構をロツクするようにした
キーレス施錠装置において、前記スライドのタン
ブラ没入方向前方側に、スライド摺接するピンを
設け、該ピンを介してタンブラ突出方向へスライ
ドを付勢するバネを設け、更に、スライドをタン
ブラと同方向にも移動可能にした点にある。
(作用)
本考案によれば、あらかじめ決められたタンブ
ラを押込むことによつて、タンブラがクリヤ作動
体に係合しかつスライドとの係合が行なわれ、室
外側から操作機構を回動させてもスライドがロツ
クされているのでこの操作機構は動かず、施錠状
態となる。
ラを押込むことによつて、タンブラがクリヤ作動
体に係合しかつスライドとの係合が行なわれ、室
外側から操作機構を回動させてもスライドがロツ
クされているのでこの操作機構は動かず、施錠状
態となる。
そこで、開錠する場合は、あらかじめ設定され
たタンブラの組合せ整合どおりの押ボタンを押し
込むことによつて、タンブラとスライドの係合が
解かれ、スライドが摺動可能な状態となる。この
状態で、室外側から操作機構を回動させると、そ
の軸は回動し、これに連動したラツチ機構が開錠
方向に動かされる。ところで、施錠状態にあつ
て、タンブラがスライドに対し接触している場
合、押ボタンの押動によつてタンブラとスライド
がピンを介してバネを押付けることにより、同時
に没入方向に移動し、どの押ボタンを押してもほ
とんど差異がなく同じような感触を指に与え、タ
ンブラの接触・非接触状態が判然としない。
たタンブラの組合せ整合どおりの押ボタンを押し
込むことによつて、タンブラとスライドの係合が
解かれ、スライドが摺動可能な状態となる。この
状態で、室外側から操作機構を回動させると、そ
の軸は回動し、これに連動したラツチ機構が開錠
方向に動かされる。ところで、施錠状態にあつ
て、タンブラがスライドに対し接触している場
合、押ボタンの押動によつてタンブラとスライド
がピンを介してバネを押付けることにより、同時
に没入方向に移動し、どの押ボタンを押してもほ
とんど差異がなく同じような感触を指に与え、タ
ンブラの接触・非接触状態が判然としない。
(実施例)
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
ると、第1図乃至第5図は組立て状態を示し、第
6図以下はそれぞれ構成部品の詳細を図示してお
り、第1図乃至第5図において、1はラツチ機構
であり、ドア2の側端面より出没自在で、図外の
固定側に設けられた雌形のラツチ受け金具に対し
て係脱自在である。
ると、第1図乃至第5図は組立て状態を示し、第
6図以下はそれぞれ構成部品の詳細を図示してお
り、第1図乃至第5図において、1はラツチ機構
であり、ドア2の側端面より出没自在で、図外の
固定側に設けられた雌形のラツチ受け金具に対し
て係脱自在である。
3は室内側の操作機構であり、ドア2の室内側
に取付けられた一面開放形の方形とされた飾蓋4
に操作用ノブ5を装着してなる。
に取付けられた一面開放形の方形とされた飾蓋4
に操作用ノブ5を装着してなる。
6は室外側の操作機構であり、ドア2の室外側
に取付けられた押ボタンホルダケース7に装着さ
れたノブ8を含み、該ノブ8と前記ノブ5とは室
内外において同軸心上で相対応しており、それぞ
れラツチ駆動軸9に連動連結されている。
に取付けられた押ボタンホルダケース7に装着さ
れたノブ8を含み、該ノブ8と前記ノブ5とは室
内外において同軸心上で相対応しており、それぞ
れラツチ駆動軸9に連動連結されている。
ラツチ駆動軸9は平板形状で、室内側のノブ5
は該ラツチ駆動軸9の一端が挿嵌される平板形状
の係合溝10を有し、ここに、室内側の操作機構
3はラツチ機構1を自由に出没自在とすべく連動
されている。
は該ラツチ駆動軸9の一端が挿嵌される平板形状
の係合溝10を有し、ここに、室内側の操作機構
3はラツチ機構1を自由に出没自在とすべく連動
されている。
室外側の操作機構6は、内部にはボール11と
バネ12とから主構成される安全機構13が設け
られ、該安全機構13と第20図で示す駆動ピニ
オンギヤ14が直結され、該ピニオンギヤ14の
係合溝15にラツチ駆動軸9の他端が遊びをもつ
て係合されている。
バネ12とから主構成される安全機構13が設け
られ、該安全機構13と第20図で示す駆動ピニ
オンギヤ14が直結され、該ピニオンギヤ14の
係合溝15にラツチ駆動軸9の他端が遊びをもつ
て係合されている。
即ち、操作機構6のノブ8はラツチ機構1を施
錠方向には前記遊びにより自由にラツチ駆動軸9
を介して連動可能であり、開錠方向にはロツク機
構16をアンロツクして連動可能に設けてある。
錠方向には前記遊びにより自由にラツチ駆動軸9
を介して連動可能であり、開錠方向にはロツク機
構16をアンロツクして連動可能に設けてある。
ロツク機構16は、押ボタンホルダケース7に
内蔵され、クリヤ作動体17の案内溝18(第1
0図参照)の両側に複数のタンブラ挿通孔19を
有する基板20と該基板20の室外側に摺動可能
に重合された実施例では方形の枠構造とされたス
ライド21と、該スライド21の室外側に重合さ
れたタンブラ支持台22とにより構成されてい
る。前記スライド21は、その枠内周対応位置に
スライド方向の凹凸部21A,21Bが形成され
ており、基板20との間に介装したバネ23によ
りタンブラ支持台22方向に付勢され、常時はこ
の支持台22に押しつけられている。前記案内溝
18にはタンブラ24の出没各位置での本実施例
では上部に張出部25が形成された位置決め用バ
ネ26を有するクリヤ作動体17が摺動自在に嵌
合されている。
内蔵され、クリヤ作動体17の案内溝18(第1
0図参照)の両側に複数のタンブラ挿通孔19を
有する基板20と該基板20の室外側に摺動可能
に重合された実施例では方形の枠構造とされたス
ライド21と、該スライド21の室外側に重合さ
れたタンブラ支持台22とにより構成されてい
る。前記スライド21は、その枠内周対応位置に
スライド方向の凹凸部21A,21Bが形成され
ており、基板20との間に介装したバネ23によ
りタンブラ支持台22方向に付勢され、常時はこ
の支持台22に押しつけられている。前記案内溝
18にはタンブラ24の出没各位置での本実施例
では上部に張出部25が形成された位置決め用バ
ネ26を有するクリヤ作動体17が摺動自在に嵌
合されている。
更に、クリヤ作動体17の一端はバネ27の弾
性力を介して前記スライド21に係合されてお
り、クリヤ作動体17の両側がかつ前記スライド
21の凹凸部23における凹部にそれぞれ対応し
てバネ28によつて突出方向に付勢されたタンブ
ラ24のそれぞれがタンブラ支持台22及び基板
20のタンブラ挿通孔19に出没自在に挿嵌され
ている。
性力を介して前記スライド21に係合されてお
り、クリヤ作動体17の両側がかつ前記スライド
21の凹凸部23における凹部にそれぞれ対応し
てバネ28によつて突出方向に付勢されたタンブ
ラ24のそれぞれがタンブラ支持台22及び基板
20のタンブラ挿通孔19に出没自在に挿嵌され
ている。
タンブラ24は前記クリヤ作動体17のバネ2
6に係合する上下2段の位置決め用係合溝29と
前記凹凸部23に係脱自在なロツク溝30がそれ
ぞれ形成された板物であり、該タンブラ24は押
ボタンホルダケース7に形成されたボタン挿通孔
31に、鍔32を有する押ボタン33を挿嵌せし
め、押ボタン復帰バネ34を介してそれぞれ個別
に操作可能とされている。
6に係合する上下2段の位置決め用係合溝29と
前記凹凸部23に係脱自在なロツク溝30がそれ
ぞれ形成された板物であり、該タンブラ24は押
ボタンホルダケース7に形成されたボタン挿通孔
31に、鍔32を有する押ボタン33を挿嵌せし
め、押ボタン復帰バネ34を介してそれぞれ個別
に操作可能とされている。
押ボタン33は、第2図に示されているよう
に、ボタン挿通孔31にそれぞれ対応して本実施
例では符号1〜0の10個の表示部と、符号X,
Y,Zの3個の表示部と、符号Cのクリヤ用表示
部とを押ボタンホルダケース7の表面に形成し、
10個の表示部と3個の表示部との任意の整合組合
せによつて、ロツク解除、即ち、アンロツク用タ
ンブラを構成し、前記整合組合せ以外の操作では
ロツク解除とならないようにされ、ひとつの押ボ
タン、即ち、クリヤ用表示部に挿嵌された押ボタ
ン33の操作は、クリヤ用タンブラ用24′を介
してクリヤ作動体17を本実施例では第17図で
示すカム35を介して操作可能としている。
に、ボタン挿通孔31にそれぞれ対応して本実施
例では符号1〜0の10個の表示部と、符号X,
Y,Zの3個の表示部と、符号Cのクリヤ用表示
部とを押ボタンホルダケース7の表面に形成し、
10個の表示部と3個の表示部との任意の整合組合
せによつて、ロツク解除、即ち、アンロツク用タ
ンブラを構成し、前記整合組合せ以外の操作では
ロツク解除とならないようにされ、ひとつの押ボ
タン、即ち、クリヤ用表示部に挿嵌された押ボタ
ン33の操作は、クリヤ用タンブラ用24′を介
してクリヤ作動体17を本実施例では第17図で
示すカム35を介して操作可能としている。
即ち、第5図で示す如く、ロツク用タンブラ2
4はセツト状態においてロツク溝30がスライド
21の凹凸部23における凹部と対応し(第5図
では上段のタンブラ)、該ロツク用タンブラ24
が押ボタン33により、それぞれバネ28,34
に抗して押込まれ、係合溝29とバネ26との係
合で、没入位置決めがなされたときは、ロツク溝
30が凹凸部23の凹部より内側(奥部)に位置
し、張出部37が凹部に対応してバネ36に抗し
てスライド21をスライド不能とすべく係合され
るのである。
4はセツト状態においてロツク溝30がスライド
21の凹凸部23における凹部と対応し(第5図
では上段のタンブラ)、該ロツク用タンブラ24
が押ボタン33により、それぞれバネ28,34
に抗して押込まれ、係合溝29とバネ26との係
合で、没入位置決めがなされたときは、ロツク溝
30が凹凸部23の凹部より内側(奥部)に位置
し、張出部37が凹部に対応してバネ36に抗し
てスライド21をスライド不能とすべく係合され
るのである。
一方、アンロツク用タンブラ(第5図では下段
のタンブラ)は、セツト状態において張出部37
Aが凹凸部23における凹部と対応しており、該
アンロツク用タンブラ24が押ボタン33によ
り、それぞれバネ28,34に抗して押込まれ、
係合溝29とバネ26との係合で、没入位置決め
が第5図で示す如くなされたときは、該アンロツ
ク用タンブラ24のロツク溝30が凹凸部23の
凹部と対応し、ここにすべてのタンブラ24がス
ライド21をバネ36に抗して摺動可能にするの
である。
のタンブラ)は、セツト状態において張出部37
Aが凹凸部23における凹部と対応しており、該
アンロツク用タンブラ24が押ボタン33によ
り、それぞれバネ28,34に抗して押込まれ、
係合溝29とバネ26との係合で、没入位置決め
が第5図で示す如くなされたときは、該アンロツ
ク用タンブラ24のロツク溝30が凹凸部23の
凹部と対応し、ここにすべてのタンブラ24がス
ライド21をバネ36に抗して摺動可能にするの
である。
従つて、アンロツク用タンブラ24の符号1〜
0の10個のいくつかと、符号X,Y,Zの3個の
いくつかを組合せ整合させたとき、初めてスライ
ド21がバネ26に抗して摺動可能とされるので
ある。
0の10個のいくつかと、符号X,Y,Zの3個の
いくつかを組合せ整合させたとき、初めてスライ
ド21がバネ26に抗して摺動可能とされるので
ある。
なお、前記タンブラの組合せ整合は、基板20
に着脱自在に取付けた裏板38を取外し、バネ2
8とタンブラ24を抜き出し、任意の組合せ整合
に変更することが可能である。
に着脱自在に取付けた裏板38を取外し、バネ2
8とタンブラ24を抜き出し、任意の組合せ整合
に変更することが可能である。
而して、ロツク溝30と張出部37はロツク部
39を構成している。
39を構成している。
40はギヤ伝動機構であり、前記スライド21
がアンロツクされているとき、室外側の操作機構
6に連動してスライド21をバネ36に抗して摺
動可能であり、駆動ピニオンギヤ14とこれが咬
合するセクタギヤ41とからなり、セクタギヤ4
1はピン部42を支点に揺動自在である。
がアンロツクされているとき、室外側の操作機構
6に連動してスライド21をバネ36に抗して摺
動可能であり、駆動ピニオンギヤ14とこれが咬
合するセクタギヤ41とからなり、セクタギヤ4
1はピン部42を支点に揺動自在である。
セクタギヤ41は第19図で示すようにピン部
42の両サイド対称位置に連動ピン43の取付け
孔44を有し、いずれか一方の取付け孔44に挿
嵌された連動ピン43がスライド21の下端面に
係合されている。従つて、取付け孔44のいずれ
か一方に連動ピン43を選択して挿嵌することに
よつて、ドア2の左右開きに対応して施錠装置を
取付け可能としている。
42の両サイド対称位置に連動ピン43の取付け
孔44を有し、いずれか一方の取付け孔44に挿
嵌された連動ピン43がスライド21の下端面に
係合されている。従つて、取付け孔44のいずれ
か一方に連動ピン43を選択して挿嵌することに
よつて、ドア2の左右開きに対応して施錠装置を
取付け可能としている。
45は操作ノブ復帰機構であり、駆動ピニオン
ギヤ14の非干渉用凹部46を有し、ギヤ14の
両側に脚部47を有する第21図に示すL形作動
板48の前記脚部47のそれぞれと固定側との間
に、復帰バネ49をそれぞれ介装してなり、操作
ノブ8をラツチ機構1が突出方向に操作したと
き、該操作ノブ8を原状に復帰させるものであ
る。
ギヤ14の非干渉用凹部46を有し、ギヤ14の
両側に脚部47を有する第21図に示すL形作動
板48の前記脚部47のそれぞれと固定側との間
に、復帰バネ49をそれぞれ介装してなり、操作
ノブ8をラツチ機構1が突出方向に操作したと
き、該操作ノブ8を原状に復帰させるものであ
る。
次に、第6図以下を参照して、各構成部材、部
品の構造、形状等を説明し、組立要領を説明す
る。
品の構造、形状等を説明し、組立要領を説明す
る。
第6図において、飾蓋4は一面開放の方形枠構
造で、上下中央に取付け孔50を有し、下部に操
作ノブ5の取付け孔51が開設され、天蓋部の操
作ノブ装着部と対応して該ノブ5の位置決め用凹
部52が形成されている。
造で、上下中央に取付け孔50を有し、下部に操
作ノブ5の取付け孔51が開設され、天蓋部の操
作ノブ装着部と対応して該ノブ5の位置決め用凹
部52が形成されている。
第7図において、押ボタンホルダケース7は一
面開放の方形枠構造で、上下中央に取付け孔53
を有し、天蓋部には本例では14個の押ボタン挿通
孔31を有し、下部には、操作ノブ8の取付け孔
54が開設され、上部および下部のそれぞれ両側
に基板20とタンブラ支持台22の取付け孔55
が形成されている。
面開放の方形枠構造で、上下中央に取付け孔53
を有し、天蓋部には本例では14個の押ボタン挿通
孔31を有し、下部には、操作ノブ8の取付け孔
54が開設され、上部および下部のそれぞれ両側
に基板20とタンブラ支持台22の取付け孔55
が形成されている。
そして、飾蓋4をドア2の室内側に、ロツク機
構16、ギヤ伝動機構40等を内蔵した押ボタン
ホルダケース7をドア2の室外側にそれぞれ重ね
合し、取付孔50,53に皿頭付のボルト56を
挿通して両者がドア2の室内外に取付けられてい
る。
構16、ギヤ伝動機構40等を内蔵した押ボタン
ホルダケース7をドア2の室外側にそれぞれ重ね
合し、取付孔50,53に皿頭付のボルト56を
挿通して両者がドア2の室内外に取付けられてい
る。
第8図において、操作ノブ8は断面コ字形の円
形筒で、内部芯上に取付け孔57を有し、該取付
け孔57の周りに本例では4個のボール受け溝5
8が形成されている。
形筒で、内部芯上に取付け孔57を有し、該取付
け孔57の周りに本例では4個のボール受け溝5
8が形成されている。
第9図において、操作ノブホルダ59は一端に
外周鍔60を有し、芯上に角形凹部61の座ぐり
孔62を有する円形筒で,外周鍔60と反対側の
端面には本例では4個のバネ収容孔63が形成さ
れている。
外周鍔60を有し、芯上に角形凹部61の座ぐり
孔62を有する円形筒で,外周鍔60と反対側の
端面には本例では4個のバネ収容孔63が形成さ
れている。
そして、操作ノブホルダ59を押ボタンホルダ
ケース7の取付け孔54に挿嵌せしめ、外周鍔6
0を押ボタンホルダケース7の内面に接当せし
め、第3図で示す如くボルト64を介して操作ノ
ブ8の回動力が安全機構13を介して駆動ピニオ
ンギヤ14に連動可能とされている。
ケース7の取付け孔54に挿嵌せしめ、外周鍔6
0を押ボタンホルダケース7の内面に接当せし
め、第3図で示す如くボルト64を介して操作ノ
ブ8の回動力が安全機構13を介して駆動ピニオ
ンギヤ14に連動可能とされている。
第10図において、基板20はその外形が押ボ
タンホルダケース7に嵌合可能な形状とされ、上
下中央にはそれぞれ取付けボルト56の逃げ用の
切欠部65を有し、上・下部両側には押ボタンホ
ルダケース7の取付け孔55とそれぞれ対応する
取付け孔66を有する。
タンホルダケース7に嵌合可能な形状とされ、上
下中央にはそれぞれ取付けボルト56の逃げ用の
切欠部65を有し、上・下部両側には押ボタンホ
ルダケース7の取付け孔55とそれぞれ対応する
取付け孔66を有する。
更に、基板20には押ボタン挿通孔31と対応
して長方形状のタンブラ挿通孔19が左右振分け
状に形成されているとともに、中央にはクリヤ作
動体17の案内溝18が形成され、タンブラ挿通
孔19と対応する一面側には断面台形状のバネ収
容孔68が形成されている。
して長方形状のタンブラ挿通孔19が左右振分け
状に形成されているとともに、中央にはクリヤ作
動体17の案内溝18が形成され、タンブラ挿通
孔19と対応する一面側には断面台形状のバネ収
容孔68が形成されている。
また、基板20の案内溝18側には、位置決め
用凹部69と取付孔70がそれぞれ4個づつ形成
されており、更に、セクタギヤ41の支持孔71
とピン案内孔72が円弧形に形成され、支持孔7
1の下部には駆動ピニオンギヤ14の支持孔73
が形成されている。
用凹部69と取付孔70がそれぞれ4個づつ形成
されており、更に、セクタギヤ41の支持孔71
とピン案内孔72が円弧形に形成され、支持孔7
1の下部には駆動ピニオンギヤ14の支持孔73
が形成されている。
さらに、基板20の案内溝18側には、各タン
ブラ挿通孔19の上下部にタンブラ倒れ防止用突
起84がそれぞれ突設され、この突起84のそれ
ぞれの突出端面に押ボタン復帰用バネ34の受け
が形成されている。この突起84の左右外側に
は、前記スライド付勢バネ23の嵌装凹孔83が
4カ所に設けられ、第5図に示されているように
ピン93を支持するようにバネ23が嵌装されて
おり、ピン93の頭部がスライド21に摺動自在
として当接せられ、ピン93を介してタンブラ突
出方向にスライド21を付勢している。したがつ
て、スライド21は、基板20の凹所20A内で
タンブラ24と同方向にも移動するようになつて
おり、タンブラ24によつて押動されるとタンブ
ラ24と共にその押辺方向に移動し、タンブラ2
4とスライド21の接触状態が、指の感接により
判然としないようにせられている。
ブラ挿通孔19の上下部にタンブラ倒れ防止用突
起84がそれぞれ突設され、この突起84のそれ
ぞれの突出端面に押ボタン復帰用バネ34の受け
が形成されている。この突起84の左右外側に
は、前記スライド付勢バネ23の嵌装凹孔83が
4カ所に設けられ、第5図に示されているように
ピン93を支持するようにバネ23が嵌装されて
おり、ピン93の頭部がスライド21に摺動自在
として当接せられ、ピン93を介してタンブラ突
出方向にスライド21を付勢している。したがつ
て、スライド21は、基板20の凹所20A内で
タンブラ24と同方向にも移動するようになつて
おり、タンブラ24によつて押動されるとタンブ
ラ24と共にその押辺方向に移動し、タンブラ2
4とスライド21の接触状態が、指の感接により
判然としないようにせられている。
第11図において、裏板38は基板20の嵌合
凹部67に嵌込まれる平板形状で、取付け孔70
と対応して皿頭座ぐり部を有する取付け孔74が
形成され、図外の皿頭ビスで基板20に取付け可
能とされ、更に、タンブラ挿通孔19と対応して
バネ受け75が形成され、このバネ受け75とバ
ネ収容孔68に円錐コイル形で示すバネ28が第
3図の如く収容されている。
凹部67に嵌込まれる平板形状で、取付け孔70
と対応して皿頭座ぐり部を有する取付け孔74が
形成され、図外の皿頭ビスで基板20に取付け可
能とされ、更に、タンブラ挿通孔19と対応して
バネ受け75が形成され、このバネ受け75とバ
ネ収容孔68に円錐コイル形で示すバネ28が第
3図の如く収容されている。
なお、第11図において、76はセクタギヤ支
持孔71に外嵌される孔である。
持孔71に外嵌される孔である。
第12図において、スライド21は平板を打抜
いて形成されたもので、凹凸部23が形成されて
いるとともに上部両側にはバネ支え突起78が形
成され、上部中央にはクリヤ作動体17の逃がし
部77が形成されている。
いて形成されたもので、凹凸部23が形成されて
いるとともに上部両側にはバネ支え突起78が形
成され、上部中央にはクリヤ作動体17の逃がし
部77が形成されている。
第13図において、タンブラ支持台22は基台
20との間にスライド21を挟み込むものであ
り、基台20の位置決め凹部69と対応してノツ
プピン79を一面に有するとともに取付け孔80
を有し、基板20に図外ビスで取付けられる。
20との間にスライド21を挟み込むものであ
り、基台20の位置決め凹部69と対応してノツ
プピン79を一面に有するとともに取付け孔80
を有し、基板20に図外ビスで取付けられる。
更に、タンブラ支持台22にはタンブラ倒れ防
止用突起84の挿通孔81が形成されているとと
もに、ノツプピン側にはクリヤ作動体17の案内
溝82が設けられている。
止用突起84の挿通孔81が形成されているとと
もに、ノツプピン側にはクリヤ作動体17の案内
溝82が設けられている。
クリヤ作動体17は、第14図に示すバネホル
ダ85と、凹凸部23と同じ間隔で立設された帯
板材よりなるバネ26(第15図参照)とからな
り、バネホルダ85のダボ86がバネ26の基部
に形成された孔87に嵌合可能とされ、ここに、
バネホルダ85の両サイドにバネ26が取付け可
能とされており、バネホルダ85の下端にはクリ
ヤ用タンブラ24のカム35と対応するカム88
が形成され、案内溝18,82に嵌合されたクリ
ヤ作動体17がバネ27に抗して摺動可能にされ
る。
ダ85と、凹凸部23と同じ間隔で立設された帯
板材よりなるバネ26(第15図参照)とからな
り、バネホルダ85のダボ86がバネ26の基部
に形成された孔87に嵌合可能とされ、ここに、
バネホルダ85の両サイドにバネ26が取付け可
能とされており、バネホルダ85の下端にはクリ
ヤ用タンブラ24のカム35と対応するカム88
が形成され、案内溝18,82に嵌合されたクリ
ヤ作動体17がバネ27に抗して摺動可能にされ
る。
ロツク用及びアンロツク用のタンブラ24は第
16図に示す如く平板プレートからなり、一側に
上下2段の位置決め係合溝29が、他側に上下い
ずれかに偏在してロツク溝30が形成され、上下
端面にはバネ支持部89を有する。これによつ
て、タンブラ24を上下反転して取替えることに
より、ロツク用とアンロツク用にそれぞれ兼用可
能としている。そして、タンブラ24の張出部3
7に構成されたロツク部39には、両側に探り防
止用の切欠き凹所39Aを設けて、スライド21
の凹凸部21A,21Bとの接触を避けるように
配慮され、他人による不正開錠を防止するように
してある。
16図に示す如く平板プレートからなり、一側に
上下2段の位置決め係合溝29が、他側に上下い
ずれかに偏在してロツク溝30が形成され、上下
端面にはバネ支持部89を有する。これによつ
て、タンブラ24を上下反転して取替えることに
より、ロツク用とアンロツク用にそれぞれ兼用可
能としている。そして、タンブラ24の張出部3
7に構成されたロツク部39には、両側に探り防
止用の切欠き凹所39Aを設けて、スライド21
の凹凸部21A,21Bとの接触を避けるように
配慮され、他人による不正開錠を防止するように
してある。
なお、係合溝29の下段側上部は傾斜させて、
押込み時におけるバネ26の張出部25への当接
抵抗が小さくなるようにしてある。
押込み時におけるバネ26の張出部25への当接
抵抗が小さくなるようにしてある。
また、第17図に示す如くクリヤ用タンブラ2
4′は上下にバネ支持部90を有し、一側にカム
35を有する平板であり、該カム35がクリヤ作
動体17のカム88に押込まれることにより、ク
リヤ作動体17が摺動される。
4′は上下にバネ支持部90を有し、一側にカム
35を有する平板であり、該カム35がクリヤ作
動体17のカム88に押込まれることにより、ク
リヤ作動体17が摺動される。
第18図において、押ボタン33は一端に外周
鍔32を有する方形筒形で、内部にバネ収納孔9
1を有し、外周鍔32が押ボタンホルダケース7
の内面側より接当すべく挿通孔31にそれぞれ嵌
合されるとともに、バネ34に抗して押込まれた
とき、タンブラ支持台22のスリツト83に挿入
可能とされる。
鍔32を有する方形筒形で、内部にバネ収納孔9
1を有し、外周鍔32が押ボタンホルダケース7
の内面側より接当すべく挿通孔31にそれぞれ嵌
合されるとともに、バネ34に抗して押込まれた
とき、タンブラ支持台22のスリツト83に挿入
可能とされる。
第20図において、駆動ピニオンギヤ14は内
部に平板状のラツク駆動軸9の係合溝15を有
し、一端に角形ボス92が形成され、該ボス92
がノブホルダ59の角孔61に嵌合される。
部に平板状のラツク駆動軸9の係合溝15を有
し、一端に角形ボス92が形成され、該ボス92
がノブホルダ59の角孔61に嵌合される。
次に、作用を説明する。
室内側の操作機構3は、ロツク機構16に関係
なくラツチ駆動軸9を介してラツチ機構1を出没
自在であるが、室外側の操作機構6はラツチ機構
1を解除、即ち、ドア2を開くにはロツク機構1
6をアンロツクして操作可能とされている。
なくラツチ駆動軸9を介してラツチ機構1を出没
自在であるが、室外側の操作機構6はラツチ機構
1を解除、即ち、ドア2を開くにはロツク機構1
6をアンロツクして操作可能とされている。
即ち、操作機構6のノブ8は駆動ピニオンギヤ
14とセクタギヤ41が連動され、該ギヤ41が
ピン部42を支点に回動され、連動ピン43がス
ライド21をバネ36を抗して摺動されるのをロ
ツク機構16によつて拘束しているのであり、こ
こに施錠状態は維持され、ドア2は開くことがで
きない。
14とセクタギヤ41が連動され、該ギヤ41が
ピン部42を支点に回動され、連動ピン43がス
ライド21をバネ36を抗して摺動されるのをロ
ツク機構16によつて拘束しているのであり、こ
こに施錠状態は維持され、ドア2は開くことがで
きない。
ノブ8を無理に開錠方向にこじ開けたとしても
安全機構13が働き、ノブ8は空転するのみで、
連動ピン43は揺動されることはない。
安全機構13が働き、ノブ8は空転するのみで、
連動ピン43は揺動されることはない。
そこで、開錠するには1〜0の押ボタン33の
複数とXYZの押ボタン33の複数の組合せが予
じめタンブラ24のセツト状態においてアンロツ
クするように整合されて初めてスライド21の摺
動を可能とするのであり、従つて、居住者はその
組合せ整合番号を記憶しておき、該番号に相当す
る押ボタン33をバネ33に抗して押込み、該バ
ネ34を介してタンブラ24をバネ28に抗して
押込み、該押込まれたタンブラ24をクリヤ作動
体17のバネ26の張出部25に係合溝29が係
合されることによつて維持するのである。
複数とXYZの押ボタン33の複数の組合せが予
じめタンブラ24のセツト状態においてアンロツ
クするように整合されて初めてスライド21の摺
動を可能とするのであり、従つて、居住者はその
組合せ整合番号を記憶しておき、該番号に相当す
る押ボタン33をバネ33に抗して押込み、該バ
ネ34を介してタンブラ24をバネ28に抗して
押込み、該押込まれたタンブラ24をクリヤ作動
体17のバネ26の張出部25に係合溝29が係
合されることによつて維持するのである。
なお、過誤で記憶以外の番号を押込んだときに
は、クリヤー用タンブラ24′と対応する押ボタ
ン33(Cで表示)を押込み、クリヤ作動体17
をカム35,88の協働でクリヤ方向(第4図で
は上方)に摺動させ、タンブラ24とバネ26と
の位置を相対的に整合せしめ、バネ28を介して
タンブラ24をクリヤーすればよい。
は、クリヤー用タンブラ24′と対応する押ボタ
ン33(Cで表示)を押込み、クリヤ作動体17
をカム35,88の協働でクリヤ方向(第4図で
は上方)に摺動させ、タンブラ24とバネ26と
の位置を相対的に整合せしめ、バネ28を介して
タンブラ24をクリヤーすればよい。
なお、記憶番号の押ボタン33を記憶通りに押
込んだのち、該押ボタン33はバネ34によつて
旧位に復帰する。
込んだのち、該押ボタン33はバネ34によつて
旧位に復帰する。
そして、ロツク機構16をアンロツクにする
と、ギヤ伝動機構40を介して連動ピン43がス
ライド21をバネ36を抗して摺動し、ここに、
ラツチ駆動軸9を介してラツチ機構1を開錠方向
に連動可能とするのである。
と、ギヤ伝動機構40を介して連動ピン43がス
ライド21をバネ36を抗して摺動し、ここに、
ラツチ駆動軸9を介してラツチ機構1を開錠方向
に連動可能とするのである。
なお、開錠された後にあつては、スライド21
はバネ36で、クリヤ作動体17はバネ27で押
込まれ、タンブラ24はバネ28によつて旧位に
戻されるとともに、スライド21の戻りにより連
動ピン43を介してセクタギヤ41を旧位に戻す
ことになる。
はバネ36で、クリヤ作動体17はバネ27で押
込まれ、タンブラ24はバネ28によつて旧位に
戻されるとともに、スライド21の戻りにより連
動ピン43を介してセクタギヤ41を旧位に戻す
ことになる。
また、操作ノブ8はラツチ駆動軸9に対してラ
ツチ機構1を施錠する方向にはロツク機構16に
係りなく連動可能であるから、室外側より施錠す
ることは自由にできる。
ツチ機構1を施錠する方向にはロツク機構16に
係りなく連動可能であるから、室外側より施錠す
ることは自由にできる。
ところで、スライド21は、バネ23によつて
付勢されかつ支持されているので、タンブラ24
の一部が接触している場合、タンブラ24と共に
基板20側に移動し、操作する者の指に与える感
触は、タンブラ24が接触していないものと同等
になる。したがつて、タンブラ24の位置に関係
なく、押ボタン33の操作によつて得られる感触
に差異がないためタンブラ24の組合せ整合を探
ることができない。
付勢されかつ支持されているので、タンブラ24
の一部が接触している場合、タンブラ24と共に
基板20側に移動し、操作する者の指に与える感
触は、タンブラ24が接触していないものと同等
になる。したがつて、タンブラ24の位置に関係
なく、押ボタン33の操作によつて得られる感触
に差異がないためタンブラ24の組合せ整合を探
ることができない。
さらに、タンブラ24にはそのロツク部39に
切欠き凹所39Aを設けて、スライド21との接
触を避けてあるため、スライド21のタンブラ2
4との共働作用と相俟つて、不正に開錠しようと
する者の探りができないようになつている。
切欠き凹所39Aを設けて、スライド21との接
触を避けてあるため、スライド21のタンブラ2
4との共働作用と相俟つて、不正に開錠しようと
する者の探りができないようになつている。
(考案の効果)
本考案にかかるキーレス施錠装置は、上述のよ
うな構成であるから、タンブラ24の組合せ整合
によつて、任意の番号によつてロツク機構16を
ロツク可能であり、そのさい、クリヤ作動体17
を枠構造とされたスライド21の中央に配置し、
クリヤ作動体17の両側に位置決め自由なタンブ
ラ24をを配置したことによつて、装置全体を非
常にコンパクトに設計でき、価格的にも非常に安
価であり、作動が確実で組立が容易であるうえ、
スライド21をタンブラ24の出没方向に移動で
きるようにしたので、タンブラ24とスライド2
1が接触していても同時に移動し、接触の有無に
かかわらず、押ボタン操作者の指に与える感触に
差異がなく、したがつて不正に開錠しようとする
者(盗人)に対してタンブラ24の組合せ整合状
態を察知させず、不正な開錠を完全に防止でき、
施錠の安定性の確保による信頼性の向上に寄与す
るところ極めて大である。
うな構成であるから、タンブラ24の組合せ整合
によつて、任意の番号によつてロツク機構16を
ロツク可能であり、そのさい、クリヤ作動体17
を枠構造とされたスライド21の中央に配置し、
クリヤ作動体17の両側に位置決め自由なタンブ
ラ24をを配置したことによつて、装置全体を非
常にコンパクトに設計でき、価格的にも非常に安
価であり、作動が確実で組立が容易であるうえ、
スライド21をタンブラ24の出没方向に移動で
きるようにしたので、タンブラ24とスライド2
1が接触していても同時に移動し、接触の有無に
かかわらず、押ボタン操作者の指に与える感触に
差異がなく、したがつて不正に開錠しようとする
者(盗人)に対してタンブラ24の組合せ整合状
態を察知させず、不正な開錠を完全に防止でき、
施錠の安定性の確保による信頼性の向上に寄与す
るところ極めて大である。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は全体の
組付け状態の側面図、第2図は同室外側からの外
観図、第3図は装置の断面図、第4図は内部構造
の正面図、第5図は第4図A−A矢示拡大断面図
で作動状態を示しており、第6図乃至第20図は
各構成部材、部品の分解詳細を示し、第6図は飾
蓋の正面図と一部切欠側面図、第7図は押ボタン
ホルダケースの正面図とA−A縦断側面図並びに
B−B,C−C断面図であり、第8図は室外側操
作ノブの正面図、側面図、断面図、第9図は該ノ
ブホルダの正面図、背面図、断面図、第10図は
基板の正面図、背面図、A−A縦断面図、及びB
−B,C−C,D−D断面図、第11図は裏板の
正面図、背面図、A−A,B−B断面図、第12
図はスライドの正面図と平面図、第13図はタン
ブラ支持台の正面図、背面図、側面図並びに平面
図、第14図はクリヤ作動体を構成するバネホル
ダの正面図、背面図、側面図、A−A拡大断面図
および下部(カム部)の詳細図、第15図はクリ
ヤ作動体を構成するバネの背面図、側面図と、一
部拡大図、第16図はタンブラの正面図および側
面図、第17図はクリヤ用タンブラの正面図、側
面図、平面図、第18図は押ボタンの平面図と正
面図、第19図はセクタギヤの正面図、側面図、
平面図、断面図、第20図は駆動ピニオンギヤの
正面図、左右側面図、第21図は作動板の正面
図、底面図、側面図である。 1……ラツチ機構、6……室外操作機構、16
……ロツク機構、17……クリヤ作動体、21…
…スライド、22……タンブラ支持台、23……
バネ、24……タンブラ。
組付け状態の側面図、第2図は同室外側からの外
観図、第3図は装置の断面図、第4図は内部構造
の正面図、第5図は第4図A−A矢示拡大断面図
で作動状態を示しており、第6図乃至第20図は
各構成部材、部品の分解詳細を示し、第6図は飾
蓋の正面図と一部切欠側面図、第7図は押ボタン
ホルダケースの正面図とA−A縦断側面図並びに
B−B,C−C断面図であり、第8図は室外側操
作ノブの正面図、側面図、断面図、第9図は該ノ
ブホルダの正面図、背面図、断面図、第10図は
基板の正面図、背面図、A−A縦断面図、及びB
−B,C−C,D−D断面図、第11図は裏板の
正面図、背面図、A−A,B−B断面図、第12
図はスライドの正面図と平面図、第13図はタン
ブラ支持台の正面図、背面図、側面図並びに平面
図、第14図はクリヤ作動体を構成するバネホル
ダの正面図、背面図、側面図、A−A拡大断面図
および下部(カム部)の詳細図、第15図はクリ
ヤ作動体を構成するバネの背面図、側面図と、一
部拡大図、第16図はタンブラの正面図および側
面図、第17図はクリヤ用タンブラの正面図、側
面図、平面図、第18図は押ボタンの平面図と正
面図、第19図はセクタギヤの正面図、側面図、
平面図、断面図、第20図は駆動ピニオンギヤの
正面図、左右側面図、第21図は作動板の正面
図、底面図、側面図である。 1……ラツチ機構、6……室外操作機構、16
……ロツク機構、17……クリヤ作動体、21…
…スライド、22……タンブラ支持台、23……
バネ、24……タンブラ。
Claims (1)
- ラツチ機構1と連動する室外側操作機構6によ
つてスライド可能とされた枠構造のロツク用スラ
イド21と、スライド21の中央に配されたタン
ブラのクリヤ作動体17と、スライド21とクリ
ヤ作動体17との間に配され係合・離脱可能でス
ライド21と直交方向に出没する複数のタンブラ
24とからなり、任意数のタンブラ24と組合せ
整合によつて前記操作機構6をロツクするように
したキーレス施錠装置において、前記スライド2
1のタンブラ没入方向前方側に、スライド21と
摺接するピン93を設け、該ピン93を介してタ
ンブラ突出方向へスライド21を付勢するバネ2
3を設け、更に、スライド21をタンブラ24と
同方向にも移動可能にしたことを特徴とするキー
レス施錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17695986U JPH0354281Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17695986U JPH0354281Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6383357U JPS6383357U (ja) | 1988-06-01 |
JPH0354281Y2 true JPH0354281Y2 (ja) | 1991-11-29 |
Family
ID=31117707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17695986U Expired JPH0354281Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0354281Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-18 JP JP17695986U patent/JPH0354281Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6383357U (ja) | 1988-06-01 |
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