JPH0353739Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0353739Y2 JPH0353739Y2 JP2902586U JP2902586U JPH0353739Y2 JP H0353739 Y2 JPH0353739 Y2 JP H0353739Y2 JP 2902586 U JP2902586 U JP 2902586U JP 2902586 U JP2902586 U JP 2902586U JP H0353739 Y2 JPH0353739 Y2 JP H0353739Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- type valve
- wear
- liquid
- needle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、液体の噴出又は吐出用の自動ガンに
係わる。
係わる。
[従来の技術]
本出願人による昭和61年2月26日付実用新案登
録願B「液体用自動ガン」(出願番号実願昭61−
27052号)において、自動ガン内のバルブ開閉部
における弁座として耐摩耗性合成ゴム製リング7
(第1図参照)を設けることにより、従来の高価
な超硬金属製の弁座と異なり、その交換時には、
相手となるニードル5(又はボール)と共にペア
として双方を同時に取り換える必要はなく、上記
耐摩耗性合成ゴム(以下略して耐摩ゴムと称す)
製リング7のみを交換することができるようにな
つた。
録願B「液体用自動ガン」(出願番号実願昭61−
27052号)において、自動ガン内のバルブ開閉部
における弁座として耐摩耗性合成ゴム製リング7
(第1図参照)を設けることにより、従来の高価
な超硬金属製の弁座と異なり、その交換時には、
相手となるニードル5(又はボール)と共にペア
として双方を同時に取り換える必要はなく、上記
耐摩耗性合成ゴム(以下略して耐摩ゴムと称す)
製リング7のみを交換することができるようにな
つた。
しかし、その場合にも不都合が発生した。それ
は上記耐摩ゴム製リング7を取り外す際には(第
1図参照)、先ず弁座保持具11を取り外すこと
になる。即ち袋ナツト型の取付具13を外すと、
同図上方に取付けられた操作バルブ10により下
方に向けて作動するニードル型バルブが、その対
応する弁座に当たる耐摩ゴム製リング7の弾性抵
抗によつて止まつていたものが自由となつて、従
来の構造である第4図に見られる如く、上記操作
バルブの作動する最大ストローク(Smax)まで
突出する。すると液体通路32内に圧送されてく
る液体Lは外部に流出するL′のである。これは作
業上極めて好ましくなかつた。
は上記耐摩ゴム製リング7を取り外す際には(第
1図参照)、先ず弁座保持具11を取り外すこと
になる。即ち袋ナツト型の取付具13を外すと、
同図上方に取付けられた操作バルブ10により下
方に向けて作動するニードル型バルブが、その対
応する弁座に当たる耐摩ゴム製リング7の弾性抵
抗によつて止まつていたものが自由となつて、従
来の構造である第4図に見られる如く、上記操作
バルブの作動する最大ストローク(Smax)まで
突出する。すると液体通路32内に圧送されてく
る液体Lは外部に流出するL′のである。これは作
業上極めて好ましくなかつた。
[解決しようとする問題点]
上述の如く、従来の自動ガンにおいては該自動
ガン上より弁座関係部品を取り外した際、該自動
ガン内まで圧送されてくる液体がその外部に流出
することが問題となつていたのである。
ガン上より弁座関係部品を取り外した際、該自動
ガン内まで圧送されてくる液体がその外部に流出
することが問題となつていたのである。
本考案の目的は、自動ガン上の弁座関係部品を
取り外した際、該自動ガン内に圧送されてくる液
体を自動的に閉止せしめ、外部への流出を食い止
めることにある。
取り外した際、該自動ガン内に圧送されてくる液
体を自動的に閉止せしめ、外部への流出を食い止
めることにある。
[問題点を解決するための手段]
本考案の要旨は、自動ガンボデイ1内を貫通す
る直管状液体通路2内に配設されたバルブステム
3上に同軸心上にフランジ型のバルブ4を設け、
そしてそれに対応する弁座として耐摩耗性合成ゴ
ム(以下耐摩ゴムと略す)製リング6を上記液体
通路2の下流側内面部に設け、該自動ガン上のニ
ードル型バルブに対応する弁座関係部品を取り外
した場合には、自動的に上記フランジ型バルブ4
は降下し、上記耐摩ゴム製リング6に接触即ち閉
鎖して、自動的に液体の流出を閉止せしめるもの
である(第3図参照)。
る直管状液体通路2内に配設されたバルブステム
3上に同軸心上にフランジ型のバルブ4を設け、
そしてそれに対応する弁座として耐摩耗性合成ゴ
ム(以下耐摩ゴムと略す)製リング6を上記液体
通路2の下流側内面部に設け、該自動ガン上のニ
ードル型バルブに対応する弁座関係部品を取り外
した場合には、自動的に上記フランジ型バルブ4
は降下し、上記耐摩ゴム製リング6に接触即ち閉
鎖して、自動的に液体の流出を閉止せしめるもの
である(第3図参照)。
次に図面によつて構造を説明する。第1図を参
照されたい。自動ガンボデイ1の内部には直管状
の液体通路2があけられ、その中心にはバルブス
テム3が設けられている。そのバルブステムの中
間部には、それと同軸心上に上記液体通路内径よ
り小径の、即ち吐出又は噴出する液体が通過する
のに十分なる間隙Cの与えられたフランジ型バル
ブ4が設けられ、またそれの対応する弁座である
耐摩ゴム製リング6が上記液体通路下流側内面部
に設けられている。
照されたい。自動ガンボデイ1の内部には直管状
の液体通路2があけられ、その中心にはバルブス
テム3が設けられている。そのバルブステムの中
間部には、それと同軸心上に上記液体通路内径よ
り小径の、即ち吐出又は噴出する液体が通過する
のに十分なる間隙Cの与えられたフランジ型バル
ブ4が設けられ、またそれの対応する弁座である
耐摩ゴム製リング6が上記液体通路下流側内面部
に設けられている。
そして上記バルブステム3の先端部には液体吐
出又は噴出用のニードル型バルブ5又はボール型
バルブ(以下ボール型バルブは略称す)が取り付
けられており、またそれらに対応する弁座として
耐摩ゴム製リング7が取り付けられている。
出又は噴出用のニードル型バルブ5又はボール型
バルブ(以下ボール型バルブは略称す)が取り付
けられており、またそれらに対応する弁座として
耐摩ゴム製リング7が取り付けられている。
また上記バルブステム3上に設けられたフラン
ジ型バルブ4の位置については、次のような条件
が必要となる。再び第1図及び第3図を参照され
たい。先ず、バルブステム3が上流側に引き上げ
られている時における上記フランジ型バルブ4と
弁座である耐摩ゴム製リング6との間隔Sは、同
時期におけるニードル型バルブ5とその弁座であ
る耐摩ゴム製リング7との間隔sよりも大とする
ことが必要である。これは、バルブ作動時に液体
を十分に通過させるためである。更に又、上記間
隔Sは、フランジ型バルブの設けられていない従
来のバルブステム33が耐摩ゴム製リング7及び
その保持具11を取り外した場合に突出する最大
長さ(Smax)(第4図参照)よりも当然小とす
ることが必要である。
ジ型バルブ4の位置については、次のような条件
が必要となる。再び第1図及び第3図を参照され
たい。先ず、バルブステム3が上流側に引き上げ
られている時における上記フランジ型バルブ4と
弁座である耐摩ゴム製リング6との間隔Sは、同
時期におけるニードル型バルブ5とその弁座であ
る耐摩ゴム製リング7との間隔sよりも大とする
ことが必要である。これは、バルブ作動時に液体
を十分に通過させるためである。更に又、上記間
隔Sは、フランジ型バルブの設けられていない従
来のバルブステム33が耐摩ゴム製リング7及び
その保持具11を取り外した場合に突出する最大
長さ(Smax)(第4図参照)よりも当然小とす
ることが必要である。
また上記フランジ型バルブ4の外径は、前記液
体通路2の内径より当然小であり、その間隙Cの
断面積は、上記ニードル型バルブにおける液体の
通過する間隙の断面積より大であることもニード
ル型バルブが液体流出量を調整することから必要
条件となるのである。
体通路2の内径より当然小であり、その間隙Cの
断面積は、上記ニードル型バルブにおける液体の
通過する間隙の断面積より大であることもニード
ル型バルブが液体流出量を調整することから必要
条件となるのである。
[作用]
第1図を参照されたい。自動ガンの使用時は、液
体“L”はその入口9よりガンボデイ1内に導か
れ、バルブステム3と同軸心上に設けられている
直管状の液体通路2内に入る。上記バルブステム
3上のフランジ型バルブ4と液体通路2には液体
の通過するに十分な間隙“C”があり、又該フラ
ンジ型バルブ4と耐摩ゴム製リング6との間にも
間隔Sがあり、液体はそれらの間隙を通過してそ
の下流にあるニードル型バルブ5と耐摩ゴム製リ
ング7部に至り、その開閉作動により、ノズル1
5孔を通してガン外に噴出又は吐出する。
体“L”はその入口9よりガンボデイ1内に導か
れ、バルブステム3と同軸心上に設けられている
直管状の液体通路2内に入る。上記バルブステム
3上のフランジ型バルブ4と液体通路2には液体
の通過するに十分な間隙“C”があり、又該フラ
ンジ型バルブ4と耐摩ゴム製リング6との間にも
間隔Sがあり、液体はそれらの間隙を通過してそ
の下流にあるニードル型バルブ5と耐摩ゴム製リ
ング7部に至り、その開閉作動により、ノズル1
5孔を通してガン外に噴出又は吐出する。
さて、上記耐摩ゴム製リング7を取り外す際に
は、先ずノズル取付具16を外してノズル15を
取り除き、次に袋ナツト型取付具13を取り外し
てガンボデイ1より弁座保持具11を取り外す。
するとガンボデイ1とバルブステム3とが残され
る。この際バルブステム3は更に降下し、該バル
ブステム上のフランジ型バルブ4がその対応する
弁座即ち耐摩ゴム製リング6に付き当たつて止ま
るのである(第3図参照)。すると液体通路は閉
鎖され、液体の流出は停止するのである。
は、先ずノズル取付具16を外してノズル15を
取り除き、次に袋ナツト型取付具13を取り外し
てガンボデイ1より弁座保持具11を取り外す。
するとガンボデイ1とバルブステム3とが残され
る。この際バルブステム3は更に降下し、該バル
ブステム上のフランジ型バルブ4がその対応する
弁座即ち耐摩ゴム製リング6に付き当たつて止ま
るのである(第3図参照)。すると液体通路は閉
鎖され、液体の流出は停止するのである。
[効果]
本考案の液体用自動ガンは、その弁座関係部を
取り外す場合、該自動ガンの内部まで圧送されて
くる液体を耐摩ゴム製リングとフランジ型バルブ
との閉によつて完全に流出停止せしめることがで
きるので、作業環境の向上、作業効率化の向上に
寄与することができるものである。
取り外す場合、該自動ガンの内部まで圧送されて
くる液体を耐摩ゴム製リングとフランジ型バルブ
との閉によつて完全に流出停止せしめることがで
きるので、作業環境の向上、作業効率化の向上に
寄与することができるものである。
第1図は本考案による基本構造の側断面図とそ
の作用説明図、第2図は上記基本構造のものにお
いて弁座保持具等を取り外した場合の作動図、第
3図は従来の自動ガンにおいて、弁座保持具を取
り外した場合の液体流出の状態説明図。 主要な符号の説明、1……ガンボデイ、2……
液体通路、3……バルブステム、4……フランジ
型バルブ、5……ニードル型バルブ、6,7……
耐摩耗性合成ゴム製リング、L……液体、S……
バルブステムが上流側に引き上げられている時に
おけるフランジ型バルブと耐摩耗性合成ゴム製リ
ングとの間隔、s……バルブステムが上流側に引
き上げられている時におけるニードル型バルブと
耐摩耗性合成ゴム製リングとの間隔、Smax……
バルブステムの最大突出長さ。
の作用説明図、第2図は上記基本構造のものにお
いて弁座保持具等を取り外した場合の作動図、第
3図は従来の自動ガンにおいて、弁座保持具を取
り外した場合の液体流出の状態説明図。 主要な符号の説明、1……ガンボデイ、2……
液体通路、3……バルブステム、4……フランジ
型バルブ、5……ニードル型バルブ、6,7……
耐摩耗性合成ゴム製リング、L……液体、S……
バルブステムが上流側に引き上げられている時に
おけるフランジ型バルブと耐摩耗性合成ゴム製リ
ングとの間隔、s……バルブステムが上流側に引
き上げられている時におけるニードル型バルブと
耐摩耗性合成ゴム製リングとの間隔、Smax……
バルブステムの最大突出長さ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 a 自動ガンボデイ1内を貫通する直管状液体通
路2内に、同軸心上にバルブステム3の設けら
れていることと、 b 上記バルブステム3のほぼ中間部上に上記液
体通路2内径より小径のフランジ型バルブ4の
設けられていることと、 c 上記フランジ型バルブ4に対応する弁座とし
て、耐摩耗性合成ゴム製リング6が液体通路2
の下流側内面部に設けられていることと、 d 上記第b.項記載のバルブステム3の先端部に
は、液体吐出又は噴出用としてのニードル型バ
ルブ5又はボール型バルブの設けられているこ
とと、 e 上記ニードル型バルブ5又はボール型バルブ
の対応する弁座として、耐摩耗性合成ゴム製リ
ング7の設けられていることと、 f 上記バルブステム3が上流側に引き上げられ
ている時における上記フランジ型バルブ4とそ
の弁座である耐摩耗性合成ゴム製リング6との
間隔Sは、同時期における上記ニードル型バル
ブ5又はボール型バルブとその弁座である耐摩
耗性合成ゴム製リング7との間隔sよりも大と
なる構造であることを特徴とする液体用自動ガ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2902586U JPH0353739Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2902586U JPH0353739Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62140973U JPS62140973U (ja) | 1987-09-05 |
JPH0353739Y2 true JPH0353739Y2 (ja) | 1991-11-25 |
Family
ID=30832533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2902586U Expired JPH0353739Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0353739Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8939330B2 (en) * | 2013-03-13 | 2015-01-27 | Graco Minnesota Inc. | Removable module service seat |
JP7318433B2 (ja) * | 2019-09-06 | 2023-08-01 | トヨタ紡織株式会社 | 液体塗布モジュール |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP2902586U patent/JPH0353739Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62140973U (ja) | 1987-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE2607873C2 (ja) | ||
US6000632A (en) | Pop-up sprinkler head with maintenance features | |
JP5037897B2 (ja) | ノズル | |
EP2134475B1 (de) | Vorrichtung zum aufsprühen von pigmentierten flüssigkeiten | |
US3511442A (en) | Sumpless fuel injection nozzle | |
KR20160115059A (ko) | 다양한 시트 표면 세척수단을 갖는 시트 탈,부착형 볼 밸브장치 | |
US4538791A (en) | Valve mechanism for a livestock watering bowl | |
CN109070118A (zh) | 扳机喷雾器 | |
JPH03502541A (ja) | 発泡体吐出ガン | |
EP2860438B1 (en) | Float type drain trap | |
JPH0353739Y2 (ja) | ||
US4562967A (en) | Multi-nozzle head | |
US5673858A (en) | Fluid jet nozzle apparatus | |
KR900000124A (ko) | 유체 분사식 절단 시스템용 노즐 조립체 | |
JP4932213B2 (ja) | フロート式ドレントラップ | |
KR102338797B1 (ko) | 액체 분사 장치 | |
JP2717757B2 (ja) | 開閉ピストンバルブ内蔵型のデスケーリングノズル | |
US8757190B2 (en) | Nozzle design on mixproof valves | |
JP3065866B2 (ja) | 流体噴射ノズル弁 | |
JP5014764B2 (ja) | フロート式ドレントラップ | |
US2633386A (en) | Combination nozzle, check valve, and strainer | |
KR20050019697A (ko) | 세정용 스프레이 헤드 | |
KR200334527Y1 (ko) | 세정용 스프레이 헤드 | |
CN216257478U (zh) | 牙科喷砂机砂瓶砂路水路清洗结构 | |
JPH0222053Y2 (ja) |